JP6940304B2 - 逆止弁 - Google Patents

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本願は、一方向の流体流れのみを許容する逆止弁に関する。
弁体が回動して流路を開閉する逆止弁が例えば特許文献1に開示されている。この逆止弁は、内部に流路を有するケーシングと、該ケーシング内の上部に設けられた回動軸を中心に回動して流路を開閉する弁体とを備えている。この逆止弁では、入口側の流体圧力が出口側の流体圧力(弁体の自重を含む)よりも大きくなると、弁体が回動して流路が開く。これにより、入口側から出口側への流体の流れが許容される。また、入口側の流体圧力が出口側の流体圧力(弁体の自重を含む)よりも小さくなると、弁体が逆方向に回動して流路が閉じられる。これにより、出口側から入口側への流体の流れは阻止される。
特開2004−360846号公報
ところで、特許文献1のような逆止弁では、開弁力(弁体が開くのに必要な力)を調整可能にしたいという要望がある。そこで、プランジャを用いて弁体を閉じる方へ付勢することが考えられる。
具体的に、プランジャは、外周面に雄ねじ部が形成された筒状のケースと、該ケース内に挿入されるピンおよびバネとを有する。ピンは、進退自在にケースに挿入されており、バネによって前進方向へ付勢されている。プランジャは、ピンの先端が弁体の下流面に接した状態で、ケーシングにねじ結合されて取り付けられる。こうして、弁体はプランジャによって閉じる方へ付勢される。プランジャによる付勢力は、プランジャと弁体との距離を変更することによって調整される。つまり、プランジャと弁体との距離が近くなると付勢力は増大し、プランジャと弁体との距離が遠くなると付勢力は減少する。プランジャと弁体との距離は、ケーシングにおけるプランジャのねじ込み深さを変えることにより変更される。プランジャによる付勢力が増大すると開弁力は増大し、プランジャによる付勢力が減少すると開弁力は減少する。こうして、プランジャを用いることにより開弁力を調整可能になる。
しかしながら、上述したプランジャを用いる構成では、弁体の回動に伴い弁体とプランジャのピンとが互いに摺動するため、プランジャによる付勢力が大きく設定された場合には、弁体およびプランジャのピンの少なくとも一方が摩耗する虞があった。弁体またはプランジャのピンが摩耗すると、プランジャと弁体との距離が変化するのでプランジャによる付勢力が変化し、その結果、開弁力が変化してしまう。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、プランジャによって開弁力を調整可能にしつつも、弁体またはプランジャのピンの摩耗に起因する開弁力の変化を抑制することができる逆止弁を提供することにある。
本願の逆止弁は、ケーシングと、弁体と、プランジャとを備えている。前記ケーシングは、内部に流路を有している。前記弁体は、第1軸と、該第1軸を中心に回動して前記流路を開閉する本体とを有している。前記プランジャは、外周面に雄ねじ部が形成された筒状のケースと、該ケースに進退自在に挿入されたピンと、該ピンを前進方向へ付勢するバネとを有している。前記プランジャは、前記ケーシングに形成されたねじ孔に前記ケースが螺合して装着される。そして、前記弁体は、前記本体の下流側に設けられた回転部材を有している。前記回転部材は、前記ピンの先端が接して該ピンによって前記流路を閉じる方へ付勢されると共に、前記本体の回動動作に伴って前記本体の回動方向と逆方向に回転するものである。
本願の逆止弁によれば、プランジャによって開弁力を調整可能にしつつも、弁体またはプランジャのピンの摩耗に起因する開弁力の変化を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る逆止弁の概略構成を示す断面図である。 図2は、実施形態に係る逆止弁を下流側から視て示す概略の背面図である。 図3は、実施形態に係る逆止弁の開いた状態を示す図1相当図である。 図4は、実施形態に係る逆止弁の要部における動作を説明するための断面図であり、(a)は逆止弁の閉じた状態を示し、(b)は逆止弁の開いた状態を示す。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態の逆止弁1は、液体や気体等の流体が流れる配管に設けられるものであり、いわゆるウエハー型の逆止弁である。図1に示すように、逆止弁1は、ケーシング10と、弁体20と、プランジャ30とを備えている。
ケーシング10は、やや扁平な円筒状に形成されており、軸方向が流体の流れ方向と一致している。ケーシング10では、内部に流路13が形成され、その流路13の両端が流入口11および流出口12になっている。つまり、ケーシング10は、上流側の一端に流入口11が形成され、下流側の他端に流出口12が形成されている。流入口11および流出口12は円形に形成されており、流出口12は流入口11よりも開口径が大きく形成されている。流路13の途中には、やや流入口11寄りに環状の弁座14が形成されている。弁座14の開口径は、流入口11の開口径と同じである。ウエハー型である本実施形態の逆止弁1は、図示しないが、ケーシング10の軸方向両端が上流側配管のフランジと下流側配管のフランジとで挟まれて固定される。そして、ケーシング10の厚さ(即ち、軸方向長さ)は比較的薄く作製される。
弁体20は、ケーシング10の流路13に収容され、弁座14の下流側に位置している。弁体20は、本体21と軸22と押圧部23とを有し、流路13(流入口11)を開閉するものである。
図2にも示すように、本体21は、外径が弁座14の外径よりも少し大きい円盤形(ディスク形)に形成された板状部材であり、弁座14に離着座するものである。軸22は、断面が円形の棒状部材であり、本体21の上部に固定されている。ケーシング10の内面には、2つの支持部材28が取り付けられており、その2つの支持部材28に軸22が回転自在に支持されている。つまり、軸22は流路13の上部に位置する。こうして、本体21は軸22を回動中心(揺動中心)として回動自在に取り付けられている。
そして、本体21は、回動動作によって弁座14に離着座するように構成されている。つまり、本体21が図1において時計回りに回動して弁座14に着座すると流路13(流入口11)が閉じられ、本体21が図1において反時計回りに回動して弁座14から離座すると流路13(流入口11)が開く。軸22は、本願の請求項に係る第1軸に相当する。なお、本実施形態では、弁体20の本体21は弁座14に着座したときに流路13と直交する状態(鉛直方向に延びる状態)になる。
押圧部23は、本体21の下流側であって上部に設けられている。押圧部23は、後述するプランジャ30のピン41の先端45が接して該ピン41によって流路13を閉じる方へ付勢されると共に、本体21の回動動作に伴って本体21の回動方向と逆方向に回転する部分である。押圧部23は、軸24と支持部25と回転部材26とを有している。軸24は、本願の請求項に係る第2軸に相当する。
支持部25は、本体21の下流側面(図1において右側の面)に2つ設けられており、それぞれが本体21の下流側面から突出して形成されている。軸24は、断面が円形の棒状部材であり、軸22に平行に延びている。つまり、軸22と軸24とは互いに平行である。軸24は、両端部が支持部25によって支持されている。軸24は、支持部25に固定されている。
回転部材26は、長さが軸24よりも短い円筒状に形成されており、軸24に回転自在に挿入されている。つまり、2つの支持部25は回転部材26を間に置いて軸24の両端部を支持している。回転部材26の内径は軸24の外径と略同じであり、回転部材26の内周面と軸24の外周面とは互いに接している。つまり、回転部材26は軸24に対して摺動可能となっている。回転部材26は、外周面にプランジャ30のピン41の先端45が接し、該ピン41によって付勢されるものである。
押圧部23では、プランジャ30のピン41の先端45と回転部材26の外周面との摩擦抵抗が、回転部材26の内周面と軸24の外周面との摩擦抵抗よりも大きくなっている。回転部材26は、本体21の回動動作に伴ってピン41の先端45と接しながら回転するように構成されている。より詳しくは、回転部材26は、本体21の回動動作に伴って本体21の回動方向と逆方向に回転するように構成されている。つまり、押圧部23の回転部材26は、本体21の回動動作に伴い、軸22を中心として公転しながら軸24を中心として自転する。
プランジャ30は、弁体20の本体21を流路13が閉じられる方向(即ち、弁座14に着座する方向)へ付勢するための付勢部材である。プランジャ30は、ケース31と、ピン41と、コイルバネ46とを備えている。
ケース31は、一方の端部が閉塞された円筒状に形成されている。ケース31の外周面には、雄ねじ部35が形成されている。ケース31の内部は、閉塞端側から順に、第1収納部32および第2収納部33となっている。第2収納部33は、第1収納部32よりも内径が大きい。
ピン41は、基部42と、鍔部43と、小径部44とを有している。基部42は、円柱状に形成され、その一方の端部に鍔部43および小径部44が順に形成されている。鍔部43は、基部42と同軸の円板状に形成されており、外径が基部42の外径よりも大きい。小径部44は、基部42と同軸の円柱状に形成されており、外径が基部42の外径よりも小さい。
ピン41は、ケース31に進退自在(即ち、ケース31の軸方向に変位自在)に挿入されている。ピン41は、ケース31の端部の開口34から第2収納部33に挿入されている。つまり、ピン41は、基部42および鍔部43が第2収納部33に収容されると共に小径部44がケース31から突出する状態でケース31の第2収納部33に挿入されている。小径部44(ピン41)の先端45は、その端面45a(先端面)が、小径部44の軸心と直交する平面状に形成されている(図4参照)。なお、鍔部43の外径は開口34の内径よりも大きく形成されており、ピン41がケース31から抜け出ることが防止される。また、鍔部43の外径は第1収納部32の内径よりも大きく形成されており、鍔部43の第1収納部32への進入が阻止される。そのため、ピン41の後退位置が制限される。
コイルバネ46は、ケース31の第1収納部32に収容されている。コイルバネ46は、一端がケース31の閉塞端の壁に接し、他端がピン41の基部42に接している。コイルバネ46は、ピン41を前進方向(下方)に付勢するものであり、本願の請求項に係るバネに相当する。
プランジャ30は、ケーシング10の上部に形成されたプランジャ装着部15に装着されている。プランジャ装着部15は、ケーシング10の軸方向における略中央の部分にねじ孔16が形成されている。ねじ孔16は、上下方向に貫通しており、内周面に雌ねじ部が形成されている。なお、雌ねじ部はねじ孔16における上半部に形成されている。プランジャ30は、ねじ孔16に挿入されて装着される。つまり、プランジャ30は、ケース31の雄ねじ部35がねじ孔16の雌ねじ部と螺合して装着される。こうして、ケース31は、弁体20の押圧部23の上方に形成されたねじ孔16に上下方向に延びる状態で螺合する。
また、プランジャ30は、ピン41が流路13側に位置しピン41の先端45が弁体20における押圧部23の回転部材26に接するように装着される。より詳しくは、プランジャ30は、ピン41の先端45の端面45aが回転部材26の外周面に接するように装着されている。ここで、ピン41の端面45aは平面状に形成され、回転部材26は円筒状に形成されていることから、ピン41の端面45aと回転部材26の外周面とは線接触する。こうして、プランジャ30は回転部材26を介して本体21(弁体20)を流路13が閉じられる方へ付勢する。
プランジャ30は、ケース31がケーシング10の外周面から突出する状態で装着されている。ケース31においてケーシング10の外周面から突出している部分には、座金19が挿入されてナット18が螺合している。これにより、ケース31は強固にケーシング10に固定される。プランジャ装着部15には、ケーシング10の外周面から突出したケース31の一部やナット18、座金19を覆うキャップ17が設けられている。キャップ17は、ケース31の雄ねじ部35と螺合してケース31に取り付けられている。
上述した逆止弁1では、上流側(流入口11側)の流体圧力が、下流側(流出口12側)の流体圧力とプランジャ30による付勢力の合力よりも高くなると、図3に示すように、本体21が反時計回りに回動して弁座14から離座する(開動作)。これにより、流路13(流入口11)が開いて、流入口11から流出口12への流体の流れが許容される。また、上流側(流入口11側)の流体圧力が、下流側(流出口12側)の流体圧力とプランジャ30による付勢力の合力よりも低くなると、図1に示すように、本体21が時計回りに回動して弁座14に着座する(閉動作)。これにより、流路13(流入口11)が閉じられて、流出口12から流入口11への流体の流れが阻止される。
こうした弁体20の回動動作(開閉動作)時において、押圧部23の回転部材26はプランジャ30のピン41の先端45の端面45aと接しながら回転(自転)する。ここでは、一例として、弁体20の開動作における回転部材26の動作について図4を参照しながら詳しく説明する。
本体21が反時計回り(図4(b)に示す白抜きの矢印の方向)に回動するに伴い、回転部材26はピン41の端面45aと接しながら軸22を中心として反時計回りに公転する。その際、ピン41は回転部材26によって上方へ押し上げられて後退する。また、ピン41の先端45の端面45aと回転部材26の外周面との摩擦抵抗は、回転部材26の内周面と軸24の外周面との摩擦抵抗よりも大きい。そのため、回転部材26は、本体21が回動するに伴い、ピン41の端面45aとの間に発生する摩擦力によって軸24を中心として時計回り(図4(b)に示す黒色の矢印の方向)に回転(自転)する。つまり、本体21が弁座14に着座しているときにピン41の端面45aと接していた回転部材26の接触部26aは軸24回りに変位することになる。
このように、回転部材26は、本体21の回動動作に伴って、本体21の回動方向と逆方向に回転する。これによって、回転部材26は、軸24に対しては摺動する一方、ピン41の端面45aに対しては摺動し難い状態で転動する。なお、この回転部材26の動作は弁体20の閉動作時においても同様である。つまり、図示はしないが、本体21が時計回りに回動すると、回転部材26はピン41の端面45aとの間に発生する摩擦力によって軸24を中心として反時計回りに回転(自転)する。
また、上述した逆止弁1では、弁体20に対するプランジャ30の付勢力を調整可能となっている。プランジャ30の付勢力は、プランジャ30と弁体20の押圧部23(回転部材26)との距離を変更することによって調整される。具体的に、プランジャ30と押圧部23との距離は、ねじ孔16におけるケース31のねじ込み深さ(上下方向の位置)を変えることにより変更される。ケース31のねじ込み深さを深くすると、プランジャ30と回転部材26との距離が近くなる。これにより、弁体20に対するプランジャ30の付勢力は増大する。また、ケース31のねじ込み深さを浅くすると、プランジャ30と回転部材26との距離が遠くなる。これにより、弁体20に対するプランジャ30の付勢力は減少する。こうしてプランジャ30の付勢力が調整されることにより、開弁力(弁体20が開くのに必要な力)が調整される。
以上のように、上記実施形態の逆止弁1によれば、弁体20を付勢するプランジャ30のケース31をケーシング10のねじ孔16に螺合して装着しているので、ケース31のねじ込み深さを変えることにより、プランジャ30と弁体20の押圧部23との距離を変更することができる。これにより、弁体20に対するプランジャ30の付勢力を調整することができるので、開弁力を調整することができる。
さらに、上記実施形態の逆止弁1において、弁体20の押圧部23は、プランジャ30のピン41の先端45が接して該ピン41によって流路13を閉じる方へ付勢されると共に、本体21の回動動作に伴って本体21の回動方向と逆方向に回転するものである。そのため、押圧部23をピン41の先端45に対して摺動させ難い状態で転動させることができる。これにより、押圧部23とピン41とが互いに摺動することによって起こる両者の摩耗を軽減することができる。したがって、上記実施形態の逆止弁1によれば、プランジャ30によって開弁力を調整可能にしつつも、押圧部23またはプランジャ30のピン41の摩耗に起因する開弁力の変化を抑制することができる。
具体的に、押圧部23は、断面が円形に形成され、軸22(第1軸)に平行に延びる軸24(第2軸)と、軸24に回転自在に挿入され、外周面にピン41の先端45が接する円筒状の回転部材26とを有している。そのため、本体21の回動動作に伴って回転部材26を容易に回転させることができる。
また、ピン41の先端45と回転部材26の外周面との摩擦抵抗は、回転部材26の内周面と軸24(第2軸)の外周面との摩擦抵抗よりも大きい。そのため、回転部材26をピン41の先端45に対して摺動させ難い状態にして、より確実に転動させることができる。
また、上記実施形態の逆止弁1において、ピン41は、先端45の端面45a(先端面)が平面状に形成されており、端面45aが回転部材26の外周面に接するように構成されている。この構成によれば、円弧面である回転部材26の外周面に対してピン41の先端45を線接触させることができる。そのため、回転部材の外周面とピンの先端とが点接触する形態に比べて、回転部材26とピン41の先端45との間に発生する摩擦力を稼ぐことができる。これにより、回転部材26とピン41の先端45との間に発生する摩擦力によって回転部材26を容易に回転させることができる。
また、上記実施形態の逆止弁1において、軸22(第1軸)は、本体21の上部に固定されている。また、押圧部23は、本体21の下流側面から突出して形成され、回転部材26を間に置いて軸24(第2軸)の両端部を支持する2つの支持部25を有している。さらに、プランジャ30は、ケース31が押圧部23(回転部材26)の上方に形成されたねじ孔16に上下方向に延びる状態で螺合し、ピン41が押圧部23(回転部材26)の上方から回転部材26に接している。この構成によれば、プランジャ30を押圧部23の概ね真上に設けて、押圧部23をその真上から付勢することができるため、ケーシング10の厚さを薄くすることができる。
また、上記実施形態の逆止弁1では、押圧部23が本体21における上下方向中央よりも上方(より詳しくは本体21の回動中心である軸22の近傍)に設けられている。そのため、上記実施形態のようにプランジャ30(ケース31)をその軸方向が上下方向と一致する状態で装着しても、言い換えると、プランジャ30のピン41が上下方向に進退するようにプランジャ30を装着しても、本体21をプランジャ30のピン41と接した状態でスムーズに回動させることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態の逆止弁1では、回転部材26の内径と軸24の外径とを略同じとし、回転部材26の内周面と軸24の外周面とが互いに接する構成とした。しかしながら、本願に開示の技術は、回転部材26が軸24に対して回転可能であればこの構成に限定されない。例えば、本願開示の技術は回転部材26と軸24との間にベアリングを配置する構成としてもよい。また、本願に開示の技術は回転部材26または軸24の全体または一部をベアリングにより構成するようにしてもよい。
本願に開示の技術は、弁体が回動して流路を開閉する逆止弁について有用である。
1 逆止弁
10 ケーシング
13 流路
16 ねじ孔
20 弁体
21 本体
22 軸(第1軸)
24 軸(第2軸)
25 支持部
26 回転部材
30 プランジャ
31 ケース
35 雄ねじ部
41 ピン
45 先端
45a 端面(先端面)
46 コイルバネ(バネ)

Claims (3)

  1. 内部に流路を有するケーシングと、
    第1軸、該第1軸を中心に回動して前記流路を開閉する本体を有する弁体と、
    外周面に雄ねじ部が形成された筒状のケース、該ケースに進退自在に挿入されたピン、該ピンを前進方向へ付勢するバネを有し、前記ケーシングに形成されたねじ孔に前記ケースが螺合して装着されるプランジャとを備え、
    前記弁体は、前記本体の下流側に設けられ、前記ピンの先端が接して該ピンによって前記流路を閉じる方へ付勢されると共に、前記本体の回動動作に伴って前記本体の回動方向と逆方向に回転する回転部材を有し
    前記回転部材は、外周面に前記ピンの先端が接する円筒状に形成され、
    前記弁体は、断面が円形に形成され且つ前記第1軸に平行に延び、前記回転部材が回転自在に挿入される第2軸を有し、
    前記ピンの先端と前記回転部材の外周面との摩擦抵抗は、前記回転部材の内周面と前記第2軸の外周面との摩擦抵抗よりも大きい
    ことを特徴とする逆止弁。
  2. 請求項に記載の逆止弁において、
    前記ピンは、先端面が平面状に形成されており、前記先端面が前記回転部材の外周面に接するように構成されている
    ことを特徴とする逆止弁。
  3. 請求項1または2に記載の逆止弁において、
    前記第1軸は、前記本体の上部に固定され、
    前記弁体は、前記本体の下流側面から突出して形成され、前記回転部材を間に置いて前記第2軸の両端部を支持する2つの支持部を有し、
    前記プランジャは、前記ケースが前記回転部材の上方に形成された前記ねじ孔に上下方向に延びる状態で螺合し、前記ピンが前記回転部材の上方から該回転部材に接している
    ことを特徴とする逆止弁。
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