JP6935414B2 - 再封可能な容器 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
関連する出願
本出願は、米国特許法第119条(e)の下で、米国仮出願番号62/303,953(2016年3月4日出願)に基づく優先権の利益を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に援用される。
技術分野
本開示は、容器キャップに関し、より詳細には、再封可能な閉鎖機構を有する容器に関する。
背景
一般的には、容器は、流体が容器へ入る、および/または、容器から出る際に通る開口の開閉機構(例えば、ねじ式キャップ、フリップキャップなど)を含むことができる。容器内の流体を利用するために、使用者は、通例、容器の開口に対してキャップまたは蓋の一部を移動させまたは取り外し、これにより、容器内への流体経路が、提供され、および/または、利用可能になる。改良された再封可能な閉鎖機構を提供する解決策が必要とされている。
発明の概要
一態様では、本開示は、開口部を有するキャップカバーと、再封可能な閉鎖機構と、を備える、容器用の再封可能なキャップであって、前記再封可能な閉鎖機構は、作動タブと、ロッカーアーム支柱と、ロッカーアームと、を含み、前記ロッカーアーム支柱は、前記作動タブに接続された第1端部と、前記ロッカーアームに接続された第2端部とを有し、前記ロッカーアームの前記第2端部は、前記作動タブが非作動位置にあるとき、前記キャップカバーの前記開口部と結合するよう構成されている、容器用の再封可能なキャップを提供する。
一実施形態では、前記作動タブはプルタブである。
一実施形態では、前記ロッカーアームの前記第2端部はマウスピースプラグにより覆われている。
一実施形態では、前記マウスピースプラグは、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、発泡体、およびシリコーンからなる群より選択される材料で作られる。
一実施形態では、前記ロッカーアーム支柱は戻り止めを含む。一実施形態では、前記戻り止めは、前記作動タブが非作動位置にあるとき、前記キャップカバー内に位置する戻り止め溝と嵌合するよう構成されている。
一実施形態では、前記キャップカバーは、前記作動タブを収容するよう構成されている上縁部、および、容器と結合するよう構成されている下縁部を有する。
一実施形態では、前記キャップカバーの前記上縁部は、前記作動タブを凹状の開口部に収容するよう構成されている。
一実施形態では、前記開口部は、前記作動タブと前記キャップカバーの周縁部との間に位置する。
一態様では、本開示は、開口部を有するキャップカバーと、再封可能な閉鎖機構と、を備える、容器用の再封可能なキャップであって、前記再封可能な閉鎖機構は、押しボタンタブと、作動部支柱と、ばねと、O型リングと、前記キャップカバーの前記開口部と再封可能に結合するよう構成されている遠位ロッカーアーム端部を有するロッカーアームと、ロッキングキャップ部材と、を含み、前記作動部支柱は前記キャップカバーを貫通しており、且つ、前記作動部支柱は、前記押しボタンタブと相互作用するよう構成されている第1端部と、前記ロッカーアームを貫通して摺動する第2端部であって、前記ロッキングキャップ部材と結合することによって前記ロッカーアームを前記作動部支柱の該第2端部に接した状態で保持する第2端部と、を有し、前記ばねおよびO型リングは、前記ロッカーアームと前記押しボタンタブとの間の前記作動部支柱上に位置している、容器用の再封可能なキャップを提供する。
一実施形態では、前記押しボタンタブは、作動位置と非作動位置との間で切り替わる。
一実施形態では、前記ロッカーアームの前記第2端部はマウスピースプラグにより覆われている。
一実施形態では、前記マウスピースプラグは、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、発泡体、およびシリコーンからなる群より選択される材料で作られる。
一実施形態では、前記押しボタンタブは戻り止めを含む。
一実施形態では、前記戻り止めは、前記押しボタンタブが非作動位置にあるとき、前記キャップカバー内に位置する戻り止め溝と嵌合するよう構成されている。
一実施形態では、前記キャップカバーは、前記押しボタンタブを収容するよう構成されている上縁部、および、容器と結合するよう構成されている下縁部を有する。
一実施形態では、前記ばねは、前記作動部支柱の前記第1端部のフランジ部に当接する第1ばね端部と、前記キャップカバーの上部に対して取り付けられている第2ばね端部とを有する。
一実施形態では、前記押しボタンタブが前記作動位置にあるとき、前記ばねは圧縮され、前記押しボタンタブが非作動位置にあるとき、前記ばねは圧縮されない。
一実施形態では、前記押しボタンタブが、前記ばねが圧縮される前記作動位置にあるとき、前記遠位ロッカーアーム端部は、前記開口部から離れて位置する。
定義
以下、本開示の様々な実施形態について詳しく言及する。本開示の実施例は添付の図面により示され、以下に記載される。例示的な実施形態が記載されるが、本開示は、これらの例示的な実施形態に限定されないことが理解されるだろう。逆に、本開示は、本明細書に記載の実施形態のみならず、本開示の精神および範囲に含まれる様々な代替例、変形例、均等物および他の実施形態を網羅する。
本明細書に記載の範囲は、該範囲内のすべての値についての省略表現であることが理解されるだろう。例えば、1〜50の範囲は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50からなる群のうちの任意の数字、数字の組み合わせ、または、小範囲、さらに、例えば、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、および1.9のような、前記整数の間にある小数値を含む。小範囲に関しては、範囲のいずれかの端点から広がる「入れ子小範囲」が特に想定されている。例えば、例示的な範囲1〜50の入れ子小範囲は、1つの方向では1〜10、1〜20、1〜30および1〜40を含み、別の方向では50〜40、50〜30、50〜20および50〜10を含む。
特段の断りのない限り、または、文脈から明らかでない限り、本明細書で使用される「約(about)」という用語は、当該技術分野における通常の許容範囲の範囲内であり、例えば、平均の2標準偏差以内である。「約」は表示値の10%、9%、8%、7%、6%、5%、4%、3%、2%、1%、0.5%、0.1%、0.05%、または0.01%以内である。文脈から明らかに否定されない限り、本明細書のすべての数値は、「約」により修飾される。
文脈が明確に否定しない限り、本明細書で使用される単数形「一つの(a)」、「一つの(an)」および「前記(the)」は、複数の参照を含む。
図面の簡単な説明
本発明の本質および所望の目的のより十分な理解のため、添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照する。図面においては、いくつかの視点を通じて、同様の参照文字は対応する部分を示す。
図1は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の斜視図である。
図2は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の正面図である。
図3は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の右側面図である。
図4は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の左側面図である。
図5は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の背面図である。
図6は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の上面図である。
図7は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の底面図である。
図8は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の分解図である。
図9は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の断面正面図である。
図10は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の断面右側面図である。
図11は、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器のキャップアセンブリの分解図である。
図12は、本発明の例示的な実施形態にかかる、開放位置から解放可能となって、閉鎖位置にある再封可能な容器の部分断面図である。
図13は、本発明の例示的な実施形態にかかる、閉鎖位置から開放位置へと開放された直後の再封可能な容器の部分断面図である。
図14Aおよび図14Bは、本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の代替的実施形態の分解図である。
図15Aは、本発明の例示的な実施形態の、閉鎖状態の部分断面図である。
図15Bは、本発明の例示的な実施形態の、開放状態の部分断面図である。
図16は、本発明の別の実施形態にかかる再封可能な容器の例示的な実施形態の上面図である。
図17は、本発明の例示的な実施形態の底面斜視図である。
発明の詳細な説明
本開示は再封可能な閉鎖機構機能を有する容器を提供する。特に、本開示の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器には、飲料容器またはスポーツ容器が含まれ得る。本開示は、少なくとも部分的には、流体漏れを最小化する再封可能な閉鎖機構の発見に基づく。以下、図面を参照する。該図面では、同様の参照番号は、本開示の同様の構造態様を特定する。
図1〜図7を参照すると、再封可能な容器100は、容器105、キャップアセンブリ110、および容器基部135を含んでいてもよい。キャップアセンブリ110は、いくつかの機構を介して容器105に着脱可能に接続されることができるものであってもよい。該機構は、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部などを含むが、これらに限定されない。同様に、容器基部135は、いくつかの異なる機構(例えば、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部など)を介して、容器105に接続されていてもよい。キャップアセンブリ110は、キャップカバープレート150、縁部125、および開口部115を含むものであってもよい。容器100は、任意の適切な容器(例えば、ボトル、スポーツボトル、魔法瓶など)であってもよい。本開示の容器100は、再封可能な閉鎖機構155(図8を参照)を有していてもよく、該再封可能な閉鎖機構155は、プルタブ120およびマウスピースプラグ116を有しているものであってもよい。プルタブ120は、任意の適切な材料からなるものであってよく、該材料としてポリプロピレンが挙げられるが、これに限定されない。開口部115は、任意の適切な形状であってよく、該形状として円形、卵形および楕円が挙げられるが、これらに限定されない。さらに、開口部115は、任意の適切な場所に配置されていてもよい。例示的な一実施形態では、開口部115は、プルタブ120の正面に直接配置してよい。
本明細書に記載の再封可能な容器100の任意の部分およびすべての部分は、任意の適切な材料からなるものであってよく、該材料として、例えば、プラスチック、金属、セラミック、またはその組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。本開示のプラスチックには、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ビニール、ポリプロピレン、およびポリスチレンが含まれ得る。さらに、本開示の適切な金属はアルミニウムおよび鉄(例えば、鋼、ステンレス鋼、および鋳鉄)を含むことができる。本明細書に記載の任意の封止部(seal)は、任意の適切な封止材料からなるものであってよく、該封止材料として、例えば、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、および/または発泡体が挙げられるが、これらに限定されない。容器105は、任意の適切な形状およびデザインを有するものであってよい。
図8〜図10を参照して、再封可能な閉鎖機構155を詳細に説明する。図8は再封可能な容器100の分解図を示す。特に、これらの部品は、(例えば、既知の成形技術で)それぞれ個別に構成してもよいし、様々な組み合わせで構成してもよいし、または、(例えば、3D印刷または他の同様の成形技術で)一体型設計として構成してもよい。再封可能な閉鎖機構155は、キャップカバープレート150と、プルタブ120と、マウスピースプラグ116と、O型リング165、または、マウスピースプラグ116の周囲の漏れを最小限にすることができる他のエラストマー材料と、上端キャップ締め付け具160と、キャップ封止リング170と、ロッカーアーム180とを含むものであってもよい。上端キャップ締め付け具160は、いくつかの機構を介して、キャップカバープレート150および下端キャップ締め付け具190に接続されていてもよい。該機構は、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部などを含むが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、封止リング170は、シリコーンなどの、柔軟で、好ましくは食品に対して安全な材料から成形された単一の部材であってもよい。別の実施形態では、複数の材料を用いて、選択的に一部の領域で剛性を高め、且つ、他の領域で柔軟性を高めてもよい。
いくつかの実施形態では、再封可能な容器100は、外壁195および内壁185を含むものであってもよい。内壁185は、下端キャップ締め付け具190を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、該下端キャップ締め付け具190は、いくつかの適切な機構(例えば、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部など)を介して、再封可能な閉鎖機構155の上端キャップ締め付け具160と結合することができる。いくつかの実施形態では、内壁185は、任意の適切な材料からなってよく、該材料として、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムなどが挙げられるが、これらに限定されない。別の実施形態では、再封可能な容器100は、容器基部プレート136および容器基部カバー137を含むものであってもよい。
図9は、再封可能な容器100の断面正面図である。該断面図に示すように、いくつかの実施形態では、容器105は、外壁195および内壁185を有する二重壁式容器であってもよい。容器105の外壁195および内壁185の間には画定容積186が含まれていてもよい。例示的な一実施形態では、画定容積186は、4オンス、8オンス、16オンス、24オンス、32オンスを収容することができるサイズである。当業者ならば、特定の用途に合わせて、貯蔵部のサイズを拡大および縮小することができるとわかるであろう。
図10は、再封可能な容器100の断面側面図である。該断面側面図では、再封可能な閉鎖機構155は、よりはっきりと見える。再封可能な閉鎖機構155は、ロッカーアーム支持部220、ロッカーアーム係合支柱210、戻り止め215、および戻り止め溝225を含んでいてもよい(図12を参照)。
図11は、キャップアセンブリ110、プルタブ120、およびマウスピースプラグ116の分解図である。キャップカバープレート150は、いくつかの機構を介して、下端キャップ締め付け具190に接続されていてもよい。該機構は、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部などを含むが、これらに限定されない。
図12は、再封可能な閉鎖機構155の閉鎖状態の断面図である。図12では、再封可能な閉鎖機構155はロック/閉鎖/封止位置にある。該断面図からよりはっきりと見られるように、ロッカーアーム180は、ロッカーアーム係合支柱210を介して、プルタブ120に接続されていてもよい。ロッカーアーム係合支柱210は、ロッカーアーム180と係合することができ、一方、ロッカーアーム180の反対側の端部は、マウスピースプラグ116と係合し、それによって、開口部115と係合することができる。プルタブ120は、プルタブ120に設けられた戻り止め215により、閉鎖位置にロックされることができる。戻り止め溝225は、戻り止め溝225の位置にあるとき、ロッカーアーム支持部220の中に位置していてもよい。前記閉鎖状態の断面図では、マウスピースプラグ116は、開口部115と係合して封止することができ、それによって、漏れを最小限にする。
図13は、再封可能な閉鎖機構155の開放状態の断面図である。図13では、再封可能な閉鎖機構155は、アンロック/開封/開放位置にある。該断面図からよりはっきりと見られるように、ロッカーアーム180は、ロッカーアーム係合支柱210を介して、プルタブ120と係合していてもよい。プルタブ120は、使用者により開放/アンロック位置に引っ張られ、それにより、プルタブ120に設けられた戻り止め215が戻り止め溝225から外れ、これにより、ロッカーアーム180は、マウスピースプラグ116が開口部115と係合しなくなるように回動することが可能になる。前記開放状態の断面図では、マウスピースプラグ116は、開口部115と係合していない。これにより、供給および/または利用のために容器105から液体を流出させることが可能になる。使用者は、キャップカバープレート150に向かってプルタブ120を押して戻り止め215を戻り止め溝225と係合させ、それによって、マウスピース116を開口部115と係合させ、再封可能な閉鎖機構155をロックすることができる。
さらなる実施形態では、キャップアセンブリ110および再封可能な閉鎖機構155の一部は、例えば、洗浄、交換などのために、(例えば、ねじ機構により)基部から着脱可能であってよい。
図14は、本開示の代替的実施形態229の分解図である。該実施形態では、プルタブは、押しボタン作動部に置き換えられている。特に、これらの部品は、(例えば、既知の成形技術で)それぞれ個別に構成されてもよいし、様々な組み合わせで構成されてもよいし、または、(例えば、3D印刷または他の同様の成形技術で)一体型設計として構成されてもよい。容器100の代替的実施形態229は、押しボタン230、キャップカバープレート150、上端キャップ締め付け具160、キャップ封止リング170、マウスピース116、ばね235、O型リング165、作動部240、ロッカーアーム180、ヒンジピボットポイント(hinge pivot point)250、および、端部ロッキングキャップ部材245を含んでいてもよい。ロッカーアーム180は、ヒンジピボットポイント250を含んでいてもよい。上端キャップ締め付け具160は、いくつかの機構を介して、下端キャップ締め付け具190に接続されていてもよい。該機構は、ねじ接続部、ツイストロック接続部、スナップフィット接続部などを含むが、これらに限定されない。本開示のばね235は、圧縮および/または伸張するように設計されている螺旋ばねまたはコイルばねであってよい。ばね235の材料は、材料(例えば、金属、プラスチック、セラミック、またはその組み合わせ)の任意の組み合わせを含んでいてもよい。押しボタン230は、いくつかの適切な材料からなるものであってよく、該材料として、プラスチック、金属、またはその組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。端部ロッキングキャップ部材245がねじ機構を介して作動部240に接続されるように、作動部255にねじ山を設けてもよい。
本明細書に記載の再封可能な容器100の代替的実施形態229の任意の部分およびすべての部分は、任意の適切な材料からなるものであってよく、該材料として、例えば、プラスチック、金属、セラミック、またはその組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。本開示のプラスチックには、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ビニール、ポリプロピレン、およびポリスチレンが含まれ得る。さらに、本開示の適切な金属には、アルミニウムおよび鉄(例えば、鋼、ステンレス鋼、および鋳鉄)が含まれ得る。本明細書に記載の任意の封止部は、任意の適切な封止材料からなるものであってよく、例えば、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、および/または発泡体が挙げられるが、これらに限定されない。容器105は、任意の適切な形状およびデザインを有するものであってよい。
図15Aおよび図15Bはそれぞれ、ロック/封止/閉鎖位置、および、開放/開封位置にある、再封可能な閉鎖機構155の代替的実施形態229の断面図である。図15Aでは、再封可能な閉鎖機構155の代替的実施形態229はロック位置にある。該断面図からよりはっきりと見られるように、ロッカーアーム180は、作動部140を介して押しボタン230に接続される。前記閉鎖状態の図では、マウスピースプラグ116は開口部115と係合して封止し、それによって、漏れを最小限にする。
図15Bでは、再封可能な閉鎖機構155の代替的実施形態229は、アンロック/開放/開封位置にある。使用者は、ばね235が圧縮されるように押しボタン230の直線状作動部係合端部255を押下することができ、それによって、戻り止め215が戻り止め溝225から摺動して外れて、戻り止め溝225の上側の隆起溝に嵌まり込み、作動部240は、下向きに直線的にロックされる。前記開放状態の断面図では、マウスピースプラグ116は開口部115と係合しない状態となり得、それにより、供給および/または利用のために、流体が容器105から流出可能となる。その後、使用者は、押しボタン230のキャップカバー係合端部260を押下することができ、それによって、マウスピース116が開口部115と係合し、再封可能な閉鎖機構155がロックされる。
図16は、代替的実施形態229の上面図である。
図17は、本開示の代替的実施形態229の上面図である。代替的実施形態229は、押しボタン230、キャップカバープレート150、およびマウスピースカバー116を含んでいてもよい。
均等物
本発明の好ましい実施形態を、特定の用語を用いて説明したが、これらの説明は単に例示のためのものであり、以下の特許請求の範囲の精神または範囲から逸脱せずに変更および変形できることを理解すべきである。
本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の斜視図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の正面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の右側面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の左側面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の背面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の上面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の底面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の分解図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の断面正面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の断面右側面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器のキャップアセンブリの分解図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる、開放位置から解放可能となって、閉鎖位置にある再封可能な容器の部分断面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる、閉鎖位置から開放位置へと開放された直後の再封可能な容器の部分断面図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の代替的実施形態の分解図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる再封可能な容器の代替的実施形態の分解図である。 本発明の例示的な実施形態の、閉鎖状態の部分断面図である。 本発明の例示的な実施形態の、開放状態の部分断面図である。 本発明の別の実施形態にかかる再封可能な容器の例示的な実施形態の上面図である。 本発明の例示的な実施形態の底面斜視図である。

Claims (15)

  1. 開口部を有するキャップカバーと、
    再封可能な閉鎖機構と、
    を備える、容器用の再封可能なキャップであって、
    前記再封可能な閉鎖機構は、
    作動タブと、
    ロッカーアーム支柱と、
    ロッカーアームと、を含み、
    前記ロッカーアーム支柱は、前記作動タブに接続された第1端部と、前記ロッカーアームを貫通して伸び、前記ロッカーアームに接続された第2端部とを有し、前記ロッカーアームの前記第2端部は、前記作動タブが非作動位置にあるとき、前記キャップカバーの前記開口部と結合するよう構成され
    前記ロッカーアーム支柱は戻り止めを含み、前記戻り止めは、前記作動タブが前記非作動位置にあるとき、前記キャップカバー内に位置する戻り止め溝と結合するよう構成されている、容器用の再封可能なキャップ。
  2. 前記作動タブはプルタブである、請求項1に記載の再封可能なキャップ。
  3. 前記ロッカーアームの前記第2端部はマウスピースプラグにより覆われている、請求項1に記載の再封可能なキャップ。
  4. 前記マウスピースプラグは、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、発泡体、およびシリコーンからなる群より選択される材料で作られている、請求項3に記載の再封可能なキャップ。
  5. 前記キャップカバーは、前記作動タブを収容するよう構成されている上縁部、および、容器と結合するよう構成されている下縁部を有する、請求項1に記載の再封可能なキャップ。
  6. 前記キャップカバーの前記上縁部は、前記作動タブを凹状の開口部に収容するよう構成されている、請求項に記載の再封可能なキャップ。
  7. 前記開口部は、前記作動タブと前記キャップカバーの周縁部との間に位置する、請求項1に記載の再封可能なキャップ。
  8. 開口部を有するキャップカバーと、
    再封可能な閉鎖機構と、
    を備える、容器用の再封可能なキャップであって、
    前記再封可能な閉鎖機構は、
    押しボタンタブと、
    作動部支柱と、
    ばねと、
    O型リングと、
    前記キャップカバーの前記開口部と再封可能に結合するよう構成されている遠位ロッカーアーム端部を有するロッカーアームと、
    ロッキングキャップ部材と、を含み、
    前記作動部支柱は前記キャップカバーを貫通しており、且つ、前記作動部支柱は、前記押しボタンタブと相互作用するよう構成されている第1端部と、前記ロッカーアームを貫通して摺動する第2端部であって、前記ロッキングキャップ部材と結合することによって前記ロッカーアームを前記作動部支柱の該第2端部に接した状態で保持する第2端部と、を有し、前記ばねおよびO型リングは、前記ロッカーアームと前記押しボタンタブとの間の前記作動部支柱上に位置し
    前記押しボタンタブは戻り止めを含み、前記戻り止めは、前記押しボタンタブが非作動位置にあるとき、前記キャップカバー内に位置する戻り止め溝と嵌合するよう構成され、前記押しボタンタブが作動位置にあるとき、前記戻り止め溝の上側の隆起溝に嵌合するよう構成される、容器用の再封可能なキャップ。
  9. 前記押しボタンタブは、前記作動位置と前記非作動位置との間で切り替わる、請求項に記載の再封可能なキャップ。
  10. 前記ロッカーアームの前記第2端部は、マウスピースプラグにより覆われている、請求項に記載の再封可能なキャップ。
  11. 前記マウスピースプラグは、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、発泡体、およびシリコーンからなる群より選択される材料で作られる、請求項10に記載の再封可能なキャップ。
  12. 前記キャップカバーは、前記押しボタンタブを収容するよう構成されている上縁部、および、容器と結合するよう構成されている下縁部を有する、請求項に記載の再封可能なキャップ。
  13. 前記ばねは、前記作動部支柱の前記第1端部のフランジ部に当接する第1ばね端部と、前記キャップカバーの上部に対して取り付けられている第2ばね端部とを有する、請求項に記載の再封可能なキャップ。
  14. 前記押しボタンタブが作動位置にあるとき、前記ばねは圧縮され、前記押しボタンタブが非作動位置にあるとき、前記ばねは圧縮されない、請求項13に記載の再封可能なキャップ。
  15. 前記押しボタンタブが、前記ばねが圧縮される前記作動位置にあるとき、前記遠位ロッカーアーム端部は、前記開口部から離れて位置する、請求項14に記載の再封可能なキャップ。
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