JP6937253B2 - 燃料電池スタックのマニホールド、及び燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、燃料電池スタックのマニホールド、及び燃料電池スタックに関する。
燃料電池は、燃料極ガスと、酸化剤極ガスとの電極内における電気化学的反応により発電する。この燃料電池は、エネルギ変換効率が高く、またNoやSo等の排出がほとんど無いので、地球環境に与える影響をより小さくすることが可能である。このため、産業用、家庭用などの定置用燃料電池発電システムの開発が進められている。また、燃料電池は、車載用のモータ電源としても実用化され始めている。
家庭用や車載用などの燃料電池の設置スペースは限られていることから、燃料電池スタックは可能な限り小型化することが望まれている。高分子電解質膜を用いた固体高分子形の燃料電池スタックは、高出力密度での運転が可能で、小型化が可能であり、また常温からの動作が可能であるので、頻繁な起動停止が要求される車載用あるいは純水素を用いる定置型の燃料電池システム向けとして高分子電解質膜を用いた固体高分子形の燃料電池の適用が進められている。
この燃料電池スタックは、電解質膜とこれを挟持する燃料極と酸化剤極、燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板とを有するセルが積層されたセル積層体を構成される。また、発電に必要な燃料ガスを燃料極流路板に供給し、酸化剤ガスを酸化剤極流路に供給するために、セル積層体の側面には燃料マニホールドと酸化剤マニホールドとが配置されている。これらのマニホールドには、セル積層体に反応ガスを供給するための配管継手部と、セル積層体からの未反応ガスを排出するための配管継手部が設けられている。これらの配管継手部は、燃料電池システムを小型化すると共に、メンテナンスを容易化させるために、その配置を工夫する必要があり、マニホールドにおけるセル積層体の積層方向の端部側の端面に設けられている。一方で、セル積層体での反応ガス利用率効率を上げて発電効率を向上させるためマニホールド内の空間領域部の数を増加させて、各空隙部に接する積層体を独立ブロック化し、各ブロックをガスの流れに沿って直列に配置することが行われる。ところが、マニホールド内の空間領域の数を増加させると、空間領域部と、他の空間領域部とがセル積層体の積層方向に沿って順に配置される場合がある。このような場合、マニホールドの端面に配置された配管継手部と空間領域部とを連通させることが困難となってしまう。
特開2012−256498号公報 特許5444025号公報
本発明が解決しようとする課題は、マニホールドにおけるセル積層体の積層方向の端部側の端面に配管継手部を設けても、マニホールド内に複数の空間領域部をセル積層体の積層方向に沿って順に設けることが可能な燃料電池のマニホールド、及び燃料電池を提供することである。
本実施形態によれば、電解質膜と、前記電解質膜を挟持する燃料極および酸化剤極と、前記燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、前記酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板と、を有するセルが積層されたセル積層体の積層方向に沿った側面に配置され、前記セル積層体内の前記燃料極流路板、又は前記酸化剤極流路板に反応ガスを供給する燃料電池スタックのマニホールドであって、前記セル積層体の積層方向の第1端面から反対側の第2端面にかけて配置される複数の空間領域部と、前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第1配管継ぎ手部と、前記第1配管継ぎ手部に接続され、前記第1端面から前記積層方向に1以上の前記空間領域部を貫通して、前記第2端面側の前記空間領域部に連通する第1配管部と、を有する。
本発明によれば、マニホールドにおけるセル積層体の積層方向の端面に配管継手部を設けても、マニホールド内に複数の空間領域をセル積層体の積層方向に沿って順に設けることができる。
マニホールドを外した燃料電池スタックの構造を示す斜視図。 マニホールドを装着した状態の燃料電池スタックの構造を示す斜視図。 燃料電池セルの構成を示す分解斜視図。 燃料極流路板の構成を示す図。 酸化剤極流路板の構成を示す図。 第1マニホールドと第3マニホールドの形状を示す模式図。 第2マニホールドと第4マニホールドの形状を示す模式図。 第1マニホールド、第3マニホールド、及びセル積層体内を流れる冷却水の模式図。 第1マニホールド、第3マニホールドを流れる反応ガス(酸化剤極ガス)の模式図。 第2マニホールド、第4マニホールドを流れる反応ガス(燃料極ガス)の模式図。 一実施形態の第1変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図。 一実施形態の第2変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図。 一実施形態の第3変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図。 一実施形態の第4変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
(一実施形態)
図1は、マニホールドを外した燃料電池スタック1の構造を示す斜視図である。図2は、マニホールドを装着した状態の燃料電池スタック1の構造を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、一実施形態に係る燃料電池スタック1は、燃料電池セルにおける電気化学反応により発電する構造体である。すなわち、燃料電池スタック1は、セル積層体10と、2つの集電板20と、2つの絶縁板25と、燃料電池締付構造体30と、第1マニホールド40と、第2マニホールド42と、第3マニホールド44と、第4マニホールド46と、を備えて構成されている。セル積層体10は、複数の燃料電池セル10aを積層したものである。燃料電池セル10aは、水素を含む燃料極ガスと酸素を含む酸化剤極ガスとの電気化学反応により発電する。すなわち、セル積層体10は、複数の燃料電池セル10aを直列に接続した構造体である。燃料電池セル10aの詳細な構成は後述する。図1及び図2は、セル積層体10の積層方向に平行なZ方向と、Z方向に垂直で互いに平行なX方向およびY方向を示している。本実施形態の燃料電池スタック1を水平面上に設置する場合、Z方向は重力方向に平行となる。
セル積層体10の積層方向の両側には、2つの集電板20が配置されている。2つの集電板20は、板状の導電体であり、セル積層体10の両端面のそれぞれに配置されている。2つの絶縁板25は、板状の絶縁体であり、2つの集電板20と、2つの締付板100との間にそれぞれ配置されている。このように、セル積層体10の積層方向の両側には、2つの集電板20と2つの絶縁板25が順に配置されており、これらを一体的に積層方向の両側から2つの締付板100で締め付けることで、燃料電池1が得られる。
燃料電池締付構造体30は、セル積層体10に面圧を加える構造体であり、2つの締付板100と、複数の連結具200と、を備えて構成されている。2つの締付板100は、複数の燃料電池セルが積層されたセル積層体10の積層方向の両側からセル積層体10を締め付ける部材である。締付板100は、押圧部110と、梁部120とを有している。これら押圧部110と、梁部120とは一体形成されている。
連結具200は、2つの締付板100を連結させる部材である。すなわち、本実施形態における連結具200は、タイロッド202と、二つの座金204と、二つのナット206と、を有している。図1に示すように、2つの締付板100に設けられた対向する孔部にタイロッド202を通した状態で、座金204を介してナット206が締め付けられ、2つの締付板100が連結されている。
図2に示すように、燃料電池スタック1におけるセル積層体10の積層方向に沿った側面にはマニホールド40、42、44、46が装着される。マニホールドとは、燃料極ガス、酸化剤極ガスなどの反応ガス、冷却水などを供給する空間領域を備えた部材である。
第1マニホールド40は、冷却水マニホールドと酸化剤極マニホールドとを有している。第2マニホールド42は、燃料極マニホールドである。第3マニホールド44は、第1マニホールド40に対向するマニホールドであり、冷却水マニホールドと酸化剤極マニホールドとを有している。すなわち、第1マニホールド40と第3マニホールド44とは、セル積層体10の対向する側面にそれぞれ配置されている。
第4マニホールド46は、第2マニホールド42に対向するマニホールドであり、燃料極マニホールドである。すなわち、第2マニホールド42と第4マニホールド46とは、セル積層体10の対向する側面にそれぞれ配置されている。
配管継ぎ手部40aから導入された冷却水は、セル積層体10の側面から供給され、燃料電池セル10aの冷却水流路溝を介して配管継ぎ手部44aから排出される。一方で、配管継ぎ手部40bから酸化剤極ガスが導入され、セル積層体10内の電気化学反応によって消費されなかった酸化剤極ガスが配管継ぎ手部40cから排出される。また、配管継ぎ手部42aから燃料極ガスが導入され、セル積層体10内の電気化学反応によって消費されなかった燃料極ガスが配管継ぎ手部42bから排出される。
マニホールド40、42、44、42には、ガス不透過性が求められる。また、マニホールド内部は、マニホールド外部より圧力が高くなる。このため、マニホールド40、42、44、42は、一般的にマニホールド内部と外部の圧力差に耐えうる剛性樹脂又は金属の成型品として構成されている。マニホールド40、42、44、42の詳細な構成も後述する。
図3乃至図5に基づき、第1の実施形態に係る燃料電池セル10aの詳細な構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係る燃料電池セルの構成を示す分解斜視図である。図3に示すように、燃料電池セル10aは、電解質膜12と、燃料極流路板14と、酸化剤極流路板16と、を備えて構成されている。この電解質膜12は、一方の主面12aに燃料極が形成され、他方の主面12bに酸化剤極が形成されている。電解質膜12は、例えば高分子型の電解質膜である。
図4は、燃料極流路板14の構成を示す図であり、図4(a)は、燃料極流路板14の主面14a側の形状を示す図であり、図4(b)は、燃料極流路板14の主面14b側の形状を示す図である。この図4(a)に示すように、燃料極流路板14の主面14aは、電解質膜12の燃料極と反対側であり、平坦な面を形成している。
図4(b)に示すように、燃料極流路板14は、電解質膜12の燃料極側の主面14bに、燃料極に沿った燃料極ガス流路溝140bを形成している。また、燃料極ガス流路溝140bは、第1入口部14cと、第1出口部14dと、第2入口部14eと、第2出口部14fと、を有する。第1入口部14cから導入され燃料極ガスは、燃料極ガス流路溝140bに沿って流れ第1出口部14dから排出される。また、第2入口部14eから導入された燃料極ガスは、燃料極ガス流路溝140bに沿って流れ第2出口部14fから排出される。
図5は、酸化剤極流路板16の構成を示す図であり、図5(a)は、酸化剤極流路板16の主面16aの形状を示す図であり、図5(b)は、酸化剤極流路板16の主面16aの反対側の主面16bの形状を示す図である。この図5(a)に示すように、酸化剤極流路板16は、電解質膜12の酸化剤極側の主面16aに、酸化剤極に沿った酸化剤ガス流路溝160aを形成している。また、燃料極ガス流路溝160aは、第1入口部16cと、第1出口部16dと、第2入口部16eと、第2出口部16fと、を有する。第1入口部16cから導入され酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路溝160bに沿って流れ第1出口部16dから排出される。また、第2入口部16eから導入され酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路溝160bに沿って流れ第2出口部16fから排出される。
図5(b)に示すように、酸化剤極側と反対側の主面16bに、冷却水流路溝160bを形成している。冷却水流路溝160bは、第1入口部16hと、第1出口部16gと、を有する。第1入口部16hから導入され冷却水は、冷却水流路溝160bに沿って流れ第1出口部16gから排出される。
これら複数の燃料電池セル10aは、化学式1で示す反応により発電する。より詳細には、燃料極ガスは例えば水素含有ガスである。燃料極ガスは、燃料極流路板14の燃料極ガス流路溝140bに沿って流れ、燃料極反応をおこす。酸化剤ガスは例えば酸素含有ガスである。酸化剤ガスは、酸化剤極流路板16の酸化剤ガス流路溝160aを沿って流れ、酸化剤極反応をおこす。燃料電池1は、これらの電気化学反応を利用して、集電板20(図1)に設けられた電極から電気エネルギを取り出す。
(化学式1)
燃料極反応:2H → 4H + 4e
酸化剤極反応:4H+O+ 4e → 2H2O
図6に基づき、第1マニホールド40と第3マニホールド44との詳細な構成を説明する。図6は、第1マニホールド40と第3マニホールド44の形状を示す模式図であり、図6(a)は、第1マニホールド40(図2)をセル積層体10側(図1)から水平に見た形状を示す模式図であり、図6(b)は、第3マニホールド44(図2)をセル積層体10側から水平に見た形状を示す模式図である。
図6(a)に示すように、第1マニホールド40は、反応ガス、すなわち酸化剤ガスを供給する酸化剤マニホールドと冷却水を供給する冷却水マニホールドとを有する。この第1マニホールド40は、配管継ぎ手部40aと、配管継ぎ手部40bと、配管継ぎ手部40cと、連通管40dと、第1空間領域部40eと、第2空間領域部40fと、第3空間領域部40gと、第4空間領域部40hと、配管部40kと、第5空間領域40mと、を備えて構成されている。すなわち、第1マニホールド40の酸化剤マニホールドは、配管継ぎ手部40bと、配管継ぎ手部40cと、連通管40dと、第1空間領域部40eと、第2空間領域部40fと、第3空間領域部40gと、第4空間領域部40hと、配管部40kとを有する。また、第1マニホールド40の冷却水マニホールドは、配管継ぎ手部40aと、第5空間領域40mと、を有する。
配管継ぎ手部40aは、供給用継ぎ手部であり、第5空間領域40mと連通している。この配管継ぎ手部40aは、冷却水を第5空間領域40mに供給する。
配管継ぎ手部40bは、供給用継ぎ手部であり、配管部40kを介して第1空間領域部40eと連通している。この配管継ぎ手部40bは、反応ガス、すなわち酸化剤ガスを第1空間領域部40eに供給する。
配管継ぎ手部40cは、排出用継ぎ手部であり、第4空間領域部40hと連通している。この配管継ぎ手部40cは、電気化学反応により消費されなかった未反応ガスを第4空間領域部40hから排出する。
連通管40dは、セル積層体10(図1)の積層方向に沿った側面に対向する第1マニホールド40の背面に設けられている。この連通管40dは、第2空間領域部40fと、第3空間領域部40gとを連通している。
第1空間領域部40eと、第2空間領域部40fと、第3空間領域部40gと、第4空間領域部40hと、第5空間領域40mとは、セル積層体10(図1)のセル積層方向に沿った側面に沿って配置される複数の空間領域部である。セル積層体10の側面に接している面積が第1空間領域部40e、第2空間領域部40f、第3空間領域部40g、第4空間領域部40hの順に小さくなるように構成されている。
配管部40kは、配管継ぎ手部40bと第1空間領域部40eとを連通する配管である。すなわち、配管部40kは、第3空間領域部40gを貫通して、第1空間領域部40eと連通している。ここで、セル積層体10の側面に対向する第1マニホールド40の背面と第3空間領域部40gが接するセル積層体10の側面との間に配置された配管を、第3空間領域部40gを貫通する配管と呼ぶこととする。このように、配管継ぎ手部40bと、第3空間領域部40gと、第1空間領域部40eとがセル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている。同様に、配管継ぎ手部40cと、第4空間領域部40hと、第2空間領域部40fとがセル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている。
図6(b)に示すように、第3マニホールド44は、酸化剤ガスを供給する酸化剤マニホールドと冷却水を排出する冷却水マニホールドとを有する。この第3マニホールド44は、配管継ぎ手部44aと、第1空間領域部44bと、第2空間領域部44cと、第3空間領域部44dとを備えて構成されている。すなわち、第3マニホールド44の酸化剤マニホールドは、第1空間領域部44bと、第2空間領域部44cとを有している。また、第3マニホールド44の冷却水マニホールドは、配管継ぎ手部44aと、第3空間領域部44dと、を有する。
配管継ぎ手部44aは、排出用継ぎ手部であり、第3空間領域部44dと連通している。この配管継ぎ手部44aは、冷却水を第3空間領域部44dから排出する。第1空間領域部44bと、第2空間領域部44cと、第3空間領域部44dとは、セル積層体10のセル積層方向に沿った側面に沿って配置される複数の空間領域部である。
図7に基づき、第2マニホールド42と第4マニホールド46との詳細な構成を説明する。図7は、第2マニホールド42と第4マニホールド46の形状を示す模式図であり、図7(a)は、第2マニホールド42(図2)をセル積層体10側から水平に見た場合の形状を示す模式図であり、図7(b)は、第4マニホールド46(図2)をセル積層体10側から水平に見た場合の形状を示す模式図である。
図7(a)に示すように、第2マニホールド42は、反応ガス、すなわち燃料極ガスを供給する燃料極マニホールドであり、配管継ぎ手部42aと、配管継ぎ手部42bと、連通管42cと、第1空間領域部42dと、第2空間領域部42eと、第3空間領域部42fと、第4空間領域部42gと、配管部42hと、を備えて構成されている。配管継ぎ手部42aは、供給用継ぎ手部であり、配管部42hを介して第1空間領域部42dと連通している。この配管継ぎ手部42aは、反応ガスを第1空間領域部42dに供給する。
配管継ぎ手部42bは、排出用継ぎ手部であり、第4空間領域部42gと連通している。この配管継ぎ手部42bは、電気化学反応により消費されなかった未反応ガスを第4空間領域部42gから排出する。連通管42cは、第2マニホールド42の背面に設けられた連通管であり、第2空間領域部42eと、第3空間領域部42fとを連通している。
第1空間領域部42dと、第2空間領域部42eと、第3空間領域部42fと、第4空間領域部42gとは、セル積層体10のセル積層方向に沿った側面に沿って配置される複数の空間領域部である。セル積層体10の側面に接している面積が第1空間領域部42d、第2空間領域部42e、第3空間領域部42f、第4空間領域部42gの順に小さくなるように構成されている。
配管部42hは、配管継ぎ手部42aと第1空間領域部42dとを連通する配管である。より具体的には、配管部42hは、第3空間領域部42fを貫通して、第1空間領域部42dに連通している。ここで、セル積層体10の側面に対向する第2マニホールド42の面と第3空間領域部42fが接するセル積層体10の側面との間に配置される配管を、第3空間領域部42fを貫通する配管と呼ぶこととする。このように、配管継ぎ手部42aと、第3空間領域部42fと、第1空間領域部42dとがセル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている。また、配管継ぎ手部42bと、第4空間領域部42gと、第2空間領域部42eとがセル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている。
この図7(b)に示すように、第4マニホールド46は、反応ガス、すなわち燃料極ガスを供給する燃料極マニホールドであり、第1空間領域部46aと、第2空間領域部46bとを備えて構成されている。第1空間領域部46aと、第2空間領域部46bとセル積層体10のセル積層方向に沿った側面に沿って配置される複数の空間領域部である。
図5及び図6を参照にしつつ、図8に基づき冷却水の流れを説明する。図8は、第1マニホールド40、第3マニホールド44、及びセル積層体10内を流れる冷却水の模式図である。セル積層体10の上側から見た図である。この図8に示すように、配管継ぎ手部40aから供給された冷却水は、第5空間領域40mに貯水される。続いて、第5空間領域40mに貯水された冷却水は、第5空間領域40mと連通している酸化剤極流路板16の第1入口部16c(図5(b))を介して冷却水流路溝160bを流れ、第1出口部16h(図5(b))から第3マニホールド44の第3空間領域部44dに排出される。そして、第3空間領域部44dに貯水された冷却水は、第3空間領域部44dと連通している配管継ぎ手部44aから排出される。このように、セル積層体10内の酸化剤極流路板16の冷却水流路溝160bを冷却水が流れることにより、セル積層体10が冷却される。
図5及び図6を参照にしつつ、図9に基づき反応ガス(酸化剤ガス)の流れを説明する。図9は、第1マニホールド40、第3マニホールド44、及びセル積層体10内を流れる反応ガス(酸化剤ガス)の模式図である。図9(a)は、第1マニホールド40の第1空間領域部40e、第2空間領域部40f、及び第5空間領域40mと、第3マニホールド44の第1空間領域部44b、及び第3空間領域部44dとを上面から水平に見た図である。図9(b)は、第1マニホールド40の第3空間領域部40g、第4空間領域部40h、及び第5空間領域40mと、第3マニホールド44の第2空間領域部44c、及び第3空間領域部44dとを上面から水平に見た図である。
この図9(a)に示すように、第1マニホールド40の配管継ぎ手部40bから供給された酸化剤ガスは、配管部40k(図6(a))を介して第1空間領域部40eに供給される。続いて、セル積層体10に積層される酸化剤極流路板16のうち第1空間領域部40eと連通する酸化剤極流路板16の第1入口部16cを介して酸化剤ガス流路溝160a(図5(a))を流れ、第1出口部16d(図5(a))から第3マニホールド44の第1空間領域部44bに排出される。第1空間領域部44bに排出された酸化剤ガスは、セル積層体10に積層される酸化剤極流路板16のうち第1空間領域部44b(図5(a))と連通する酸化剤極流路板16の第2入口部16eを介して酸化剤ガス流路溝160a(図5(a))を流れ、第2出口部16f(図5(a))から第1マニホールド40の第2空間領域部40fに排出される。
図9(b)に示すように、第1マニホールド40の第2空間領域部40fに排出された酸化剤ガスは、連通管40dを介して第3空間領域部40gに供給される。続いて、酸化剤ガスは、セル積層体10(図1)に積層される酸化剤極流路板16のうち第2空間領域部40fと連通する酸化剤極流路板16の第1入口部16c(図5(a))を介して酸化剤ガス流路溝160a(図5(a))を流れ、第1出口部16d(図5(a))から第3マニホールド44の第2空間領域部44cに排出される。第2空間領域部44cに排出された酸化剤ガスは、セル積層体10に積層される酸化剤極流路板16のうち第3空間領域部44cと連通する酸化剤極流路板16の第2入口部16e(図5(a))を介して酸化剤ガス流路溝160a(図5(a))を流れ、第2出口部16f(図5(a))から第1マニホールド40の第4空間領域部40hに排出される。そして、第4空間領域部40hに排出された酸化剤ガスは、第4空間領域部40hと連通している配管継ぎ手部40cから排出される。このように、セル積層体10内の酸化剤極流路板16の酸化剤ガス流路溝160aを酸化剤ガスが流れることにより、電解質膜12の酸化剤極に酸化剤ガスが供給される。
ここで、第1マニホールド40の第1空間領域部40eから供給される酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路溝160aを酸化剤極流路板16の第1領域とし、第3マニホールド44の第2空間領域部44bから供給される酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路溝160aを酸化剤極流路板16の第2領域とし、第1マニホールド40の第3空間領域部40gから供給される酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路溝160aを酸化剤極流路板16の第3領域とし、第3マニホールド44の第3空間領域部44cから供給される酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路溝160aを酸化剤極流路板16の第4領域とする。上述のように、セル積層体10の側面に接している面積が第1空間領域部40e、第2空間領域部40f、第3空間領域部40g、第4空間領域部40hの順に小さくなるので、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域の順に酸化剤極に接する面積が小さくなる。これらから分かるように、酸化剤ガスが電気化学反応により消費され、酸化剤ガスに含まれる酸素の量が少なくなるに従い、酸化剤極に接する面積が小さくなるので、酸化剤極における酸化剤極反応の反応効率は、酸化剤極流路内で均一化される。
図4及び図7を参照にしつつ、図10に基づき反応ガス(燃料極ガス)の流れを説明する。図10は、第2マニホールド42、第4マニホールド46、及びセル積層体10内を流れる反応ガス(燃料極ガス)の模式図である。図10(a)は、第2マニホールド42の第1空間領域部42d、及び第2空間領域部42eと、第4マニホールド46の第1空間領域部46aとを上面から水平に見た図である。図10(b)は、第2マニホールド42の第3空間領域部42h、及び第4空間領域部42gと、第4マニホールド46の第2空間領域部46bとを上面から水平に見た図である。
この図10(a)に示すように、配管継ぎ手部42aから供給された燃料極ガスは、配管部42h(図7(a))を介して第1空間領域部42dに供給される。続いて、セル積層体10に積層される燃料極流路板14のうち第1空間領域部42dと連通する燃料極流路板14の第1入口部14cを介して燃料極ガス流路溝140b(図4(b))を流れ、第1出口部14d(図4(b))から第4マニホールド46の第1空間領域部46aに排出される。第1空間領域部46aに排出された燃料極ガスは、セル積層体10に積層される燃料極流路板14のうち第1空間領域部46aと連通する燃料極流路板16の第2入口部14e(図4(b))を介して燃料極ガス流路溝140b(図4(b))を流れ、第2出口部14f(図4(b))から第2マニホールド42の第2空間領域部42fに排出される。
図10(b)に示すように、第2マニホールド42の第2空間領域部42eに排出された燃料極ガスは、連通管42cを介して第3空間領域部42fに供給される。続いて、セル積層体10に積層される燃料極流路板14のうち第3空間領域部42fと連通する燃料極流路板16の第1入口部14cを介して燃料極ガス流路溝140b(図4(b))を流れ、第1出口部14d(図4(b))から第4マニホールド46の第2空間領域部46bに排出される。第2空間領域部46bに排出された燃料極ガスは、セル積層体10に積層される燃料極流路板14のうち第2空間領域部46bと連通する燃料極流路板14の第2入口部14e(図4(b))を介して燃料極ガス流路溝140b(図4)を流れ、第2出口部14f((図4(b))から第2マニホールド42の第4空間領域部42gに排出される。そして、第4空間領域部42gに排出された燃料極ガスは、第4空間領域部42gと連通している配管継ぎ手部42bから排出される。このように、セル積層体10内の燃料極流路板14の燃料極ガス流路溝140bを燃料極ガスが流れることにより、電解質膜12の燃料極に燃料極ガスが供給される。
ここで、第2マニホールド42の第1空間領域部42dから供給される燃料極ガスが流れる燃料極ガス流路溝140bを燃料極流路板14の第1領域とし、第4マニホールド46の第1空間領域部46aから供給される燃料極ガスが流れる燃料極ガス流路溝140bを燃料極流路板14の第2領域とし、第2マニホールド42の第3空間領域部42fから供給される燃料極ガスが流れる燃料極ガス流路溝140bを燃料極流路板14の第3領域とし、第4マニホールド46の第2空間領域部46bから供給される燃料極ガスが流れる燃料極ガス流路溝140bを燃料極流路板14の第4領域とする。上述のように、セル積層体10の側面に接している面積が第1空間領域部42d、第2空間領域部42e、第3空間領域部42f、第4空間領域部42gの順に小さくなるので、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域の順に燃料極に接する面積が小さくなる。これらから分かるように、燃料極ガスが電気化学反応により消費され、燃料極ガスに含まれる水素の量が少なくなるに従い、燃料極に接する面積が小さくなるので、燃料極における燃料極反応の反応効率は、燃料極流路内で均一化される。
以上説明したように、本実施形態に係る燃料電池スタック1によれば、第3空間領域部40g、42fを貫通する配管部40k、42hを設けた。これにより、配管継ぎ手部40b、42aと、第3空間領域部40g、42fと、第1空間領域部40e、42dとを、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置しても、配管継ぎ手部40b、42aと、第1空間領域部40e、42dとを連通させることができる。
(一実施形態の第1変形例)
図11は、一実施形態の第1変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図である。図11(a)は、一実施形態の第1変形例に係る第1マニホールド40の構成を示す模式図である。図11(b)は、一実施形態の第1変形例に係る第3マニホールド44の構成を示す模式図である。この図11(a)に示すように、配管継ぎ手部40cと第4空間領域部40hとを連通させている点が一実施形態に係る第1マニホールド40と相違する。この図11(a)に示すように、配管継ぎ手部40c、第2空間領域部40f、第4空間領域部40hが、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている場合には、配管部40kは、第2空間領域部40fを貫通して、第4空間領域部40hと連通している。この図11(b)に示すように、第1空間領域部44bを第2空間領域部44cよりも配管継ぎ手部44aに近づけている。このように、第2空間領域部40fを貫通する配管部40kを設けることにより、配管継ぎ手部40c、第2空間領域部40f、第4空間領域部40hを、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置しても、配管継ぎ手部40cと、第4空間領域部40hとを連通させることができる。
(一実施形態の第2変形例)
図12は、一実施形態の第2変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図である。図12(a)は、一実施形態の第2変形例に係る第2マニホールド42の構成を示す模式図である。図12(b)は、一実施形態の第2変形例に係る第4マニホールド46の構成を示す模式図である。この図12(a)に示すように、配管継ぎ手部42bと第4空間領域部42gとを連通させている点が一実施形態に係る第2マニホールド42と相違する。この図12(a)に示すように、配管継ぎ手部42b、第2空間領域部42e、第4空間領域部42gが、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置されている場合には、配管部40jは、第2空間領域部42eを貫通して、第4空間領域部42gと連通している。この図12(b)に示すように、第1空間領域部46aと第2空間領域部46bとのセル積層体10の積層方向に沿った位置を入れ替えている点が一実施形態に係る第4マニホールド46と相違する。このように、第2空間領域部42eを貫通する配管部40jを設けることにより、配管継ぎ手部42b、第2空間領域部40e、第4空間領域部42gを、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置しても、配管継ぎ手部42bと、第4空間領域部42gとを連通させることができる。
(一実施形態の第3変形例)
図13は、一実施形態の第3変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図である。図13(a)は、一実施形態の第3変形例に係る第2マニホールド4の構成を示す模式図である。図13(b)は、一実施形態の第3変形例に係る第4マニホールド46の構成を示す模式図である。この図13(a)に示すように、第1空間領域部42dと第2空間領域部42eを一つの第1空間領域部42dとし、第3空間領域部42fと第4空間領域部42gを一つの第2空間領域部42eとした点が一実施形態に係る第2マニホールド42と相違する。このように、第2空間領域部42eを貫通する配管部42hを設けることにより、配管継ぎ手部42a、第2空間領域部42e、第1空間領域部42dを、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置しても、配管継ぎ手部42aと、第1空間領域部42dとを連通させることができる。
(一実施形態の第4変形例)
図14は、一実施形態の第4変形例に係るマニホールドの構成を示す模式図である。図14(a)は、一実施形態の第4変形例に係る第2マニホールド42の構成を示す模式図である。図14(b)は、一実施形態の第4変形例に係る第4マニホールド46の構成を示す模式図である。この図14(a)に示すように、第1空間領域部42dと第2空間領域部42eを一つの第1空間領域部42dとし、第3空間領域部42fと第4空間領域部42gを一つの第2空間領域部42eとし、位置を入れ替えた点が一実施形態に係る第2マニホールド42と相違する。このように、第1空間領域部42dを貫通する配管部42hを設けることにより、配管継ぎ手部42b、第1空間領域部42d、第2空間領域部42eを、セル積層体10の積層方向に沿って順に配置しても、配管継ぎ手部42bと、第2空間領域部42eとを連通させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:燃料電池スタック、10:セル積層体、10a:燃料電池セル、12:電解質膜、14:燃料極流路板、16:酸化剤極流路板、40:第1マニホールド、40a〜c:配管継ぎ手部、40d:連通管、40e:第1空間領域部、40f:第2空間領域部、40g:第3空間領域部、40h:第4空間領域部、40k:配管部、40m:第5空間領域部、42:第2マニホールド、42a:配管継ぎ手部、42b:配管継ぎ手部、42c:連通管、42d:第1空間領域部、42e:第2空間領域部、42f:第3空間領域部、42g:第4空間領域部、42h:配管部、44:第3マニホールド、46:第4マニホールド

Claims (7)

  1. 電解質膜と、前記電解質膜を挟持する燃料極および酸化剤極と、前記燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、前記酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板と、を有するセルが積層されたセル積層体の積層方向に沿った側面に配置され、前記セル積層体内の前記燃料極流路板、又は前記酸化剤極流路板に反応ガスを供給する燃料電池スタックのマニホールドであって、
    前記セル積層体の前記積層方向の第1端面から反対側の第2端面にかけて配置される複数の空間領域部と、
    前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第1配管継ぎ手部と、
    前記第1配管継ぎ手部に接続され、前記第1端面から前記積層方向に1以上の前記空間領域部を貫通して、前記第2端面側の前記空間領域部に連通する第1配管部と、
    前記第1配管継ぎ手部から流入した前記反応ガスの全てが、前記第1配管部を介して供給される第1空間領域部と、
    前記第1空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第1空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第2空間領域部と、
    前記第2空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第1配管部が貫通しており、かつ前記第2空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第3空間領域部と、
    前記第3空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第3空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第4空間領域部と、
    前記第4空間領域部内の前記反応ガスを排出させる第2配管継ぎ手部であって、前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第2配管継ぎ手部と、
    を備える、燃料電池スタックのマニホールド。
  2. 電解質膜と、前記電解質膜を挟持する燃料極および酸化剤極と、前記燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、前記酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板と、を有するセルが積層されたセル積層体の積層方向に沿った側面に配置され、前記セル積層体内の前記燃料極流路板、又は前記酸化剤極流路板に反応ガスを供給する燃料電池スタックのマニホールドであって、
    前記セル積層体の前記積層方向の第1端面から反対側の第2端面にかけて配置される複数の空間領域部と、
    前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第1配管継ぎ手部と、
    前記第1配管継ぎ手部から前記反応ガスが供給される第1空間領域部と、
    前記第1空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、第2配管部が貫通しており、かつ前記第1空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第2空間領域部と、
    前記第2空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第2空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第3空間領域部と、
    前記第3空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第3空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第4空間領域部と、
    前記第2配管部に接続され、前記第4空間領域部内の前記反応ガスのみが排出される第2配管継ぎ手部であって、前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第2配管継ぎ手部と、
    を備える、燃料電池スタックのマニホールド。
  3. 前記反応ガスは、水素含有ガス、酸素含有ガスのいずれかであり、前記反応ガスと異なる流体が供給される第5空間領域部を更に有する、請求項1又は2に記載の燃料電池スタックのマニホールド。
  4. 前記第2空間領域部と、前記第3空間領域部とは、前記セル積層体の前記積層方向に沿った前記側面に対向する前記マニホールドの背面に設けられた流路を介して連通している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の燃料電池スタックのマニホールド。
  5. 前記第1配管継ぎ手部と前記第2配管継ぎ手部と前記複数の空間領域部とが一体成型されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料電池スタックのマニホールド。
  6. 電解質膜と、前記電解質膜を挟持する燃料極および酸化剤極と、前記燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、前記酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板と、を有するセルが積層されたセル積層体と、
    前記セル積層体の積層方向に沿った側面に配置され、前記セル積層体内の前記燃料極流路板、又は前記酸化剤極流路板に反応ガスを供給するマニホールドと、を備え、
    前記マニホールドは、
    前記セル積層体の前記積層方向の第1端面から反対側の第2端面にかけて配置される複数の空間領域部と、
    前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第1配管継ぎ手部と、
    前記第1配管継ぎ手部に接続され、前記第1端面から前記積層方向に1以上の前記空間領域部を貫通して、前記第2端面側の前記空間領域部に連通する第1配管部と、
    前記第1配管継ぎ手部から流入した前記反応ガスの全てが、前記第1配管部を介して供給される第1空間領域部と、
    前記第1空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第1空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第2空間領域部と、
    前記第2空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第1配管部が貫通しており、かつ前記第2空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第3空間領域部と、
    前記第3空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第3空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第4空間領域部と、
    前記第4空間領域部内の前記反応ガスを排出させる第2配管継ぎ手部であって、前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第2配管継ぎ手部と、を有する、燃料電池スタック。
  7. 電解質膜と、前記電解質膜を挟持する燃料極および酸化剤極と、前記燃料極に面したガス流路が設けられている燃料極流路板と、前記酸化剤極に面したガス流路が設けられている酸化剤極流路板と、を有するセルが積層されたセル積層体と、
    前記セル積層体の積層方向に沿った側面に配置され、前記セル積層体内の前記燃料極流路板、又は前記酸化剤極流路板に反応ガスを供給するマニホールドと、を備え、
    前記マニホールドは、
    前記セル積層体の前記積層方向の第1端面から反対側の第2端面にかけて配置される複数の空間領域部と、
    前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第1配管継ぎ手部と、
    前記第1配管継ぎ手部から前記反応ガスが供給される第1空間領域部と、
    前記第1空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、第2配管部が貫通しており、かつ前記第1空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第2空間領域部と、
    前記第2空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第2空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第3空間領域部と、
    前記第3空間領域部から排出された前記反応ガスが供給され、前記第3空間領域部よりも前記側面に接する面積が小さい第4空間領域部と、
    前記第2配管部に接続され、前記第4空間領域部内の前記反応ガスのみが排出される第2配管継ぎ手部であって、前記第1端面から、前記第2端面とは反対側に突き出した第2配管継ぎ手部と、
    を有する、燃料電池スタック。
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