JP6936043B2 - 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6936043B2
JP6936043B2 JP2017090631A JP2017090631A JP6936043B2 JP 6936043 B2 JP6936043 B2 JP 6936043B2 JP 2017090631 A JP2017090631 A JP 2017090631A JP 2017090631 A JP2017090631 A JP 2017090631A JP 6936043 B2 JP6936043 B2 JP 6936043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intersection
vehicle
brake lamp
unit
stop line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017090631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018190094A (ja
Inventor
山田 哲
哲 山田
真留美 子安
真留美 子安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Mapmaster Inc
Original Assignee
Toyota Mapmaster Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Mapmaster Inc filed Critical Toyota Mapmaster Inc
Priority to JP2017090631A priority Critical patent/JP6936043B2/ja
Publication of JP2018190094A publication Critical patent/JP2018190094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6936043B2 publication Critical patent/JP6936043B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、カーナビゲーション技術の発展や車両の自動運転技術の急速な進展に伴い、同じ道路を自動運転、有人運転の別を問わず、種々に運転制御された車両が走行することが予想される。このような状況を鑑みると、道路を走行するに際し運転制御の異なる車両への配慮や対応が可能な運転制御が期待される。特に、ブレーキに関する制御は、安全走行の上でより重要視される。
一方、ブレーキランプの点灯制御に関して、特許文献1には、自車両に備えられたブレーキランプがT字路の停止線で停止した時点から自車両が発進して右折又は左折が終了して直進走行に戻るまでの間点灯又は点滅することにより、後続車両に対し自車両が停止する可能性があることを知らせる追突防止用警報装置に関する技術が開示されている。
本発明に関連する従来技術を開示する特許文献2〜4も参照されたい。
特開平6−36199号公報 特開2008−210058号公報 特開平6−36196号公報 特開2007−109001号公報
本発明者らは、ブレーキランプに関し、より他車両に配慮した車両制御とすべく鋭意検討を重ねてきた。その結果、次のことに気が付いた。一般に、見通しの悪い一時停止のある交差点では二段階停止が行われるものの、二段階目の停止を想定していなかった後続車両にとっては、一段階目の停止において点灯したブレーキランプがブレーキ解除により消灯したとき、続いて進行しまい、車間距離が極端に狭くなる恐れがある。
このような状況に鑑み、本発明者らは、上記二段階停止のようにブレーキ操作が実行される可能性のある箇所について連続してブレーキランプを点灯させるよう車両を制御することで、後続車両への警告をより充実させることができることに想到した。
本開示は上記目的を達成するためになされたものであり、本開示の少なくとも幾つかの局面に係る車両制御システムは次のように規定される。
第1の局面に規定される車両制御システムは、
オン情報の座標及びオフ情報の座標を含む情報セットであって、前記オン情報の座標及びオフ情報の座標が位置する道路の進行方向に沿った順序情報を有する情報セットを含む地図データを保存する地図データ保存部と、
後方警告手段を備える車両に搭載可能であり、前記車両の車内ローカルエリアネットワークを介して前記後方警告手段と通信可能に接続された車両制御装置であって、前記後方警告手段を制御する警告手段制御部及び前記車両の現在位置を前記地図データと照合する照合部、を備える車両制御装置と、
を備える車両制御システムであって、
前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第1の判定部と、
前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記第1の判定部が通過を判定した前記オン情報の座標が属する前記情報セットに含まれる前記オフ情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第2の判定部と、を備え、
前記警告手段制御部は、前記第1の判定部が前記車両の前記オン情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオンし、前記第2の判定部が前記車両の前記オフ情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記後方警告手段を第1のオン状態に維持する。
このように規定される第1の局面の車両制御システムによれば、オン情報の座標及びオフ情報の座標を含む情報セットであって、前記オン情報の座標及びオフ情報の座標が位置する道路の進行方向に沿った順序情報を有する情報セットを含む地図データを備え、車両の現在位置がオン情報の座標を順序情報に従って通過したと判定したとき後方警告手段をオンし、当該車両が続いてオフ情報の座標を通過したと判定したとき後方警告手段をオフする制御を行う。即ち、後方警告手段は当該オンされた後オフされるまでの間第1のオン状態を維持する。このような車両制御によれば、予めブレーキ操作が実行される可能性のある箇所について後方警告手段をオン状態に維持することが可能となるため、後続車両へ充分な警告を行うことが可能となる。また、上記後方警告手段の制御は、上記地図データに含まれる情報セットに基づいて実行されるため、CPUの処理負荷を比較的低負荷で抑えることができる。
前記後方警告手段はブレーキランプとすることができる(第4の局面)。
第2の局面に規定される車両制御システムは、上記後方警告手段の制御を要する場合、即ち、後続車両が検出された場合にのみ、当該後方警告手段の制御を行うことを更なる目的とし、次のように規定される。即ち、
第1の局面に規定の車両制御システムにおいて、前記車両は後続車両を検出する後続車両検出部、を備え、
前記警告手段制御部は、前記後続車両検出部が前記後続車両を検出したとき、前記後方警告手段をオンする。
このように規定される第2の局面に規定の車両制御システムによれば、後続車両が検出されたことを更なる条件として、上記後方警告手段の制御が実行される。当該後続車両が存在しない場合には、当該後方警告手段の制御を行わないため、自車両のスムースな走行が優先されドライバにとって便宜である。
第3の局面に規定される車両制御システムは、車両のドライバの制動操作と連携しつつ後続車両へ警告を充実させることを更なる目的とし、次のように規定される。即ち、
第1又は第2の局面に規定される車両制御システムにおいて、前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標より前記道路の進行方向に対して後方所定距離内に位置することを判定する第3の判定部、を備え、
前記警告手段制御部は、前記第3の判定部が前記車両が前記オン情報の座標の前記後方所定距離内に位置することを判定し、かつ、前記車両のドライバにより該車両の制動操作が実行されたとき、前記後方警告手段をオンし、前記第1のオン状態が開始されるまで前記後方警告手段を第2のオン状態に維持する。
このように規定される第3の局面に規定の車両制御システムによれば、車両のドライバが、上記オン情報の座標より手前で制動操作を行った場合には、該制動操作に基づいて後方警告手段をオンし、上記オン情報の座標までオン状態を維持する制御を行う。このような車両制御システムによれば、上記オン情報の座標より手前で実行された制動操作によってオンした後方警告手段は、該制動操作が解除された場合であっても、その後上記オフ情報の座標を通過するまで連続してオン状態を維持することができるため、後続車両への警告をより充実することができる。
第5の局面に規定される車両制御装置は、リアルタイムの走行環境に応じて、ドライバのブレーキ操作により、後続車両への警告が必要であると判断される場合に連続してブレーキランプを点灯させるよう車両を制御することで、後続車両への警告をより充実させることができることに想到した。ことを目的とし、次のように規定される。即ち、
ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御部と、
自車両が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出部と、
前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定部と、
前記自車両の前方をモニタする前方モニタ手段と、
前記前方モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定部と、を備え、
前記ブレーキランプ制御部は、前記交差点接近検出部が前記自車両が前記検出された交差点に接していることを検出し、前記一時停止線特定部が前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定し、かつ、前記見通し判定部が前記検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作時又は前記検出された交差点を通過したとき前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する、
車両制御装置。
このように規定される第5の局面に規定の車両制御装置によれば、自車両が交差点へ接近していることを検出し、該検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定し、該自車両の前方のモニタ結果に基づき、該検出された交差点の見通し状態を判定した上で、該自車両が該検出された交差点に接していることを検出し、該検出された交差点への進入口に一時停止線を特定し、かつ、該検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作時又は前該検出された交差点を通過したときブレーキランプをオフする制御を行う。即ち、ブレーキランプは当該オンされた後オフされるまでの間オンされた状態を維持する。このような車両制御によれば、ドライバが二段階停止又は徐行を行う可能性の高い箇所、即ち、交差点での一時停止線付近における見通しが悪い箇所において、ブレーキ操作が行われた場合には、第2回目のブレーキ操作時又は該検出された交差点を通過時までブレーキランプをオン状態に維持することが可能となるため、後続車両へ充分な警告を行うことが可能となる。また、上記ブレーキランプの制御は、走行中のリアルタイムでの状況に応じて実行されるため、より実際に即したブレーキランプ制御が可能となる。
第6の局面に規定される車両制御装置は、上記ブレーキランプの制御を実行するに際し、CPUの処理負荷をより低減させることを更なる目的とし、次のように規定される。即ち、
第5の局面に規定される車両制御装置において、前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを保存する地図データ保存部と、
前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合部と、を備え、
前記交差点接近検出部は、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定部は、前記交差点接近検出部が前記自車両が前記検出された交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存部を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第6の局面に規定の車両制御装置によれば、予め備えられた地図データに含まれる交差点に関する情報及び一時停止線に関する情報に基づいて、交差点接近検出部及び一時停止線特定部の処理が実行されるため、上記ブレーキランプの制御を実行するに際し、CPUの処理負荷をより低減させることができる。
第7の局面に規定される車両制御装置は、実際の走行環境に即して、上記ブレーキランプの制御を実行することを更なる目的とし、次のように規定される。即ち、
第5の局面に規定される車両制御装置において、前記交差点接近検出部は、前記前方モニタ手段のモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定部は、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第7の局面に規定の車両制御装置によれば、前方モニタ手段としてカメラ等の撮像手段によって得られるモニタ結果を画像処理することにより、交差点接近検出部及び一時停止線特定部の処理が実行されるため、上記ブレーキランプの制御を実行するに際し、実際の走行環境に即して上記ブレーキランプの制御を実行することが可能となる。
第8の局面に規定される車両制御装置は、上記後方警告手段の制御を要する場合、即ち、後続車両が検出された場合にのみ、当該後方警告手段の制御を行うことを更なる目的とし、次のように規定される。即ち、
第5〜第7のいずれかの局面に規定の車両制御装置において、後続車両を検出する後続車両検出部、を備え、
前記ブレーキランプ制御部は、前記後続車両検出部が前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする。
このように規定される第8の局面に規定の車両制御装置によれば、後続車両が検出されたことを更なる条件として、上記後方警告手段の制御が実行される。当該後続車両が存在しない場合には、当該後方警告手段の制御を行わないため、自車両のスムースな走行が優先されドライバにとって便宜である。
第9の局面に規定される車両制御システムの制御方法は、
オン情報の座標及びオフ情報の座標を含む情報セットであって、前記オン情報の座標及びオフ情報の座標が位置する道路の進行方向に沿った順序情報を有する情報セットを含む地図データを地図データ保存部へ保存する地図データ保存ステップと、
車両に備えられた後方警告手段を制御する警告手段制御ステップ及び前記車両の現在位置を前記地図データと照合する照合ステップ、とを備える車両制御システムの制御方法であって、
第1の判定部が、前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第1の判定ステップと、
第2の判定部が、前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記第1の判定ステップで通過を判定した前記オン情報の座標が属する前記情報セットに含まれる前記オフ情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第2の判定ステップと、を備え、
前記警告手段制御ステップでは、前記第1の判定ステップで前記車両の前記オン情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオンし、前記第2の判定ステップで前記車両の前記オフ情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記後方警告手段を第1のオン状態に維持する。
このように規定される第9の局面の制御方法によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第10の局面に規定される車両制御システムの制御方法は、
第9の局面に規定の制御方法において、後続車両検出部が、前記車両の後続車両を検出する後続車両検出ステップ、を備え、
前記警告手段制御ステップでは、前記後続車両検出ステップで前記後続車両を検出したとき、前記後方警告手段をオンする。
このように規定される第10の局面の制御方法によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第11の局面に規定される車両制御システムの制御方法は、
第9又は第10の局面に規定の制御方法において、第3の判定部が、前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標より前記道路の進行方向に対して後方所定距離内に位置することを判定する第3の判定ステップ、を備え、
前記警告手段制御ステップでは、前記第3の判定ステップが前記車両が前記オン情報の座標の前記後方所定距離内に位置することを判定し、かつ、前記車両のドライバにより該車両の制動操作が実行されたとき、前記後方警告手段をオンし、前記第1のオン状態が開始されるまで前記後方警告手段を第2のオン状態に維持する。
このように規定される第11の局面の制御方法によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
第12の局面に規定される車両制御システムの制御方法は、
第9〜第11のいずれかの局面に規定の制御方法において、前記後方警告手段はブレーキランプである。
このように規定される第12の局面の制御方法によれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
第13の局面に規定される車両制御装置の制御方法は、
ブレーキランプ制御部が、ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御ステップと、
交差点接近検出部が、自車両が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出ステップと、
一時停止線特定部が、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定ステップと、
前方モニタ手段が、前記自車両の前方をモニタする前方モニタステップと、
見通し判定部が、前記前方モニタステップでのモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定ステップと、を備え、
前記ブレーキランプ制御ステップでは、前記交差点接近検出ステップで前記自車両が前記交差点に接近していることを検出し、前記一時停止線特定ステップで前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定し、かつ、前記見通し判定ステップで前記検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作時又は前記検出された交差点を通過したとき前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する。
このように規定される第13の局面の制御方法によれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
第14の局面に規定される車両制御装置の制御方法は、
第13の局面に規定の制御方法において、前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを地図データ保存部へ保存する地図データ保存ステップと、
照合部が、前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合ステップと、を備え、
前記交差点接近検出ステップでは、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定ステップでは、前記交差点接近検出ステップで前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存部を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第14の局面の制御方法によれば、第6の局面と同等の効果を奏する。
第15の局面に規定される車両制御装置の制御方法は、
第13の局面に規定の制御方法において、前記交差点接近検出ステップでは、前記前方モニタステップでのモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定ステップでは、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第15の局面の制御方法によれば、第7の局面と同等の効果を奏する。
第16の局面に規定される車両制御装置の制御方法は、
第13〜第15のいずれかの局面に規定の制御方法において、後続車両検出部が、後続車両を検出する後続車両検出ステップ、を備え、
前記ブレーキランプ制御ステップでは、前記後続車両検出ステップで前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする。
このように規定される第16の局面の制御方法によれば、第8の局面と同等の効果を奏する。
第17の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
コンピュータを、オン情報の座標及びオフ情報の座標を含む情報セットであって、前記オン情報の座標及びオフ情報の座標が位置する道路の進行方向に沿った順序情報を有する情報セットを含む地図データを保存する地図データ保存手段、として機能させ、
後方警告手段を備える車両に搭載可能であり、前記車両の車内ローカルエリアネットワークを介して前記後方警告手段と通信可能に接続された車両制御装置を、前記後方警告手段を制御する警告手段制御手段及び前記車両の現在位置を前記地図データと照合する照合手段、として機能させる、車両制御システムのためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ又は前記車両制御装置を、
前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第1の判定手段と、
前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記第1の判定部が通過を判定した前記オン情報の座標が属する前記情報セットに含まれる前記オフ情報の座標を前記順序情報に沿って通過したことを判定する第2の判定手段、として機能させ、
前記警告手段制御手段は、前記第1の判定手段が前記車両の前記オン情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオンし、前記第2の判定手段が前記車両の前記オフ情報の座標の通過を判定したとき前記後方警告手段をオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記後方警告手段を第1のオン状態に維持する。
このように規定される第17の局面のコンピュータプログラムによれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第18の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第17の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記車両制御装置を、更に、
前記車両の後続車両を検出する後続車両検出手段、として機能させ、
前記警告手段制御手段は、前記後続車両検出手段が前記後続車両を検出したとき、前記後方警告手段をオンする。
このように規定される第18の局面のコンピュータプログラムによれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第19の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第17又は第18の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記車両制御装置又は前記コンピュータを、更に、
前記照合の結果に基づき、前記車両が、前記オン情報の座標より前記道路の進行方向に対して後方所定距離内に位置することを判定する第3の判定手段、として機能させ、
前記警告手段制御手段は、前記第3の判定手段が前記車両が前記オン情報の座標の前記後方所定距離内に位置することを判定し、かつ、前記車両のドライバにより該車両の制動操作が実行されたとき、前記後方警告手段をオンし、前記第1のオン状態が開始されるまで前記後方警告手段を第2のオン状態に維持する。
このように規定される第19の局面のコンピュータプログラムによれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
第20の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第17〜第19のいずれかの局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記後方警告手段はブレーキランプである。
このように規定される第20の局面のコンピュータプログラムによれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
第21の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
車両制御装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御手段と、
自車両が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出手段と、
前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定手段と、
前記自車両の前方をモニタする前方モニタ手段と、
前記前方モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定手段、として機能させ、
前記ブレーキランプ制御手段は、前記交差点接近検出手段が前記自車両が前記交差点に接近していることを検出し、前記一時停止線特定手段が前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定し、かつ、前記見通し判定手段が前記検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作時又は前記検出された交差点を通過したとき前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する。
このように規定される第21の局面のコンピュータプログラムによれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
第22の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第21の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータを、更に、
前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを保存する地図データ保存手段と、
前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合手段、として機能させ、
前記交差点接近検出手段は、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定手段は、前記交差点接近検出手段が前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存手段を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第22の局面のコンピュータプログラムによれば、第6の局面と同等の効果を奏する。
第23の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第21の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記交差点接近検出手段は、前記前方モニタ手段のモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
前記一時停止線特定手段は、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。
このように規定される第23の局面のコンピュータプログラムによれば、第7の局面と同等の効果を奏する。
第24の局面に規定されるコンピュータプログラムは、
第21〜第23のいずれかの局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータを、更に、
後続車両を検出する後続車両検出手段、として機能させ、
前記ブレーキランプ制御手段は、前記後続車両検出手段が前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする。
このように規定される第24の局面のコンピュータプログラムによれば、第8の局面と同等の効果を奏する。
第17〜第24のいずれかの局面に規定されるコンピュータプログラムを記録する記録媒体が第25の局面に規定される。
図1は、本発明の第1実施形態の車両制御システム1の構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、地図データ保存部21に保存される情報セットテーブルの各データ構造の一例及び該情報セットについて説明する説明図である。 図3は、本発明の第1実施形態の車両制御システム1によって実施される車両制御方法の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態の車両制御システム100の構成を概略的に示すブロック図である。 図5は、本発明の第3実施形態の車両制御システム200の構成を概略的に示すブロック図である。 図6は、本発明の第4実施形態の車両制御装置300の構成を概略的に示すブロック図である。 図7は、本発明の第5実施形態の車両制御装置400の構成を概略的に示すブロック図である。 図8は、本発明の第5実施形態の車両制御装置400によって実施される車両制御方法の一例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第6実施形態の車両制御装置500の構成を概略的に示すブロック図である。 図10は、本発明の第1実施例の車両制御システム700の構成を概略的に示すブロック図である。 図11は、本発明の第2実施例の車両制御装置800の構成を概略的に示すブロック図である。
本開示に係る幾つかの実施形態及び実施例について、添付図面を参照しながら以下の通り説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施形態としての車両制御システム1の構成を概略的に示すブロック図である。適宜、図2に示す模式図を用いて、以下に説明する。
図1に示すように、第1実施形態の車両制御システム1は、サーバ装置2と車両3とを備えており、サーバ装置2と車両3内車両制御装置33とはネットワークNを介して夫々無線接続されている。車両制御システム1に含まれる車両は一に限定されず、第1の車両としての車両(M1)の他に第2〜第nの車両M2〜Mn(図示せず)を含んでいてもよい。以下の例において、地図データ保存部はサーバ装置に備えられているが、これに限定されるものではなく、車両が備えていてもよい。
サーバ装置2は、地図データ保存部21を備える。
地図データ保存部21には、地図データが保存されている。地図データには、後述の後方警告手段に関するオン情報の座標及びオフ情報の座標を含む情報セットであって、該オン情報の座標及びオフ情報の座標が位置する道路の進行方向に沿った順序情報を有する情報セットが含まれている。当該情報セットは、例えば、道路の進行方向、オン情報の座標及びオフ情報の座標で構成される。一情報セットに属するオン情報の座標及びオフ情報の座標は、道路の進行方向に沿って、オン情報の座標、次いでオフ情報の座標の順に位置する。当該オン情報の座標及びオフ情報の座標は、例えば、一時停止線やETC等後方警告手段を作動させる可能性のある対象が存在する位置に基づいて、オペレータの手動により、あるいは、自動的に設定されうる。例えば、一時停止線の位置に基づいて設定される場合、オン情報の座標は、当該一時停止線が配置されている位置、あるいは、当該一時停止線が配置されている位置を基準として進行方向に対し後方所定距離(例えば、5m)の位置に設定されうる。他方、オフ情報の座標は、当該一時停止線が配置されている位置を基準として進行方向に対し前方所定距離(例えば、5m)の位置、あるいは、当該一時停止線が配置されている交差点内の位置に設定されうる。このような情報セットの一例を図2に示す。図2に示す情報セットは、一時停止線sについての情報セットD01として、リンク番号L1、進行方向d、オン情報の座標Pon(x1,y1)、オフ情報の座標Poff(x2,y2)を含むことができる。地図データ保存部21には、リンクやノードなど地図情報を規定するための道路要素に関する情報や、構造物等、三次元地図に描画される情報等が含まれていてもよい。このような地図データは、例えば、レーザスキャナからの点群データ又は画像データとして格納されていてもよい。
車両3は、後方警告手段31及び車両3の車内ローカルエリアネットワークを介して後方警告手段31と通信可能に接続された車両制御装置33を備える。
後方警告手段31は、車両3の後方接近車両に対して、車両3の車両制御に起因する警告を行うことが可能な手段である。このような手段としては、視覚的に警告を行うことが可能な手段としてブレーキランプ等が挙げられ、聴覚的に警告を行うことが可能な手段としてブザー等が挙げられる。後方警告手段31は、車両制御装置33の車両制御に基づいてオンオフ制御される。
車両制御装置33は、現在位置特定部331、照合部332、第1の判定部333、第2の判定部334及び警告手段制御部335を備え、後方警告手段31のオンオフを制御する。
現在位置特定部331は、GPS装置やジャイロ装置により車両3の現在位置を特定する。併せて、現在時刻を特定することもできる。
照合部332は、現在位置特定部331及び地図データ保存部21を参照して、車両3の現在位置を地図データと照合する。
第1の判定部333は、照合部332の照合の結果に基づき、車両3が、オン情報の座標を該オン情報の座標が属する情報セットに含まれる順序情報に沿って通過したことを判定する。
第2の判定部334は、照合部332の照合の結果に基づき、車両3が、第1の判定部333が通過を判定したオン情報の座標が属する情報セットに含まれるオフ情報の座標を上記順序情報に沿って通過したことを判定する。
警告手段制御部335は、第1の判定部333及び第2の判定部334の判定の結果に基づき、後方警告手段を制御する。具体的に、警告手段制御部335は、第1の判定部333が車両3のオン情報の座標の通過を判定したとき後方警告手段31をオンし、第2の判定部334が車両3のオフ情報の座標の通過を判定したとき後方警告手段335をオフし、当該オンされた後当該オフされるまでの間後方警告手段31を第1のオン状態に維持する。
図3は、図1に示す車両制御システム1によって実施される車両制御方法の一例を示すフローチャートである。この例において、後方警告手段31をブレーキランプとしたが、これに限定されるものではない。
ステップ1では、現在位置特定部331は、車両3の現在位置を特定する。
ステップ3では、照合部332は、ステップ1で特定された車両3の現在位置を、地図データ保存部21から取得した地図データと照合する。
ステップ5では、第1の判定部333は、ステップ3の照合の結果に基づき、車両3が、オン情報の座標Ponを該オン情報の座標が属する情報セットに含まれる順序情報に沿って通過したか否かを判定する。車両3が当該オン情報の座標Ponを通過したことが判定されたとき(ステップ5:Yes)、ステップ7に進む。
ステップ7では、警告手段制御部335は、ブレーキランプ31をオンするよう、即ち、ブレーキランプ31を点灯させるよう制御する。
ステップ9では、照合部332は、ステップ1で特定された車両の現在位置を、地図データ保存部21から取得した地図データと照合する。
ステップ11では、第2の判定部334は、ステップ9の照合の結果に基づき、車両3が、ステップ5で通過を判定したオン情報の座標Ponが属する情報セットに含まれるオフ情報の座標Poffを上記順序情報に沿って通過したか否かを判定する。車両3が当該オフ情報の座標Poffを通過したことが判定されたとき(ステップ11:Yes)、ステップ13に進む。
ステップ13では、警告手段制御部335は、ブレーキランプ31をオフするよう、即ち、ブレーキランプ31を消灯させるよう制御する。
即ち、上記車両制御方法において、ブレーキランプ31は、ステップ7でオンされた後ステップ13でオフされるまでの間、オン状態(第1のオン状態)を維持することとなる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の一実施形態としての車両制御システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図4に示すように、第2の実施形態の車両制御システム100は、サーバ装置2と車両4とを備えており、車両4内車両制御装置41は、第1の実施形態の車両制御システム1の車両制御装置33が備える各構成要素に加え、後続車両検出部411を更に備え、警告手段制御部335に代えて警告手段制御部413を備える。図3において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
後続車両検出部411は、車両4に後続する後続車両を検出する。当該後続車両の検出は、例えば、車両の後方を撮像可能なように設置された車載カメラ、レーザスキャナ、車車間通信可能な通信装置等に基づいて実行することができる。別の例としては、後続する車両の位置情報及び進行方向情報に基づき検出することしてもよい。後続車両検出部411は、車両の後方所定範囲内(例えば、50m)に位置する後続車両を検出することとしてもよい。
警告手段制御部413は、第1の判定部333及び第2の判定部334の判定の結果に加え、後続車両検出部411の検出の結果に基づき、後方警告手段を制御する。具体的に、警告手段制御部413は、第1の判定部333において車両4がオン情報の座標を通過したことが判定され、かつ、後続車両検出部411において車両4の後続車両が検出されたとき、後方警告手段31をオンする。後方警告手段31をオフする制御については、警告手段制御部335と同様に実行することができる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の一実施形態としての車両制御システム200の構成を概略的に示すブロック図である。
図5に示すように、第3の実施形態の車両制御システム200は、サーバ装置2と制動手段53を備える車両5とを備えており、車両5内車両制御装置51は、第1の実施形態の車両制御システム1の車両制御装置33が備える各構成要素に加え、第3の判定部511を更に備え、警告手段制御部335に代えて警告手段制御部513を備える。図5において、図1及び図4と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
制動手段53は、車両5の制動を行うことが可能な手段であり、車両5の車内ローカルエリアネットワークを介して車両制御装置51と通信可能に接続されている。このような手段としては、ブレーキが挙げられる。
第3の判定部511は、照合部332の照合の結果に基づき、車両5が、オン情報の座標より該オン情報の座標が属する道路の進行方向に対して後方所定距離内に位置することを判定する。第3の判定部511は、照合の結果に基づき、車両5が走行中のリンク(道路)を特定し、車両5の現在位置と当該特定されたリンクの進行方向前方に位置するオン情報の座標との間の距離が所定範囲内(例えば、20m)であることを判定する。
警告手段制御部513は、第1の判定部333及び第2の判定部334の判定の結果に加え、第3の判定部511の判定の結果及び制動手段53からの制動操作情報に基づき、後方警告手段を制御する。具体的に、警告手段制御部513は、第3の判定部511において車両5が上記オン情報の座標の手前所定範囲内に位置することが判定され、かつ、車両5のドライバにより制動操作が実行されたとき、後方警告手段31をオンし、上記第1のオン状態が開始されるまで後方警告手段31を第2のオン状態に維持する。即ち、この例において、後方警告手段31は、第2のオン状態が開始された後、第1のオン状態が終了するまでの間、連続的にオン状態を維持することとなる。
<第4実施形態>
図6は、本発明の一実施形態としての車両制御装置300の構成を概略的に示すブロック図である。
図6に示すように、第4の実施形態の車両制御装置300は、前方モニタ手段301、交差点接近検出部302、一時停止線特定部303、見通し判定部304、ブレーキランプ制御部305及びブレーキ306を備える。図6において、図1、図4及び図5と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
前方モニタ手段301は、自車両の前方をモニタする。このような手段としては、車両の前方を撮像可能なように設置された車載カメラ、レーザスキャナ等が挙げられる。
交差点接近検出部302は、自車両が交差点へ接近していることを検出する。当該検出の方法は、特に限定されないが、前方モニタ手段301のモニタ結果を画像処理することにより、自車両が交差点へ接近していることを検出することができる。例えば、当該画像処理の結果、画像内に交差点の特徴情報が含まれているとき、自車両が交差点へ接近しているとすることができる。当該交差点の特徴情報としては、信号機や、走行中の道路との交差道路等の存在を示す情報、又は、交差点であることが認識可能な標識等が挙げられる。また、画像内における上記交差点の特徴情報が占める面積が、所定割合以上であることを上記接近の条件としてもよい。当該所定割合の値は、交差点の特徴情報の種類に依存し、予め定めておくことができる。また、経時的に得られた複数の画像の画像処理を行い、画像内における上記交差点の特徴情報が占める面積が、徐々に大きくなっていることを上記接近の条件としてもよい。
一時停止線特定部303は、交差点接近検出部302で検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。当該検出の方法は、特に限定されないが、前方モニタ手段301のモニタ結果を画像処理することにより、交差点接近検出部302で検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定することができる。例えば、当該画像処理の結果、画像内に一時停止線の特徴情報が含まれているとき、当該一時停止線の存在を特定することができる。当該一時停止線の特徴情報としては、道路の進行方向に対して垂直に配置された白色ペイントが挙げられる。上記交差点の接近を検出するための画像と一時停止線を特定するための画像とは、同一画像であってもよく、また別の画像であってもよい。同一画像である場合、上記一時停止視線の特徴情報が、上記交差点の特徴情報の手前に位置することを条件としてもよい。
見通し判定部304は、前方モニタ手段のモニタ結果に基づき、交差点検出部302で検出された交差点の見通し状態を判定する。当該判定の方法は、特に限定されないが、前方モニタ手段301のモニタ結果を画像処理することにより、上記検出された交差点の見通し状態を判定することができる。例えば、当該画像処理の結果、画像内における上記交差道路を表す領域が占める面積が所定割合以下であるとき、上記検出された交差点の見通し状態が悪いと判定することができる。別の例として、交差道路に設置された、車両、自転車、歩行者等の移動体を検出可能な移動体検出センサ(図示せず)からの情報を参照し、当該移動体検出センサによって検出された交差点付近の移動体であって、上記画像内において認識されるべき移動体が、上記画像内に存在していない場合に、当該交差点の見通し状態が悪いと判定することとしてもよい。上記検出された交差点の見通し状態は、一時停止線の位置におけるモニタ結果に基づくものであってもよく、一時停止線より進行方向後方所定距離におけるモニタ結果に基づくものであってもよい。
ブレーキランプ制御部305は、ブレーキランプのオンオフを制御する。具体的には、交差点接近検出部302が自車両が該交差点に接近していることを検出し、一時停止線特定部303が該検出された交差点への進入口に一時停止線を特定し、かつ、見通し判定部304が該検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、ブレーキ306による最初のブレーキ操作時にブレーキランプをオンし、続く第2回目のブレーキ操作時又は上記検出された交差点を通過したときブレーキランプをオフし、当該オンされた後当該オフされるまでの間ブレーキランプをオンされた状態に維持する。即ち、前者の場合、ブレーキランプは、最初のブレーキ操作時にオンされた後第2回目のブレーキ操作が解除されることによりオフされるまでの間、オン状態を維持することとなる。一方、後者の場合には、ブレーキランプは、最初のブレーキ操作時にオンされた後上記交差点を直進又は右左折等により通過するまでの間、オン状態を維持することとなる。更に詳細に説明すると、通常ブレーキランプはブレーキ操作に依存してオンオフ制御されるが、本開示によれば、上記条件を充足することでブレーキ操作に依存することなくオン状態が維持される。このようにブレーキ操作に依存することのないオン状態は、前者の場合、最初のブレーキ操作が解除された後第2回目のブレーキ操作が実行されるまでの間、後者の場合、最初のブレーキ操作が解除された後上記検出された交差点を通過するまでの間、維持されることとなる。
<第5実施形態>
図7は、本発明の一実施形態としての車両制御装置400の構成を概略的に示すブロック図である。
図7に示すように、第5の実施形態の車両制御装置400は、第4の実施形態の車両制御装置300が備える各構成要素に加えて、地図データ保存部401、現在位置特定部331及び照合部402を更に備え、交差点接近検出部302及び一時停止線特定部303に代えて、夫々、交差点接近検出部403及び一時停止線特定部404を備える。図7において、図1、図4、図5及び図6と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
地図データ保存部401には、地図データが保存されている。地図データ保存部401には、地図データ保存部21に保存される上記地図データに加えて、交差点及び一時停止線を示す情報は夫々関連付けられ、更にはそれらの位置情報と併せて保存されている。
照合部402は、現在位置特定部331及び地図データ保存部401を参照して、自車両の現在位置を地図データと照合する。
交差点接近検出部403は、地図データ保存部401及び照合部402を参照して、自車両が交差点へ接近していることを検出する。当該検出の方法としては、例えば、上記照合の結果に基づき、自車両の現在位置を基準として、自車両が走行中の道路の進行方向前方所定範囲内(例えば、20m)に位置する交差点を接近交差点として検出する。
一時停止線特定部404は、交差点接近検出部403が自車両が交差点へ接近していることを検出したとき、地図データ保存部401を参照して、該検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する。当該特定の方法としては、例えば、地図データ保存部401を参照し、交差点接近検出部403で検出された交差点に関連付けられた一時停止線であって、該検出された交差点の手前に位置する一時停止線を特定する。
図8は、図7に示す車両制御装置400によって実施される車両制御装置の一例を示すフローチャートである。
ステップ21では、現在位置特定部331は、自車両の現在位置を特定する。
ステップ23では、照合部402は、ステップ21で特定された自車両の現在位置を、地図データ保存部401から取得した地図データと照合する。
ステップ25では、交差点接近検出部403は、ステップ23の照合の結果に基づき、ステップ21で特定された自車両の現在位置が交差点に接近していることを検出する。当該交差点への接近が検出されたとき(ステップ25:Yes)、ステップ27へ進む。
ステップ27では、一時停止線特定部404は、ステップ23の照合の結果に基づき、ステップ25で接近が検出された交差点への進入口に配置された一時停止線の有無を特定する。当該一時停止線の存在が特定されたとき(ステップ27:Yes)、ステップ29へ進む。
ステップ29では、見通し判定部304は、ステップ25で接近が検出された交差点での交差点の見通しを判定する。当該判定は、例えば、前方モニタ手段のモニタ結果を画像処理し、画像内におけるステップ25の交差点での交差道路を表す領域が占める面積が所定割合以下であるとき、上記検出された交差点の見通し状態が悪いと判定することができる。当該検出された交差点の見通し状態が悪いと判定されたとき(ステップ29:Yes)、ステップ31へ進む。
ステップ31では、ブレーキランプ制御部305は、ブレーキ306による最初のブレーキ操作が実行されると(ステップ31:Yes)、ブレーキランプをオンするよう、即ち、ブレーキランプを点灯させるよう制御する(ステップ33)。
ステップ35では、ブレーキランプ制御部305は、ブレーキ306によるステップ31に続く第2回目のブレーキ操作が実行され(ステップ35:Yes)、当該ブレーキ操作が解除されるとき(ステップ37:Yes)、ブレーキランプをオフする(ステップ39)。一方、ステップ37においてNoの場合、ブレーキランプ制御部305は、自車両がステップ25の交差点を通過したときブレーキランプをオフする(ステップ41)。
即ち、上記車両制御方法において、ブレーキランプは、ステップ33でオンされた後ステップ39又はステップ41でオフされるまでの間、オン状態を維持することとなる。
<第6実施形態>
図9は、本発明の一実施形態としての車両制御装置500の構成を概略的に示すブロック図である。
図9に示すように、第6の実施形態の車両制御装置500は、第5の実施形態の車両制御装置400が備える各構成要素に加え、後続車両検出部411を更に備え、ブレーキランプ制御部305に代えてブレーキランプ制御部501を備える。図9において、図1、図4、図5、図6及び図7と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
ブレーキランプ制御部501は、交差点接近検出部302、一時停止線特定部303及び見通し判定部304の結果に加え、後続車両検出部411の検出の結果に基づき、ブレーキランプのオンオフを制御する。具体的に、ブレーキランプ制御部501は、後続車両検出部411が後続車両を検出したときのみ、ブレーキランプ制御部305と同様のブレーキランプのオンオフ制御が実行される。一方、当該後続車両が検出されない場合には、通常と同様、ブレーキランプはブレーキ操作に依存してのみオンオフ制御される。
<第1実施例>
図10は、本発明の一実施例としての車両制御システム700の概略構成を示すブロック図である。第1実施例の車両制御システム700は、第1実施形態の車両制御システム1を構成するサーバ装置2及び車両3に対応する、サーバ装置710及び車両730を備える。図10において、図1、図4、図5、図6、図7及び図9と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
サーバ装置710は、制御部711、メモリ部712、入力部713、出力部714、地図データ保存部2、インターフェース部715及び通信部716を備える。
サーバ側制御部711は、CPU、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、サーバ装置710を構成する他の要素を制御する。
サーバ側メモリ部712にはコンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置であるサーバ側制御部710に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムはDVD等の汎用的な媒体へ保存できる。
サーバ側入力部713は、例えば、地図データ保存部21に保存される地図データの作成に用いられる。入力部713として、マウス、ライトペン又はディスプレイの表示内容と協働するタッチパネル等のポインティングデバイスやキーボード又はマイクロホン等の音声入力装置を用いることができる。
サーバ側出力部714は、ディスプレイ等の表示部を含み、地図データ保存部21に保存された地図データ等種々の情報を表示する。
サーバ側インターフェース部715は、サーバ装置710を無線ネットワーク等へ連結させる。
サーバ側通信部716は、ネットワークNを介して車両側通信部736との通信を可能とし、通信部716内の図示しない受信部及び送信部により種々の情報を送受信する。
車両730は、制御部731、メモリ部732、入力部733、出力部734、現在位置特定部331、照合部332、第1の判定部333、第2の判定部334、後方警告手段335、インターフェース部735及び通信部736を備える。
車両側制御部731は、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、車両730を構成する他の要素を制御する。
車両側メモリ部732には、コンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部731に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムはSD(登録商標)メモリカード等の汎用的な媒体へ保存できる。
車両側入力部733は、例えば、車両利用者の種々の指令の入力に用いられる。具体的には、目的地の設定等の入力等に用いられる。入力部733として、マウス、ライトペン又はディスプレイの表示内容と協働するタッチパネル等のポインティングデバイスやキーボード又はマイクロホン等の音声入力装置を用いることができる。本発明の後方警告手段のオンオフ制御を行うか否かの選択を受け付けることも可能である。
車両側出力部734は、ディスプレイ等の表示部を含み、サーバ装置710から提供される種々の情報を表示する。また、一般的な出力部の機能として目的地検索のための検索画面、地図、車両730の現在位置、経路探索を行った際の案内経路、その他の情報を表示する。この出力部734は音声発信部を含み、音声によって上記検索結果を出力してもよい。また、警告手段制御部305による後方警告手段のオンオフ状況を目視可能なようにディスプレイに表示することとしてもよい。
車両側インターフェース部735は、車両730を無線ネットワーク等へ連結させる。
車両側通信部736は、ネットワークNを介してサーバ側通信部716との通信を可能とし、通信部736内の図示しない受信部及び送信部により種々の情報を送受信する。
<第2実施例>
図11は、本発明の一実施例としての車両制御装置800の概略構成を示すブロック図である。第2実施例の車両制御装置800は、第4実施形態の車両制御装置300を構成する各構成要素に加えて、制御部810、メモリ部811、入力部812、出力部813及びインターフェース部814を備える。図11において、図1、図4、図5、図6、図7、図9及び図10と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
制御部810は、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、車両制御装置800を構成する他の構成要素を制御する。
メモリ部811には、コンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部810に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムはSD(登録商標)メモリカード等の汎用的な媒体へ保存できる。
入力部812は、例えば、車両利用者の種々の指令の入力に用いられる。具体的には、目的地の設定等の入力等に用いられる。入力部812として、マウス、ライトペン又はディスプレイの表示内容と協働するタッチパネル等のポインティングデバイスやキーボード又はマイクロホン等の音声入力装置を用いることができる。
出力部813は、ディスプレイを含み、図示しない地図データベースに基づいて描画される地図、前方モニタ手段301のモニタ情報、交差点接近検出部302で検出された交差点、一時停止線特定部303で特定された一時停止線、見通し判定部304で判定された交差点の見通し状態、ブレーキランプ制御部305のブレーキ制御に基づくブレーキのオンオフ状態等に関する情報を表示する。この出力部813は音声発信部を含み、音声によって当該情報を出力してもよい。
インターフェース部814は、車両800を無線ネットワーク等へ連結させる。
以上、本発明の実施の形態及び実施例について説明してきたが、これらのうち、2つ以上の実施の形態(実施例)を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態(実施例)を部分的に実施しても構わない。さらには、これらのうち、2つ以上の実施の形態(実施例)を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1 100 200 700 車両制御システム
2 サーバ装置
3 4 5 車両(M1)
21 401 地図データ保存部
31 後方警告手段
33 41 51 300 400 500 800 車両制御装置
53 制動手段
301 前方モニタ手段
302 403 交差点接近検出部
303 404 一時停止線特定部
304 見通し判定部
305 501 ブレーキランプ制御部
306 ブレーキ
331 現在位置特定部
332 402 照合部
333 第1の判定部
334 第2の判定部
335 413 513 警告手段制御部
411 後続車両検出部
511 第3の判定部

Claims (16)

  1. ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御部と、
    自車両に位置を特定する現在位置特定部が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出部と、
    前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定部と、を備え
    前記ブレーキランプ制御部は、前記交差点接近検出部が前記自車両が前記交差点に接近していることを検出し、前記一時停止線特定部が前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作がされないときは交差点を通過したときに前記ブレーキランプをオフし、かつ第2回目のブレーキ操作がされたときは、前記交差点の通過前でも、その操作の終了時に前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する、車両制御装置。
  2. 前記自車両の前方をモニタする前方モニタ手段と、
    前記前方モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定部と、を備え、
    前記見通し判定部が前記検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、前記ブレーキランプ制御部は前記ブレーキランプをオンする、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを保存する地図データ保存部と、
    前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合部と、を備え、
    前記交差点接近検出部は、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定部は、前記交差点接近検出部が前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存部を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  4. 前記交差点接近検出部は、前記前方モニタ手段のモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定部は、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項2に記載の車両制御装置。
  5. 後続車両を検出する後続車両検出部、を備え、
    前記ブレーキランプ制御部は、前記後続車両検出部が前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  6. ブレーキランプ制御部が、ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御ステップと、
    交差点接近検出部が、自車両が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出ステップと、
    一時停止線特定部が、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定ステップと、を備え、
    前記ブレーキランプ制御ステップでは、前記交差点接近検出ステップで前記自車両が前記交差点に接近していることを検出し、前記一時停止線特定ステップで前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作がされないときは交差点を通過したときに前記ブレーキランプをオフし、かつ第2回目のブレーキ操作がされたときは、前記交差点の通過前でも、その操作の終了時に前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する、
    車両制御装置の制御方法。
  7. 前方モニタ手段が、前記自車両の前方をモニタする前方モニタステップと、
    見通し判定部が、前記前方モニタステップでのモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定ステップと、を更に備え、
    前記見通し判定ステップで前記検出された交差点の見通しが悪いと判定されたとき、前記ブレーキランプ制御部は前記ブレーキランプをオンする、請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを地図データ保存部へ保存する地図データ保存ステップと、
    照合部が、前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合ステップと、を備え、
    前記交差点接近検出ステップでは、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定ステップでは、前記交差点接近検出ステップで前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存部を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項6に記載の制御方法。
  9. 前記交差点接近検出ステップでは、前記前方モニタステップでのモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定ステップでは、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項7に記載の制御方法。
  10. 後続車両検出部が、後続車両を検出する後続車両検出ステップ、を備え、
    前記ブレーキランプ制御ステップでは、前記後続車両検出ステップで前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする、
    請求項6〜9のいずれか一項に記載の制御方法。
  11. 車両制御装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
    ブレーキランプのオンオフを制御するブレーキランプ制御手段と、
    自車両が交差点へ接近していることを検出する交差点接近検出手段と、
    前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する一時停止線特定手段と、として機能させ、
    前記ブレーキランプ制御手段は、前記交差点接近検出手段が前記自車両が前記交差点に接近していることを検出し、前記一時停止線特定手段が前記検出された交差点への進入口に一時停止線を特定したとき、最初のブレーキ操作時に前記ブレーキランプをオンし、第2回目のブレーキ操作がされないときは交差点を通過したときに前記ブレーキランプをオフし、かつ第2回目のブレーキ操作がされたときは、前記交差点の通過前でも、その操作の終了時に前記ブレーキランプをオフし、前記オンされた後前記オフされるまでの間前記ブレーキランプをオンされた状態に維持する、
    コンピュータプログラム。
  12. 前記コンピュータを、更に、
    前記自車両の前方をモニタする前方モニタ手段と、
    前記前方モニタ手段のモニタ結果に基づき、前記検出された交差点の見通し状態を判定する見通し判定部と、して機能させ、
    前記見通し判定部が前記検出された交差点の見通しを悪いと判定したとき、前記ブレーキランプ制御部に前記ブレーキランプを制御させる、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記コンピュータを、更に、
    前記交差点に関する情報及び前記一時停止線に関する情報を含む地図データを保存する地図データ保存手段と、
    前記自車両の現在位置を前記地図データと照合する照合手段、として機能させ、
    前記交差点接近検出手段は、前記照合の結果に基づき、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定手段は、前記交差点接近検出手段が前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出したとき、前記地図データ保存手段を参照して、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記交差点接近検出手段は、前記前方モニタ手段のモニタ結果を画像処理することにより、前記自車両が前記交差点へ接近していることを検出し、
    前記一時停止線特定手段は、前記モニタ結果を画像処理することにより、前記検出された交差点への進入口に配置された一時停止線を特定する、
    請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記コンピュータを、更に、
    後続車両を検出する後続車両検出手段、として機能させ、
    前記ブレーキランプ制御手段は、前記後続車両検出手段が前記後続車両を検出したとき、前記ブレーキランプをオンする、
    請求項11〜14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  16. 請求項11〜15のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記録する記録媒体。
JP2017090631A 2017-04-28 2017-04-28 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 Active JP6936043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090631A JP6936043B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090631A JP6936043B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018190094A JP2018190094A (ja) 2018-11-29
JP6936043B2 true JP6936043B2 (ja) 2021-09-15

Family

ID=64480047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017090631A Active JP6936043B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6936043B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6876178B1 (ja) * 2020-03-31 2021-05-26 日立建機株式会社 交通管制サーバ及び交通管制システム並びに交通管制サーバと無線通信可能な表示装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636196A (ja) * 1992-07-17 1994-02-10 Mazda Motor Corp 車両の安全装置
JPH0636199A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Mazda Motor Corp 車両の追突防止用警報装置
JP4130870B2 (ja) * 2001-12-26 2008-08-06 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用灯具の配光制御システム
JP2003254764A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走行位置表示装置
JP2007153061A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Sumitomo Electric Ind Ltd ブレーキ予告システムおよびブレーキ予告方法並びにブレーキ予告処理プログラム
US7548173B2 (en) * 2006-09-07 2009-06-16 Nissan Technical Center North America, Inc. Vehicle on-board unit
JP2008210058A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Toyota Central R&D Labs Inc 車両事故防止装置
JP2010026708A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujitsu Ten Ltd 運転者支援装置、運転者支援方法および運転者支援処理プログラム
JP6156333B2 (ja) * 2014-11-19 2017-07-05 トヨタ自動車株式会社 自動運転車両システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018190094A (ja) 2018-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109334566B (zh) 用于提供车外反馈的方法、装置、设备和存储介质
CN109562760B (zh) 对于自主车辆测试预测
CN108140314B (zh) 停车辅助方法及停车辅助装置
CN111775940B (zh) 一种自动换道方法、装置、设备及存储介质
WO2017135355A1 (ja) 走行支援装置
WO2018062477A1 (ja) 車載装置、制御方法及びプログラム
US20150100189A1 (en) Vehicle-to-infrastructure communication
US20150166069A1 (en) Autonomous driving style learning
CN106064626A (zh) 车辆行驶控制装置
CN112789205B (zh) 针对自动驾驶车辆检测队列并对队列进行响应
JP4432794B2 (ja) 停車制御装置
JP2019077427A (ja) 車両制御装置、インタフェース装置、およびコンピュータ
US20140297107A1 (en) Parking assistance system and method
JP4581528B2 (ja) 車載制御装置
JP2008070128A (ja) 走行履歴記録装置および走行履歴記録装置に用いるプログラム
JP6936043B2 (ja) 車両制御システム、車両制御装置、車両制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2008310398A (ja) 運転支援装置および運転支援装置用のプログラム
JP2010039717A (ja) 車両制御装置、車両制御方法および車両制御処理プログラム
JP6838483B2 (ja) 車両制御装置
WO2019127076A1 (en) Automated driving vehicle control by collision risk map
US20240046779A1 (en) Driving determination system, driving determination method, and recording medium
CN112789209B (en) Reducing inconvenience to surrounding road users caused by stopped autonomous vehicles
JP2010018075A (ja) 車両制御システム
CN117272690A (zh) 自动驾驶车辆危险切入场景提取方法、设备及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6936043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150