JP6940958B2 - 配管のフラッシング方法 - Google Patents

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本発明は、配管のフラッシング方法及び水供給システムに関し、特に薬品の製造に用いられる純水供給配管のフラッシング方法に関する。
医薬品の製造のために用いられる純水は一般に、専用の純水供給システムから供給される。純水供給システムは閉ループをなす循環配管と、循環配管上に設置された純水貯水槽及びポンプと、ユースポイントを形成する分岐管と、を有している。分岐管の開放端の近傍には弁が取り付けられており、弁を操作することで必要なときに純水を取り出すことができる。配管中の水のよどみとそれに伴う菌の発生を防止するため、配管内の純水は常時ポンプで循環させられている。ユースポイントで使用されなかった純水は貯水槽に戻り、再びユースポイントに向けて移送される。ユースポイントで消費された純水を補うため、貯水槽には純水製造装置で製造された純水が供給される。
このような純水供給システムの循環配管の内部は、現場に設置した際に金属粉等の異物で汚染されているためフラッシング(洗浄)を行う必要がある。特許文献1には、循環配管の一部を未設置として配管に開口を設け、その開口にホースを挿入し、水を注入してフラッシングを行うことが開示されている。
特開2004−255346号公報
配管内部に水を注入する従来のフラッシング方法では、フラッシング水が届く範囲が限られる。このため、長い配管の場合、複数の開口を設け、各開口に作業員を配置するか、ホースの挿入箇所を順次変えながら作業を行う必要がある。これに対し、配管上に貯水槽とポンプが配置されている場合、ポンプで貯水槽の水を圧送しながらフラッシングを行うことができる。具体的には、配管の一部を未設置として配管に開口を設け、この開口を排水口として利用することで、仮設設備を大幅に削減することができる。また、開口は一箇所あればよいため、作業員の数を減らすことも可能である。
しかし、この方法ではフラッシング水の流速がポンプの流速で規制されることになる。水流で配管内部の汚染を除去する場合、できる限り高流速で水を循環させることが望ましいが、ポンプの性能上そのような水流を実現することが難しい場合がある。
本発明は、配管上に常設されたポンプを用いることができ、かつ異物の除去効率の高い配管のフラッシング方法を提供することを目的とする。
本発明の配管のフラッシング方法は、配管を満水にする満水工程と、満水にされた配管に圧縮された気体を供給して、配管中の水を圧送して排水する排水工程とを繰り返すことを有する。満水工程は、配管から空気が流出可能な状態にすることと、空気が流出可能な状態にされた配管を満水にすることと、満水にされた配管内の水の流動を止めることと、を含み、排水工程は、配管の一部を開き配管内の水が流動可能な状態にすることと、水が流動可能にされた配管に気体を供給して、気体で配管内の水を排水することと、を含む。
本発明によれば、満水状態の配管に圧縮された気体を供給し、配管内の水が気体流によって排出される。予め配管内を満水にしてあるため、配管内の水がほぼ気体で置換されたときにも、配管の内壁のほぼ全面は濡れた状態となっている。この状態で気体流が配管の内壁に沿って流動すると、水が配管の内壁に沿って移動し、移動する水によって、配管の内壁に付着した付着した異物を効率的に捕捉し運搬することができる。気体の流量を調整することで、配管内の気体の流速を高めることも容易である。一方、ポンプは配管を満水にするために使用されるため、高い流速は不要であり、容量の制約は小さい。従って、本発明によれば、配管上に常設されたポンプを用いることができ、かつ異物の除去効率の高い配管のフラッシング方法を提供することができる。
純水供給システムの概略構成図である。 フラッシングが行われる前の純水供給システムを示す概略図である。 満水工程中の純水供給システムを示す概略図である。 排水工程中の純水供給システムを示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の配管のフラッシング方法の実施形態を説明する。
本発明は主に製薬の分野で用いられる純水供給システムにおける純水循環配管のフラッシング方法に関する。しかし、本発明は製薬に限定されず、例えば食品、飲料などの製造に用いられる純水循環配管にも適用でき、さらに一般に純水を供給する純水循環配管にも適用可能である。また、本発明は純水に限らず、IPAなどの有機溶媒、超純水などの循環配管にも適用できる。
図1は純水供給システムの概略構成を示している。純水供給システム1は、純水循環配管2と、純水循環配管2上に設けられた貯水槽3と、同じく純水循環配管2上に設けられたポンプ4と、を有している。純水循環配管2のポンプ4の下流にはユースポイント6a〜6cが設置されている。純水循環配管2は閉ループをなし、ユースポイント6a〜6cで使用されなかった純水が貯水槽3に戻るようになっている。純水循環配管2の口径はユースポイント6a〜6cの上流側で大きく、ユースポイント6a〜6cの下流側で小さくされている。一例では、純水循環配管2の口径はユースポイント6a〜6cの上流側でIDF(国際酪農連盟)規格の2.5S(内径59.5mm)、ユースポイント6a〜6cの上流側でIDF規格の1.5S(内径35.7mm)となっている。純水循環配管2はステンレス鋼で作成され、表面に酸化被膜を形成することで不動態化処理がされている。貯水槽3には純水が貯蔵されている。貯水槽3は純水製造装置(図示せず)と接続されており、ユースポイント6a〜6cで消費された純水を補うようにされている。ポンプ4は貯水槽3の下流に設けられ、貯水槽3に貯蔵された純水を圧送する。ポンプ4は点検時を除き常時運転されており、従って純水循環配管2内の純水は常時循環している。これによって、純水循環配管2内の水のよどみが防止され、万が一純水循環配管2内に菌が発生した場合でも、菌の繁殖を抑えることができる。
純水循環配管2上のポンプ4の下流には第1の弁5が設けられている。純水循環配管2上の第1の弁5の下流には、後述する仮設の気体供給手段11が接続される第1の接続部7が設けられている。
純水循環配管2の第1の接続部7の下流には複数のユースポイント6a〜6cが設けられている。ユースポイント6a〜6cは純水を供給する場所、例えば錠剤印刷室、造粒室などに設けられる。図には3つのユースポイント6a〜6cが示されているが、その数は限定されない。ユースポイント6a〜6cは、純水循環配管2の第1の接続部7の下流の第2の接続部8a〜8cに接続された分岐管9a〜9cと、その先端の近傍に設けられた弁10a〜10cと、によって構成されており、弁10a〜10cを開くことで開放可能となっている。製薬用途の場合、ユースポイント6a〜6cはクリーンルームに設けられることが多いが、クリーンルームの外側にあっても構わない。また、ユースポイント6a〜6cは純水循環配管2上に直列に配置されているが、純水循環配管2にバイパス管を設け、バイパス管にユースポイントを設けてもよい。ユースポイント6a〜6cの設置位置は製薬工場のレイアウトによって様々であるが、一般に複数の階に分散している。このため、純水循環配管2は水平方向だけでなく上下方向にも引き回されている。後述する気体供給ユニット11(第1の接続部7)は純水循環配管2のほぼ最下部に設置されるため、第1の接続部7の下流側には純水の流動方向において、すなわち第1の接続部7から第2の接続部8a〜8cに向けて、上方に延びる立ち上がり部2aが形成されている。
次に、以上説明した水供給システムの純水循環配管2のフラッシング方法について述べる。純水循環配管2を設置する場合は、純水循環配管2を複数の配管要素に分けて製作し、各部分を溶接、フランジなどで接合する。純水循環配管2の内壁には純水循環配管2の製作時や溶接時に発生した金属粉、塵埃、微粒子などの異物が付着している。図2を参照すると、純水循環配管2は貯水槽3の純水戻り側の部分を除いて設置される。この時点で、純水循環配管2は貯水槽3に接続された第1の端部2bと開放端である第2の端部2cを有する開いた配管である。第1の端部2bは水の流動方向に関し最上流点であり、第2の端部2cは水の流動方向に関し最下流点である。第2の端部2cには予め排水用の仮設管21を取り付けておく。仮設管21はゴムチューブなどを用いることができる。仮設管21は弁22が設けられており開閉可能となっている。第2の端部2cと貯水槽3の純水戻りノズル3aとの間の未設置区間の純水循環配管2はフラッシング水によって洗浄されない。このため、この区間の純水循環配管2はできるだけ短くするとともに、別途洗浄を行っておくことが望ましい。
次に、第1の接続部7に仮設の気体供給管12が接続される。気体供給管12から供給される気体は空気に限定されないが、コストの関係から空気を使うことが好ましい。気体供給管12は気体供給ユニット11に接続されている。気体供給ユニット11は、気体供給ユニット11の外部から供給された圧縮空気の空気圧を調整するレギュレータ14と、空気中の塵埃、異物を除去するフィルタ15と、空気の供給を制御する第2の弁16と、を有しており、これらが管路上に上流から下流に向けて直列に配置されている。気体供給管12は金属の配管、ゴムチューブなどを用いることができる。タンク13の代わりに圧縮機などの圧縮空気を生成可能な設備を設けることもできる。空気の圧力を高めることで、純水循環配管2内の水をより強い力で押出し、排出することができる。気体供給管12の下流側の端部は第1の接続部7に接続される。
気体供給管12の第2の弁16と第1の接続部7の間からドレン管17が分岐している。ドレン管17は金属の配管、ゴムチューブなどを用いることができる。ドレン管17は主に純水循環配管2の立ち上がり部2aに残留した水を重力によって排水するために用いられる。ドレン管17には開閉可能な弁18が設けられている。
本実施形態では、純水循環配管2を満水にする満水工程と、満水にされた純水循環配管2に気体を供給して、純水循環配管2中の水を排出する排水工程とが繰り返される。以下、満水工程と排水工程について説明する。
図3に示すように、満水工程ではまず、第1の弁5が開けられ、第2の弁16と、分岐管9a〜9cの弁10a〜10cと、ドレン管17の弁18を閉じ、貯水槽3に貯蔵された水をポンプ4で純水循環配管2に圧送する。これによって純水循環配管2は満水となる。仮設管21の弁22は純水循環配管2の空気を抜くため、純水循環配管2が満水になるまで開いておき、満水になった後に閉める。必要な場合、純水製造設備から貯水槽3へ純水が補給される。
次に排水工程を行う。図4に示すように、まず第1の弁5を閉じ、第2の弁16と分岐管9a〜9cの弁10a〜10cと、第2の端部2cに接続された仮設管21の弁22を開き、気体供給ユニット11から純水循環配管2に空気を供給する。空気の一部は気泡となって水中を通過するが、ほとんどの空気は水を圧送、すなわち水を押し出すように作用する。純水循環配管2の内部の水は空気によって圧送され、分岐管9a〜9cと仮設管21の端部から排出される。このように、気体供給ユニット11は純水循環配管2の内部の水を圧送するポンプの役割を果たす。純水循環配管2の内壁に付着した異物の多くは水流によって剥離され、移送される。
空気によって純水循環配管2の内部の水のほとんどが排出されたとき、純水循環配管2の内壁には水分ないし湿分が付着している。水分は純水循環配管2の内壁の状態によって膜状または液滴状であるが、内壁は湿った状態にある。また、水と一緒に排出されなかった異物が、純水循環配管2の内壁に付着している。さらに気体供給ユニット11から空気を供給すると、内壁に付着した水分は純水循環配管2の内壁に沿って移動する。このときの水分の移動に随伴して、内壁に付着した異物がさらに移動する。この現象は、例えば洗面台や浴槽の水がほとんど排水された後、壁面に残った異物が水のしずくに乗って排出される現象と類似している。純水循環配管2では、洗面台や浴槽と異なり、水を動かすために必ずしも重力を利用できないため(例えば、配管の水平部や上向き勾配部)、水を動かすための駆動力として空気流が利用されている。容器の壁面を流れる異物は最終的に分岐管9a〜9cと仮設管21の端部から排出される。
満水状態の純水循環配管2に空気を供給するときは、純水循環配管2内の水は空気の圧力で圧送されるが、純水循環配管2や仮設管21の圧力損失のため、高流速では流れない。しかし純水循環配管2内の水がほとんど排出された後は、空気流は高流速で流れることができる。純水循環配管2の内壁の水分は気体によって吹き飛ばされ、異物も吹き飛ばされた水に随伴して純水循環配管2内を移動する。この際、純水循環配管2の内壁が濡れているため、異物が内壁から一層剥がれやすくなる。これらの効果によって異物を効率的に剥離し、移動させることができる。また、空気流の流速は空気圧を高めることで容易に調整可能である。
その後、満水工程と排水工程を交互に繰り返す。異物が除去されたことの確認は、例えば満水状態でユースポイント6a〜6cの分岐管9a〜9cの弁10a〜10cを開き、分岐管9a〜9cから排出された水をガーゼ、フィルタ等でサンプリングし、目視検査をすることによって行うことができる。あるいは仮設管21から排出される水を同様の方法でサンプリングし、目視検査をすることによって行うことができる。
排水工程の後、気体供給管12に接続されたドレン管17の弁18を開き純水循環配管2内の水を排水してもよい。純水循環配管2の立ち上がり部2aの高さが高い場合、空気流で水を持ち上げることが困難な場合がある。この場合、純水循環配管2の最下部に水が残存する可能性がある。第1の接続部7を純水循環配管2の最下部に設けることで、ドレン管17から純水循環配管2内に残存した水を容易に排出することができる。なお、水が確実に排出されるように、第1の接続部7からみて純水循環配管2の両側を上り勾配としておくことが望ましい。同様に、ユースポイント6a〜6cをその近傍の純水循環配管2の最下部となる位置に設置することで、ユースポイント6a〜6cから排水することができる。ドレン管17を純水循環配管2に直接設けると、純水供給システム1の運転中にドレン管17の内部や分岐部に水が滞留しやすく、菌の発生や金属部からの溶出などが生じやすい。これに対して本発明では、ドレン管17は仮設の気体供給管12に接続されているため、フラッシングの終了後は純水循環配管2の内壁に水のよどみが生じやすい部位がなくなる。
以上の工程により純水循環配管2内の異物がほぼ除去されると、気体供給管12を第1の接続部7から取り外し、第1の接続部7を閉止する。また、第2の端部2cから仮設管21を取り外し、第2の端部2cと貯水槽3の純水戻りノズル3aとの間に未設置の配管要素を設置して、純水循環配管2を完成させる。未設置の配管要素を設置する際に異物が発生する可能性があるため、ポンプ4で循環運転を行い、ユースポイント6a〜6cから異物を排出することが望ましい。これによって純水循環配管2のフラッシングが完了する。
上述のように、本実施形態は、満水工程と排水工程を繰り返し行うことで、純水循環配管2の内壁に付着した異物を排出する。ポンプ4を用いて水を流通させる場合と比べて、高速の気体流による異物の剥離効果と移送効果が得られる。ポンプ4の容量を上げて高流速で水を流通させることでも、ある程度の剥離効果と移送効果は得られるが、フラッシングの目的でポンプ4の容量を増加するのはコスト的に不利である。また、一般に純水循環配管2はユースポイント6a〜6cの下流側ではユースポイント6a〜6cの上流側より流路が絞られているため、ポンプ4の容量を上げても高速の水流が得られるとは限らない。ポンプ4の容量にもよるが、一般に純水循環配管2の内径が50mmを超えると流速が低下するため、水流だけで異物を剥離させることは困難である。さらに、水流で異物を排出する場合、フラッシング水の供給能力、排水量の制限などにより必要な流量の確保が難しいことがある。またユースポイント6a〜6cでの漏水の監視のため各ユースポイント6a〜6cに人員を配置する必要がある。これに対し本発明では、ポンプ4は純水循環配管2を満水にする目的で使用され、水流で異物を剥離させるだけの高流速を必要としないため、ポンプ4の容量は剥離効果と移送効果にほとんど影響を与えない。
一方、気体流だけで異物を排出する場合、内壁に付着した異物を剥離するのが困難な場合がある。これに対し本発明では、内壁に水分が付着しているため異物が剥離しやすくなり、また内壁に沿って移動する水分が異物を効率的に移送する。
1 純水供給システム
2 純水循環配管
2a 立ち上がり部
2b 第1の端部
2c 第2の端部
3 貯水槽
4 ポンプ
5 第1の弁
6a〜6c ユースポイント
7 第1の接続部
8a〜8c 第2の接続部
9a〜9c 分岐管
10a〜10c 弁
11 気体供給ユニット
12 空気供給管
13 タンク
14 レギュレータ
15 フィルタ
16 第2の弁
17 ドレン管
18 弁
21 仮設管
22 弁

Claims (7)

  1. 配管を満水にする満水工程と、満水にされた前記配管に圧縮された気体を供給して、前記配管中の水を排水する排水工程とを繰り返すことを有し、
    前記満水工程は、前記配管から空気が流出可能な状態で前記配管を満水にすることと、満水にされた前記配管内の水の流動を止めることと、を含み、
    前記排水工程は、前記配管の一部を開き前記配管内の水が流動可能な状態にすることと、水が流動可能にされた前記配管に前記気体を供給して、前記気体で前記配管内の水を排水することと、を含む、配管のフラッシング方法。
  2. 前記配管の第1の端部に水を貯蔵する貯水槽が接続され、前記配管の前記貯水槽の下流にポンプが設けられ、前記ポンプの下流に第1の弁が設けられ、前記第1の弁の下流の第1の接続部に、第2の弁が設けられた気体供給管が接続され、前記第1の接続部の下流の第2の接続部に、開放可能な分岐管が接続されており、
    前記満水工程では、前記第1の弁が開けられ、前記第2の弁と前記分岐管が閉じられ、前記貯水槽に貯蔵された水が前記ポンプで前記配管に供給され、
    前記排水工程では、前記第1の弁が閉じられ、前記第2の弁と前記分岐管が開かれ、前記気体供給管に接続された気体供給手段から前記配管に前記気体が供給される、請求項1に記載の配管のフラッシング方法。
  3. 前記配管は前記第1の接続部から上方に延びる立ち上がり部を有し、前記排水工程の後、前記気体供給管に接続された排水配管から前記立ち上がり部の水が排水される、請求項2に記載の配管のフラッシング方法。
  4. 前記配管の前記第2の接続部の下流の第2の端部に仮設管が取り付けられ、前記満水工程では前記仮設管に取り付けられた弁が閉じられ、前記排水工程では前記弁が解放される、請求項2または3に記載の配管のフラッシング方法。
  5. 最後の前記排水工程の終了後、前記仮設管を取り外し、前記第1の端部と前記第2の端部との間に配管要素を設置して、純水または超純水が循環する循環配管を完成させる、請求項4に記載の配管のフラッシング方法。
  6. 前記気体供給管と前記気体供給手段は全ての前記排水工程が終わった後に取り外される、請求項2からのいずれか1項に記載の配管のフラッシング方法。
  7. 前記水は純水または超純水である、請求項1からのいずれか1項に記載の配管のフラッシング方法。
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