JP6935825B1 - 制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法 - Google Patents

制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法を提供する。【解決手段】機器システム10において、制御仕様可読化プログラムは、制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程と、複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程とをコンピュータに実行させるための制御仕様可読化プログラムであって、可読化工程は、複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する。【選択図】図1

Description

本開示は、制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法に関する。
一般に、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する場合、各プロセスの処理内容を記述する記述者は、記述用のフレームを表示画面に表示しながら、プロセス単位で記述を行う。
特開2002−163003号公報 国際公開第2008/096632号
しかしながら、プロセス単位で記述する記述用のフレームが表示されるだけでは、複数のプロセス全体の制御仕様を把握しながら作業を進めることができず、記述者にとって、作業効率が悪い。
本開示は、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法を提供する。
本開示の第1の態様は、
制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程と、
前記複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程と、をコンピュータに実行させるための制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、前記複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する。
本開示の第1の態様によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化プログラムを提供することができる。
また、本開示の第2の態様は、第1の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、運転制御モードに基づいて処理内容を解析する場合、
各プロセスにおいて選択可能な運転制御モードと、
各プロセスで算出される特定の属性を有する変数と、
を2次元配列することで、特定の属性を有する変数が算出されるプロセスを、運転制御モードごとに可読化する。
また、本開示の第3の態様は、第2の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、
前記特定の属性を有する変数が算出されるプロセスが選択され、アクセス指示が入力された場合に、選択されたプロセスの処理内容を表示する。
また、本開示の第4の態様は、第1の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、制御動作範囲に基づいて処理内容を解析する場合、
制御動作範囲に関する値を、モリエル線図上に配置することで、制御動作範囲を可読化する。
また、本開示の第5の態様は、第1の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、入出力項目に基づいて処理内容を解析する場合、
前記複数のプロセスの実行順序に従って前記複数のプロセスを配列することで、前記複数のプロセスの実行順序を可読化する。
また、本開示の第6の態様は、第1の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、意味目的に基づいて処理内容を解析する場合、
各プロセスに設定された意味目的ラベルに基づいて、各プロセスを分類表示することで、各プロセスを意味ラベルごとに可読化する。
また、本開示の第7の態様は、第6の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、
前記意味目的ラベルが選択され、アクセス指示が入力された場合に、選択された意味目的ラベルが設定されたプロセスの処理内容を表示する。
また、本開示の第8の態様は、第1の態様に記載の制御仕様可読化プログラムであって、
前記可読化工程は、
制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容に基づいて、制御仕様を可読化する画面であって、
運転制御モードごとのプロセスを示す画面、
制御動作範囲をモリエル線図上に表示させる画面、
プロセスの実行順序を示す画面、
プロセスを意味または目的で分類表示した画面、
のうちの少なくとも1つの画面を表示する
本開示の第8の態様によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化プログラムを提供することができる。
また、本開示の第9の態様の制御仕様可読化方法は、
制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程と、
前記複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程と、を有し、
前記可読化工程は、前記複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する。
本開示の第9の態様によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化方法を提供することができる。
また、本開示の第10の態様は、第9の態様に記載の制御仕様可読化方法であって
前記可読化工程は、
制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容に基づいて、制御仕様を可読化する画面であって、
運転制御モードごとのプロセスを示す画面、
制御動作範囲をモリエル線図上に表示させる画面、
プロセスの実行順序を示す画面、
プロセスを意味または目的で分類表示した画面、
のうちの少なくとも1つの画面を表示する

本開示の第10の態様によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化方法を提供することができる。
設計作業支援装置の利用シーンの一例を示す図である。 設計作業支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 記述部及び制御仕様可読化部の処理の概要を示す図である。 記述部の処理の具体例を示す第1の図である。 記述部の処理の具体例を示す第2の図である。 制御仕様可読化部による制御仕様可読化処理の流れを示すフローチャートである。 モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。 モードマトリクス表示画面の一例を示す図である。 意味目的表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。 意味目的表示画面の画面遷移の一例を示す図である。 データフロー表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。 データフロー表示画面の一例を示す図である。 制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。 制御閾値付きモリエル線図表示画面の一例を示す図である。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<設計作業支援装置の利用シーン>
はじめに、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の、設計作業支援装置の利用シーンについて説明する。図1は、設計作業支援装置の利用シーンの一例を示す図である。図1に示すように、設計作業支援装置110は、例えば、機器システム10に含まれる制御対象の機器において実行される複数のプロセスについての制御プログラムを提供する。
なお、図1において、機器システム10は、複数のユニットを有し、それぞれのユニットにおいて、複数種類の機器(機器A、機器B)が、ユニット外の機器(機器C)と連携して動作するシステムである。ただし、設計作業支援装置110により制御プログラムが提供される機器システム10のシステム構成は任意であり、図1の例に限定されない。
設計作業支援装置110には、設計作業支援プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、設計作業支援装置110は、設計作業支援機能120を実現する。
また、設計作業支援プログラムには、複数のサブ機能を実現するサブプログラム(例えば、記述プログラム、制御仕様可読化プログラム)が含まれ、設計作業支援プログラムが実行される際、当該プログラムもあわせて実行される。つまり、設計作業支援機能120が有する複数のサブ機能には、少なくとも、記述部121及び制御仕様可読化部122が含まれる。
記述部121は、制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程を実行する機能部である。具体的には、記述部121は、制御対象の機器(図1の例では、機器A〜機器C)において実行される複数のプロセスの処理内容を記述する記述用のフレームを提供する。また、記述部121は、ユーザ130が記述用のフレームにプロセスの処理内容を記述した場合に、これを受け付ける。なお、「プロセス」とは、ユーザ130が記述用のフレームに記述する一まとまりの処理内容を指すものとする。
制御仕様可読化部122は、複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程(または、制御仕様を可読化する画面を表示する表示工程)を実行する機能部である。具体的には、制御仕様可読化部122は、ユーザ130により記述された複数のプロセスの処理内容をプロセス横断的に解析することで、様々な情報を抽出し、抽出した情報を表示画面に表示(可読化)する。これにより、制御仕様可読化部122は、複数のプロセスの処理内容を、様々な切り口でユーザ130に表示することができる。この結果、ユーザ130は、複数のプロセス全体の制御仕様を把握しながら、各プロセスの処理内容を記述する作業を進めることができる。
また、制御仕様可読化部122は、可読化した情報のうち、特定の情報に対してユーザ130がアクセス指示を入力した場合、当該特定の情報に対応するプロセスにアクセスして処理内容を表示する。これにより、ユーザ130は、特定の情報に対応するプロセスに円滑にアクセスすることができる。
このように、制御仕様可読化部122によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させることができる。
<設計作業支援装置のハードウェア構成>
次に、設計作業支援装置110のハードウェア構成について説明する。図2は、設計作業支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、設計作業支援装置110は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、設計作業支援装置110は、補助記憶装置204、表示装置205、操作装置206、通信装置207、ドライブ装置208を有する。なお、設計作業支援装置110の各ハードウェアは、バス209を介して相互に接続される。
CPU201は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラム(例えば、設計作業支援プログラム等)を実行する演算デバイスである。
ROM202は、不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM202はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM203は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置204は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示装置205は、各種表示画面を表示する表示デバイスである。操作装置206は、設計作業支援装置110のユーザ130が設計作業支援装置110に対して各種指示を入力する際に用いる入力デバイスである。
通信装置207は、不図示のネットワークに接続し通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置208は記録媒体210をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体210には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体210には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置204にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体210がドライブ装置208にセットされ、該記録媒体210に記録された各種プログラムがドライブ装置208により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置204にインストールされる各種プログラムは、通信装置207を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
<記述部及び制御仕様可読化部の処理の概要>
次に、記述部121及び制御仕様可読化部122の処理の概要について説明する。図3は、記述部及び制御仕様可読化部の処理の概要を示す図である。なお、以下では、機器システム10が空調システムであり、機器Aが圧縮機、機器Bが熱交換器、機器Cが室内機であるとして説明する。
上述したように、記述部121は、ユーザ130が記述用のフレームに記述したプロセスの処理内容を受け付ける。図3に示すように、記述部121が受け付ける複数のプロセスの処理内容には、例えば、
・予め規定された複数の運転制御モードのうち、各プロセスが実行するモードを示す実行モード、
・各プロセスの入力項目(各プロセスに入力される変数。以下、入力変数と称す)、各プロセスの出力項目(各プロセスから出力される変数。以下、出力変数と称す)、
・各プロセスの意味目的を示す意味目的ラベルが設定されたプロパティ(各プロセスの属性)、
等が含まれる。
記述部121は、処理内容記述モードのもとで入力工程を実行し、ユーザ130からの移行指示により表示モードに移行すると、設計作業支援装置110では、制御仕様可読化部122を起動し、制御仕様可読化部122では、可読化工程を実行する。
上述したように、制御仕様可読化部122は、ユーザ130により記述された複数のプロセスの処理内容をプロセス横断的に解析することで、様々な情報を抽出し、抽出した情報を表示画面に表示(可読化)する。図3に示すように、制御仕様可読化部122により表示される表示画面には、例えば、
・モードマトリクス表示画面、
・意味目的表示画面、
・データフロー表示画面、
・制御閾値付きモリエル線図表示画面、
等が含まれる。
モードマトリクス表示画面は、各プロセスにおいて選択可能な運転制御モードと、各プロセスで算出される、特定の属性を有する変数とを2次元配列することで、複数のプロセスを、運転制御モードごと、特定の属性を有する変数ごとに表示する表示画面である。モードマトリクス表示画面は、特定の属性を有する変数がどのプロセスにおいて算出されるのか、あるいは、特定の属性を有する変数が算出されるプロセスがいずれの運転制御モードで実行されるのかを表示することで、制御仕様を可読化する。
また、意味目的表示画面は、複数のプロセスを、複数のプロセスそれぞれのプロパティにおいて設定された意味目的ラベルに基づいて分類表示する表示画面である。意味目的表示画面は、各プロセスがいずれの意味目的ラベルのもとで実行されるのか、あるいは、各意味目的ラベルのもとでいずれのプロセスが実行されるのかを表示することで、制御仕様を可読化する。
また、データフロー表示画面は、各プロセスの入出力項目(入出力変数)に基づいて決定された実行順序に従って、各プロセスを配列して表示する表示画面である。データフロー表示画面は、複数のプロセスがどのような実行順序で実行されるのかを表示することで、制御仕様を可読化する。
また、制御閾値付きモリエル線図表示画面は、複数のプロセスにおいて別々に記述された制御動作範囲に関わる複数種類の値を、モリエル線図(冷媒の状態を把握するための図)上に、一括表示する表示画面である。制御閾値付きモリエル線図表示画面は、制御対象の機器がどのような制御動作範囲のもとで動作するのかを表示することで、制御仕様を可読化する。
<記述部の処理の具体例>
次に、記述部121の処理の具体例について説明する。図4は、記述部の処理の具体例を示す第1の図である。図4に示すように、記述部121は、ユーザ130により記述された複数のプロセス(例えば、プロセス401、402、403、404、405、・・・等)の処理内容を受け付ける。
図4において、プロセス401は、
・プロセス名が"プロセスA"であり、運転制御モードが"冷房"モードの場合に実行されること、
・圧縮機回転数が低圧目標値と低圧圧力とに基づいて算出されること、
・プロパティにおいて、意味目的ラベルとして"圧縮機制御"が設定されていること、
を示している。
また、図4において、プロセス402は、
・プロセス名が"プロセスB"であり、運転制御モードが"冷房"モードの場合に実行されること、
・電動弁開度に所定の値が設定されていること、
・プロパティにおいて、意味目的ラベルとして"電動弁制御"が設定されていること、
を示している。
また、図4において、プロセス403は、
・プロセス名が"プロセスC"であり、運転制御モードが"暖房"モードの場合に実行されること、
・外気温度の条件に基づいて、圧縮機回転数及び電動弁開度が変更されること、
・プロパティにおいて、意味目的ラベルとして"圧縮機制御"及び"電動弁制御"が設定されていること、
を示している。
また、図4において、プロセス404は、
・プロセス名が"プロセスD"であり、運転制御モードが"冷房"モードの場合に実行されること、
・低圧目標値が所定の範囲内において、外気温度に基づいて算出されること、
・プロパティにおいて、意味目的ラベルとして"圧縮機制御"が設定されていること、
を示している。
また、図4において、プロセス405は、
・プロセス名が"プロセスE"であり、運転制御モードが"冷房"モードの場合に実行されること、
・低圧保護値、低圧停止値それぞれに所定の値が設定されていること、
・プロパティにおいて、意味目的ラベルとして"圧縮機制御"が設定されていること、
を示している。
一方、図5は、記述部の処理の具体例を示す第2の図である。図5に示すように、記述部121は、複数のプロセスの処理内容に記述された各変数の属性情報、及び、複数のプロセスが実行される機器システム10が有する運転制御モードについて、ユーザ130により記述された場合に、これを受け付ける。
図5のデータ属性情報510は、複数のプロセスの処理内容に記述された各変数のうち、
・変数="外気温度"、"低圧圧力"は、属性が"センサ値"であること、
・変数="圧縮機回転数"、"電動弁開度"は、属性が"アクチュエータ指示値"であること、
・変数="低圧目標値"は、属性が"制御目標値"であること、
・変数="低圧保護値"は、属性が"保護閾値"であること、
・変数="低圧停止値"は、属性が"停止閾値"であること、
をそれぞれ示している。
また、図5の運転制御モード一覧520は、複数のプロセスが実行される機器システム10が有し、各プロセスにおいて選択可能な運転制御モードとして、
・"冷房"モード、
・"暖房"モード、
が含まれることを示している。
<制御仕様可読化部による制御仕様可読化処理の流れ>
次に、制御仕様可読化部122により実行される可読化工程の一例である制御仕様可読化処理の流れについて説明する。図6は、制御仕様可読化部による制御仕様可読化処理の流れを示すフローチャートである。記述部121が、ユーザ130によって記述された複数のプロセスの処理内容(図4、図5参照)を受け付けた後、移行指示を受け付けると、設計作業支援装置110は、表示モードに移行し、制御仕様可読化部122は、図6に示す制御仕様可読化処理を実行する。
ステップS601において、制御仕様可読化部122は、ユーザ130から、可読化指示を受け付けたか否かを判定する。ステップS601において、可読化指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS601においてNoの場合)、制御仕様可読化部122は、可読化指示を受け付けるまで待機する。
一方、ステップS601において、可読化指示を受け付けたと判定した場合(ステップS601においてYesの場合には)、ステップS602に進む。
ステップS602において、制御仕様可読化部122は、受け付けた可読化指示が、モードマトリクスの表示指示であるか否かを判定する。ステップS602において、モードマトリクスの表示指示であると判定した場合には(ステップS602においてYesの場合には)、ステップS603に進む。
ステップS603において、制御仕様可読化部122は、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理を実行する。なお、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の詳細は後述する。
ステップS604において、制御仕様可読化部122は、更に、可読化指示として、データフロー表示指示を受け付けたか否かを判定する。ステップS604において、データフロー表示指示を受け付けていないと判定した場合には(ステップS604においてNoの場合には)、ステップS610に進む。
一方、ステップS604において、データフロー表示指示を受け付けたと判定した場合には(ステップS604においてYesの場合には)、ステップS608に進む。
一方、ステップS602において、モードマトリクスの表示指示ではないと判定した場合には(ステップS602においてNoの場合には)、ステップS605に進む。
ステップS605において、制御仕様可読化部122は、受け付けた可読化指示が、意味目的表示指示であるか否かを判定する。ステップS605において、意味目的表示指示であると判定した場合には(ステップS605においてYesの場合には)、ステップS606に進む。
ステップS606において、制御仕様可読化部122は、意味目的表示画面生成及び表示処理を実行した後、ステップS610に進む。なお、意味目的表示画面生成及び表示処理の詳細は後述する。
一方、ステップS605において、意味目的表示指示でないと判定した場合には(ステップS605においてNoの場合には)、ステップS607に進む。
ステップS607において、制御仕様可読化部122は、受け付けた可読化指示が、データフロー表示指示であるか否かを判定する。ステップS607において、データフロー表示指示であると判定した場合には(ステップS607においてYesの場合には)、ステップS608に進む。
ステップS608において、制御仕様可読化部122は、データフロー表示画面生成及び表示処理を実行した後、ステップS610に進む。なお、データフロー表示画面生成及び表示処理の詳細は後述する。
一方、ステップS607において、データフロー表示指示でないと判定した場合には(ステップS607においてNoの場合には)、ステップS609に進む。
ステップS609において、制御仕様可読化部122は、制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理を実行した後、ステップS610に進む。なお、制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の詳細は後述する。
ステップS610において、制御仕様可読化部122は、制御仕様可読化処理を終了するか否かを判定する。ステップS610において、制御仕様可読化処理を継続すると判定した場合には(ステップS610においてNoの場合には)、ステップS601に戻る。
一方、ステップS610において、制御仕様可読化処理を終了すると判定した場合には(ステップS610においてYesの場合には)、制御仕様可読化処理を終了する。
<モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の詳細>
次に、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の詳細について、図7及び図8を用いて説明する。図7は、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図8は、モードマトリクス表示画面の一例を示す図である。以下、図8を参照しながら、図7のフローチャートに沿って、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理の詳細について説明する。
ステップS701において、制御仕様可読化部122は、ユーザ130により指定された特定の属性を有する変数を配列する。図8のモードマトリクス表示画面800は、ユーザ130により、特定の属性として、"アクチュエータの指示値"が指定され、当該属性を有する変数である"圧縮機回転数"及び"電動弁開度"(図5参照)が縦方向に配列された様子を示している。
また、制御仕様可読化部122は、機器システム10が有する運転制御モードを配列する。図8のモードマトリクス表示画面800は、各プロセスにおいて選択可能な運転制御モードとして、"冷房"及び"暖房"(図5参照)が横方向に配列された様子を示している。
ステップS702において、制御仕様可読化部122は、ステップS701において配列した変数を更新する処理を行うプロセスのプロセス名を、複数のプロセス401、402、403、404、405、・・・等から抽出する。
また、制御仕様可読化部122は、抽出したプロセスが実行される実行モードを特定し、モードマトリクス表示画面800上の、特定した実行モードに対応する位置に、抽出したプロセスのプロセス名を配列する。
図8のモードマトリクス表示画面800は、複数のプロセス401、402、403、404、405、・・・等から、変数="圧縮機回転数"を更新するプロセス401("プロセスA")、403("プロセスC")が抽出された様子を示している。
また、図8のモードマトリクス表示画面800は、抽出されたプロセス401が実行される実行モードが、"冷房"モードであることが特定され、"冷房"モードに対応する位置に、プロセス401のプロセス名である"プロセスA"が配列された様子を示している。
同様に、図8のモードマトリクス表示画面800は、抽出されたプロセス403が実行される実行モードが"暖房"モードであることが特定され、"暖房"モードに対応する位置に、プロセス403のプロセス名である"プロセスC"が配列された様子を示している。
また、図8のモードマトリクス表示画面800は、複数のプロセス401、402、403、404、405、・・・等から、変数="電動弁開度"を更新するプロセス402("プロセスB")、403("プロセスC")が抽出された様子を示している。
また、図8のモードマトリクス表示画面800は、抽出されたプロセス402が実行される実行モードが、"冷房"モードであることが特定され、"冷房"モードに対応する位置に、プロセス402のプロセス名である"プロセスB"が配列された様子を示している。
また、図8のモードマトリクス表示画面800は、抽出されたプロセス403が実行される実行モードが、"暖房"モードであることが特定され、"暖房"モードに対応する位置に、プロセス403のプロセス名である"プロセスC"が配列された様子を示している。
このように、モードマトリクス表示画面生成及び表示処理において、ユーザ130が、変数の属性として"アクチュエータの指示値"を指定することで、ユーザ130は、モードマトリクス表示画面800を介して、
・アクチュエータの指示値である圧縮機回転数、電動弁開度がどのプロセスにおいて出力されるのか、
・どの運転制御モードのときに出力されるのか、
を容易に把握することができる。
ステップS703において、制御仕様可読化部122は、モードマトリクス表示画面800上において、特定のプロセスが選択され、アクセス指示が入力されたか否かを判定する。ステップS703において、特定のプロセスが選択され、アクセス指示が入力されたと判定した場合には(ステップS703においてYesの場合には)、ステップS704に進む。
ステップS704において、制御仕様可読化部122は、選択されたプロセスの処理内容を表示する。
図8のモードマトリクス表示画面810は、プロセス名が"プロセスA"のプロセス401が選択され、アクセス指示が入力されることで、プロセス401の処理内容が表示された様子を示している。
このように、モードマトリクス表示画面を利用すれば、ユーザ130は、特定の運転制御モードのもとで、特定の属性を有する変数を出力するプロセスに円滑にアクセスすることができる。これにより、ユーザ130は、当該プロセスが、特定の運転制御モードにおいて特定の属性を有する変数をどのようにして算出しているのかを容易に確認することができる。
例えば、モードマトリクス表示画面810において、ユーザ130が"プロセスA"を選択して、アクセス指示を入力することで、ユーザ130は、"冷房"モードのときに、圧縮機回転数がどのようにして算出されるのかを容易に確認することができる。
<意味目的表示画面生成及び表示処理の詳細>
次に、意味目的表示画面生成及び表示処理の詳細について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、意味目的表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図10は、意味目的表示画面の一例を示す図である。以下、図10を参照しながら、図9のフローチャートに沿って、意味目的表示画面生成及び表示処理の詳細について説明する。
ステップS901において、制御仕様可読化部122は、各プロセスのプロパティに設定された意味目的ラベルを抽出し、抽出した意味目的ラベルに基づいて各プロセスを並べ替えて表示する。
図10において、意味目的表示画面1001は、制御仕様可読化部122により、プロセス401、402、403、404、405、・・・等のプロパティにおいて設定された意味目的ラベルが抽出された様子を示している。また、意味目的表示画面1001は、抽出された意味目的ラベルを目次として、意味目的ラベルごとに各プロセスを並べ替えて表示した様子を示している。
プロセス401、402、403、404、405、・・・等のプロパティに設定された意味目的ラベルには、"圧縮機制御"と"電動弁制御"とが含まれる。このため、制御仕様可読化部122では、当該意味目的ラベルを抽出し、意味目的表示画面1001に目次として配置する。
また、制御仕様可読化部122では、意味目的ラベルに"圧縮機制御"が設定されたプロセス401、403、404、405のプロセス名("プロセスA"、"プロセスC"、"プロセスD"、"プロセスE")を、"圧縮機制御"に対応する位置に配置する。
更に、制御仕様可読化部122では、意味目的ラベルに"電動弁制御"が設定されたプロセス402、403のプロセス名("プロセスB"、"プロセスC")を、"電動弁制御"に対応する位置に配置する。
このように、意味目的表示画面1001によれば、ユーザ130は、
・どのプロセスにどの意味目的ラベルが設定されているか、
・各意味目的ラベルのもとでどのようなプロセスが実行されるのか、
を容易に把握することができる。
ステップS902において、制御仕様可読化部122は、特定の意味目的ラベルがユーザ130により選択され、特定の意味ラベルが設定されたプロセスに対するアクセス指示が入力されたか否かを判定する。ステップS902において、意味目的ラベルがユーザ130により選択され、アクセス指示が入力されたと判定した場合には(ステップS902においてYesの場合には)、ステップS903に進む。
ステップS903において、制御仕様可読化部122は、選択された意味目的ラベルがプロパティに設定された複数のプロセスにアクセスし、当該複数のプロセスの処理内容を表示する。
図10において、意味目的表示画面1002は、ユーザ130により、意味目的ラベルである"圧縮機制御"が選択され、アクセス指示が入力された様子を示している。
また、図10において、意味目的表示画面1003、1004は、意味目的ラベル="圧縮機制御"がプロパティに設定されたプロセス401、403〜405("プロセスA"、"プロセスC"〜"プロセスE")の処理内容が表示された様子を示している。
このように、意味目的表示画面を利用すれば、ユーザ130は、特定の意味目的ラベルがプロパティに設定されたプロセスに円滑にアクセスすることができる。
<データフロー表示画面生成及び表示処理の詳細>
次に、データフロー表示画面生成及び表示処理の詳細について、図11及び図12を用いて説明する。図11は、データフロー表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図12は、データフロー表示画面の一例を示す図である。以下、図12を参照しながら、図11のフローチャートに沿って、データフロー表示画面生成及び表示処理の詳細について説明する。なお、ここでは、図6のステップS604において、制御仕様可読化部122が、データフロー表示指示を受け付けたと判定したことで、データフロー表示画面生成及び表示処理が開始される場合について説明する。
具体的には、制御仕様可読化部122では、モードマトリクス表示画面810において、プロセス名="プロセスA"のプロセス401が選択され、可読化指示として、データフロー表示指示が入力されると、これを受け付ける。この場合、制御仕様可読化部122では、図12に示すように、データフロー表示画面生成及び表示処理を開始し、データフロー表示画面1201を表示する。
その際、ステップS1101において、制御仕様可読化部122は、モードマトリクス表示画面810において選択されたプロセスの出力変数を終端に配置する。
具体的には、図12に示すように、制御仕様可読化部122は、プロセス名が"プロセスA"のプロセス401の処理内容を解析し、出力変数である"圧縮機回転数"を抽出し、終端に配置する。
ステップS1102において、制御仕様可読化部122は、選択されたプロセスを終端に接続する。
具体的には、図12に示すように、制御仕様可読化部122は、プロセス名が"プロセスA"のプロセス401を、終端(圧縮機回転数)に接続する。
ステップS1103において、制御仕様可読化部122は、接続したプロセスの入力変数を抽出する。
具体的には、図12に示すように、制御仕様可読化部122は、プロセス名が"プロセスA"のプロセス401の入力変数として、例えば、"低圧目標値"、"低圧保護値"、"低圧停止値"を抽出する。
ステップS1104において、制御仕様可読化部122は、選択されたプロセスが実行される実行モードと同じ実行モードで実行されるプロセスの中から、ステップS1103において抽出した入力変数を出力するプロセスを接続する。
具体的には、図12に示すように、制御仕様可読化部122は、プロセス401の実行モードである"冷房"モードを実行モードとするプロセスの中から、例えば、"低圧目標値"、"低圧圧力"、"低圧保護値"、"低圧停止値"を出力するプロセスを接続する。
図12の例は、実行モードが"冷房"モードであり、"低圧目標値"を出力するプロセスとして、プロセス名が"プロセスD"のプロセス404が接続された様子を示している。また、図12の例は、実行モードが"冷房"モードであり、"低圧保護値"、"低圧停止値"を出力するプロセスとして、プロセス名が"プロセスE"のプロセス405が接続された様子を示している。
ステップS1105において、制御仕様可読化部122は、接続したプロセスの入力変数を抽出する。具体的には、図12に示すように、制御仕様可読化部122は、プロセス名が"プロセスD"のプロセス404の入力変数として、例えば、"外気温度"を抽出する。
ステップS1106において、制御仕様可読化部122は、全てのパスについて、始端が出現したか否かを判定する。ステップS1106において、始端が出現していないパスがあると判定した場合には(ステップS1106においてNo)の場合には、ステップS1104に戻る。以降、ステップS1104〜S1106の処理を繰り返し、複数のプロセス間で入力変数と出力変数とを接続することで、制御仕様可読化部122では、データフローを生成する。
そして、ステップS1106において、全てのパスについて、始端が出現したと判定した場合には(ステップS1106においてYesの場合には)、図6のステップS610に戻る。
このように、データフロー表示画面を利用することで、ユーザ130は、各プロセスの入出力変数に基づいて決定された実行順序に従って配列された各プロセスを表示する画面を視認することができる。これにより、ユーザ130は、各プロセスの実行順序を把握することができる。更に、ユーザ130は、各プロセスの実行順序から、各プロセスの処理内容の適否を確認することができる。
<制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の詳細>
次に、制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の詳細について、図13及び図14を用いて説明する。図13は、制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図14は、制御閾値付きモリエル線図表示画面の一例を示す図である。以下、図14を参照しながら、図13のフローチャートに沿って、制御閾値付きモリエル線図表示画面生成及び表示処理の詳細について説明する。
ステップS1301において、制御仕様可読化部122は、ユーザ130により指定された特定の属性を有する変数を抽出する。
具体的には、制御仕様可読化部122は、属性が"制御目標値"、"保護閾値"、"停止閾値"である変数として、"低圧目標値"、"低圧保護値"、"低圧停止値"(図5参照)を、プロセス404、405から抽出する。
ステップS1302において、制御仕様可読化部122は、抽出した変数に代入される値、上下限制限値を抽出する。
具体的には、制御仕様可読化部122は、"低圧目標値"に代入される上下限制限値として、プロセス404から"0.8"、"1.0"を抽出する。また、制御仕様可読化部122は、"低圧保護値"に代入される値として、プロセス405から"0.7"を抽出する。更に、制御仕様可読化部122は、"低圧停止値"に代入される値として、プロセス405から"0.6"を抽出する。
ステップS1303において、制御仕様可読化部122は、モリエル線図上に、抽出した変数に代入される値、上下限制限値を表示する。
具体的には、制御仕様可読化部122は、制御閾値付きモリエル線図表示画面1410上に、低圧目標値の上下限制限値として、上限値="1.0"及び下限値="0.8"を示す表示を行う。また、制御仕様可読化部122は、制御閾値付きモリエル線図表示画面1410上に、低圧保護値="0.7"を示す表示を行う。更に、制御仕様可読化部122は、制御閾値付きモリエル線図表示画面1410上に、低圧停止値="0.6"を示す表示を行う。
このように、制御仕様可読化部122では、別々のプロセスに記述された値または上下限制限値であって、属性が"制御目標値"、"保護閾値"、"停止閾値"である変数に代入される値または上下限制限値を、モリエル線図上に集約して、一括表示する。これにより、ユーザ130は、制御対象の機器の制御動作範囲に関する値(制御目標値、保護閾値、停止閾値)を把握することができる。更に、ユーザ130は、制御動作範囲に関する値(制御目標値、保護閾値、停止閾値)の関係性(整合性)から、各プロセスの処理内容の適否を確認することができる。
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る制御仕様可読化方法によれば、
・記述部が、制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程を実行する。
・制御仕様可読化部が、複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程を実行する。
これにより、第1の実施形態によれば、ユーザは、複数のプロセス全体の制御仕様を把握しながら、各プロセスの処理内容を記述する作業を進めることができる。
この結果、第1の実施形態によれば、制御対象の機器において実行される複数のプロセスを設計する際の作業効率を向上させる制御仕様可読化プログラム及び制御仕様可読化方法を提供することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、制御仕様可読化部122が、別々のプロセスに記述された値または上下限制限値であって、特定の属性を有する変数に代入される値または上下限制限値を、モリエル線図上に集約して一括表示するものとして説明した。
しかしながら、一括表示する場合の表示方法はこれに限定されず、例えば、制御動作範囲に関わる値のリストを一覧表示してもよい。
また、上記第1の実施形態では、制御仕様可読化部122が、モードマトリクス表示画面、意味目的表示画面、データフロー表示画面、制御閾値付きモリエル線図表示画面を生成及び表示するものとして説明した。しかしながら、制御仕様可読化部122は、これらの表示画面のうちの少なくとも1つの表示画面を生成及び表示してもよい。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10 :機器システム
110 :設計作業支援装置
120 :設計作業支援機能
121 :記述部
122 :制御仕様可読化部
401〜405 :プロセス
800、810 :モードマトリクス表示画面
1001〜1004 :意味目的表示画面
1201 :データフロー表示画面
1410 :制御閾値付きモリエル線図表示画面

Claims (10)

  1. 制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程と、
    前記複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程と、をコンピュータに実行させるための制御仕様可読化プログラムであって、
    前記可読化工程は、前記複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する、制御仕様可読化プログラム。
  2. 前記可読化工程は、運転制御モードに基づいて処理内容を解析する場合、
    各プロセスにおいて選択可能な運転制御モードと、
    各プロセスで算出される特定の属性を有する変数と、
    を2次元配列することで、特定の属性を有する変数が算出されるプロセスを、運転制御モードごとに可読化する、請求項1に記載の制御仕様可読化プログラム。
  3. 前記可読化工程は、
    前記特定の属性を有する変数が算出されるプロセスが選択され、アクセス指示が入力された場合に、選択されたプロセスの処理内容を表示する、請求項2に記載の制御仕様可読化プログラム。
  4. 前記可読化工程は、制御動作範囲に基づいて処理内容を解析する場合、
    制御動作範囲に関する値を、モリエル線図上に配置することで、制御動作範囲を可読化する、請求項1に記載の制御仕様可読化プログラム。
  5. 前記可読化工程は、入出力項目に基づいて処理内容を解析する場合、
    前記複数のプロセスの実行順序に従って前記複数のプロセスを配列することで、前記複数のプロセスの実行順序を可読化する、請求項1に記載の制御仕様可読化プログラム。
  6. 前記可読化工程は、意味目的に基づいて処理内容を解析する場合、
    各プロセスに設定された意味目的ラベルに基づいて、各プロセスを分類表示することで、各プロセスを意味ラベルごとに可読化する、請求項1に記載の制御仕様可読化プログラム。
  7. 前記可読化工程は、
    前記意味目的ラベルが選択され、アクセス指示が入力された場合に、選択された意味目的ラベルが設定されたプロセスの処理内容を表示する、請求項6に記載の制御仕様可読化プログラム。
  8. 前記可読化工程は、
    制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容に基づいて、制御仕様を可読化する画面であって、
    運転制御モードごとのプロセスを示す画面、
    制御動作範囲をモリエル線図上に表示させる画面、
    プロセスの実行順序を示す画面、
    プロセスを意味または目的で分類表示した画面、
    のうちの少なくとも1つの画面を表示する
    請求項1に記載の制御仕様可読化プログラム。
  9. 制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容を入力する入力工程と、
    前記複数のプロセスの処理内容を解析し、制御仕様を可読化する可読化工程と、を有し、
    前記可読化工程は、前記複数のプロセスの処理内容に記述された、運転制御モード、制御動作範囲、入出力項目、意味目的、の少なくともいずれかに基づいて処理内容を解析し、制御仕様を可読化する、制御仕様可読化方法。
  10. 前記可読化工程は、
    制御対象の機器において実行される複数のプロセスの処理内容に基づいて、制御仕様を可読化する画面であって、
    運転制御モードごとのプロセスを示す画面、
    制御動作範囲をモリエル線図上に表示させる画面、
    プロセスの実行順序を示す画面、
    プロセスを意味または目的で分類表示した画面、
    のうちの少なくとも1つの画面を表示する
    請求項9に記載の制御仕様可読化方法。
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