JP6939796B2 - 狭帯域IoT通信システムにおけるサブキャリア間隔のシグナリング - Google Patents

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Description

本出願は、参照によりここにその内容が組み込まれる、欧州特許出願第16150823.9号のパリ条約優先権を主張する。
本開示は、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して、モバイル通信ネットワークのインフラ機器へアップリンク信号を送信し、及び/又はインフラ機器からダウンリンク信号を受信するように構成される、通信デバイスに関する。ワイヤレスアクセスインタフェースは、アップリンク上において複数の異なるサブキャリア間隔を含むように構成される。本技術は、また、インフラ機器及び通信方法に関する。
ここで提供される「背景」の説明は、本開示の背景状況を全般的に提示するためのものである。現在名前を挙げられている発明者の仕事は、この背景の項目において説明される範囲に限り、出願時点で従来技術と見なすことができない説明の態様と同様に、明示的にも暗示的にも、本発明に対する従来技術と認められない。
3GPP(the third generation project partnership)定義のUMTS及びLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに基づくものなどの第3世代及び第4世代のワイヤレス通信システムは、高速インターネットアクセスはもちろん、インスタントメッセージ、ビデオ通話などの高度なサービスをサポートすることができる。例えば、LTEシステムによって提供される改善された無線インタフェース及び拡張されたデータレートで、ユーザは、以前は固定回線データ接続を介してのみ利用可能であったモバイルビデオストリーミング及びモバイルビデオ会議などの高データレートアプリケーションを楽しむことができる。したがって、第3世代及び第4世代ネットワークを展開するための要求は強く、これらのネットワークのカバレッジエリア、即ちネットワークにアクセス可能な地理的位置が、急速に拡大することが期待されている。一方、第4世代ネットワークが、スマートフォン及びタブレットコンピュータなどのデバイスからの高いデータレート及び低いレイテンシでの通信をサポートし得る一方で、将来のワイヤレス通信ネットワークは、複雑性が低下されたデバイス、マシンタイプ通信デバイス、可動性をほとんど又は全く必要としないデバイス、高解像度ビデオディスプレイ及び仮想現実ヘッドセットを含む、非常に広範囲のデバイスへの、及びデバイスからの通信をサポートする必要があることが予期される。したがって、そのような広範囲の通信デバイスをサポートすることが、ワイヤレス通信ネットワークについての技術的挑戦を表し得る。
ワイヤレス及びモバイル通信の分野に従事する者に現在関心のある技術領域は、「モノのインターネット」、即ち、略してIoTという。3GPPは、LTE又は4Gワイヤレスアクセスインタフェース及びワイヤレスインフラを使用した狭帯域(NB−)IoTをサポートするための技術を開発するように提案している。そのようなIoTデバイスは、比較的低い帯域幅のデータの低頻度の通信を必要とする、低複雑性かつ安価なデバイスであることが予期される。サポートされる必要があることになる極めて多数のIoTデバイスが、ワイヤレス通信ネットワークのセル内に存在することも予期される。さらに、そのようなNB−IoTデバイスは、無線通信を困難にする屋内及び/又は遠隔の場所に配備されると見られる。
本技術の1つの例としての実施形態によれば、通信デバイスは、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される。通信デバイスは、受信機、送信機、及びコントローラを備える。受信機は、ワイヤレスアクセスインタフェースに従ってインフラ機器により送信される信号を受信するように構成され、送信機は、ワイヤレスアクセスインタフェースに従って、信号をインフラ機器に送信するように構成され、コントローラは、送信機及び受信機を制御して、ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してインフラ機器にデータを送信し、又はワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上でデータを受信するように構成される。ワイヤレスアクセスインタフェースが、データを表す信号をアップリンク上で送信するための、又はデータを表す信号をダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができる。コントローラは、送信機及び受信機と組み合わせて、インフラ機器が、通信デバイスがインフラ機器にデータを送信するためのアップリンク上で、又は通信デバイスがインフラ機器からデータを受信するためのダウンリンク上で、ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、通信デバイスがデータを表す信号を送信又は受信するために使用するべき、複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つのワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上での標識を受信するように構成され、示されるサブキャリア間隔もまた、通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定する。
本技術の実施形態は、サブキャリア間隔が、通信リソースに対する要求に応じて、通信デバイスのために、単一サブキャリア動作に制限され得るインフラ機器によって選択され得る構成を提供し得る。それが、複数のサブキャリア割り当てと比較してデータ通信帯域幅を減少させるにもかかわらず、送信される信号のパワースペクトル密度を増加させることによってワイヤレス通信のレンジを増加させ得る。その結果、改善されたアップリンク通信が、例えば、屋内に位置する通信デバイスに提供され得る。
本技術の別の例としての実施形態によれば、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される通信デバイスが提供される。通信デバイスは、ワイヤレスアクセスインタフェースに従ってインフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機と、ワイヤレスアクセスインタフェースに従ってインフラ機器に信号を送信するように構成される送信機と、送信機及び受信機を制御して、ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してインフラ機器にデータを送信し、又はワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラと、を備える。ワイヤレスアクセスインタフェースが、アップリンク及びダウンリンク上での通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを含み、通信リソースが、そのうちの1つ以上が通信デバイスに割り当てられ得る所定の数のサブキャリアの周波数リソースと、ワイヤレスアクセスインタフェースが所定の時間単位に分割される時間リソースとを含む。通信デバイスは、インフラ機器が、アップリンク又はダウンリンク上でワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、データを受信又は送信するために通信デバイスに割り当てられるサブキャリアのうちの1つ以上のワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を受信するように構成され、送信時間間隔が、その中においてデータのトランスポートブロックが送信又は受信されるべき、時間単位の数を表し、送信時間間隔が、割り当てられる通信リソース、例えば、通信デバイスに割り当てられる1つ以上のサブキャリアの数の関数として、時間単位の数につれて変化し得る。
本技術のさらなる態様の実施形態は、所与のトランスポートブロックについて、送信時間間隔が、例えば、所定の最大数のうち通信デバイスに割り当てられているワイヤレスアクセスインタフェースの1つ以上のサブキャリアの数に依存して変化し得るために、通信デバイスに割り当てられているサブキャリアの数とともに送信時間間隔の標識を効率的にシグナリングするための、通信デバイス及びインフラ機器の構成を提供し得る。以下に提示される実施形態による、送信時間間隔をシグナリングするための例としての技術が、使用されるべき送信時間間隔を通信デバイスに示すための通信リソースの効率的な使用をもたらし得る。
さらなるそれぞれの態様及び特徴が、添付の特許請求の範囲によって定義される。
上述の段落は、概略導入として提供されており、以下の特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。説明される実施形態は、さらなる利点と共に、添付図面と合わせて取られる以下の詳細な説明を参照することにより、最もよく理解されるであろう。
添付図面に関連して考慮されるときに以下の詳細な説明を参照することにより、同様のものがさらに理解されるようになると、本開示及びその付随する利点の多くのより完全な理解が、容易に得られるであろう。添付図面においては、同様の参照番号が、複数の図面全体を通して同一又は対応する部分を示している。
モバイル通信システムの例を示す概略ブロック図である。 LTE標準によるワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクのフレーム構造を示す、概略表現である。 LTE標準によるワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクのフレーム構造を示す、概略表現である。 通信デバイス及びインフラ機器の部分概略ブロック図、アップリンクリソースを通信デバイスに許可すること、及び本技術による使用されるべきサブキャリア間隔を示すことのプロセスを示す部分メッセージフロー図である。 単一ビットフィールドがどのようにして3.75kHzサブキャリア間隔又は15kHzサブキャリア間隔のいずれかを示すために使用され得るかを示す、概略図である。 本技術による、通信デバイスがワイヤレス通信ネットワークのインフラ機器により選択されるサブキャリア間隔を検出する、例としてのプロセスを示すフロー図である。 図2に示されるダウンリンクフレーム構造を提示し、LTEワイヤレスアクセスインタフェースの1つの物理リソースブロック内のトランスポートブロックの送信も示す、概略ブロック図である。 インフラ機器によって通信デバイスに割り当てられるサブキャリアの4つの異なる例について、サブキャリアの数に従って変化する異なる送信時間間隔の概略表現である。 サブキャリア割り当ての3つの異なる例から生じる、3つの異なる長さの送信時間間隔(TTI)を示す概略ブロック図である。 ダウンリンク制御メッセージが、ダウンリンク上にリソースを割り当て、使用する送信時間間隔長の暗示的又は明示的な標識を提供する本技術による、インフラ機器と通信デバイスとの間の構成を示す、概略ブロック図である。
[従来の通信システム]
図1は、以下でさらに説明される本開示の実施形態を実装するように適合され得る、LTEの原理に従って動作するモバイル通信ネットワーク/システム100のいくつかの基本機能性を示す概略図を提供する。図1の様々な要素、及びそれらのそれぞれの動作モードは、周知であり、3GPP(RTM)本体によって施行される関連した標準において定義され、さらに、主題についての多くの書籍、例えば、Holma H.及びToskala A[1]に記載されている。以下で特に説明されない通信ネットワークの動作態様は、任意の既知の技術に従って、例えば、関連する標準に従って実装され得ると理解されたい。
ネットワーク100は、コアネットワーク102に接続される複数の基地局101を含む。各基地局は、カバレッジエリア103(即ち、セル)を提供し、カバレッジエリア103の範囲内で、通信デバイス104に、及び通信デバイス104からデータが通信され得る。データは、基地局101からそのそれぞれのカバレッジエリア103内の通信デバイス104に無線ダウンリンクを介して送信される。データは、通信デバイス104から基地局101へ無線アップリンクを介して送信される。アップリンク及びダウンリンク通信は、ネットワーク100の運用者により、排他的使用に対して認可される無線リソースを使用して行われる。コアネットワーク102は、通信デバイス104へ、及び通信デバイス104から、データをそれぞれの基地局101を介してルーティングし、認証、移動管理、課金などの機能を提供する。通信デバイスは、モバイル局、ユーザ機器(UE)、ユーザデバイス、モバイル無線などとも呼ばれ得る。基地局は、送受信局/NodeB/eNodeB(略してeNB)などとも呼ばれ得る。
3GPP定義のLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに従って構成されたものなどのワイヤレス通信システムは、無線ダウンリンクのために直交周波数分割変調(OFDM)ベースのインタフェース(いわゆるOFDMA)、及び無線アップリンク上でSC−FDMA(single carrier frequency division multiple access scheme)を使用する。
図2は、通信システムがLTE標準に従って動作しているときに、図1のeNBによって、又はeNBに関連して提供され得るワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクの構造の簡略化した概略図を提供する。LTEシステムでは、eNBからUEへのダウンリンクのワイヤレスアクセスインタフェースは、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)アクセス無線インタフェースに基づく。OFDMインタフェースでは、利用可能な帯域幅のリソースは、複数の直交サブキャリアに周波数で分割され、データは、複数の直交サブキャリア上で並行して送信される。その場合に、1.25MHzから20MHzの間の帯域幅は、例えば、128から2048個の直交サブキャリアに分割され得る。各サブキャリアの帯域幅は、任意の値をとり得るが、LTEでは、従来通り15kHzに固定されている。一方、アップリンク及びダウンリンクの双方のためのLTEワイヤレスアクセスインタフェースのある部分について、3.75kHzの減少されたサブキャリア間隔も提供することが、[2][3]において将来的に提案されている。図2に示すように、ワイヤレスアクセスインタフェースのリソースもまた、フレームに一時的に分割され、その場合に、フレーム200は、10ms続き、それぞれが1msの期間を有する10個のサブフレーム201にさらに分割される。各サブフレームは、14個のOFDMシンボルから形成され、2つのスロットに分割される。各スロットは、ノーマル又は拡張サイクリックプレフィックスがシンボル間干渉の減少のためにODFMシンボル間で利用されているかどうかに依存して、6個又は7個のOFDMシンボルを含む。スロット内のリソースは、それぞれが1スロットの期間内に12個のサブキャリアを含むリソースブロック203に分割されてもよく、リソースブロックは、1個のOFDMシンボルについて1個のサブキャリアにわたるリソースエレメント204にさらに分割される。ここで、各長方形204は、リソースエレメントを表す。LTEワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク構造のさらなる詳細については、添付1において提供される。
図3は、図1のeNBによって、又はeNBに関連して提供され得るLTEワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクの構造の簡略化した概略図を提供する。LTEネットワークでは、アップリンクワイヤレスアクセスインタフェースは、SC−FDM(single carrier frequency division multiplexing)インタフェースに基づき、ダウンリンク及びアップリンクワイヤレスアクセスインタフェースは、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)又は時分割複信(TDD:time division duplexing)によって提供されてもよく、その場合に、TDD実装では、サブフレームは、事前定義されたパターンに従って、アップリンク及びダウンリンクサブフレーム間で切り替えを行う。一方、使用される複信の形態に関わらず、共通のアップリンクフレーム構造が利用される。図3の簡略化された構造は、FDD実装におけるそのようなアアップリンクフレームを示している。フレーム300は、期間1msの10個のサブフレーム301に分割され、各サブフレーム301は、期間0.5msの2個のスロットを含む。次いで、各スロットは、7個のOFDMシンボル303から形成され、その場合、サイクリックプレフィックス304が、ダウンリンクサブフレームにおけるのと同等の方式で、各シンボル間に挿入される。図3において、ノーマルサイクリックプレフィックスが使用され、したがって、サブフレーム内に7個のOFDMシンボルが存在するが、拡張サイクリックプレフィックスが使用される場合、各スロットは、OFDMシンボルを6個だけ含むことになる。アップリンクサブフレームのリソースもまた、ダウンリンクサブフレームと類似の方式で、リソースブロック及びリソースエレメントに分割される。図3に表されるLTEアップリンクのさらなる詳細が、添付1に提供される。
[狭帯域IoT]
本技術の実施形態は、モバイル通信デバイス又はUE104が、ワイヤレス通信システムにおいて基地局又はインフラ機器を介して通信するように動作し得る構成を提供し得る。通信デバイスは、データを表す信号をインフラ機器によって提供されるワイヤレスアクセスのアップリンク上でインフラ機器に送信し、又は、データを表す信号をワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上でインフラ機器から受信するように構成される。ワイヤレスアクセスインタフェースは、データを表す信号を送信又は受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供し得る。通信デバイスは、通信デバイスがデータを表す信号を送信又は受信するために使用するべき、複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信するように構成され、示されるサブキャリア間隔もまた、通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定する。このようにして、サブキャリア間隔は、通信デバイスのために、単一サブキャリア動作に制限され得るインフラ機器によって選択され得る。それが複数のサブキャリア割り当てと比較してデータ通信帯域幅を減少させるにもかかわらず、送信される信号のパワースペクトル密度を増加させることによってワイヤレス通信のレンジを増加させ得る。上で説明したように、この構成は、遠隔に位置される、及び/又は屋内のデバイス、特に、複雑性が低下されたもの、及びしたがって、低性能送信機、又はその上送信電力が制限されたものについて、アップリンク通信における改善をもたらし得る。
上で説明したように、ブロードバンドワイヤレス通信を提供するように開発されている既存のワイヤレスアクセスインタフェース内の狭帯域通信に対応するために、モバイル通信ネットワークのアダプテーションを開発することが提案されている。例えば、3GPPにおいて、狭帯域IoT(NB−IoT;Narrowband Internet of Things)に提供するためのLTEワイヤレスアクセスインタフェースに対する改善に関連するプロジェクトが、合意された[2]。このプロジェクトは、改善された屋内カバレッジにおいて、膨大な低スループットデバイス、低遅延感度、超低デバイスコスト、低デバイス電力消費、及び(最適化された)ネットワークアーキテクチャに対するサポートを目的とする。このようなデバイスの例が、スマートメータである。NB−IoT通信システムが、180kHzの帯域幅のみをサポートし、3つの動作モードを有し得ることが提案されている。
1.「スタンドアロン動作」は、例えば、1つ以上のGSM搬送波の置き換えとして、GERANシステムにより現在使用されているスペクトルを利用する。
2.「保護周波数帯動作」は、LTE搬送波の保護周波数帯の範囲内の未使用リソースブロックを利用する。
3.「インバンド動作」は、通常のLTE搬送波の範囲内のリソースブロックを利用する。
既知のLTEシステムでは、最小アップリンクリソース粒度が、1つの物理リソースブロック(PRB)であり、1つの物理リソースブロックは、12個のサブキャリアを含む。一方、アップリンク信号がシングルトーン(単一サブキャリア)又はマルチトーン(複数サブキャリア)において送信され得る場合に、より細かいアップリンクリソース粒度が提供され得ることが、[3]において提案されている。シングルトーン送信は、UEが、その電力を単一サブキャリア上に集めること(即ち、PSDブースト)を可能にし、それが、より大きな送信レンジを送信される信号に提供し得る。これは、大きなカバレッジ拡張動作にとって有益である。しかしながら、シングルトーン送信は、(周波数)リソースが制限されるため、少量の情報しか搬送できない。一方、複数のサブキャリア(最大で全てのPRB)を占有するマルチトーン送信は、より多くのリソースを有するが、電力は、複数のサブキャリア間に分散され、したがって、それは、シングルトーン送信のものと比較してより短いレンジを有する。シングルトーン送信を使用することは、それによってより多くのUEがワイヤレスアクセスインタフェースに同時にアクセスすることが可能となるために、システムのキャパシティを増加させることになる。したがって、本技術によれば、スケジューラが、より細かい粒度でリソースを割り当てることができるため、eNBにおけるコントローラ又はスケジューラは、より大きな柔軟性をワイヤレスアクセスインタフェースのリソースに提供することができる。
[サブキャリア間隔のシグナリング]
本技術の例としての実施形態によれば、UEは、シングルトーンとしてサブキャリアを使用してアップリンクデータを送信し得る。それは、インフラ機器の決定に依存して2つの異なるサブキャリア間隔のうちの1つとして送信され得る。「サブキャリア間隔」という用語は、マルチトーン及びシングルトーンの双方に適用可能であり、シングルトーン送信の場合、それは、異なるUEからの送信のサブキャリア間の間隔に関することに留意する。一例によれば、サブキャリア間隔は、3.75kHz又は15kHzのいずれかであり得る。15kHzのサブキャリア間隔が存在するとき、マルチサブキャリア/マルチトーン送信のみが、サポートされる。3.75kHzシングルトーン送信は、パワースペクトル密度がブーストされ、より長いレンジの送信につながるという点で、15kHzサブキャリア間隔よりも利点を有する。他の例では、15kHzのサブキャリア間隔は、信号繰り返しによってそのより短い送信レンジを軽減することができ、レンジを増加させることにつながるが、(信号の繰り返しに起因して)より低いデータレートをサポートする不利益を伴う。一方、2つの可能なサブキャリア間隔の利用可能性、及び送信モード(単一サブキャリア上のシングルトーン、又は複数サブキャリアを介したマルチトーン)とともに、UEに、それが使用すべきサブキャリア間隔、送信モード(単一又は複数サブキャリア)、及びその上サブキャリアの位置を通知するための構成を提供する必要がある。
1つの提案によれば、UEを識別するプリアンブルを含み得る第1のランダムアクセスメッセージの後、UEからの第1のアップリンクメッセージは、シングルトーンを使用して少なくとも送信されることになる。したがって、eNBは、第1のアップリンクメッセージをシングルトーン送信として受信するように構成されることになる。2種類のシングルトーン送信が、異なるサブキャリア間隔とともに存在する可能性があるため、UEは、どのシングルトーン送信が使用されるべきかを知る必要がある。さらに、それはまた、シングルトーン又はマルチトーン送信が動的に示され得る場合にeNBに役立つことになる。したがって、本技術によれば、eNBは、UEによって使用されるべきサブキャリア間隔を、アップリンクグラントメッセージにおいてシグナリングし得る。典型的には、アップリンクグラントメッセージは、使用されるべき、周波数リソース、時間リソース(繰り返しが使用される場合)、並びに変調及び符号化方式(MCS)の標識などの、スケジューリング情報を含む。本技術によれば、使用されるべきサブキャリア間隔、例えば、3.75kHz又は15kHzサブキャリア間隔のいずれを使用すべきかをUEに通知する、新たな指標が導入される。LTEの例の場合、アップリンクグラントメッセージは、ダウンリンク制御情報(DCI)によって搬送され、ダウンリンク制御情報は、PDCCH(又は狭帯域(NB−)PDCCH)であるダウンリンク制御チャネルを介して送信される。別の例では、このスケジューリング情報を搬送するアップリンクグラントメッセージは、また、ランダムアクセスプロセスの間ランダムアクセス応答(RAR)によって搬送され得る。
図4は、本技術の実施形態による、メッセージ交換を行う通信デバイス、即ちUE104、及び基地局、即ちeNB101の例としてのブロック図を提供する。本技術の実施形態では、eNBが、データをアップリンク上でeNBに送信するためにUE104によって使用されるべきサブキャリア間隔をシグナリングする。図4に示すように、UE104は、送信機401及び受信機402を含み、それらは、コントローラ403によって制御される。これに対応して、eNB101は、送信機411及び受信機412を含み、それらは、スケジューラとも呼ばれ得るコントローラ413によって制御される。上で説明したように、UE104は、ワイヤレス通信ネットワークの一部としてeNBによって提供されるワイヤレスアクセスインタフェースを介して、eNB101に信号を送信し、かつeNB101から信号を受信する。本技術によれば、UE104には、使用するサブキャリア間隔の標識が提供される。標識は、また、データをアップリンク上でeNB101に送信するために割り当てられるリソースが、単一サブキャリアのためであるか、あるいは複数サブキャリアのためであるかも意味する。
図4は、eNBが、使用されるべきサブキャリア間隔をその間にUEにシグナリングし得るイベントの3つの例416、417、418を提供する、UE104とeNB101との間のメッセージ交換も示している。UE104は、また、アップリンクリソースが、単一サブキャリアのためであるか、あるいは複数サブキャリアのためであるかの標識、及び、使用されるべきサブキャリア又は使用されるべき複数のサブキャリアをeNB101によって選択されるサブキャリア間隔に依存して識別する周波数リソース割り当ても、eNB101から受信する。第1の例416において、PDSCH上で送信されるランダムアクセス応答メッセージは、使用されるべきサブキャリア間隔を識別するフィールド430、及び使用されるべき周波数リソースのフィールド432を含む。サブキャリア間隔が3.75kHzを示すか、あるいは15kHzを示すかに依存して、UE104は、UE104がサブキャリア間隔を使用するためにシグナリングされる周波数リソースフィールドを異なるように解釈する。
図4に示すように、通信デバイス104は、まず、従来のランダムアクセス手順に従って、プリアンブル420をPRACHチャネルを介して送信する。ランダムアクセス手順の一部として、eNB101は、ランダムアクセス応答メッセージ434をPDSCHを介して送信し、それは、PDCCH上でDCIメッセージ422を送信することによってスケジュールされる。次いで、UE104が、RRC接続を確立することによってアップリンクリソースを要求する手続(図示せず)に続く。ランダムアクセス応答メッセージ434は、PDSCHにおいて送信され、RRC接続セットアップに関連する以下のメッセージが、PDSCH及びPUSCHを介して送信される(例えば、RRC接続セットアップ要求メッセージが、PUSCHを介して送信され、RRC接続セットアップメッセージが、PDSCHを介して送信される)。この例416の場合、RARメッセージ内のアップリンググラントは、サブキャリア間隔を示すフィールド430及び周波数リソースフィールド432を含み得る。サブキャリア間隔を示すフィールド430の値に依存して、UE104は、以下の段落において説明されるように、周波数リソースフィールド432を異なるように解釈する。したがって、サブキャリア間隔フィールド430が、割り当てられるサブキャリア間隔は単一キャリア動作のみについてであると示す場合、UE104は、周波数リソースフィールド432を、そのサブキャリア間隔の数によって識別される単一サブキャリアの割り当てとして解釈する。これに対して、サブキャリア間隔430が、単一又は複数のサブキャリアについてであり得る場合、周波数リソースフィールド432は、複数のサブキャリアを提供する周波数帯域の標識を提供する。
第2の例417では、UEは、アップリンクにおけるバッファ状態報告440をPUSCH上でeNB101に送信する。UEは、複数のバッファ状態報告メッセージを送信してもよく、それは、UE104のバッファ内に存在するデータ量をeNBに通知するために、周期的に送信されてもよい(図4には示されないが、図10に示す)。コントローラ413における所定の基準設定に従って、コントローラ413は、データをUEのバッファからアップリンク上で送信するために、アップリンクリソースをUE104に許可することを決定する。これに応じて、eNB101は、使用されるべきサブキャリア間隔を識別するフィールド444、及びUEがアップリンク上で使用すべき周波数リソース446を含む、DCIメッセージ442を送信する。サブキャリア間隔フィールド444及び周波数リソースフィールド446は、第1の例416において送信されるランダムアクセス応答メッセージ内のサブキャリアフィールド430及び周波数リソースフィールド432と同一の情報を提供する。
第3の例418として、eNB101は、ダウンリンク上でUE104に送信するデータを有する。従来の構成によれば、UE104が、現在アイドルモードである場合、UEにアクティブモードに切り替えるように命令するため、及びUE104がデータを受信するためのダウンリンク上の通信リソースの割り当てを受信するために、ページングメッセージ450がUE104に送信される。この実施形態では、ページングメッセージは、サブキャリア間隔についての情報454を含む。本質的には、サブキャリア間隔フィールド454及び周波数リソースフィールド454は、第1の例417及び第2の例418についてのサブキャリア間隔フィールド430、444及び周波数リソースフィールド432、446と同一の情報を提供する。
上記の例は、サブキャリア間隔フィールド430、444、及び周波数リソースフィールド432、446が、アップリンクにおいて適用されるサブキャリア間隔及び周波数リソースを定義するためにどのように使用され得るかを示している。同様のやり方で、サブキャリア間隔フィールド424及び周波数リソースフィールド426が、また、ダウンリンク送信434に使用されるサブキャリア間隔及び周波数リソースを定義するためにどのように適用され得るかは、当業者には明らかであろう。
それぞれのサブキャリア間隔フィールド424、430、444、454及び周波数リソースフィールド426、432、446、456のそれぞれにおける仕様が、いくつかの例を用いて以下の段落において説明される。上記の例は、サブキャリア間隔フィールド430、444及び周波数リソースフィールドの方法を示す。例としての実施形態によれば、上で示したように、サブキャリア間隔フィールドは、アップリンク送信が、3.75kHzのサブキャリア間隔を使用するか、あるいは15kHzのサブキャリア間隔を使用するかを示すための、DCIにおける単一ビットであり得る。
従来の構成によれば、PDCCH又はNB−PDCCHを介して送信される制御メッセージは、UEによってブラインド復号される必要がある。典型的には、ブラインド復号の数を減少させるために、共通のDCIフォーマット又はDCIサイズが使用される。狭帯域IoTの場合、共通のDCIが、3.75kHzシングルトーン送信及び15kHzシングルトーン又はマルチトーン送信をスケジュールするために使用され得る。したがって、別の実施形態では、DCIにおいて提供される標識が、3.75kHzのサブキャリア間隔が使用されるべきであると示すとき、アップリンクグラントにおける周波数リソースフィールドは、48個のサブキャリアのうちの1つを示すために使用される。一方、制御メッセージが、15kHzのサブキャリア間隔を示す場合、割り当てに利用可能なサブキャリアの数は12であり、それは、シングルトーン又はマルチトーン割り当てであってもよく、周波数リソースフィールドは、例えば、1、2、4、8、又は12個のサブキャリアの割り当てを示し得る。このように、選択されるサブキャリア間隔によれば、周波数リソースフィールド432、446の解釈は、図5に示されるように異なる。
図5は、3.75kHz及び15kHzの2つの所定のサブキャリア間隔の例の概略図を提供する。右側の縞500は、15kHz間隔についてのサブキャリアを表し、図の左側の縞502は、3.75kHzについてのサブキャリア間隔を表す。一例では、単一ビットが、選択されたサブキャリア間隔を表し、例えば、「0」の値が3.75kHz間隔を表し、又は、「1」の値が15kHz間隔を表す。
UEがDCIメッセージ内の「シングルトーン/サブキャリア間隔ビット」の指標などの、eNBからの制御メッセージを解釈するプロセスを示す、例としてのフローチャートが、図6に示されている。図6に示されるフロー図によって表されるプロセスは、以下のように要約される。
S1:UE104内のコントローラ403の制御下にある受信機402は、まず、サブキャリア間隔を3.75kHz又は15kHzのいずれかとして表す単一ビットを、例えば狭帯域PDCCHから抽出する。
決定ポイントS2において、コントローラは、サブキャリア間隔ビット又はシングルトーンビットが、3.75kHzのサブキャリア間隔を示すように設定されるかどうかを判断する。ビットが、3.75kHzのサブキャリア間隔を示すように設定されている場合、処理は、ステップS4に進む。そうでなければ、処理は、15kHzのサブキャリア間隔についてのステップS6に進む。
S4:3.75kHzのサブキャリア間隔を示す単一ビットが設定されている場合、3.75kHzのサブキャリア間隔についての数の規則を使用して、次の周波数リソースフィールド432、446は、周波数帯域内の特定の位置における単一サブキャリアを示すと解釈される。
S6:選択されたサブキャリア間隔を表すビットが、15kHzサブキャリア間隔を示すように設定されている場合、周波数リソースフィールド432、446は、単一又は複数キャリア割り当てを表すための数の規則に従って解釈される。
S8:UEは、次いで、周波数リソースフィールドによって割り当てられる構成に従って、割り当てられたサブキャリア又は複数のサブキャリアを介して信号を送信し始める。さらに、他のスケジューリング情報が、変調符号化方式、又はトランスポートブロックサイズなどの、他の通信パラメータを示してもよい。
「周波数リソースフィールド」432、446の意味を識別する所定の構成に従って、eNB101がUE104とどのように通信し得るかの例示が、表1に示される。この例では、周波数リソースフィールドは、サブキャリア間隔が、3.75kHzであるか、あるいは15kHzであるかを示す「サブキャリア間隔ビット」(図6におけるステップS1の「シングルトーンビット」と等価である)に依存して、異なる解釈を有する。サブキャリア間隔指標の値に依存して、
・サブキャリア間隔が、3.75kHzと示される場合、「周波数リソースフィールド」は、アップリンク送信に使用されるべきシングルトーンを直接示す。
・サブキャリア間隔が、15kHzと示される場合、「周波数リソースフィールド」は、15kHz数秘学送信:シングルトーン送信又はマルチトーン送信のいずれかに使用されるべき開始サブキャリア及び連続サブキャリア数を示す。マルチトーン送信の開始サブキャリア位置は、3.75kHzシングルトーン送信に使用されるトーンの数の倍数である。
Figure 0006939796
表1−本発明の実施形態による、「周波数リソースフィールド」の例としての意味
表の別の例が、表2に示される。この表2の「予備」フィールドは、周波数リソース標識以外の目的でシグナリングするために使用され得る。例えば、フィールドは、「PDCCHオーダ」をシグナリングするために使用されてもよく、その場合に、PDCCHオーダは、より下位のレイヤ、即ちMACレイヤより下のシグナリングを使用して、eNBがメッセージをUEに直接送信する手順を提供し、又は、PDCCHメッセージのエラー検出ケイパビリティを拡張するために使用されてもよい。これは、UEが、複数の予備の値のうちの1つを受信する場合に、それが、PDCCHのコンテンツを無視するという理由からである。この例では、周波数リソースフィールドは、また、「サブキャリア間隔ビット」標識に依存して、異なる解釈を有する。
・3.75kHzの場合、「周波数リソースフィールド」は、アップリンク送信に使用されるべきシングルトーンを直接示す。この表では、可能なシングルトーン送信のサブセットのみが許可される。例は、3.75kHzにおけるシングルトーン送信が、2つおきに許可されることを示す。シングルトーン送信の数におけるこの制限は、同時に割り当てられ得るUEの数を制限し得るが、これは、システムが制限されたアップリンクキャパシティではない場合、重大な関心事ではない。3.75kHzシングルトーン送信が、システムの帯域幅全体を通してシグナリングされることを可能にすることによって、スケジューラの柔軟性が、維持される。
・15kHzの場合、「周波数リソースフィールド」は、15kHz数秘学送信、シングルトーン送信又はマルチトーン送信のいずれかに使用されるべき開始サブキャリア及び連続サブキャリア数を示す。マルチトーン送信の開始サブキャリア位置は、3.75kHzシングルトーン送信に使用されるトーンの数の倍数である。
Figure 0006939796
表2−「周波数リソースフィールド」の例としての意味
本発明の別の実施形態では、PDCCHにおける明示的な「サブキャリア間隔ビット」標識が存在せず、「アップリンク送信構成」、即ち、シングルトーンの使用、及びシングルトーン又はマルチトーンの構成が、表から直接決定される。このシグナリングの例が、表3に示される。この表には、3.75kHzシングルトーン送信についての、制限される数の可能な構成がある。この場合、3.75kHzシングルトーン送信は、周波数リソース空間のより低い部分において連続するサブキャリアのグループを占有する。制限される数の3.75kHzシングルトーン送信は、セル内のデバイスのある割合、例えば、5%だけが、極端なカバレッジ条件を経験すると考えられるときには、十分であり得る。したがって、制限される数が、3.75kHzシングルトーン送信を必要とするだけであり、他のデバイスは、15kHzシングルトーン又はマルチトーン送信でサービスされ得る。
Figure 0006939796
表3−本発明の実施形態による「周波数リソースフィールド」の例としての意味
別の例によれば、システム帯域幅180kHzが、12個の15kHzサブキャリアをサポートし、マルチトーンの数が、{1,2,4,8,12}の連続するマルチトーンに限定されるときに、15kHzシングルトーン及びマルチトーン送信の全ての可能な構成が、開始トーン位置に対する制限があることを通知することによってコンパクトにシグナリングされ得る。nmtの連続するマルチトーンについて、12個のサブキャリアシステム帯域幅、開始する15kHzのサブキャリアが、以下の範囲に限定される。
start_subcarrier=0−>12−nmt
この観測に基づいて、15kHzシングルトーン及びマルチトーンについての可能な構成が、以下の表4に示される。理解されるように、この表から15kHzシングルトーン送信をシグナリングする方法は、上で提示した表において識別される他のシグナリング方法と組み合わせられ得る。
Figure 0006939796
表4−15kHzシングルトーン及びマルチトーン送信についての可能な構成
別の実施形態では、制御チャネルメッセージ内のフィールドは、UEが、3.75kHzサブキャリアベースのアップリンク送信に割り当てられるか、あるいは15kHzサブキャリアベースのアップリンク送信に割り当てられるかを示し、「周波数及び繰り返しリソースフィールド」は、送信に割り当てられるサブキャリア位置及び繰り返しの数を示す。この割り当て方法は、システムが、15kHz及び3.75kHz送信を等カバレッジでシグナリングすることを可能にする。15kHzのサブキャリア信号の繰り返しは、3.75kHz送信のものと比較可能になるまで、そのカバレッジを拡張し得ることに留意する。PDCCHにおける他のフィールドは、さらに、UEからのアップリンク送信を構成することとなる。例えば、「周波数及び繰り返し」リソースフィールドが、サブキャリア及び第1の繰り返し因数REP1を示し、PDCCHの他のフィールドのうちの1つ以上が、別の繰り返し因数REP2を示し得る。この場合、UEによって適用されるべき全体の繰り返しは、
REPoverall=REP×REP
である。
この例としての実施形態によれば、同じ度合いのカバレッジにおいて、15kHzのサブキャリア信号のパワースペクトル密度がより低いことに起因して、より多くの繰り返しが、単一の3.75kHzサブキャリアよりも単一の15kHzサブキャリアで必要とされることを認識する構成が提供される。
以下の表5は、「サブキャリア間隔」標識が、3.75kHzを示す場合について、及びこの標識が15kHzを示す場合についての、インデックスのコンテンツと、「周波数及び繰り返しリソースフィールド」との間の例としてのマッピングを示している。
Figure 0006939796
表5−本技術の実施形態による「周波数及び繰り返しリソースフィールド」の例としての意味
他の例では、「サブキャリア間隔」ビットの意味及び利用は、例えば、SIBシグナリングをブロードキャストするシステム情報を介して、eNBによって構成可能であり得る。例えば、eNBは、「サブキャリア間隔」ビットが、表1の形式の表に従って、又は表5の形式の表に従って解釈されるべきであることをシグナリングし得る。
別の実施形態では、周波数リソースフィールドと同様に、変調符号化方式(MCS)又はトランスポートブロックサイズ(TBS)もまた、3.75kHzのサブキャリア間隔が使用されるか、あるいは15kHzのサブキャリア間隔が使用されるか、異なった解釈がされることとなる。3.75kHzが、サブキャリア間隔指標ビットによって示される場合、変調符号化方式(MCS)又はTBSインデックスは、異なるセットの値、例えば、15kHzが示されるときのものに対する仕様における異なるルックアップテーブルを参照する。この実施形態は、より少ないトランスポートビットが、15kHzの数秘学についてよりも3.75kHzの数秘学を使用してサブキャリア毎にトランスポートされ得るという観測に基づく。
別の実施形態では、明示的なビットが使用されないが、その代わりに、使用されるサブキャリア間隔が、MCS/TBSフィールドによって暗示的に示される。MCS/TBSフィールドは、典型的には、MCS/TBSテーブルのインデックスを指し、このテーブルは、シングルトーンの3.75kHz送信にのみ固有のエントリ、及びシングルトーン及びマルチトーンの15kHz送信にのみ固有のエントリを含む。例えば、MCS/TBSテーブル内で最も低いXエントリは、3.75kHz送信にのみ適用可能であり、したがって、これらのエントリのうちの1つが示される場合、それは、3.75kHzシングルトーン送信が使用されることを暗に示すことになり、周波数リソースは、前の実施形態の通り、48個のサブキャリアについて解釈されることになる。最も低いXエントリのうちの1つ以外のエントリが使用される場合、このシグナリングは、シングルトーン又はマルチトーンであり得る15kHzのサブキャリア間隔を暗示的に示すことになる。
アップリンク送信が、3.75kHzサブキャリアに基づくか、あるいは15kHzサブキャリアに基づくかを判断する別の方法は、ダウンリンクチャネル品質のUE測定結果に基づく。UEは、例えば、参照信号受信電力(RSRP)測定を実行することによって、ダウンリンクチャネル品質を測定する。ダウンリンクチャネル品質に依存して、UEは、PRACHリソースのどのセットを使用するかを選択し、その場合に、異なるPRACHリソースは、異なるカバレッジレベルに関連付けられている。PRACHリソースの各セットは、第1のアップリンクメッセージmsg3についてのシングルトーン又はマルチトーン送信のいずれか、かつ3.75kHzサブキャリア帯域幅又は15kHzサブキャリア帯域幅のいずれかに関連付けられている。この方法では、アップリンク送信のためのリソースを割り当てる、NB−PDCCHにおける「シングルトーン」ビットを示す必要はないことになる。UEは、NB−PDCCHが、3.75kHzアップリンク送信を割り当てるか、あるいは15kHzアップリンク送信を割り当てるかに従って、NB−PDCCHを解釈するように、そのNB−PDCCH復号ロジックを再構成することとなり、例えば、UEは、NB−PDCCHの「周波数リソースフィールド」を、使用されるPRACHリソースのセットに依存して解釈する。実際に、この場合、NB−PDCCHのフォーマット、例えば、NB−PDCCHによって搬送されるビットの数は、3.75kHzアップリンク送信が割り当てられるか、あるいは15kHz送信が割り当てられるかに依存して異なり得る。これは、この場合に、UEが、(NB−PDCCHによって搬送される)DCIのどのフォーマットが復号されるかを先験的に知っているからであり、それは、異なる潜在的DCIフォーマット間でブラインド復号する必要がない。
したがって、本技術の実施形態は、シングルトーン又はマルチトーンが利用可能である異なる可能なサブキャリア間隔を効率的にシグナリングするための構成を提供し得る。例えば、3.75kHzのサブキャリア間隔は、シングルトーン送信にのみ使用され、15kHzのサブキャリア間隔は、シングルトーン及びマルチトーン送信に使用される。このシグナリングは、より上位のレイヤのプロトコルを使用することによって実現され得るが、そのような実装は、eNBスケジューリングの柔軟性を低下されることになる。
[動的TTIのシグナリング]
従来のLTEシステムでは、送信時間間隔(TTI)内に送信されるトランスポートブロック(TB)というブロックにデータを分割することによって、データは、アップリンク及びダウンリンクの双方において送信される。LTEにおけるTTIは、1ms又は1サブフレームに固定されている。したがって、トランスポートブロックのサイズは、サブフレーム内に送信され得るデータ量によって決定される。大きなトランスポートブロックサイズ(TBS)が送信される必要がある場合、時間リソースは(1msに)固定されているため、より多くの周波数リソースが、物理リソースブロック(PRB)の形式で使用され得る。
図7は、トランスポートブロックがダウンリンクによってUEに送信される従来の構成の図を提供する。図7は、図2に示される図に対応し、したがって、類似の特徴は、同一の参照番号を有し、図2との相違点のみが説明される。図7に示すように、12個のサブキャリア物理リソースブロック(PRB)208内において、割り当てが、トランスポートブロックを送信するために行われる。図7に示すように、物理リソースブロック701は、サブフレームの12個のサブキャリアに対応するサイズを有し、1つのサブフレームにおいて送信されるトランスポートブロックを移送する。したがって、送信時間間隔(TTI)702は、サブフレーム期間に対応する1ミリ秒である。
NB−IoTへの適用を見出し得る、例としての実施形態によれば、狭帯域キャリアに利用可能な周波数リソースは、1つのPRBに限定される。さらに、UEに対する周波数リソース割り当てが、PRBの12個の利用可能なサブキャリアのうちの1つ以上として行われ得る。このようにして、周波数リソース割り当てが、全てのPRBよりも少ない場合、トランスポートブロックサイズ(TBS)は、UEに割り当てられる、利用可能な12個のサブキャリアの数に従って適合されなければならない。したがって、1つより少ないPRBを使用する送信の場合、リソースエレメント(RE)の数は、所望のTBSを搬送するのに十分でないことがある。データパケットを、複数のサブフレーム送信において搬送されるべき複数のより小さいトランスポートブロックにセグメント化することが可能であるが、各送信にオーバヘッドがかかり、したがって、セグメント化は、各トランスポートブロックの送信に関連するオーバヘッドシグナリングに起因して効率低下につながる。したがって、3GPPでは、従来のサイズのトランスポートブロックが、図8及び図9において示される複数のサブフレームにわたって送信され得ることが、提案されている。
図8及び図9に示すように、1つのLTEサブフレームにおいて送信される従来のトランスポートブロックは、n個のサブフレームにわたって送信される。ここで、nは、UEがそのデータを送信するために割り当てられるPRBのサブキャリアの数の関数である。このようにして、トランスポートブロックが複数のBRUにわたって分布され得るように、サブフレーム毎に送信されるデータ量が、基本リソース単位(BRU)として解釈され得る。BRUは、基本周波数リソース(BFR)及び基本時間リソース(BTR)で構成される。図9に示すように、データを送信するためのBTUは、同一のままであり、TTIが、例えば、複数のBTRであり得る。
図8は、データを送信又は受信するためにUEに割り当てられるサブキャリアの数を変化させることの、TTIに対する効果を示す概略ブロック図を提供する。図8に示すように、TTIの長さが、1、3、6、及び12個のキャリア間でどのように変化するかを示す4つの例が提供される。
図9は、異なる数のサブキャリアがTTIをどのように変化させるかを示す概略図を提供する。図9に示すように、図7及び図2に示す無線フレーム200に対応する無線フレーム200が示される。LTEワイヤレスアクセスインタフェースについて図7に示される従来の例によれば、12個のサブキャリア又は物理リソースブロックを割り当てることによって、従来のトランスポートブロックサイズのデータが、図7及び図8に示すように1つのサブフレーム内で送信されることが可能となる。トランスポートブロック901は、12個の割り当てられたサブキャリアについてTTI1の期間を有するように、図9に示される。しかしながら、ダウンリンク上でデータを受信するためにUEに割り当てられるサブキャリアの数が、6個のサブキャリアである場合、比例して、TTIの長さは、変調及び符号化が同一であると仮定して、12個のサブキャリアが割り当てられる例についての長さの2倍に増加しなければならない。したがって、図9に示すように、トランスポートブロック902は、増加したより長いTTI2を使用して2つのBTR910、912にわたって送信される。これに対応して、第3の例に示されるように、UEに割り当てられるサブキャリアの数が3である場合、トランスポートブロック920は、TTI3などのさらに長いTTI長にわたって送信され、それは、4つのBTR930、932、934、936と等価である。
上記の例から理解されるように、基本周波数リソース(BFR)は、単一のサブキャリアである。したがって、トランスポートブロックは、複数のサブキャリアにわたって送信され得る。
BTRを解釈する2つの方法がある。
・基本時間リソース(サブフレームの数の単位における)は、使用されるサブキャリアの数に依存する。例えば、BTR=12/(サブキャリアの数)であり、したがって、1個のサブキャリアが使用される場合、BTR=12サブフレームであり、12個のサブキャリア(即ち、全PRB)が使用される場合、BTR=1サブフレームである。
・BTRは、使用されるサブフレームの数に関わりなく、特定の値に固定される。
トランスポートブロックは、複数のBRUを使用して送信されてもよく、かつBRUは、時間及び周波数において拡張し得るため、これは、TTIが可変であることを示唆した。したがって、使用されるTTI、又は特定のトランスポートブロック送信に使用されるBTRを示す必要がある。
本技術によれば、TTI又はBTRがDCI(グラント)内に暗示的又は明示的に示される構成が提供される。TTI又はBTRのシグナリングは、使用される周波数リソースと同様に、例えば、許可されたアップリンクリソース及び許可されたダウンリンクリソースの双方についてのDCIを使用してシグナリングされる。TTI及び使用されるBTRの数という用語は、同一の原理、即ち、トランスポートブロックがその上で送信されるサブフレームの数(即ち、時間リソース)をいう。以下の段落において、TTIという用語が、それがLTEにおいて使用される既存の用語であることから、使用される。上記の説明から通して理解されるように、例としての実施形態によれば、TTIは、送信又は受信のためにUEに割り当てられる周波数リソースの関数として、動的に可変である。
部分概略ブロック図及び部分メッセージフロー図が、本技術の例としての実施形態を示す図10に示される。図10に示すように、図4に示されるUE及びeNBに対応するUE104及びeNB101が、示される。但し、図10では、UE104は、データバッファ1001を含む。従来の構成によれば、かつ図4に示す第2の例417に示されるように、UE104は、従来、バッファ状態報告1002をeNBに送信し得る。その結果、ある点において、eNB101は、UEのリソースをアップリンク上で割り当てるDCIメッセージ1004を送信して、そのデータバッファ1001内のデータを送信する。一方、本技術によれば、DCIメッセージ1004は、データの送信用情報を提供するフィールド1006を含む。本技術によれば、フィールド1006内の情報は、UE104に、それが使用すべきTTIサイズの標識を提供する。標識は、新たなフィールドであってもよく、又はUEが使用すべき送信パラメータに関連する情報から提供されてもよく、TTIはそこから推察され得る。DCIは、また、UEが使用すべきサブキャリア間隔を識別するために、上述した実施形態について説明されるように使用され得るサブキャリア間隔を示すフィールド1008を含んでもよい。
上記実施形態から理解されるように、TTIは、アップリンク及びダウンリンク送信の双方をカバーするために、ダウンリンクグラント内に示され得る。ダウンリンクグラントでは、サブキャリア間隔を示す必要はない。図10は、アップリンクグラントについて有効である。
図10に示すように、データバッファ1001内のデータは、サイズを有し、かつ、したがって、TTI3が使用されるべきであることを必要とする、例えば3個のサブキャリア上での送信用に構成されるトランスポートブロックによって搬送される。
第2の例において、DCIメッセージ1020は、サブキャリア間隔を識別するフィールド1022を対応して含み、フィールド1024においてデータを送信するための通信パラメータを提供する。上で説明した例について、通信パラメータを提供するフィールド1024は、UEによって使用されるべきTTIを暗示的又は明示的に識別し得る。第2の例1030において、利用可能な物理リソースブロックのサブキャリアのうち12個が、アップリンク上でデータをeNBに送信するために割り当てられているため、TTIは、長さTTI1である。その結果、図10の第2の例において示されるように、割り当てられるサブキャリアの数がより短いTTI1の期間であるように利用可能な最大数に等しいとき、トランスポートブロックは、1つのサブフレームにマッピングされる。
上で示したように、いくつかの実施形態では、TTIの長さを示す新たなフィールドが、DCIに導入される。可能なTTI長は、サブフレームの数に関して絶対的なTTI長、又はこの新たなフィールドにおいてシグナリングされ得る許容されるTTI長を含むルックアップテーブルへのインデックスのいずれかから予め定義され得る。
他の実施形態では、TTI長は、変調及び符号化方式(MCS)から暗示的に決定される。サブキャリアの所与の数及びトランスポートブロックサイズについて、低い符号化率を有するMCSは、より多くのリソース、この場合、より多くの時間リソースを必要とし、したがって、より長いTTIを必要とする。同様に、高い符号化率を有するMCSは、より少ないリソース、したがって、より短いTTIを必要とする。BTRに関して、より多くのBTRが、低い符号化率に対して使用され、高い符号化率についてその逆もまた同様である。実際のTTI長とMCSとの間の関係は、事前指定されてもよく、したがって、UE及びeNBの双方にルックアップテーブル、数式の形式で知られ、又はより上位のレイヤによって構成されてもよい。
他の実施形態では、TTI長は、トランスポートブロックサイズ(TBS)から暗示的に決定される。より大きなTBSは、より多くのリソースを必要とし、したがって、所与の数のサブキャリアについて、それは、より長いTTIを有することになる。同様に、より小さなTBSは、より少ないリソースしか必要とせず、所与の数のサブキャリアについて、より短いTTIを有することとなる。TTI長とTBSとの間の関係は、事前指定されてもよく、したがって、UE及びeNBに予め知られてもよく、ルックアップテーブル、又は数式の形式で表され、又はより上位のレイヤによって構成されてもよい。
別の実施形態では、TTI長は、使用されるサブキャリアの数によって暗示的に決定される。使用されるサブキャリアの数が少ないほど、周波数ドメイン内のリソース不足を補うためにTTIがより長くなる。同様に、使用されるサブキャリアの数が多いほど、周波数ドメイン内においてより多くのリソースが利用可能であるため、TTIは短くなる。
他の実施形態では、「等価PRB」の数PE_PRBが、DCIにおいて示される。現在のLTEシステムにおいて、使用されるPRBの数がシグナリングされ、MCSインデックスと共に、TBSが、TS36.213[4]において開示されるもののようなルックアップテーブルから決定され得ると理解される。しかしながら、NB−IoTでは、単一PRBのみが使用され、したがって、「等価PRB」は、PRBの断片に関して必要とされるリソース量の新たな標識である。PRBにおけるサブキャリアの数が既知(即ち、12×15kHzサブキャリア、又は48×3.75kHzサブキャリア)であるため、サブフレームの数に関するTTIは、使用されるPE_PRBから直接的に計算され得る。したがって、15kHzサブキャリア帯域幅の場合、
Figure 0006939796
ここで、NSubcarrierは、使用される(15kHz)サブキャリアの数である。例えば、DCIは、MCSインデックス及びPE_PRBを示し、それらは、表6に示されるようにTBSを与える。MCSインデックスが7であり、かつ、PE_PRB=4である場合、TBSは、472ビットである。NSubcarrierもまた、DCIにおいてシグナリングされ、6個のサブキャリアに設定されると仮定すると、このトランスポートブロックを搬送するために必要なTTI長(1msサブフレームの数)は、したがって、8サブフレームである。PE_PRBは、整数である必要はなく、即ち、いくつかの新たなTBSエントリが、PRBの断片に対して定義され得ると理解されるべきである。他の適当な用語、例えば、必要な全体リソースが、PE_PRBに使用されてもよい。
Figure 0006939796
表6:MCSインデックス及び等価PRBの数を与えられたTBS(ビット)についてのルックアップテーブル
別の実施形態では、TTI長は、上で定義される異なる変数の組み合わせによって暗示的に決定される。即ち、TTI長は、MCS、TBS及びNSubcarrierによって決定される。即ち、等価PRB、PE_PRBが、DCIにおいて示されない場合、それは、表6のものに類似のルックアップテーブルを使用して、MCS及びTBS(TBSがDCIにおいてシグナリングされると仮定して)から導き出され得る。一度PE_PRBが導き出されると、TTI長は、上記実施形態のうちの1つを用いて得られ得る。
別の実施形態では、特定数のサブキャリアについてのTTI又はBTRは、割り当てられるサブキャリアの数によって割られる、サブキャリアのより大きな数の整数倍数である。例が、図8に示され、そこでは、4つの可能なNSubcarrier={1,2,6,12}の送信が存在する。より小さなNSubcarrierのTTI(又はBTR)は、より大きなNSubcarrierのTTIの整数倍数である。ここで、NSubcarrier=1のとき、TTI=12サブフレームであり、NSubcarrier=2のとき、TTI=6である。ここで、12は、6の整数倍数である。これによって、異なるサブキャリアを使用するUEが、時間内に容易にアラインされることが可能となり、それにより、通信リソースをNB−IoTのUEに割り当てるためのスケジューラの動作が簡易化される。
[添付1]
図2に提示するLTEワイヤレスアクセスインタフェースの簡略化した構造は、また、各サブフレーム201の例示を含み、各サブフレーム201は、制御データ送信用の制御領域205、ユーザデータ送信用のデータ領域206、所定のパターンに従って制御及びデータ領域に点在する参照信号207及び同期信号を含む。制御領域204は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマット指標チャネル(PCFICH)、及び物理HARQ指標チャネル(PHICH)などの、制御データ送信用のいくつかの物理チャネルを含んでもよい。データ領域は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)などの、データ送信用のいくつかの物理チャネルを含んでもよい。これらの物理チャネルは、広範囲の機能性をLTEシステムに提供するが、リソース割り当て及び本開示に関して、PDCCH及びPDSCHが最も関連する。LTEシステムの物理チャネルの構造及び機能に関するさらなる情報については、[1]において見出され得る。
PDSCH内のリソースは、eNodeBによってサービスされているUEに、eNodeBによって割り当てられてもよい。例えば、UEが以前に要求したデータ、又は無線リソース制御(RRC)シグナリングなどのeNodeBによってUEにプッシュされているデータを、UEが受信し得るように、PDSCHのいくつかのリソースブロックが、UEに割り当てられてもよい。図2では、UE1は、データ領域206のリソース208、UE2リソース209及びUEリソース210を割り当てられる。LTEシステムにおけるUEは、PDSCHの利用可能なリソースの断片を割り当てられることがあり、したがって、PDSCH内の関連するデータのみが検出及び推定されるように、UEは、PDCSH内の割り当てリソースの位置を通知される必要がある。割り当てられた通信リソースの位置をUEに通知するために、ダウンリンクのリソース割り当てを指定するリソース制御情報が、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれる形式で、PDCCHにわたって伝達され、PDSCHに対するリソース割り当ては、同一サブフレーム内の先行のPDCCHインスタンスにおいて通信される。リソース割り当て手続きの間、UEは、UE宛のDCI用PDCCHを監視し、そのようなDCIが検出されると、DCIを受信し、PDSCHの関連する部分からデータを検出及び推定する。
各アップリンクサブフレームは、複数の異なるチャネル、例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)305、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)306、及び物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含む。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、例えば、ダウンリンク送信用のeNodeBへのACK/NACK、アップリンクリソースのスケジューリングを希望するUEに対するスケジューリング要求指標(SRI)、及びダウンリンクチャネル状態情報(CSI)のフィードバックなどの、制御情報を搬送してもよい。PUSCHは、UEアップリンクデータ、又は何らかのアップリンク制御データを搬送してもよい。PUSCHのリソースは、PDCCHを介して許可され、そのような許可は、典型的には、UEにおいてバッファ内で送信準備されたデータの量をネットワークに通信することによってトリガされる。PRACHは、システム情報ブロックなどのダウンリンクシグナリングにおいてUEにシグナリングされ得る、複数のPRACHパターンのうちの1つに従って、アップリンクフレームのリソースのうちのいずれかにおいてスケジューリングされてもよい。物理アップリンクチャネルと同様、アップリンクサブフレームもまた、参照信号を含んでもよい。例えば、復調参照信号(DMRS)307及びサウンディング参照信号(SRS)308は、DMRSが、PUSCHが送信されるスロットの第4のシンボルを占有し、PUCCH及びPUSCHのデータの復号に使用され、かつSRSが、eNodeBにおけるアップリンクチャネル推定に使用される、アップリンクサブフレーム内に存在してもよい。LTEシステムの物理チャネルの構造及び機能に関するさらなる情報は、[1]において見出され得る。
PDSCHのリソースに類似の方式で、PUSCHのリソースは、サービングeNodeBによってスケジューリングされ、又は許可される必要があり、よって、データがUEによって送信予定である場合、PUSCHのリソースは、eNodeBによってUEに許可される必要がある。UEにおいて、PUSCHリソース割り当ては、そのサービングeNodeBへの、スケジューリング要求又はバッファ状態報告の送信によって実現される。UEがバッファ状態報告を送信するための十分なアップリンクリソースがないとき、スケジューリング要求は、UEに対する既存のPUSCH割り当てがないときにはPUCCH上でのアップリンク制御情報(UCI)の送信を介して、又はUEに対する既存のPUSCH割り当てがあるときにはPUSCH上の直接送信によって、行われてもよい。スケジューリング要求に応答して、eNodeBは、バッファ状態報告を移送するのに十分なPUSCHリソースの一部を要求するUEに割り当て、次いで、UEに、PDCCHにおいてDCIを介してバッファ状態報告リソース割り当てを通知するように構成される。UEがバッファ状態報告を送信するのに適当なPUSCHを一度有した場合、又は有する場合、バッファ状態報告は、eNodeBに送信され、アップリンクバッファ又はUEにおけるバッファ内のデータ量に関する情報をeNodeBに与える。バッファ状態報告を受信後、eNodeBは、そのバッファされたアップリンクデータのうちのいくつかを送信するために、PUSCHリソースの一部を送信側UEに割り当て、次いで、PDCCHにおいてDCIを介してリソース割り当てをUEに通知し得る。例えば、UEがeNodeBとの接続を有すると仮定すると、UEは、まず、UCIの形態で、PUCCHにおいてPUSCHリソース要求を送信することとなる。次いで、UEは、適当なDCI用のPDCCHをモニタリングし、PUSCHリソース割り当ての詳細を抽出し、アップリンクデータを送信することとなる。割り当てられたリソース内には、初めにバッファ状態報告を含み、及び/又は、後にバッファされたデータの一部を含む。
構造においてはダウンリンクサブフレームに類似しているが、アップリンクサブフレームは、ダウンリンクサブフレームに対して異なる制御構造を有する。特に、アップリンクサブフレームの上位309及び下位310のサブキャリア/周波数/リソースブロックは、ダウンリンクサブフレームの最初のシンボルではなく、制御シグナリングのために予約される。さらに、ダウンリンク及びアップリンクのためのリソース割り当て手続きは、比較的類似しているが、割り当てられ得るリソースの実際の構造は、ダウンリンク及びアップリンクそれぞれで使用される、OFDM及びSC−FDMインタフェースの異なる特性によって変化してもよい。OFDMでは、各サブキャリアは個別に変調され、したがって、周波数/サブキャリアの割り当てが連続している必要はないが、SC−FDMでは、サブキャリアは組み合わされて変調され、したがって、利用可能なリソースの効率的な使用が行われるべきである場合、各UEに対し連続した周波数割り当てが好ましい。
上述のワイヤレスインタフェースの構造及び動作の結果として、1つ以上のUEが、協調eNodeBを介して互いにデータを通信してもよく、したがって従来のセルラ通信システムを形成する。以前にリリースされたLTE標準に基づくものなどのセルラ通信システムは、商業的に成功しているが、多くの欠点がこのような集中型システムに関連している。例えば、極めて近くにある2つのUEが互いに通信したい場合、データを伝達するために十分なアップリンク及びダウンリンクリソースが必要とされる。その結果、システムのリソースの2つの部分が、データの単一部分を伝達するために使用される。第2の欠点は、UEが互いに通信したい場合に、極めて近くにある場合であっても、eNodeBが必要とされることである。システムが高負荷を経験しているとき、又は、例えばeNodeBが遠隔地にある、若しくはeNodeBが正しく機能していないときなど、eNodeBのカバレッジが利用できないときに、これらの制限が問題となる可能性がある。これらの制限を克服することは、LTEネットワークのキャパシティ及び効率性の両方を向上させるだけでなく、LTEネットワーク事業者のための新たな収益の可能性の創出につながり得る。
[参考]
[1]LTE for UMTS: OFDM A and SC-FDM A Based Radio Access, Harris Holma and Antti Toskala, Wiley 2009, ISBN 978-0-470-99401-6.
[2]RP-151621, "New Work Item: NarrowBand IOT NB-IOT," Qualcomm, RAN#69
[3]Rl-157783, "Way Forward on NB-IoT," CMCC, Vodafone, Ericsson, Huawei, HiSilicon, Deutsche Telekom, Mediatek, Qualcomm, Nokia Networks, Samsung, Intel, Neul, CATR, AT&T, NTT DOCOMO, ZTE, Telecom Italia, IITH, CEWiT, Reliance-Jio, CATT, u-blox, China Unicom, LG Electronics, Panasonic, Alcatel-Lucent, Alcatel-Lucent Shanghai Bell, China Telecom, RAN1#83
[4]3GPP TS36.213
以下の番号の条項は、本技術の実施形態のさらなる例としての態様及び特徴を提供する。
条項1:モバイル通信ネットワークのインフラ機器へ信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される通信デバイスであって、前記通信デバイスが、
ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機と、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器に信号を送信するように構成される送信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して前記インフラ機器にデータを送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記ダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を前記アップリンク上で送信するための、又は前記データを表す前記信号を前記ダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
前記インフラ機器が、前記通信デバイスが前記インフラ機器にデータを送信するための前記アップリンク上で、又は前記通信デバイスが前記インフラ機器からデータを受信するための前記ダウンリンク上で、前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で標識を受信するように構成され、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定する、通信デバイス。
条項2:前記受信機が、複数の利用可能なサブキャリアのうちのどのサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが前記データを前記インフラ機器に送信するために、若しくは前記データを前記インフラ機器から受信するために使用すべきか、又は、どの複数の利用可能なサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが前記データを送信若しくは受信するために使用すべきかの標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して、前記インフラ機器から受信するように構成される、条項1に記載の通信デバイス。
条項3:前記受信機が、前記サブキャリア間隔の前記標識を、使用するサブキャリア又は複数のサブキャリアの標識とともに、前記サブキャリア間隔を示すフィールド、及び使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアを示すフィールドを含むダウンリンク制御メッセージにおいて受信するように構成され、
前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのうちのどれを使用するかを示す前記フィールドを、前記サブキャリア間隔を示す前記フィールドが、単一サブキャリアとしてのみ使用され得るサブキャリア間隔を示すか、あるいは単一又は複数サブキャリアとして使用され得るサブキャリア間隔を示すかに依存して、異なるように解釈するように構成される、条項2に記載の通信デバイス。
条項4:前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドが、前記インフラ機器と前記通信デバイスとの間で予め定められ、テーブルとして表され得る、条項3に記載の通信デバイス。
条項5:前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドの前記予め定められた解釈が、前記インフラ機器からブロードキャストシステム情報の一部として受信される、条項4に記載の通信デバイス。
条項6:前記ダウンリンク制御メッセージが、前記データ送信時に前記通信デバイスによって、使用されるべき変調方式、使用されるべき符号化方式、及び使用されるべきトランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の標識を含み、
前記コントローラが、使用する前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して異なるように解釈するように構成される、条項3に記載の通信デバイス。
条項7:示される前記サブキャリア間隔に依存した、前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識の異なる前記解釈が、前記インフラ機器からブロードキャストシステム情報の一部として受信される、条項6に記載の通信デバイス。
条項8:前記コントローラが、
前記インフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して受信される信号強度を測定し、
測定結果の報告を前記インフラ機器に送信し、前記インフラ機器が、受信された前記測定結果の報告に基づいて前記通信デバイスについての前記サブキャリア間隔を選択するように、前記送信機及び前記受信機とともに構成される、条項1に記載の通信デバイス。
条項9:前記ダウンリンク制御メッセージが、ランダムアクセス手順の一部として送信される、条項3に記載の通信デバイス。
条項10:前記複数の異なる前記サブキャリア間隔が、3.75kHz及び15kHzの2つのサブキャリア間隔を含み、前記3.75kHzのサブキャリア間隔の前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア上で、前記データを表す前記信号を送信、又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示し、前記15kHzのサブキャリアの前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア又は複数サブキャリア上で、前記データを表す前記信号を送信、又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示す、条項1に記載の通信デバイス。
条項11:モバイル通信ネットワークのインフラ機器へ信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される通信デバイスであって、前記通信デバイスが、
ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機と、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器に信号を送信するように構成される送信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して前記インフラ機器にデータを送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記ダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を前記アップリンク上で送信するための、又は前記データを表す前記信号を前記ダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
前記通信デバイスによって要求されるサブキャリア間隔を表すプリアンブルの予め定められたセット、及び単一サブキャリア又は複数サブキャリアに対する要求のうちの1つを選択し、
ランダムアクセス手順の一部として、要求される前記キャリア間隔を表す前記プリアンブルを前記インフラ機器に送信し、
前記アップリンク上で前記データを送信するための前記送信機、又は前記ダウンリンク上で前記データを受信するための前記受信機のうちの1つを、要求される前記サブキャリア間隔に従って構成するように構成される、通信デバイス。
条項12:前記コントローラが、要求される前記サブキャリア間隔に依存して、要求される前記サブキャリア間隔を表す前記プリアンブルの予め定められたセット、及び単一サブキャリア又は複数サブキャリアに対する要求のうちの1つを選択するように構成される、条項11に記載の通信デバイス。
条項13:前記コントローラが、
前記アップリンク又は前記ダウンリンクの通信リソースを割り当てるダウンリンク制御メッセージを受信するように、前記送信機及び前記受信機とともに構成され、
前記ダウンリンク制御メッセージが、前記アップリンク又は前記ダウンリンク上において前記インフラ機器によって割り当てられる周波数リソースを示すフィールドを含み、前記コントローラが、前記インフラ機器によって割り当てられる前記周波数リソースを示す前記フィールドを、前記通信デバイスによって要求される前記サブキャリア間隔に従って、異なるように解釈するように構成される、条項11に記載の通信デバイス。
条項14:前記コントローラが、
前記インフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して受信される信号強度を測定し、
要求される前記サブキャリア間隔を、前記インフラ機器から受信される前記信号強度に基づいて識別するように、前記送信機及び前記受信機とともに構成される、条項11に記載の通信デバイス。
条項15:前記複数の異なる前記サブキャリア間隔が、3.75kHz及び15kHzの2つのサブキャリア間隔を含み、前記3.75kHzのサブキャリア間隔の前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア上で、前記データを表す前記信号を送信又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示し、前記15kHzのサブキャリアの前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア又は複数サブキャリア上で、前記データを表す前記信号を送信、又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示す、条項11に記載の通信デバイス。
条項16:モバイル通信ネットワークを介して通信デバイスに、又は通信デバイスからデータを通信する方法であって、前記方法が、
データを表す信号を、前記通信デバイスからモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器に、前記インフラ機器によって提供されるワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して送信すること、又は、
データを表す信号を、前記通信デバイスにおいてインフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して受信すること、を含み、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を前記アップリンク上で送信するための、又は前記データを表す前記信号を前記ダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記送信すること、又は前記受信することは、
前記インフラ機器が、前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で、ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、
前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を受信することを含み、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定する、方法。
条項17:モバイル通信ネットワークを介して通信デバイスに、又は通信デバイスからデータを通信する方法であって、前記方法が、
データを表す信号を、前記通信デバイスからモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器に、前記インフラ機器によって提供されるワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して送信すること、又は、
データを表す信号を、前記通信デバイスにおいてインフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して受信すること、を含み、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を前記アップリンク上で送信するための、又は前記データを表す前記信号を前記ダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記送信すること、又は前記受信することが、
前記通信デバイスによって要求されるサブキャリア間隔を表すプリアンブルの予め定められたセットのうちの1つを選択することと、
ランダムアクセス手順の一部として、要求される前記キャリア間隔を表す前記プリアンブルを前記インフラ機器に送信することと、
要求される前記サブキャリア間隔に従って、前記アップリンク上で前記データを送信すること、又は前記ダウンリンク上で前記データを受信することと、を含む、方法。
条項18:通信デバイスへ信号を送信し、又は通信デバイスから信号を受信するためのモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器が、
前記通信デバイスのうちの1つ以上に、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って信号を送信するように構成される送信機と、
前記通信デバイスのうちの1つ以上によって送信される信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信するように構成される受信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してデータを前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して前記1つ以上の通信デバイスからデータを受信するように構成されるコントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号をアップリンク上で前記1つ以上の通信デバイスから受信するための、又は前記データを表す信号をダウンリンク上で前記1つ以上の通信デバイスに送信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記通信デバイスのうちの1つに提供するための要件を識別し、
前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを選択し、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用するべきか、あるいは複数サブキャリアを使用するべきかを決定し、
前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信し、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを識別するように構成される、インフラ機器。
条項19:前記コントローラが、複数の利用可能なサブキャリアのうちのどの前記サブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが信号を送信するため、若しくは前記データを表す信号を受信するために使用すべきか、又は、どの複数の利用可能なサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが信号を送信するため、若しくは前記データを表す信号を受信するために使用すべきかの標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して、前記通信デバイスに送信するように、前記送信機とともに構成される、条項18に記載のインフラ機器。
条項20:前記コントローラが、使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアの前記標識とともに前記サブキャリア間隔の前記標識を、前記サブキャリア間隔を示すフィールド及び使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアを示すフィールドを含むダウンリンク制御メッセージ内において、前記通信デバイスに送信するように、前記送信機とともに構成され、
前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを示す前記フィールドを、前記サブキャリア間隔を示す前記フィールドが、単一サブキャリアとしてのみ使用され得るサブキャリア間隔を示すか、あるいは単一サブキャリア又は複数サブキャリアとして使用され得るサブキャリア間隔を示すかに依存して、異なるように選択するように構成される、条項19に記載のインフラ機器。
条項21:前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドが、前記インフラ機器と前記通信デバイスとの間で予め定められ、テーブルとして表され得る、条項20に記載のインフラ機器。
条項22:前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリアの関数として示す前記フィールドの前記解釈を、ブロードキャストシステム情報の一部として送信するように、前記送信機とともに構成される、条項20に記載のインフラ機器。
条項23:前記ダウンリンク制御メッセージが、前記データ送信時に前記通信デバイスによって、使用されるべき変調方式、使用されるべき符号化方式、及び使用されるべきトランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の標識を含み、前記コントローラが、使用する前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して異なるように設定するように構成される、条項18に記載のインフラ機器。
条項24:前記送信機と組み合わせた前記コントローラが、示される前記サブキャリア間隔に依存した、前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識の前記異なる解釈を、ブロードキャストシステム情報の一部として送信するように構成される、条項23に記載のインフラ機器。
条項25:前記コントローラが、
前記通信デバイスから測定結果報告を受信し、前記測定結果報告が、前記通信デバイスによって前記インフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して受信される信号強度の標識を提供し、
前記通信デバイスについての前記サブキャリア間隔を、受信される前記測定結果報告に基づいて選択するように、前記送信機及び前記受信機とともに構成される、条項13に記載のインフラ機器。
条項26:前記ダウンリンク制御メッセージが、ランダムアクセス手順の一部として送信されるリソース割り当てメッセージである、条項18に記載のインフラ機器。
条項27:前記複数の異なる前記サブキャリア間隔が、3.75kHz及び15kHzの2つのサブキャリア間隔を含み、前記3.75kHzのサブキャリア間隔の前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア上で、前記信号を送信し又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示し、前記15kHzのサブキャリアの前記標識は、前記通信デバイスが、単一サブキャリア又は複数サブキャリア上で、前記データを表す前記信号を送信し、又は前記データを表す前記信号を受信すべきであることを示す、条項18に記載のインフラ機器。
条項28:通信デバイスへ信号を送信し、又は通信デバイスから信号を受信するためのモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器が、
前記通信デバイスのうちの1つ以上に、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って信号を送信するように構成される送信機と、
前記通信デバイスのうちの1つ以上によって送信される信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信するように構成される受信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してデータを前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して前記1つ以上の通信デバイスからデータを受信するように構成される、コントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号をアップリンク上で前記1つ以上の通信デバイスから受信するための、又は前記データを表す信号をダウンリンク上で前記1つ以上の通信デバイスに送信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
前記アップリンク又は前記ダウンリンク上の前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを要求するランダムアクセス手順の一部として、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを使用して、プリアンブルを前記通信デバイスのうちの1つから受信し、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定し、
要求される前記キャリア間隔に従って、前記ダウンリンク上で信号を送信し、又は前記アップリンク上で信号を受信するように構成される、インフラ機器。
条項29:モバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器から通信デバイスへデータを送信し、又は前記インフラ機器において通信デバイスからデータを受信する方法であって、前記方法が、
前記データを表す信号を、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で前記通信デバイスに送信すること、又は、
前記通信デバイスによって送信される前記データを表す信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信すること、を含み、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す前記信号を前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で、前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信するための、又は、前記データを表す前記信号を前記1つ以上の通信デバイスからアップリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記送信すること、又は前記受信することが、
前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを選択し、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用するべきか、あるいは複数サブキャリアを使用するべきかを決定することと、
前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信し、又は前記データを表す前記信号を受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信することと、を含み、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを識別する、方法。
条項30:モバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器から通信デバイスへデータを送信し、又は前記インフラ機器において通信デバイスからデータを受信する方法であって、前記方法が、
前記データを表す信号を、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で前記通信デバイスに送信すること、又は、
前記通信デバイスによって送信される前記データを表す信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信すること、を含み、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す前記信号を前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で、前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信するための、又は、前記データを表す前記信号を前記1つ以上の通信デバイスからアップリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記送信すること、又は前記受信することが、
前記アップリンク又は前記ダウンリンク上の前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを要求するランダムアクセス手順の一部として、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを使用して、プリアンブルを前記通信デバイスのうちの1つから受信することであって、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定することと、
要求される前記キャリア間隔に従って、前記ダウンリンク上で信号を送信し、又は前記アップリンク上で信号を受信することと、を含む、方法。
条項31:モバイル通信ネットワークのインフラ機器へ信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信する通信デバイスのための回路であって、前記回路が、
ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機回路と、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器に信号を送信するように構成される送信機回路と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して前記インフラ機器にデータを送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記ダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラ回路と、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を送信するための複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記コントローラ回路が、前記送信機回路及び前記受信機回路と組み合わせて、
前記インフラ機器が、前記通信デバイスが前記インフラ機器にデータを送信するための前記アップリンク上で、又は前記通信デバイスが前記インフラ機器からデータを受信するための前記ダウンリンク上で、前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で標識を受信するように構成され、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定する、回路。
条項32:通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器のための回路であって、前記回路が、
前記通信デバイスのうちの1つ以上に、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って信号を送信するように構成される送信機回路と、
前記通信デバイスのうちの1つ以上によって送信される信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信するように構成される受信機回路と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してデータを前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して前記1つ以上の通信デバイスからデータを受信するように構成される、コントローラ回路と、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号をアップリンク上で前記1つ以上の通信デバイスから受信するための、又は前記データを表す信号をダウンリンク上で前記1つ以上の通信デバイスに送信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記コントローラ回路が、前記送信機回路及び前記受信機回路と組み合わせて、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記通信デバイスのうちの1つに提供するための要件を識別し、
前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを選択し、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用するべきか、あるいは複数サブキャリアを使用するべきかを決定し、
前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信するように構成され、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを識別する、回路。
条項33:条項18に記載のインフラ機器を含む、ワイヤレス通信ネットワーク。
条項34:モバイル通信ネットワークのインフラ機器へ信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される通信デバイスであって、前記通信デバイスが、
ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機と、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器に信号を送信するように構成される送信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して前記インフラ機器にデータを送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記ダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記アップリンク及び前記ダウンリンク上での前記通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを含み、前記通信リソースが、そのうちの1つ以上が前記通信デバイスに割り当てられ得る所定の数のサブキャリアの周波数リソースと、前記ワイヤレスアクセスインタフェースが所定の時間単位に分割される時間リソースとを含み、前記コントローラが、送信機及び受信機と組み合わせて、
前記インフラ機器が、前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、前記データを受信又は送信するための前記通信デバイスに割り当てられる前記サブキャリアのうちの1つ以上の前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を受信するように構成され、送信時間間隔が、その中において前記データのトランスポートブロックが送信又は受信されるべき、前記時間単位の数を表し、前記送信時間間隔が、前記時間単位の数につれて変化し得る、通信デバイス。
条項35:前記受信機が、割り当てられる前記送信時間間隔を示すフィールドを含むダウンリンク制御メッセージにおいて、前記データを受信又は送信するための前記通信デバイスに割り当てられる前記サブキャリアのうちの前記1つ以上の前記標識と、前記送信時間間隔とを、受信するように構成される、条項34に記載の通信デバイス。
条項36:前記ダウンリンク制御メッセージが、使用されるべき変調方式、使用されるべき符号化方式、及び使用されるべきトランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の標識を含み、前記コントローラが、前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識を、前記送信時間間隔を決定するために割り当てられる1つ以上のサブキャリアの前記数で、解釈するように構成される、条項26に記載の通信デバイス。
条項37:前記ダウンリンク制御メッセージが、使用されるべき変調及び符号化方式のインデックス及び等価な物理リソースブロック数の標識を含み、前記コントローラが、前記変調及び符号化方式、並びに前記等価な物理リソースブロック数の前記標識を解釈してトランスポートブロックサイズを決定し、割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記数と組み合わせて、前記送信時間間隔を決定するように構成される、条項36に記載の通信デバイス。
条項38:前記送信時間間隔が、前記時間単位の整数倍数であり、かつ、割り当てられる前記サブキャリアの数によって割られる、前記インフラ機器によって割り当てられ得る前記1つ以上のサブキャリアの前記数である、条項35に記載の通信デバイス。
条項39:前記送信時間間隔が、送信又は受信のために前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記数の関数として変化する、条項35に記載の通信デバイス。
条項40:前記ダウンリンク制御メッセージが、リソース割り当てメッセージ又はランダムアクセス応答メッセージの一部を形成する、条項34に記載の通信デバイス。
条項41:モバイル通信ネットワークを介して通信デバイスに、又は通信デバイスからデータを通信する方法であって、前記方法が、
データを表す信号を、前記通信デバイスからモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器に、前記インフラ機器によって提供されるワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して送信すること、又は、
データを表す信号を、前記通信デバイスにおいてインフラ機器から前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して受信すること、を含み、前記送信すること、又は前記受信することが、
前記インフラ機器が、前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で、ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、前記データを送信又は受信するために前記通信デバイスに割り当てられる前記サブキャリアのうちの1つ以上の前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を受信することを含み、
送信時間間隔が、その中において前記データのトランスポートブロックが送信又は受信されるべき前記時間単位の数を表し、前記送信時間間隔が、前記時間単位の数につれて変化する、方法。
条項42:前記送信時間間隔が前記時間単位の数につれて変化することが、前記送信時間間隔を、送信又は受信のために前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記数の関数として変化させることを含む、条項41に記載の方法。
条項43:通信デバイスへ信号を送信し、又は通信デバイスから信号を受信するためのモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器が、
前記通信デバイスのうちの1つ以上に、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って信号を送信するように構成される送信機と、
前記通信デバイスのうちの1つ以上によって送信される信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信するように構成される受信機と、
前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して、データを前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信し、又はデータを前記1つ以上の通信デバイスから受信するように構成される、コントローラと、を備え、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記アップリンク及び前記ダウンリンク上での前記通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを含み、前記通信リソースが、そのうちの1つ以上が前記通信デバイスに割り当てられ得る所定の数のサブキャリアの周波数リソースと、前記ワイヤレスアクセスインタフェースが所定の時間単位に分割される時間リソースとを含み、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記通信デバイスのうちの1つに提供するための要件を識別し、
前記通信デバイスに割り当てられるべき前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記サブキャリアの数を決定し、
データを前記通信デバイスに送信し、又はデータを前記通信デバイスから受信するための送信時間間隔を、前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記数の関数として決定し、
前記データを受信又は送信するために前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信するように構成され、前記送信時間間隔が、その中において前記データのトランスポートブロックが送信又は受信されるべき前記時間単位の数を表し、前記送信時間間隔が、前記時間単位の数につれて変化する、インフラ機器。
条項44:モバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器から通信デバイスへデータを送信し、又は前記インフラ機器において通信デバイスからデータを受信する方法であって、前記方法が、
前記データを表す信号を、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で前記通信デバイスに送信すること、又は、
前記通信デバイスによって送信される前記データを表す信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信すること、を含み、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記アップリンク及び前記ダウンリンク上での前記通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを含み、前記通信リソースが、そのうちの1つ以上が前記通信デバイスに割り当てられ得る所定の数のサブキャリアの周波数リソースと、前記ワイヤレスアクセスインタフェースが所定の時間単位に分割される時間リソースとを含み、前記データを表す前記信号を前記送信すること、又は受信することが、
前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記通信デバイスのうちの1つに提供するための要件を識別することと、
前記通信デバイスに割り当てられるべき前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記サブキャリアの数を決定することと、
データを前記通信デバイスに送信し、又はデータを前記通信デバイスから受信するための送信時間間隔を、前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記数の関数として決定することと、
前記データを受信又は送信するために前記通信デバイスに割り当てられる前記1つ以上のサブキャリアの前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信することと、を含み、前記送信時間間隔が、その中において前記データのトランスポートブロックが送信又は受信されるべき前記時間単位の数を表し、前記送信時間間隔が、前記時間単位の数につれて変化する、方法。



Claims (12)

  1. モバイル通信ネットワークのインフラ機器へ信号を送信し、及び/又はインフラ機器から信号を受信するように構成される通信デバイスであって、前記通信デバイスが、
    ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器により送信される信号を受信するように構成される受信機と、
    前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って前記インフラ機器に信号を送信するように構成される送信機と、
    前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介して前記インフラ機器にデータを送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースの前記ダウンリンク上でデータを受信するように構成されるコントローラと、
    を備え、
    前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号を前記アップリンク上で送信するための、又は前記データを表す前記信号を前記ダウンリンク上で受信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供することができ、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
    前記インフラ機器が、前記通信デバイスが前記インフラ機器にデータを送信するための前記アップリンク上で、又は前記通信デバイスが前記インフラ機器からデータを受信するための前記ダウンリンク上で、前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを提供するための要件を識別するときに、前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上で標識を受信するように構成され、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを決定し、
    前記受信機が、複数の利用可能なサブキャリアのうちのどのサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが前記データを前記インフラ機器に送信するために、若しくは前記データを前記インフラ機器から受信するために使用すべきか、又は、どの複数の利用可能なサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが前記データを送信若しくは受信するために使用すべきかの標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して、前記インフラ機器から受信するように構成され、
    前記受信機が、前記サブキャリア間隔の前記標識を、使用するサブキャリア又は複数のサブキャリアの標識とともに、前記サブキャリア間隔を示すフィールド、及び使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアを示すフィールドを含むダウンリンク制御メッセージにおいて受信するように構成され、
    前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのうちのどれを使用するかを示す前記フィールドを、前記サブキャリア間隔を示す前記フィールドが、単一サブキャリアとしてのみ使用され得るサブキャリア間隔を示すか、あるいは単一又は複数サブキャリアとして使用され得るサブキャリア間隔を示すかに依存して、異なるように解釈するように構成される通信デバイス。
  2. 前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドが、前記インフラ機器と前記通信デバイスとの間で予め定められ、テーブルとして表され得る、請求項に記載の通信デバイス。
  3. 前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドの前記予め定められた解釈が、前記インフラ機器からブロードキャストシステム情報の一部として受信される、請求項に記載の通信デバイス。
  4. 前記ダウンリンク制御メッセージが、前記データ送信時に前記通信デバイスによって、使用されるべき変調方式、使用されるべき符号化方式、及び使用されるべきトランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の標識を含み、
    前記コントローラが、使用する前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して異なるように解釈するように構成される、請求項に記載の通信デバイス。
  5. 示される前記サブキャリア間隔に依存した、前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識の異なる前記解釈が、前記インフラ機器からブロードキャストシステム情報の一部として受信される、請求項4に記載の通信デバイス。
  6. 前記ダウンリンク制御メッセージが、ランダムアクセス手順の一部として送信される、請求項に記載の通信デバイス。
  7. 通信デバイスへ信号を送信し、又は通信デバイスから信号を受信するためのモバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器が、
    前記通信デバイスのうちの1つ以上に、前記インフラ機器によって形成されるワイヤレスアクセスインタフェースに従って信号を送信するように構成される送信機と、
    前記通信デバイスのうちの1つ以上によって送信される信号を、前記ワイヤレスアクセスインタフェースに従って受信するように構成される受信機と、
    前記送信機及び前記受信機を制御して、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクを介してデータを前記通信デバイスのうちの1つ以上に送信し、又は前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクを介して前記1つ以上の通信デバイスからデータを受信するように構成されるコントローラと、を備え、
    前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記データを表す信号をアップリンク上で前記1つ以上の通信デバイスから受信するための、又は前記データを表す信号をダウンリンク上で前記1つ以上の通信デバイスに送信するための、複数の異なるサブキャリア間隔を提供され、前記コントローラが、前記送信機及び前記受信機と組み合わせて、
    前記ワイヤレスアクセスインタフェースの通信リソースを前記アップリンク又は前記ダウンリンク上で前記通信デバイスのうちの1つに提供するための要件を識別し、
    前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つを選択し、選択される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用するべきか、あるいは複数サブキャリアを使用するべきかを決定し、
    前記通信デバイスが前記データを表す前記信号を送信又は受信するために使用するべき、前記複数の異なるサブキャリア間隔のうちの1つの、前記ワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク上の標識を送信し、示される前記サブキャリア間隔もまた、前記通信デバイスが単一サブキャリアを使用すべきか、あるいは複数サブキャリアを使用すべきかを識別するように構成され
    前記コントローラが、複数の利用可能なサブキャリアのうちのどの前記サブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが信号を送信するため、若しくは前記データを表す信号を受信するために使用すべきか、又は、どの複数の利用可能なサブキャリアを、示される前記サブキャリア間隔で、前記通信デバイスが信号を送信するため、若しくは前記データを表す信号を受信するために使用すべきかの標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して、前記通信デバイスに送信するように、前記送信機とともに構成され、
    前記コントローラが、使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアの前記標識とともに前記サブキャリア間隔の前記標識を、前記サブキャリア間隔を示すフィールド及び使用する前記サブキャリア又は複数のサブキャリアを示すフィールドを含むダウンリンク制御メッセージ内において、前記通信デバイスに送信するように、前記送信機とともに構成され、
    前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを示す前記フィールドを、前記サブキャリア間隔を示す前記フィールドが、単一サブキャリアとしてのみ使用され得るサブキャリア間隔を示すか、あるいは単一サブキャリア又は複数サブキャリアとして使用され得るサブキャリア間隔を示すかに依存して、異なるように選択するように構成される、インフラ機器。
  8. 前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリア間隔の関数として示す前記フィールドが、前記インフラ機器と前記通信デバイスとの間で予め定められ、テーブルとして表され得る、請求項に記載のインフラ機器。
  9. 前記コントローラが、前記サブキャリア又は複数のサブキャリアのどれを使用するかを前記サブキャリアの関数として示す前記フィールドの解釈を、ブロードキャストシステム情報の一部として送信するように、前記送信機とともに構成される、請求項に記載のインフラ機器。
  10. 前記ダウンリンク制御メッセージが、前記データ送信時に前記通信デバイスによって、使用されるべき変調方式、使用されるべき符号化方式、及び使用されるべきトランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の標識を含み、前記コントローラが、使用する前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識を、示される前記サブキャリア間隔に依存して異なるように設定するように構成される、請求項に記載のインフラ機器。
  11. 前記送信機と組み合わせた前記コントローラが、示される前記サブキャリア間隔に依存した、前記変調方式、前記符号化方式、及び前記トランスポートブロックサイズのうちの1つ以上の前記標識の前記異なる解釈を、ブロードキャストシステム情報の一部として送信するように構成される、請求項10に記載のインフラ機器。
  12. 前記ダウンリンク制御メッセージが、ランダムアクセス手順の一部として送信されるリ
    ソース割り当てメッセージである、請求項に記載のインフラ機器。
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