JP6943134B2 - Image processing systems, image processing equipment, servers and programs - Google Patents
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Description
本発明は、画像処理システム、画像処理装置、サーバー及びプログラムに関し、特に、画像処理装置で不具合が発生した場合にその不具合箇所を特定するための技術に関する。 The present invention relates to an image processing system, an image processing apparatus, a server, and a program, and more particularly to a technique for identifying a defect portion when a defect occurs in the image processing apparatus.
従来、MFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置として、自己診断機能を備えたものが知られている。一例を挙げると、従来の画像処理装置は、自装置の状態に関する状態データを記憶しておき、ネットワークを介して、自装置と同じ機能を有する他の画像処理装置から他の画像処理装置の状態データを取得し、自装置の状態データと他の画像処理装置の状態データとを比較することにより、自装置の異常診断を行う(例えば特許文献1)。 Conventionally, as an image processing device such as an MFP (Multifunction Peripherals), one having a self-diagnosis function is known. As an example, the conventional image processing device stores state data related to the state of the own device, and the state of the other image processing device is changed from another image processing device having the same function as the own device via a network. By acquiring data and comparing the state data of the own device with the state data of another image processing device, an abnormality diagnosis of the own device is performed (for example, Patent Document 1).
ところで、画像処理装置には複数のハードウェアが搭載されている。そして画像処理装置は、ジョブの実行に必要となるハードウェアを順に動作させることにより、スキャンジョブやプリントジョブなどのユーザーによって指定されたジョブを実行する。 By the way, the image processing device is equipped with a plurality of hardware. Then, the image processing device executes a job specified by the user, such as a scan job or a print job, by sequentially operating the hardware required to execute the job.
画像処理装置において自己診断を行う際も上記と同様である。例えばスキャン機能に不具合が生じている可能性がある場合、画像処理装置は、所定の診断用データを用いて、スキャンジョブの実行時に動作する複数のハードウェアを予め定められた順序で動作させることにより、それら複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを自己診断する。その結果、自己診断が異常終了すれば、スキャンジョブの実行時に動作する複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアに不具合が生じていることが確定する。 The same applies to the self-diagnosis performed in the image processing apparatus. For example, when there is a possibility that the scanning function has a problem, the image processing device uses predetermined diagnostic data to operate a plurality of hardwares operating at the time of executing a scan job in a predetermined order. This self-diagnoses whether or not a defect has occurred in any one of the plurality of hardware. As a result, if the self-diagnosis ends abnormally, it is determined that one of the plurality of hardware operating when the scan job is executed has a problem.
しかしながら、従来の自己診断は、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じていることを把握することができる反面、不具合の生じているハードウェアを特定することができないという問題がある。そのため、不具合発生時にサービスマンなどがハードウェア部品を交換する際、自己診断において動作した複数のハードウェアのうちのどのハードウェアを交換して良いかがわからず、復旧作業に時間を要するという問題がある。 However, while the conventional self-diagnosis can grasp that a defect has occurred in any one of a plurality of hardware, there is a problem that the defective hardware cannot be identified. There is. Therefore, when a serviceman or the like replaces a hardware component when a problem occurs, he / she does not know which of the multiple hardware that worked in the self-diagnosis should be replaced, and the recovery work takes time. There is.
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアに不具合が生じた場合に、複数の画像処理装置を連携させながら診断処理を行うことにより、不具合の生じているハードウェアを従来よりも早期に特定できるようにした、画像処理システム、画像処理装置、サーバー及びプログラムを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made to solve the above problems, and when a problem occurs in any one of a plurality of hardware, a diagnostic process is performed while linking a plurality of image processing devices. By doing so, it is an object of the present invention to provide an image processing system, an image processing device, a server, and a program capable of identifying defective hardware earlier than before.
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、第1の画像処理装置と、前記第1の画像処理装置と共通するハードウェア構成を有する第2の画像処理装置とが互いに通信可能な画像処理システムであって、前記第1の画像処理装置は、複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する第1の診断手段、を備え、前記第2の画像処理装置は、複数のハードウェアを前記所定の順序で動作させることによって前記診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する第2の診断手段、を備え、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記第1の診断手段と前記第2の診断手段とが互いに連携し、前記第1の画像処理装置のハードウェア及び前記第2の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする構成である。
In order to achieve the above object, in the invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理システムにおいて、前記第2の診断手段は、前記第1の診断手段と連携するとき、前記第2の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理の途中までの処理を実行することにより得られるデータを前記第1の画像処理装置へ転送した後、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理の途中までの処理を実行することにより得られるデータを前記第1の画像処理装置へ転送する処理を繰り返し行い、前記第1の診断手段は、前記第2の画像処理装置から前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記第2の画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行い、前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに前記第1の画像処理装置において動作させなかったハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の画像処理システムにおいて、前記第1の診断手段は、前記第2の診断手段と連携するとき、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理の途中までの処理を実行することにより得られるデータを前記第2の画像処理装置へ転送した後、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理の途中までの処理を実行することにより得られるデータを前記第2の画像処理装置へ転送する処理を繰り返し行い、前記第2の診断手段は、前記第1の画像処理装置から前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記第1の画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行い、前記第1の診断手段は、前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに前記第1の画像処理装置において動作させたハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記第1の画像処理装置及び前記第2の画像処理装置と通信可能な第3の画像処理装置を更に備え、前記第3の画像処理装置は、前記第1の診断手段及び前記第2の診断手段と連携して前記診断処理を行う第3の診断手段、を備え、前記第1の診断手段は、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記第2の診断手段及び前記第3の診断手段のそれぞれと連携して前記診断処理を行うことを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像処理システムにおいて、前記第1の診断手段は、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記第1の画像処理装置のハードウェア及び前記第2の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて行う前記診断処理と、前記第1の画像処理装置のハードウェア及び前記第3の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて行う前記診断処理とを並列して行うことを特徴とする構成である
The invention according to
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の画像処理システムにおいて、前記第1の診断手段は、前記第2の画像処理装置における複数のハードウェアの中に前記診断処理に必要なハードウェアが含まれておらず、且つ、前記第3の画像処理装置における複数のハードウェアの中に前記第2の画像処理装置において不足するハードウェアが含まれている場合に、前記第2の診断手段及び前記第3の診断手段のそれぞれと連携し、前記第1の画像処理装置のハードウェアの代わりに動作させるハードウェアを、前記第2の画像処理装置及び前記第3の画像処理装置のハードウェアの中から選択して動作させることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記第1の診断手段は、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、過去の不具合発生履歴に基づいて不具合が生じているハードウェアを推定し、当該推定したハードウェアを動作させて行う前記診断処理と、当該推定したハードウェアを動作させないで行う前記診断処理とを優先的に行うことを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項8に係る発明は、互いに共通するハードウェア構成を有する複数の画像処理装置と、サーバーとが互いに通信可能な画像処理システムであって、前記複数の画像処理装置のそれぞれは、複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断手段、を備え、前記診断手段は、一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記サーバーからの指示に基づいて他の画像処理装置と連携し、当該一の画像処理装置のハードウェア及び前記他の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする構成である。 The invention according to claim 8 is an image processing system in which a plurality of image processing devices having a common hardware configuration and a server can communicate with each other, and each of the plurality of image processing devices has a plurality of hardware. A diagnostic means for executing a diagnostic process by operating the hardware in a predetermined order and diagnosing whether or not a defect has occurred in any one of a plurality of hardware based on the result of the diagnostic process. , The diagnostic means cooperates with another image processing device based on an instruction from the server when a problem occurs in any one of a plurality of hardware in one image processing device. By selectively operating the hardware of the one image processing device and the hardware of the other image processing device in the predetermined order to perform the diagnostic processing, a plurality of hardware of the one image processing device. The configuration is characterized by identifying the hardware in which the defect has occurred from among the hardware.
請求項9に係る発明は、請求項8に記載の画像処理システムにおいて、前記サーバーは、前記複数の画像処理装置に関する情報が登録された管理情報を記憶する記憶手段と、前記管理情報に基づき、前記複数の画像処理装置のうちから不具合の生じていない画像処理装置を連携装置として特定する連携装置特定手段と、前記連携装置特定手段によって特定された連携装置を前記一の画像処理装置における前記診断手段に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項10に係る発明は、請求項9に記載の画像処理システムにおいて、前記サーバーは、前記一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合に不具合が生じたハードウェアを推定する不具合推定手段と、前記一の画像処理装置における前記診断手段に対して実行すべき前記診断処理を指示する診断処理指示手段と、を更に備え、前記管理情報には、前記複数の画像処理装置における過去の不具合発生履歴が含まれており、前記不具合推定手段は、前記不具合発生履歴に基づいて不具合が生じたハードウェアを推定し、前記診断処理指示手段は、前記一の画像処理装置における前記診断手段に対し、前記不具合推定手段によって推定されたハードウェアを動作させる前記診断処理と、前記不具合推定手段によって推定されたハードウェアを動作させない前記診断処理とを優先的に行うことを指示することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項11に係る発明は、請求項10に記載の画像処理システムにおいて、前記サーバーは、前記診断手段によって不具合が生じているハードウェアが特定された場合に前記不具合発生履歴を更新する管理手段、を更に備えることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項12に係る発明は、画像処理装置であって、自機のハードウェア構成と共通するハードウェア構成を有する他のデバイスと通信を行う通信手段と、複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断手段と、を備え、前記診断手段は、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記他のデバイスと連携し、当該画像処理装置のハードウェア及び前記他のデバイスのハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項13に係る発明は、請求項12に記載の画像処理装置において、前記診断手段は、前記他のデバイスに、前記他のデバイスにおける複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行させたデータを当該画像処理装置へ転送させると共に、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行させたデータを当該画像処理装置へ転送させる処理を繰り返し行わせる指示手段と、前記他のデバイスから、前記診断処理の途中まで実行させたデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記他のデバイスにおいて行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行う実行手段と、前記実行手段において繰り返し得られる前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに当該画像処理装置において動作させなかったハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定する不具合特定手段と、を備えることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項14に係る発明は、請求項12に記載の画像処理装置において、前記診断手段は、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行したデータを前記他のデバイスへ転送した後、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行したデータを前記他のデバイスへ転送する処理を繰り返し行う実行手段と、前記他のデバイスに、前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、当該画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行わせる指示手段と、前記他のデバイスにおいて繰り返し得られる前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに当該画像処理装置において動作させたハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定する不具合特定手段と、を備えることを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項15に係る発明は、請求項12乃至14のいずれかに記載の画像処理装置において、前記診断手段は、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、複数の他のデバイスと連携することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項16に係る発明は、画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置に、複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断ステップと、自機のハードウェア構成と共通するハードウェア構成を有する他のデバイスと通信を行う通信ステップと、を実行させ、前記診断ステップは、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記他のデバイスと連携し、当該画像処理装置のハードウェア及び前記他のデバイスのハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする構成である。
The invention according to
請求項17に係る発明は、互いに共通するハードウェア構成を有する複数の画像処理装置と通信を行うことが可能なサーバーにおいて実行されるプログラムであって、前記複数の画像処理装置のうちの一の画像処理装置においてハードウェアに不具合が生じた場合、前記一の画像処理装置が、他の画像処理装置と連携して複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を実行するように構成され、前記プログラムは、前記サーバーに、前記複数の画像処理装置に関する情報が登録された管理情報を管理するステップと、前記一の画像処理装置においてハードウェアに不具合が生じた場合に、前記管理情報に基づいて前記複数の画像処理装置のうちから不具合の生じていない他の画像処理装置を特定するステップと、前記特定された他の画像処理装置を前記一の画像処理装置へ通知し、前記一の画像処理装置と前記他の画像処理装置とを連携させて前記診断処理を行わせるステップと、を実行させることを特徴とする構成である。 The invention according to claim 17 is a program executed on a server capable of communicating with a plurality of image processing devices having a common hardware configuration, and is one of the plurality of image processing devices. When a hardware problem occurs in an image processing device, the one image processing device is configured to execute diagnostic processing for operating a plurality of hardware in a predetermined order in cooperation with another image processing device. , The program manages management information in which information about the plurality of image processing devices is registered in the server, and when a hardware problem occurs in the one image processing device, the management information is used. Based on this, the step of identifying another image processing device that does not have a problem from the plurality of image processing devices and the other identified image processing device are notified to the one image processing device, and the above-mentioned one. The configuration is characterized in that the step of causing the diagnostic processing to be performed in cooperation with the image processing device and the other image processing device is executed.
本発明によれば、一の画像処理装置に搭載されている複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアに不具合が生じた場合に、複数の画像処理装置を連携させながら診断処理を行うことにより、不具合の生じているハードウェアを従来よりも早期に特定することができるようになる。 According to the present invention, when a problem occurs in any one of a plurality of hardware mounted on one image processing device, diagnostic processing is performed while linking the plurality of image processing devices. This makes it possible to identify the defective hardware earlier than before.
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the embodiments described below, members that are common to each other are designated by the same reference numerals, and duplicate description thereof will be omitted.
図1は、本発明の一実施形態である画像処理システム1の概念的構成例を示す図である。この画像処理システム1は、複数の画像処理装置2とサーバー4とがネットワーク3に接続された構成である。複数の画像処理装置2のうち、画像処理装置2a,2b,2cがネットワーク3aに接続されており、画像処理装置2d,2e,2fがネットワーク3bに接続されている。画像処理装置2は、MFP(Multifunction Peripherals)として構成され、スキャンジョブやプリントジョブなどのユーザーによって指定されたジョブを実行する。また画像処理装置2は、ネットワーク3a,3bを介して、他の画像処理装置2と通信可能であると共に、サーバー4とも通信可能である。サーバー4は、複数の画像処理装置2のそれぞれを管理するための装置であり、ネットワーク3a,3bのそれぞれに接続されている。
FIG. 1 is a diagram showing a conceptual configuration example of an
図2は、画像処理装置2のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、画像処理装置2は、ハードウェア構成として、操作パネル10と、通信インタフェース11と、スキャナ部12と、入力画像処理部13と、画像メモリ14と、出力画像処理部15と、プリンタ部16と、全体制御部20と、記憶装置30とを備えており、これらがデータバス9を介して相互にデータの入出力を行うことができる構成である。尚、複数の画像処理装置2a〜2fは、いずれも図2に示す構成を有する点で共通している。ただし、複数の画像処理装置2a〜2fのハードウェア構成は、互いに完全に共通するものに限られず、一部のみが共通するものであっても構わない。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of a hardware configuration and a functional configuration of the
操作パネル10は、画像処理装置2をユーザーが使用する際のユーザーインタフェースであり、表示部10aと、操作部10bとを備えている。表示部10aは、例えばカラー液晶ディスプレイによって構成され、ユーザーに対して各種画面を表示する。操作部10bは、タッチパネルキーや押しボタンキーなどによって構成され、ユーザーによる操作を受け付ける。
The
通信インタフェース11は、画像処理装置2をネットワーク3に接続するためのものであり、他の画像処理装置2やサーバー4と通信を行う際のインタフェースである。
The
スキャナ部12は、スキャンジョブの実行時に動作し、ユーザーによってセットされる原稿を光学的に読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部12は、データバス9を介して所定の診断用データ32が入力されると、原稿を読み取って生成した画像データに対して行う処理と同じ処理を、その診断用データ32に対して行い、処理済みのデータを出力する。
The
入力画像処理部13は、画像処理装置2に入力される画像データに対して画像圧縮等の画像処理を行う処理部である。例えばスキャンジョブが実行される場合、スキャナ部12から画像データが出力される。そのため、入力画像処理部13は、スキャナ部12から出力される画像データに対して画像圧縮等の画像処理を行う。
The input
画像メモリ14は、画像処理装置2においてスキャンジョブやプリントジョブが実行される際に画像データを一時的に格納するために使用されるメモリである。例えば、入力画像処理部13による画像処理や、出力画像処理部15による画像処理は、この画像メモリ14を用いて行われる。
The
出力画像処理部15は、画像処理装置2から出力される画像データに対して画像伸長等の画像処理を行う処理部である。例えば画像処理装置2においてプリントジョブが実行される場合、画像処理装置2は、出力画像処理部15を動作させ、圧縮された画像データに対して画像伸長処理を施し、印刷可能な画像データを生成して出力する。
The output
プリンタ部16は、プリントジョブの実行時に動作し、入力する画像データに基づくトナー像を印刷用紙に転写して定着させることにより、印刷出力を行うものである。
The
全体制御部20は、図示を省略するCPUと、メインメモリとを備えており、各部の動作を制御するものである。例えば全体制御部20は、上述したハードウェアを所定の順序で動作させることにより、スキャンジョブやプリンタジョブなどのユーザーによって指定されたジョブの実行を制御する。
The
また全体制御部20は、CPUがプログラム31を実行することによって診断部21として機能する。例えば全体制御部20は、画像処理装置2において不具合が発生した可能性がある場合に自動又は手動でプログラム31を起動し、診断部21を機能させる。
Further, the
診断部21は、複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を実行し、その診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する処理部である。この診断部21は、自機に搭載されている複数のハードウェアを所定の順序で動作させることにより自己診断を行うことが可能である。また診断部21は、他の画像処理装置(他のデバイス)2と連携し、自機のハードウェアと他の画像処理装置2のハードウェアとを所定の順序で動作させることにより連携診断を行うことも可能である。このような診断部21は、診断処理指示部22と、診断処理実行部23と、診断結果判定部24とを備えている。
The
診断処理指示部22は、他の画像処理装置2と連携して診断処理を行う際に動作するものであり、他の画像処理装置2に診断処理の一部を実行するように指示する処理部である。例えば、画像処理装置2が他の画像処理装置2と連携して診断処理を行うときには、診断用データ32に基づく処理を途中まで進行させたデータが他の画像処理装置2との間で送受信される。診断処理指示部22は、そのようなデータを他の画像処理装置2へ送信するときに機能し、他の画像処理装置2に対して次に行うべき診断処理を指示するものである。
The diagnostic
診断処理実行部23は、複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を実行するものである。診断処理実行部23は、自機に搭載されているハードウェアのみを利用する自己診断を実行するだけでなく、他の画像処理装置2との連携診断も実行する。例えば、診断処理実行部23は、他の画像処理装置2との連携診断において複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を複数回繰り返し実行することができる。
The diagnostic
診断結果判定部24は、診断処理実行部23によって行われる診断処理の結果を判定する処理部である。例えば診断処理実行部23が他の画像処理装置2との連携診断において診断処理を繰り返し行った場合、診断結果判定部24は、それら複数回の診断処理の結果に基づいて不具合の発生しているハードウェアを特定することができる。
The diagnosis
記憶装置30は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などによって構成される不揮発性の記憶手段である。この記憶装置30には、全体制御部20のCPUによって実行されるプログラム31が記憶される。また記憶装置30には、診断処理が実行される際に用いられる診断用データ32が記憶されると共に、診断用データ32を用いた診断処理が正常であるか否かを判定するための検証用データ33が記憶される。さらに記憶装置30には、ジョブの実行中または診断処理の実行中に一時的なデータなどを記憶するための一時記憶領域34が設けられる。
The
図3は、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示する図である。スキャン機能を診断する診断処理では、スキャン機能に関する複数のハードウェアが図3に示す順序で動作する。すなわち、診断部21は、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順序で動作させることにより、スキャン機能の診断処理を実行する。
FIG. 3 is a diagram illustrating a flow of diagnostic processing when diagnosing the scanning function. In the diagnostic process for diagnosing the scan function, a plurality of hardware related to the scan function operate in the order shown in FIG. That is, the
診断部21は、自機のスキャン機能に不具合が生じている可能性がある場合、まず自己診断のための診断処理を実行する。自己診断では、自機のハードウェアだけを用いて診断処理が行われる。すなわち、診断部21は、自機に搭載されている、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21を順に動作させてスキャン機能が正常に動作するか否かの自己診断を行う。このとき、診断部21は、はじめに診断用データ32をスキャナ部12へ投入し、スキャナ部12において診断用データ32に基づく処理を行わせる。以後、診断部21は、ハードウェアで処理されたデータを次の順序のハードウェアに投入する処理を繰り返し、最終的に診断結果を判定する。診断部21は、診断用データ32を用いた診断処理によって得られるデータが、検証用データ33に一致するか否かを判定することにより、スキャン機能が正常に動作しているか否かを判断する。例えば診断処理によって得られるデータが検証用データ33に一致すれば、スキャン機能が正常に動作していることとなる。これに対し、診断処理によって得られるデータが検証用データ33に一致しなければ、スキャン機能において不具合が発生していることが確定する。このような自己診断では、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、メインメモリ19及び記憶装置30のいずれかに不具合が生じていることを把握することが可能である。しかし、自己診断では、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、メインメモリ19及び記憶装置30のうちのどのハードウェアに不具合が生じているかを特定することができない。
When there is a possibility that the scanning function of the own machine has a problem, the
そこで診断部21は、自己診断によってスキャン機能 に不具合が生じていることが判明した場合に、不具合が生じているハードウェアを特定するために他の画像処理装置2と連携して診断処理を行う。このとき、診断部21は、サーバー4と通信を行うことにより、自己診断の結果をサーバー4へ通知し、サーバー4からの指示に基づいて他の画像処理装置2との連携診断を行う。
Therefore, when the self-diagnosis reveals that the scanning function has a defect, the
図4は、サーバー4のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。サーバー4は、ハードウェア構成として、制御部40と、記憶装置41と、通信インタフェース42とを備えている。
FIG. 4 is a block diagram showing an example of the hardware configuration and the functional configuration of the
制御部40は、図示を省略するCPUとメモリとを備えて構成され、各部の動作を制御するものである。制御部40は、CPUがプログラム43を実行することにより、管理部51、不具合推定部52、連携装置特定部53及び通知部54として機能する。
The
記憶装置41は、ハードディスクドライブ(HDD)などで構成される不揮発性の記憶手段である。記憶装置41には、制御部40のCPUによって実行されるプログラム43が記憶されると共に、複数の画像処理装置2のそれぞれに関する情報が登録された管理情報44が記憶される。
The
通信インタフェース42は、サーバー4をネットワーク3に接続するためのものであり、複数の画像処理装置2のそれぞれと通信を行う際のインタフェースである。
The
図5は、管理情報44の一例を示す図である。管理情報44は、サーバー4が管理する画像処理装置2に関する各種の情報が登録された情報である。例えば管理情報44には、図5に示すように、各画像処理装置2の装置識別情報44a、機種情報44b、シリアル番号44c、設置日時情報44d、設置場所情報44e、ハードウェア構成情報44f、不具合発生履歴情報44g及びメンテナンス情報44hが登録されている。シリアル番号44cは、画像処理装置2の製造順に付与されるユニークな番号である。またハードウェア構成情報44fは、画像処理装置2のハードウェア構成が記述された情報であり、不具合発生履歴情報44gは、画像処理装置2において発生したハードウェアの不具合に関する情報が記述された情報である。さらにメンテナンス情報44hは、例えば画像処理装置2のハードウェア部品が交換された場合にその交換履歴などを記述した情報である。
FIG. 5 is a diagram showing an example of
図4に戻り、管理部51は、記憶装置41に記憶されている管理情報44を管理する処理部である。管理部51は、例えばサーバー管理者によって新たな画像処理装置2に関する情報が登録されると、その情報を管理情報44に登録する。また管理部51は、ネットワーク3を介して画像処理装置2から不具合部品が通知されると、その通知に基づき、不具合発生履歴情報44gを更新する。さらに管理部51は、ネットワーク3を介して画像処理装置2からメンテナンス作業が完了したことを示す作業完了通知を受信すると、その通知に基づき、メンテナンス情報44hを更新する。したがって、管理部51は、ネットワーク3を介して接続されている全ての画像処理装置2の状況をリアルタイムで管理情報44に記録して管理する。
Returning to FIG. 4, the
不具合推定部52は、画像処理装置2から不具合が発生したことを示す診断要求を受信した場合に機能する。不具合推定部52は、画像処理装置2から受信する自己診断の結果に基づき、自己診断時に動作した複数のハードウェアの中から、不具合の発生している可能性のあるハードウェアを推定する処理部である。例えば、不具合推定部52は、記憶装置41から管理情報44を読み出し、自己診断で不具合の発生が検知された画像処理装置2と同一機種である他の画像処理装置2の不具合発生履歴情報44gを参照し、自己診断で動作した複数のハードウェアの中に、他の画像処理装置2において不具合が発生したことがあるハードウェアがあれば、そのハードウェアを、不具合の発生している可能性のあるハードウェアとして推定する。また不具合推定部52は、同一機種以外にも、例えば製造日が近い他の画像処理装置2や、設置日が同じ日である他の画像処理装置2、設置場所が同じ場所である他の画像処理装置2などの不具合発生履歴情報44gを参照し、他の画像処理装置2において不具合が発生したことがあるハードウェアがあれば、そのハードウェアを、不具合の発生している可能性のあるハードウェアとして推定するようにしても良い。さらに不具合推定部52は、他の画像処理装置2のメンテナンス情報44hを参照し、自己診断で動作した複数のハードウェアの中に、他の画像処理装置2において交換されたハードウェアがあれば、そのハードウェアを、不具合の発生している可能性のあるハードウェアとして推定するようにしても良い。
The
連携装置特定部53は、自己診断において不具合の発生が検知された画像処理装置2が連携して診断処理を行う連携装置を特定する処理部である。連携装置特定部53は、管理情報44に登録されている複数の画像処理装置2のうちから不具合の発生していない画像処理装置2を連携装置として特定する。このとき、連携装置特定部53は、例えば、自己診断において不具合の発生が検知された画像処理装置2と同じハードウェア構成である他の画像処理装置2を1つ選択して連携装置として特定する。ただし、診断処理において動作するハードウェアの数が所定の閾値以上である場合、連携装置特定部53は、2以上の画像処理装置2を連携装置として特定するようにしても良い。また自己診断において不具合の発生が検知された画像処理装置2と同じハードウェア構成である他の画像処理装置2が存在しない場合、連携装置特定部53は、2以上の他の画像処理装置2を組み合わせることにより、診断処理を行うことが可能なハードウェア構成を実現できるか否かを判定する。そして診断処理を行うことが可能なハードウェア構成を実現できるのであれば、連携装置特定部53は、それら2以上の他の画像処理装置2のそれぞれを連携装置として特定する。
The cooperation
通知部54は、自己診断において不具合の発生が検知された画像処理装置2に対し、不具合が発生していると推定されたハードウェアや連携装置などを通知する処理部である。また通知部54は、診断処理指示部55を有している。診断処理指示部55は、不具合が発生している画像処理装置2と、不具合が発生していない正常稼働中の画像処理装置2とが互いに連携して行う診断処理を指示する処理部である。例えば自己診断によってスキャン機能に不具合があると判定された場合、診断処理指示部55は、スキャン機能を診断するための診断処理を行うことを、不具合が発生している画像処理装置2及び不具合が発生していない正常稼働中の画像処理装置2に指示する。これにより、不具合が発生している画像処理装置2と、不具合が発生していない正常稼働中の画像処理装置2とが互いに連携して不具合の発生しているハードウェアを特定するための診断処理を行うようになる。すなわち、不具合が発生している画像処理装置2の診断部21は、不具合の発生していない他の画像処理装置2の診断部21との連携動作を開始するのである。そして不具合が発生している画像処理装置2の診断部21は、他の画像処理装置2の診断部21と連携し、自機に搭載されているハードウェア及び他の画像処理装置2のハードウェアを所定の順序で択一的に動作させながら診断処理を行うことにより、自機に搭載されている複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定する。
The
図6は、複数の画像処理装置2及びサーバー4における動作プロセスの概念を示す図である。尚、図6では、画像処理装置2aにおいて不具合が発生し、画像処理装置2aが画像処理装置2bと連携して診断処理を行う場合を例示している。まず画像処理装置2aにおいて不具合が発生した可能性がある場合、画像処理装置2aは、自己診断処理を実行する(プロセスP1)。この自己診断処理では、画像処理装置2aに搭載されている複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理が行われる。そして画像処理装置2aは、自己診断の結果によって自機において不具合が発生していることを検知する(プロセスP2)。
FIG. 6 is a diagram showing a concept of an operation process in a plurality of
画像処理装置2aは、自機において不具合が発生していることを検知すると、サーバー4に対して診断要求D1を送信する(プロセスP3)。この診断要求D1は、サーバー4に対して連携診断のための指示を要求するものである。また診断要求D1には、自己診断の際に行った診断処理の内容と、自己診断の結果とが含まれる。そのため、サーバー4は、画像処理装置2aから受信する診断要求D1を解析することにより、画像処理装置2aにおいて自己診断が行われた際に動作した複数のハードウェアを特定することができ、それら複数のハードウェアの中に、不具合が発生しているハードウェアが存在することを把握することができる。
When the
サーバー4は、画像処理装置2aからの診断要求D1を受信すると、まず不具合箇所を推定する(プロセスP4)。すなわち、サーバー4は、自己診断において動作した複数のハードウェアの中のいずれのハードウェアに不具合が生している可能性があるかを推定するのである。このとき、サーバー4は、上述したように管理情報44に登録されている他の画像処理装置2の情報を参照し、不具合が生じているハードウェアを推定する。
When the
次にサーバー4は、画像処理装置2aが連携すべき連携装置を特定する(プロセスP5)。このとき、サーバー4は、管理情報44を参照することにより、現時点において不具合の発生していない他の画像処理装置2を連携装置として特定する。例えば、不具合の発生していない複数の画像処理装置2が連携装置候補として抽出された場合、サーバー4は、不具合が発生している画像処理装置2aと同じネットワーク3aに接続されている画像処理装置2bを連携装置として特定する。尚、サーバー4は、不具合が発生してない複数の画像処理装置2を連携装置として特定することもある。
Next, the
サーバー4は、連携装置を特定すると、次に画像処理装置2aと画像処理装置2bとが連携して行う診断処理を決定する(プロセスP6)。例えば画像処理装置2aのスキャン機能に不具合が発生している場合、サーバー4は、スキャンジョブの実行時に動作する複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を決定する。このとき、サーバー4は、自己診断と同じ診断処理を決定しても良い。またサーバー4は、プロセスP4において不具合が生じていると推定したハードウェアを優先的に診断する診断処理を決定しても良い。
When the
そしてサーバー4は、不具合が発生している画像処理装置2aと、画像処理装置2aと連携する画像処理装置2bとのそれぞれに対し、診断処理通知D2を送信する(プロセスP7)。この診断処理通知D2には、連携装置を示す情報と、診断処理の具体的な内容を示す情報とが含まれる。
Then, the
画像処理装置2aは、サーバー4から診断処理通知D2を受信すると、画像処理装置2bが連携装置であることを把握する。また画像処理装置2bは、サーバー4から診断処理通知D2を受信すると、画像処理装置2aが連携装置であることを把握する。そして画像処理装置2aと2bは、互い連携しながらサーバー4から指示された診断処理の実行を開始する(プロセスP8)。これにより、画像処理装置2aの診断部21と画像処理装置2bの診断部21とが互いに連携し、画像処理装置2aのハードウェア及び画像処理装置2bのハードウェアを所定の順序で択一的に動作させる診断処理が行われる。また画像処理装置2aと2bとが互いに連携しながら行う診断処理は、複数回繰り返し行われることもある。
When the
そして画像処理装置2aと2bとが連携して診断処理を行うことにより、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェア(不具合部品)が特定される(プロセスP9)。画像処理装置2aは、自機の不具合部品を特定すると、サーバー4に対して不具合部品通知D3を送信する(プロセスP10)。この不具合部品通知D3には、特定されたハードウェア(不具合部品)に関する情報が含まれる。サーバー4は、その不具合部品通知D3を受信すると、管理情報44を更新する(プロセスP11)。具体的には、サーバー4において管理部51が機能し、管理情報44の画像処理装置2aに関する不具合発生履歴情報44gに不具合部品に関する情報が追加される。
Then, by performing the diagnostic processing in cooperation with the
また画像処理装置2aは、自機の不具合部品を特定すると、操作パネル10の表示部10aに不具合部品に関する情報を表示することにより、ユーザーに対して不具合が生じているハードウェアを報知する(プロセスP12)。これにより、ユーザーは、交換すべきハードウェアを正確に把握することができる。そしてユーザーによる交換作業が行われる(プロセスP13)。不具合部品の交換作業が完了すると、画像処理装置2aは、サーバー4に対して作業完了通知D4を送信する(プロセスP14)。この作業完了通知D4には、例えば交換されたハードウェアに関する情報が含まれる。サーバー4は、作業完了通知D4を受信すると、管理情報44を更新する(プロセスP15)。すなわち、サーバー4において管理部51が機能し、管理情報44の画像処理装置2aに関するメンテナンス情報44hに交換されたハードウェアに関する情報が追加される。
Further, when the
このように本実施形態では、不具合が発生した画像処理装置2aと、不具合が発生してない画像処理装置2bとが互いに連携して診断処理を行うことにより、画像処理装置2において不具合が発生しているハードウェアを特定するようにしている。以下においては、そのような診断処理の詳細について説明する。
As described above, in the present embodiment, the
図7は、不具合発生装置である画像処理装置2aと、正常稼働装置である画像処理装置2bとが連携して行う診断処理の一例を示す図である。尚、図7では、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示している。この診断処理は、自己診断と同様に、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21をこの順で動作させることにより診断を行うフローである。そして画像処理装置2aと2bとが連携する診断処理では、画像処理装置2aと2bのうちから上記フローに沿って画像処理装置2aと2bとのいずれか一方のハードウェアを選択して動作させることにより、診断を行う。
FIG. 7 is a diagram showing an example of diagnostic processing performed in cooperation with the
また画像処理装置2aと2bは、上記フローに沿った診断処理を複数回繰り返し行う。図7に示す診断処理61は1回目の診断処理を示しており、診断処理62は2回目の診断処理を示している。さらに診断処理63は3回目の診断処理を示している。
Further, the
1回目の診断処理61は、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まる。すなわち、画像処理装置2bは、診断処理61を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2bは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、画像処理装置2aへ転送する。
The first
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13においてそのデータを処理させる。以後、画像処理装置2aは、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理61の結果を判定する。このとき、診断処理61の結果がOKであれば、画像処理装置2aのスキャナ部12に不具合が発生していることを特定することができる。これに対し、診断処理61の結果がNGであれば、診断処理61において不具合のあるハードウェアが動作したことになるため、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。
When the
2回目の診断処理62は、1回目の診断処理61において不具合が発生しているハードウェアを特定できなかった場合に行われる。2回目の診断処理62もまた、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まる。すなわち、画像処理装置2bは、診断処理62を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。その後、画像処理装置2bは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13による処理を行わせる。そして画像処理装置2bは、自機の入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2aへ転送する。
The second
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ供給し、画像メモリ14にそのデータを一旦記憶させる。その後、画像処理装置2aは、画像メモリ14からデータを読み出し、そのデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理62の結果を判定する。このとき、診断処理62の結果が仮にOKとなれば、画像処理装置2aの入力画像処理部13に不具合が発生していることを特定することができる。ただし、入力画像処理部13は診断処理62において2度動作するため、入力画像処理部13に不具合が生じていれば、診断処理62がOKとなることはない。また診断処理62の結果がNGであれば、依然として画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。
When the
3回目の診断処理63は、2回目の診断処理62においても不具合が発生しているハードウェアを特定できなかった場合に行われる。3回目の診断処理63もまた、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まる。すなわち、画像処理装置2bは、診断処理63を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2bは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13による処理を行わせる。さらに画像処理装置2bは、自機の入力画像処理部13から出力されるデータを、自機の画像メモリ14へ供給し、画像メモリ14にそのデータを一旦記憶させる。そして画像処理装置2bは、自機の画像メモリ14からデータを読み出し、そのデータを画像処理装置2aへ転送する。
The third
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理62の結果を判定する。このとき、診断処理62の結果がOKとなれば、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。これに対し、診断処理62の結果がNGであれば、依然として画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。そのため、この場合は、4回目以降の診断処理を実行することになる。
When the
このように画像処理装置2a,2bは、互いに連携する診断処理を繰り返し行う度に、画像処理装置2aにおいて動作させるハードウェアを1つずつ減少させる共に、画像処理装置2bにおいて動作させるハードウェアを1つずつ増加させることにより、それ以前の診断結果とは異なる診断結果が得られることがある。そして、それ以前の診断結果とは異なる診断結果となったことが検知されたとき、その診断処理の実行時に、画像処理装置2aで動作しなかったハードウェアに不具合が生じていることを特定することができる。
In this way, each time the
図8は、図7に示す診断処理の実行回数と診断結果とを対応付けたテーブルを示す図である。画像処理装置2a,2bの診断部21は、診断処理を実行する度に、図8に示すテーブルに診断結果を記述していく。そして図8に示すように、1回目と2回目の診断処理の結果がNGであったにもかかわらず、3回目の診断処理の結果がOKとなれば、3回目の診断処理において正常なハードウェアが動作したこととなる。そのため、3回目の診断処理が行われるときに、画像処理装置2aにおいて動作しなかったハードウェア(画像メモリ14)に不具合が生じていることを特定することができるのである。この場合、画像処理装置2a,2bの診断部21は、3回目の診断処理が終了した時点で画像処理装置2aにおいて不具合が生じているハードウェアを特定することができるため、4回目以降の診断処理を行う必要はない。
FIG. 8 is a diagram showing a table in which the number of executions of the diagnostic process shown in FIG. 7 and the diagnostic result are associated with each other. The
図9は、不具合発生装置である画像処理装置2aと、正常稼働装置である画像処理装置2bとが連携して行う診断処理の他の例を示す図である。尚、図9に示す診断処理も、図7と同様に、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21をこの順で動作させることにより診断を行うフローを例示している。そして図9に示す診断処理61は1回目の診断処理を、診断処理62は2回目の診断処理を、診断処理63は3回目の診断処理をそれぞれ示している。
FIG. 9 is a diagram showing another example of diagnostic processing performed in cooperation with the
1回目の診断処理61は、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まる。すなわち、画像処理装置2aは、診断処理61を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The first
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13においてそのデータを処理させる。以後、画像処理装置2bは、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理61の結果を判定する。このとき、診断処理61の結果がNGであれば、画像処理装置2aのスキャナ部12に不具合が発生していることを特定することができる。これに対し、診断処理61の結果がOKであれば、診断処理61において不具合のあるハードウェアが動作しなかったことになるため、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。
When the
2回目の診断処理62は、1回目の診断処理61において不具合が発生しているハードウェアを特定できなかった場合に行われる。2回目の診断処理62もまた、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まる。すなわち、画像処理装置2aは、診断処理62を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。その後、画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13による処理を行わせる。そして画像処理装置2aは、自機の入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The second
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ供給し、画像メモリ14にそのデータを一旦記憶させる。その後、画像処理装置2bは、画像メモリ14からデータを読み出し、そのデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理62の結果を判定する。このとき、診断処理62の結果がNGとなれば、画像処理装置2aの入力画像処理部13に不具合が発生していることを特定することができる。これに対し、診断処理62の結果がOKであれば、依然として画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。
When the
3回目の診断処理63は、2回目の診断処理62においても不具合が発生しているハードウェアを特定できなかった場合に行われる。3回目の診断処理63もまた、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まる。すなわち、画像処理装置2aは、診断処理63を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13による処理を行わせる。さらに画像処理装置2aは、自機の入力画像処理部13から出力されるデータを、自機の画像メモリ14へ供給し、画像メモリ14にそのデータを一旦記憶させる。そして画像処理装置2aは、自機の画像メモリ14からデータを読み出し、そのデータを画像処理装置2bへ転送する。
The third
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理63の結果を判定する。このとき、診断処理63の結果がNGとなれば、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。これに対し、診断処理63の結果がOKであれば、依然として画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを特定することができない。そのため、この場合は、4回目以降の診断処理を実行することになる。
When the
このように画像処理装置2a,2bは、互いに連携する診断処理を繰り返し行う度に、画像処理装置2aにおいて動作させるハードウェアを1つずつ増加させる共に、画像処理装置2bにおいて動作させるハードウェアを1つずつ減少させることにより、それ以前の診断結果とは異なる診断結果が得られることがある。そして、それ以前の診断結果とは異なる診断結果となったことが検知されたとき、その診断処理の実行時に、画像処理装置2aで動作したハードウェアに不具合が生じていることを特定することができる。
In this way, each time the
図10は、図9に示す診断処理の実行回数と診断結果とを対応付けたテーブルを示す図である。画像処理装置2a,2bの診断部21は、診断処理を実行する度に、図10に示すテーブルに診断結果を記述していく。そして図10に示すように、1回目と2回目の診断処理の結果がOKであったにもかかわらず、3回目の診断処理の結果がNGとなれば、3回目の診断処理において不具合のあるハードウェアが動作したこととなる。そのため、3回目の診断処理が行われるときに、画像処理装置2aにおいて動作したハードウェア(画像メモリ14)に不具合が生じていることを特定することができるのである。この場合、画像処理装置2a,2bの診断部21は、3回目の診断処理が終了した時点で画像処理装置2aにおいて不具合が生じているハードウェアを特定することができるため、4回目以降の診断処理を行う必要はない。
FIG. 10 is a diagram showing a table in which the number of executions of the diagnostic process shown in FIG. 9 and the diagnostic result are associated with each other. The
図9では、診断処理61,62,63の結果を正常稼働装置である画像処理装置2bで判定する。そのため、画像処理装置2aが診断処理を実行しているときに不具合部品が影響して診断処理がフリーズしてしまった場合であっても、画像処理装置2bの診断部21がそのフリーズ状態を検知して診断処理の結果をNGに判定することができる。例えば画像処理装置2bは、画像処理装置2aにおいて診断処理61,62,63が開始されてから所定時間が経過してもデータを受信しないときには、画像処理装置2aにおいて診断処理61,62,63がフリーズしているものとして診断結果をNGに判定することができる。
In FIG. 9, the results of the
これに対し、図7の診断処理では、画像処理装置2aが診断結果を判定するため、画像処理装置2aが診断処理61,62,63の実行中にフリーズしてしまったときには診断結果を判定することができなくなる。したがって、画像処理装置2aにおいて実行されている診断処理が途中でフリーズしてしまった場合でも一定時間経過後に診断結果を得ることができるという点で、図7に示す診断処理よりも、図9に示す診断処理の方がより好ましい。
On the other hand, in the diagnostic process of FIG. 7, since the
ところで、診断処理において動作するハードウェアの数が多い場合、上述したように不具合発生装置が1台の正常稼働装置と連携して診断処理を繰り返し行うようにすると、1回当たりの診断処理が終了するまでに時間を要し、不具合が発生しているハードウェアを特定するまでに時間を要する。そのため、サーバー4は、複数の画像処理装置2を連携させて行う診断処理において動作するハードウェアの数が所定の閾値以上である場合には、複数の正常稼働装置を連携装置として特定し、不具合発生装置と複数の正常稼働装置とを連携させて診断処理を並列的に行えるようにすることが好ましい。
By the way, when the number of hardware operating in the diagnostic process is large, if the defect generating device repeats the diagnostic process in cooperation with one normally operating device as described above, the diagnostic process for each operation is completed. It takes time to do this, and it takes time to identify the hardware that is causing the problem. Therefore, when the number of hardware operating in the diagnostic processing performed by linking the plurality of
図11は、不具合発生装置である画像処理装置2aと、正常稼働装置である2台の画像処理装置2b,2cとが連携して行う診断処理の一例を示す図である。尚、図11に示す診断処理も、図7及び図9と同様に、スキャナ部12、入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21をこの順で動作させることにより診断を行うフローを例示している。そして図11に示す診断処理61は1回目の診断処理を、診断処理62は2回目の診断処理を、診断処理63は3回目の診断処理を、診断処理64は4回目の診断処理をそれぞれ示している。
FIG. 11 is a diagram showing an example of diagnostic processing performed in cooperation with the
1回目の診断処理61は、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まる。すなわち、画像処理装置2aは、診断処理61を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The first
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、自機の入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理61の結果を判定する。
When the
2回目の診断処理62は、1回目の診断処理61が画像処理装置2bに移行した後に行われる。すなわち、画像処理装置2aは、スキャナ部12で処理したデータを画像処理装置2bへ転送すると、2回目の診断処理62を開始する。画像処理装置2aは、診断処理62を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。その後、画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13による処理を行わせる。そして画像処理装置2aは、自機の入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2cへ転送する。
The second
画像処理装置2cは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、自機の画像メモリ14、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理62の結果を判定する。画像処理装置2cにおいて行われる診断処理62は、画像処理装置2bにおいて診断処理61が進行しているときにもそれと並行して行われる。
When the
3回目の診断処理63は、画像処理装置2bにおいて行われていた1回目の診断処理61が終了した後に行われる。すなわち、画像処理装置2aは、画像処理装置2bにおいて次の診断処理を開始することができる状態になると、3回目の診断処理63を開始する。画像処理装置2aは、診断処理63を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。その後、画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13、画像メモリ14へ順次供給する。そして画像処理装置2aは、自機の画像メモリ14からデータを読み出し、そのデータを画像処理装置2bへ転送する。
The third
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理63の結果を判定する。画像処理装置2bにおいて行われる診断処理63は、画像処理装置2cにおいて診断処理62が進行しているときにもそれと並行して行われる。
When the
4回目の診断処理64は、画像処理装置2cにおいて行われていた2回目の診断処理62が終了した後に行われる。すなわち、画像処理装置2aは、画像処理装置2cにおいて次の診断処理を開始することができる状態になると、4回目の診断処理64を開始する。画像処理装置2aは、診断処理64を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。その後、画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、自機の入力画像処理部13、画像メモリ14、入力画像処理部13へ順次供給する。そして画像処理装置2aは、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2cへ転送する。
The fourth
画像処理装置2cは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21に対して順次供給して処理を行わせ、最終的に診断処理63の結果を判定する。画像処理装置2cにおいて行われる診断処理64は、画像処理装置2bにおいて診断処理63が進行しているときにもそれと並行して行われる。
When the
このように画像処理装置2aにおける複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、画像処理装置2aのハードウェア及び画像処理装置2bのハードウェアを所定の順序で択一的に動作させて行う診断処理61,63と、画像処理装置2aのハードウェア及び画像処理装置2cのハードウェアを所定の順序で択一的に動作させて行う診断処理62,64とを並列的に行うことにより、画像処理装置2aにおいて不具合の発生しているハードウェアを効率的に特定することができるようになる。
When a problem occurs in any one of the plurality of hardware in the
次に不具合発生装置である画像処理装置2aにおける動作について説明する。図12は、不具合発生装置である画像処理装置2aにおいて行われる処理手順の一例を示す図である。尚、この処理は、画像処理装置2aの全体制御部20において機能する診断部21によって行われる処理である。
Next, the operation of the
画像処理装置2aは、この処理を開始すると、まず自己診断を行うか否かを判断する(ステップS10)。例えば画像処理装置2aにおいて不具合が発生した可能性があり、ユーザーによって自己診断の実行が指定された場合、画像処理装置2は、自己診断を行うと判断する。また画像処理装置2は、画像処理装置2aにおいて不具合が発生した可能性があることを検知した場合に自動的に自己診断を行うと判断するようにしても良い。その結果、自己診断を行わない場合(ステップS10でNO)、画像処理装置2aによる処理が終了する。
When the
これに対し、自己診断を行う場合(ステップS10でYES)、画像処理装置2aは、画像処理装置2aに搭載されているハードウェアだけを用いて自己診断を実行し(ステップS11)、その自己診断において不具合の発生が検知されたか否かを判断する(ステップS12)。自己診断において不具合の発生が検知されなかった場合(ステップS12でNO)、画像処理装置2aによる処理は終了する。これに対し、自己診断において不具合の発生が検知された場合(ステップS12でYES)、画像処理装置2aによる処理はステップS13へ進む。すなわち、自己診断では、画像処理装置2aに搭載されている複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアに不具合が発生していることを検知することができる反面、複数のハードウェアのうちのどのハードウェアに不具合が発生しているかを特定することができない。そのため、画像処理装置2aは、不具合の発生していない他の画像処理装置2bと連携することにより、実際に不具合が発生しているハードウェアを特定するためにステップS13以降の処理を行うのである。
On the other hand, when performing the self-diagnosis (YES in step S10), the
画像処理装置2aは、自己診断によって不具合の発生が検知されると、まずサーバー4に対して診断要求D1を送信し(ステップS13)、サーバー4から診断処理通知D2を受信するまで待機する(ステップS14)。画像処理装置2aは、サーバー4から診断処理通知D2を受信すると(ステップS14でYES)、サーバー4からの指示に基づいて連携装置を特定し(ステップS15)、更に連携装置と行う診断処理を決定する(ステップS16)。
When the occurrence of a defect is detected by the self-diagnosis, the
そして画像処理装置2aは、サーバー4から連携装置として指定された他の画像処理装置2bと連携しながら診断処理を開始する(ステップS17)。これにより、画像処理装置2aと2bは、画像処理装置2aのハードウェアと画像処理装置2bのハードウェアとを択一的に動作させながら診断処理を進行させていく。そして診断処理が終了すると(ステップS18でYES)、画像処理装置2aは、所定の診断結果が得られたか否かを判断する(ステップS19)。例えば図7に示した診断処理を行った場合、画像処理装置2aは、所定の診断結果として診断結果がOKであるか否かを判断する。また図9に示した診断処理を行った場合、画像処理装置2aは、所定の診断結果として診断結果がNGであるか否かを判断する。その結果、所定の診断結果でない場合(ステップS19でNO)、画像処理装置2aによる処理はステップS17へ戻り、再び診断処理が開始される。このとき、画像処理装置2aは、画像処理装置2a,2bのそれぞれで動作させるハードウェアの数をそれ以前の診断処理とは異なる数に設定し、再び診断処理を開始する。
Then, the
そして診断処理が終了すると(ステップS18でYES)、画像処理装置2aは、再び所定の診断結果が得られたか否かを判断する(ステップS19)。所定の診断結果が得られた場合(ステップS19でYES)、画像処理装置2aは、その診断結果に基づいて不具合が発生しているハードウェア(不具合部品)を特定する(ステップS20)。そして画像処理装置2aは、不具合部品をサーバー4へ通知すると共に(ステップS21)、ユーザーに対して不具合部品を報知する(ステップS22)。その後、画像処理装置2aは、不具合部品の交換作業が完了すると(ステップS23でYES)、サーバー4に対して作業完了通知D4を送信する。以上で、不具合発生装置である画像処理装置2aにおける処理が終了する。
When the diagnostic process is completed (YES in step S18), the
次に正常稼働装置である画像処理装置2bにおける動作について説明する。図13は、正常稼働装置である画像処理装置2bにおいて行われる処理手順の一例を示す図である。画像処理装置2bは、正常稼働状態において、この処理を開始すると、サーバー4から診断処理通知D2を受信したか否かを判断する(ステップS30)。診断処理通知D2を受信していない場合(ステップS30でNO)、画像処理装置2bによる処理が終了する。これに対し、診断処理通知D2を受信した場合(ステップS30でYES)、画像処理装置2bは、サーバー4からの指示に基づいて連携装置を特定し(ステップS31)、更に連携装置と行う診断処理を決定する(ステップS32)。
Next, the operation of the
そして画像処理装置2bは、サーバー4から連携装置として指定された他の画像処理装置2aと連携しながら診断処理を開始する(ステップS33)。これにより、画像処理装置2bは、画像処理装置2aのハードウェアと画像処理装置2bのハードウェアとを択一的に動作させながら診断処理を進行させていく。そして診断処理が終了すると(ステップS34でYES)、画像処理装置2bは、所定の診断結果が得られたか否かを判断する(ステップS35)。その結果、所定の診断結果でない場合(ステップS35でNO)、画像処理装置2bによる処理はステップS33へ戻り、再び診断処理が開始される。このとき、画像処理装置2bは、画像処理装置2a,2bのそれぞれで動作させるハードウェアの数をそれ以前の診断処理とは異なる数に設定し、再び診断処理を開始する。
Then, the
そして診断処理が終了すると(ステップS35でYES)、画像処理装置2bは、再び所定の診断結果が得られたか否かを判断する(ステップS35)。所定の診断結果が得られると(ステップS35でYES)、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェア(不具合部品)を特定することができるため、画像処理装置2bによる処理が終了する。尚、診断処理が終了した場合、画像処理装置2a,2bのうちの一方で診断処理の結果を判定した場合には他方にその診断結果を通知することが好ましい。これにより、画像処理装置2a,2bのうちの一方で診断処理の結果が判別された場合であっても、他方でその診断結果を把握することができるようになる。
Then, when the diagnostic process is completed (YES in step S35), the
次にサーバー4の動作について説明する。図14は、サーバー4において行われる処理手順の一例を示す図である。例えばサーバー4は、制御部40のCPUがプログラム43を実行することにより、図14に示す処理が行われる。またサーバー4は、図14に示す処理を一定時間ごとに繰り返し実行する。サーバー4は、図14に示す処理を開始すると、いずれかの画像処理装置2から診断要求D1を受信したか否かを判断する(ステップS40)。診断要求D1を受信していない場合(ステップS40でNO)、サーバー4による処理は終了する。一方、診断要求D1を受信している場合(ステップS40でYES)、サーバー4は、診断要求D1に含まれる情報に基づいて不具合発生装置を特定し、さらに診断要求D1に含まれる情報に基づいて不具合発生装置による自己診断の結果を参照する(ステップS41)。画像処理装置2aが不具合発生装置であると特定した場合、サーバー4は、管理情報44を参照し、画像処理装置2aにおける不具合部品を推定する(ステップS42)。例えば、サーバー4は、他の画像処理装置2の不具合発生履歴情報44gを参照することにより、自己診断で動作した複数のハードウェアの中に、他の画像処理装置2において過去に不具合が発生した履歴があるか否かを判断し、過去に不具合は発生したハードウェアがあれば、そのハードウェアを不具合部品として推定する。
Next, the operation of the
またサーバー4は、不具合発生装置である画像処理装置2aと連携して診断処理を行う連携装置を特定する(ステップS43)。このとき、サーバー4は、少なくとも1つの連携装置を特定する。すなわち、サーバー4は、複数の連携装置を特定するようにしても良い。例えばサーバー4は、上述したように複数の画像処理装置2を連携させて行う診断処理において動作するハードウェアの数が所定の閾値以上である場合に、複数の連携装置を特定する。尚、以下においては、連携装置として画像処理装置2bを特定した場合を例示する。
Further, the
次にサーバー4は、不具合発生装置である画像処理装置2aと、連携装置として特定した正常稼働装置である画像処理装置2bとが連携して行う診断処理を決定する(ステップS44)。そしてサーバー4は、不具合発生装置である画像処理装置2aと、連携装置として特定した画像処理装置2bとのそれぞれに対して診断処理通知D2を送信する(ステップS45)。これにより、画像処理装置2a,2bにおいてハードウェアを択一的に動作させる診断処理が開始され、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアが特定できるまで診断処理が繰り返し実行される。そして画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアが特定されると、画像処理装置2a,2bによる連携診断が終了する(ステップS46でYES)。
Next, the
連携診断が終了すると、サーバー4は、画像処理装置2aから受信する不具合部品通知D3に基づき、管理情報44を更新する(ステップS47)。またサーバー4は、画像処理装置2aから作業完了通知D4を受信すると(ステップS48でYES)、再び管理情報44を更新する(ステップS49)。このようなサーバー4が、ネットワーク3に接続されている各画像処理装置2の不具合発生履歴やメンテナンス履歴などを管理情報44に保存して管理しておくことにより、管理情報44には膨大な数の画像処理装置2に関する情報が記録されることになる。例えば画像処理装置2が世界各国に存在すれば、それら各国においてどのような不具合が発生し易いかなどを統計的に得ることもできる。したがって、サーバー4が不具合部品を推定するときには、画像処理装置2の設置環境などを考慮して不具合部品を推定することも可能となる。以上で、サーバー4が行う処理が終了する。
When the cooperation diagnosis is completed, the
以上のように本実施形態では、不具合発生装置である画像処理装置2aと、正常稼働装置である画像処理装置2bとが、複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を連携して実行するとき、画像処理装置2aのハードウェアと画像処理装置2bのハードウェアとを択一的に動作させながら診断処理を進行させていくようにしている。そのため、画像処理装置2a,2bにおいて動作するハードウェアの数を変更しつつ、診断処理を繰り返し行うことにより、画像処理装置2aにおいて不具合が発生しているハードウェアを正確に特定することができる。すなわち、本実施形態によれば、従来の自己診断では特定することが困難であった不具合部品を簡単に且つ正確に特定することができるのである。
As described above, in the present embodiment, the
またサーバー4は、画像処理装置2a,2bに対して診断処理通知D2を送信するとき、推定した不具合部品を優先的に診断するための診断処理を行うことを、画像処理装置2a,2bに対して指示するようにしても良い。この場合、画像処理装置2a,2bは、サーバー4において推定された不具合部品を動作させる診断処理と、サーバー4において推定された不具合部品を動作させない診断処理とを優先的に行う。そのため、サーバー4において推定された不具合部品に、実際に不具合が発生しているか否かを速やかに判定することができる。
Further, when the
図15は、画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合に優先的に行われる診断処理の一例を示す図である。尚、図15では、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示している。画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合、画像処理装置2a,2bは、画像メモリ14に不具合が発生しているか否かを優先的に診断するために、診断処理71,72を行う。例えば診断処理71は1回目の診断処理であり、診断処理72は2回目の診断処理である。
FIG. 15 is a diagram showing an example of diagnostic processing that is preferentially performed when the
1回目の診断処理71は、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まり、画像処理装置2bのスキャナ部12と入力画像処理部13とを動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2aへ転送する。
The first
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ格納し、画像メモリ14から読み出したデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理71の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理71の結果はNGとなる。
When the
2回目の診断処理72は、1回目の診断処理71の結果がNGであった場合に行われる。2回目の診断処理72もまた、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まり、画像処理装置2bのスキャナ部12と入力画像処理部13と画像メモリ14とを順に動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、画像メモリ14から読み出したデータを、画像処理装置2aへ転送する。
The second
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13から出力されるデータを、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理72の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理72の結果はOKとなる。
When the
上記のように1回目の診断処理71の結果がNGとなり、2回目の診断処理72の結果がNGとなれば、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。そのため、3回目以降の診断処理を行う必要がなくなり、効率的に不具合部品を特定することができるという利点がある。
If the result of the first
図15に示す診断処理において、1回目の診断処理71の診断結果がOKとなれば、画像メモリ14が正常に動作していることになり、不具合が発生しているハードウェアは、画像メモリ14よりも上流側で動作するハーウェアであることが確定する。そのため、この場合は、2回目の診断処理72を行う必要がない。そして画像メモリ14よりも上流側で動作するハードウェアに不具合がある場合には、例えば図7に示した診断処理を行って画像メモリ14よりも上流側で動作するハードウェアを診断するようにすれば良い。
In the diagnostic process shown in FIG. 15, if the diagnosis result of the first
図16は、画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合に優先的に行われる診断処理の他の例を示す図である。尚、図16も、図15と同様に、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示している。画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合、画像処理装置2a,2bは、画像メモリ14に不具合が発生しているか否かを優先的に診断するために、1回目の診断処理71と、2回目の診断処理72とを行う。
FIG. 16 is a diagram showing another example of diagnostic processing that is preferentially performed when the
1回目の診断処理71は、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まり、画像処理装置2aのスキャナ部12と入力画像処理部13とを動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The first
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ格納し、画像メモリ14から読み出したデータを、入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理71の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理71の結果はOKとなる。
When the
2回目の診断処理72は、1回目の診断処理71の結果がOKであった場合に行われる。2回目の診断処理72もまた、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まり、画像処理装置2aのスキャナ部12と入力画像処理部13と画像メモリ14とを順に動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、画像メモリ14から読み出したデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The second
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13から出力されるデータを、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理72の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理72の結果はNGとなる。
When the
上記のように1回目の診断処理71の結果がOKとなり、2回目の診断処理72の結果がNGとなれば、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。そのため、3回目以降の診断処理を行う必要がなくなり、効率的に不具合部品を特定することができるという利点がある。
If the result of the first
図16に示す診断処理において、1回目の診断処理71の診断結果がNGとなれば、画像メモリ14が正常に動作していることになり、不具合が発生しているハードウェアは、画像メモリ14よりも上流側で動作するハードウェアであることが確定する。そのため、この場合は、2回目の診断処理72を行う必要がない。そして画像メモリ14よりも上流側で動作するハードウェアに不具合がある場合には、例えば図9に示した診断処理を行って画像メモリ14よりも上流側で動作するハードウェアを診断するようにすれば良い。
In the diagnostic process shown in FIG. 16, if the diagnosis result of the first
図17は、画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合に優先的に行われる診断処理の他の例を示す図である。尚、図17では、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示している。画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合、画像処理装置2a,2bは、画像メモリ14に不具合が発生しているか否かを優先的に診断するために、診断処理73を1回行う。
FIG. 17 is a diagram showing another example of diagnostic processing that is preferentially performed when the
診断処理73は、正常稼働装置である画像処理装置2bから始まり、画像処理装置2bのスキャナ部12と入力画像処理部13とを動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2aへ転送する。
The
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ格納し、画像メモリ14から読み出したデータを、画像処理装置2bへ転送する。
When the
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを、自機の入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理73の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理73の結果はNGとなる。したがって、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。
When the
一方、図17に示す診断処理73の結果がOKとなれば、画像メモリ14が正常に動作していることになり、不具合が発生しているハードウェアは、画像メモリ14以外のハーウェアであることが確定する。そのため、その場合は、例えば図7に示した診断処理を行って画像メモリ14以外のハードウェアを診断するようにすれば良い。
On the other hand, if the result of the
図18は、画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合に優先的に行われる診断処理の他の例を示す図である。尚、図18では、スキャン機能を診断する場合の診断処理のフローを例示している。画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合、画像処理装置2a,2bは、画像メモリ14に不具合が発生しているか否かを優先的に診断するために、診断処理73を1回行う。
FIG. 18 is a diagram showing another example of diagnostic processing that is preferentially performed when the
診断処理73は、不具合発生装置である画像処理装置2aから始まり、画像処理装置2aのスキャナ部12と入力画像処理部13とを動作させて診断用データ32に基づく処理を行わせた後、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。
The
画像処理装置2bは、画像処理装置2aから転送されるデータを受信すると、そのデータを自機の画像メモリ14へ格納し、画像メモリ14から読み出したデータを、画像処理装置2aへ転送する。
When the
画像処理装置2aは、画像処理装置2bから転送されるデータを受信すると、そのデータを、自機の入力画像処理部13、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21の順で処理していき、最終的に診断処理73の結果を判定する。画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していれば、診断処理73の結果はOKとなる。したがって、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合が発生していることを特定することができる。
When the
一方、図18に示す診断処理73の結果がNGとなれば、画像メモリ14が正常に動作していることになり、不具合が発生しているハードウェアは、画像メモリ14以外のハーウェアであることが確定する。そのため、その場合は、例えば図9に示した診断処理を行って画像メモリ14以外のハードウェアを診断するようにすれば良い。
On the other hand, if the result of the
図19は、画像メモリ14が不具合部品であると推定された場合に優先的に行われる診断処理のさらに他の例を示す図である。尚、図19では、不具合部品であると推定されたハードウェアだけを動作させる診断処理75の例を示している。
FIG. 19 is a diagram showing still another example of diagnostic processing that is preferentially performed when the
正常稼働装置である画像処理装置2bは、診断処理75を開始すると、診断用データ32を画像処理装置2aに転送し、画像処理装置2aの画像メモリ14にその診断用データ32を格納させる。
When the
不具合発生装置である画像処理装置2aは、画像処理装置2bから診断用データ32を受信すると、その診断用データ32を画像メモリ14に格納する。そして画像処理装置2aは、画像メモリ14から診断用データ32を読み出して画像処理装置2aへ転送する。
When the
画像処理装置2bは、画像処理装置2aからデータを受信すると、診断部21を動作させ、画像処理装置2aから受信したデータが、診断用データ32と一致するか否かを検証することにより、診断処理75の結果を判定する。診断処理75の結果がNGである場合、画像メモリ14に不具合が発生していることが確定する。したがって、この場合は、診断処理75を1回行うだけで不具合部品を特定することができる。
When the
一方、診断処理75の結果がOKであれば、画像メモリ14に不具合が発生していないことが確定する。この場合は、例えば図7又は図9に示した診断処理を行って画像メモリ14以外のハードウェアを診断するようにすれば良い。
On the other hand, if the result of the
またサーバー4は、正常可動装置の中から連携装置を特定するとき、複数の画像処理装置2を組み合わせれば診断処理を実行可能であれば、それら複数の画像処理装置2を連携装置として特定するようにしても良い。図20は、複数の画像処理装置2b,2cが連携装置として特定された場合の診断処理の一例を示す図である。例えば、画像処理装置2bは、診断処理において動作する複数のハードウェアのうち、スキャナ部12と、入力画像処理部13と、画像メモリ14とを備えている。しかし、画像処理装置2bは、メインメモリ19、記憶装置30及び診断部21を備えていない。また画像処理装置2cは、診断処理において動作する複数のハードウェアのうち、メインメモリ19と、記憶装置30と、診断部21とを備えている。しかし、画像処理装置2cは、スキャナ部12、入力画像処理部13及び画像メモリ14を備えていない。すなわち、画像処理装置2b,2cは、いずれも、診断処理において動作する複数のハードウェアの全てを備えておらず、一部のハードウェアのみを備えている。言い換えると、画像処理装置2bにおける複数のハードウェアの中に診断処理に必要なハードウェアが含まれておらず、且つ、画像処理装置2cにおける複数のハードウェアの中に画像処理装置2bにおいて不足するハードウェアが含まれているのである。このような場合、画像処理装置2b,2cが協働すれば診断処理の実行時に複数のハードウェアを所定の順序で動作させることが可能である。このような場合、サーバー4は、不具合発生装置である画像処理装置2aと連携する連携装置として、画像処理装置2b,2cを特定するようにしても良い。そして画像処理装置2aと連携して行う診断処理を、画像処理装置2b,2cが互いに協働して行うのである。
Further, when the
図20に示す例では、診断処理61,62,63が画像処理装置2aにおいて開始される。画像処理装置2aは、1回目の診断処理61を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。画像処理装置2bは、1回の診断処理61のデータを画像処理装置2aから受信すると、そのデータを、自機の入力画像処理部13、画像メモリ14及び入力画像処理部13へと順次供給し、入力画像処理部13から出力されるデータを画像処理装置2cへ転送する。画像処理装置2cは、画像処理装置2bから1回目の診断処理61のデータを受信すると、そのデータを、自機のメインメモリ13、記憶装置30及び診断部21へと順次供給し、最終的に診断処理61の結果を判定する。このときの判定結果がNGであれば、画像処理装置2aのスキャナ部12に不具合があることが特定されるので、2回目の診断処理62は行われない。
In the example shown in FIG. 20, the
続いて画像処理装置2aは、2回目の診断処理62を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、入力画像処理部13へ出力し、入力画像処理部13による処理を行わせる。そして画像処理装置2aは、入力画像処理部13から出力されるデータを、画像処理装置2bへ転送する。画像処理装置2bは、2回の診断処理62のデータを画像処理装置2aから受信すると、そのデータを、自機の画像メモリ14及び入力画像処理部13へと順次供給し、入力画像処理部13から出力されるデータを画像処理装置2cへ転送する。画像処理装置2cは、画像処理装置2bから2回目の診断処理62のデータを受信すると、そのデータを、自機のメインメモリ13、記憶装置30及び診断部21へと順次供給し、最終的に診断処理62の結果を判定する。
Subsequently, when the
続いて画像処理装置2aは、3回目の診断処理63を開始すると、自機のスキャナ部12を動作させ、診断用データ32に基づく処理を行う。そして画像処理装置2aは、自機のスキャナ部12から出力されるデータを、入力画像処理部13及び画像メモリ14へ順次供給し、画像メモリ14から読み出したデータを、画像処理装置2bへ転送する。画像処理装置2bは、3回の診断処理63のデータを画像処理装置2aから受信すると、そのデータを、自機の入力画像処理部13へ供給し、入力画像処理部13から出力されるデータを画像処理装置2cへ転送する。画像処理装置2cは、画像処理装置2bから3回目の診断処理63のデータを受信すると、そのデータを、自機のメインメモリ13、記憶装置30及び診断部21へと順次供給し、最終的に診断処理63の結果を判定する。このときの判定結果がNGであれば、画像処理装置2aの画像メモリ14に不具合があることが特定されるので、4回目以降の診断処理は行われない。
Subsequently, when the
さらに画像処理装置2aは、4回目以降の診断処理を行うときには、データを画像処理装置2bへは転送せず、直接画像処理装置2cへ転送する。これにより、画像処理装置2bを経由させることなくデータを画像処理装置2cへ渡すことができるため、効率的に診断処理を進めることができるようになる。
Further, the
このように画像処理装置2bにおける複数のハードウェアの中に診断処理に必要なハードウェアが含まれておらず、且つ、画像処理装置2cにおける複数のハードウェアの中に画像処理装置2bにおいて不足するハードウェアが含まれている場合に、画像処理装置2b,2cの診断部21がそれぞれ連携し、画像処理装置2aのハードウェアの代わりに動作させるハードウェアを、画像処理装置2b,2cのハードウェアの中から選択して動作させるのである。これにより、正常稼働装置の中に、複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を1台の画像処理装置2で実行することができる装置が存在しない場合であっても、上述したように、複数の画像処理装置2b,2cを組み合わせて一連の診断処理を行うことができるようになる。
As described above, the hardware required for the diagnostic processing is not included in the plurality of hardware in the
また上記実施形態では、サーバー4が不具合部品を推定する場合を例示したが、不具合発生装置である画像処理装置2aが不具合部品を推定するようにしても良い。すなわち、画像処理装置2は、サーバー4の不具合推定部52と同様の機能を備えるものであっても良い。例えば画像処理装置2aは、自己診断によって自機のハードウェアのいずれかに不具合が発生している可能性があることを検知した場合、サーバー4から管理情報44を取得し、その管理情報44に基づいて不具合部品を推定するようにしても良い。不具合の発生した可能性のある画像処理装置2aが、自機で不具合部品を推定することにより、サーバー4の負荷を軽減することができるという利点がある。
Further, in the above embodiment, the case where the
また画像処理装置2aが、サーバー4から管理情報44を取得するタイミングは、自己診断によって自機のハードウェアのいずれかに不具合が発生している可能性があることを検知したタイミングに限られない。例えば、画像処理装置2aが正常稼働している状態のときに定期的にサーバー4にアクセスし、サーバー4から最新の管理情報44を予め取得しておくようにしても良い。管理情報44をサーバー4から予め取得しておけば、自己診断によって自機のハードウェアのいずれかに不具合が発生している可能性があることを検知したときにサーバー4から管理情報44を取得する必要がなく、速やかに不具合部品の推定処理を開始することができるため、処理効率が向上するという利点がある。
Further, the timing at which the
また上記実施形態では、不具合発生装置である画像処理装置2aがサーバー4に自己診断結果を送信し、サーバー4が不具合発生装置と連携する連携装置を特定して不具合発生装置に通知する場合を例示した。この場合、画像処理装置2aは、サーバー4から通知に基づいて連携装置を特定することになる。しかし、これに限られるものでもなく、不具合発生装置である画像処理装置2aが自機において連携装置を特定するようにしても良い。すなわち、画像処理装置2は、サーバー4の連携装置特定部53と同様の機能を備えるものであっても良い。例えば画像処理装置2aは、自己診断によって自機のハードウェアのいずれかに不具合が発生している可能性があることを検知した場合、サーバー4から管理情報44を取得し、その管理情報44に基づいて正常稼働装置を特定し、その正常可動装置の中から連携装置を特定するようにしても良い。尚、サーバー4から管理情報44を取得するタイミングは、自己診断で不具合が発生していることを検知したタイミングに限られず、事前に取得しておくようにしても良い。また画像処理装置2aは、自己診断で不具合が発生していることを検知した場合、同一ネットワークに接続されている他の画像処理装置2b,2cと通信を行い、それらの他の画像処理装置2b,2cのうちで正常稼働している装置を連携装置として特定するようにしても良い。
Further, in the above embodiment, the case where the
以上、本発明に関する幾つかの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。 Although some embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the contents described in the above embodiments, and various modifications can be applied.
例えば、上記実施形態では、画像処理システム1にサーバー4が設けられており、複数の画像処理装置2のいずれかに不具合が発生した場合には、サーバー4からの指示に基づいて複数の画像処理装置2が連携して診断処理を行う場合を例示した。しかし、サーバー4は必ずしも設ける必要はない。また複数の画像処理装置2のうちのいずれかの画像処理装置2が上述したサーバー4の機能を有するものであっても構わない。
For example, in the above embodiment, the
また上記実施形態では、画像処理装置2aが不具合発生装置である場合を例示したが、他の画像処理装置2b,2c,2d,2e,2fにおいて不具合が発生した場合も上記と同様である。
Further, in the above embodiment, the case where the
また上記実施形態では、不具合発生装置である画像処理装置2aが自己診断を行ってから他の画像処理装置2と連携する診断処理を実行する場合を例示したが、これに限られるものではない。すなわち、不具合が発生した可能性がある画像処理装置2aは、自己診断を行うことなく、直ちに他の画像処理装置2との連携診断を開始するようにしても良い。
Further, in the above embodiment, the case where the
また上記実施形態では、主にスキャン機能に不具合が発生した場合の診断処理を例示した。しかし、MFPなどの画像処理装置2は、スキャン機能以外にも、プリント機能やFAX機能、その他の機能においても不具合が発生する可能性がある。そのため、画像処理装置2は、不具合が発生した機能に応じた診断処理を行うことが可能であり、複数の診断処理のうちから、不具合が発生した可能性がある機能に応じた診断処理を行うことが可能であることは勿論である。そのため、画像処理装置2において行われる診断処理はスキャン機能を診断するものに限られない。
Further, in the above embodiment, the diagnostic process mainly when a problem occurs in the scanning function is illustrated. However, the
1 画像処理システム
2(2a〜2f) 画像処理装置
2a 第1の画像処理装置
2b 第2の画像処理装置
2c 第3の画像処理装置
3 ネットワーク
4 サーバー
21 診断部(診断手段)
22 診断処理指示部(指示手段)
23 診断処理実行部(実行手段)
24 診断結果判定部(不具合特定手段)
31,43 プログラム
44 管理情報
44g 不具合発生履歴情報(不具合発生履歴)
51 管理部(管理手段)
52 不具合推定部(不具合推定手段)
53 連携装置特定部(連携装置特定手段)
54 通知部(通知手段)
55 診断処理指示部(診断処理指示手段)
1 Image processing system 2 (2a to 2f)
22 Diagnostic processing instruction unit (instruction means)
23 Diagnostic processing execution unit (execution means)
24 Diagnosis result judgment unit (defect identification means)
31,43
51 Management Department (Management Means)
52 Defect estimation unit (defect estimation means)
53 Coordination device identification unit (cooperation device identification means)
54 Notification unit (notification means)
55 Diagnostic processing instruction unit (diagnosis processing instruction means)
Claims (17)
前記第1の画像処理装置は、
複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する第1の診断手段、
を備え、
前記第2の画像処理装置は、
複数のハードウェアを前記所定の順序で動作させることによって前記診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する第2の診断手段、
を備え、
前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記第1の診断手段と前記第2の診断手段とが互いに連携し、前記第1の画像処理装置のハードウェア及び前記第2の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする画像処理システム。 An image processing system in which a first image processing device and a second image processing device having a hardware configuration common to the first image processing device can communicate with each other.
The first image processing apparatus is
Diagnostic processing is executed by operating a plurality of hardware in a predetermined order, and based on the result of the diagnostic processing, it is diagnosed whether or not a defect has occurred in any of the plurality of hardware. First diagnostic means to
With
The second image processing device is
The diagnostic process is executed by operating the plurality of hardware in the predetermined order, and based on the result of the diagnostic process, whether or not a defect has occurred in any one of the plurality of hardware. Second diagnostic means to diagnose
With
When a problem occurs in any one of the plurality of hardware in the first image processing apparatus, the first diagnostic means and the second diagnostic means cooperate with each other, and the first diagnostic means By selectively operating the hardware of the image processing device and the hardware of the second image processing device in the predetermined order to perform the diagnostic processing, a plurality of hardware in the first image processing device. An image processing system characterized by identifying the hardware in which a defect is occurring.
前記第1の診断手段は、前記第2の画像処理装置から前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記第2の画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行い、前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに前記第1の画像処理装置において動作させなかったハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。 When the second diagnostic means cooperates with the first diagnostic means, at least one hardware selected from a plurality of hardware in the second image processing apparatus according to the predetermined order is operated. After transferring the data obtained by executing the process up to the middle of the diagnostic process to the first image processing device, one more hardware than the previous time is operated according to the predetermined order to perform the diagnostic process. The process of transferring the data obtained by executing the process up to the middle to the first image processing apparatus is repeated, and the process is repeated.
Each time the first diagnostic means receives data executed halfway through the diagnostic process from the second image processing device, the first diagnostic means is more than a process performed in the second image processing device according to the predetermined order. The process of terminating the diagnostic process is repeated by sequentially operating the hardware that performs the subsequent process, and when the result of the diagnostic process is different from the result of the previous process, the first image processing apparatus is operated. The image processing system according to claim 1, wherein the missing hardware is identified as the defective hardware.
前記第2の診断手段は、前記第1の画像処理装置から前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記第1の画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行い、
前記第1の診断手段は、前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに前記第1の画像処理装置において動作させたハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。 When the first diagnostic means cooperates with the second diagnostic means, at least one hardware selected from a plurality of hardware in the first image processing apparatus according to the predetermined order is operated. After transferring the data obtained by executing the process up to the middle of the diagnostic process to the second image processing device, one more hardware than the previous time is operated according to the predetermined order to perform the diagnostic process. The process of transferring the data obtained by executing the process up to the middle to the second image processing device is repeated, and the process is repeated.
Each time the second diagnostic means receives data executed halfway through the diagnostic process from the first image processing device, the second diagnostic means is more than a process performed in the first image processing device according to the predetermined order. The process of terminating the diagnostic process is repeated by operating the hardware to perform the subsequent process in order.
The first diagnostic means identifies the hardware operated in the first image processing apparatus as the defective hardware when the result of the diagnostic process is different from the result before that. The image processing system according to claim 1, wherein the image processing system is characterized.
前記第3の画像処理装置は、
前記第1の診断手段及び前記第2の診断手段と連携して前記診断処理を行う第3の診断手段、
を備え、
前記第1の診断手段は、前記第1の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記第2の診断手段及び前記第3の診断手段のそれぞれと連携して前記診断処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理システム。 A third image processing device capable of communicating with the first image processing device and the second image processing device is further provided.
The third image processing device is
A third diagnostic means that performs the diagnostic process in cooperation with the first diagnostic means and the second diagnostic means.
With
The first diagnostic means is a method of the second diagnostic means and the third diagnostic means, respectively, when a problem occurs in any one of the plurality of hardware in the first image processing apparatus. The image processing system according to any one of claims 1 to 3, wherein the diagnostic processing is performed in cooperation with the above.
前記複数の画像処理装置のそれぞれは、
複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断手段、
を備え、
前記診断手段は、一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記サーバーからの指示に基づいて他の画像処理装置と連携し、当該一の画像処理装置のハードウェア及び前記他の画像処理装置のハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする画像処理システム。 An image processing system in which a plurality of image processing devices having a common hardware configuration and a server can communicate with each other.
Each of the plurality of image processing devices
Diagnostic processing is executed by operating a plurality of hardware in a predetermined order, and based on the result of the diagnostic processing, it is diagnosed whether or not a defect has occurred in any of the plurality of hardware. Diagnostic means to
With
When a problem occurs in any one of a plurality of hardware in one image processing device, the diagnostic means cooperates with another image processing device based on an instruction from the server, and the one By selectively operating the hardware of the image processing device and the hardware of the other image processing device in the predetermined order to perform the diagnostic processing, among the plurality of hardware in the one image processing device. An image processing system characterized by identifying the hardware in which a defect is occurring.
前記複数の画像処理装置に関する情報が登録された管理情報を記憶する記憶手段と、
前記管理情報に基づき、前記複数の画像処理装置のうちから不具合の生じていない画像処理装置を連携装置として特定する連携装置特定手段と、
前記連携装置特定手段によって特定された連携装置を前記一の画像処理装置における前記診断手段に通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理システム。 The server
A storage means for storing management information in which information about the plurality of image processing devices is registered, and
Based on the management information, a linking device specifying means for identifying an image processing device that does not have a problem from the plurality of image processing devices as a linking device, and
A notification means for notifying the diagnostic means in the one image processing device of the cooperation device specified by the cooperation device specifying means, and
8. The image processing system according to claim 8.
前記一の画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合に不具合が生じたハードウェアを推定する不具合推定手段と、
前記一の画像処理装置における前記診断手段に対して実行すべき前記診断処理を指示する診断処理指示手段と、
を更に備え、
前記管理情報には、前記複数の画像処理装置における過去の不具合発生履歴が含まれており、
前記不具合推定手段は、前記不具合発生履歴に基づいて不具合が生じたハードウェアを推定し、
前記診断処理指示手段は、前記一の画像処理装置における前記診断手段に対し、前記不具合推定手段によって推定されたハードウェアを動作させる前記診断処理と、前記不具合推定手段によって推定されたハードウェアを動作させない前記診断処理とを優先的に行うことを指示することを特徴とする請求項9に記載の画像処理システム。 The server
A defect estimation means for estimating the hardware in which a defect occurs when a defect occurs in any one of the plurality of hardware in the one image processing device, and a defect estimation means.
A diagnostic processing instruction means for instructing the diagnostic processing to be executed for the diagnostic means in the one image processing apparatus, and a diagnostic processing instruction means.
Further prepare
The management information includes past failure occurrence histories in the plurality of image processing devices.
The defect estimation means estimates the hardware in which the defect has occurred based on the defect occurrence history, and estimates the hardware.
The diagnostic processing instructing means operates the diagnostic processing for operating the hardware estimated by the defect estimating means and the hardware estimated by the defect estimating means for the diagnostic means in the one image processing device. The image processing system according to claim 9, wherein the diagnostic processing is instructed to be preferentially performed.
前記診断手段によって不具合が生じているハードウェアが特定された場合に前記不具合発生履歴を更新する管理手段、
を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理システム。 The server
A management means for updating the defect occurrence history when the hardware in which the defect occurs is identified by the diagnostic means,
The image processing system according to claim 10, further comprising.
自機のハードウェア構成と共通するハードウェア構成を有する他のデバイスと通信を行う通信手段と、
複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断手段と、
を備え、
前記診断手段は、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記他のデバイスと連携し、当該画像処理装置のハードウェア及び前記他のデバイスのハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とする画像処理装置。 It is an image processing device
A communication means that communicates with other devices that have the same hardware configuration as the own hardware configuration,
Diagnostic processing is executed by operating a plurality of hardware in a predetermined order, and based on the result of the diagnostic processing, it is diagnosed whether or not a defect has occurred in any of the plurality of hardware. Diagnostic means to do
With
When a problem occurs in any one of the plurality of hardware in the image processing device, the diagnostic means cooperates with the other device to display the hardware of the image processing device and the other device. By performing the diagnostic processing by selectively operating the hardware in the predetermined order, it is characterized in that the hardware in which the defect occurs is identified from among the plurality of hardware in the image processing apparatus. Image processing device.
前記他のデバイスに、前記他のデバイスにおける複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行させたデータを当該画像処理装置へ転送させると共に、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行させたデータを当該画像処理装置へ転送させる処理を繰り返し行わせる指示手段と、
前記他のデバイスから、前記診断処理の途中まで実行させたデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、前記他のデバイスにおいて行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行う実行手段と、
前記実行手段において繰り返し得られる前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに当該画像処理装置において動作させなかったハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定する不具合特定手段と、
を備えることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 The diagnostic means
The data obtained by allowing the other device to operate at least one hardware selected from the plurality of hardware in the other device according to the predetermined order and executing the diagnostic process halfway is sent to the image processing apparatus. In addition to the instruction means, the instruction means for repeatedly performing the process of transferring the data obtained by operating one more hardware than the previous time in the predetermined order and executing the diagnostic process halfway to the image processing device.
Each time a data executed halfway through the diagnostic process is received from the other device, the hardware that performs the process after the process performed on the other device is operated in order according to the predetermined order. An execution means that repeats the process of terminating the diagnostic process according to
When the result of the diagnostic process repeatedly obtained by the execution means is different from the result before that, the defect identifying means for identifying the hardware that has not been operated in the image processing device as the hardware in which the defect has occurred, and the defect identifying means.
12. The image processing apparatus according to claim 12.
当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから前記所定の順序に従って選択した少なくとも1つのハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行したデータを前記他のデバイスへ転送した後、前記所定の順序に従って前回よりも1つ多いハードウェアを動作させて前記診断処理を途中まで実行したデータを前記他のデバイスへ転送する処理を繰り返し行う実行手段と、
前記他のデバイスに、前記診断処理の途中まで実行したデータを受信する都度、前記所定の順序に従って、当該画像処理装置において行われた処理よりも後の処理を行うハードウェアを順に動作させることにより前記診断処理を終了させる処理を繰り返し行わせる指示手段と、
前記他のデバイスにおいて繰り返し得られる前記診断処理の結果がそれ以前と異なる結果となったときに当該画像処理装置において動作させたハードウェアを不具合が生じているハードウェアとして特定する不具合特定手段と、
を備えることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 The diagnostic means
After transferring the data obtained by operating at least one hardware selected from the plurality of hardware in the image processing apparatus according to the predetermined order and executing the diagnostic process halfway to the other device , the predetermined hardware is used. An execution means that repeats the process of operating one more hardware than the previous time according to the order and repeatedly transferring the data obtained by executing the diagnostic process halfway to the other device.
Each time the other device receives the data executed halfway through the diagnostic process, the hardware that performs the process after the process performed in the image processing device is operated in order according to the predetermined order. An instruction means for repeating the process of ending the diagnostic process, and
When the result of the diagnostic process repeatedly obtained in the other device is different from the result before that, the defect identifying means for identifying the hardware operated in the image processing device as the hardware in which the defect has occurred, and
12. The image processing apparatus according to claim 12.
複数のハードウェアを所定の順序で動作させることによって診断処理を実行し、前記診断処理の結果に基づいて、複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じているか否かを診断する診断ステップと、
自機のハードウェア構成と共通するハードウェア構成を有する他のデバイスと通信を行う通信ステップと、
を実行させ、
前記診断ステップは、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちのいずれかのハードウェアにおいて不具合が生じた場合、前記他のデバイスと連携し、当該画像処理装置のハードウェア及び前記他のデバイスのハードウェアを前記所定の順序で択一的に動作させて前記診断処理を行うことにより、当該画像処理装置における複数のハードウェアのうちから不具合が生じているハードウェアを特定することを特徴とするプログラム。 A program executed in an image processing device, which is applied to the image processing device.
Diagnostic processing is executed by operating a plurality of hardware in a predetermined order, and based on the result of the diagnostic processing, it is diagnosed whether or not a defect has occurred in any of the plurality of hardware. Diagnostic steps to do and
A communication step that communicates with other devices that have the same hardware configuration as your own hardware configuration,
To run,
When a problem occurs in any one of the plurality of hardware in the image processing device, the diagnostic step cooperates with the other device to display the hardware of the image processing device and the other device. By performing the diagnostic processing by selectively operating the hardware in the predetermined order, it is characterized in that the defective hardware is identified from among a plurality of hardware in the image processing apparatus. program.
前記複数の画像処理装置のうちの一の画像処理装置においてハードウェアに不具合が生じた場合、前記一の画像処理装置が、他の画像処理装置と連携して複数のハードウェアを所定の順序で動作させる診断処理を実行するように構成され、
前記プログラムは、前記サーバーに、
前記複数の画像処理装置に関する情報が登録された管理情報を管理するステップと、
前記一の画像処理装置においてハードウェアに不具合が生じた場合に、前記管理情報に基づいて前記複数の画像処理装置のうちから不具合の生じていない他の画像処理装置を特定するステップと、
前記特定された他の画像処理装置を前記一の画像処理装置へ通知し、前記一の画像処理装置と前記他の画像処理装置とを連携させて前記診断処理を行わせるステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 A program that is executed on a server that can communicate with multiple image processing devices that have a common hardware configuration.
When a hardware defect occurs in one of the plurality of image processing devices, the one image processing device cooperates with the other image processing device to perform the plurality of hardware in a predetermined order. It is configured to perform diagnostic processing that makes it work
The program is on the server
A step of managing management information in which information about the plurality of image processing devices is registered, and
When a hardware problem occurs in the one image processing device, a step of identifying another image processing device that does not have a problem from the plurality of image processing devices based on the management information, and a step of identifying the other image processing device that does not have the problem.
A step of notifying the one image processing device of the other specified image processing device and causing the one image processing device and the other image processing device to cooperate with each other to perform the diagnostic processing.
A program characterized by executing.
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