JP6941968B2 - 光電センサ - Google Patents
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Description
また、受光量はノイズ又は外乱光による変動が大きく、誤判別が発生するという課題がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光電センサ1の構成例を示す図である。
光電センサ1は、例えば半導体装置等の製造ライン上を流れる物体(部品又は製品等)の有無を検出する。以下では、光電センサ1が透過形である場合を示す。この光電センサ1は、図1に示すように、複数の発光素子101、複数の受光素子102、複数の信号伝送ケーブル(第1信号伝送ケーブル)103、複数の信号伝送ケーブル(第2信号伝送ケーブル)104及び本体部105を備えている。また、本体部105には、切替え部106、アンプ部107、制御部108、通信部109及び表示部110が搭載されている。図1では、N系統の発光素子101(101−1〜101−N)、受光素子102(102−1〜102−N)、信号伝送ケーブル103(103−1〜103−N)及び信号伝送ケーブル104(104−1〜104−N)を備えた場合を示している。
調整モードは、発光素子101及び受光素子102の位置決めを行うためのモードである。この調整モードでは、制御部108は、ある特定の発光素子101及び当該発光素子101と対となる受光素子102の位置決めが完了するまでは、当該発光素子101に接続された信号伝送ケーブル103のみに送信信号を出力し続け、且つ、全ての受光素子102による受光結果が観測可能となるように切替え部106を制御する。
通常モードは、検出領域における物体の有無を検出するためのモードである。この通常モードでは、制御部108は、予め設定されたタイミング及び順序で、対象とする信号伝送ケーブル103を1つずつ選択して当該信号伝送ケーブル103に送信信号を出力し、且つ、当該信号伝送ケーブル103に接続された発光素子101と対である受光素子102による受光結果が観測可能となるように切替え部106を制御する。
光電センサ1が調整モードの場合には、選択部1083は、ある特定の信号伝送ケーブル103及び全ての信号伝送ケーブル104を選択する。また、上記信号伝送ケーブル103に接続された発光素子101及び当該発光素子101と対となる受光素子102の位置決めが完了した場合には、選択部1083は、次の信号伝送ケーブル103に切替える。
また、光電センサ1が通常モードの場合には、選択部1083は、予め設定された時間間隔及び順序で、一対の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を切替えながら選択する。N対の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104の切替えは、例えば一対の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104に対して数msから数十msの選択時間を設けること等が考えられる。信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104のケーブル長さが数mである場合、ケーブル長さ1mに対して数nsの伝搬遅延時間が発生する程度であるため、発光時間に対して選択時間に余裕を持たせることができる。
なお上記では、選択部1083は、予め設定された時間間隔及び順序で、一対の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を切替えるものとした。しかしながら、これに限らず、選択部1083は、選択した一対の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を用いて物体の検知ができた時点で次の信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を選択するようにしてもよい。
この選択部1083により選択された信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を示す信号は、信号生成部1084、切替え部106及びアンプ部107に出力される。
また、受光素子102が外乱光の存在する場所に設置される場合や、受光素子102により受光された光の発光元である発光素子101を特定する必要がある場合には、送信信号を信号伝送ケーブル103毎に固有な信号としてもよい。すなわち、信号生成部1084は、選択部1083により選択された信号伝送ケーブル103に基づいて、送信信号として、当該信号伝送ケーブル103に固有な波形の信号を生成する。この際、例えば、制御部108に記憶部1081が設けられている場合には、信号生成部1084は、当該記憶部1081に格納された情報から得られた波形で変調を掛けることで、上記送信信号を生成可能である。
なお、制御部108は、光電センサ1が調整モードの場合には、信号復調部1087により出力されたPWM信号をそのまま表示部110に出力する。
発光素子101と信号伝送ケーブル103は、図3に示すように、配線が成された回路基板111を介して導通されている。すなわち、発光素子101は回路基板111上にはんだ付け又は接合により接続され、信号伝送ケーブル103は信号ライン1031及びグランドライン1032の一端が回路基板111上にはんだ付け又は接合により接続されている。また、発光素子101の上部には、光学レンズ112が装着される。また、発光素子101、信号伝送ケーブル103の一端及び回路基板111は、被膜部113により覆われる。
切替え部106では、基板上に、切替え部106を実現するマルチプレクサIC1061と、複数のコネクタのオス側1062とが接続されている。マルチプレクサIC1061は制御部108によって制御される。一方、信号伝送ケーブル103の信号ライン1031及びグランドライン1032の他端には、上記コネクタのメス側1034が接続されている。そして、メス側1034がオス側1062に接続されることで、マルチプレクサIC1061と信号伝送ケーブル103とが導通される。このような構成により、信号伝送ケーブル103を切替え部106(本体部105)に対して容易に着脱可能となる。
実施の形態1に係る光電センサ1では、まず、発光量制御部1085が、信号生成部1084により生成された送信信号を変化させることで、発光素子101による発光量を連続的に変化させる送信信号とする。そして、発光素子101は、発光量制御部1085により得られた送信信号に応じ、発光量が連続的に変化する光を発光する。図5Aでは、発光素子101が、発光量が線形に変化する光(三角波状の光)を発光した場合を示している。
また、受光量検出部1086で受信信号が閾値を超えた時間を受光量として検出するため、後段の信号復調部1087で当該時間(PWM信号のパルス幅)と信号生成部1084により生成された送信信号から作られる閾値幅とを比較することで、ノイズ又は外乱光による誤判別を回避でき、ノイズ耐量が向上する。例えば外乱光の場合、PWM信号が極端に長くなったり(外乱光を受光し続ける)、極端に短くなったり(スパイク的な光)するので、信号復調部1087にて送信信号と比較することで外乱光と判断できる。物体検出部1088では、外乱光と判断された場合には、その受信信号を無視したり、通信部109を介して外部にその旨を伝えることが考えられる。
時間T2が経過した後、信号伝送ケーブル103−3に対しても同様の処理を行う。
なお、信号生成部1084では、信号伝送ケーブル103毎に時分割に送信信号を出力している。そのため、受光素子102により光が受光されたタイミングから、当該受光された光がどの発光素子101により発光された光であるかを特定することもできる。
なお、複数の信号伝送ケーブル104の間隔が十分離れているか、又は信号生成部1084が生成する送信信号を信号伝送ケーブル103毎に固有の信号にしておけば、選択部1083は切替え部106に対して複数の信号伝送ケーブル103を同時に選択しても、相互干渉を起こすことが無くなる。その場合、受光量検出部1086及び信号復調部1087は複数のPWM信号を生成及び復調できる機能を有することとなる。
それに対し、実施の形態1に係る光電センサ1では、単一の本体部105に複数対のセンサ素子(発光素子101及び受光素子102)を信号伝送ケーブル103及び信号伝送ケーブル104を介して接続する構成としている。その結果、各センサ素子でのセンシングに対する処理の高速化を図ることができ、また、配線の引き回しも容易となる。
図7では、発光素子101−1と受光素子102−1との間の距離L1に対し、発光素子101−2と受光素子102−2との間の距離L2が長い。そのため、発光素子101−1に出力する送信信号の強度は、発光素子101−2に出力する送信信号の強度に対して弱くても、受光素子102−1は十分に受光が可能である。しかしながら、図7のように、発光素子101−1と発光素子101−2との間の距離W1が近い場合には、相互干渉を生じる可能性があるため、非常に強い送信信号を発光素子101−2に出力するのは望ましくない。一方で、図7では、発光素子101−3と発光素子101−2との間の距離W2は離れており、且つ、発光素子101−3と受光素子102−3との間の距離L3は非常に離れている。そのため、発光素子101−3に出力する送信信号の強度は強くすることが望ましい。
図8に示す表示部110では、切替え部106における切替え数と同数の表示窓1101(1101−1〜1101−N)が設けられ、各受光素子102での受光量をゲージで表示している。
また上記では、光電センサ1が透過形である場合を示した。しかしながら、これに限らず、光電センサ1は反射型でもよい。
また、受光量検出部1086の出力はPWM信号であるため、信号復調部1087と電気的に絶縁することが容易である。絶縁を行うことで、受光素子102から受光量検出部1086までの前段が、電磁波、静電気又はバースト波等の諸ノイズの影響を受けても、信号復調部1087より後段のシステムへの影響は最小限に留められる。
101 発光素子
102 受光素子
103 信号伝送ケーブル(第1信号伝送ケーブル)
104 信号伝送ケーブル(第2信号伝送ケーブル)
105 本体部
106 切替え部
107 アンプ部
108 制御部
109 通信部
110 表示部
111 回路基板
112 光学レンズ
113 被膜部
1031 信号ライン
1032 グランドライン
1033 絶縁体
1034 コネクタのメス側
1041 信号ライン
1042 グランドライン
1043 絶縁体
1061 マルチプレクサIC
1062 コネクタのオス側
1081 記憶部
1082 モード設定部
1083 選択部
1084 信号生成部
1085 発光量制御部
1086 受光量検出部
1087 信号復調部
1088 物体検出部
1101 表示窓
Claims (2)
- 光を発光する発光素子と、
光を受光する受光素子と、
前記発光素子による発光量を連続的に変化させる発光量制御部と、
前記受光素子により受光された光を示す信号が閾値を超えている間の時間を受光量として検出する受光量検出部と
を備えた光電センサ。 - 前記発光量制御部は、前記発光素子による発光量を線形に変化させる
ことを特徴とする請求項1記載の光電センサ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017089887A JP6941968B2 (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 光電センサ |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2017089887A Active JP6941968B2 (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 光電センサ |
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