JP6937613B2 - Lng気化装置 - Google Patents

Lng気化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6937613B2
JP6937613B2 JP2017110245A JP2017110245A JP6937613B2 JP 6937613 B2 JP6937613 B2 JP 6937613B2 JP 2017110245 A JP2017110245 A JP 2017110245A JP 2017110245 A JP2017110245 A JP 2017110245A JP 6937613 B2 JP6937613 B2 JP 6937613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
fuel supply
end side
lng
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017110245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018204686A (ja
Inventor
繁夫 三間
繁夫 三間
義男 飯田
義男 飯田
謙一 和崎
謙一 和崎
憲利 矢川
憲利 矢川
山▲崎▼ 淳司
淳司 山▲崎▼
敏弘 平山
敏弘 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Precision Products Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Precision Products Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Precision Products Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Sumitomo Precision Products Co Ltd
Priority to JP2017110245A priority Critical patent/JP6937613B2/ja
Publication of JP2018204686A publication Critical patent/JP2018204686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6937613B2 publication Critical patent/JP6937613B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

本発明は、液化天然ガス(LNG)を熱交換で気化させるLNG気化装置に関するものである。
LNG気化装置は、熱源や熱媒体の種類などによって多くの種類が知られている。その中で、サブマージドコンバスション式(或いは、水中燃焼式)の気化装置(以下、SMVという)は、水中燃焼バーナによる燃料ガスの燃焼熱によってLNGを気化させるものであり、比較的コンパクトで、熱効率が高く、イニシャルコストが低い、また、中間熱媒体として温水を利用するので安全性が高い、などの特徴を有している。
SMVは、温水槽、気化用熱交換器、水中燃焼バーナ(ガスバーナ)、燃焼空気供給用のブロワーなどを基本構成としており、一般に、LNGを気化したガス(気化ガス)の一部を水中燃焼バーナの燃料として利用している。また、ブロワーを稼働するために電源設備が必要になるが、マイクロガスエンジンと発電機とからなる発電設備を併設し、気化ガスの一部を燃料としてマイクロガスエンジンを稼働することで、ブロワーを稼働するための電力を発電することなども提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2002−168149号公報
従来のSMVは、定置式であり、必要な構成機器を個々に調達して、LNGサテライト基地などのプラントでのオンサイト組み立てが一般的であるが、LNGサテライト基地の小規模化・分散化に伴い、小型(省スペース)で且つ一体化したLNG気化装置を移動式或いは車載式にして利用することが求められている。
一方、大規模災害などの緊急時におけるエネルギー供給源として、LNGの効果的な利用が求められている。LNGは、高密度に圧縮されたエネルギー資源であって、LNGローリー車によって大容量を運搬することが可能であるから、LNGローリー車と共に移動式或いは車載式のLNG気化装置を併設することで、緊急時の持続的なガス供給が可能になる。また、前述した従来技術のように、マイクロガスエンジンと発電機とからなる発電設備を併設しているものでは、ガス供給と同時に発電設備からの持続的な電力供給が可能になる。
しかしながら、SMVの始動時は、他のLNG気化装置から水中燃焼バーナ用の燃料ガスが供給される必要があり、前述した従来技術では、気化された燃料ガスが発電設備に供給されない限り、発電設備を稼働させることができないため、始動時には、燃焼用空気を水中燃焼バーナに供給するためのブロワー等の制御系に電力供給する電源が必要であった。このため、従来技術のLNG気化装置は、ライフラインが完全に途絶えている被災地や商用電源が存在しないことろでは、自立稼働させることができない問題があった。
本発明は、このような問題に対処するために提案されたものである。すなわち、小型化且つ一体化により移動式或いは車載式として利用可能であり、自立稼働が可能なLNG気化装置を実現すること、LNGを活用した被災地等における緊急時のエネルギー供給を可能にすること、などを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
基台と、該基台上に設置された温水槽と、前記温水槽内の水を加温する水中燃焼バーナと、前記温水槽内に熱交換部が配置され、一端側にLNGの入口部を備え、他端側に気化されたガスの出口部を備える伝熱配管と、前記基台上に設置され、前記水中燃焼バーナに燃焼用空気を供給するブロワーと、気化ガスを圧縮してガスボンベに充填する気化ガス圧縮充填機と、一端側にガスボンベが接続される第1接続部を備え、他端側の一方に前記水中燃焼バーナの燃料供給口が接続されると共に、他端側の他方にガスエンジン発電機が接続される第2接続部を備える始動燃料供給配管と、一端側が前記伝熱配管の前記出口部側に連通し、他端側が前記始動燃料供給配管に連通する第1気化ガス供給配管と、一端側が前記伝熱配管の前記出口部側に連通し、他端側にガスエンジン発電機への接続部を備える第2気化ガス供給配管と、前記伝熱配管の前記出口部側に一端側が連通し、他端側に前記気化ガス圧縮充填機に接続される接続部を備える気化ガス充填用配管と、前記始動燃料供給配管に設けられ、前記第1接続部から前記燃料供給口までの流路と前記第1接続部から前記第2接続部までの流路を開閉する始動燃料供給バルブと、前記始動燃料供給バルブを開閉操作するバルブ操作部とを備え、前記バルブ操作部は、始動時に前記始動燃料供給バルブを開放し、前記出口部側に気化ガスが所定量流れた後に前記始動燃料供給バルブを閉止することを特徴とするLNG気化装置。
このような特徴を有する本発明によると、1つの基台上に主要構成を設置して小型化且つ一体化することで移動式又は車載式の利用が可能になり、また、ガスボンベ及びガスエンジン発電機を併設することで、自立稼働が可能なSMVを実現することができる。これにより、LNGローリー車によって輸送されるLNGを活用した被災地等における緊急時の迅速且つ継続的なエネルギー供給が可能になる。
本発明の実施形態に係るLNG気化装置を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るLNG気化装置の活用例を示した説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るLNG気化装置1は、メインユニット1Aと、サブユニット1B,1Cを備えている。メインユニット1Aは、基台10を備えており、サブユニット1B,1Cは、基台10とは別の補助台11,12を備えている。図示の例では、メインユニット1Aとサブユニット1Bは別ユニットとして示しているが、メインユニット1Aとサブユニット1B、メインユニット1Aとサブユニット1C、メインユニット1Aとサブユニット1B,1Cを1つの基台上で1ユニットとすることもできる。また、本発明の実施形態に係るLNG気化装置1は、サブユニット1B,1Cが別途併設されることを前提として、メインユニット1Aにより構成することができる。
メインユニット1Aについて説明する。メインユニット1Aは、前述した基台10と、基台10上に設置された温水槽2と、温水槽2内の水を加温する水中燃焼バーナ3と、温水槽2内に熱交換部4Tが配置され、一端側にLNGの入口部4Aを備え、他端側に気化されたガス(気化ガス)の出口部4Bを備える伝熱配管4と、基台10上に設置され、水中燃焼バーナ3に燃焼用の空気を供給するブロワー5とを備えている。また、これに加えて、温水槽2内に給水する給水ポンプ6などを適宜基台10上に設置することができる。
メインユニット1Aは、SMVの主要構成を備えるものであり、入口部4Aから伝熱配管4内に供給されたLNGを、温水内の熱交換部4Tにて気化し、出口部4Bから気化ガスを取り出すものである。水中燃焼バーナ3は、周知の構成を備えており、バーナ部3Aと、バーナ部3Aを水中に延長するダウンカマー3Bと、ダウンカマー3Bに連通して、ブロワー5によって供給される燃焼用空気を燃焼ガスとして水中に噴出させるスパージパイプ3Cを備えている。また、温水槽2の上部には、水中に噴出された燃焼ガスを排気する排気筒2Pが設けられている。
サブユニット1Bについて説明する。サブユニット1Bは、補助台11上に、始動用圧縮燃料ガスが充填されたガスボンベ7と、気化ガスを圧縮してガスボンベ7に充填するための気化ガス圧縮充填機8が搭載されている。なお、サブユニット1Bは、ガスボンベ7のみを搭載したものであってもよい。
サブユニット1Cについて説明する。サブユニット1Cは、補助台12上にガスエンジン発電機9が搭載されている。ガスエンジン発電機9は、気化ガスによって稼働するガスエンジンと、このガスエンジンによって駆動される発電装置と、ガスエンジンを始動させるためのバッテリーを備えている。
そして、メインユニット1Aは、サブユニット1B,1Cが併設されることを前提として、自立稼働と気化ガスによる継続稼働を可能にするために、始動燃料供給配管20、第1気化ガス供給配管21、第2気化ガス供給配管22を備えている。始動燃料供給配管20には、配管流路を開閉するバルブ(始動燃料供給バルブ)23,24が設けられている。第1気化ガス供給配管21には、配管流路を開閉するバルブ25が設けられている。第2気化ガス供給配管22には、配管流路を開閉するバルブ26が設けられている。
始動燃料供給配管20は、一端側にガスボンベ7が接続される第1接続部20Aを備え、他端側の一方に水中燃焼バーナ3の燃料供給口が接続されると共に、他端側の他方にガスエンジン発電機9が接続される第2接続部20Bを備えている。すなわち、ガスボンベ7に充填されている始動用の燃料ガスは、第1接続部20Aから始動燃料供給配管20に供給され、水中燃焼バーナ3の燃料供給口に供給されると共に、第2接続部20Bを経由して、ガスエンジン発電機9のガスエンジンに供給される。
第1気化ガス供給配管21は、 一端側が伝熱配管4の出口部4B側に連通し、他端側が始動燃料供給配管20に連通している。すなわち、伝熱配管4の熱交換部4Tにて気化された気化ガスは、第1気化ガス供給配管21及び始動燃料供給配管20を経由して、水中燃焼バーナ3の燃料供給口に供給される。
第2気化ガス供給配管22は、一端側が伝熱配管4の出口部4B側に連通し、他端側にガスエンジン発電機9への接続部(第2接続部20B)を備えている。すなわち、伝熱配管4の熱交換部4Tにて気化された気化ガスは、第2気化ガス供給配管22を経由して、ガスエンジン発電機9のガスエンジンに供給される。
図示の例では、第1気化ガス供給配管21が第2気化ガス供給配管22の一部を共用しており、第2気化ガス供給配管22は、始動燃料供給配管20に連通され、第2接続部20Bからガスエンジン発電機9に気化ガスを供給しているが、第1気化ガス供給配管21と第2気化ガス供給配管22は独立して配管してもよく、また、第2気化ガス供給配管22は、第2接続部20Bとは別の接続部を介してガスエンジン発電機9に接続してもよい。
また、メインユニット1Aは、気化ガス充填用配管28を備えている。気化ガス充填用配管28は、一端側が伝熱配管4の出口部4B側に連通され、他端側に、気化ガス圧縮充填機8に接続される接続部28Aを備えている。この気化ガス充填用配管28は、ガスボンベ7内の燃料ガスの残量が少なくなったときに、伝熱配管4の熱交換部4Tにて気化された気化ガスを圧縮してガスボンベ7に充填するための配管である。気化ガス充填用配管28には、バルブ27が設けられている。図示の例では、気化ガス充填用配管28は、第1気化ガス供給配管21或いは第2気化ガス供給配管22の一部を共用しているが、これらの配管とは独立した配管であってもよい。
各配管に設けたバルブ23〜27は、バルブ操作部30によって開閉操作される。バルブ操作部30は、各バルブ23〜27を自動開閉するための制御ユニットであってもよいし、各バルブ23〜27を手動又は半自動で操作する操作手段(操作機構)であってもよい。図示の例では、バルブ操作部30は、伝熱配管4の出口部4B側に設けた流量センサ4Qの検出信号に基づいて、バルブ23〜27の開閉を自動制御している。
このようなLNG気化装置1の始動・運転例を説明する。先ず、初期設定として、バルブ(始動燃料供給バルブ)24を開放し、その他のバルブ23,25〜27を閉止する。そして、第1接続部20Aにガスボンベ7を接続すると共に、第2接続部20Bにガスエンジン発電機9を接続する。この状態で、始動燃料供給配管20を介してガスボンベ7から始動用の燃料ガスをガスエンジン発電機9に供給し、ガスエンジン発電機9を予備稼働して、始動電源を確保する。ガスエンジン発電機9が発電した電力は、ブロワー5、ポンプ6、バルブ操作部30などの制御系電源として使用される。
次に、ブロワー5とポンプ6などの始動運転を確保した状態で、バルブ23を開放して、始動燃料供給配管20を介してガスボンベ7から始動用の燃料ガスをバーナ部3Aに供給し、バーナ部3Aのパイロットバーナを点火する。この際、メインユニット1Aは、最小負荷起動に調整され、その起動状態で、伝熱配管4の入口部4Aから供給されたLNGを熱交換部4Tで気化して、出口部4Bから気化ガスを送出する。この際の送出圧は、ローリー加圧及びLNGポンプによる。
その後は、ガスボンベ7からの始動用圧縮燃料ガスで、水中燃焼バーナ3を最小負荷燃焼させ、伝熱配管4の出口部4B側での気化ガス流量が増加するのを監視する。気化ガス流量が所定量流れた後に、バルブ25,26を開放して、第1気化ガス供給配管21と第2気化ガス供給配管22に気化ガスを流通させ、バルブ23,24を閉止して、始動燃料供給配管20を遮断し、気化ガス供給による継続運転に移行する。継続運転中は、第1気化ガス供給配管21を経由して、気化ガスがバーナ部3Aに供給され、水中燃焼バーナ3が本稼働し、第2気化ガス供給配管22を経由して、気化ガスがガスエンジン発電機9に供給され、ガスエンジン発電機9が本稼働する。
前述した説明において、ガスボンベ7からの燃料ガス供給でガスエンジン発電機9による始動電源が確保された後は、バルブ操作部30による自動制御モードが可能になる。自動制御モードでは、バルブ操作部30は、始動時にバルブ(始動燃料供給バルブ)23を開放して、流量センサ4Qが所定の気化ガス流量を検出した後は、バルブ25,26を開放して、バルブ(始動燃料供給バルブ)23,24を閉止する。これにより、ガスボンベ7内の始動用圧縮燃料ガスの使用を最小限に抑えて、円滑な継続運転への移行が可能になる。
継続運転移行後は、バルブ27を開放することで、気化ガス充填用配管28に気化ガスを供給して、始動時に燃料ガスを消費したガスボンベ7内に、気化ガスを圧縮した燃料ガスを充填する。これにより、常時ガスボンベ7に始動用の燃料ガスを蓄積しておくことが可能になり、一時停止した後の再稼働時などで確実な始動が可能になる。
このようなLNG気化装置1によると、メインユニット1Aでは、基台10上にSMVの主要構成を搭載させることで、SMVの小型化且つ一体化が可能になる。これにより、LNGサテライト基地などのプラントに設置する場合の省スペース化が可能になり、設置スペースの少ない小規模化したプラントへの適合が可能になる。また、基台10によって一体化したメインユニット1Aにより、車載式或いは移動式の装置が可能になり、分散化したLNGサテライト基地などのプラントに対して速やかな設置が可能になる。
また、LNG気化装置1は、前述したように、ガスボンベ7とガスエンジン発電機9を併設させることを前提として、自立稼働が可能になる。これにより、LNGローリー車によって輸送されるLNGを活用した被災地等における緊急時の迅速且つ継続的なエネルギー供給が可能になる。
図2は、本発明の実施形態に係るLNG気化装置とLNGローリー車を活用したエネルギー供給システムの構成例を示している。このシステムは、LNGローリー車40と、第1の車両41に搭載されたメインユニット1Aと、第2の車両42に搭載されたサブユニット1Bと、第3の車両43に搭載されたサブユニット1Cとにより構成される。メインユニット1Aの基台10は第1の車両41の荷台であり、サブユニット1B,1Cの補助台11,12は、第2,第3の車両42,43の荷台である。ここでは、メインユニット1A、サブユニット1B,1Cをそれぞれ別車両に載置しているが、これに限らず、各ユニットを組み合わせて1台又は2台の車両に載置してもよい。
このシステムによると、始動時には、ガスボンベ7から供給される始動用圧縮燃料ガスが、サブユニット1Cのガスエンジン発電機9に送られ、更には、メインユニット1Aのバーナ部3Aに送られる。これによって、ガスエンジン発電機9を予備稼働し、それによって得られる始動電源で、メインユニット1Aの各構成を予備稼働する。メインユニット1Aが予備稼働すると、LNGローリー車から供給されるLNGをメインユニット1Aが気化して気化ガスを発生させる。そして、気化ガスの流量が所定量に達した後は、気化ガスで水中燃焼バーナ3を燃焼させ、気化ガスをサブユニット1Cのガスエンジン発電機9に供給して、ガスエンジン発電機9を本稼働させることで、メインユニット1Aの継続稼働に移行する。その後は、始動用圧縮燃料ガスの供給を遮断して、気化ガスをサブユニット1Bの気化ガス圧縮充填機8に送り、圧縮された燃料ガスをガスボンベ7に充填する。
このシステムによると、商用電源を持たないどのような地域であっても、LNGローリー車40と共に、メインユニット1Aとサブユニット1B,1Cを車載搬送させて、ガス供給と電力供給を行うことが可能になる。このシステムにおいては、ガスの需要量に応じて、メインユニット1Aを載置した第1の車両41を複数台併設することで、ガス供給能力の増強が可能になり、LNGローリー車40は、次々と交換して継続的にLNGを輸送することができるので、継続的なガスと電力のエネルギー供給が可能になる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:LNG気化装置,1A:メインユニット,1B,1C:サブユニット,
2:温水槽,2P:排気筒,
3:水中燃焼バーナ,
3A:バーナ部,3B:ダウンカマー,3C:スパージパイプ,
4:伝熱配管,4A:入口部,4B:出口部,
4T:熱交換部,4Q:流量センサ,
5:ブロワー,6:給水ポンプ,7:ガスボンベ,8:気化ガス圧縮充填機,
9:ガスエンジン発電機,10:基台,11,12:補助台,
20:始動燃料供給配管,20A:第1接続部,20B:第2接続部,
21:第1気化ガス供給配管,22:第2気化ガス供給配管,
23,24:バルブ(始動燃料供給バルブ),25,26,27:バルブ,
28:気化ガス充填用配管,28A:接続部,
30:バルブ操作部,
40:LNGローリー車,41:第1車両,42:第2車両,43:第3車両

Claims (5)

  1. 基台と、
    該基台上に設置された温水槽と、
    前記温水槽内の水を加温する水中燃焼バーナと、
    前記温水槽内に熱交換部が配置され、一端側にLNGの入口部を備え、他端側に気化されたガスの出口部を備える伝熱配管と、
    前記基台上に設置され、前記水中燃焼バーナに燃焼用空気を供給するブロワーと、
    気化ガスを圧縮してガスボンベに充填する気化ガス圧縮充填機と、
    一端側にガスボンベが接続される第1接続部を備え、他端側の一方に前記水中燃焼バーナの燃料供給口が接続されると共に、他端側の他方にガスエンジン発電機が接続される第2接続部を備える始動燃料供給配管と、
    一端側が前記伝熱配管の前記出口部側に連通し、他端側が前記始動燃料供給配管に連通する第1気化ガス供給配管と、
    一端側が前記伝熱配管の前記出口部側に連通し、他端側にガスエンジン発電機への接続部を備える第2気化ガス供給配管と、
    前記伝熱配管の前記出口部側に一端側が連通し、他端側に前記気化ガス圧縮充填機に接続される接続部を備える気化ガス充填用配管と、
    前記始動燃料供給配管に設けられ、前記第1接続部から前記燃料供給口までの流路と前記第1接続部から前記第2接続部までの流路を開閉する始動燃料供給バルブと、
    前記始動燃料供給バルブを開閉操作するバルブ操作部とを備え、
    前記バルブ操作部は、始動時に前記始動燃料供給バルブを開放し、前記出口部側に気化ガスが所定量流れた後に前記始動燃料供給バルブを閉止することを特徴とするLNG気化装置。
  2. 前記基台とは別の補助台上にガスボンベを搭載したことを特徴とする請求項1記載のLNG気化装置。
  3. 前記基台とは別の補助台上にガスエンジン発電機を搭載したことを特徴とする請求項1又は2に記載のLNG気化装置。
  4. 前記基台を第1の車両に搭載したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のLNG気化装置。
  5. 前記基台を第1の車両に搭載し、前記補助台を第2又は第3の車両に搭載したことを特徴とする請求項2又は3記載のLNG気化装置。
JP2017110245A 2017-06-02 2017-06-02 Lng気化装置 Active JP6937613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017110245A JP6937613B2 (ja) 2017-06-02 2017-06-02 Lng気化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017110245A JP6937613B2 (ja) 2017-06-02 2017-06-02 Lng気化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018204686A JP2018204686A (ja) 2018-12-27
JP6937613B2 true JP6937613B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=64956915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017110245A Active JP6937613B2 (ja) 2017-06-02 2017-06-02 Lng気化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6937613B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018204686A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11506126B2 (en) Integrated fuel gas heater for mobile fuel conditioning equipment
JP6707013B2 (ja) ガスタービンプラント、及びその運転方法
CA2175034C (en) Liquefied gas supply system
JP6746692B2 (ja) 電気および熱エネルギー貯蔵を用いる熱電併給システム
US20140165572A1 (en) Fuel gas heating with thermal energy storage
EP1388643B1 (en) Combined cycle plant
US20070113562A1 (en) Methods and apparatus for starting up combined cycle power systems
UA61957C2 (en) Method for obtaining energy from the exhaust gas of gas turbine, method and system of regeneration of energy of the exhaust gas heat
JP6506282B2 (ja) ロケットエンジンの推進剤タンクを加圧するための装置
ES2611025T3 (es) Procedimiento para poner en marcha una instalación de turbinas de gas y de vapor
US9732982B2 (en) Boiler unit
US6957540B1 (en) Multi-mode complex cycle power plant
CN111556922A (zh) 冷能发电装置
JP6285715B2 (ja) 船舶の燃料供給システム
CN101881220A (zh) 用于加热用于燃气轮机的燃料的系统和方法
JP6937613B2 (ja) Lng気化装置
JPH05502135A (ja) 燃料電池発電装置
EP2772619A1 (en) Liquefied gas treatment system, control method therefor, liquefied gas carrier provided therewith, and liquefied gas storage facility provided therewith
JPH0861085A (ja) ガスタービン
JP3623913B2 (ja) ガス専焼ガスタービン発電装置
JP3533512B2 (ja) 液化ガス供給システム
JP5465747B2 (ja) 加圧流動床複合発電プラントの起動方法
JP2007182974A (ja) 高圧燃料ガス放出システム
KR19990087360A (ko) 액화 가스로부터의 보일 오프를 사용하는 방법및 이 방법을수행하기 위한 장치
KR20200110568A (ko) 선박의 연료공급 및 발전 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6937613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150