JP6946915B2 - 誤動作防止冶具 - Google Patents

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Description

本発明は、誤動作防止冶具に関する。
例えば、閉鎖形配電盤の接地装置が知られている(例えば特許文献1)。
実開昭59−78807号公報
電気設備の点検に際し、安全性の観点から、閉鎖形配電盤内の配電線を覆う絶縁カバーを取り外して該配電線に短絡接地器具を取り付ける。このとき、配電線に対して着脱自在に設けられる接地装置が動作しないように、接地装置を養生する。まず、接地装置が機械的に動作しないように、一般的には所定の回転軸を回転させて動作機構を機械的にロックする。次に、接地装置が電気的に動作しないように、制御回路を切状態にして電気的にロックする。しかし、制御回路のみを切断するための専用スイッチが設けられていないことが多い。この場合、費用をかけて専用スイッチを設置していた。
一方、専用スイッチと同等の機能を有する機構が、多くの場合、上述した所定の回転軸に近接して設けられている。具体的には、回転軸に冶具を取り付けると、接地装置が電気的にロックされるような機構である。つまり、回転軸に冶具を取り付けた状態では、接地装置を電気的および機械的にロックした状態になる。したがって、回転軸に冶具を取り付けた状態において点検準備または点検することが求められている。しかし、一般的な冶具では、それを回転軸に取り付けた状態において閉鎖形配電盤の扉を閉めることができないため、点検準備または点検の作業効率を低下させる虞があった。
前述した課題を解決する主たる本発明は、挿入孔と前記挿入孔を開閉するスライド蓋とを有し、前記スライド蓋を開く動作に応じてスイッチを開状態にする開閉部と、前記スイッチが開状態になると電気的にロックされ、前記挿入孔の内側に設けられる回転軸を回転させると機械的にロックされる電動機と、前記電動機の動作に応じて配電線に接続された状態と接続されていない状態とが切り替えられ、前記配電線に接続された状態において、前記配電線と接地極とを接続する接地接続部と、を有する接地装置と、前記挿入孔と対向して設けられる扉と、を備える閉鎖形配電盤において、前記接地装置の誤動作を回避するために、前記電動機を電気的および機械的にロックする誤動作防止冶具であって、円柱形状を呈し、部分的に前記挿入孔に挿入され且つ部分的に前記挿入口から前記扉に向けて延出し、前記挿入孔に挿入される一方の端面に前記回転軸と嵌合する嵌合孔を有する嵌合部材を備え、前記嵌合部材のうち前記挿入口から延出した部分の端面が、閉じられた前記扉から前記挿入孔の方へ離間している
本発明の他の特徴については、添付図面および本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、閉鎖形配電盤の扉を閉じた状態でも接地装置の回転軸に嵌合した状態を保持することができるため、電動機を電気的および機械的にロックした状態を保持しつつ、閉鎖形配電盤の点検準備を迅速に行うことができる。
閉鎖形配電盤の構成の一例を示す構成図である。 閉鎖形配電盤内の接地装置と配線との関係の一例を示す構成図である。 第1実施形態に係る誤動作防止冶具を回転軸と嵌合させた状態の一例を示す概要図である。 第1実施形態に係る誤動作防止冶具の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る誤動作防止冶具を回転軸と嵌合させた状態の一例を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る誤動作防止冶具の変形例の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る誤動作防止冶具の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る誤動作防止冶具を回転軸と嵌合させた状態の一例を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係る誤動作防止冶具の構成を示す斜視図である。 第4実施形態に係る誤動作防止冶具の構成を示す斜視図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下の説明において、同一符号を付した部分は同一の要素を表し、その基本的な構成は同様であるものとする。
===閉鎖形配電盤1000の構成===
図1、図2を参照しつつ、閉鎖形配電盤1000の構成について説明する。図1は、閉鎖形配電盤1000の構成の一例を示す構成図である。図2は、閉鎖形配電盤1000内の接地装置1300と配線1100との関係の一例を示す構成図である。
本実施形態に係る誤動作防止冶具が適用される閉鎖形配電盤1000は、例えば、特別高圧または高圧で受電する配電盤であって、保護継電器や遮断器などが収容されている所謂スイッチギアである。ここで、図1では閉鎖形配電盤1000内を模式的に示し、図2では閉鎖形配電盤1000内の一部を概略的に示している。
図1に示すように、閉鎖形配電盤1000は、配線1100と、電気機器1200と、接地装置1300と、開閉扉1400と、を含んで構成されている。
配線1100は、電気機器1200に電力を供給する電力線である。作業員は、閉鎖形配電盤1000の点検に際して、配線1100に短絡接地器具(不図示)を設置しなければならない。短絡接地器具は、図2に示すように、配線1100を覆うように設けられている絶縁カバー1110を取り外して、露出した配線1100に取り付けられる。このとき、作業の安全性を考慮して、後述する接地装置1300が動かないように接地装置1300を電気的および機械的にロックしなければならない。
電気機器1200は、例えば、配線1100に接続される遮断器(不図示)や保護継電器(不図示)である。
接地装置1300は、閉鎖形配電盤1000の点検の際に、配線1100の残留電荷を除去するための装置である。接地装置1300は、開閉部1310と、接地極2000と接続されている接地接続部1320と、接地接続部1320が配線1100に接続されている状態と接続されていない状態を切り替える電動機1330と、電動機1330を機械的にロックするロック機構1340と、電動機1330を電気的にロックするスイッチ1350と、を含んで構成されている。
開閉部1310は、図1に示すように、挿入孔1311と、該挿入孔1311の開状態と閉状態を切り替えるスライド蓋1312と、を有する。挿入孔1311の内側には、後述するロック機構1340の回転軸1341が配置されている。スライド蓋1312を動かして挿入孔1311を開状態にすると、その動作に連動して後述するスイッチ1350(b接点)が開状態になる。これにより、該スイッチ1350を介して受電している電動機1330が電気的にロックされる。
接地接続部1320は、図1に示すように、接地極2000に接続され、配線1100の残留電荷を除去する部材である。接地接続部1320は、図2に一例を示すように、一端が電動機1330の接続軸1331に接続される導電ロット1321と、配線1100と電気的に接続され該導電ロット1321の他端と接続される導電接続材1322と、を有する。なお、図2には図示しないが、例えば導電ロット1321の一端の側には接地極2000が接続されている。電動機1330の動作に応じて導電ロット1321が接続軸1331を中心に回動すると、導電ロット1321の他端が導電接続材1322に嵌め込まれる。この状態において、導電ロット1321を介して配線1100が接地極2000に接続され、配線1100の残留電荷が除去される。
電動機1330は、導電ロット1321の一端が接続する接続軸1331を回転させて、接地接続部1320と配線1100との接続状態を切り替える装置である。閉鎖形配電盤1000の点検時、電動機1330は、意図しない要因で動かないように電気的および機械的にロックされる。
ロック機構1340は、電動機1330の動力機構(不図示)を機械的にロックするための回転軸1341を有する。例えば、該回転軸1341を所定の方向に回転させると、電動機1330を機械的にロックできる機能を有する。回転軸1341は、冶具で回転させられるように、冶具と嵌り合う凸部1341aを有する。
スイッチ1350は、スライド蓋1312の動きに応じて、電動機1330に電力を供給する状態と供給しない状態とを切り替える部材である。スイッチ1350は、例えばb接点である。つまり、例えば、スライド蓋1312が挿入孔1311を閉じた状態でスイッチ1350は入状態となり、スライド蓋1312が挿入孔1311を開いた状態でスイッチ1350は切状態となる。上述したように、電動機1330はスイッチ1350を介して受電しているため、電動機1330はスイッチ1350が切状態において電気的にロックされる。
開閉扉1400は、閉鎖形配電盤1000における接地装置1300が配置される側に設けられる扉である。開閉扉1400の内面と接地装置1300(挿入孔1311)との離隔距離は、一般的に120mm以上である(日本工業規格C4620を参照)。つまり、本実施形態に係る誤動作防止冶具100〜400を挿入孔1311に挿入した状態を保持したまま開閉扉1400を閉めるには、誤動作防止冶具100〜400が挿入された状態において挿入孔1311から延出する部分の挿入方向の長さが100mm以下であることが好ましい。ただし、挿入方向の長さは限定されるものではなく、開閉扉1400の内面と挿入孔1311との離隔距離に応じて決められることとする。
まとめると、閉鎖形配電盤1000の点検においては、挿入孔1311に冶具を挿入して接地装置1300を電気的にロックし、冶具を挿入孔1311に挿入した状態で回転軸1341を所定の方向に回転させて接地装置1300を機械的にロックする。そして、作業性を向上させるために、冶具を挿入孔1311に挿入した状態を保持しつつ開閉扉1400を閉められるという状態が求められる。
このように、接地装置1300を電気的および機械的にロックしつつ閉鎖形配電盤1000の開閉扉1400を閉めることに支障とならない本発明の実施形態である誤動作防止冶具100〜400について、以下のとおり詳細に説明する。
===第1実施形態に係る誤動作防止冶具100の構成===
図3、図4、図5、図6を参照しつつ、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100について以下説明する。図3は、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100を回転軸1341と嵌合させた状態の一例を示す概要図である。図4は、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100の構成を示す斜視図である。図5は、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100を回転軸1341と嵌合させた状態の一例を示す拡大断面図である。図6は、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100の変形例の構成を示す斜視図である。
誤動作防止冶具100は、閉鎖形配電盤1000の接地装置1300を電気的および機械的にロックする冶具である。図3に示すように、誤動作防止冶具100は、開閉部1310のスライド蓋1312が開いた状態(電気的にロック)において挿入孔1311から挿入され、接地装置1300の回転軸1341と嵌合する。この状態において、作業員が誤動作防止冶具100を所定の方向に回転させると、接地装置1300が機械的にロックされる。これにより、接地装置1300は、電気的および機械的にロックされる。
図4に示すように、このような誤動作防止冶具100は、嵌合部材110を含んで構成されている。嵌合部材110は、例えば塩化ビニルで形成されている。ただし、形成される材料は限定されるものではなく例えば金属材料であってもよい。さらに述べると、嵌合部材110は、挿入体111と、把持体112と、嵌合孔113と、を有する。
挿入体111は、挿入孔1311に挿入される部材である。挿入体111は、例えば円柱形状を呈し、誤動作防止冶具100が挿入孔1311に挿入された状態において挿入孔1311の開口面と面一になる挿入方向の長さを有する。挿入体111の直径は、後述する嵌合孔113を形成でき、挿入孔1311に挿入できる程度の径であればよい。挿入体111における挿入方向の端面には、嵌合孔113を備える。嵌合孔113は、回転軸1341と嵌合する孔である。
把持体112は、作業員が把持する部材である。把持体112は、例えば中空の円柱形状を呈し、挿入体111における嵌合孔113が設けられる端面と反対側の端面に接合される。把持体112の直径は、挿入孔1311の直径よりも大きい径である。これにより、図5に示すように、誤動作防止冶具100を回転軸1341に嵌合させた状態において挿入孔1311を塞ぐことができるため、挿入孔1311への虫などの侵入を防止できる。把持体112の挿入方向の長さは、挿入孔1311と開閉扉1400の内面との間の離隔距離(図5参照)に収まるように100mm以下であることが好ましい。ただし、挿入方向の長さは、挿入孔1311と開閉扉1400の内面との離隔距離に応じて決められるものである。なお、把持体112と挿入体111とは、別々に製作されているように記載したが、これに限定されず例えば一体的に形成されていてもよい。
第1実施形態に係る誤動作防止冶具100の変形例は、図6に示すように、嵌合部材110の把持体112に滑止部材120が設けられているものである。滑止部材120は、例えばゴム材料で形成され、把持体112の全面に貼合されてもよいし、把持体112の表面の一部に貼合されていてもよい。なお、滑止部材120に代えて、把持体112の表面に凹凸を形成させて、作業員が握ったときの滑りを防止してもよい。
===第2実施形態に係る誤動作防止冶具200の構成===
図7、図8を参照しつつ、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200の構成について以下説明する。図7は、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200の構成を示す斜視図である。図8は、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200を回転軸1341と嵌合させた状態の一例を示す拡大断面図である。
なお、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200は、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100の把持体112を変形したものである。そのため、以下説明においては把持体212についてのみ説明することとし、他の構成要素については第1実施形態に係る誤動作防止冶具100と同じものとして、その説明を省略する。
図7に示すように、把持体212は、例えば、下段部材212aと、中段部材212bと、上段部材212cと、で構成され、挿入方向に伸縮する機構を形成している。この伸縮する機構は、下段部材212aが中段部材212bの内部に摺動でき、中段部材212bが上段部材212cの内部に摺動できるように構成されている。下段部材212aおよび中段部材212bは凸片212dを有し、中段部材212bおよび上段部材212cは係止孔212eを有する。凸片212dは、係止孔212eに係合する形状を呈する。つまり、夫々の部材が摺動すると、下側の部材の凸片212dが上側の部材の係止孔212eに係合して、把持体212の状態が固定される。図8に示すように、この伸縮する機構により、把持体212は、開閉扉1400の内面と挿入孔1311との間の離隔距離に応じて挿入方向の長さを調整できる。
また、把持体212には滑止部材220が設けられていてもよい。この場合、滑止部材220は、中段部材212bおよび上段部材212cの表面の全面または一部に貼合されている。
なお、上記において、把持体212が三段で形成されているように記載したがこれに限定されず、把持体212の段数は任意に決定されてもよい。
===第3実施形態に係る誤動作防止冶具300の構成===
図9を参照しつつ、第3実施形態に係る誤動作防止冶具300の構成について以下説明する。図9は、第3実施形態に係る誤動作防止冶具300の構成を示す斜視図である。
なお、以下説明においては、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200と異なる部分のみを記載することとし、記載のない事項については第2実施形態に係る誤動作防止冶具200と同じものとして、その説明を省略する。
図9に示すように、第3実施形態に係る誤動作防止冶具300は、円柱形状の嵌合部材310に伸縮する機構が設けられている。嵌合部材310は、例えば、下段部材311と、中段部材312と、上段部材313と、で構成されている。下段部材311は、挿入孔1311に挿入される部材であり、挿入方向の一端面に嵌合孔316が設けられている。中段部材312および上段部材313は、第2実施形態に係る誤動作防止冶具200における中段部材212bおよび上段部材212cと同じものである。誤動作防止冶具300の長さは、回転軸1341と嵌合した状態において、最も短い状態で挿入孔1311と開閉扉1400との間の離隔距離に収まる長さとする。
===第4実施形態に係る誤動作防止冶具400の構成===
図10を参照しつつ、第4実施形態に係る誤動作防止冶具400の構成について以下説明する。図10は、第4実施形態に係る誤動作防止冶具400の構成を示す斜視図である。
なお、以下説明においては、第1実施形態に係る誤動作防止冶具100と異なる部分のみを記載することとし、記載のない事項については第1実施形態に係る誤動作防止冶具100と同じものとして、その説明を省略する。
図10に示すように、第4実施形態に係る誤動作防止冶具400の嵌合部材410は、円柱形状を呈し、挿入方向の一端面に嵌合孔411を有する。その周面には滑止部材(不図示)が設けられていてもよい。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る誤動作防止冶具100,200,300,400は、挿入孔1311と挿入孔1311を開閉するスライド蓋1312とを有し、スライド蓋1312を開く動作に応じてスイッチ1350を開状態にする開閉部1310と、スイッチ1350が開状態になると電気的にロックされ、挿入孔1311の内側に設けられる回転軸1341を回転させると機械的にロックされる電動機1330と、電動機1330の動作に応じて配線1100に接続された状態と接続されていない状態とを切り替えられ、配線1100に接続された状態において、配線1100と接地極2000とを接続する接地接続部1320と、を有する接地装置1300と、挿入孔1311と対向して設けられる開閉扉1400と、を備える閉鎖形配電盤1000において、接地装置1300の誤動作を回避するために、電動機1330を電気的および機械的にロックする冶具であって、円柱形状を呈し、挿入孔1311に挿入される一方の端面に回転軸1341と嵌合する嵌合孔113,213,316,411を有する嵌合部材110,210,310,410を備え、嵌合部材110,210,310,410における挿入孔1311に挿入される方向の長さは、挿入孔1311に挿入した状態において、挿入孔1311と閉じられた開閉扉1400との間に収まる長さである。本実施形態によれば、閉鎖形配電盤1000の扉を閉じた状態でも接地装置1300の回転軸1341に嵌合した状態を保持することができるため、電動機1330を電気的および機械的にロックした状態を保持しつつ、閉鎖形配電盤1000の点検準備を迅速に行うことができる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具100,200において、嵌合部材110,210は、挿入孔1311に挿入される挿入体111,211と、挿入体111,211に連結され、挿入体111,211が挿入孔1311に挿入された状態で挿入孔1311を塞ぐような、挿入体111,211よりも大きい直径を有する把持体112,212と、を含んで構成されている。本実施形態によれば、誤動作防止冶具100,200を回転軸1341に嵌合させた状態において、挿入孔1311に虫などが侵入することを防止できる。また、把持体112,212の位置を確認することにより、回転軸1341が嵌合孔113,213と確実に嵌合しているか否かを確認できるため操作の安全性を向上できる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具100,200において、把持体112,212の表面に設けられ、作業員が把持したときの滑りを防止する滑止部材120,220をさらに備える。本実施形態によれば、作業員が誤動作防止冶具100,200,300,400を回転させるときに滑りを防止することができるため、作業の安全性を向上できる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具200において、把持体212は、挿入孔1311に挿入される方向に沿って伸縮可能な機構を有する。本実施形態によれば、開閉扉1400の内面と挿入孔1311との離隔距離に応じて長さを調整することができるためコストの縮減が図れる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具300において、嵌合部材310は、挿入孔1311に挿入される方向に沿って伸縮可能な機構を有する。本実施形態によれば、開閉扉1400の内面と挿入孔1311との離隔距離に応じて長さを調整することができるためコストの縮減が図れる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具200,300において、伸縮機構は、凸片212d,314と、係止孔212e,315と、を有し、嵌合部材210,310の挿入される方向の長さは、凸片212d,314が係止孔212e,315に係合して固定される。本実施形態によれば、簡易な手段で伸縮機構を固定することができるためコストの縮減が図れる。
又、本実施形態に係る誤動作防止冶具100,200,300,400において、嵌合部材110,210,310,410は、塩化ビニル材料で形成されている。本実施形態によれば、安価な材料で製作できるためコストの縮減が図れる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
100,200,300,400 誤動作防止冶具
110,210,310,410 嵌合部材
111,211 挿入体
112,212 把持体
113,213,316,411 嵌合孔
120,220 滑止部材
212d,314 凸片と
212e,315 係止孔
1000 閉鎖形配電盤
1100 配線
1300 接地装置
1310 開閉部
1311 挿入孔
1312 スライド蓋
1320 接地接続部
1330 電動機
1341 回転軸
1350 スイッチ
1400 開閉扉
2000 接地極

Claims (7)

  1. 挿入孔と前記挿入孔を開閉するスライド蓋とを有し、前記スライド蓋を開く動作に応じてスイッチを開状態にする開閉部と、
    前記スイッチが開状態になると電気的にロックされ、前記挿入孔の内側に設けられる回転軸を回転させると機械的にロックされる電動機と、
    前記電動機の動作に応じて配電線に接続された状態と接続されていない状態とが切り替えられ、前記配電線に接続された状態において、前記配電線と接地極とを接続する接地接続部と、
    を有する接地装置と、
    前記挿入孔と対向して設けられる扉と、
    を備える閉鎖形配電盤において、
    前記接地装置の誤動作を回避するために、前記電動機を電気的および機械的にロックする誤動作防止冶具であって、
    円柱形状を呈し、部分的に前記挿入孔に挿入され且つ部分的に前記挿入口から前記扉に向けて延出し、前記挿入孔に挿入される一方の端面に前記回転軸と嵌合する嵌合孔を有する嵌合部材
    を備え、
    前記嵌合部材のうち前記挿入口から延出した部分の端面が、閉じられた前記扉から前記挿入孔の方へ離間している
    ことを特徴とする誤動作防止冶具。
  2. 前記嵌合部材は、
    前記挿入孔に挿入される挿入体と、
    前記挿入体に連結され、前記挿入体が前記挿入孔に挿入された状態で前記挿入孔を塞ぐような、前記挿入体よりも大きい直径を有する把持体と、
    を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の誤動作防止冶具。
  3. 前記把持体の表面に設けられ、作業員が把持したときの滑りを防止する滑止部材
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の誤動作防止冶具。
  4. 前記把持体は、
    前記挿入孔に挿入される方向に沿って伸縮可能な機構を有する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の誤動作防止冶具。
  5. 前記嵌合部材は、
    前記挿入孔に挿入される方向に沿って伸縮可能な機構を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の誤動作防止冶具。
  6. 前記伸縮機構は、凸片と、係止孔と、を有し、
    前記嵌合部材の前記挿入される方向の長さは、前記凸片が前記係止孔に係合して固定される
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の誤動作防止冶具。
  7. 前記嵌合部材は、塩化ビニル材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の誤動作防止冶具。
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