JP6939236B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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用紙上への印字タイミングを生成しながら用紙を搬送する用紙搬送部と、
画像の形成を分担する複数の画像形成体を備え、搬送されてきた用紙上に、前記用紙搬送に基づいて生成された印字タイミングに応じた位置に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で形成された画像を前記印字タイミングとは異なる予め定められた時間間隔で読み取る画像読取部と、
前記複数の画像形成体のうちの第1の画像形成体に、用紙搬送方向に互いに離れ互いの間の用紙上の距離が既知の少なくとも2つの第1の目印を形成させるとともに、前記複数の画像形成体のうちの第2の画像形成体に、用紙搬送方向について該2つの第1の目印どうしの間に位置する第2の目印であって、該第2の目印の目標形成位置と各第1の目印との間の用紙上の距離が既知の少なくとも1つの第2の目印を形成させて、前記画像読取部に該第1の目印および該第2の目印を読み取らせることにより目印データを取得する目印データ取得部と、
前記目印データに基づいて、隣接する前記第1の目印各々の読取時刻どうしの時間間隔を用紙上の距離に対応づけたときの前記第2の目印の読取時刻を用紙上の実形成位置に換算して、該実形成位置の、前記目標形成位置からのずれ量を算出するずれ量算出部とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
前記目印データ取得部が、前記第1の目印と前記第2の目印を用紙上に交互に形成させて前記画像読取部に該第1の目印および該第2の目印を読み取らせることにより目印データを取得し、
前記ずれ量算出部が、前記第2の目印の実形成位置の、前記目標形成位置からのずれ量を繰り返し算出して該ずれ量の平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
前記用紙搬送に基づいて、予め定められた用紙搬送長ごとに前記印字タイミングを生成し、
前記画像形成部が、前記印字タイミングごとに印字を繰り返すことで、用紙搬送速度変動に起因する画像の乱れが補正された画像を形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
500mm/sec×200μsec=0.1mm ・・・(1)
の間隔で画像読取りが行われる。ただし、この0.1mmは、用紙搬送速度変動をゼロとした場合の値であり、実際には用紙搬送速度変動が存在するため、用紙上の読取間隔は、この0.1mmを中心にして変動することになる。
32×(25.4mm/600dpi)=1.355mm ・・・(2)
となる。
500×0.03×sin(360×n/80) ・・(3)
となる。ここで、nは、1mm単位の用紙移動距離(0〜80mm)である。
(第1例)
隣接する2つのライン211aどうしの間隔(ここでは、この間隔を「第1の間隔」と称する)を算出する。この第1の間隔は64ドットであって、用紙搬送速度変動をゼロとした場合の、1.355mm×2=2.710mmに相当するが、ここで算出される第1の間隔(ライン212を挟んで隣り合う2本のライン211a各々の読取り時刻どうしの差分に用紙搬送速度500mm/secを掛けた値)は、計算に使用しているライン211a,212aを読み取った時点におけるずれ量(図2参照)に応じて、2.710mmとは限らず、それよりも長い間隔、あるいはそれよりも短い間隔となることがある。例えば、用紙Pが図2に示す距離d1まで搬送された時点における読取りと、用紙Pが距離d2まで搬送された時点における読取りと、用紙Pが距離d3まで搬送された時点における読取りとでは、ずれ量がそれぞれ異なっており、したがってライン211aどうしの間隔(第1の間隔)もそれぞれ異なることとなる。また、ここでは、計算に用いたライン211aの読取りが用紙搬送速度変動のどの位置(図2に示すずれ量の1周期の中のどの位置)に対応するかは不明である。
1.350+(2.710−2.714)×1.355/2.710=1.348mm ・・・(4)
となる。
1.355−1.348=0.007mm ・・(5)
だけ、用紙搬送方向にずれていることになる。ここで、(5)式の計算結果がマイナス(−)であったときは、用紙搬送方向下流側にずれていることを意味している。一方、この計算結果が、(4)式の通りのプラス(+)の場合は、用紙搬送方向上流側にずれていることになる。
(第2例).
上記の第1例における計算を、計算に用いるライン211a,212aを1本ずつずらしながら、あるいはランダムにずらしながら複数回算出し、それにより得られた複数の、換算後の第2の間隔どうしの平均値を算出する。ここでは、説明のため、上記の検出を3回だけ行なったとして、それら3回の検出で得られた3つの、換算後の第2の間隔が、1.338mm,1.340mm,1.339mmだったとすると、それらの平均は、
(1.338+1.340+1.339)/3=1.339mm
となり、モジュール122が、モジュール121に対し、
1.355−1.339=0.016mm ・・・(6)
だけ、用紙搬送方向にずれていることになる。
(第3例)
ILS41によるライン211a,212aの読取りの後、それらのライン211a,212aのうちのライン211aの情報のみ(あるいはライン212aの情報のみ)を用いて、ライン211aどうし(あるいはライン212aどうし)の間隔を多数回検出する。すると、この検出により、図2に示すような、用紙搬送速度変動の1周期の長さやその1周期の中のずれ量の変化を知ることができる。そこで、ここでは、この様にして検出した1周期分あるいは複数周期分について、計算に用いるライン211a,212aを1本ずつずらしながら第1の間隔および第2の間隔を検出し、それにより得られた換算後の第2の間隔どうしの平均値を算出する。このように、平均化を行なう長さを1周期分あるいは複数周期分とすることによって、モジュールの位置ずれがさらに高精度に算出される。
(第4例)
第3例と同様にして、図2に示すような、ずれ量の変化を検出する。そしてそのずれ量がゼロとなる点を捉えて、そのゼロの点に最も近いライン121aとライン122aとの間の間隔(第2の間隔)を算出する。この場合、ずれ量がゼロの点を捉えているため、その点における隣接する2本のライン121aどうしの間隔(第1の間隔)は、用紙搬送速度変動の影響のない2.710mmであり、算出した第2のの間隔と、2.710mmのちょうど半分の1.355mmとの差分が、そのまま、モジュールの位置ずれ量となる。
11,11A,11B,11C 搬送ローラ
12 エンコーダ
20 画像形成部
21 印字ヘッド
211,212,213,214 モジュール
211a,212a,212b,213a,213b,214a,210A,210B ライン
30 乾燥器
40 画像読取部
41I LS(In Line Sensor)
50 演算・制御部
100 プリンタ
Claims (7)
- 用紙上への印字タイミングを生成しながら用紙を搬送する用紙搬送部と、
画像の形成を分担する複数の画像形成体を備え、搬送されてきた用紙上の、前記用紙搬送に基づいて生成された印字タイミングに応じた位置に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で形成された画像を前記印字タイミングとは異なる予め定められた時間間隔で読み取る画像読取部と、
前記複数の画像形成体のうちの第1の画像形成体に、用紙搬送方向に互いに離れ互いの間の用紙上の距離が既知の少なくとも2つの第1の目印を形成させるとともに、前記複数の画像形成体のうちの第2の画像形成体に、用紙搬送方向について該2つの第1の目印どうしの間に位置する第2の目印であって、該第2の目印の目標形成位置と各第1の目印との間の用紙上の距離が既知の少なくとも1つの第2の目印を形成させて、前記画像読取部に該第1の目印および該第2の目印を読み取らせることにより目印データを取得する目印データ取得部と、
前記目印データに基づいて、隣接する前記第1の目印各々の読取時刻どうしの時間間隔を用紙上の距離に対応づけたときの前記第2の目印の読取時刻を用紙上の実形成位置に換算して、該実形成位置の、前記目標形成位置からのずれ量を算出するずれ量算出部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記目印データ取得部が、前記第1の目印と前記第2の目印を用紙上に交互に形成させて前記画像読取部に該第1の目印および該第2の目印を読み取らせることにより目印データを取得し、
前記ずれ量算出部が、前記第2の目印の実形成位置の、前記目標形成位置からのずれ量を繰り返し算出して該ずれ量の平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ずれ量算出部が、前記目印データ取得部が取得した前記第1の目印および前記第2の目印のうちの少なくとも一方の目印に基づいて、用紙搬送速度変動の1周期の用紙長を検出し、用紙搬送速度変動の1周期分もしくは複数周期分の用紙長に亘って前記ずれ量を繰り返し算出して該ずれ量の平均値を算出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像形成体および前記第2の画像形成体が、用紙搬送方向に交わる幅方向について用紙を複数の領域に分けたときの各領域についての画像形成を分担する画像形成体であることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像形成体および前記第2の画像形成体が、用紙搬送方向について互いに異なる位置に配置され互いに異なる色の画像形成を分担する画像形成体であることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記用紙搬送に基づいて、予め定められた用紙搬送長ごとに前記印字タイミングを生成し、
前記画像形成部が、前記印字タイミングごとに印字を繰り返すことで、用紙搬送速度変動に起因する画像の乱れが補正された画像を形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ずれ量算出部が、前記画像形成部で形成された前記第1の目印および前記第2の目印を前記画像読取部で予め定められた時間間隔で読み取ることにより得られた、用紙搬送速度変動の影響を含んだ目印データに基づいて、用紙搬送速度変動の影響を抑えた前記ずれ量を算出することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017156689A JP6939236B2 (ja) | 2017-08-15 | 2017-08-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017156689A JP6939236B2 (ja) | 2017-08-15 | 2017-08-15 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019034463A JP2019034463A (ja) | 2019-03-07 |
JP6939236B2 true JP6939236B2 (ja) | 2021-09-22 |
Family
ID=65636564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017156689A Active JP6939236B2 (ja) | 2017-08-15 | 2017-08-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP2014136319A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Fujifilm Corp | 記録ヘッドの位置ズレ検知方法及び画像記録装置 |
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-
2017
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