JP6933672B2 - シートベルトのバックル装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1) 車体側に取付け可能なアンカープレートと、
シートベルトのタングが着脱自在に装着可能なバックルと、
前記アンカープレート及び前記バックルに形成された各孔部内を挿通して折り返され、少なくとも3重に重ね合わされた重ね合せ部分を備える織布と、
前記バックルに設けられる回路基板と、
前記回路基板に接続され、少なくとも電気信号を車体側との間で伝達するワイヤーハーネスと、
を備えるシートベルトのバックル装置であって、
前記ワイヤーハーネスは、帯状部材を介して前記織布に支持され、該織布の幅方向側方に沿うように配索され、
前記帯状部材は、片側面の少なくとも一部に粘着面を有し、前記ワイヤーハーネスの周囲に巻き付けられた巻き付け部と、該巻き付け部から連続して前記粘着面によって前記帯状部材同士を貼り合わせた貼り合せ部と、前記貼り合せ部を構成する前記帯状部材の一端部から前記巻き付け部と反対側に延出し、前記粘着面の一部が表面に露出する延出部と、を備え、前記延出部が前記粘着面によって前記織布に貼り付けられ、前記貼り合せ部及び前記延出部が前記織布に縫製により取り付けられている、シートベルトのバックル装置。
(2) 前記重ね合せ部分は、内側に折り込まれる折り込み部分と、該折り込み部分から折り返されて連続する裏面部分と、該裏面部分から折り返されて連続する表面部分と、を有し、
前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部は、前記織布の重ね合せ部分の前記折り込み部分と前記表面部分との間、または前記折り込み部分と前記裏面部分との間に挿入された状態で縫製されている、(1)に記載のシートベルトのバックル装置。
(3) 前記重ね合せ部分は、内側に折り込まれる折り込み部分と、該折り込み部分から折り返されて連続する裏面部分と、該裏面部分から折り返されて連続する表面部分と、を有し、
前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部は、前記織布の重ね合せ部分の前記表面部分又は前記裏面部分の外表面上に配置された状態で縫製されている、(1)に記載のシートベルトのバックル装置。
(4) 前記縫製は、前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部を前記織布に取り付けると共に、前記織布の重ね合せ部分を互いに結合する、(1)〜(3)の何れか1つに記載のシートベルトのバックル装置。
(5) 前記織布には、前記ワイヤーハーネスを該織布の幅方向一端側から他端側に通すハーネス挿通穴が設けられている、(1)〜(4)の何れか1つに記載のシートベルトのバックル装置。
(6) 前記帯状部材は、織物からなる、(1)〜(5)の何れか1つに記載のシートベルトのバックル装置。
(7) 車体側に取付け可能なアンカープレートと、
シートベルトのタングが着脱自在に装着可能なバックルと、
前記アンカープレート及び前記バックルに形成された各孔部内を挿通して折り返され、少なくとも3重に重ね合わされた重ね合せ部分を備える織布と、
前記バックルに設けられる回路基板と、
前記回路基板に接続され、少なくとも電気信号を車体側との間で伝達するワイヤーハーネスと、
を備えるシートベルトのバックル装置の製造方法であって、
片側面の少なくとも一部に粘着面を有する帯状部材を用いる工程と、
前記ワイヤーハーネスに対して前記帯状部材を巻き付けると共に、前記帯状部材の一端部と他端部の位置をずらして前記粘着面の一部を露出させた状態で前記帯状部材同士を貼り合わせる工程と、
前記粘着面を前記織布の所定位置に貼り付けて前記帯状部材を前記織布に仮止めする工程と、
前記帯状部材を前記織布に縫製する工程と、
有し、前記ワイヤーハーネスは、前記帯状部材を介して前記織布に支持され、該織布の幅方向側方に沿うように配索される、シートベルトのバックル装置の製造方法。
(8) 前記縫製工程は、前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部を前記織布に取り付けると共に、前記織布の重ね合せ部分を互いに結合する、(7)に記載のシートベルトのバックル装置の製造方法。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、第1実施形態のシートベルトのバックル装置10は、車体側に取付け可能なアンカープレート11と、シートベルトのタング1が着脱可能なバックル20と、アンカープレート11とバックル20とを連結する帯状の織布30と、バックル20内に設けられる回路基板50と、回路基板50に接続され、少なくとも電気信号を車体側との間で伝達するワイヤーハーネス60と、ワイヤーハーネス60を織布30に支持させる帯状部材70と、を有する。
なお、粘着面70aは、図4で図示されていない剥離紙によって予め覆われていてもよい。
なお、図2においては、表面部分33、折り込み部分31、帯状部材70及び裏面部分35は便宜的に上下に離れて図示されているが、実際には隣り合う部分は互いに密着している。
次に、本発明の第2実施形態に係るシートベルトのバックル装置について、図7を参照して説明する。なお、図7において、第1実施形態と同一又は同等部分については、同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
例えば、上記実施形態においては、ワイヤーハーネス60が織布30のハーネス挿通穴30hを挿通して該織布30を幅方向に横断する構成としているが、図8に示す変形例のように、ワイヤーハーネス60は、織布30の幅方向に横断させず、織布30の長手方向全域にわたって幅方向一側方に沿って配索される構成としてもよい。
10 バックル装置
11 アンカープレート
14,26 孔部
20 バックル
30 織布
30h ハーネス挿通穴
31 折り込み部分
33 表面部分
35 裏面部分
40 縫製糸
50 回路基板
60 ワイヤーハーネス
70 帯状部材
70a 粘着面
71 巻き付け部
70e 一端部
72 貼り合せ部
73 延出部
Claims (8)
- 車体側に取付け可能なアンカープレートと、
シートベルトのタングが着脱自在に装着可能なバックルと、
前記アンカープレート及び前記バックルに形成された各孔部内を挿通して折り返され、少なくとも3重に重ね合わされた重ね合せ部分を備える織布と、
前記バックルに設けられる回路基板と、
前記回路基板に接続され、少なくとも電気信号を車体側との間で伝達するワイヤーハーネスと、
を備えるシートベルトのバックル装置であって、
前記ワイヤーハーネスは、帯状部材を介して前記織布に支持され、該織布の幅方向側方に沿うように配索され、
前記帯状部材は、片側面の少なくとも一部に粘着面を有し、前記ワイヤーハーネスの周囲に巻き付けられた巻き付け部と、該巻き付け部から連続して前記粘着面によって前記帯状部材同士を貼り合わせた貼り合せ部と、前記貼り合せ部を構成する前記帯状部材の一端部から前記巻き付け部と反対側に延出し、前記粘着面の一部が表面に露出する延出部と、を備え、前記延出部が前記粘着面によって前記織布に貼り付けられ、前記貼り合せ部及び前記延出部が前記織布に縫製により取り付けられている、シートベルトのバックル装置。 - 前記重ね合せ部分は、内側に折り込まれる折り込み部分と、該折り込み部分から折り返されて連続する裏面部分と、該裏面部分から折り返されて連続する表面部分と、を有し、
前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部は、前記織布の重ね合せ部分の前記折り込み部分と前記表面部分との間、または前記折り込み部分と前記裏面部分との間に挿入された状態で縫製されている、請求項1に記載のシートベルトのバックル装置。 - 前記重ね合せ部分は、内側に折り込まれる折り込み部分と、該折り込み部分から折り返されて連続する裏面部分と、該裏面部分から折り返されて連続する表面部分と、を有し、
前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部は、前記織布の重ね合せ部分の前記表面部分又は前記裏面部分の外表面上に配置された状態で縫製されている、請求項1に記載のシートベルトのバックル装置。 - 前記縫製は、前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部を前記織布に取り付けると共に、前記織布の重ね合せ部分を互いに結合する、請求項1〜3の何れか一項に記載のシートベルトのバックル装置。
- 前記織布には、前記ワイヤーハーネスを該織布の幅方向一端側から他端側に通すハーネス挿通穴が設けられている、請求項1〜4の何れか一項に記載のシートベルトのバックル装置。
- 前記帯状部材は、織物からなる、請求項1〜5の何れか一項に記載のシートベルトのバックル装置。
- 車体側に取付け可能なアンカープレートと、
シートベルトのタングが着脱自在に装着可能なバックルと、
前記アンカープレート及び前記バックルに形成された各孔部内を挿通して折り返され、少なくとも3重に重ね合わされた重ね合せ部分を備える織布と、
前記バックルに設けられる回路基板と、
前記回路基板に接続され、少なくとも電気信号を車体側との間で伝達するワイヤーハーネスと、
を備えるシートベルトのバックル装置の製造方法であって、
片側面の少なくとも一部に粘着面を有する帯状部材を用いる工程と、
前記ワイヤーハーネスに対して前記帯状部材を巻き付けると共に、前記帯状部材の一端部と他端部の位置をずらして前記粘着面の一部を露出させた状態で前記帯状部材同士を貼り合わせる工程と、
前記粘着面を前記織布の所定位置に貼り付けて前記帯状部材を前記織布に仮止めする工程と、
前記帯状部材を前記織布に縫製する工程と、
有し、前記ワイヤーハーネスは、前記帯状部材を介して前記織布に支持され、該織布の幅方向側方に沿うように配索される、シートベルトのバックル装置の製造方法。 - 前記貼り合わせる工程において、前記帯状部材は、前記ワイヤーハーネスの周囲に巻き付けられた巻き付け部と、該巻き付け部から連続して前記粘着面によって前記帯状部材同士を貼り合わせた貼り合せ部と、前記貼り合せ部を構成する前記帯状部材の一端部から前記巻き付け部と反対側に延出し、前記粘着面の一部が表面に露出する延出部と、を形成し、
前記縫製工程は、前記帯状部材の前記貼り合わせ部及び前記延出部を前記織布に取り付けると共に、前記織布の重ね合せ部分を互いに結合する、請求項7に記載のシートベルトのバックル装置の製造方法。
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