JP6947414B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
かかる従来構成にあっては、例えば第二大入賞口を開放する大当り遊技中に、右打ちにより該第二大入賞口を狙った遊技が行われ、遊技者が該第二大入賞口に到る遊技球の帰趨を注視する傾向にある。こうした大当り遊技中では、第二大入賞口に入球できない遊技球が、さらに遊技領域を流下してアウト口に到ることから、該第二大入賞口を外れた遊技球(所謂、こぼれ球)が該アウト口に入球するまで遊技領域に存在し、該こぼれ球の存在を、遊技球の帰趨を注視する遊技者が比較的はっきりと認識し易い。そして、大当り遊技中は、遊技者による積極的な遊技球の発射により、第二大入賞口へ多くの遊技球が入球するものの、こぼれ球も多くなることから、遊技者に該こぼれ球の多い印象を与えてしまい易い。こぼれ球は遊技者の損失であることから、前記印象により遊技者に不愉快な感情を生じさせる虞がある。そのため、こうした不愉快な感情を生じさせ得ることを抑制することが希求されていた。
また、「所定の利得」は、賞球、大入賞口の開放、およびレア演出の発生などのような直接的な利益だけでなく、遊技者が有利になること(例えば、大当り当選確率が高くなること、特別図柄の変動時間が短くなることなど)であっても良い。さらには、複数の入球口を備えた構成にあっては、各入球口への入球により同じ利得が発生しても良いし、相互に異なる利得が発生しても良い。「特定入球口」への入球する「所定の利得」も同様である。
特に、本発明の構成は、ユニット用アウト口が傾斜下流部に対向して開口されていることから、該傾斜下流部から遊技球が滑らかに入球できる。これにより、傾斜下流部を流下した遊技球が瞬時に消えるようにユニット用アウト口へ入球することから、前記こぼれ球の存在を遊技者に一層認識させ難くでき、該こぼれ球の多い印象を抑制する前記作用効果が飛躍的に向上する。
さらに、前記傾斜レールを備えた構成にあって、「特定入球口は、傾斜レールの下方に配設され、誘導手段は、遊技球が傾斜レール上を転動可能な非誘導状態と、遊技球が該傾斜レール上を転動不能かつ該傾斜レールの下方へ落下する誘導状態とに変換可能に設けられた該傾斜レールを備えたものである」構成が好適である。又は、前記傾斜レールを備えた構成にあって、「特定入球口は、傾斜レールの直上位置に前方開口され、誘導手段は、前記特定入球口の下流側の側縁に枢支され、該特定入球口を閉鎖する閉鎖位置と該閉鎖位置から前方へ傾動して傾斜レール上を流下する遊技球を該特定入球口へ案内する開放位置とに変換される開閉案内片を備えたものである」構成が好適である。ここで、開閉案内片を閉鎖位置とした状態が、非誘導状態であり、該開閉案内片を開放位置とした状態が、誘導状態である。これらいずれの構成にあっても、遊技者が、特定入球口に入球する遊技球と、入球できない所謂こぼれ球とを明確に視認でき、特定入球口を開放する遊技の面白さを提供できる。そして、こうした構成にあって、こぼれ球が多くなった場合にも、該こぼれ球の多い印象を遊技者が受けることを抑制するという前述した本発明の作用効果が安定して発揮され得る。
ここで、本発明の構成は、前述したように、ユニット用アウト口が誘導手段の直下流側位置に配設されていることから、もし仮に、ユニットアウト口で球詰まりが生ずると、傾斜下流部に遊技球が滞留してしまい、この滞留した状態で誘導手段が誘導状態となれば、滞留した遊技球が特定入球口に入球してしまう。そして、ユニットアウト口で球詰まりが生ずる状況としては、球流下路を連続的に多数の遊技球が流下する場合が最も想定されるため、前記球詰まりにより多数の遊技球が特定入球口へ入球することとなり得る。本構成は、前述したようにユニット用アウト口での球詰まりを可及的に抑制できることから、こうした球詰まりにより傾斜下流部に停留した遊技球が特定入球口へ入球することを防止し得る。
本実施例にあっては、前述したように、遊技領域3の左流下域3aを流下した遊技球のみが、前記第一始動口11および第一大入賞口14に流入可能である一方、右流下域3bを流下した遊技球のみが、前記普通図柄作動ゲート17、第二始動口111、および第二大入賞口121に流入可能である。また、前記した三個の一般入賞口27には、左流下域3aを流下した遊技球のみが流入可能であり、球流下ユニット101に設けられた一般入賞口127には、右流下域3bを流下した遊技球のみが流入可能である。
ここで、第一始動口11への入球に伴って抽出された乱数は、後述するように、第一保留記憶として記憶される。この第一保留記憶は最大四個(後述の上限値)まで記憶され、該第一保留記憶の記憶数(以下、第一保留記憶数という)は、第一特別図柄保留数表示装置18の点灯数により表される。こうして記憶された第一保留記憶を消化することにより、前記当否判定と第一特別図柄の変動とが実行される。尚、第一保留記憶数は、第一保留記憶の未消化数を示している。
ここで、第二始動口111への入球に伴って抽出された乱数は、後述するように、第二保留記憶として記憶される。この第二保留記憶は最大四個(後述の上限値)まで記憶され、該第二保留記憶の記憶数(以下、第二保留記憶数という)は、第二特別図柄保留数表示装置19の点灯数により表される。こうして記憶された第二保留記憶を消化することにより、前記当否判定と第二特別図柄の変動とが実行される。尚、第二保留記憶数は、第二保留記憶の未消化数を示している。
ここで、本実施例にあって、第一特別図柄と第二特別図柄とは、第一始動口11と第二始動口111への入球順に関係無く、第二特別図柄の変動を優先して実行する。すなわち、未消化の第二保留記憶がある場合(第二保留記憶数が1個以上の場合)、未消化の第一保留記憶の有無に関係無く、該第二保留記憶が消化されて第二特別図柄の変動が開始される。そして、未消化の第二保留記憶が無い状態でのみ、第一保留記憶が消化されて第一特別図柄の変動が開始される。
第一大当りを確定すると、第一大入賞口14を開放する開放ラウンドを所定回数繰り返す第一大当り遊技を実行する。すなわち、前記第一大入賞口装置21は、第一大入賞口ソレノイド14bの駆動によって開閉片22を開閉作動させることで、第一大入賞口14を開放する開放ラウンドをインターバルを介して繰り返す前記第一大当り遊技を実行する。第一大当り遊技は、前記開放ラウンドを10回(10R)繰り返し行うものであり、一回の開放ラウンドが30秒経過または第一大入賞口14への10個入球により終了する。
小当りを確定すると、第一大入賞口14を開放する小当り遊技を実行する。すなわち、前記第一大入賞口装置21は、第一大入賞口ソレノイド14bの駆動によって開閉片22を開閉作動させることで、第一大入賞口14を1.5秒間開放する作動を一回行う前記小当り遊技を実行する。こうした小当り遊技では、前記した第一大当り遊技に比して、賞球の獲得が困難である。
ここで、確変遊技状態は、各特別図柄の大当り図柄態様が所定の確変図柄による態様であった場合に、大当り遊技後に移行され、通常遊技状態は、該確変図柄による態様でない場合(非確変図柄による態様であった場合)に、大当り遊技後に移行される。そして、本実施例にあっては、第一特別図柄により大当りと判定された場合と、第二特別図柄により大当りと判定された場合とのいずれの場合でも、70%の確率で確変遊技状態へ移行するように設定されている。また、確変遊技状態は、第一特別図柄または第二特別図柄が大当りで確定すること、又は第一特別図柄と第二特別図柄との変動回数が規定回数(例えば、100回)に達することにより終了する。そして、確変遊技状態で前記変動回数が規定回数に達した場合には、通常遊技状態へ移行する。
ここで、本実施例にあっては、図4に示すように、前記低当選確率が1/300に設定されており、前記高当選確率が1/60に設定されている。尚、これら低当選確率と高当選確率とは、第一保留記憶の消化と第二保留記憶の消化とのいずれの場合も同じである。
尚、本実施例では、小当り当選確率を一律としたが、これに限らず、上記の大当り当選確率と同様に、低当選確率と高当選確率とを設定し、遊技状態に応じて一方を有効とするようにしても良い。
図5に、メインルーチンのフローチャートを示す。メインルーチンは、S10〜S80までの本処理と、該本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返されるS85の残余処理とから構成され、2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される。マイコンによるハード割り込みが実行されると、先ず正常割込であるか否かを判断する(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いか否かを判断するためのものである。
始動入賞処理では、S100で、第一始動口スイッチ11aが遊技球を検知したか否かを判定する。否定判定の場合には(S100:No)、S120に進み、肯定判定の場合には(S100:Yes)、S105に進む。S105では、第一保留記憶数が上限値(例えば、4個)に達しているか否かを判定する。肯定判定の場合には(S105:Yes)、S120へ進み、否定判定の場合には(S105:No)、S110に進む。
また、S190では、確変遊技状態(確変フラグ=1)で実行可能な当否判定の残り回数(特図変動回数の上限数値に達するまでの残数)をデクリメントする。この残り回数(以下、特図変動回数の残数という)は、第一保留記憶の消化と第二保留記憶の消化とのいずれでもデクリメントされる。
このS190の処理後に、図8のS200に進む。
続くS210の変動パターン決定処理では、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数および変動パターン決定用乱数等に基づいて、演出図柄表示装置6で表示する特別演出図柄の変動パターンを、変動パターン選択テーブルから選択して決定すると共に、決定した変動パターンに従って特別図柄の変動時間を決定する。尚、この変動パターン決定処理により、リーチ演出の実行有無とリーチ演出の種別とを決定する。S210の後に、S215に進む。S215では、大当り遊技のラウンド数、大入賞口の開放パターン、大当り遊技に係る演出時間、インターバル時間、及び大当り遊技の演出態様等を設定し、S250に進む。ここで、第一保留記憶の消化による第一大当りの場合には、第一大入賞口14を開放する第一大当り遊技のラウンド数や第一大入賞口14の開放パターン等を設定し、第二保留記憶の消化による第二大当りの場合には、第二大入賞口121を開放する第二大当り遊技のラウンド数や第二大入賞口121の開放パターン等を設定する。
尚、サブ統合制御装置83は、こうしたコマンドを受信すると、該コマンドに示された前記情報を所定のバッファに記憶する。そして、サブ統合制御装置83は、前記コマンドの受信に基づいて、演出図柄制御装置82へコマンドを送信し、該演出図柄制御装置82は、受信した該コマンドに従って演出図柄表示装置6を駆動制御して、特別図柄および変動パターンの情報に対応する特別演出図柄の変動表示を開始する。
S395で肯定判定した場合には、特別電動役物作動開始処理(S400)、小当り開始演出処理(S405)を順次実行することで、小当り遊技の態様を示すコマンドや、小当り遊技の開始を指示するコマンド等をサブ統合制御装置83に送信する等して小当り遊技を開始し、当否判定処理を終了する。
S525の後に、大当り遊技処理を終了する。
S560の後に、S565に進む。S565では、第一大当り遊技または第二大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、大当り遊技処理を終了する。
ここで、確変遊技状態に移行する場合には、高確率モード、時短モード、および開放延長モードとすることから、S620で、前記当否判定処理のS215で決定した特図変動回数の上限数値を参照して、当該上限数値を特図変動回数の残数に設定する。
本実施例の構成は、前述したように、遊技領域3の右下部に球流下ユニット101が配設された構成である(図2参照)。この球流下ユニット101は、図14,15に示すように、遊技盤2の盤面と略平行に配設される後壁部102と、該後壁部102から前方へ起立状に設けられた外壁部103とを備え、該外璧部103により囲まれた内部作動領域106が遊技領域3と区画されている。そして、外壁部103の右上部には、遊技領域3の右流下部3bに設けられた普通図柄作動ゲート17の直下に、遊技球を流入可能な球流入口104が設けられており、該球流入口104を介してのみ、内部作動領域106へ遊技球が流入可能となっている。また、球流入口104の右下方には、一般入賞口127が設けられている。この一般入賞口127は、内部作動領域106の外側に配設されており、球流入口104に入球した遊技球が入球できない。
ここで、ユニット用アウト口131が、前述のように傾斜下流部105cと対向するように開口していることから、該傾斜下流部105cを流下する遊技球は、該ユニット用アウト口131へスムーズに入球できる。
このように上可動レール113を突出位置と退避位置とに位置変換作動させる上可動ソレノイド113bが、球流下ユニット101に配設されており、前記主制御装置80により作動制御される(図3参照)。
このように、本実施例にあっては、上可動レール113を前記突出位置と退避位置とに位置変換させることにより、第二始動口111を開閉させる。そして、第二始動口111の内部には、該第二始動口111に入球した遊技球を検知する第二始動口スイッチ111a(図3参照)が配設されており、該第二始動口スイッチ111aが遊技球を検知する毎に球検知信号が主制御装置80に入力される。
このように下可動レール123を突出位置と退避位置とに位置変換作動させる下可動ソレノイド123bが、球流下ユニット101に配設されており、前記主制御装置80により作動制御される(図3参照)。
このように、本実施例にあっては、下可動レール123を前記突出位置と退避位置とに位置変換させることにより、第二大入賞口121を開閉させる。そして、第二大入賞口121の内部には、該第二大入賞口121に入球した遊技球を検知する第二カウントスイッチ121a(図3参照)が配設されており、該第二カウントスイッチ121aが遊技球を検知する毎に球検知信号が主制御装置80に入力される。
こうした排出連絡路133によれば、多量の遊技球Xを、球落下部134の広い内部空域134aで自由落下させることができるため、ユニット用アウト口131や排出口132での球詰まりの発生を抑制できる。さらに、こうして球流下部134を落下する多量の遊技球Xを、整流部135を介して排出路29にスムーズに流入させることができるため、整流部135と排出路29との合流部での球詰まりの発生も抑制できる。尚、もし仮に、この合流部で球詰まりが発生したとしても、球落下部134の内部空域134aに多くの遊技球Xを停留可能であるから、当該球詰まりがユニット用アウト口131への入球にまで影響することを可及的に抑制できる。
本実施例は、前述したように、傾斜上流部105aの上可動レール113を突出位置と退避位置とに位置変換することにより、第二始動口111を開閉作動させるものであり、こうした第二始動口111を開閉させる構成が、所謂普通電動役物に相当する。すなわち、普通図柄作動ゲート17を通過(図3の普通ゲートスイッチ17aが遊技球を検知)すると、普通図柄表示装置7で普通図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止した普通図柄が所定の当り態様であると、図16に示すように、上可動レール113を退避位置に位置変換して、第二始動口111へ遊技球Xが入球可能となる。このように上可動レール113は、普通図柄が当りとなった場合にのみ退避位置に位置変換され(第二始動口111を開放し)、この場合以外で突出位置で保持される(第二始動口111を閉鎖状態とする)。そのため、普通図柄の当りによる第二始動口111の開放状態でのみ、球流入口104から流入した遊技球Xが該第二始動口111に入球可能であり、該第二始動口111の閉鎖状態では、該遊技球Xが傾斜上流部105aを流下する(図17参照)。
例えば、前記した第一保留記憶の消化により第一大当りを判定し且つ確変遊技状態への移行を決定すると、第一大入賞口14を開放する第一大当り遊技が実行され、該第一大当り遊技の終了後に確変遊技状態へ移行する。
そして、ユニット用アウト口131に入球した遊技球Xは、図19に示すように、前記した排出口132を介して排出連絡路133に流入し、該排出連絡路133の球落下部134の内部空域134aを自由落下する。そして、排出連絡路133の整流部135を介して排出路29へ流入して、機台外へ排出される。
本実施例のパチンコ機1は、前述したように、遊技領域3の右流下域3bを流下した遊技球が入球可能な球流下ユニット101を備えたものであって、該球流下ユニット101の内部作動領域106に、左方に向かって下方傾斜する傾斜下流部105cを備えた球流下路105と、該傾斜下流部105cに対向するように右斜め上方に向かって開口するユニット用アウト口131とを備えてなる。そして、傾斜下流部105cには、その下方に設けられた第二大入賞口121に遊技球を誘導する退避位置と、該傾斜下流部105cを流下させる突出位置とに位置変換される下可動レール123が設けられており、前記ユニット用アウト口131は、該下可動レール123の左端の直左側に配設されている。
かかる構成によれば、前記下可動レール123を突出位置とした状態では、傾斜下流部105cを流下する遊技球が、該下可動レール123上を通過後に瞬時にユニット用アウト口131に入球する。このように下可動レール123の通過後からユニット用アウト口131の入球までに要する時間が極めて短いことから、第二大当り遊技中のインターバル時等で発生するこぼれ球が遊技者に認識される時間も極めて短くなる。そのため、第二大当り遊技中に比較的多くのこぼれ球が発生した場合にあっても、該こぼれ球の多い印象を遊技者が受けてしまうことを抑制でき、こぼれ球の多い印象により不愉快な感情が生ずることを効果的に抑制でき得る。
そして、本実施例の構成では、ユニット用アウト口131が傾斜下流部105cに対向するように右斜め上向きに開口されたものであるから、該傾斜下流部105cの下可動レール123上を転動する遊技球が、該ユニット用アウト口131に滑らかに入球できる。これにより、傾斜下流部105cを流下する遊技球が下可動レール123を通過後に瞬時に消えるようにユニット用アウト口131に入球することから、こぼれ球の多い印象を抑制するという前述の作用効果が一層安定して生じ得る。さらに、比較的多くの遊技球が連続して傾斜下流部105cを流下した場合にも、ユニット用アウト口131での球詰まりを抑制することができる。
パチンコ機1が、本発明にかかる弾球遊技機の一例に相当する。
第一始動口11、第一大入賞口14、一般入賞口27が、本発明にかかる入球口の一例に相当する。
第二大入賞口121が、本発明にかかる特定入球口の一例に相当する。
下可動レール123が、本発明にかかる球誘導手段の一例に相当する。そして、下可動レール123を突出位置とした状態が、本発明にかかる非誘導状態の一例に相当し、該下可動レール123を退避位置とした状態が、本発明にかかる誘導状態の一例に相当する。
実施例は、球流下ユニット101の内部作動領域106に第二始動口111と第二大入賞口121とを備えた構成であるが、これに限らず、第二始動口と第二大入賞口との一方のみを備えた構成であっても良いし、又は第二始動口と第二大入賞口とに加えてさらに別の入球口(一般入賞口や始動口など)を備えた構成であっても良い。
例えば、球流下ユニットが、内部作動領域に第二大入賞口のみを備えた構成とすることができる。この構成では、前述の実施例と同様に、傾斜下流部の下方に第二大入賞口を備え、該傾斜下流部を構成する下可動レールを退避位置と突出位置とに変換可能とするものが好適である。
また、球流下路が複数の傾斜流部(傾斜上流部や傾斜下流部など)により構成される場合には、互いに異なる方向に傾斜するように構成されていても良し、傾斜角も様々に設定することができる。
そして、前記した開閉案内片154の左端部の直ぐ左側に、ユニット用アウト口131が配設されており、ユニット用アウト口131が、傾斜下流部105cに対向するように右斜め上向きに開口されている。
さらに、傾斜上流部105aには、該傾斜上流部105aに沿って傾斜する傾斜レール143と、該傾斜レール143の直上部位で後壁部102に開口形成された第二始動口141と、該第二始動口141を開閉する開閉案内片144とを備える。開閉案内片144は、前記した第二大入賞口151を開閉する開閉案内片154と同様に、閉鎖位置(図21)と開放位置(図22)とに位置変換して第二始動口141を開閉する。また、傾斜レール143は、後壁部102に固定されている。
こうした別例の構成は、傾斜レール153、第二大入賞口151、開閉案内片154、傾斜レール143、第二始動口141、および開閉案内片144の各構成と、各開閉案内片144,154の開閉態様とが、前述の実施例と異なる以外は、該実施例と同じである。そのため、かかる別例の構成にあっても、前述した実施例と同様の作用効果を奏し得る。
3 遊技領域
6 演出図柄表示装置
11 第一始動口
14 大入賞口
16 アウト口
29 排出路
101 球流下ユニット
104 球流入口
105 球流下路
105c 傾斜下流部
111 第二始動口
121 第二大入賞口
131 ユニット用アウト口
133 排出連絡路
134 球落下部
134a 内部空域
Claims (1)
- 遊技領域に設けられ、遊技球の入球に起因して所定の利得が発生する一又は複数の入球口と、
前記遊技領域の最下部に設けられ、入球した遊技球を該遊技領域から排出するアウト口と
を備えた弾球遊技機において、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な球流入口と、該球流入口を介して流入した遊技球を流下させる球流下路とを備えた球流下ユニットが配設されてなるものであって、
前記球流下ユニットは、
左右一方向に傾斜するように形成され、前記球流下路の下流部を構成する傾斜下流部と、
前記傾斜下流部の下方に設けられ、遊技球の入球に起因して所定の利得が発生する特定入球口と、
前記傾斜下流部に沿って位置変換可能に配設され、該傾斜下流部に突出して、球流下路を流下する遊技球を、その上面を転動させることにより傾斜下流部の傾斜に沿って案内する突出位置と、傾斜下流部から退避して、球流下路を流下する遊技球を前記特定入球口に誘導する退避位置とに変換される可動レールと、
突出位置にある前記可動レールの下端と対向するように斜め上向きに開口形成され、前記可動レールの上面を転動する遊技球を前記遊技領域から排出するユニット用アウト口と
を備えてなるものであることを特徴とする弾球遊技機。
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