JP6933795B2 - ソーラパネル用のフロート - Google Patents

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Description

本発明はソーラパネル用のフロートに関する。
太陽光を電力に変換する太陽光発電では、ソーラパネル(太陽電池パネル、太陽電池モジュールとも称される)が用いられている。
これまでソーラパネルは、主に建築物の屋根や壁面、地面等に設置されてきたが、近年は、遊休化している池や湖等の水上への設置も行われるようになってきた。
水上にソーラパネルを設置する場合、ソーラパネルを水上に浮かせるためのフロートが用いられ、そのフロート上にソーラパネルが設置される。
ソーラパネルを水上に設置するためのフロートとしては、例えば、特許文献1に記載されるようなものが知られている。
特開2015−217771号公報
ところで、水上に設置されるフロートは、例えば、軽量性及び耐久性に優れる合成樹脂を用いて内部に浮力となる気体(空気)を溜めるように中空状に形成されている。
そして、例えば、風等の影響でソーラパネルがフロート側に押し付けられるような状況が起こると、その押し付け力によってフロートの一部に変形や破損が起きるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、変形や破損の起きにくいソーラパネル用のフロートを提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のフロートは、ソーラパネルを配置するソーラパネル用のフロートであって、表面部と前記表面部から離間して設けられた裏面部と前記表面部及び前記裏面部の外周を繋ぐ側面部と内側に形成された前記表面部から前記裏面部まで貫通する開口部とを有する環状フロート部と、前記開口部の内壁面の周方向の少なくとも一部に前記開口部の周方向に沿って複数形成された表裏方向に延びる凹条部と、を備えている。
(2)上記(1)の構成において、前記ソーラパネルの一端側を支持する支持部を備え、前記支持部は、一端側の第1側部の前記裏面部側に位置する第1側辺が前記支持部を前記表面部側に立ち上げ可能に前記内壁面の表裏方向の中間部に繋がっており、前記開口部の一端側には、前記支持部を表面部側に立ち上げたときに、前記支持部の前記第1側部を受ける受部が形成されており、前記凹条部は、前記内壁面の前記第1側辺より裏面部側となる位置に形成されている。
(3)上記(2)の構成において、前記凹条部は、深さが裏面部側から前記第1側辺に向かって浅くなるように形成されている。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記支持部は、表面部側に立ち上げたときに一端側となる面から一端側に突出するように形成され、前記第1側部の延在方向とほぼ同方向に延びる凸条部を備え、前記凸条部は、前記支持部を表面部側に立ち上げたときに前記環状フロート部の表面部に面接触する当接面を有している。
本発明によれば、変形や破損の起きにくいソーラパネル用のフロートを提供することができる。
本発明に係る実施形態のフロートにソーラパネルが設置された状態を主にフロートの他端側を見るようにした斜視図である。 本発明に係る実施形態のフロートにソーラパネルが設置された状態を主にフロートの一端側を見るようにした斜視図である。 本発明に係る実施形態のフロートを図1と同じ方向から見た斜視図である。 本発明に係る実施形態のフロートの裏面部側を見た斜視図である。 本発明に係る実施形態のフロートを横から見た側面図である。 本発明に係る実施形態のフロートの一部断面図である。 比較例のフロートを示す斜視図である。 比較例のフロートの支持部及び実施形態のフロートの支持部に押圧力を加えたときの荷重の変化を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、ソーラパネル1が設置されたフロート10を主にフロート10の他端側を見るようにした斜視図であり、図2は、ソーラパネル1が設置されたフロート10を主にフロート10の一端側を見るようにした斜視図である。
また、図3は図1と同じ方向から見たフロート10の斜視図であり、図4はフロート10の裏面部12側を見るようにした斜視図であり、図5はフロート10を横から見た側面図であり、図6はフロート10の一部断面図である。
本発明に係る実施形態のフロート10は、図1及び図2に示すように、ソーラパネル1を配置するソーラパネル用のフロート10であって、例えば、ダム、池、湖等の水面上にソーラパネル1を設置するのに好適に用いることができるものである。
なお、本実施形態のフロート10を説明する図では、図示を省略しているが、例えば、フロート10の一端側及び他端側等に他のフロート10と接続するための接続部が設けられ、ダム、池、湖等の水面上にフロート10が設置されるときには、多数のフロート10が接続された状態で設置されることになる。
以下で説明するフロート10は、例えば、溶融状態の筒状のパリソンを複数の分割金型で挟んで膨らますブロー成形によって製造され、成形材料には、各種の熱可塑性樹脂を使用することができるが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィン系樹脂を好適に用いることができる。
フロート10は、図3及び図4に示すように、表面部11と、表面部11から離間して設けられた裏面部12と、表面部11及び裏面部12の外周を繋ぐ側面部13と、内側に形成された表面部11から裏面部12まで貫通する開口部20と、を有する環状フロート部Fを備えている。
なお、本実施形態の環状フロート部Fは、全体形状が矩形状をしているが、必ずしも、矩形状に限定される必要はない。
また、フロート10は、図2に示すように、ソーラパネル1の一端側(図2の左側)を支持する支持部14を備えている。
具体的には、支持部14は、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分で構成されており、図3に示すように、図3の右側となる一端側の第1側部14aの裏面部12側に位置する第1側辺14aaを残すように残る側部(第2側部14b、第3側部14c及び第4側部14d)の各側辺を切り離し、第1側辺14aaをヒンジとして開口部20を塞ぐように形成されていた部分を表面部11側に立ち上げ可能としたものである。
なお、このヒンジとなる第1側辺14aaは、図3に示すように、開口部20の内壁面21の表裏方向の中間部(本例では、ほぼ中央位置)に繋がっている。
図6はフロート10の一部断面図であり、より詳しくは図3における奥側の第4側部14d周辺の拡大図(点線領域X参照)になっており、図3のX1−X1線に沿って支持部14を一端側から他端側に向かって横断するように切断した断面斜視図になっている。
図6に示すように、開口部20の一端側には、支持部14を表面部11側に立ち上げたときに、支持部14の第1側部14aを受ける受部17が形成されている。
したがって、ヒンジとなる第1側辺14aaを曲げるようにして、支持部14が表面部11側に立ち上げられた状態のときには、環状フロート部Fの開口部20の一端側の位置に形成された受部17上に支持部14の第1側部14aが乗り上がった状態となる。
つまり、環状フロート部Fの受部17は、ソーラパネル1が設置されるときに支持部14を支える部分になっている。
また、支持部14の第3側部14cは、図3に示すように、他端側(図3の左側)が支持部14を表面部11側に立ち上げたときに、ソーラパネル1の一端側の下面を受ける受面14caと、受面14caの一端側に設けられ、ソーラパネル1の一端側の側壁1a(図1及び図2参照)を受ける第1受壁面14cbを有する略L字状の形状にされており、安定してソーラパネル1の一端側が受けられるようになっている。
なお、図1及び図2では、図示を省略しているが、ソーラパネル1は、支持部14の受面14caにソーラパネル1の下面側が受けられるとともに、ソーラパネル1が一端側に動かないように、ソーラパネル1の一端側の側壁1aが第1受壁面14cbに受けられた状態で、第1取付金具等を用いて支持部14に固定される。
一方、環状フロート部Fの他端側には、図3に示すように、表面部11が他端側に向かって、裏面部12側に近づくように傾斜する傾斜部11aと、その傾斜部11aの他端側の端部11aaから立ち上がり、ソーラパネル1の他端側の側壁1b(図1及び図2参照)を受ける第2受壁面11bと、が形成された他端側受部11Aが設けられている。
この環状フロート部Fの他端側に設けられた傾斜部11aは、ソーラパネル1を図1に示すように傾斜させて配置するときに、ソーラパネル1の他端側の下面が環状フロート部Fと干渉せずに良好に配置できるようにするための構造である。
そして、図1に示すように、ソーラパネル1は、ソーラパネル1の他端側の側壁1bが第2受壁面11b(図3参照)に当接するように配置され、図示しない第2取付金具等を用いて他端側受部11A(図3参照)に固定される。
なお、ソーラパネル1を設置する環境に応じて、適切な傾斜状態にソーラパネル1が設置できるように、その設置環境に応じて、先に説明した支持部14の高さ(表面部11側に立ち上げたときの高さ)が設計されている。
ところで、図1及び図2において下側に強く押圧するような風等がソーラパネル1に対して吹きつけると、その力によって支持部14も下側(図3〜図5の裏面部12側)に強く押圧されることになる。
そうすると、支持部14を表面部11側に立ち上げたときに、支持部14の第1側部14aを受ける受部17(図6参照)も下側(裏面部12側)に強く押圧され、図3に示す点線丸囲みAの部分(なお、反対側の隅も同様である)に応力が集中する等して、この開口部20の角部に亀裂等が生じたり、支持部14の下側を支えている部分に座屈が発生し、支持部14を十分に支えることができなくなるおそれがある。
そして、亀裂が生じると、その亀裂から環状フロート部F内に水が浸入して浮力が低下したり、正しい姿勢でソーラパネル1を設置することができなくなるおそれがある。
なお、支持部14の下側を支えている部分に座屈が発生した場合でも、正しい姿勢でソーラパネル1を設置することができなくなる。
そこで、本実施形態では、図3及び図4に示すように、開口部20の内壁面21の支持部14の第1側辺14aaが繋がっている位置よりも裏面部12側となる位置に開口部20の周方向に沿って、開口部20の内壁面21に複数形成された表裏方向に延びる補強リブとして機能する凹条部22を設けるようにしている。
本実施形態では、図3、図4及び図6に示すように、この凹条部22は、ヒンジとしての役目をする支持部14の第1側辺14aaをストレート状に保つために、凹条部22の深さが裏面部12側から第1側辺14aaに向かって浅くなるように形成されている。
また、凹条部22は、裏面部12側の幅が最も広く、裏面部12側から第1側辺14aaに向かって幅が小さくなるように形成されている。
なお、本実施形態では、凹条部22は、円錐台の一部の外形に沿った形状になっているが、必ずしも、円錐台の一部の外形に沿った形状である必要はない。
そして、このような凹条部22を設けるようにすると、上述したように、この凹条部22が補強リブとして機能することから、内壁面21が平面状である場合に比べ、内壁面21の剛性を高めることができる。
したがって、支持部14が裏面部12側に強く押圧されても、支持部14の下側(裏面部12側)の内壁面21が変形することが抑制されるとともに、変形が抑制されることから部分的に応力が集中する箇所の発生もなくなり、全体に応力が分散され、上述したような開口部20の隅に発生する亀裂も効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、図5に示すように、支持部14は、支持部14を表面部11側に立ち上げたときに、支持部14の一端側(図5の右側)となる面から一端側に突出するように形成され、第1側部14a(図3及び図4参照)の延在方向とほぼ同方向に延びる凸条部15を備えるものとしており、その凸条部15が、支持部14を表面部11側に立ち上げたときに、環状フロート部Fの表面部11に面接触する当接面を有するようにしている。
したがって、支持部14が裏面部12側に強く押圧されたときに、この凸条部15によってもその押圧力が分散されるようになっており、より一層、押圧力を全体に分散する構成になっている。
さらに、支持部14には、支持部14の剛性を高めるために、補強リブとして機能する表裏方向に延在する縦溝16が、支持部14の幅方向に複数形成されており、支持部14自体の変形も併せて抑制できるものとしているが、図6に示すように、この縦溝16を凹条部22に対応する位置に位置させる設計とすることで、剛性を高めた凹条部22に支持部14が押圧されたときの荷重が伝達され、より一層、支持部14の下側(裏面部12側)の内壁面21が変形することが抑制できるようにしている。
次に、上記のような構成とした場合の効果についてより具体的に以下で示す。
図7は、凹条部22と凸条部15を設けていないことを除いて、本実施形態のフロート10と同様の形状を有する比較例のフロート100を示す図である。
また、図8は、比較例のフロート100の支持部140及び実施形態のフロート10の支持部14に押圧力を加えたときの荷重の変化を示すグラフである。
図8では、横軸に支持部140及び支持部14の押圧量(圧縮変位[mm])を取り、縦軸にそのときに計測された荷重[kN]、つまり、反発力に相当する力を取っている。
図8を見るとわかるように、比較例のフロート100では、押圧量(圧縮変位[mm])が7mmを超えたところから荷重[kN]が低下する状態となり、これは支持部140を支えている部分が座屈し始めた状態を示している。
一方で、実施形態のフロート10では、荷重[kN]の上下動が、多少、見られていることから、部分的な座屈が発生している可能性はあるものの、依然として反発力に相当する力である荷重[kN]の安定した上昇が見られていることから、押圧量(圧縮変位[mm])が25mmに至った状態でも、依然として、十分に支持部14を支えられる状態が保たれていることがわかる。
なお、本実施形態のように、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を立ち上げるようにして支持部14を形成した場合は、凹条部22を開口部20の内壁面21のうち、開口部20の周方向で見て、支持部14の下側(つまり、支持部14より裏面部12側)だけに設けるようにした場合が、支持部14を裏面部12側に押圧したときに、最も変形等を少なくできる結果が得られている。
したがって、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を立ち上げるようにして支持部14を形成している場合には、開口部20の内壁面21のうち、開口部20の周方向で見て、支持部14の下側(つまり、支持部14より裏面部12側)だけに凹条部22を設けることが好ましい。
一方、環状フロート部F内には気体(例えば、空気等)が閉じ込められた状態になっているため、昼夜の寒暖差等によって、気体が膨張収縮するのに伴い、環状フロート部F自体が膨張収縮を繰り返すことになるが、気体の膨張時よりも収縮時のほうが環状フロート部Fの追従性は悪い。
このため、長期的に環状フロート部Fが変形するおそれがあり、このような変形を抑制することを優先する場合、開口部20の内壁面21の周方向の全域に凹条部22を設けるようにしてもよい。
この場合でも、比較例のフロート100のように凹条部22自体が設けられていないものと比較すれば、支持部14が押圧される力に対する耐性は大幅に改善したものになる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。
上記実施形態では、支持部14が、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分で構成されている場合について示したが、必ずしも、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を利用して支持部14を構成する必要はない。
例えば、別に支持部14となる部材を作製しておいて、環状フロート部Fにその支持部14とする部材を取り付けるようにしてもよく、環状フロート部Fの開口部20よりも更に一端側となる位置に支持部14となる構造を一体に形成するようにしてもよい。
しかしながら、本実施形態のように、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を利用して支持部14を形成するようにするほうが、材料の利用効率が高い等、利点が多くあるため、支持部14は、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を利用して構成されていることが好ましい。
なお、開口部20(図3及び図4参照)を塞ぐように形成されていた部分を支持部14に利用しない場合でも開口部20を設けるようにすることが好ましい。
そのように開口部20を設けることで環状フロート部F内に存在する気体(例えば、空気等)の量を減らすことができ、その分、昼夜の寒暖差等による気体の膨張収縮力を低減することができるからである。
ただし、環状フロート部F内に存在する気体は、フロート10が水面に浮かぶための浮力を発生させるものであるため、開口部20を設けることで減少させる気体の量は、当然、ソーラパネル1の重量を考慮して水面に浮かぶことが可能な浮力が得られる程度にされることは言うまでもない。
また、本実施形態のフロート10は、上述したように、ブロー成形によって好適に作製することが可能であるが、ブロー成形以外の製造方法で製造されてもよい。
このように、本発明のフロート10は、具体的な上記実施形態に限定されるものではなく、多様な変更又は改良を加えることが可能であり、そのような変更又は改良を加えたものも本発明の技術的範囲に含まれることは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ソーラパネル
1a 側壁
1b 側壁
10 フロート
11 表面部
11a 傾斜部
11aa 端部
11b 第2受壁面
11A 他端側受部
12 裏面部
13 側面部
14 支持部
14a 第1側部
14aa 第1側辺
14b 第2側部
14c 第3側部
14ca 受面
14cb 第1受壁面
14d 第4側部
15 凸条部
16 縦溝
17 受部
20 開口部
21 内壁面
22 凹条部
100 フロート
140 支持部
F 環状フロート部

Claims (3)

  1. ソーラパネルを配置するソーラパネル用のフロートであって、
    表面部と前記表面部から離間して設けられた裏面部と前記表面部及び前記裏面部の外周を繋ぐ側面部と内側に形成された前記表面部から前記裏面部まで貫通する開口部とを有する環状フロート部と、
    前記開口部の内壁面の周方向の少なくとも一部に前記開口部の周方向に沿って複数形成された表裏方向に延びる凹条部と、を備えており、
    前記開口部の一端側に前記ソーラパネルの一端側を支持する支持部が設けられ、
    前記凹条部は、前記支持部が設けられた側の開口部の内壁面に形成されており、
    前記支持部は、一端側の第1側部の前記裏面部側に位置する第1側辺が前記支持部を前記表面部側に立ち上げ可能に前記内壁面の表裏方向の中間部に繋がっており、
    前記開口部の一端側には、前記支持部を表面部側に立ち上げたときに、前記支持部の前記第1側部を受ける受部が形成されており、
    前記凹条部は、前記内壁面の前記第1側辺より裏面部側となる位置に形成されていることを特徴とするフロート。
  2. 前記凹条部は、深さが裏面部側から前記第1側辺に向かって浅くなるように形成されていることを特徴とする請求項に記載のフロート。
  3. 前記支持部は、表面部側に立ち上げたときに一端側となる面から一端側に突出するように形成され、前記第1側部の延在方向とほぼ同方向に延びる凸条部を備え、
    前記凸条部は、前記支持部を表面部側に立ち上げたときに前記環状フロート部の表面部に面接触する当接面を有していることを特徴とする請求項又は請求項に記載のフロート。
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