JP6938679B2 - 視力矯正用の光学レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、光学レンズに関し、詳しくは視力矯正用の光学レンズに関する。
近視(マイオウピア)、遠視(ハイパーロウピア)または老眼などの目のいくつかの一般的な病態の視覚結像問題は、光学レンズによって解決される。例えば、近視では、目の屈折系を通過した平行光線の屈折が網膜の前方に収束又は焦点を結び、網膜に鮮明な画像を形成できないので、近視の人は、遠い距離を見るとき、はっきり見ることができない。この状態を修正するには、凹レンズをユーザーの目の前に配置して、結像位置を修正することにより、網膜に鮮明な画像を形成することができる。
遠視では、網膜の後ろで結像するが、目の屈折系が調整を実行するので、近い物体を見るとき、網膜で結像するようになる。しかし、矯正レンズが装着された後、遠く又は近くを見ると目の負担になり、特に、屈折系の水晶体が頻繁に変形する必要があることにより、目が疲労して老化する。
遠近両方を見るという要求を満たすために、市場のいくつかの光学レンズは、多焦点構成を取っている。しかし、この方法には、像の跳躍という重大な問題が起こりやすく、ユーザーはしばしば瞬きに伴って、画像が網膜で結像しないため、ぼやけた視界となる。物体を再びはっきり見えるようにするために、目に調整を行う必要があり、つまり、画像が網膜で結像するように、毛様体筋が収縮し、屈折系の水晶体を伸長または収縮させる。しかし、屈折系の水晶体が過度に調整されて使用されるので、ユーザーは目の疲労を感じやすい。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の欠点を克服できる視力矯正用の光学レンズを提供することにある。
そこで、本発明の視力矯正用の光学レンズは、第1の画像融合領域と第2の画像融合領域とを含む。第1の画像融合領域は、ユーザーの目(E)の視軸(L)を中心とすると共に、第1の画像融合領域の周りにランダムに配置され、第1のディオプター(N)を有するように融合される複数の第1の屈折部分を含む。第2の画像融合領域は、第1の画像融合領域に接続され、第1の画像融合領域を囲むと共に、第2の画像融合領域の周りにランダムに配置され、第2のディオプター(M)を有するように融合される複数の第2の屈折部分を含む。第1のディオプターの絶対値|N│は、第2のディオプターの絶対値│M│より小さい。第1の屈折部分及び第2の屈折部分のそれぞれの視軸(L)に対する最長幅は200ナノメートルより小さい。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になるであろう。
ユーザーの目の前に装着された本発明の第1の実施形態に係る視力矯正用の光学レンズの概略図である。 第1の実施形態の拡大部分概略図である。 第1の実施形態の第1の画像融合領域の拡大部分概略図である。 第1の実施形態の第1のディオプターの分布状態を示す図である。 第1の実施形態の第2のディオプターの分布状態を示す図である。 第1の実施形態の使用事例を示す図である。 第1の実施形態のもう1つの使用事例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る視力矯正用の光学レンズの概略図である。 図8におけるIX-IX線に沿った断面図である。
本発明をより詳細に説明する前に、適切と考えられる場合において、符号又は符号の末端部は、同様の特性を有し得る対応の又は類似の要素を示すために各図面間で繰り返し用いられることに留意されたい。
図1と図2に示されているように、本発明に係る視力矯正用の光学レンズ100の第1の実施形態は、ディオプター(P)の視力矯正が必要なユーザーに装着されるように構成される。なお、ディオプター(P)は正の値と負の値を有する。レンズのディオプター(P)の値が正であると、ハイパーロウピア即ち遠視の矯正に使用され、レンズのディオプター(P)の値が負であると、マイオウピア即ち近視の矯正に使用されることが、当技術分野で知られている。
本実施形態の光学レンズ100は、ユーザーの目(E)に接触するように構成された内側面101と、内側面101の反対側である外側面102と、内側面101と外側面102との間にある複数の画像融合領域と、を有するコンタクトレンズである。画像融合領域は、第1の画像融合領域1と第2の画像融合領域2と第3の画像融合領域3とを含む。
図3と図4を、図1及び図2と組み合わせて参照すると、第1の画像融合領域1は、目(E)の視軸(L)を中心とすると共に、第1の画像融合領域1の周りにランダムに配置され、第1のディオプター(N)を有するように融合される複数の第1の屈折部分11を含む。第1のディオプター(N)は、光学機器のテストにより得られ、第1の画像融合領域1の第1のディオプター(N)により目が安定した結像を行えるように使用される。第1の屈折部分11は、異なるディオプター値の凹形と凸形を有する。第1の画像融合領域1は、視軸(L)に対して1mmから2.5mmまでのRadious:半径(r)を有する。各第1の屈折部分11は、それぞれN±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから9.0Dの範囲の変数値である。各第1の屈折部分11、12のそれぞれの最長幅(W11)は200ナノメートルより小さい。第1の屈折部分11のディオプターの変数値(δ)の違い及び第1の屈折部分11のサイズによって、画像融合は、第1の屈折部分11のディオプターの特定範囲内で実行されることができる。前述の画像融合は、第1のディオプター(N)の結像領域に類似した視知覚をシミュレートし、屈折部分の所定の範囲内で生成することができる。さらに、最長幅(W11)が小さいほど、第1のディオプター(N)の結像領域に類似したシミュレーションがより安定する。
図5を、図1及び図2と組み合わせて参照すると、第2の画像融合領域2は、第1の画像融合領域1に接続され、第1の画像融合領域1を囲むと共に、第2の画像融合領域2の周りにランダムに配置され、第2のディオプター(M)を有するように融合される複数の第2の屈折部分21を含む。第2の屈折部分21は、異なるディオプター値の凹形と凸形を有する。第1のディオプターの絶対値│N│は、第2のディオプターの絶対値│M│より小さい。第2の画像融合領域2は、視軸(L)に対して1.5mmから4mmまでの半径(r)を有する。各第2の屈折部分21は、それぞれM±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから12.0Dの範囲の変数値である。各第2の屈折部分21のそれぞれの視軸(L)に対する最長幅(W21)は200ナノメートルより小さい。第2の屈折部分21のディオプターの変数値(δ)の違い及び第2の屈折部分21のサイズによって、画像融合は、第2の屈折部分21のディオプターの特定範囲内で実行されることができる。前述の画像融合は、第2のディオプター(M)の結像領域に類似した視知覚をシミュレートし、屈折部分の所定の範囲内で生成することができる。さらに、最長幅(W21)が小さいほど、第2のディオプター(M)の結像領域に類似したシミュレーションがより安定する。
第3の画像融合領域3は、第2の画像融合領域2に接続され、第2の画像融合領域2を囲むと共に、第3の画像融合領域3の周りにランダムに配置され、第3のディオプター(O)を有するように融合される複数の第3の屈折部分31を含む。第3の屈折部分31は、異なるディオプター値の凹形と凸形を有する。第3のディオプターの絶対値│O│は、第1のディオプターの絶対値│N│と第2のディオプターの絶対値│M│との範囲内にある。第3の画像融合領域3は、視軸(L)に対して2mmから8mmまでの半径(r)を有する。各第3の屈折部分31は、それぞれO±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから12.0Dの範囲の変数値である。各第3の屈折部分31のそれぞれの視軸(L)に対する最長幅は200ナノメートルより小さい。第3の屈折部分31のディオプターの変数値(δ)の違い及び第3の屈折部分31のサイズによって、画像融合は、第3の屈折部分31のディオプターの特定範囲内で実行されることができる。前述の画像融合は、第2のディオプター(M)の結像領域に類似した視知覚をシミュレートし、屈折部分の所定の範囲内で生成することができる。さらに、最長幅(W21)が小さいほど、第2のディオプター(M)の結像領域に類似したシミュレーションがより安定する。
本実施形態において、内側面101は、目と当接するように使用されるので、第1の屈折部分11と第2の屈折部分21と第3の屈折部分31とは、外側面102の周りに分布している。
以下の表1は、本発明の光学レンズ100のディオプター構成データ範囲に関する複数の実験を示している。異なる矯正ディオプター(P)に対応する光学レンズの第1のディオプター(N)と第2のディオプター(M)と第3のディオプター(O)との関係が示されている。
Figure 0006938679
図2と図4と図5を参照すると、融合された第1のディオプター(N)及び融合された第2のディオプター(M)は、漸変的に構成される。つまり、領域が視軸(L)に接近するにつれて、ディオプターは、増加または減少する。第3のディオプター(O)を構成するかどうかは、第3の画像融合領域3の視軸(L)に対する半径が4mm未満であるかどうかで決まる。もし、4mmを超えると、正常の目の可視領域を超えるので、第3の画像融合領域3を融合する必要はない。第2の画像融合領域2に沿って連続した凹面を継続することだけが必要であり、例えば、安定な−8.0Dを構成する。これによって、再び図1と図2を参照すると、人の目の視覚結像系は、視覚結像矯正可視領域(S)を網膜に形成し、遠くまたは近くを見るとき目が直接に調整することができるので、遠くまたは近くを見ることによる毛様体筋と屈折系の水晶体における変化及び圧縮変形を最小限に抑えることができ、これによって、目の疲労感を減らす。
図6及び表2を、図1及び図2と組み合わせて参照すると、第1の画像融合領域1の視軸(L)に対する半径(r)は2mmであり、第2の画像融合領域2の視軸(L)に対する半径(r)は4mmである。図6は、矯正ディオプター値が−2.0Dである表2の使用事例から取られた図である。第1の屈折部分11と第2の屈折部分21には、視軸(L)から負のディオプターが分布している。第1の画像融合領域1における最大ディオプター値(N−δ)は0であり、最小ディオプター値(N+δ)は−2.0Dである。さらに、第2の画像融合領域2における最大ディオプター値(M−δ)は、第1の画像融合領域1における最小ディオプター値(N+δ)に近い。よって、視軸(L)から外側へのディオプターの変化は、連続曲線である。上述した効果と同様に、各第1の屈折部分11及び第2の屈折部分21のそれぞれの最長幅は200ナノメートルより小さいので、視覚画像融合の効果が生じることにより、人の目の視覚結像システムは、視覚結像矯正可視領域(S)を網膜に形成する。
Figure 0006938679
図7と表3を、図1及び図2と組み合わせて参照すると、第1の画像融合領域1の視軸(L)に対する半径(r)は2mmであり、第2の画像融合領域2の視軸(L)に対する半径(r)は3mmであり、第3の画像融合領域3の視軸(L)に対する半径(r)は5mmである。図7は、矯正ディオプター値が−2.0Dである表3の使用事例から取られた図である。この場合、第2の画像融合領域2は、視軸(L)に対して半径2mmから半径3mmまでの範囲であり、第3の画像融合領域3は、視軸(L)に対して半径3mmから半径5mmまでの範囲である。さらに、第1の画像融合領域1における最大ディオプター値(N−δ)は0であり、第1の画像融合領域1における最小ディオプター値(N+δ)は−2.0Dであり、第2の画像融合領域2における最大ディオプター値(M−δ)は、第1の画像融合領域1における最小ディオプター値(N+δ)に近く、第3の画像融合領域3における最大ディオプター値(O−δ)は−1.5Dであり、第3の画像融合領域3における最小ディオプター値(O+δ)は−2.5Dである。よって、第3の画像融合領域3に入ると、第1のディオプターの絶対値│N│は、矯正ディオプターの絶対値│P│より小さく、第2のディオプターの絶対値│M│は、矯正ディオプターの絶対値│P│より大きく、第3のディオプターの絶対値│O│は、第2のディオプターの絶対値│M│より小さくて第1のディオプターの絶対値│N│より大きい。好ましくは、第3のディオプターの絶対値│O│は、矯正ディオプターの絶対値│P│とほぼ同じである。ここで、視軸(L)に対して半径5mm以上の領域は、図6に示されていないが、実際の製造において、本発明のコンタクトレンズは、8.0mmのベースカーブを有するように外側へ延伸することができることに留意されたい。
Figure 0006938679
なお、本発明のコンタクトレンズの光学構造が、使用中の非球面単焦点コンタクトレンズに相当するかどうかを判断するために、台湾の大葉大学の検眼学科にテストを実行することを依頼し、その結果の報告は以下の表4に示されている。BC(ベースカーブ)、Dia(直径)、及びPWR(度数)は、テスト値であり、ターゲット値は、最初に設計されたディオプターの平均値を示す。さらに、太字である値は、ターゲット値とテスト値との間に差があることを示しているが、該差の絶対値は0.25Dである。
Figure 0006938679
表4のテスト値から、本発明のコンタクトレンズの光学構造は、非球面単焦点コンタクトレンズと実質的に同等であることは明らかである。よって、本発明の光学レンズは、実際に、ディオプターで異なる視力を矯正するために使用されることができる。
本発明は現在、異なるユーザーによる本発明の光学レンズ100の装着のために、台北慈済医院と台湾大学病院で二重盲検及びランダム化臨床試験を実施している。現在、本発明の光学レンズ100は、視力の矯正に使用されることができ、像の跳躍という問題が生じないことを確認することができる。さらに、融合後のディオプターは、実際に、ユーザーに視力の矯正を提供することができる。さらに、臨床検査により、近視の更なる制御が達成できるかどうかが確認されるであろう。
図8と図9に示されているように、本発明に係る視力矯正用の光学レンズ200の第2の実施形態は、第1の実施形態とほぼ同じであり、第2の実施形態の光学レンズ200がメガネレンズであることで異なる。光学レンズ200は、レンズ本体201を含み、レンズ本体201は、目(E)(図1を参照)に近い内側面202と、内側面202の反対側である外側面203と、内側面202と外側面203との間にある上部204と、上部204の反対側である下部205と、を有する。第1の画像融合領域1は、下部205に位置し、第2の画像融合領域2は、第1の画像融合領域1に隣接して接続し、第3の画像融合領域3は、第2の画像融合領域2に隣接して接続し、上部204に位置する。第1の屈折部分11と第2の屈折部分21と第3の屈折部分31とは、内側面202の周りに分布している。しかし、それらは、外側面201に分布していてもよく、本実施形態に開示されたものに限定されるべきではない。このように、第1の実施形態の効果及び目的は、第2の実施形態を使用しても同様に達成することができる。
要するに、第1の画像融合領域1の第1のディオプターの絶対値│N│が、所望の矯正ディオプターの絶対値│P│より小さいことにより、また、第1の屈折部分11と第2の屈折部分21におけるディオプターの変化により、加えて、各第1の屈折部分11及び第2の屈折部分21のそれぞれの視軸(L)に対する最長幅(W11、W12)が好ましくは200ナノメートルより小さいことにより、本発明に係る視力矯正用の光学レンズ100、200は、人の目の視覚結像系が網膜に位置する視覚画像補正可視領域(S)を形成することを可能にすることができる。したがって、遠くまたは近くを見るとき、目(E)が直接に調整することができることによって、遠くまたは近くを見ることによる毛様体筋と屈折系の水晶体における変化及び圧縮変形を最小限に抑えることができる。したがって、目の疲労感を減らすことができる。さらに、ユーザーの視覚が、常に安定して外部物体の鮮明な視界内に制御されることができる。したがって、本発明の目的が確実に達成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態及び変化例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾および均等な構成を包含するものとする。

Claims (5)

  1. ユーザーの目(E)の視軸(L)を中心とする第1の画像融合領域と、
    前記第1の画像融合領域に接続され、前記第1の画像融合領域を囲む第2の画像融合領域と、
    前記第2の画像融合領域に接続され、前記第2の画像融合領域を囲む第3の画像融合領域と、
    を具える視力矯正用の光学レンズであって、
    前記第1の画像融合領域は、ンダムに配置され且つ第1のディオプター(N)を有するように融合される複数の第1の屈折部分を含み、
    前記第2の画像融合領域は、ンダムに配置され且つ第2のディオプター(M)を有するように融合される複数の第2の屈折部分を含み、
    前記第3の画像融合領域は、ランダムに配置され且つ第3のディオプター(O)を有するように融合される複数の第3の屈折部分を含み、
    前記第1のディオプターの絶対値│N│は、前記第2のディオプターの絶対値│M│より小さく、前記第1の屈折部分及び前記第2の屈折部分のそれぞれの前記視軸(L)に対する最長幅は200ナノメートルより小さく、
    前記光学レンズはコンタクトレンズであり、前記第1の画像融合領域は、前記視軸(L)に対して1mmから2.5mmまでの半径(r1)を有し、前記第2の画像融合領域は、前記視軸(L)に対して1.5mmから4mmまでの半径(r2)を有し、前記第3の画像融合領域は、前記視軸(L)に対して2mmから8mmまでの半径(r3)を有する視力矯正用の光学レンズ。
  2. 各前記第1の屈折部分は、それぞれN±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから9.0Dの範囲の変数値であり、各前記第2の屈折部分は、それぞれM±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから12.0Dの範囲の変数値である請求項1に記載の光学レンズ。
  3. 各前記第3の屈折部分は、それぞれO±δのディオプターを有し、δは、0.25Dから12.0Dの範囲の変数値であり、前記第3のディオプターの絶対値│O│は、前記第1のディオプターの絶対値│N│と前記第2のディオプターの絶対値│M│との範囲内にある請求項に記載の光学レンズ。
  4. 前記目(E)に接触するように構成された内側面と、前記内側面の反対側である外側面と、を更に具え、前記第1の屈折部分と前記第2の屈折部分と前記第3の屈折部分は、前記外側面と前記内側面における一者分布している請求項に記載の光学レンズ。
  5. 前記光学レンズは、ディオプター(P)の視力矯正が必要なユーザーに装着されるように構成され、前記第1のディオプターの絶対値│N│は、矯正ディオプターの絶対値│P│より小さく、前記第2のディオプターの絶対値│M│は、矯正ディオプターの絶対値│P│より大きい請求項1に記載の光学レンズ。
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