JP6934710B2 - 乳幼児用睡眠パッド - Google Patents

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本発明は、睡眠中の乳幼児の生体情報をモニターするために用いられる、乳幼児用睡眠パッドに関する。
睡眠中の乳幼児の呼吸や姿勢のような生体情報をモニターすることにより、乳幼児の異変を察知し適切に対処することは、乳幼児の健康と安全を守る上で非常に重要である。
例えば、特許文献1には、乳幼児に装着されたセンサーユニットから出力された信号を処理して、乳幼児の体温、心拍数、おむつ交換の頻度を評価し、スマートフォンやタブレット等の画面に、乳幼児の健康状態の良さの程度を示すインジケーターを備えたアイコンを表示させるプログラムが開示されている。
特開2016−123435号
特許文献1に記載の発明では、乳幼児の手又は足にセンサーユニットを装着する必要があり、そのようなセンサーユニットは、乳幼児の快適な睡眠を妨げる可能性が考えられる。また、睡眠中に乳幼児が自ら、手や足に装着されたセンサーユニットを取り外してしまう可能性も考えられる。
そこで本発明は、乳幼児の快適な睡眠を妨げることなく、睡眠中の乳幼児の生体情報をモニターするために用いられる、乳幼児用睡眠パッドを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、乳幼児用睡眠パッドであって、
前記パッドに設けられ、前記パッド上に寝かされている乳幼児の荷重を受けるコア部材と、
前記コア部材の下面に設けられ、前記コア部材が受けた乳幼児の荷重を検出する複数の荷重検出器と、
前記コア部材よりも軟質な材料により形成され、前記コア部材及び前記複数の荷重検出器が前記パッドの上面及び側面から露出しないように前記コア部材及び前記複数の荷重検出器を被覆する周辺部材とを備える乳幼児用睡眠パッドが提供される。
第1の態様の乳幼児用睡眠パッドにおいて、前記コア部材は略矩形状であってもよく、前記複数の荷重検出器は前記コア部材の下面の四隅にそれぞれ設けられていてもよい。
第1の態様の乳幼児用睡眠パッドは、前記コア部材及び前記複数の荷重検出器が前記パッドの上面及び側面から露出しないように前記コア部材及び前記複数の荷重検出器を被覆し、且つ、前記周辺部材によって少なくとも部分的に被覆される中間部材をさらに備えてもよく、前記中間部材は前記コア部材よりも軟質、且つ、前記周辺部材よりも硬質な材料により形成されていてもよい。
第1の態様の乳幼児用睡眠パッドは、バッテリーと、前記荷重検出器の検出結果を記録する記録手段と、無線通信手段とをさらに備えてもよい。
第1の態様の乳幼児用睡眠パッドは、前記バッテリーに無線給電するためのアンテナ部をさらに備えてもよく、前記アンテナ部は、前記コア部材の上面に設けられた上アンテナと、前記コア部材の下面に設けられた下アンテナとを含んでもよく、前記上アンテナ及び前記下アンテナは、前記コア部材の面方向において対向するように配置されているコイルであってもよい。
本発明の乳幼児用睡眠パッドによれば、睡眠中の乳幼児の生体情報をモニターするために必要な荷重データを、乳幼児の快適な睡眠を妨げることなく取得することができる。
図1は、本発明の乳幼児用睡眠パッドの外観図であり、(a)は表面を示す図、(b)は側面を示す図、(c)は裏面を示す図である。 図2は、図1(b)のII−II線断面図である。 図3は、図1(a)のIII−III線断面図である。 図4は、図1(a)のIV−IV線断面図である。 図5は、図1(a)のV−V線断面図である。 図6は、乳幼児用睡眠パッドに無線給電している状態を示す断面図である。 図7は、本発明の乳幼児用睡眠パッドと無線通信可能な外部装置の機能ブロック図である。 図8は、本発明の乳幼児用睡眠パッドの変形例に係る図2相当の断面図である。 図9は、本発明の乳幼児用睡眠パッドの変形例に係る図3相当の断面図である。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係る乳幼児用睡眠パッドついて説明する。なお、本実施形態において、「乳幼児」とは、乳児及び幼児を含む、小学校に未就学の子供を意味している。
図1(a)〜図1(c)に示されるように、本発明の実施形態に係る乳幼児用睡眠パッド1は、乳幼児をその表面に寝かせるためのパッド部10と、パッド部10に寝かされている乳幼児の荷重を検出するセンサ部20とを備える。乳幼児用睡眠パッド1は、パッド部10の裏面を下に向けた状態で、床や乳幼児用ベッドの底板等の硬い面に敷いて使用される。
パッド部10は、平面視で略矩形状であり、表面に寝かされている乳幼児の身体全体が収まる程度の広さと、乳幼児の体重を支え得る厚みを有する。センサ部20は、パッド部10の四隅付近にそれぞれ配置された4つの荷重センサ20a〜20dから構成される。荷重センサ20a〜20dは、パッド部10の裏面から若干突出している。つまり、荷重センサ20a〜20dの少なくとも下面は、パッド部10の裏面から露出している。このため、乳幼児用睡眠パッド1を使用している状態では、荷重センサ20a〜20dの下面が、床や乳幼児用ベッドの底板等の硬い面に直接接している。荷重センサ20a〜20dとしては、例えばビーム型ロードセル、ダイヤフラム型ロードセル、板状ロードセル等を用いることができる。また、荷重センサ20a〜20dには、パッド部10の裏面から露出する底面に滑り止めを取り付けてもよい。当該底面には、滑り止めを取り付けるための凹部を設けても良い。これらの場合、乳幼児用睡眠パッド1を床等に敷いたときに、滑り止めの効果が得られる。
図2〜図5に示されるように、パッド部10は、コア部材12と、周辺部材14とから構成される。コア部材12は、パッド部10の面方向及び厚み方向の中央部に配置されており、パッド部10の表面に寝かされている乳幼児の荷重を受けて、その荷重を荷重センサ20a〜20dに伝えるための板状部材である。コア部材12も略矩形状であり、その下面の四隅に荷重センサ20a〜20dがそれぞれ配置されている。なお、本実施形態では、図2及び図3に示されるように、荷重センサ20a〜20dはそれぞれ、コア部材12の四隅からはみ出すように配置されているが、これには限られない。例えば、荷重センサ20a〜20dは、コア部材12の外周よりも内側に収まるように配置されてもよい。換言すれば、コア部材12の外周が荷重センサ20a〜20dよりも外側に位置するように、荷重センサ20a〜20dを配置してもよい。コア部材12は、例えば、カーボンファイバー、FRP(繊維強化プラスチック)、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の、硬質且つ軽量な素材で形成すると好適である。例えば、縦1300mm、横600mm、厚さ5.5mmのCFRP(ヤング率130kN/mm)では、50kgの均等荷重がかかった場合のたわみ量が3mm程度となる。このため、コア部材12に例えばCFRPを用いる場合、コア部材12の厚みを5.5mm以上とすると、乳幼児の体重を支えるのに十分な剛性が確保され好適である。また、コア部材12は、軽量化のため、スリットや穴部、凹部が形成されていてもよく、メッシュ状に形成されていてもよい。なお、コア部材12は、後述する周辺部材14よりも硬質であればよく、鉄鋼やステンレス鋼等の素材で形成されてもよい。
一方、周辺部材14は、硬質なコア部材12及び荷重センサ20a〜20dが乳幼児用睡眠パッド1の上面及び側面から露出しないように、コア部材12及び荷重センサ20a〜20dを被覆する部材である。周辺部材14は、例えばゴムやウレタンのような、コア部材12よりも軟質な素材によってコア部材12よりも一回り大きく形成されている。なお、コア部材12及び荷重センサ20a〜20dは、乳幼児用睡眠パッド1の下面からは露出していてもよい。
図2、図4、及び図5に示されるように、コア部材12の下面及び上面には、無線給電のためのアンテナ部として、下アンテナ30a及び上アンテナ30bが設けられている。下アンテナ30a及び上アンテナ30bは、コア部材12の面方向の中央部において対向するように配置されたコイルである。図6に示されるように、乳幼児用睡眠パッド1は、裏面を下に向けた状態で充電モジュール100の上に置くことにより、無線給電される。無線給電のため乳幼児用睡眠パッド1が充電モジュール100の上に置かれた状態では、乳幼児用睡眠パッド1の下アンテナ30aが、充電モジュール100のコイル部110と対向している。
また、充電モジュール100の上に置かれた乳幼児用睡眠パッド1の上に、裏面を下に向けた状態で別の乳幼児用睡眠パッド1を置くことにより、別の乳幼児用睡眠パッド1に対しても無線給電することができる。このとき、下の乳幼児用睡眠パッド1の上アンテナ30bと、上の乳幼児用睡眠パッド1の下アンテナ30aとが対向している。この状態において、下の乳幼児用睡眠パッド1の上アンテナ30bは、上の乳幼児用睡眠パッド1に充電用電波を発信するアンテナとして機能しており、上の乳幼児用睡眠パッド1の下アンテナ30aは、下の乳幼児用睡眠パッド1から発信された充電用電波を受信するアンテナとして機能している。なお、下アンテナ30aと上アンテナ30bとの間は、図示しない金属で一面アースし、下からの充電用電波を遮断するように構成してもよい。
図5に示されるように、コア部材12の下面にはさらに、バッテリー40、データロガー50、及び無線通信部60が設けられている。データロガー50は、荷重センサ20a〜20dから出力された信号を荷重データとして記録する。そして、無線通信部60は、データロガー50に記録された荷重データを外部装置200に対して無線で送信する。無線通信部60は、例えばWifiや、CSRmesh(登録商標)などの無線通信プロトコルに対応している。
図7に示すように、外部装置200は、通信部210、入力部220、表示部230、報知部240、及び記憶部250と、これらを制御する制御部260とを主に備える。外部装置200としては、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯型端末を利用することができる。通信部210は、Wifiや、CSRmesh(登録商標)などの無線通信プロトコルに対応した通信チップを含み、乳幼児用睡眠パッド1の無線通信部60と無線通信可能である。通信部210は、乳幼児用睡眠パッド1の無線通信部60から送信された荷重データを受信し、制御部260に出力する。入力部220は、制御部260に対して所定の入力を行うためのインターフェイスであり、タッチパネル等にし得る。表示部230は、制御部260から出力される情報を表示するための液晶画面等の画面である。報知部240は、制御部260からの出力される情報に基づいて所定の報知を視覚的又は聴覚的に行うためのスピーカ等の装置である。記憶部250は、荷重データに基づいて生体情報を分析する際に使用されるデータ等を記憶するためのROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)である。
制御部260の機能は、CPU(Central Processing Unit)が、記憶部250に格納されたプログラムを実行することにより実現される。制御部260は、重心位置算出部270と生体情報分析部280とを備える。重心位置算出部270は、通信部210が受信した睡眠中の乳幼児の荷重データ、即ち、乳幼児用睡眠パッド1の4つの荷重センサ20a〜20dがそれぞれ検出した荷重データに基づいて、乳幼児用睡眠パッド1における乳幼児の重心位置を算出する。
例えば、乳幼児用睡眠パッド1の中心部を原点とし長手方向にX軸、短手方向にY軸を取ったX−Y平面上において、荷重センサ20a〜20dがそれぞれ座標(X11、Y11)、(X12、Y12)、(X13、Y13)、(X14、Y14)に配置されており、荷重センサ20a〜20dが検出した荷重がそれぞれW11、W12、W13、W14であった場合、乳幼児の重心Gの座標(X、Y)は、次式により算出することができる。
Figure 0006934710
Figure 0006934710
重心位置算出部270は、上記の数式1、数式2に基づいて重心Gの座標(X、Y)を所定のサンプリング周期Tで算出しながら、重心Gの座標(X、Y)の時間的変動を求める。そして、生体情報分析部280は、重心位置算出部270が算出した、乳幼児の重心Gの座標(X、Y)の時間的変動に基づいて、乳幼児の呼吸数や姿勢といった生体情報を分析する。
ところで、人間の呼吸は、胸郭及び横隔膜を移動させて、肺を膨張及び収縮させることにより行われる。ここで吸気時、すなわち肺が膨張する時には横隔膜は下方に下がり、内臓も下方に移動する。一方で呼気時、すなわち肺が収縮する時には横隔膜は上方に上がり、内臓も上方に移動する。本発明の発明者は、研究により、この内臓移動に伴って、重心Gが、背骨の延在方向(体軸方向)にほぼ沿って振動することを見出した(以下、「呼吸振動」と呼ぶ)。
したがって、重心位置が特定の方向に呼吸振動している場合、生体情報分析部280は、その特定の方向を乳幼児の体軸の方向とみなし、乳幼児用睡眠パッド1上の乳幼児の姿勢(体軸がベッドの長手方向に対して平行なのか、傾いているのか)を判定する。呼吸振動の方向は、例えば、呼吸振動の軌跡からある極値点と当該極値点の直前又は直後に現れる極値点とを特定し、両者を結ぶ軸を求めることにより特定することができる。また、生体情報分析部280は、体軸の方向を縦軸、時間軸を横軸として、重心Gの時間的変動をプロットし、極大値又は極小値の数をカウントすることにより、乳幼児の呼吸数を判定する。
そして、生体情報分析部280により乳幼児の姿勢や呼吸数が所定の条件を満たすと判定された場合、制御部260は、表示部230や報知部240を通じて、乳幼児の異変を外部装置200のユーザに報知する。
以上のように、本発明の実施形態の乳幼児用睡眠パッド1では、乳幼児の荷重を検出するための荷重センサが、乳幼児に直接接触しないように、コア部材12の下面に配置されている。このため、乳幼児の快適な睡眠を妨げることなく荷重データを取得することができる。そして、取得した荷重データを無線通信により外部装置200に送信することにより、外部装置200において睡眠中の乳幼児の生体情報をモニターすることができる。また、本発明の実施形態の乳幼児用睡眠パッド1は、全体的に軽量な素材から構成されており、硬質な材料からなるコア部材12がむき出しにならないように、外側が軟質な材料からなる周辺部材14で覆われている。このため、持ち運びが容易であり、安全に使用することができる。
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、パッド部10はコア部材12と周辺部材14とから構成されていたが、図8及び図9に示すように、コア部材12と周辺部材14との間に、コア部材12と周辺部材14とをつなぐ中間部材16がさらに設けられていてもよい。この変形例において、中間部材16は、パッド部10の面方向及び厚み方向に関して、コア部材12よりも外側、且つ周辺部材14よりも内側に配置されている。コア部材12がカーボンファイバーで形成され、周辺部材14がゴム又はウレタンで形成されている場合、中間部材15は、例えば硬質ゴムのような、ある程度の弾性を有し、コア部材12より軟質、且つ周辺部材14より硬質な材料により形成されている。また、この変形例において、荷重センサ20a〜20dは、コア部材12の下面及び中間部材16の下面にわたって配置されている。コア部材12と周辺部材14とのつなぎの素材として中間部材16を介在させることにより、軟質な材料で形成されている周辺部材14がだれるのを防ぐことができる。これにより、周辺部材14の外周部分が床や乳幼児用ベッドの底板等の硬い面に接し、荷重センサ20a〜20dが硬い面からのノイズの影響を受けることを回避できる。
なお、中間部材16を用いる場合、周辺部材14は、必ずしも図8、図9に示す如くコア部材12及び中間部材16の構造全体を隙間無く覆わなくてもよい。例えば、乳幼児用睡眠パッド1を床等に設置したときにコア部材12及び荷重センサ20a〜20dが乳幼児用睡眠パッド1の上面及び側面から露出しないように、コア部材12及び荷重センサ20a〜20dが中間部材16によって被覆されている場合、周辺部材14は、中間部材16の角部や各辺のみを覆ってもよい。この場合においても、コア部材12、荷重センサ20a〜20d、及び中間部材16は、乳幼児用睡眠パッド1の下面からは露出していてもよい。
上記実施形態において、周辺部材14の厚みはほぼ均一に形成されているが、周辺部材14の外周部分が、その他の部分よりも薄く形成されていてもよい。これにより、軟質な周辺部材14の外周部分がだれて、床や乳幼児用ベッドの底板等の硬い面に接し、荷重センサ20a〜20dが硬い面からのノイズの影響を受けるのを防ぐことができる。或いは、乳幼児用睡眠パッド1に、硬い面からのノイズを検出するためのセンサをさらに設け、検出されたノイズを荷重センサ20a〜20dが検出した荷重からキャンセルしてもよい。
或いは、乳幼児の寝心地やホールド性を考慮して、周辺部材14の外周部分が、その他の部分(中央部)よりも厚く(高く)形成されていても良い。
上記実施形態において、バッテリー40、データロガー50、及び無線通信部60は、コア部材12の下面に設けられていたが、コア部材12の大きさに応じて適切な位置に配置されていればよく、例えばコア部材12の側面や内部に配置されていてもよい。また、バッド部10の面方向の中央部に配置されてもよく、それよりも外側に配置されてもよい。
上記実施形態では、コア部材12の下面及び上面に、無線給電のための下アンテナ30a及び上アンテナ30bが設けられていたが、給電効率を上げるためのヨークがさらに設けられていてもよい。また、下に重ねられた乳幼児用睡眠パッド1の上アンテナ30bから、上に重ねられた乳幼児用睡眠パッド1の下アンテナ30aに向けて、透磁率の高いパスが設けられ、磁束が効率的に上方に放射されるように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、乳幼児用睡眠パッド1を充電モジュール100上に平積みすることにより無線給電を行っていたが、これには限られない。例えば、乳幼児用睡眠パッド1を立てた状態で挿入可能な複数のスロットを備えたクレードル型の充電台を使用して、各スロットに挿入された乳幼児用睡眠パッド1に充電してもよい。この場合、パッド部10の側面からは、クレードル型充電台との接点が露出していてもよい。クレードル型の充電台を使用する場合、上記実施形態のように乳幼児用睡眠パッド1を平積みした状態で充電する場合と比べて、充電のためのスペースを節約することができる。
上記実施形態では、4つの荷重センサ20a〜20dがパッド部10の四隅付近にそれぞれ配置されていたが、パッド部10に寝かされている乳幼児の重心位置を把握できるように荷重センサが配置されていれば、荷重センサの数は2個又は3個であってもよい。或いは、4つの荷重センサ20a〜20dの他に、追加の荷重センサが設けられていてもよい。この場合、パッド部10に寝かされている乳幼児の重心位置をより正確に把握することができる。
上記実施形態において、外部装置200の生体情報分析部280は、重心位置算出部270が算出した乳幼児の重心位置の時間的変動に基づいて、乳幼児の呼吸数や姿勢を判定していたが、これに限られず、乳幼児の心拍数を判定してもよい。この場合、例えば、荷重センサ20a〜20dから出力された荷重信号の各々から心拍の周波数帯域(約0.5Hz〜約3.3Hz)に含まれる心拍成分を分離し、分離した心拍成分に基づいて乳幼児の重心Gの座標を算出すればよい。そして、心拍成分に基づく重心Gの1分間あたりの振動数から、乳幼児の心拍数を算出すればよい。
本発明の特徴を維持する限り、本発明は上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の乳幼児用睡眠パッドは、乳幼児の快適な睡眠を妨げることなく、睡眠中の乳幼児の荷重データを取得することができるので、睡眠中の乳幼児の生体情報をモニターするのに役立てることができる。
1 乳幼児用睡眠パッド、10 パッド部、12 コア部材、14 周辺部材、16 中間部材、20 センサ部、20a〜20d 荷重センサ、30a 下アンテナ、30b 上アンテナ、40 バッテリー、50 データロガー、60 無線通信部、100 充電モジュール、110 給電用アンテナ、200 外部装置

Claims (1)

  1. 乳幼児用睡眠パッドであって、
    前記パッドに設けられ、前記パッド上に寝かされている乳幼児の荷重を受けるコア部材と、
    前記コア部材の下面に設けられ、前記コア部材が受けた乳幼児の荷重を検出する複数の荷重検出器と、
    前記コア部材よりも軟質な材料により形成され、前記コア部材及び前記複数の荷重検出器が前記パッドの上面及び側面から露出しないように前記コア部材及び前記複数の荷重検出器を被覆する周辺部材と、
    バッテリーと、
    前記荷重検出器の検出結果を記録する記録手段と、
    無線通信手段と、
    前記バッテリーに無線給電するためのアンテナ部とを備え、
    前記アンテナ部は、前記コア部材の上面に設けられた上アンテナと、前記コア部材の下面に設けられた下アンテナとを含み、
    前記上アンテナ及び前記下アンテナは、前記コア部材の面方向において対向するように配置されているコイルである乳幼児用睡眠パッド。
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