JP6942481B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6942481B2
JP6942481B2 JP2017025413A JP2017025413A JP6942481B2 JP 6942481 B2 JP6942481 B2 JP 6942481B2 JP 2017025413 A JP2017025413 A JP 2017025413A JP 2017025413 A JP2017025413 A JP 2017025413A JP 6942481 B2 JP6942481 B2 JP 6942481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
developer
sealing
container
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017025413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018132616A (ja
Inventor
秀樹 角田
秀樹 角田
佑樹 中村
佑樹 中村
頌太 中村
頌太 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017025413A priority Critical patent/JP6942481B2/ja
Priority to US15/892,244 priority patent/US10488785B2/en
Publication of JP2018132616A publication Critical patent/JP2018132616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6942481B2 publication Critical patent/JP6942481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0817Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1839Means for handling the process cartridge in the apparatus body
    • G03G21/1842Means for handling the process cartridge in the apparatus body for guiding and mounting the process cartridge, positioning, alignment, locks
    • G03G21/185Means for handling the process cartridge in the apparatus body for guiding and mounting the process cartridge, positioning, alignment, locks the process cartridge being mounted parallel to the axis of the photosensitive member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)とは、電子写真画像形成方式を用いて記録材(記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、複写機、プリンタ(レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、及び、これらの複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。
電子写真画像形成方式(電子写真プロセス)を用いたプリンタ等の画像形成装置では、像担持体としての電子写真感光体(以下、感光体)を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体を選択的に露光することによって、感光体上に静電潜像を形成する。その後、感光体上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として可視化する。そして、感光体上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシート等の記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
画像形成装置では、現像剤を収容した現像容器の開口部に現像剤担持体が設け、感光体上の静電潜像にトナーを供給し、トナー像とする構成とされている。この静電潜像を現像するための現像剤が現像装置、もしくはプロセスカートリッジ等の外部へ漏出することを防止するため、現像容器の長手両端には現像剤担持体と現像容器の隙間を封止するための端部シール部材が設けられている。さらに、現像剤担持体と現像容器の開口部との間から現像剤が吹き出すことを防止するため、現像容器の長手方向にわたり開口部に一端が固定され、他端が現像剤担持体と接触する封止部材が設けられている。
このような画像形成装置において、現像容器内の現像剤が勢いを持って、封止部材に押し寄せてきたとき、封止部材がめくれるのを防止するために、封止部材と現像剤担持体が当接する面と対向する領域に、現像剤漏出防止手段を配置したものがある。(例えば、特許文献1)
一方で、プロセス手段のメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置(装置本体)に着脱可能なプロセスカートリッジとすることが実用化されている。
特開2000−275965号公報
画像形成装置においては、高速印刷を可能とすることに加え、交換頻度を低下させることができる高寿命の現像装置またはプロセスカートリッジとすることがユーザーから望まれている。そこで発明者らは、高速印刷を可能としつつ、高寿命の現像装置とすることを検討してきた。この結果、現像剤担持体と端部シールと封止部材とが重なり合う領域で現像剤担持体の現像剤が摺擦され続けることで、現像剤は現像剤担持体に保持されずこぼれ落ちる場合があることが判明した。こぼれ落ちた現像剤が、現像剤担持体と封止部材の当接部に挟まると、現像剤担持体と封止部材との間に隙間が発生し、現像容器内部の現像剤が外部へ飛散する場合がある。一方で、現像剤が現像剤担持体と封止部材の間に挟まるのを防止するために、封止部材の現像剤担持体の当接圧を高くしすぎると、封止部材が現像剤担持体の表面を傷つけたり、現像剤担持体上の現像剤を掻き取ったりする可能性がある。本発明は、現像剤担持体の表面を傷つけることなく、現像担持体からこぼれ落ちた現像剤が、現像剤担持体と封止部材の間に挟まることを防止して、トナー漏れを抑制した現像装置、プロセスカートリッジ及びこれを装備した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、現像剤を収容し、開口部が設けられた現像容器と、前記開口部に対向する位置で現像容器に回転可能に支持され、前記現像剤を担持するように構成された現像剤担持体と、記現像剤担持体の回転軸線方向において前記開口部と隣接する前記現像容器の部分に固定され、前記現像容器と前記現像剤担持体との間を封止する端部シールと、前記回転軸線方向に延び、前記回転軸線方向に直交する方向の一端が前記現像容器に固定され、他端が前記現像剤担持体と当接する封止部材であって、前記回転軸線方向の端部が前記端部シールと前記現像剤担持体に挟まれている封止部材と、を備えた現像装置において、回転軸線方向において前記端部シールの前記開口部側で前記端部シールと隣接するように前記現像容器に設けられ、可撓性のある材質で形成された封止補助部材を有し前記封止部材の前記現像剤担持体と当接する側の面を当接面とし、前記当接面の反対側の面を反対側面とした時に、前記封止補助部材は、前記封止部材の前記反対側面と当接する第1面と、前記第1面と反対側の面である第2面と、前記第1面と交差し前記現像容器の壁に固定される第3面と、を有し、前記第2面と前記現像容器の前記壁との間には空間が設けられていることを特徴とする。
本発明の第2の側面は、現像剤を収容し、開口部が設けられた現像容器と、前記開口部に対向する位置で現像容器に回転可能に支持され、前記現像剤を担持するように構成された現像剤担持体と、前記現像剤担持体の回転軸線方向において前記開口部と隣接する前記現像容器の部分に固定され、前記現像容器と前記現像剤担持体との間を封止する端部シールと、前記回転軸線方向に延び、前記回転軸線方向に直交する方向の一端が前記現像容器に固定され、他端が前記現像剤担持体と当接する封止部材であって、前記回転軸線方向の端部が前記端部シールと前記現像剤担持体に挟まれている封止部材と、を備えた現像装置において、前記回転軸線方向において前記端部シールの前記開口部側で前記端部シールと隣接するように前記現像容器に設けられ、可撓性のあるシートで形成された封止補助部材を有し、前記封止部材の前記現像剤担持体と当接する側の面を当接面とし、前記当接面の反対側の面を反対側面とした時に、前記封止補助部材は、前記回転軸線方向と直交する方向の一端部が前記現像容器の壁に固定され、他端部が前記封止部材の前記反対側面に当接することを特徴とする
以上説明したように、本発明によれば、封止部材と現像剤担持体間の当接圧の上昇を抑制して現像剤担持体の表面を傷つけたりすることを抑制しつつ、現像容器から現像剤が漏れることを抑制した現像装置、プロセスカートリッジ及びこれを装備した画像形成装置を提供することを目的とする。
実施例1に係るプロセスカートリッジの部分断面図 実施例1に係る画像形成装置及びプロセスカートリッジの断面図 実施例1に係る画像形成装置及びプロセスカートリッジの斜視図 実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図 実施例1に係るプロセスカートリッジの部分断面図 実施例1に係るプロセスカートリッジ斜視図 実施例2に係るプロセスカートリッジの部分断面図
[実施例1]
[電子写真画像形成装置]
先ず、本発明に係る電子写真画像形成装置(画像形成装置)の実施例1の全体構成について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。図3は、画像形成装置100にプロセスカートリッジ7(カートリッジ)を装着する状態を示した斜視図である。
画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。そして、画像形成装置100の第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの鉛直下方には、スキャナユニット(露光装置)3が配置されている。ここで、スキャナユニット3は、画像情報に基づきレーザーを照射して感光体ドラム1上に静電潜像(静電像)を形成する露光手段である。
本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。即ち、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにそれぞれ装着されるカートリッジ7(7Y、7M、7C、7K)は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーT(TY、TM、TC、TK)が収納され、全て同一形状を有している。従って、以下、特に区別を要しない場合は、Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
カートリッジ7は、電子写真感光体(以下、感光体ドラム)1(1Y、1M、1C、1K)を有する感光体ユニット13(13Y、13M、13C、13K)に加え、現像装置(以下、現像ユニット)4(4Y、4M、4C、4K)を有する。このように、本実施例では、現像ユニット4および感光体ユニット13を、一体的にカートリッジ化して、プロセスカートリッジ7を形成している。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100に設けられた不図示の装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。本実施例では、プロセスカートリッジ7は、図3矢印Gで示すように、感光体ドラム1の軸線方向に沿って、画像形成装置100に対して着脱可能とされている。
また、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの鉛直上方には、4個の感光体ドラム1に対向して、感光体ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。中間転写ベルト5は、全ての感光体ドラム1に当接し、図示矢印B方向に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ26、二次転写対向ローラ27、従動ローラ28)に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光体ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8(8Y、8M、8C、8K)が並設されている。このようにして、4個の一次転写ローラ8は、画像形成時においては中間転写ベルト5を介して感光体ドラム1に接触させられる。又、中間転写ベルト5の外周面側において二次転写対向ローラ27に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。さらに、画像形成装置100には、二次転写ローラ9の上方に、定着手段としての定着装置10が設けられている。
[プロセスカートリッジ]
次に、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について、図4を用いて説明する。図4は、プロセスカートリッジ7の概略断面図である。
現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持する現像容器18を有する。現像ユニット4には、感光体ドラム1と接触して図4に示す矢印D方向(反時計方向)に回転する現像剤担持体としての現像ローラ17が設けられている。つまり本実施例では、現像ユニット4は、現像剤担持体としての現像ローラ17を感光体ドラム1に対して接触することで静電潜像を現像する接触現像を行うものとした。現像ローラ17は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において、軸受を介して回転可能に現像容器18に支持されている。
また、現像ユニット4は、現像剤収納室(以下、トナー収納室)18aと、現像ローラ17が配設された現像室18bと、トナー収納室18aと現像室18bとを連通する開口18cを有する。本実施例では、現像室18bはトナー収納室18aの上方に位置する。現像室18bには、現像ローラ17に接触して矢印E方向に回転する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ20と現像ローラ17のトナー層を規制するための現像剤規制部材としての現像ブレード21が配置されている。
また、現像容器18のトナー収納室18aには、収納されたトナーTを撹拌するとともに、開口18cを介して、トナー供給ローラ20へトナーを搬送するための現像剤搬送手段23(以下、トナー搬送手段23)が設けられている。トナー搬送手段23は、現像ローラ17の回転軸方向と平行で、図4中F方向に回転する回転軸23aと、一端が回転軸23aに取り付けられ、トナーを撹拌搬送する現像剤搬送シート部材(以下、撹拌シート)23bを有する。本実施形態では、現像剤として非磁性一成分現像剤、即ち、トナーT(TY、TM、TC、TK)を用い、トナー収納室18aに収納される構成とした。
一方、感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する。クリーニング枠体14には、図4に示すように軸受部材を介して感光体ドラム1が矢印A方向へ回転可能に取り付けられている。
また、クリーニング枠体14には、帯電ローラ2が帯電ローラ軸受15を介して回転可能に取り付けられている。帯電ローラ軸受15は、帯電ローラ2の回転中心と感光体ドラム1の回転中心とを通る線に沿って移動可能に取り付けられ、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ16により感光体ドラム1に向かって付勢されている。このようにして、帯電ローラ軸受15は、移動可能に取り付けられ、図4に示すように帯電ローラ2が矢印C方向に付勢されている。
さらに、クリーニング枠体には、一次転写後に感光体ドラム1の表面に残った転写残トナー(廃トナー)を除去するためのクリーニングブレード6が固定されている。クリーニングブレード6は、弾性部材6aと、弾性部材を支持するための支持部材6bとが一体に形成されている。
なお、クリーニング枠体14には、クリーニングブレード6で除去された転写残トナー(廃トナー)を収容するための除去現像剤収容部(以下、廃トナー収容部)14aが形成されている。
[画像形成プロセス]
画像形成時には、先ず、感光体ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザー光によって、帯電した感光体ドラム1の表面が走査露光され、感光体ドラム1上に画像情報に従った静電潜像が形成される。次いで、感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像ユニット4によってトナー像として現像される。感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。その後、中間転写ベルト5の移動と同期して記録材12が二次転写部へと搬送される。そして、記録材12を介して中間転写ベルト5に当接している二次転写ローラ9の作用によって、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材12上に二次転写される。
トナー像が転写された記録材12は、定着装置10に搬送される。定着装置10において記録材12に熱及び圧力を加えられることで、記録材12にトナー像が定着される。
一次転写工程後に感光体ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去される。クリーニングブレード6によって感光体ドラム1の表面から除去された廃トナーは、クリーニングブレード6とクリーニング枠体14により形成される空間を重力方向に落下し、廃トナー収容部14a内に収容される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。除去された転写残トナー(廃トナー)は、画像形成装置100の廃トナーボックス(不図示)に排出される。
なお、画像形成装置100は、全ての画像形成部を用いたフルカラーの画像形成に加え、所望の単独又はいくつかの画像形成部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできるように構成されている。
[トナー漏出防止手段]
本実施例における現像ローラ周辺のトナー漏出防止手段について、図1、図5及び図6を用いて説明する。図1は、現像ユニット4の一部を拡大した部分断面図である。図5は、現像容器18において、封止部材24の貼り付け面18eを基準として見た場合の断面図である。図6は、現像ユニット4の現像ローラ17を取り外した場合における斜視図である。
現像容器18は、図1に示すように開口部18dが設けられ、開口部18dから現像ローラ17の一部の周面が現像ユニット4の外部へ露出するように配置されている。そして、図6に示すように、現像容器18の長手方向両端部には、現像ローラ17と現像容器18との隙間を封止するための端部シール27が配設されている。より具体的には端部シール27は、現像容器18の現像ローラ17の軸線方向における開口部18dに対して外側の部分に接着されている。また、現像容器18の開口部18dのうち、現像ローラ17の軸線方向に延びる辺と、現像ローラ17と、の間から、現像容器18内のトナーが外部に漏出するのを防止するための封止部材24が設けられている。封止部材24は、例えばポリエステルシート等のシート部材で形成されている。そして封止部材24は、短手方向において、一端が現像容器18の開口部18dの軸線方向に延びる辺に両面テープ25等により貼り付けられ、他端が現像ローラ17の表面に接触(腹当たり)するように配置されている。より具体的には、封止部材24は、現像ローラ17に当接する当接面24aと、当接面24aと対向する対向面24bを備え、対向面24bが現像容器18に接着されるようにして固定されている。
また本実施形態では、封止部材24の対向面24bと当接するように、現像容器18に封止補助部材26を配設する。つまり、現像ローラ17の軸線方向においては、端部シール27の開口部18d側に、端部シール27と隣接するように封止補助部材26が配置されている。なお本実施形態では、現像ローラ17の軸線方向において、端部シール27と接触するように封止補助部材26を配置したが、これに限らず、端部シール27と封止補助部材26の間の距離を0.7mm以内とすればよい。封止補助部材26は、例えば発砲ポリウレタン等の発泡体やエラストマなどの弾性体など、可撓性のある材質で形成されている。封止補助部材26は、付勢面26aで封止部材24と当接し、付勢面26aと辺を介して隣接する面26bが接着面とされ、両面テープ等で現像容器18の内壁に貼り付けられ、固定されている。すなわち、封止補助部材26は、圧縮される前の状態において、軸線方向と直交する方向における断面が矩形形状とされ、封止部材24と当接する付勢面26aと、交差する接着面26bに接着部材が設けられている。なお、封止補助部材26は、図5に示すように、封止部材24と現像ローラ17の当接点pを通り、封止部材24の固定面に対して直交する線を越えて現像容器18から延びるように、短手方向の幅Wが設定されることが好ましい。この際には画像への影響を抑制する観点から、封止補助部材26は封止部材24の先端部からのはみ出し量が0.5mm未満となるように配置することが好ましい。
従来、高速印刷を行うため現像ローラ17を高速で回転駆動した場合、端部シール27と現像ローラ17がオーバーラップする当接圧の高い領域S(図6)において、現像ローラ17上のトナーが掻き取られる場合があった。さらに現像ユニット4を長期間使用した後、現像ローラ17を回転駆動させた場合においても、領域Sにおいて、現像ローラ17上のトナーが掻き取られる場合があった。掻き取られたトナーは、画像形成装置内の気流等により、現像容器18の長手方向(現像ローラ17の軸線方向)の内側に移動し、現像ローラ17と封止部材24との間に挟まることがあった。このように、現像ローラ17と封止部材24との間にトナーが挟まった結果、トナー漏れ、より具体的には現像容器18内でトナー搬送手段23が駆動するたびに現像容器18からトナーが吹き出す恐れがあった。
しかしながら、本実施例では封止補助部材26が端部シール27と隣接する位置に配置されているため、掻き取られたトナーが画像形成装置内の気流等により、現像容器18の長手内側に移動することを抑制する。この結果、掻き取られたトナーが現像ローラ17と封止部材24との間に挟まり、トナー漏れ、特に現像容器18内でトナー搬送手段23が駆動するたびに現像容器18からトナーが吹き出すことを防止することができる。
加えて、封止補助部材26は、封止部材24と当接する付勢面26aと辺を介して隣接する面26bが接着面とされ、両面テープ等で現像容器18の内壁に貼り付けられ、固定されている。すなわち、封止部材24と当接する付勢面26aと対向する面を26cとした時、面26cと現像容器18の内壁との間には空間が形成されている(図1)。この空間により、封止補助部材26は、封止部材24から押圧力を受けた時に座屈する。これにより、封止部材24に対する封止補助部材26の当接圧を抑制することができる。したがって、封止補助部材26が封止部材24と当接する領域において、封止部材24が現像ローラ17上のトナーを掻き取ったり、封止部材24と現像ローラ17間の当接圧が高くなったりすることを抑制することができる。
このように、本実施例により、現像ローラ17の表面を傷つけたりすることなく、現像容器18からトナーが吹きこぼれたり、漏れることを抑制することができる。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例の画像形成装置、プロセスカートリッジの基本的な構成は、実施例1のものと同じである。したがって、実施例1のものと同一またはそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
図7は、本実施例を示した断面図である。実施例1では、封止補助部材36として発砲ポリウレタン等の発泡体やエラストマなどの弾性体などを用いたが、本実施例では、可撓性のあるシート部材を用いた。封止補助部材36は実施例1同様、軸線方向における端部シール27の開口部18d側において、軸線方向と直交する方向の一端が現像容器18に固定され、他端が封止部材24に接触するように構成されている。本実施例における封止補助部材36は、封止部材24と当接する面36aに対し、隣接する面36bが設けられるように、折り曲げ部36eが設けられている。封止補助部材36は、面36bに接着部材が設けれ、現像容器18の内壁に張り付けられる。封止補助部材36をシート部材で形成することで、例えばシートの厚みを調整することで、封止部材24に対する封止補助部材36の当接圧を、より細かく調整することが可能になる。なお、本実施例では、封止補助部材36に軸線方向に延びた折り曲げ部36eを設けた構成としたが、これに限らず、封止補助部材36を撓ませ、面36bを現像容器18の内壁に張り付けるとともに、面36bが封止部材24と当接するようにしてもよい。
このような構成とすることにより、封止補助部材36の弾性によって、実施例1同様、封止部材24に対する封止補助部材36の当接圧を抑制することができる。したがって、封止補助部材36が封止部材24と当接する領域において、封止部材24が現像ローラ17上のトナーを掻き取ったり、封止部材24と現像ローラ17間の当接圧が高くなったりすることを抑制することができる。このように、本実施例により、現像ローラ17の表面を傷つけたりすることなく、現像容器18からトナーが吹きこぼれたり、漏れることを抑制することができる。
1 感光体ドラム
2 帯電ローラ
3 スキャナユニット
4 現像ユニット
5 中間転写ベルト
6 クリーニングブレード
7 プロセスカートリッジ
8 一次転写ローラ
9 二次転写ローラ
10 定着装置
12 記録材
13 感光体ユニット
14 クリーニング枠体
17 現像ローラ
18 現像容器
18a トナー収納室
18b 現像室
18c 開口
18d 開口部
20 トナー供給ローラ
21 現像ブレード
23 トナー搬送手段
24 封止部材
25 両面テープ
26、36 封止補助部材
27 端部シール
100 画像形成装置

Claims (7)

  1. 現像剤を収容し、開口部が設けられた現像容器と、
    前記開口部に対向する位置で現像容器に回転可能に支持され、前記現像剤を担持するように構成された現像剤担持体と、
    記現像剤担持体の回転軸線方向において前記開口部と隣接する前記現像容器の部分に固定され、前記現像容器と前記現像剤担持体との間を封止する端部シールと、
    前記回転軸線方向に延び、前記回転軸線方向に直交する方向の一端が前記現像容器に固定され、他端が前記現像剤担持体と当接する封止部材であって、前記回転軸線方向の端部が前記端部シールと前記現像剤担持体に挟まれている封止部材と、
    を備えた現像装置において、
    回転軸線方向において前記端部シールの前記開口部側で前記端部シールと隣接するように前記現像容器に設けられ、可撓性のある材質で形成された封止補助部材を有し
    前記封止部材の前記現像剤担持体と当接する側の面を当接面とし、前記当接面の反対側の面を反対側面とした時に、前記封止補助部材は、前記封止部材の前記反対側面と当接する第1面と、前記第1面と反対側の面である第2面と、前記第1面と交差し前記現像容器の壁に固定される第3面と、を有し、前記第2面と前記現像容器の前記壁との間には空間が設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記封止補助部材は、前記回転軸線方向における前記端部シールの端面に対して隙間をあけて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記封止補助部材は、発泡体又はエラストマからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記封止補助部材は、前記封止部材と前記現像剤担持体が当接する点を通り、前記封止部材の固定面に対して直交する線を越えて前記現像容器から延びることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記封止部材は、可撓性シートであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に現像剤を供給するための、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の前記現像装置と、
    を備え、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 現像剤を収容し、開口部が設けられた現像容器と、
    前記開口部に対向する位置で現像容器に回転可能に支持され、前記現像剤を担持するように構成された現像剤担持体と、
    記現像剤担持体の回転軸線方向において前記開口部と隣接する前記現像容器の部分に固定され、前記現像容器と前記現像剤担持体との間を封止する端部シールと、
    前記回転軸線方向に延び、前記回転軸線方向に直交する方向の一端が前記現像容器に固定され、他端が前記現像剤担持体と当接する封止部材であって、前記回転軸線方向の端部が前記端部シールと前記現像剤担持体に挟まれている封止部材と、
    を備えた現像装置において、
    回転軸線方向において前記端部シールの前記開口部側で前記端部シールと隣接するように前記現像容器に設けられ、可撓性のあるシートで形成された封止補助部材を有し
    前記封止部材の前記現像剤担持体と当接する側の面を当接面とし、前記当接面の反対側の面を反対側面とした時に、前記封止補助部材は、前記回転軸線方向と直交する方向の一端部が前記現像容器の壁に固定され、他端部が前記封止部材の前記反対側面に当接することを特徴とする現像装置
JP2017025413A 2017-02-14 2017-02-14 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置 Active JP6942481B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025413A JP6942481B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
US15/892,244 US10488785B2 (en) 2017-02-14 2018-02-08 Developing unit, process cartridge, and image forming apparatus including process cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025413A JP6942481B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018132616A JP2018132616A (ja) 2018-08-23
JP6942481B2 true JP6942481B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=63105162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025413A Active JP6942481B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10488785B2 (ja)
JP (1) JP6942481B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3667428A (en) * 1969-07-01 1972-06-06 Xerox Corp Developing systems
JP2000275965A (ja) 1999-03-23 2000-10-06 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4261872B2 (ja) 2002-10-29 2009-04-30 キヤノン株式会社 現像装置
JP2007072176A (ja) 2005-09-07 2007-03-22 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP5276874B2 (ja) 2008-03-31 2013-08-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6547359B2 (ja) * 2015-03-24 2019-07-24 富士ゼロックス株式会社 現像装置及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10488785B2 (en) 2019-11-26
JP2018132616A (ja) 2018-08-23
US20180231917A1 (en) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4574720B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP6057536B2 (ja) 電子写真画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2017181803A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6066281B2 (ja) 粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5404751B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5518125B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP2007033468A (ja) 画像形成装置
JP2018077458A (ja) 現像容器、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP6942481B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP6929614B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5379987B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP4707175B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006184429A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP5067870B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP6482321B2 (ja) 搬送装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2008176015A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6772030B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP7484505B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2004037638A (ja) クリーニング装置,プロセスカートリッジ,および画像形成装置
JP2013015706A (ja) 現像剤扱い装置及び画像形成装置
JP5539018B2 (ja) 現像装置
JP6478729B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2000298382A (ja) 画像形成装置
JP2017026908A (ja) 画像形成装置
JP2020086312A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210908

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6942481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151