JP6946709B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
本開示は、電力消費量の増加を抑制することを目的とする。
処理実行部は、周波数信号が入力され、周波数信号の周波数を動作周波数として、制御対象を制御するための複数の制御処理を実行するように構成される。
このように構成された本開示の電子制御装置は、制御処理毎に、制御処理のデッドラインを超えないようにした必要最低限の動作周波数を設定することができるため、無駄に高い動作周波数を設定してしまうことがなく、電子制御装置における電力消費量の増加を抑制することができる。
本実施形態の電子制御装置1(以下、ECU1)は、車両に搭載され、図示しないエンジンの制御を行う。ECUは、Electronic Control Unitの略である。
タイマ15は、PLL回路19から入力される信号のオン/オフによりカウントアップされるフリーカウンタと、コンペアレジスタとを、スロットルモータ3、点火プラグ4およびインジェクタ5のそれぞれについて備えている。そしてタイマ15は、フリーランカウンタの値が、コンペアレジスタに予めセットされているコンペア値と同じになると、対応するアクチュエータ(すなわち、スロットルモータ3、点火プラグ4およびインジェクタ5の何れか)を駆動するためのパルス信号を出力する。
PLL回路17,18,19は、図示しない電圧制御発振器(以下、VCO)、分周器、位相比較器およびループフィルタを備える。VCOは、Voltage Controlled Oscillatorの略である。
アイドル処理は、タスク処理とイベント処理が行われていない空き時間に実行される処理である。アイドル処理では、主に、RAM13における所定のデータ記憶領域に対して予め設定された設定値を書き込むリフレッシュ処理が行われる。
この第1周波数設定処理が実行されると、CPU11は、図2に示すように、まずS10にて、デッドライン時間を算出する。デッドライン時間は、タスク処理およびイベント処理を完了させる必要がある時刻(以下、デッドライン)になるまでに要する時間である。なお、タスク処理およびイベント処理の実行がデッドラインを超えると、ECU1によるエンジン制御が破綻するおそれがある。
次に、上記の第1周波数設定処理、第2周波数設定処理および第3周波数設定処理が実行される順序の具体例をフローチャートを用いて説明する。
PLL回路17は、外部から入力される分周数設定信号に従って設定された分周数Kに基づいて、基準周波数発生器16から入力される基準信号の周波数を分周数K倍した周波数を有するクロック信号を生成する。
CPU11は、タスク処理またはイベント処理を開始するときに、タスク処理またはイベント処理を開始する時刻から、タスク処理またはイベント処理を完了させる必要がある時刻(すなわち、デッドライン)になるまでに要するデッドライン時間を設定する。
このようにECU1は、タスク処理およびイベント処理毎に、タスク処理およびイベント処理のデッドラインを超えないようにした必要最低限のコア周波数を設定することができるため、無駄に高いコア周波数を設定してしまうことがなく、ECU1における電力消費量の増加を抑制することができる。
また、S110は実行時間算出部としての処理に相当し、S120はデッドライン判断部としての処理に相当し、S130は周波数上昇部および周波数上昇設定部としての処理に相当し、タスク処理またはイベント処理における全体の50%の処理量は算出開始判定値に相当する。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
例えば上記実施形態では、算出係数が一定値である形態を示したが、CPU11の処理負荷とデッドライン時間までの余裕時間とに基づいて、算出係数を変動させるようにしてもよい。ここで、CPU11が実行する係数設定処理の手順を説明する。係数設定処理は、タスク処理またはイベント処理が完了したときに実行される処理である。
そしてS730にて、S720で算出した処理負荷が予め設定された余裕判定値より大きいか否かを判断する。ここで、処理負荷が余裕判定値より大きい場合には、S770に移行する。一方、処理負荷が余裕判定値以下である場合には、S740にて、実行起因処理の余裕時間を算出する。具体的には、実行起因処理のデッドライン時間から、S710で算出した実行起因処理の実行時間を減算した減算値を、実行起因処理の余裕時間として算出する。
このように構成されたECU1では、CPU11は、CPU11の処理負荷を算出する。CPU11は、タスク処理またはイベント処理が完了した時刻からタスク処理またはイベント処理のデッドラインまでの時間を余裕時間として算出する。
上記変形例1では、設定判定値が一定値である形態を示した。しかし、余裕時間が設定判定値より大きくなった後に用いる設定判定値と、余裕時間が設定判定値より小さくなった後に用いる設定判定値とを異ならせるようにしてもよい。すなわち、設定判定値にヒステリシス処理を施すようにしてもよい。
上記実施形態では、タスク処理またはイベント処理が全体の50%の処理を実行したときに第2周波数設定処理が実行される形態、すなわち、1つのタスク処理またはイベント処理で第2周波数設定処理が1回実行される形態を示した。しかし、1つのタスク処理またはイベント処理で、第2周波数設定処理のようにコア周波数を再設定する処理を、タスク処理またはイベント処理の処理量に応じて複数回実行するようにしてもよい。例えば、タスク処理またはイベント処理が全体の25,50,75%の処理を実行したときに、第2周波数設定処理のようにコア周波数を再設定する処理を実行するようにしてもよい。この場合には、1つのタスク処理またはイベント処理で、コア周波数を再設定する処理が3回実行される。
Claims (3)
- 外部から入力される周波数設定信号に従って設定された設定周波数を有する周波数信号を生成するように構成された信号生成部(17)と、
前記周波数信号が入力され、前記周波数信号の周波数を動作周波数として、制御対象を制御するための複数の制御処理を実行するように構成された処理実行部(11)と、
前記制御処理を開始するときに、前記制御処理を開始する時刻から、前記制御処理を完了させる必要がある時刻であるデッドラインになるまでに要するデッドライン時間を設定するように構成されたデッドライン時間設定部(S10)と、
前記処理実行部が前記制御処理の開始から完了までに必要とする処理時間が、前記デッドライン時間設定部により設定された前記デッドライン時間を超えないように、前記処理実行部の前記動作周波数を算出するように構成された周波数算出部(S20)と、
前記周波数算出部により算出された前記動作周波数を示す前記周波数設定信号を前記信号生成部へ出力するように構成された周波数設定部(S30)と、
前記制御処理の実行中において、前記制御処理よりも優先度が高い高優先度制御処理の割り込みが発生し、その後、前記高優先度制御処理が完了したときに、前記高優先度制御処理の開始から現時点までに要した高優先度実行時間を算出するように構成された高優先度実行時間算出部(S210)と、
少なくとも、前記デッドライン時間設定部により設定された前記デッドライン時間から、前記高優先度実行時間算出部により算出された前記高優先度実行時間を減算した減算値を用いて、前記デッドライン時間を再度設定するデッドライン時間再設定部(S220)と、
前記処理時間が、前記デッドライン時間再設定部により設定された前記デッドライン時間を超えないように、前記処理実行部の前記動作周波数を算出するように構成された周波数再算出部(S230)と、
前記周波数再算出部により算出された前記動作周波数を示す前記周波数設定信号を前記信号生成部へ出力するように構成された周波数再設定部(S240)と
を備える電子制御装置(1)。 - 外部から入力される周波数設定信号に従って設定された設定周波数を有する周波数信号を生成するように構成された信号生成部(17)と、
前記周波数信号が入力され、前記周波数信号の周波数を動作周波数として、制御対象を制御するための複数の制御処理を実行するように構成された処理実行部(11)と、
前記制御処理を開始するときに、前記制御処理を開始する時刻から、前記制御処理を完了させる必要がある時刻であるデッドラインになるまでに要するデッドライン時間を設定するように構成されたデッドライン時間設定部(S10)と、
前記処理実行部が前記制御処理の開始から完了までに必要とする処理時間が、前記デッドライン時間設定部により設定された前記デッドライン時間を超えないように、前記処理実行部の前記動作周波数を算出するように構成された周波数算出部(S20)と、
前記周波数算出部により算出された前記動作周波数を示す前記周波数設定信号を前記信号生成部へ出力するように構成された周波数設定部(S30)と、
前記処理実行部の処理負荷を算出するように構成された処理負荷算出部(S720)と、
前記制御処理が完了した時刻から前記制御処理の前記デッドラインまでの時間を余裕時間として算出するように構成された余裕時間算出部(S710,S740)と、
少なくとも、前記処理負荷算出部により算出された前記処理負荷と、前記余裕時間算出部により算出された前記余裕時間とを用いて、前記処理負荷と負の相関を有し、且つ、前記余裕時間と正の相関を有するように、算出係数を設定する係数設定部(S730,S750,S760,S770)とを備え、
前記デッドライン時間設定部は、前記デッドライン時間に、前記係数設定部により設定された前記算出係数を乗じた乗算値を、新たな前記デッドライン時間とする電子制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の電子制御装置であって、
前記制御処理の実行中において、前記制御処理の処理量が予め設定された算出開始判定値と一致した場合に、前記制御処理の開始から現時点までに要した実行時間を算出する実行時間算出部(S110)と、
前記実行時間算出部により算出された前記実行時間に基づいて、前記制御処理が完了する処理完了時刻が前記デッドラインを超えるか否かを判断するデッドライン判断部(S120)と、
前記処理完了時刻が前記デッドラインを超えると前記デッドライン判断部が判断した場合に、前記処理完了時刻が前記デッドラインを超えないように、現時点の前記動作周波数より高い前記動作周波数を設定するように構成された周波数上昇部(S130)と、
前記周波数上昇部により設定された前記動作周波数を示す前記周波数設定信号を前記信号生成部へ出力するように構成された周波数上昇設定部(S130)と
を備える電子制御装置。
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