JP6938953B2 - アプリケーション提供システム、及びユーザ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーション提供システム、及びユーザ管理方法に関する。
アプリケーションを提供する複数のプラットフォーム同士を連携させることによって、第一のプラットフォーム上で動作するアプリケーションを第二のプラットフォームから利用できるようにしたアプリケーション提供システムが知られている。このようなアプリケーション提供システムによれば、第二のプラットフォームから提供するアプリケーションのバリエーションを増やすことができる。
特許文献1には、異なる複数のソフトウェアプラットフォーム上のアプリケーション同士を垣根なく連携して動作できるようにしたシステムが記載されている。具体的には、第一のプラットフォーム上で動作するJava(登録商標)のアプリが提供するサービス情報(例:クラス名)を、予め第二のプラットフォームで使用できる情報(例:URL)に変換して変換データテーブルに登録しておく。第二のプラットフォーム上で動作するWebアプリがURLを呼び出すと、指定されたURLが変換データテーブルによりクラス名に変換されるので、第二のプラットフォーム上でJava(登録商標)のアプリによるサービスの提供が可能となる。
アプリケーションを提供するプラットフォームの中には、アプリケーションを利用するユーザの情報を管理する機能を有するものが存在する。ユーザ管理方式には、ユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する方式と、全てのアプリケーションに共通するユーザ管理機能によりユーザ情報を一元に管理する方式とがある。
前者の場合はアプリケーションとユーザを紐付ける処理(アプリケーションに対するユーザ登録)をアプリケーション毎に行う必要があるが、後者の場合はあるアプリケーションに対してユーザを紐付ければ関連する他のアプリケーションに対して自動的にユーザを紐付けることも可能である。仮に、ユーザ情報を個別に管理する第一のプラットフォームから、ユーザ情報を一元に管理する第二のプラットフォーム上のあるアプリケーションを呼び出してユーザ登録すると、第二のプラットフォーム上の他のアプリケーションにもユーザ登録されることとなる。
しかし、第一のプラットフォームのユーザにとっては、身に覚えのないアプリケーションに勝手にユーザ登録されることとなり、利用上の混乱を招くという問題がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する第一プラットフォームシステムを介して、ユーザ情報を一元に管理する第二プラットフォームシステム上のアプリケーションを利用する場合であっても、第一プラットフォームシステムからアプリケーションを提供しているように動作させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、提供する複数の第一アプリケーションのユーザに係るユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する複数の第一ユーザ管理手段を備えた第一プラットフォームシステムと、提供する複数の第二アプリケーションのユーザに係るユーザ情報を一元に管理する第二ユーザ管理手段を備えた第二プラットフォームシステムと、が接続されたアプリケーション提供システムであって、前記第二ユーザ管理手段は、前記第一プラットフォームシステムを介して前記第二アプリケーションに係る前記ユーザ情報の処理リクエストを受け付けた場合に、アプリケーション毎に前記ユーザ情報を処理し、前記第一アプリケーションは、ネットワークを介して端末に提供される第一コンテンツデータであって、前記第一アプリケーションの機能を実現する第一固有画面と、前記ユーザ情報の登録指示を受け付けるための登録ボタンを少なくとも含み前記第二アプリケーションと共通する共通画面とを含む第一コンテンツデータを有し、前記第二アプリケーションは、ネットワークを介して前記端末に提供される第二コンテンツデータであって、前記第二アプリケーションの機能を実現する第二固有画面と、前記共通画面とを含む第二コンテンツデータを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する第一プラットフォームシステムを介して、ユーザ情報を一元に管理する第二プラットフォームシステム上のアプリケーションを利用する場合であっても、第一プラットフォームシステムからアプリケーションを提供しているように動作させることができる。
本発明の一実施形態に係るアプリケーション提供システムの全体構成図である。 クライアント端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 アプリケーション提供システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 アプリケーション提供システムの利用を開始するに際して実行される処理の一例を示したシーケンス図である。 (a)、(b)は、組織情報の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、クライアント端末に表示される画面、及び画面の遷移例を示す図である。 第一プラットフォームが提供するアプリAからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。 第一プラットフォームが提供するアプリBからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。 第二プラットフォームが提供するアプリaからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。 第二プラットフォームが提供するアプリbからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。
本発明の実施の形態を説明する。本発明は、ユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する第一プラットフォーム上から、ユーザ情報を全アプリケーションに共通して一元に管理する第二プラットフォーム上のアプリケーションを提供するアプリケーション提供システムに関して以下の特徴を有する。要するに、ユーザIDに対して第二プラットフォーム上のアプリ名(一意のアプリID)を関連付けることによって、第一プラットフォームから第二プラットフォーム上のユーザ情報をアプリケーション毎に処理できるようにした点に特徴がある。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
〔全体構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係るアプリケーション提供システムの全体構成図である。
アプリケーション提供システム1は、クライアント端末100(100A、100B…)、第一クラウドサーバ200、及び第二クラウドサーバ300を備えている。クライアント端末100と第一クラウドサーバ200は、ネットワークN1により互いにデータを送受信可能に接続されている。また、第一クラウドサーバ200と第二クラウドサーバ300は、ネットワークN2により互いにデータを送受信可能に接続されている。クライアント端末100と第二クラウドサーバ300は、第一クラウドサーバ200を介してデータの送受信が可能である。
クライアント端末100は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯端末の他、プリンタ複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等、ユーザが操作可能な装置である。
第一クラウドサーバ200は、クライアント端末100からのリクエストに基づいて、クライアント端末100に対してネットワークN1を介してクラウドサービスを提供するサーバである。第二クラウドサーバ300は、クライアント端末100からのリクエストに基づいて、クライアント端末100に対してネットワークN1、N2、及び第一クラウドサーバ200を介してクラウドサービスを提供するサーバである。
ここでクライアント端末100は、各クラウドサーバが提供するクラウドサービスを受ける際に、クラウドサービスを利用する組織に関連付けられた装置として各クラウドサーバに認証される端末である。
〔ハードウェア構成〕
図2は、クライアント端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
クライアント端末100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、操作部105、表示部106、及び通信IF107を備えて構成される。
CPU101は、クライアント端末100を統括的に制御する演算装置である。ROM102は、BIOSやブートプログラム等を記憶した不揮発性のメモリである。RAM103は、CPU101が実行するプログラムのワークエリアとなる揮発性メモリである。HDD104は、ROM102とは異なるプログラムやデータ等を記憶する不揮発性の記憶手段である。CPU101はROM102又はHDD104から読み出したデータをRAM103に展開して実行することにより、各種の機能を実現する。
操作部105は、ユーザからの操作を受け付ける手段である。表示部106は、ユーザに対して操作結果等を表示するインターフェースである。操作部105は、例えばキーボードやマウス等により構成され、表示部106はディスプレイ等により構成される。操作部105と表示部106を一体化してタッチパネルディスプレイによって構成してもよい。
通信IF107は、ネットワークN1と接続をするための通信用のインターフェースである。
なお、図1に示す第一クラウドサーバ200と第二クラウドサーバ300のハードウェア構成も、クライアント端末100のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
〔機能構成〕
図3は、アプリケーション提供システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
<クライアント端末>
クライアント端末100は、ブラウザ110を備える。ブラウザ110は、第一クラウドサーバ200から、又は第一クラウドサーバ200を介して第二クラウドサーバ300からダウンロードしたHTML(Hyper Text Markup Language)ドキュメントを表示する。また、ブラウザ110は、ユーザからの入力を受け付けると共に、ユーザから入力された指示内容に従ったリクエストを第一クラウドサーバ200、又は第二クラウドサーバ300に発行する。ブラウザ110は、クライアント端末100にインストールされているアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリ」という)であり、図2に示すCPU101がHDD104から読み出したブラウザのアプリケーションプログラムをRAM103に展開して実行することにより実現される。
<第一クラウドサーバ>
第一クラウドサーバ200は、第一プラットフォーム210(第一プラットフォームシステム)、ランチャーアプリ220、アプリ230A、230B(第一アプリケーション)、ユーザ管理部240A、240B(第一ユーザ管理手段)、組織管理部250(第一組織情報管理手段)、及び初期導入アプリ260(組織情報登録手段)を備える。上記各機能構成は、CPUがHDDから読み出したプログラムをRAMに展開して実行することにより実現される。また、第一クラウドサーバ200は、HDDにより実現されるユーザ情報記憶部241A、ユーザ情報記憶部241B、及び組織情報記憶部251を備える。
第一プラットフォーム210は、アプリ提供用のプラットフォームである。即ち、第一プラットフォーム210は、第一クラウドサーバ200のHDDに記憶されているアプリケーションを第一クラウドサーバ200上で実行し、アプリケーションにより実現する機能をネットワーク経由でユーザに提供する手段である。
ランチャーアプリ220は、第一クラウドサーバ200、及び第二クラウドサーバ300上で実行される各アプリ230A、230B、330a、330bをアイコンでブラウザ110上に一覧表示し、マウスクリックやタッチ操作によって各アプリを各クラウドサーバから呼び出せるようにするためのソフトウェアである。
アプリ230A、及びアプリ230Bは、第一プラットフォーム210上で動作するソフトウェアである。アプリ230A、及びアプリ230Bは、例えばプリンタに文書データを印刷させる印刷アプリや、スキャナに原稿画像を読み取らせて原稿の画像データを得るスキャナアプリ等である。
ユーザ管理部240A、240Bは、夫々アプリ230A、230Bを利用するユーザに関するデータ(ユーザ情報)をユーザ情報記憶部241A、241Bに記憶させて管理する手段である。第一クラウドサーバ200においてユーザ管理部とユーザ情報記憶部はアプリごとに用意されており、ユーザ情報はアプリ毎に個別に管理される。各ユーザ管理部240A、240Bは、夫々のアプリ230A、230Bを利用するユーザを識別する一意のユーザID(ユーザ名、ユーザを識別するユーザ識別情報)に対して、ユーザが所属する組織の組織名(又は組織コード、組織を識別する組織識別情報)、該ユーザのアドレス情報等を関連付けて記憶させる。
組織管理部250は、各アプリを利用するユーザが所属する組織に関するデータ(組織情報)を組織情報記憶部251に記憶させて管理する手段である。組織管理部250は、各組織に一意に設定された組織名(又は組織コード)に対して、管理者情報(管理者名、及び管理者のアドレス情報等)、及び組織としてクラウドサービスの提供元と利用契約しているアプリに係る情報等を関連付けて組織情報記憶部251に記憶させる。
初期導入アプリ260は、ある組織がアプリケーション提供システム1の利用を開始するに際して、当該組織に関するデータを組織管理部250及びテナント管理部350に作成させるためのソフトウェアである。初期導入アプリ260を操作する者は管理者権限を有する者であり、例えば第一プラットフォーム210を管理する者である。
<第二クラウドサーバ>
第二クラウドサーバ300は、第二プラットフォーム310(第二プラットフォームシステム)、アプリ330a、330b(第二アプリケーション)、ユーザ管理部340(第二ユーザ管理手段)、及びテナント管理部350(第二組織情報管理手段)を備える。上記各機能構成は、CPUがHDDから読み出したプログラムをRAMに展開して実行することにより実現される。また、第二クラウドサーバ300は、HDDにより実現されるユーザ情報記憶部341、及びテナント情報記憶部351を備える。
第二プラットフォーム310は、アプリ提供用のプラットフォームである。即ち、第一プラットフォーム210は、第二クラウドサーバ300のHDDに記憶されているアプリケーションを第二クラウドサーバ300上で実行し、アプリケーションにより実現する機能を、第一クラウドサーバ200を介したネットワーク経由でユーザに提供する手段である。
アプリ330a、及びアプリ330bは、第二プラットフォーム310上で動作するソフトウェアである。アプリ330a、及びアプリ330bは、例えばプリンタに文書データを印刷させる印刷アプリや、スキャナに原稿画像を読み取らせて原稿の画像データを得るスキャナアプリ等である。
ユーザ管理部340は、アプリ330a、330bを利用するユーザに関するデータをユーザ情報記憶部341に記憶させて管理する手段である。第二クラウドサーバ300は、各アプリに共通する単一のユーザ管理部340を有しており、ユーザ情報は一元に管理される。ユーザ管理部340は、アプリを利用するユーザを識別する一意のユーザID(ユーザ名)に対して、ユーザが所属する組織の組織名(又は組織コード)、該ユーザのアドレス情報、及び該ユーザが利用するアプリ名(一意のアプリID、アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報)等を関連付けて記憶する。
テナント管理部350は、各アプリを利用するユーザが所属する組織(テナント)に関するデータ(テナント情報)をテナント情報記憶部351に記憶させて管理する手段であり、第一クラウドサーバ200の組織管理部250と同様のものである。テナント管理部350は、各組織に一意に設定された組織名(又は組織コード)に対して、管理者情報(管理者名、及び管理者のアドレス情報等)、及び組織としてクラウドサービスの提供元と利用契約しているアプリに係る情報等を関連付けて記憶する。
〔初期シーケンス〕
図4は、アプリケーション提供システムの利用を開始するに際して実行される処理の一例を示したシーケンス図である。なお、本シーケンスにおけるクライアント端末100の操作主体は管理者権限を有するユーザであり、具体的には例えば第一プラットフォーム210の管理者である。
本処理は、第一プラットフォーム210が提供するランチャーアプリ220から、各プラットフォームによって提供される各アプリ230A、230B、330a、330bを利用できるようにするための処理である。前提として、クライアント端末100のブラウザ110から第一プラットフォーム210の初期導入アプリ260が呼び出されており、初期導入アプリ260の画面がブラウザ110に表示されているものとする。
ステップS1において、ユーザが組織情報として組織名と管理者情報(管理者名と管理者のメールアドレス)をブラウザ110から入力して組織情報の登録実行を指示する。
ステップS3において、ブラウザ110は組織情報と組織情報の登録リクエストとを初期導入アプリ260に対して送信する。
ステップS5において、初期導入アプリ260は、組織管理部250に対して組織情報と組織情報の登録リクエストとを出力する。
ステップS7において、組織管理部250は、組織情報の登録処理、即ち、組織情報を組織情報記憶部251に記憶させる処理を実行し、処理結果を初期導入アプリ260に応答する(ステップS9)。
ステップS11において、初期導入アプリ260は、テナント管理部350に対して組織情報と組織情報の登録リクエストとを出力する。
ステップS13において、テナント管理部350は、組織情報の登録処理、即ち、テナント情報をテナント情報記憶部351に記憶させる処理を実行し、処理結果を初期導入アプリ260に応答する(ステップS15)。
ステップS17において、初期導入アプリ260は、処理結果をブラウザ110に応答する。
ステップS19において、ブラウザ110は処理結果を表示する。
ステップS21において、ユーザは、組織が利用するアプリ名をブラウザ110から入力して、アプリ情報の登録実行を指示する。例えば、ユーザはアプリA、B、a、bを、組織が利用するアプリとしてブラウザから入力する。
ステップS23において、ブラウザ110は、組織名、当該組織が利用するアプリ名(アプリA、B、a、b)、及びアプリ情報の登録リクエストを初期導入アプリ260に対して送信する。
ステップS25において、初期導入アプリ260は、第一プラットフォーム210の組織管理部250に対して組織名、入力されたアプリ名のうち第一プラットフォーム210が提供するアプリ名(アプリA、B)、及びアプリ情報の登録リクエストを出力する。即ち、初期導入アプリ260は、ブラウザ110から取得したアプリ名の中から各プラットフォームに登録するべきアプリの情報を抽出し、各プラットフォームに振り分けて出力する。
ステップS27において、組織管理部250は、アプリ情報の登録処理、即ち、組織が利用するアプリ名を組織名と関連付けて組織情報記憶部251に記憶させる処理を実行し、処理結果を初期導入アプリ260に応答する(ステップS29)。
ステップS31において、初期導入アプリ260は、第二プラットフォーム310のテナント管理部350に対して組織名、入力されたアプリ名のうち第二プラットフォーム310が提供するアプリ名(アプリa、b)、及びアプリ情報の登録リクエストを送信する。
ステップS33において、テナント管理部350は、アプリ情報の登録処理、即ち、組織が利用するアプリ名を組織名と関連付けてテナント情報記憶部351に記憶させる処理を実行し、処理結果を初期導入アプリ260に応答する(ステップS35)。
ステップS37において、初期導入アプリ260は、処理結果をブラウザ110に応答する。
ステップS39において、ブラウザ110は処理結果を表示する。
以上のように、組織管理部250及びテナント管理部350は、組織情報記憶部251及びテナント情報記憶部351に組織名と該組織が利用するアプリ名とを紐付けて記憶させる。
〔組織情報の例〕
図5(a)、(b)は、組織情報の一例を示す図である。図5(a)は、第一プラットフォーム210の組織情報記憶部251に記憶される組織情報であり、(b)は、第二プラットフォーム310のテナント情報記憶部351に記憶される組織情報である。
各組織情報には、組織名に対して、各組織における管理者名、管理者メールアドレス、及び、各プラットフォームが提供するアプリのうち当該組織において利用されるアプリの名称が対応づけられてテーブルの形式で記憶されている。例えば、組織1については、第一プラットフォーム210が提供するアプリA、Bと、第二プラットフォーム310が提供するアプリa、b、cが、利用するアプリとして登録されている。
〔画面遷移例〕
以下、一般ユーザによるアプリの利用について説明する。
図6は、クライアント端末に表示される画面、及び画面の遷移例を示す図である。
図6(a)は、第一プラットフォーム210のランチャーアプリ220がブラウザ110を介して提供するランチャー画面400の一例である。本図は、図5に示した組織2に所属する一般ユーザが利用するクライアント端末100に表示される画面例である。図5に示した組織2については、利用するアプリとしてアプリA、B、a、bが紐付けられているため、ランチャー画面400には、アプリA、B、a、bの起動用アイコン401A、401B、401a、401bが夫々表示されている。ユーザがアプリBの起動用アイコン401Bを押下すると図6(b)に示すアプリ画面410Bに遷移し、アプリbの起動用アイコン401bを押下すると図6(c)に示すアプリ画面410bに遷移する。
アプリB、bは共通するユーザ管理機能を有しており、各アプリ画面410B、410bは、各アプリB、b固有の機能を実現するための固有画面411B、411bの他に、ユーザ管理に係る共通画面413を備えて構成される。
共通画面413は、ユーザリスト(User List)ボタン415、登録(Register)ボタン417、及び戻る(Back)ボタン419を備えている。ユーザリストボタン415は、ユーザリストを表示するためのボタンであり、登録ボタン417はユーザIDにアプリを紐付けて登録するためのボタンであり、戻るボタン419はランチャー画面400に遷移するためのボタンである。各アプリ画面410B、410bが共通画面413を備えていることにより、各アプリからユーザ登録やユーザリストの表示ができるようになっている。
図6(b)のアプリ画面410BにはアプリBとしてプリントアプリを、図6(c)のアプリ画面410bにはアプリbとしてスキャナアプリを示しているが、アプリの種類や内容に特に制限はない。
〔メインシーケンス1〕
第一プラットフォームが提供するアプリからユーザ情報を管理する手順の一例について説明する。前提として、クライアント端末100が組織と紐付けられた状態にて第一プラットフォーム210に接続(ログイン)されており、クライアント端末100のブラウザ110には図6(a)に示すランチャー画面400が表示されているものとする。
<アプリA>
図7は、第一プラットフォームが提供するアプリAからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。
まず、アプリAの起動手順について説明する。
ステップS101において、ユーザはランチャー画面400からアプリAの起動用アイコン401Aを押下してアプリAの起動を指示する。
ステップS103において、ブラウザ110はアプリAの起動リクエストをランチャーアプリ220に送信する。
ステップS105において、ランチャーアプリ220はアプリ230Aを呼び出す。
ステップS107において、アプリ230Aは、アプリ230Aの初期アプリ画面(図6(b)、(c)参照)を生成するコンテンツデータ(HTMLデータ)をランチャーアプリ220に出力する。
ステップS109において、ランチャーアプリ220は初期アプリ画面をブラウザ110に出力する。
ステップS110において、ブラウザ110は、初期アプリ画面を表示する。
次に、アプリAに対するユーザ登録手順について説明する。
ステップS111において、ユーザが共通画面413(図6(b)、(c)参照)の登録ボタン417を押下して、ユーザ登録画面の呼び出しを指示する。
ステップS113において、ブラウザ110は、アプリ230Aにユーザ登録画面の呼び出しをリクエストする。
ステップS115において、アプリ230Aは、ユーザ登録画面を生成するコンテンツデータをブラウザに出力する。
ステップS116において、ブラウザ110は、ユーザ登録画面を表示する。
ステップS117において、ユーザは、ブラウザ110からユーザ1のユーザ情報(ユーザID、組織名、アドレス情報等)を入力し、ユーザ1に係る情報の登録を指示する。
ステップS119において、ブラウザ110はアプリ230Aにユーザ1のユーザ情報と、ユーザ登録リクエスト(ユーザ情報の処理リクエスト)を送信する。
ステップS121において、アプリ230Aは、ユーザ管理部240Aにユーザ1のユーザ情報と、ユーザ登録リクエストを出力する。
ステップS123において、ユーザ管理部240Aは、ユーザ情報の登録処理を実行する。即ち、ユーザ管理部240Aは、ユーザIDに対して、組織名、アドレス情報等を関連付けてユーザ情報記憶部241Aに記憶させる。
ステップS125において、ユーザ管理部240Aは、アプリ230Aに処理結果を返す。
ステップS133において、アプリ230Aは、ブラウザ110に処理結果を返す。
ステップS134において、ブラウザ110は、処理結果を表示する。
最後に、ユーザリストの取得手順について説明する。
ステップS135において、ユーザは、共通画面413のユーザリストボタン415を押下して、アプリ230Aに関連付けられたユーザのユーザリストの取得を指示する。
ステップS137において、ブラウザ110は、アプリ230Aに対してユーザリスト取得リクエスト(ユーザ情報の処理リクエスト)を送信する。
ステップS139において、アプリ230Aは、ユーザ管理部240Aに対してユーザリスト取得リクエストを出力する。
ステップS141において、ユーザ管理部240Aは、ユーザリストを作成する。
ステップS143において、ユーザ管理部240Aは、作成したユーザリストをアプリ230Aに返す。
ステップS145において、アプリ230Aは取得したユーザリストをブラウザ110に返す。
ステップS146において、ブラウザ110は、ユーザリストを表示する。
<アプリB>
図8は、第一プラットフォームが提供するアプリBからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。
アプリBの起動手順(ステップS151〜S160)、ユーザ登録手順(ステップS161〜S184)、及びユーザリストの取得手順(ステップS185〜S196)は、アプリAに係る手順(ステップS101〜S110、S111〜S134、S135〜S146)と同様であるため、その説明を省略する。
以上のように、第一プラットフォーム210においては、アプリ230A、230B...毎にユーザ管理部240A、240B...が用意されているので、各ユーザはアプリ毎にユーザ登録を行う必要がある。また、ユーザ管理部240A、240Bは、個別にユーザ情報記憶部241A、241Bを有するため、異なるアプリ間においてユーザ情報は混在せず、独立している。
〔メインシーケンス2〕
第二プラットフォームが提供するアプリからユーザ情報を管理する手順の一例について説明する。前提として、クライアント端末100が組織と紐付けられた状態にて第一プラットフォーム210に接続(ログイン)されており、クライアント端末100のブラウザ110には図6(a)に示すランチャー画面400が表示されているものとする。
<アプリa>
図9は、第二プラットフォームが提供するアプリaからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。なお、図7と同様のステップについては適宜説明を省略する。
アプリaの起動手順(ステップS201〜S210)は、アプリAの起動手順(ステップS101〜S110)と同様である。
アプリaに対するユーザ登録手順(ステップS211〜S234)について説明する。
ステップS211〜S219は、アプリAに対するユーザ登録手順(ステップS111〜S119)と同様である。
ステップS221において、アプリ330aは、ユーザ管理部340にユーザ1のユーザ情報と、ユーザ登録リクエスト(ユーザ情報の処理リクエスト)を出力する。
ステップS222において、ユーザ管理部340は、ユーザ1に係るユーザ情報がユーザ情報記憶部341に記憶されているか否かを確認する処理を実行する。本例では、ユーザ1のユーザ情報がユーザ情報記憶部341に記憶されていないものとする。
ステップS223において、ユーザ管理部340は、ユーザ情報の登録処理を実行する。即ち、ユーザ管理部340は、ユーザIDに対して、組織名、アドレス情報等を関連付けてユーザ情報記憶部341に記憶させる。
ステップS225において、ユーザ管理部340は、アプリ330aに処理結果を返す。
ステップS227において、アプリ330aは、ユーザ管理部340にユーザ1の利用アプリとしてアプリ330aをユーザIDに関連付けて登録する旨のリクエスト(利用アプリ登録リクエスト、ユーザ情報の処理リクエスト)を出力する。
ステップS229において、ユーザ管理部340は、利用アプリの登録処理を実行する。即ち、ユーザ管理部340は、ユーザIDに対して、このユーザが利用するアプリ名を関連付けてユーザ情報記憶部341に記憶させる。
ステップS231において、ユーザ管理部340は、アプリ330aに処理結果を返す。
ステップS233において、アプリ330aは、ブラウザ110に処理結果を返す。
ステップS234において、ブラウザ110は、処理結果を表示する。
続いて、アプリaに係るユーザリストの取得手順(ステップS235〜S246)について説明する。
ステップS235において、ユーザは、共通画面413のユーザリストボタン415を押下して、アプリ330aに関連付けられたユーザのユーザリストの取得を指示する。
ステップS237において、ブラウザ110は、アプリ330aに対してユーザリスト取得リクエスト(ユーザ情報の処理リクエスト)を送信する。
ステップS239において、アプリ330aは、ユーザ管理部340に対して、アプリ330aに係るユーザリストの取得を指示する。即ち、アプリ330aは、ユーザ管理部340に対して、アプリ名称(アプリa)と、ユーザリストの取得リクエストを出力する。
ステップS241において、ユーザ管理部340は、アプリ330aのユーザリストを作成する。
ステップS243において、ユーザ管理部340は、作成したユーザリストをアプリ330aに返す。
ステップS245において、アプリ330aは取得したユーザリストをブラウザ110に返す。
ステップS246において、ブラウザ110は、ユーザリストを表示する。
<アプリb>
図10は、第二プラットフォームが提供するアプリbからユーザ情報を管理する手順の一例を示したシーケンス図である。なお、図9と同様のステップについては適宜説明を省略する。
アプリbの起動手順(ステップS251〜S260)は、アプリaに係る手順(ステップS201〜S210)と同様である。
アプリaに対するユーザ登録手順(ステップS261〜S284)について説明する。
ステップS261〜S269は、アプリaに対するユーザ登録手順(ステップS211〜S219)と同様である。
ステップS271において、アプリ330bは、ユーザ管理部340にユーザ1のユーザ情報と、ユーザ登録リクエストを出力する。
ステップS272において、ユーザ管理部340は、ユーザ1に係るユーザ情報がユーザ情報記憶部341に記憶されているか否かを確認する処理を実行する。本例では、ユーザ1のユーザ情報がユーザ情報記憶部341に記憶されているので、ユーザ管理部340はステップS223に相当するユーザ情報の登録処理をスキップする。
ステップS275において、ユーザ管理部340は、アプリ330bに処理結果を返す。
以降の処理(ステップS277〜S284)は、ステップS227〜S234と同様であるため、その説明を省略する。
アプリbに係るユーザリストの取得手順(ステップS285〜S296)は、アプリaに係るユーザリストの取得手順(ステップS235〜S246)と同様であるため、その説明を省略する。
このように、ユーザ管理部340は、各アプリからユーザ登録リクエストを受け付ける。ユーザ管理部340は、ユーザ情報が登録されていない場合にユーザ情報の登録処理を実行し、ユーザ情報(ユーザID)が既に登録されている場合はユーザ情報の登録処理をスキップして必要な処理を実行する。
また、ユーザ管理部340は、ユーザIDと、該ユーザが利用するアプリ名とを関連付けて管理しているため、アプリ名を指定したユーザリストの取得リクエストを受信した場合には、当該アプリについて利用登録しているユーザのリストを返すことができる。なお、ユーザ管理部340は、アプリ名を指定しないユーザリストの取得リクエストを受信した場合には、登録されている全てのユーザを含むリストを返すこととなる。
ユーザ情報をアプリ毎に個別に管理する第一プラットフォームが提供するランチャーアプリを介して、ユーザ情報を一元に管理する第二プラットフォームにユーザ情報を登録する場合、第二プラットフォームのユーザ管理部は、ユーザIDにアプリ名を対応づけて記憶させる。このような処理を実行することにより、第二プラットフォームにおいて第一プラットフォームと同様のユーザ管理を実現することができる。
〔ユーザ情報の例〕
ユーザ管理部340が管理するユーザ情報について説明する。表1は、ユーザ情報記憶部341に記憶されているユーザIDと利用登録しているアプリとの対応情報の一例である。
Figure 0006938953
ユーザがアプリを介してユーザ登録と利用アプリ登録を実行すると、ユーザIDと利用するアプリ名とが対応づけられてユーザ情報記憶部341に記憶される(ステップS221〜S231。また、既にユーザIDが登録されている場合は、利用するアプリが追加的にユーザIDに対応づけられて、ユーザ情報記憶部341に記憶される(S271〜S281)。
表1の場合、ユーザ管理部340はアプリbのユーザリストをリクエストされた場合、ユーザリストとして「User1、User2、User5」を応答する。
また、ユーザ管理部340は、アプリ名を指定せずにユーザリストをリクエストされた場合、ユーザリストとして「User1、User2、User3、User4、User5」を応答する。なお、アプリの利用登録が解除された場合等、何れのアプリとも関連付けられていないユーザIDが存在する場合(例:User3)、当該ユーザIDは、アプリ名を指定しないユーザリストのリクエストを受け付けたときにのみ、ユーザリストに含まれる。
上記実施形態において各サーバに含まれる各機能は、単一のサーバ内に配置されていてもよいし、異なる装置に分散して配置されてもよい。また、システムを構成する各機能は、どのサーバに備えさせてもよい。
上記実施形態の各装置で実行されることにより各機能を実現するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記プログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
〔本発明の実施態様例と作用、効果のまとめ〕
<第一の実施態様>
本態様は、提供する複数の第一アプリケーション(アプリ230A、230B)のユーザに係るユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する複数の第一ユーザ管理手段(ユーザ管理部240A、240B)を備えた第一プラットフォームシステム(第一プラットフォーム210)と、提供する複数の第二アプリケーション(アプリ330a、330b)のユーザに係るユーザ情報を一元に管理する第二ユーザ管理手段(ユーザ管理部340)を備えた第二プラットフォームシステム(第二プラットフォーム310)と、が接続されたアプリケーション提供システム1に関する発明である。
本態様に係るアプリケーション提供システムにおいて、第二ユーザ管理手段は、第一プラットフォームシステムを介して第二アプリケーションに係るユーザ情報の処理リクエストを受け付けた場合に、アプリケーション毎にユーザ情報を処理することを特徴とする。
本態様において第二ユーザ管理手段は、アプリケーション毎にユーザ情報を処理するので、第一プラットフォームシステムを介して第二プラットフォームシステム上のアプリケーションを利用する場合であっても、第一プラットフォームシステムからアプリケーションを提供しているように動作させることができる。
<第二、第三の実施態様>
第二の態様に係るアプリケーション提供システム1において、各プラットフォームシステム(第一プラットフォーム210、第二プラットフォーム310)は、夫々各ユーザが所属する組織に係る組織情報を管理する組織情報管理手段(組織管理部250、テナント管理部350)を備え、一方のプラットフォームシステム(第一プラットフォーム210)は、入力された組織情報を各組織情報管理手段に夫々出力する組織情報登録手段(初期導入アプリ260)を備えたことを特徴とする。
第三の態様に係るアプリケーション提供システム1において、組織情報管理手段は、組織を識別する組織識別情報に対して該組織が利用するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を関連付けて管理することを特徴とする。
ビジネス向けのアプリケーションプラットフォームでは、個々のユーザが所属する組織単位でサービスの利用契約が行われる。このような場合に、サービス導入時に入力された組織情報をユーザ管理方式の異なる2つのプラットフォーム間で連携させることができれば、サービス導入時のコストを低減させることができる。本態様によれば、一方のプラットフォームシステムから入力された組織情報を他のプラットフォームシステムにも提供するので、組織情報の登録作業にかかる労力を軽減できる。
<第四の実施態様>
本態様に係るアプリケーション提供システム1において、第二ユーザ管理手段(ユーザ管理部340)は、第一プラットフォームシステム(第一プラットフォーム210)を介して呼び出された一の第二アプリケーション(アプリ230a)からユーザ情報の登録リクエスト(ステップS221、S227)を受け付けた場合に、ユーザを識別するユーザ識別情報に対して一の第二アプリケーションを識別する第二アプリケーション識別情報を関連付ける処理(ステップS229)を実行することを特徴とする。
本態様においては、ユーザ識別情報(例:ユーザ名)に対して第二プラットフォーム上の第二アプリケーション識別情報(例:アプリケーション名)を関連付けるので、アプリケーション毎のユーザ管理機能を第二プラットフォームから提供できる。従って、第一プラットフォームを介して第二プラットフォーム上のアプリケーションを提供する場合であっても、第一プラットフォームと同様の動作を実現できるようになる。
<第五の実施態様>
本態様に係るアプリケーション提供システム1において、第二ユーザ管理手段(ユーザ管理部340)は、第一プラットフォームシステム(第一プラットフォーム210)を介して呼び出された一の第二アプリケーション(アプリ230a)からユーザリストの取得リクエスト(ステップS239)を受け付けた場合に、一の第二アプリケーションに関連付けられたユーザのリストを作成する処理(ステップS241)を実行することを特徴とする。
本態様においては、ユーザ識別情報(例:ユーザ名)に対して第二プラットフォーム上のアプリケーションの識別情報(例:アプリケーション名)が関連付けられている。このため、アプリケーション名を指定してユーザリストをリクエストした場合には、当該アプリケーションに関連付けられているユーザのリストを取得することができる。本態様によれば第一プラットフォームを介して第二プラットフォーム上のアプリケーションを提供する場合であっても、第一プラットフォームと同様の動作を実現できるようになる。
<第六の実施態様>
本態様は、提供する複数の第一アプリケーション(アプリ230A、230B)のユーザに係るユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する複数の第一ユーザ管理手段(ユーザ管理部240A、240B)を備えた第一プラットフォームシステム(第一プラットフォーム210)と、提供する複数の第二アプリケーション(アプリ330a、330b)のユーザに係るユーザ情報を一元に管理する第二ユーザ管理手段(ユーザ管理部340)を備えた第二プラットフォームシステム(第二プラットフォーム310)と、が接続されたシステム(アプリケーション提供システム1)におけるユーザ管理方法に関する発明である。
本態様に係るユーザ管理方法において、第二ユーザ管理手段は、第一プラットフォームシステムを介して第二アプリケーションに係るユーザ情報の処理リクエストを受け付けた場合に、アプリケーション毎にユーザ情報を処理するステップを実行することを特徴とする。
本態様は、第一の実施態様と同様の効果を奏する。
1…アプリケーション提供システム、N1、N2…ネットワーク、100…クライアント端末、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…HDD、105…操作部、106…表示部、107…通信IF、110…ブラウザ、200…第一クラウドサーバ、210…第一プラットフォーム(第一プラットフォームシステム)、220…ランチャーアプリ、230A、230B…アプリ(第一アプリケーション)、240A、240B…ユーザ管理部(第一ユーザ管理手段)、241A、241B…ユーザ情報記憶部、250…組織管理部(組織情報管理手段)、251…組織情報記憶部、260…初期導入アプリ(組織情報登録手段)、300…第二クラウドサーバ、310…第二プラットフォーム(第二プラットフォームシステム)、330a、330b…アプリ(第二アプリケーション)、340…ユーザ管理部(第二ユーザ管理手段)、341…ユーザ情報記憶部、350…テナント管理部(組織情報管理手段)、351…テナント情報記憶部、400…ランチャー画面、401…起動用アイコン、410…アプリ画面、411…固有画面、413…共通画面、415…ユーザリストボタン、417…登録ボタン、419…戻るボタン
特開2016‐004318公報

Claims (6)

  1. 提供する複数の第一アプリケーションのユーザに係るユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する複数の第一ユーザ管理手段を備えた第一プラットフォームシステムと、
    提供する複数の第二アプリケーションのユーザに係るユーザ情報を一元に管理する第二ユーザ管理手段を備えた第二プラットフォームシステムと、が接続されたアプリケーション提供システムであって、
    前記第二ユーザ管理手段は、前記第一プラットフォームシステムを介して前記第二アプリケーションに係る前記ユーザ情報の処理リクエストを受け付けた場合に、アプリケーション毎に前記ユーザ情報を処理し、
    前記第一アプリケーションは、ネットワークを介して端末に提供される第一コンテンツデータであって、前記第一アプリケーションの機能を実現する第一固有画面と、前記ユーザ情報の登録指示を受け付けるための登録ボタンを少なくとも含み前記第二アプリケーションと共通する共通画面とを含む第一コンテンツデータを有し、
    前記第二アプリケーションは、ネットワークを介して前記端末に提供される第二コンテンツデータであって、前記第二アプリケーションの機能を実現する第二固有画面と、前記共通画面とを含む第二コンテンツデータを有することを特徴とするアプリケーション提供システム。
  2. 前記各プラットフォームシステムは、夫々前記各ユーザが所属する組織に係る組織情報を管理する組織情報管理手段を備え、
    一方の前記プラットフォームシステムは、入力された前記組織情報を前記各組織情報管理手段に夫々出力する組織情報登録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション提供システム。
  3. 前記各組織情報管理手段は、前記組織を識別する組織識別情報に対して該組織が利用するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を関連付けて管理することを特徴とする請求項2に記載のアプリケーション提供システム。
  4. 前記第二ユーザ管理手段は、前記第一プラットフォームシステムを介して呼び出された一の前記第二アプリケーションから前記ユーザ情報の登録リクエストを受け付けた場合に、ユーザを識別するユーザ識別情報に対して前記一の第二アプリケーションを識別する第二アプリケーション識別情報を関連付ける処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のアプリケーション提供システム。
  5. 前記第二ユーザ管理手段は、前記第一プラットフォームシステムを介して呼び出された一の前記第二アプリケーションからユーザリストの取得リクエストを受け付けた場合に、前記一の第二アプリケーションに関連付けられたユーザのリストを作成する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のアプリケーション提供システム。
  6. 提供する複数の第一アプリケーションのユーザに係るユーザ情報をアプリケーション毎に個別に管理する複数の第一ユーザ管理手段を備えた第一プラットフォームシステムと、
    提供する複数の第二アプリケーションのユーザに係るユーザ情報を一元に管理する第二ユーザ管理手段を備えた第二プラットフォームシステムと、が接続されたシステムにおけるユーザ管理方法であって、
    前記第二ユーザ管理手段は、前記第一プラットフォームシステムを介して前記第二アプリケーションに係るユーザ情報の処理リクエストを受け付けた場合に、アプリケーション毎にユーザ情報を処理するステップを実行し、
    前記第一アプリケーションは、ネットワークを介して端末に提供される第一コンテンツデータであって、前記第一アプリケーションの機能を実現する第一固有画面と、前記ユーザ情報の登録指示を受け付けるための登録ボタンを少なくとも含み前記第二アプリケーションと共通する共通画面とを含む第一コンテンツデータを有し、
    前記第二アプリケーションは、ネットワークを介して前記端末に提供される第二コンテンツデータであって、前記第二アプリケーションの機能を実現する第二固有画面と、前記共通画面とを含む第二コンテンツデータを有することを特徴とするユーザ管理方法。
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