JP6942471B2 - 半割スラスト軸受 - Google Patents
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さらに、半割スラスト軸受の摺動面に、半割スラスト軸受の周方向端部から、頂部(半割スラスト軸受の周方向中央における外径端)の高さの略半分まで延びる傾斜面(スラストリリーフ)を形成し、それにより摺動面に対する傾斜面の傾斜角度を小さくすることも提案されている(特許文献3参照)。
前記摺動面は、前記半割スラスト軸受の周方向中央部を境界とする2つの平面からなり、
基準面から摺動面までの軸線方向距離が、半割スラスト軸受のいずれの径方向位置においても、半割スラスト軸受の周方向中央部で最大で、半割スラスト軸受の周方向両端部へ向かって小さくなっており、
各周方向端面から周方向中央部に向かって円周角度40°〜50°の位置に、半割スラスト軸受の径方向内側端部と径方向外側端部との間で前記軸線方向距離が一定であるただ1つの等厚部が形成され、
この等厚部より周方向端部側の半割スラスト軸受の領域では、軸線方向距離は径方向内側端部で最大で、径方向外側端部へ向かって小さくなっており、また
等厚部より周方向中央部側の半割スラスト軸受の領域では、軸線方向距離は径方向内側端部で最小で、径方向外側端部へ向かって大きくなっている
ことを特徴とする半割スラスト軸受が提供される。
ここで、軸線方向距離は、半割スラスト軸受の周方向両端面を含む面と平行ないずれの断面内においても、半割スラスト軸受の外周側で最小であり、周方向中央部側へ向かって大きくなっている。
半割スラスト軸受の背面は平坦であり且つ基準面内に位置していてもよい。
半割スラスト軸受の周方向端面に垂直な方向から半割スラスト軸受を見たとき、摺動面が、周方向中央部で最も突出した凸形状の輪郭を有していてもよい。この摺動面の輪郭は、曲線から構成されることができる。
また周方向中央部の径方向外側端部における半割スラスト軸受の最大軸線方向距離と、周方向両端部の径方向外側端部における軸線方向距離との差が、50〜800μmであってもよい。
摺動面を構成する2つの平面は、周方向中央部に延びる半割スラスト軸受の中心線に関して線対称であってもよい。
1つの等厚部は、各周方向端面から周方向中央部に向かって円周角度45°の位置に形成されていてもよい。
また、本発明のスラスト軸受は、径方向にわたって軸線方向距離が一定である等厚部の位置よりも周方向中央部側の領域では、軸線方向距離は径方向内側端部で最小で、外側端部に向かって大きくなっている。このため、内燃機関の運転時にクランク軸の撓みによりスラストカラー面が隙間側へ大きく傾斜したときでも、半割スラスト軸受の周方向中央部側の領域の摺動面は、径方向の全長にわたってスラストカラー面と接触してクランク軸の軸線方向負荷fを支えるので、損傷が起き難い。
これに対し、従来の半割スラスト軸受は、周方向中央部付近の摺動面は軸線方向距離が径方向にわたって一定であるように形成されているため、クランク軸の撓みによりスラストカラー面が隙間側へ大きく傾斜すると、周方向中央部付近の領域では径方向内側端部側の摺動面のみがスラストカラー面と接触し、損傷が起こる場合がある。
まず、図1、8及び9を用いて本発明の半割スラスト軸受8を有する軸受装置1の全体構成を説明する。図1、8及び9に示すように、シリンダブロック2の下部に軸受キャップ3を取り付けて構成された軸受ハウジング4には、両側面間を貫通する円形孔である軸受孔(保持孔)5が形成されており、側面における軸受孔5の周縁には円環状凹部である受座6、6が形成されている。軸受孔5には、クランク軸のジャーナル部11を回転自在に支承する半割軸受7、7が円筒状に組み合わされて嵌合される。受座6、6には、クランク軸のスラストカラー面12を介して軸線方向力f(図9参照)を受ける半割スラスト軸受8、8が円環状に組み合わされて嵌合される。
次に、図2〜7を用いて実施例1の半割スラスト軸受8の構成について説明する。本実施例の半割スラスト軸受8は、鋼製の裏金層に薄い軸受合金層を接着したバイメタルによって、半円環形状の平板に形成される。半割スラスト軸受8は軸線方向を向いた摺動面81(軸受面)を備え、摺動面8は軸受合金層から構成される。摺動面81は、半割スラスト軸受8の周方向中央部85を境界とする2つの平面から構成される。これら2つの平面は、好ましくは、半割スラスト軸受8の周方向中央部85を通して延びる中心線(境界)に関して線対称である。また摺動面81には、潤滑油の保油性を高めるために、周方向両端面83、83の間に2つの油溝81a、81aが形成されている。
本実施例において、各周方向端面83と周方向中央部85との間には、径方向外側端部と径方向内側端部との間で軸受壁厚が一定である等厚部M(図5参照)がただ1つ形成されている。より具体的には、等厚部Mは、半割スラスト軸受8の各周方向端面83から周方向中央部85へ向かって円周角度45°の位置に配置され、この等厚部Mより周方向端面83側の領域XEでは、軸受壁厚が径方向内側端部(厚さTI)で最大で、径方向外側端部(厚さTO)へ向かって小さくなっており(図6参照)、一方、等厚部Mより周方向中央部85側の領域XCでは、軸受壁厚が径方向内側端部(厚さTI)で最小で、径方向外側端部(厚さTO)へ向かって大きくなっている(図7参照)。
上記構成による摺動面81(2つの平面)は、換言すると、半割スラスト軸受8の周方向中央部の径方向外側端部から周方向両端部の径方向外側端部へ向かって軸受壁厚が減少するように背面83に対して傾斜した平面からなる。したがって軸受壁厚は、等厚部Mよりも周方向中央部85側の領域XC及び等厚部Mよりも周方向両端面83側の領域XEのいずれでも、周方向両端面83を含む面と平行な任意の断面内で、半割スラスト軸受8の外周側で最小であり、周方向中央部85側へ向かって大きくなっていることが、図4からも理解されよう。
なお、摺動面81の油溝81aが形成された部分では、背面84aから、油溝81aを形成しなかった場合の仮想摺動面(摺動面81の延長面)までの軸方向距離が上記関係を満たすように半割スラスト軸受8が形成される。
また、等厚部Mの配置位置は、半割スラスト軸受8の各周方向端面83から周方向中央部85へ向かって円周角度45°の位置に限定されないで、各周方向端面83から周方向中央部85へ向かって円周角度40°〜50°の範囲内に一つの等厚部Mが配置されるようにすればよい。
次に、図8、9及び12を用いて、従来の半割スラスト軸受8の作用を説明する。
より詳細には、周方向両端面83を含む面に垂直な方向から半割スラスト軸受8を見たとき、クランク軸のスラストカラー面12は、(1)半割スラスト軸受8のクランク軸の回転方向後方側の周方向端部側に傾斜している状態から、半割スラスト軸受8の摺動面81と平行になるまでの間は、半割スラスト軸受8のクランク軸の回転方向の後側の周方向端部付近の摺動面81とのみ接触し、また(2)摺動面81と平行になった直後から、半割スラスト軸受8のクランク軸の回転方向前方側の周方向端面側に傾斜している間は、半割スラスト軸受8のクランク軸の回転方向前方側の周方向端部付近の摺動面81とのみ接する。
さらに、特許文献3に記載される半割スラスト軸受では、傾斜面の軸受壁厚が、半割スラスト軸受の周方向端部を除いて、スラスト軸受の径方向内側端部より径方向外側端部のほうが大きくなるため、半割スラスト軸受の周方向端部付近の特に外径側の摺動面(傾斜面)とクランク軸のスラストカラー面12とが直接接触し、より損傷が起きやすい。
次に、図13A〜14Eを用いて本実施例の半割スラスト軸受8の効果を説明する。
本実施例の半割スラスト軸受8は、背面84a(基準面84)から摺動面81までの軸線方向距離Tが、半割スラスト軸受8のいずれの径方向位置においても周方向中央部85で最大で、周方向両端部へ向かって小さくなっている。また、各周方向端面83と周方向中央部85との間には、径方向外側端部と径方向内側端部との間で軸線方向距離が一定である等厚部Mがただ1つ形成され、この等厚部Mは、半割スラスト軸受8の各周方向端部から周方向中央部へ向かって円周角度45°の位置に配置される。軸線方向距離は、等厚部Mより周方向端部側の領域XEでは径方向内側端部(厚さTI)で最大で、径方向外側端部(厚さTO)へ向かって小さくなっており、また等厚部Mよりも周方向中央部側の領域XCでは径方向内側端部(厚さTI)で最小で、径方向外側端部(厚さTO)へ向かって大きくなっている。
この構成により、軸線方向距離は、周方向両端面83を含む面と平行な任意の断面内で、半割スラスト軸受8の外周側で最小であり、周方向中央部85側へ向かって大きくなっていることが理解されよう。
これにより、図13A〜Eに示すように半割スラスト軸受8の背面84aに対するスラストカラー面12の傾斜変化が生じても、図13A〜14Eに示すように摺動面81とスラストカラー面12との接触位置が、半割スラスト軸受8のクランク軸の回転方向後方側の周方向端部(図13A及び14A)からクランク軸の回転方向前方側の周方向端部(図13E及び14E)へ、クランク軸の回転に伴って周方向に順次移動する。このため本実施例の半割スラスト軸受8では、周方向両端部付近の摺動面81のみが常時クランク軸のスラストカラー面12と直接接触し、損傷(疲労)することが防止される。
また本実施例の半割スラスト軸受8は、上記のように等厚部Mよりも周方向端面83側の領域XEにおいて軸線方向距離Tが半割スラスト軸受8の径方向内側端部で最大で、径方向外側端部へ向かって小さくなるように形成され(図6参照)、したがって半割スラスト軸受の周方向両端面を含む面内において内燃機関の運転時に発生するクランク軸の撓みによりスランク軸のスラストカラー面12が半割スラスト軸受の摺動面に傾斜した場合でも、半割スラスト軸受8の周方向両端部付近の摺動面81の外径側の領域がスラストカラー面12と強く接触することが防止される。
さらに、本実施例のスラスト軸受8は、径方向で軸線方向距離が一定である等厚部Mの位置よりも周方向中央部側の領域XCにおいて、軸線方向距離が径方向内側端部で最小で、径方向外側端部に向かって大きくなるように形成される(図7参照)。このため、内燃機関の運転時に発生するクランク軸の撓みによりスラストカラー面12が隙間側へ大きく傾斜した場合(図12参照)でも、半割スラスト軸受8の周方向中央部の領域の摺動面は、径方向の全長にわたってスラストカラー面と接触し、クランク軸の軸線方向負荷fを支えるので、損傷が起き難い。
また図15及び16に示すように、半割スラスト軸受108の周方向長さは、実施例1に示す通常の半割スラスト軸受8の周方向端面の位置HRから所定の長さS1だけ短く形成されてもよい。さらに、半割スラスト軸受108は、周方向両端部近傍において内周面を半径Rの円弧状に切り欠かれてもよい。その場合、半割スラスト軸受の周方向端部における軸受壁厚Tは、長さS1や切り欠きを形成しなかった場合の半割スラスト軸受の周方向端部での軸受壁厚によって表すことができる。
11 ジャーナル部
12 スラストカラー面
2 シリンダブロック
3 軸受キャップ
4 軸受ハウジング
5 軸受孔(保持孔)
6 受座
7 半割軸受
71 潤滑油溝
72 貫通孔
73 クラッシュリリーフ
74 周方向両端面
75 摺動面
8 半割スラスト軸受
81 摺動面
81a 油溝
82 スラストリリーフ
83 周方向両端面
84 基準面
84a 背面
85 周方向中央部
86 周方向両端部
87 背面リリーフ
88 突出部
108 半割スラスト軸受
181a 油溝
f 軸線方向力
T 軸受壁厚
M 等厚部
XC 中央部側領域
XE 端部側領域
Claims (6)
- 内燃機関のクランク軸の軸線方向力を受けるための半円環形状の半割スラスト軸受であって、前記軸線方向力を受けるための摺動面と、前記摺動面の反対側の背面とを有し、且つ軸線方向に垂直な基準面を前記背面側に画定している半割スラスト軸受において、
前記摺動面は、前記半割スラスト軸受の周方向中央部を境界とする2つの平面からなり、
前記基準面から前記摺動面までの軸線方向距離が、前記半割スラスト軸受のいずれの径方向位置においても前記半割スラスト軸受の周方向中央部で最大で、前記半割スラスト軸受の周方向両端部へ向かって小さくなっており、
前記各周方向端面から前記周方向中央部に向かって円周角度40°〜50°の位置に、前記半割スラスト軸受の径方向内側端部と径方向外側端部との間で前記軸線方向距離が一定であるただ1つの等厚部が形成され、
前記等厚部より前記周方向端部側の前記半割スラスト軸受の領域では、前記軸線方向距離は前記径方向内側端部で最大で、前記径方向外側端部へ向かって小さくなっており、また
前記等厚部より前記周方向中央部側の前記半割スラスト軸受の領域では、前記軸線方向距離は前記径方向内側端部で最小で、前記径方向外側端部へ向かって大きくなっている
ことを特徴とする半割スラスト軸受。 - 前記背面が平坦であり、且つ前記基準面内に位置している、請求項1に記載の半割スラスト軸受。
- 前記半割スラスト軸受の前記周方向端面に垂直な方向から前記半割スラスト軸受を見たとき、前記半割スラスト軸受の前記摺動面が、前記周方向中央部で最も突出した凸形状の輪郭を有している、請求項1又は2に記載の半割スラスト軸受。
- 前記周方向中央部の径方向外側端部における前記半割スラスト軸受の最大軸線方向距離と、前記周方向両端部の径方向外側端部における軸線方向距離との差が50〜800μmである、請求項1から3までのいずれか一項に記載の半割スラスト軸受。
- 前記2つの平面は、前記周方向中央部に延びる前記半割スラスト軸受の中心線に関して線対称である、請求項1から4までのいずれか一項に記載の半割スラスト軸受。
- 前記1つの等厚部が、前記各周方向端面から前記周方向中央部に向かって円周角度45°の位置に形成されている、請求項1から5までのいずれか一項に記載の半割スラスト軸受。
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