JP6947615B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6947615B2
JP6947615B2 JP2017230851A JP2017230851A JP6947615B2 JP 6947615 B2 JP6947615 B2 JP 6947615B2 JP 2017230851 A JP2017230851 A JP 2017230851A JP 2017230851 A JP2017230851 A JP 2017230851A JP 6947615 B2 JP6947615 B2 JP 6947615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
leader
line
substrate
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017230851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019101669A (ja
Inventor
神野 優志
優志 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2017230851A priority Critical patent/JP6947615B2/ja
Publication of JP2019101669A publication Critical patent/JP2019101669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6947615B2 publication Critical patent/JP6947615B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、静電容量検出型のタッチパネルを用いた表示装置に関するものである。
従来のタッチパネルを備えた液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)の一例を図7(a),(b)に示す。図7(a)は、タッチパネルTP付きのLCDの側断面図である。このLCDは、タッチパネルTPと液晶表示パネルLCとを一体的に作製して構成される。液晶表示パネルLCは、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)を含む画素部4が多数形成されたガラス基板等から成るアレイ側基板1と、カラーフィルタ及びブラックマトリクスが形成されたガラス基板等から成るカラーフィルタ側基板6とを互いに対向させて、それらの基板を所定の間隔でもって貼り合わせ、それらの基板間に液晶5を充填、封入させることによって作製される。一般的に、カラーフィルタ側基板6は、TFT2及び画素電極3から成る画素部4に対向する側の面、即ち液晶5側の面の全面に、画素電極3との間で液晶5に印加する垂直電界を形成するための共通電極9が形成されている。この共通電極9は、IPS(In-Plane Switching)方式のLCDの場
合、アレイ側基板1の画素部4に画素電極3と同じ面内に形成されることによって横電界を生じさせるものとなる。また共通電極9は、FFS(Fringe Field Switching)方式のLCDの場合、アレイ側基板1の画素部4に画素電極3の上方または下方に絶縁層を挟んで形成されることによって端部電界(フリンジ電界)を生じさせるものとなる。また、カラーフィルタ側基板6の液晶5側の面には、各画素部4に対応する赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタ7が形成されており、各画素部4を通過する光が相互に干渉することを防ぐブラックマトリクスがカラーフィルタ7の外周を囲むように形成されている。なお、カラーフィルタ7を覆ってオーバーコート層8が形成されており、オーバーコート層8上に共通電極9が形成されている。
また、アレイ側基板1の液晶5側の面の縁部全周と、カラーフィルタ側基板6の液晶5側の面の縁部全周とが、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、合成ゴム等から成る封止部材10によって接着、封止されている。さらに、アレイ側基板1の液晶5側の面における封止部材10から外部に突出した部位には、ゲート信号線駆動回路、画像信号線駆動回路としての、IC,LSI等から成る駆動回路素子11がCOG(Chip On Glass)方式等の
実装方法により搭載されており、さらに駆動回路素子11に外部から駆動信号、制御信号を入出力するフレキシブル印刷回路基板(Flexible Printed Circuits:FPC)14
が、上記の突出した部位の端部に設置されている。駆動素子11は、低温ポリシリコン(Low-temperature Poly Silicon:LTPS)等の半導体膜を有する薄膜半導体回路から成る場合もある。なお、符号の12はLCDのゲート信号線、画像信号線と駆動回路素子11を接続等するための引出線、13は駆動回路素子11とFPC14の回路配線とを電気的に接続するための端子電極である。
また、図7(b)は、アクティブマトリクス型及びIPS型のLCDの基本構成を示すブロック回路図である。例えば、LCDのアレイ側基板1は、その上の第1の方向(例えば、行方向)に形成された複数本のゲート信号線42(GL1,GL2,GL3〜GLm)と、第1の方向と交差する第2の方向(例えば、列方向)にゲート信号線42と交差させて形成された複数本の画像信号線43(SL1,SL2,SL3〜SLn)と、ゲート信号線42と画像信号線43の交差部に対応して配置された、TFT2、画素電極3(PE11,PE12,PE13〜PEmn)及びその画素電極3との間で液晶に印加する横電界を形成するための共通電極を含む画素部4(P11,P12,P13〜Pmn)と、共通電極に共通電圧(Vcom)を供給する共通電圧線44と、を有する。また、符号の11aはゲート信号線42の入力端側に配置されたゲート信号線駆動回路、11bは画像信号線の入力端側に配置された画像信号(ソース信号)線駆動回路、50は多数の画素部4を含む表示部である。
また、タッチパネルTPは、図7(a)に示すように、薄型化するために、検出電極31が液晶表示パネルLCを構成するカラーフィルタ側基板6の表面(視認者側の面であって、図7(a)では上面)に直接的に形成されている。検出電極31は、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)等の透明電極から成る。検出電極31上に保護基板としてのガラス基板等から成る基板32が設けられている。また、検出電極31と外部の検出手段等との間で検出信号等の入出力を行うためのFPC26が、アレイ側基板1の上面(液晶5側の面)の端部に設置されている。なお、符号の24は検出電極31と端子電極25を接続するための引出線、25は引出線24とFPC26の配線とを電気的に接続するための端子電極である。
図8は、図7(a)に示した静電容量型のタッチパネルTPの検出電極31等を示す平面図である。検出電極31は、カラーフィルタ側基板6上のX方向(例えば、行方向)に伸びるように形成され、駆動信号パルスが入力されるX検出電極線(駆動線、ドライブ線等とも称する)31Xと、Y方向(例えば、列方向)に伸びるように形成され、検出信号を受信するY検出電極線(検出線、センサ線等とも称する)31Yと、X検出電極線31XとY検出電極線31Yが短絡することを防ぐとともにY検出電極線31Yの電極部同士を接続するためのブリッジ電極31bと、を有している。従って、X検出電極線31X及びY検出電極線31Yは同じ絶縁層上に形成され、ブリッジ電極31bはその絶縁層の上方または下方に他の絶縁層を介して形成された複数層構成となる。なお、X検出電極線31XとY検出電極線31Yとの各交差部を中心とした部位が、検出ポイントd11,d12,d13,d21,d22,d23,d31,d32,d33となる。
そして、タッチパネルの駆動時には、検出ポイントd11〜d33のうち、被検出体としての人の指等の静電的な導電体が外部から近接したものにおいては、X検出電極線31XとY検出電極線31Yが外部の導電体を介して容量結合することとなる。その結果、X検出電極線31XとY検出電極線31Yとの間の静電容量が1pF〜数pF(ピコファラッド)程度変化し、その影響を受けて検出信号の時定数等が変化する。従って、検出信号が変化した検出ポイントd11〜d33を特定することにより、被検出体が近接したタッチパネル上の位置(座標)を検出することができる。
また、カラーフィルタ側基板6上の端部には、FPC26の配線に接続される端子電極25が配置されており、FPC26のタッチパネルTPと反対側の端部には、回路基板37が接続されている。回路基板37は、FPC26の配線を介して端子電極25と電気的に接続される端子電極36を有している。回路基板37上には、IC,LSI等から成る駆動制御部38が設けられており、駆動制御部38は、例えば、X検出電極線31Xに駆動信号を走査しながら出力する走査制御部38aと、Y検出電極線31Yら出力された検
出信号を受信し指等の被検出体を検出する検出部38bと、を有している。
特開2011−192124号公報
図8に示す上記従来のタッチパネルTPは、X検出電極線31X及びY検出電極線31Yは同じ絶縁層上に形成され、ブリッジ電極31bはその絶縁層の上方または下方に他の絶縁層を介して形成された複数層構成であること、X検出電極線31X及びY検出電極線31Yの形状とブリッジ電極31bの形状が大きく異なることから、製造コストが増大しやすいという問題点があった。また、X検出電極線31X及びY検出電極線31YをITO(シート抵抗8Ω/sq程度、比抵抗1.3×10-4Ω・cm程度)等の導電性が金属よりも劣る透明電極で形成し、細いブリッジ電極31bを導電性の良好なAl,Ti等の金属で形成すると、Y検出電極線31Yの電極部とブリッジ電極31bとの接続部で電荷の移動が円滑に行われず、Y検出電極線31Yの電極部に電荷が蓄積し、タッチパネルTPの起動時、電源切断時等に静電気放電(Electro-Static Discharge:ESD)による
接続部の破損、切断等が生じる場合があるという問題点があった。
そこで、図9に示すようなブリッジ電極を用いない単一層構造のタッチパネルTPaとすることが考えられる。このタッチパネルTPaは、一つの絶縁層上に一つの検出ポイントにおいて第1電極61Yと第2電極61Xが容量結合可能に対を成して配置されており、第1電極61Yに第1引出線24aが接続され、第2電極61Xに第2引出線24bが接続されている構成である。しかしながら、検出ポイント数が多くなるほど第1引出線24aの本数及び第2引出線24bの本数が多くなるという問題点があった。図9の構成の場合、検出ポイントd11,d12,d13,d21,d22,d23,d31,d32,d33の数が9個であれば、第1引出線24aの本数はY11,Y12,Y13,Y21,Y22,Y23,Y31,Y32,Y33の9本、第2引出線24bの本数はX11,X12,X13,X21,X22,X23,X31,X32,X33の9本であり、合計18本となる。図8の複数層構造のタッチパネルTPの6本と比較すると、引出線の本数がきわめて多くなる。引出線の本数が多くなると、端子電極25の数、FPC26の配線の本数、端子電極36の数もきわめて多くなることから、FPC26及び回路基板37が大型化するという問題点もあった。
また、他の従来例として、カバーガラスの入力操作面側の第1面側、および第1面とは反対側の第2面側のうちのいずれか一方において、入力領域内の透光性の入力位置検出用電極、および入力領域より外側の周辺領域で延在する透光性の周辺配線を構成する透光性導電膜と、カバーガラスの第2面側において周辺領域に形成された遮光性印刷層と、遮光性印刷層上に形成され、周辺配線に電気的に接続する実装用導電膜と、カバーガラスの第2面側で実装用導電膜に電気的に接続されたフレキシブル配線基板と、を有しているタッチパネルであって、入力位置検出用電極および周辺配線は、カバーガラスの第1面側に形成され、実装用導電膜と配線とは、カバーガラスの側端面を経由して電気的に接続されているタッチパネルが提案されている(特許文献1を参照)。この特許文献1には、図9に示すタッチパネルTPaが有する上記の問題点を解決する構成については何等開示されていない。
本発明は、上記の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、ESDによる電極部の接続線(ブリッジ線、中継線)の破損、切断等が発生せず、配線構造を簡略化することによってFPC等の回路基板を小型化あるいは削減でき、また低コストに製造し得る
タッチパネルを備えた表示装置とすることである。
本発明の表示装置は、複数の検出ポイントが設けられた第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面と、端面と、を有する基板と、前記基板の前記第1主面の側において同層に形成された、第1電極及び第2電極と、前記第1電極に接続された第1引出線と、前記第2電極に接続された第2引出線と、を備えており、一つの前記検出ポイントにおいて、前記第1電極と前記第2電極が容量結合可能に対を成して配置されており、複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線を有するタッチパネルであって、複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線は、前記基板の端面にある端面配線を経由して前記基板の第2主面の側に引き出されており、前記基板の第2主面の側において、複数本の前記第1引出線が、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられており、前記端面配線は、前記端面に形成された溝に位置する導体層であるタッチパネルと、表示パネルと、を含む表示装置であって、前記表示パネルは、一方主面に、スイッチ素子及び前記スイッチ素子に接続された画素電極を含む画素部と、前記スイッチ素子から引き出された第3引出線と、を有する画素部用基板と、前記画素部用基板の一方主面に前記第2主面が対向配置された前記基板と、を備えており、前記画素部用基板の一方主面の端部にフレキシブル配線基板が配置されており、前記第2引出線と前記幹線と前記第3引出線が前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されており、複数本の前記第1引出線が前記幹線に束ねられている束ね部が、前記画素部用基板の前記一方主面に設けられている構成である。
本発明の表示装置は、前記タッチパネルは、好ましくは、前記検出ポイント、前記第2電極の一部を囲む形状の前記第1電極と前記第2電極とによって容量結合している。
また本発明の表示装置は、前記タッチパネルは、好ましくは、複数の前記検出ポイント、行列状に配列されており、一つの列において、その列に属する全ての前記第1電極にそれぞれ接続されている前記第1引出線が、一本の幹線に束ねられている。
また本発明の表示装置は、前記タッチパネルは、好ましくは、前記基板の第2主面の側にフレキシブル配線基板が配置されており、前記第2引出線と前記幹線は、前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されている。
本発明の表示装置は、好ましくは、前記第2引出線及び前記幹線のうちのいずれか一方が、前記第3引出線を経由して前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されている。
本発明の表示装置は、複数の検出ポイントが設けられた第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面と、端面と、を有する基板と、前記基板の前記第1主面の側において同層に形成された、第1電極及び第2電極と、前記第1電極に接続された第1引出線と、前記第2電極に接続された第2引出線と、を備えており、一つの前記検出ポイントにおいて、前記第1電極と前記第2電極が容量結合可能に対を成して配置されており、複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線を有するタッチパネルであって、複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線は、前記基板の端面ある端面配線を経由して前記基板の第2主面の側に引き出されており、前記基板の第2主面の側において、複数本の前記第1引出線が、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられており、前記端面配線は、前記端面に形成された溝に位置する導体層であるタッチパネルを備えることから、以下の効果を奏する。
一つの検出ポイントにおいて第1電極と第2電極が容量結合可能に対を成して配置され
た単一層構造のタッチパネルであることから、電極部同士を接続する接続線がなく、ESDによる接続線の破損、切断等が発生しない。また、基板の第2主面の側において、複数本の第1引出線が、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられていることから、タッチパネルに設置される外部接続用のFPC等の回路基板を小型化あるいは削減することができる。タッチパネルのFPCを削減する場合、表示装置に設置されるFPCにタッチパネルの配線を電気的に接続すれば良い。また、単一層構造のタッチパネルであることから、電極部同士を接続する接続線がなく、電極構造が簡略化されるとともに絶縁層の積層数を削減できることから、低コストに製造し得る。また、基板の第2主面の側において複数本の第1引出線がそれらの本数未満の本数の幹線に束ねられていることから、束ねた部位が操作者から視認されにくくなり、美観が損なわれることを抑えることができる。端面配線を溝において厚く形成することができ、複数本の第1引出線と複数本の第2引出線の各抵抗、または幹線と複数本の第2引出線の各抵抗が小さくなる。
本発明の表示装置は、前記タッチパネルは、複数の前記検出ポイント、行列状に配列されており、一つの列において、その列に属する全ての前記第1電極にそれぞれ接続されている前記第1引出線が、一本の幹線に束ねられている場合、複数本の第1引出線に駆動信号パルスを一括的に入力して活性化(アクティブ化)させたとしても、複数本の第2引出線のそれぞれから検出信号を得ることができる。即ち、一つの列について複数本の第1引出線を束ねたとしても、複数の検出ポイントのそれぞれにおいて検出が可能となる。
また本発明の表示装置は、前記タッチパネルは、前記基板の第2主面の側にフレキシブル配線基板が配置されており、前記第2引出線と前記幹線は、前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されている場合、フレキシブル配線基板が表示装置等の他の部材用であったとしても、タッチパネル用をも兼ねることができる。従って、従来基板に設置していたタッチパネル用のFPCを削減することができる。
本発明の表示装置は、上記構成のタッチパネルと、表示パネルと、含む表示装置であって、前記表示パネルは、一方主面に、スイッチ素子及び前記スイッチ素子に接続された画素電極を含む画素部と、前記スイッチ素子から引き出された第3引出線と、を有する画素部用基板と、前記画素部用基板の一方主面に前記第2主面が対向配置された前記基板と、を備えており、前記画素部用基板の一方主面の端部にフレキシブル配線基板が配置されており、前記第2引出線と前記幹線と前記第3引出線が前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されており、複数本の前記第1引出線が前記幹線に束ねられている束ね部が、前記画素部用基板の前記一方主面に設けられている構成であることから、以下の効果を奏する。
ESDによる接続線の破損、切断等が発生せず、低コストに製造し得るタッチパネルを備えていることから、長寿命で低コストに製造し得る表示装置となる。また、第2引出線と幹線と第3引出線がフレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されていることから、従来タッチパネルの基板に設置されていたFPCを削減することができる。束ね部は複数層の絶縁層を積層した複数層積層構造となるが、画素部用基板の画素部側の一方主面は、元々複数層の絶縁層を積層した複数層積層構造を有していることから、束ね部を設けることが容易であるとともに、表示装置の構成が簡易化される。
本発明の表示装置は、前記第2引出線及び前記幹線のうちのいずれか一方が、前記第3引出線を経由して前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されている場合、表示装置とタッチパネルを連動して駆動することができる。
図1(a),(b)は、本発明の表示装置のタッチパネルについて実施の形態の1例を示す図であり、(a)はタッチパネル付液晶表示装置の断面図、(b)はタッチパネルの検出電極等を示す平面図である。 図2(a),(b),(c),(d)は、それぞれ本発明の表示装置のタッチパネルについて実施の形態の他例を示す図であり、束ねられた複数本の第1引出線の配線構造を等価回路的に描いた回路図である。 図3(a),(b),(c),(d)は、それぞれ本発明の表示装置のタッチパネルについて実施の形態の他例を示す図であり、束ねられた複数本の第1引出線の配線構造を等価回路的に描いた回路図である。 図4は、本発明の表示装置としての液晶表示装置について実施の形態の1例を示す図であり、液晶表示装置のブロック回路図である。 図5(a),(b)は、図4の液晶表示装置におけるメモリー機能を有する画素内回路を含む画素部を示す図であり、(a)は画素部のブロック回路図、(b)は画素部の詳細な回路図である。 図6(a),(b)は、図5に示す画素部における画素電極制御回路を示す図であり、(a)は画素電極制御回路の回路図、(b)は共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)を2値入力とする画素電極制御回路の出力(Y)を記載した真理値表である。 図7(a),(b)は、従来のタッチパネル付液晶表示装置を示す図であり、(a)はタッチパネル付液晶表示装置の断面図、(b)は液晶表示装置のブロック回路図である。 図8は、従来のタッチパネルの検出電極等を示す平面図である。 図9は、従来のタッチパネルの検出電極等を示す平面図である。
以下、本発明の表示装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、本発明の表示装置の実施の形態における構成部材のうち、本発明の表示装置を説明するための主要部を示している。従って、本発明に係る表示装置は、図に示されていない回路基板、配線導体、制御IC,LSI等の周知の構成部材を備えていてもよい。また、本発明の表示装置を示す図1〜図6において、従来例を示す図7〜図9と同じ部材、部位には同じ符号を付しており、それらの詳細な説明は省く。本発明の表示装置としては、LCD、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、無機EL表示装
置、PDP(Plasma Display)などがあるが、以下の実施の形態においては、表示装置
がLCDである場合について説明する。
図1は、本発明の表示装置について実施の形態の1例を示すものである。図1に示すように、本発明の表示装置は、タッチパネルTP1は、ガラス基板等から成り、複数の検出ポイントd11〜d33が設けられた第1主面6aと、第1主面6aに対向する第2主面6bと、端面6tと、を有する基板6と、基板6の第1主面6aの側において同層に形成された、第1電極61Y及び第2電極61Xと、第1電極61Yに接続された第1引出線24aと、第2電極61Xに接続された第2引出線24bと、を備えており、一つの検出ポイント(例えば、検出ポイントd11)において、第1電極61Yと第2電極61Xが容量結合可能に対を成して配置されており、複数本の第1引出線24aと複数本の第2引出線24bを有するタッチパネルTP1であって、複数本の第1引出線24aと複数本の第2引出線24bは、基板6の端面6tを経由して基板6の第2主面6bの側に引き出されており、基板6の第2主面6bの側において、複数本の第1引出線24aが、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられている構成である。この構成により、以下の効果を奏する。
一つの検出ポイントにおいて第1電極61Yと第2電極61Xが容量結合可能に対を成して配置された単一層構造のタッチパネルTP1であることから、電極部同士を接続する
接続線がなく、ESDによる接続線の破損、切断等が発生しない。また、基板6の第2主面6bの側において、複数本の第1引出線24aが、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられていることから、タッチパネルTP1に設置される外部接続用のFPC等の回路基板を小型化あるいは削減することができる。タッチパネルのFPCを削減する場合、表示装置に設置されるFPC14にタッチパネルTP1の配線を電気的に接続すれば良い。また、単一層構造のタッチパネルTP1であることから、電極部同士を接続する接続線がなく、電極構造が簡略化されるとともに絶縁層の積層数を削減できることから、低コストに製造し得る。また、基板6の第2主面6bの側において複数本の第1引出線24aがそれらの本数未満の本数の幹線に束ねられていることから、束ねた部位が操作者から視認されにくくなり、美観が損なわれることを抑えることができる。
単一層構造のタッチパネルTP1は、窒化珪素(SiNx),酸化珪素(SiO2)等から成る一層の絶縁層上に、検出電極61を構成する第1電極61Yと第2電極61Xが形成されており、第1電極61Yまたは第2電極61Xの電極部同士を接続する接続線(ブリッジ線、中継線等とも称する)がない構成である。一般に、接続線は、第1電極61Y及び第2電極61Xの上方または下方に、他の絶縁層を介して形成されることから、本発明の表示装置のタッチパネルにおいては絶縁層の積層数を削減することができる。
第1電極61Y及び第2電極61Xは、ITO等の透明電極から成り、第1電極61Yに接続された第1引出線24aと第2電極61Xに接続された第2引出線24bも、ITO等の透明電極から構成し得る。この場合、第1電極61Y及び第2電極61Xの導電性と、第1引出線24a及び第2引出線24bの導電性とが、同じとなり、ESDの発生をきわめて効果的に抑えることができる。第1電極61Y、第2電極61X、第1引出線24a及び第2引出線24bは、ITOの他に、インジウム亜鉛酸化物(IZO),酸化珪素を添加したインジウム錫酸化物(ITSO),酸化亜鉛(ZnO)等の酸化物から成る透明導電性材料、またはリン,ボロンを含むシリコン(Si)等の導電性材料であって透光性を有する材料をから形成されていてもよい。また第1電極61Y、第2電極61X、第1引出線24a及び第2引出線24bは、メッキ法、蒸着法、スパッタリング法、CVD法等によって形成され得る。
第1電極61Yと第2電極61Xは、容量結合可能に対を成して配置されているが、第1電極61Yと第2電極61Xとの間隔を10μm〜200μm程度とすることによって、それらを容量結合可能に対を成して配置することができる。
複数本の第1引出線24aと複数本の第2引出線24bは、基板6の端面6tに配置された端面配線65を経由して、基板6の第2主面6bの側に引き出されている。端面配線65は、基板6の端面6tの所定部位に、銀粒子等の導電性粒子を含む導体ペーストを塗布し焼成して導体層を作製する厚膜形成法等によって形成される。このとき基板6の端面6tの所定部位に溝を形成し、次にその溝に導体ペーストを塗布し焼成して導体層を作製する厚膜形成法等によって形成される。また端面配線65は、メッキ法、蒸着法、スパッタリング法、CVD法等によっても形成され得る。また端面配線65は、銅(Cu),アルミニウム(Al),銀(Ag),モリブデン(Mo)等の金属材料、ITO等の透明電極から構成でされていてもよい。さらに端面配線65は、その幅が10μm〜300μm程度である。
本発明の表示装置は、タッチパネルTP1は、図1(b)、図2(a)に示すように、複数の検出ポイントd11〜d33は、行列状に配列されており、一つの列(例えば、d11,d12,d13から成る列)において、その列に属する全ての第1電極61Yに接続されている第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)が、一本の幹線66m1(図2(a)に示す)に束ねられていることが好ましい。この場合、複数本の第1引出線24
a(Y11,Y12,Y13)に駆動信号パルスを同時一括的に入力して活性化(アクティブ化)させたとしても、複数本の第2引出線24b(X11,X12,X13)のそれぞれから検出信号を得ることができる。即ち、一つの列(d11,d12,d13)について複数本の第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を束ねたとしても、複数の検出ポイントd11,d12,d13のそれぞれにおいて検出が可能となる。
なお、図2(a)に示す、第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)が一本の幹線66m1に束ねられている束ね部は、例えば以下の構成を有する。第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を第1絶縁層上に配置し、第1絶縁層の上方または下方に積層された第2絶縁層上に幹線66m1を配置し、第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を幹線66m1にスルーホール等の導電接続部を介して接続する構成である。このように、束ね部は複数層の絶縁層を積層した複数層積層構造となるが、束ね部をアレイ側基板1の画素部4が形成されている画素部側の主面に設ける。アレイ側基板1の画素部側の主面は、元々複数層の絶縁層を積層した複数層積層構造を有していることから、束ね部を設けることが容易であるからである。この観点から、タッチパネルの検出電極61をアレイ側基板1の画素部側の主面と反対側の主面に配置することが好ましい。
図2(a)〜(d)、図3(a)〜(d)は、それぞれ第2主面6b側にある図1(b)のA部(束ね部)を透視した透視図であって束ねられた複数本の第1引出線24aの配線構造を等価回路的に描いた回路図である。図2(a)は、一つの列(d11,d12,d13)について複数本の第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を一本の幹線66m1に束ねた構成であるが、列(d21,d22,d23)について複数本の第1引出線24a(Y21,Y22,Y23)を束ねてもよく、または列(d31,d32,d33)について複数本の第1引出線24a(Y31,Y32,Y33)を束ねてもよい。
図2(b)は、一つの列(d11,d12,d13)について複数本の第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を一本の幹線66m1に束ね、もう一つの列(d21,d22,d23)について複数本の第1引出線24a(Y21,Y22,Y23)を一本の幹線66m2に束ねた構成である。即ち、2つの列について複数本の第1引出線24aを構成であり、列(d11,d12,d13)と列(d31,d32,d33)について同様の構成としてもよく、列(d21,d22,d23)と列(d31,d32,d33)について同様の構成としてもよい。
図2(c)は、一つの列(d11,d12,d13)について複数本の第1引出線24a(Y11,Y12,Y13)を一本の幹線66m1に束ね、他の列(d21,d22,d23)について複数本の第1引出線24a(Y21,Y22,Y23)を一本の幹線66m2に束ね、さらに他の列(d31,d32,d33)について複数本の第1引出線24a(Y31,Y32,Y33)を一本の幹線66m3に束ねた構成である。即ち、3つの列全てについて複数本の第1引出線24aを構成である。
図2(d)は、三つの列(d11,d12,d13),(d21,d22,d23),(d31,d32,d33)について、複数本の第1引出線24a(Y11,Y12,Y13,Y21,Y22,Y23,Y31,Y32,Y33)を一本の幹線66m4に束ねた構成である。図2(a)から図2(d)に移行するに伴って、配線数が減少する。そして、基板6の第2主面6bの側にFPCが配置されており、第2引出線24bと幹線66m1〜66m4は、FPCの配線に電気的に接続されていることが良い。このFPCは基板6の第2主面6bの端部に設置されていてもよい。この場合、配線数が減少することから、FPCが小型化される。また、FPCはアレイ側基板1に設けられた液晶表示パネルLC用のFPC14であってもよく、FPC14はタッチパネルTP1用をも兼ねることができる。この場合、第2引出線24bと幹線66m1〜66m4は、液晶表示パネルL
Cのシール部材10の外側側面に配置された移行配線(トランスファ配線)を経由して、電気的にFPC14の配線に接続される。トランスファ配線は、銀粒子等の導電性粒子を含む導体ペーストを塗布し焼成して導体層を作製する厚膜形成法等によって形成される。従って、従来、基板6に設置していたタッチパネルTP1用のFPCを削減することもできる。なお、図2(a)〜(c)に示すように、束ねられていない第1引出線24aがある場合、それらもFPC14の配線に電気的に接続されていることがよい。
図3(a)は、図2(c)の構成において、列(d11,d12,d13)と列(d21,d22,d23)の2つの列について、さらに第2引出線24b(X11,X21)を幹線66m5に束ねた構成である。同様にして、第2引出線24b(X11,X31)を束ねてもよく、第2引出線24b(X21,X31)を束ねてもよい。
図3(b)は、図2(c)の構成において、列(d11,d12,d13)と列(d21,d22,d23)と列(d31,d32,d33)の3つの列全てについて、さらに第2引出線24b(X11,X21,X31)を幹線66m5に束ねた構成である。同様にして、第2引出線24b(X12,X22,X32)を束ねてもよく、第2引出線24b(X13,X23,X33)を束ねてもよい。
図3(c)は、図2(c)の構成において、列(d11,d12,d13)と列(d21,d22,d23)と列(d31,d32,d33)の3つの列全てについて、さらに第2引出線24b(X11,X21,X31)を幹線66m5に束ね、第2引出線24b(X12,X22,X32)を幹線66m6に束ねた構成である。同様にして、第2引出線24b(X11,X21,X31)を束ね、第2引出線24b(X13,X23,X33)を束ねてもよい。また、第2引出線24b(X12,X22,X32)を束ね、第2引出線24b(X13,X23,X33)を束ねてもよい。
図3(d)は、図2(c)の構成において、列(d11,d12,d13)と列(d21,d22,d23)と列(d31,d32,d33)の3つの列全てについて、さらに第2引出線24b(X11,X21,X31)を幹線66m5に束ね、第2引出線24b(X12,X22,X32)を幹線66m6に束ね、第2引出線24b(X13,X23,X33)を幹線66m7に束ねた構成である。図3(a)から図3(d)に移行するに伴って、配線数が減少する。そして、それらの減少した配線は、液晶表示パネルLCのシール部材10の外側側面に配置されたトランスファ配線を経由して、FPC14の配線に電気的に接続される。
第1引出線24a及び第2引出線24bは、基板6におけるFPC14の側の端部において第2主面6b側へ引き出されているが、基板6におけるFPC14の側と反対側の端部において第2主面6b側へ引き出されていてもよい。その場合、第1引出線24a、第2引出線24b及び幹線66m1〜66m7は、アレイ側基板1の液晶5側の面に配置された中継配線等を経由して、FPC14の配線に電気的に接続され得る。
本発明の他の発明に係る表示装置のタッチパネルは、基板6の第1主面6aの側において、複数本の第1引出線24aが、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられており、幹線と複数本の第2引出線24bは、基板6の端面6tの端面配線65を経由して基板6の第2主面6bの側に引き出されている構成である。この構成により、以下の効果を奏する。一つの検出ポイントにおいて第1電極61Yと第2電極61Xが容量結合可能に対を成して配置された単一層構造のタッチパネルであることから、電極部同士を接続する接続線がなく、ESDによる接続線の破損、切断等が発生しない。また、基板6の第1主面6aの側において、複数本の第1引出線24aが、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられていることから、タッチパネルに設置される外部接続用のFPC等の回路基板を小型化あ
るいは削減することができる。タッチパネルのFPCを削減する場合、表示装置に設置されるFPC14にタッチパネルの配線を電気的に接続すれば良い。また、単一層構造のタッチパネルであることから、電極部同士を接続する接続線がなく、電極構造が簡略化されるとともに絶縁層の積層数を削減できることから、低コストに製造し得る。
上記の構成の場合、基板6の第1主面6aの側において複数本の第1引出線24aが幹線に束ねられているので、その束ね部位が、操作者に視認されやすくなり、美観を損なうおそれがある。従って、束ね部位を黒色、黒褐色、紺色、濃緑色等の暗色系の色を呈する遮光膜等の遮光部材によって覆うことがよい。
なお、図2、図3に示す種々の構成は、上記の構成のタッチパネルにも適用できる。
本発明の表示装置としてのLCDは、上記構成のタッチパネルと、液晶表示パネルLCと、含むLCDであって、液晶表示パネルLCは、一方主面に、スイッチ素子としてのTFT素子2及びTFT素子2に接続された画素電極3を含む画素部4と、TFT素子2から引き出された第3引出線12と、を有する画素部用基板としてのアレイ側基板1と、アレイ側基板1の一方主面に第2主面6bが対向配置された基板6と、を備えており、アレイ側基板1の一方主面の端部にFPC14が配置されており、第2引出線24bと幹線66m1〜66m7と第3引出線12がFPC14の配線に電気的に接続されている構成である。この構成により以下の効果を奏する。ESDによる接続線の破損、切断等が発生せず、低コストに製造し得るタッチパネルを備えていることから、長寿命で低コストに製造し得る表示装置となる。また、第2引出線24bと幹線66m1〜66m7と第3引出線13がFPC14の配線に電気的に接続されていることから、従来タッチパネルの基板6に設置されていたFPCを削減することができる。
また本発明のLCDは、第2引出線24b及び幹線66m1〜66m7のうちのいずれか一方が、第3引出線12を経由してFPC14の配線に電気的に接続されていることが好ましい。この場合、LCDとタッチパネルを連動して駆動することができる。
また本発明のLCDは、画素部4は、TFT素子2と画素電極3を接続する接続線に、複数の機能素子から構成された、メモリ機能を有する画素内回路が接続されていることが好ましい。この場合、多機能化されたLCDを実現できる。例えば、それぞれの画素部4がメモリ機能を有することによって階調表示が可能となる。また、LCDの表示部における動画領域に対応するタッチパネルの部位のみをアクティブ状態としたり、LCDの表示部における静止画領域に対応するタッチパネルの部位のみをアクティブ状態とする、という機能等を有する表示装置を実現できる。これらの機能は、駆動信号パルスを入力する駆動信号線(走査線、スキャン線とも称する場合がある)としての第1引出線24aに接続された幹線66m1〜66m7が、第3引出線12を経由してFPC14の配線に電気的に接続されている構成を採ることによって、実現できる。例えば、表示部における動画領域に対応するタッチパネルの部位のみをアクティブ状態とする場合、TFT素子2及び第1引出線24aに、それらを活性化(アクティブ化)する信号パルスを入力すればよい。表示部における静止画領域に対応するタッチパネルの部位のみをアクティブ状態とする場合、TFT素子2を不活性化とするとともに第1引出線24aを活性化する信号パルス(TFT素子2を不活性化する信号パルスの反転信号)を入力すればよい。反転信号は、pチャネルTFT素子及びnチャネルTFT素子から構成されたインバータ等を、幹線66m1〜66m7における第3引出線12との分岐部付近に配置する構成等によって生成し得る。
また本発明のLCDは、複数の機能素子は、容量素子及びTFT素子の少なくとも一方を含むことが好ましい。この場合、容量素子の蓄電機能を利用したメモリ機能を有する画
素内回路を構成することができる。また、複数の薄膜トランジスタ素子から構成されるCMOSインバータから成るスタティック・ラム(Static RAM:SRAM)等をから成る
保持回路(メモリ回路)を有する画素内回路を構成することができる。SRAMは、第1のCMOSインバータと第2のCMOSインバータを直列に接続して成るものである。
本発明のLCDは、図4〜図6に示すように、スイッチ素子としての第1のnチャネルTFT101a及び第2のnチャネルTFT101bと、画素電極106と、を接続する接続線106L(図5(a),(b)に記載)に、複数の機能素子から構成された、メモリ機能を有する画素内回路としての駆動選択回路105が接続されており、複数の機能素子は容量素子及びTFTの少なくとも一方を含む構成とし得る。図4〜図6に示す構成は、複数の機能素子は複数のTFTから成るものであり、以下その構成について説明する。
本発明のメモリ機能を有する画素内回路を備えたLCD(ドットマトリクス型表示装置とも称する)の構成について説明する。図4は、ゲート信号線119(GL1〜GLm)のいずれか1本をオンするとともに画像信号線117(DL1〜DLn)のいずれか1本をオンすることによって任意の一つの画素部107をオンするランダムアクセス型のLCDの基本構成のブロック回路図であり、表示パネル111は例えば16384ドット(縦
128ドット×横128ドット)の画素数を有する白黒表示のLCDである。このLCD
は、オフ状態の画素部107は表示を維持することによって静止画として表示し、オン状態の画素部107の表示を切り替えることによって動画として表示するものであり、例えばデジタル表示型腕時計等の表示部として用いられる。
LCDパネル111を構成するアレイ側基板1上の一辺部(図4では左辺部)にゲート信号線駆動回路103が設けられ、アレイ側基板1上の他辺部(図5では下辺部)に画像信号(ソース信号)線駆動回路104が設けられている。各画素部107(P11〜Pmn)は、スイッチ素子としてのTFT101a,101bと、メモリ機能を有する駆動選択回路105と、画素電極106(PE11〜PEmn)と、を含む。また、各画素部107の共通電極に共通電圧を供給する共通電圧線102が設けられており、多数の画素部107から構成された表示部110がある。TFT101a,101bは、例えば、アモルファスシリコン(a−Si),低温ポリシリコン(Low-Temperature Poly Silicon:LTPS)等から成る半導体膜を有し、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極の3端子を有する。そして、ゲート電極に所定電位の電圧(例えば、3V)を印加することにより、ソース電極とドレイン電極の間の半導体膜(チャネル)に電流を流す、スイッチ素子(ゲートトランスファ素子)として機能する。また、画素電極106は、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide:ITO)等から成る透明導電体層から成る。
図5(a),(b)は、保持回路(メモリ回路)122と画素電極制御回路123を有する、画素内回路としての駆動選択回路105を含む画素部107の例を示す回路図である。図5(a)はブロック回路図、図5(b)は各ブロック回路を構成するTFT群を措いた詳細な回路図である。駆動選択回路105は、静止画駆動と書き換え駆動のいずれかを選択する回路であり、保持回路122、画素電極制御回路123を有している。駆動選択回路105の前段の入力部101には、第1及び第2のnチャネルTFT101a,101bを直列的に接続させて成るトランスファゲート回路が設けられている。画像信号線117(DLn)側の第1のnチャネルTFT101aは、そのゲート電極に画像信号線選択線118(SLn)を伝送されてきた信号が制御入力される。その信号がH(ハイの信号であり、例えば3V)の場合に第1のnチャネルTFT101aはオンとなり、L(ローの信号であり、例えば0V)の場合に第1のnチャネルTFT101aはオフとなる。ゲート信号線119側の第2のnチャネルTFT101bは、そのゲート電極にゲート信号線119(GLm)を伝送されてきた信号が制御入力される。その信号がHの場合に第2のnチャネルTFT101bはオンとなり、Lの場合に第2のnチャネルTFT10
1bはオフとなる。従って、ゲート信号線119を伝送されてきた信号がHであり、かつ画像信号線選択線118を伝送されてきた信号がHである場合にのみ、トランスファゲート回路は等価回路的に閉(クローズ)状態となり、画像信号線117を伝送されてきた信号が保持回路122へ伝送される。
図5(b)は、保持回路122としてのスタティック型メモリの構成等を示すものである。保持回路122は、第1及び第2のCMOSインバータ122a,122bを直列に接続し、第2(後段側)のCMOSインバータ122bのドレイン共通接続点からの出力を、第1(前段側)のCMOSインバータ122aのゲート共通接続点に帰還入力させている。これにより、第1のCMOSインバータ122aのゲート共通接続点にHの信号が入力されると、次に第1のCMOSインバータ122aのドレイン共通接続点からLの信号が出力され、次にそのLの信号が第2のCMOSインバータ122bのゲート共通接続点に入力され、次に第2のCMOSインバータ122bのドレイン共通接続点からHの信号が出力され、次にそのHの信号が第1のCMOSインバータ122aのゲート共通接続点に帰還入力される。その結果、例えば常時H,L,Hの信号がループ状の伝送線上において保持される。
図6(a)は、画素電極制御回路123を構成するTFT群の接続関係を描いた回路図である。画素電極制御回路123は、保持回路122の第1のCMOSインバータ122aを共用しており、画像信号Bの反転信号iB(図6(a)に符号に上付きバーの反転記
号を付している)を出力する第1のCMOSインバータ122aと、pチャネルTFT1
31aとnチャネルTFT131bとから成り、共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)と第1のCMOSインバータ122aの出力(iB)が参照入力されることによって2値データを出力する第1の2値選択回路131と、pチャネルTFT132aとnチャネルTFT132bとから成り、共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)と第1のCMOSインバータ122aの出力(iB)が参照入力されることによって2値データを出力する、出力線が第1の2値選択回路131の出力線に並列的に接続されている第2の2値選択回路132と、を有している。そして、第1の2値選択回路131の出力及び第2の2値選択回路132の出力が、共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)について排他的論理和(Exclusive OR:EXOR)の論理ゲート出力を構成している。
第1の2値選択回路131は、pチャネルTFT131aとnチャネルTFT131bを、ゲート電極を共通接続するとともにドレイン電極を共通接続したCMOSインバータであり、画像信号data(B)がH(1)の信号である場合にのみ、2値データ(Y)を出力する。逆に、画像信号data(B)がL(0)の信号である場合、第1の2値選択回路131はインバータとして機能せず、ハイインピーダンスの状態、即ち等価回路的に開(オープン)状態となり、2値データ(Y)を出力しない。第2の2値選択回路132は、pチャネルTFT132aとnチャネルTFT132bを、ソース電極同士及びドレイン電極同士を接続した4端子型のトランスファゲート回路であり、nチャネルTFT132bのゲート電極に入力される第1のインバータ122aの出力(iB)を制御入力としている。そして、第1のインバータ122aの出力(iB)がHの信号(1)である場合、即ち画像信号data(B)がLの信号(0)である場合にのみ、2値データ(Y)を出力する。逆に、第1のインバータ122aの出力(iB)がLの信号(0)である場合、第2の2値選択回路132はトランスファゲート回路として機能せず、ハイインピーダンスの状態、即ち等価回路的に開(オープン)状態となり、2値データ(Y)を出力しない。このように、第2の2値選択回路132の出力線が第1の2値選択回路131の出力線に並列的に接続されているので、第1の2値選択回路131の出力及び第2の2値選択回路132の出力が、共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)について排他的論理和の論理ゲート出力を構成することになる。即ち、画素電極制御回路123は、共通
電圧Vcom(A)と画像信号data(B)について排他的論理和の論理ゲート回路となっている。
図6(b)は、共通電圧Vcom(A)と画像信号data(B)を2値入力とする、排他的論理和の論理ゲート回路の出力(Y)を記載した真理値表である。画像信号data(B)が画素部107に入力された場合、即ち画像信号data(B)がH(3V:「1」)の信号である場合に、画素電極電圧Pixelと共通電圧Vcom(A)との間に電
位差が生じて、ノーマリホワイトモードであれば黒表示、ノーマリブラックモードであれば白表示となる。このように共通電圧Vcom(A)を反転駆動させても、画素電極電圧Pixelと共通電圧Vcom(A)との間の電位差は保持されるので、画素部107における表示を保持した状態で、液晶の劣化を防ぐための、液晶に対する交流駆動が実現する。一方、画像信号data(B)が画素部に入力されない場合、即ち画像信号data(B)がL(0V:「0」)の信号である場合に、画素電極電圧Pixelと共通電圧Vc
om(A)との間には電位差が生じず、ノーマリホワイトモードであれば白表示、ノーマリブラックモードであれば黒表示となる。このように共通電圧Vcom(A)を反転駆動させても、画素電極電圧Pixelと共通電圧Vcom(A)との間の電位差がない状態が保持されるので、画素部107における表示を保持した状態で、液晶の劣化を防ぐための、液晶に対する交流駆動が実現する。
また、画素部107における表示を書き換える場合、図5に示す駆動選択回路105の前段の入力部101における、第1及び第2のnチャネルTFT101a,101bを直列的に接続させて成るトランスファゲート回路をオンにする。即ち、ゲート信号線119を伝送されてきた信号をHとし、画像信号線選択線118を伝送されてきた信号をHとする。この状態で、画像信号線117を伝送されてきた信号(data)を保持回路122へ伝送させる。例えば、信号(data)がHである場合、保持回路122はHの信号(data)を保持する。そして、図6(b)におけるdata(B)がHの場合に相当する表示が画素部107で実行される。即ち、画素部107の表示は、ノーマリホワイトモードであれば黒表示、ノーマリブラックモードであれば白表示となる。一方、信号(data)がLである場合、保持回路122はLの信号(data)を保持する。そして、図6(b)におけるdata(B)がLの場合に相当する表示が画素部107で実行される。即ち、画素部107の表示は、ノーマリホワイトモードであれば白表示、ノーマリブラックモードであれば黒表示となるように、書き換えられる。
上述の構成により、本発明のLCDは、表示領域における書き換え駆動を1画素(ドット)毎に行うことができ、それ以外の全ての画素を静止画駆動させることができるので、消費電力が極めて低いものとなる。例えば、デジタル腕時計用の白黒表示のLCDにおいて、静止画駆動及び書き換え駆動を全画面走査して行う場合に100μW程度の消費電力であったものが、上記のLCDにおいては10μW程度以下、さらには3μW程度以下にまで抑えることができる。これにより、複雑な表示構成のLCDであっても、例えば、1回の電池交換で駆動可能な期間を10倍以上に伸ばすことが可能となる。
図4〜図6の構成において、第3接続線12に相当するゲート信号線119に、タッチパネルの駆動信号線としての幹線66m1〜66m7を接続することによって、タッチパネルとLCDを連動させて駆動することができる。この場合、ゲート信号線119と幹線66m1〜66m7が1対1に対応する必要はなく、いずれか一方の1本に対して他方の複数本を対応させてもよい。
また、図4〜図6に示した本発明のLCDにおいては、画素内回路が複数のTFTを含む構成であり、その結果集積化された画素部107となることから、アレイ側基板1にタッチパネルの検出電極61を形成することが難しくなる傾向がある。そうすると、カラー
フィルタ側基板6の視認者側の主面である第1主面6aに、タッチパネルの検出電極61を形成することとなる。従って、配線構造を簡略化することができるとともにFPCを削減できる本発明の表示装置のタッチパネルの構成が有効に機能することとなり、好適である。
なお、本発明の表示装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜の変更、改良が施されていてもよい。上記実施の形態においては、表示装置としてのLCDに付属するタッチパネルについて説明したが、タッチパネルは、表示装置に限らず、方向指示装置等の指示装置、良否判定等を行う判定装置、多数の選択肢から希望するものを選択する投票装置等の選択装置、スイッチ等に付属させることもできる。
本発明の表示装置のタッチパネルは各種の表示装置に付属させることができる。その表示装置としては、LCD、LED表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装
置、無機EL表示装置、PDP(Plasma Display)などがある。また、本発明のタッチ
パネルが付属する表示装置がLCDである場合、そのLCDとしては、TN(Twisted Nematic)方式、インプレーンスイッチング(In-plane Switching:IPS)方式、フリンジフィールドスイッチング(Fringe Field Switching:FFS)方式のものなどを採用できる。また、LCDが適用される電子機器としては、自動車経路誘導システム(カーナビゲーションシステム)、船舶経路誘導システム、航空機経路誘導システム、スマートフォン端末、携帯電話、タブレット端末、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電子手帳、電子書籍、電子辞書、パーソナルコンピュータ、複写機、ゲーム機器の端末装置、テレビジョン、商品表示タグ、価格表示タグ、産業用のプログラマブル表示装置、カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー、ファクシミリ、プリンター、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、医療用モニター装置、デジタル表示式腕時計、スマートウォッチ、頭部装着型画像表示装置(Head Mounted Display Device:HMD)などがある。
1 アレイ側基板
2 TFT
3 画素電極
4 画素部
5 液晶
6 基板(カラーフィルタ側基板)
6a 第1主面
6b 第2主面
6t 端面
12 第3引出線
14 FPC
24a 第1引出線
24b 第2引出線
61 検出電極
61X 第2電極
61Y 第1電極
65 端面配線

Claims (5)

  1. 複数の検出ポイントが設けられた第1主面と、前記第1主面に対向する第2主面と、端面と、を有する基板と、前記基板の前記第1主面の側において同層に形成された、第1電極及び第2電極と、前記第1電極に接続された第1引出線と、前記第2電極に接続された第2引出線と、を備えており、
    一つの前記検出ポイントにおいて、前記第1電極と前記第2電極が容量結合可能に対を成して配置されており、複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線を有するタッチパネルであって、
    複数本の前記第1引出線と複数本の前記第2引出線は、前記基板の端面にある端面配線を経由して前記基板の第2主面の側に引き出されており、
    前記基板の第2主面の側において、複数本の前記第1引出線が、それらの本数未満の本数の幹線に束ねられており、前記端面配線は、前記端面に形成された溝に位置する導体層であるタッチパネルと、
    表示パネルと、を含む表示装置であって、
    前記表示パネルは、一方主面に、スイッチ素子及び前記スイッチ素子に接続された画素電極を含む画素部と、前記スイッチ素子から引き出された第3引出線と、を有する画素部用基板と、前記画素部用基板の一方主面に前記第2主面が対向配置された前記基板と、を備えており、
    前記画素部用基板の一方主面の端部にフレキシブル配線基板が配置されており、
    前記第2引出線と前記幹線と前記第3引出線が前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されており、
    複数本の前記第1引出線が前記幹線に束ねられている束ね部が、前記画素部用基板の前記一方主面に設けられている表示装置。
  2. 前記タッチパネルは、前記検出ポイント、前記第2電極の一部を囲む形状の前記第1電極と前記第2電極とによって容量結合している請求項1に記載の表示装置
  3. 前記タッチパネルは、複数の前記検出ポイント、行列状に配列されており、
    一つの列において、その列に属する全ての前記第1電極にそれぞれ接続されている前記第1引出線が、一本の幹線に束ねられている請求項1または請求項2に記載の表示装置
  4. 前記タッチパネルは、前記基板の第2主面の側にフレキシブル配線基板が配置されており、
    前記第2引出線と前記幹線は、前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されて
    いる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示装置
  5. 前記第2引出線及び前記幹線のうちのいずれか一方が、前記第3引出線を経由して前記フレキシブル配線基板の配線に電気的に接続されている請求項に記載の表示装置。
JP2017230851A 2017-11-30 2017-11-30 表示装置 Active JP6947615B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230851A JP6947615B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230851A JP6947615B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019101669A JP2019101669A (ja) 2019-06-24
JP6947615B2 true JP6947615B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=66973731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017230851A Active JP6947615B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6947615B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198615A (ja) * 2009-02-20 2010-09-09 Acrosense Technology Co Ltd 静電容量タッチパネル
JP5520093B2 (ja) * 2010-03-16 2014-06-11 株式会社ジャパンディスプレイ タッチパネルの製造方法
US10296147B2 (en) * 2015-02-02 2019-05-21 Samsung Display Co., Ltd. Touch screen and display device including the same
JP2017083655A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
JP6620025B2 (ja) * 2016-01-19 2019-12-11 株式会社ジャパンディスプレイ センサ付き表示装置
JP6581927B2 (ja) * 2016-03-09 2019-09-25 株式会社ジャパンディスプレイ 検出装置、表示装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019101669A (ja) 2019-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108020945B (zh) 触摸式显示面板及其短路修复方法
JP6744450B2 (ja) 表示パネル
US7982813B2 (en) Liquid crystal display
KR102468767B1 (ko) 터치 일체형 표시패널
CN103392198B (zh) 电极基板以及具备该电极基板的显示装置和触摸面板
US11079890B2 (en) Touch sensing unit and display device including the same
KR20150000926A (ko) 표시장치
US20150355752A1 (en) Sensor-equipped display device
JP2014211825A (ja) 表示装置
US9865621B2 (en) Display device
KR102156057B1 (ko) 표시장치용 표시패널
KR101641538B1 (ko) 표시 패널
US12001624B2 (en) Input sensing unit and display apparatus including the same
JP6466737B2 (ja) タッチパネル付液晶表示装置
US20150338692A1 (en) Display device
JP6947615B2 (ja) 表示装置
JP2016157263A (ja) タッチパネル付液晶表示装置
JP2016157274A (ja) タッチパネル付液晶表示装置
JP6818621B2 (ja) タッチパネル
CN114578987A (zh) 显示装置
JP2017134340A (ja) タッチパネル付液晶表示装置
US20240224611A1 (en) Display device
EP3916478B1 (en) Display device
CN118251061A (zh) 显示装置
KR20220085093A (ko) 표시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20181017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210618

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210618

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210629

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6947615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150