JP6927161B2 - 学習装置、予測装置、方法、及びプログラム - Google Patents

学習装置、予測装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、学習装置、予測装置、方法、及びプログラムに係り、特に、移動軌跡に移動手段ラベルを付与するための学習装置、予測装置、方法、及びプログラムに関する。
近年、GPSや無線通信技術の発達、及び、スマートフォンなどの通信端末の普及に伴って、屋内屋外問わず、ユーザの移動軌跡が大規模に取得できるようになりつつある。
移動軌跡とは、位置座標(緯度経度など)と時刻とのペアで与えられる観測の時系列を指す。各軌跡に対するユーザの移動手段を知ることは有益である。例えば、移動手段に応じて、ナビゲーションの種類をカスタマイズすることができる。徒歩のユーザに対しては近くの飲食店を推薦したり、電車のユーザに対しては乗り換え案内を提示したりすることが考えられる。しかし、大規模な移動軌跡全てに対して、手作業で、移動手段を表すラベルを付与することは現実的ではない。したがって、ユーザの移動軌跡が大量に与えられたときに、各軌跡に対して移動手段ラベルを推定するという問題は重要である。従来技術では、機械学習技術に基づいて、移動手段ラベルが付与された有限個の移動軌跡を入力とした教師あり学習問題として定式化し、移動手段ラベルが未知の移動軌跡が入力されたときに予測ラベルを出力するための識別器を構成する(非特許文献1)。このとき、より高精度な識別器学習のために、移動軌跡から様々な特徴量(速度、方向変化の角度など)を抽出し、活用することが提案されている。
Y. Zheng, Q. Li, Y. Chen, X. Xie, and W. Ma, "Understanding Transportation Modes Based on GPS Data for Web Applications", ACM Transactions on the Web, 4(1):1-36, 2010.
従来技術は、各移動手段に伴う移動軌跡の傾向(例えば、徒歩と自動車の速度の違い)を事前に学習することにより、移動手段ラベルが未知の移動軌跡が入力されたときに、学習済みの識別器を用いることによって移動手段ラベルを予測することが可能である。従来技術では、識別器の学習の際に、移動軌跡は観測ノイズを含まないことを仮定している。しかし、現実世界で観測された移動軌跡には必ず観測ノイズが含まれる。観測ノイズが大きいほど、従来技術において適切な特徴量の算出が困難になり、それによって高精度な識別器を構成することができない。上記の問題に対する素朴な解決方法として、外れ値処理やフィルタリング処理(ノイズ除去)を全移動手段に共通に施すことが考えられる。しかし、移動軌跡に含まれる観測ノイズの大きさは移動手段によって異なる。例えば、徒歩に比べて、電車で移動している場合の方が、無線の通信状況が悪く観測ノイズは大きいことが想定される。従来技術は、上記のように、移動軌跡に観測ノイズが含まれ、かつ、観測ノイズの大きさが移動手段毎に異なる場合には、高精度な識別器を学習困難であるという問題が存在した。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、移動手段毎に適切なノイズ除去を行い、精度よく移動手段ラベルを移動軌跡に付与するための識別器を学習することができる学習装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
また、移動手段が未知の移動軌跡に対して、学習済みの識別器を用いて、精度よく移動手段ラベルを付与することができる予測装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る学習装置は、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、前記移動手段ラベル毎に、前記移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定された前記ガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うフィルタリング部と、前記移動軌跡の各々について、前記移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、前記移動手段ラベル毎に、前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡について抽出された前記特徴ベクトルに基づいて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習する識別器学習部と、を含んで構成されている。
第2の発明に係る予測装置は、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、前記移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うフィルタリング部と、前記移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、前記移動手段ラベル毎に予め学習された、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて前記移動軌跡に対する予測ラベルを出力する予測部と、を含んで構成されている。
第3の発明に係る学習方法は、フィルタリング部が、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、前記移動手段ラベル毎に、前記移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定された前記ガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うステップと、特徴抽出部が、前記移動軌跡の各々について、前記移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出するステップと、識別器学習部が、前記移動手段ラベル毎に、前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡について抽出された前記特徴ベクトルに基づいて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習するステップと、を含んで実行することを特徴とする。
第4の発明に係る予測方法は、フィルタリング部が、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、前記移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うステップと、予測部が、前記移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、前記移動手段ラベル毎に予め学習された、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて前記移動軌跡に対する予測ラベルを出力するステップと、を含んで実行することを特徴とする。
第5の発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1の発明に係る学習装置、又は第2の発明に係る予測装置の各部として機能させるためのプログラムである。
本発明の学習装置、方法、及びプログラムによれば、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、移動手段ラベル毎に、移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて移動手段ラベルが付与された移動軌跡に対してフィルタリングを行い、移動軌跡の各々について、移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、移動手段ラベル毎に、移動手段ラベルが付与された移動軌跡について抽出された特徴ベクトルに基づいて、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習することにより、移動手段毎に適切なノイズ除去を行い、精度よく移動手段ラベルを移動軌跡に付与するための識別器を学習することができる、という効果が得られる。
また、本発明の予測装置、方法、及びプログラムによれば、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、移動軌跡に対してフィルタリングを行い、移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、移動手段ラベル毎に予め学習された、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて移動軌跡に対する予測ラベルを出力することにより、移動手段が未知の移動軌跡に対して、学習済みの識別器を用いて、精度よく移動手段ラベルを付与することができる。
本発明の実施の形態に係る学習装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る予測装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る学習装置における学習処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る予測装置における予測処理ルーチンを示すフローチャートである。 検索要求の例と出力例の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態では、学習装置により、移動手段ラベルが付与された有限個の移動軌跡を用いて、移動手段が未知の移動軌跡に対して移動手段ラベルを予測するための識別器を学習する。各移動手段に対する観測ノイズの大きさの違いを加味しつつ識別器を学習できる機能を有する。予測装置は、学習済みの識別器を用いることにより移動手段が未知の移動軌跡に対して、観測ノイズの大きさと移動軌跡から算出される特徴量とに基づいて移動手段ラベルの予測を行う。
学習装置は、ガウス過程回帰(非特許文献2)を、各移動手段ラベルが付与された移動軌跡に対して独立に適用する。これによって、各移動手段における移動軌跡の滑らかさと観測ノイズの大きさとを同時に推定可能である。移動手段毎に推定されたガウス過程回帰の予測分布を用いて、移動軌跡のノイズ除去(フィルタリング)を行う。フィルタリング後の移動軌跡に基づいて各種特徴量(速度、方向変化の角度など)を算出し、これを入力として識別器(ロジスティック回帰など)を学習する。これによって、移動手段毎に異なるノイズの大きさを加味したフィルタリング、及び、そのフィルタリング結果を利用した識別器を構成する機能を有する。
学習装置の効果としては、移動手段毎に異なる大きさの観測ノイズが含まれる移動軌跡が与えられた場合においても、識別器を適切に学習可能である。例えば、徒歩の場合は観測ノイズが小さいが、電車の場合は観測ノイズが大きいとき、それぞれの移動手段においてガウス過程回帰を学習することにより、各移動手段における観測ノイズを適切にとらえることができる。ガウス過程回帰の予測分布を用いることで、各移動手段における移動軌跡から観測ノイズを適切にフィルタリングし、その結果を用いて各種特徴量を算出することにより、外れ値のようなノイズの影響を受けることなく、適切に識別器を学習することができる。
予測装置は、移動手段が未知の移動軌跡が与えられたときに、(1)各移動手段のデータで学習済みのガウス過程回帰によりフィルタリングを行い、(2)その結果を学習済みの識別器に入力することで、未知の移動手段ラベルを予測する機能を有する。
予測装置の効果としては、(1)と(2)を組み合わせて識別器を構成することによって、移動手段が未知の移動軌跡が持つ軌跡の滑らかさとノイズの大きさとを加味しつつ、移動軌跡から算出される特徴量に基づいて移動手段ラベルの予測を行うことができる。
以下、学習装置、及び予測装置の具体的な構成について説明する。学習装置、及び予測装置によって、GPSなど任意の無線通信技術によって計測された移動軌跡データ全般を対象としたものであり、計測する手段や計測条件(サンプリングレートや場所など)に依存せず、それらに対して柔軟に適用できる。以下では、実施例として、一般的な移動軌跡(位置座標(緯度経度など)と時刻とのペアで与えられる観測の時系列)と各移動軌跡に付与された移動手段ラベルとが与えられた条件の下で、移動手段ラベルが未知の移動軌跡に対してラベルを予測するための識別器を構成し、移動手段を推定する場合について説明する。
<本発明の実施の形態に係る学習装置の構成>
本発明の実施の形態に係る学習装置の構成について説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る学習装置100は、CPUと、RAMと、後述する学習処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。この学習装置100は、機能的には図1に示すように操作部3と、演算部20とを備えている。
操作部3は、移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1のデータに対するユーザからの各種操作を受け付ける。各種操作とは、格納された情報を登録、修正、及び削除する操作等である。操作部3の入力手段は、キーボードやマウス、メニュー画面、タッチパネルによるもの等、どのようなものでもよい。操作部3は、マウス等の入力手段のデバイスドライバや、メニュー画面の制御ソフトウェアで実現される。
演算部20は、移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1と、フィルタリング部6と、ハイパーパラメータ格納部7と、フィルタリング済みラベル付き移動軌跡格納部8と、特徴抽出部9と、各種特徴量格納部10と、識別器学習部11と、重みパラメータ格納部12とを含んで構成されている。
移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1は、移動手段ラベルを予測するための識別器を学習するために利用され得るデータを格納しており、操作部3からの要求にしたがって、データを読み出し、該当のデータをフィルタリング部6に送信する。移動手段ラベル集合をCとし、移動手段ラベルをc∈Cとする。移動手段ラベルcの移動軌跡に含まれる観測を(tij (c),xij (c))と表し、i番目の移動軌跡に含まれるj番目の観測とする。ここで、tij (c)は観測時刻、xij (c)は座標情報を表すものとする。また、xij (c)=(uij (c),vij (c))とし二次元平面上の点を表すものとする。次に、移動手段ラベルcに含まれるi番目の移動軌跡をD (c)={(tij (c),xij (c))|j=1,...,J (c)}とする。ここで、j (c)は移動手段ラベルcのi番目の移動軌跡に含まれる観測の数を表す。また、移動手段ラベルcの移動軌跡をまとめてD(c)={D (c)|i=1,...,I(c)}とする。ここで、I(c)は移動手段ラベルcの移動軌跡の数を表す。さらに全てのラベルの移動軌跡をまとめてD={D(c)|c∈C}とする。移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1に格納されている訓練データはDである。フィルタリング部6では、訓練データDの、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々を用いる。移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1は、Webサーバや、データベースを具備するデータベースサーバ等である。
フィルタリング部6は、移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1に格納された、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、移動手段ラベル毎に、移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、当該移動手段ラベルについて推定されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、当該移動手段ラベルが付与された移動軌跡に対してフィルタリングを行う。以下、詳細を説明する。
移動手段ラベルがcのときのi番目の移動軌跡D (c)={(tij (c)),xij (c))│j=1,…,J (c)}を考える。このとき、{tij (c)│j=1,…,J (c)}は、ti,j=1 (c)=0なるように、時刻0からの相対時間に前処理されており、xij (c)=(uij (c),vij (c))は、uij (c)とvij (c)とがそれぞれ独立に平均0で標準偏差1となるように正規化処理がなされているものとする。f(c)(t)とg(c)(t)とを、uij (c)とvij (c)とに対するノイズ無しの潜在的な関数とし、それぞれが独立にガウス過程に従うと仮定する。このとき、f(c)(t)が従うガウス過程は、平均が0、相関関数は、以下(1)式とする。
Figure 0006927161

・・・(1)
(c)(t)が従うガウス過程は、平均が0、相関関数は、以下(2)式とする。
Figure 0006927161

・・・(2)
ここで、γ 及びη は時刻tの周りの点への相関の範囲を決めるスケールパラメータであり、α 及びβ は相関の大きさ(magnitude)を決める分散パラメータである。ガウス過程に関するパラメータの一例が、時刻tの周りの点への相関の範囲を決めるスケールパラメータγ 及びη 、並びに相関の大きさ(magnitude)を決める分散パラメータα 及びβ である。
(1)式及び(2)式はsquared-exponential kernelと呼ばれ、空間座標におけるデータの類似度を測るために最もよく使われる相関関数の一つである。移動手段ラベルがcのときのi番目の移動軌跡に含まれる時刻集合{tij (c)│j=1,…,J (c)}が与えられたとしたとき、
Figure 0006927161
の結合分布はJ (c)次元の多次元ガウス分布で表すことができ、以下(3)式のように書ける。
Figure 0006927161

・・・(3)
ここで、Ku,i (c)はJ (c)×J (c)行列であり、各要素はKu,i (c)(j,j’)=K (c)=(tij (c),tij’ (c))である。同様に、移動手段ラベルがcのときのi番目の移動軌跡に含まれる時刻集合{tij (c))│j=1,…,J (c)}が与えられたとしたとき、
Figure 0006927161
の結合分布はJ (c)次元の多次元ガウス分布で表すことができ、以下(4)式のように書ける。
Figure 0006927161

・・・(4)
ここで、Kv,i (c)はJ (c)×J (c)行列であり、各要素はKv,i (c)(j,j’)=K (c)=(tij (c),tij’ (c))である。
次に、実際の観測
Figure 0006927161
及び
Figure 0006927161
はガウスノイズが加えられて得られるものと仮定すると、u (c)は条件付き確率、以下(5)式に従う。
Figure 0006927161

・・・(5)
(c)は条件付き確率、以下(6)式に従う。
Figure 0006927161

・・・(6)
ここで、Iは単位行列である。σ 及びξ はノイズに対する分散パラメータである。ノイズに関するパラメータの一例が、ノイズに対する分散パラメータσ 及びξ である。(3)式及び(5)式、ならびに(4)式及び(6)式がそれぞれ共役性を持つので、f (c)及びg (c)を解析的に積分消去することができるため、u (c)の周辺尤度は、以下(7)式となる。
Figure 0006927161

・・・(7)
(c)の周辺尤度は、以下(8)式となる。
Figure 0006927161

・・・(8)
(7)式及び(8)式に基づき、u (c)とv (c)とが移動軌跡IDのiについて独立であるとすると、周辺化対数尤度関数は、以下(9)式及び(10)式となる。
Figure 0006927161

・・・(9)
Figure 0006927161

・・・(10)
(9)式を最大にするようなハイパーパラメータα ,γ,σ と(10)式を最大にするようなハイパーパラメータβ ,η,ξ を推定する。最適化手法は何を使ってもよいが、例えば、BFGS法(非特許文献3)を使って最適化問題を解くことができる。以上の処理を、各移動手段ラベルc∈Cについて行い、推定されたハイパーパラメータの集合{α ,γ,σ ,β ,η,ξ |c∈C}をハイパーパラメータ格納部7に格納する。次に、推定されたハイパーパラメータを用いることによって、各移動手段ラベルに含まれる移動軌跡のフィルタリングを行う。時刻集合{tij (c)│j=1,…,J (c)}が与えられたとき、u (c)に対する予測値(フィルタリング後の値)
Figure 0006927161
はガウス過程の予測分布の平均値を用いて、以下(11)式となる。
Figure 0006927161

・・・(11)
(c)に対する予測値(フィルタリング後の値)
Figure 0006927161
は以下(12)式となる。
Figure 0006927161

・・・(12)
上記の手順でフィルタリングされた移動軌跡を以下のように表す。まず、フィルタリング済みの座標を
Figure 0006927161
とする。次に、移動手段ラベルcに含まれるi番目のフィルタリング済み移動軌跡を
Figure 0006927161
とする。さらに全てのラベルの移動軌跡をまとめ
Figure 0006927161
とする。
Figure 0006927161
をフィルタリング結果としてフィルタリング済みラベル付き移動軌跡格納部8に格納する。フィルタリング部6は以上のようにしてラベル付き移動軌跡をフィルタリングする。
特徴抽出部9は、移動軌跡の各々について、ラベル付き移動軌跡格納部8に格納された移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出する。
Figure 0006927161
を入力データとして、各種特徴量を抽出する。用いる特徴量は、速度や方向転換角度など、どのようなものでもよい。特徴の種類について、例えば(非特許文献1)などを参考にすることができる。このとき、用いる特徴数をMとし、移動手段ラベルcにおけるi番目の移動軌跡に対するM次元特徴ベクトルをφ (c)と表す。全ての特徴ベクトルをまとめて、φ={φ (c)|c∈C;i=1,...,I}とし、各種特徴量格納部10に格納する。
識別器学習部11は、移動手段ラベル毎に、各種特徴量格納部10に格納された当該移動手段ラベルが付与された移動軌跡について抽出された特徴ベクトルに基づいて、移動軌跡が移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習する。
識別器はどのようなものを用いてもよいが、ここでは多クラスロジスティック回帰(非特許文献4)を用いる場合について記述する。多クラスロジスティック回帰では、特徴ベクトルφ(c)が与えられたとしたとき、以下のように移動手段ラベルcの事後確率を以下(13)式とする。
Figure 0006927161

・・・(13)
ここで、
Figure 0006927161
であり、wは各特徴量への重みとバイアスパラメータを含んだM+1の次元のパラメータベクトルを表す。次に、目標変数t=(ti,1,...,ti,|C|)をi番目の移動軌跡が属する移動手段ラベルに対応する要素のみが1で、他がすべて0の1−of−|C|表現として定義する。ここで、|C|は移動手段ラベルの個数を表す。全移動軌跡のラベルが与えられたとしたときの尤度関数は、以下(14)式と表される。
Figure 0006927161

・・・(14)
ただし、Tは全ての移動軌跡に対する目標変数の集合とし、W={w|c∈C}とした。最尤推定に基づき、(14)式の対数をとった対数尤度関数を最大にするようなWを求める。推定された重みパラメータWを、移動手段ラベル毎に、重みパラメータ格納部12に格納する。
ハイパーパラメータ格納部7、フィルタリング済みラベル付き移動軌跡格納部8、各種特徴量格納部10、及び、重みパラメータ格納部12は上記の情報が保存され、復元可能なものであればどのようなものでもよい。例えば、データベースや、あらかじめ備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
<本発明の実施の形態に係る予測装置の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る予測装置の構成について説明する。図2に示すように、本発明の実施の形態に係る予測装置200は、CPUと、RAMと、後述する予測処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。この予測装置200は、機能的には図2に示すように操作部23と、検索部4と、演算部220と、出力部17とを備えている。
操作部23は、移動手段ラベルなし移動軌跡格納部1のデータに対するユーザからの各種操作を受け付ける。
検索部4は、移動手段ラベルの予測対象とする移動軌跡のIDを受け付ける。検索部4で指定されたIDの移動軌跡に対して、予測装置200は予測ラベルを出力する。なお、検索部4の入力手段は、キーボードやマウス、メニュー画面、タッチパネルによるもの等、なんでもよい。検索部4は、マウス等の入力手段のデバイスドライバや、メニュー画面の制御ソフトウェアで実現され得る。
演算部220は、移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2と、フィルタリング部26と、ハイパーパラメータ格納部27と、フィルタリングなしラベル付き移動軌跡格納部15と、重みパラメータ格納部22と、予測部16とを含んで構成されている。
移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2は、移動手段ラベルを予測される対象のデータを格納しており、操作部23からの要求にしたがって、データを読み出し、該当のデータを装置に送信する。いま、移動手段ラベルが未知の移動軌跡に含まれる観測を(tij ,xij )、と表す。ラベルが未知の移動軌跡の数をIとし、i番目の移動軌跡に含まれる観測の数をJ としたとき、テストデータをD={(tij ,xij )|i=1,...,I,j=1,...,J}と表す。ここで、各移動軌跡は一つの移動手段ラベルが割り当てられることを仮定する。移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2に格納されているテストデータはDである。移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2は、Webサーバや、データベースを具備するデータベースサーバ等である。
ハイパーパラメータ格納部27には、学習装置100で学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータが格納されている。ガウス過程に関するパラメータは、時刻tの周りの点への相関の範囲を決めるスケールパラメータγ 及びη 、並びに相関の大きさ(magnitude)を決める分散パラメータα 及びβ である。ノイズに関するパラメータは、ノイズに対する分散パラメータσ 及びξ である。
フィルタリング部26は、移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2に格納された、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に、ハイパーパラメータ格納部27に格納された、当該移動手段ラベルに対するガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、移動軌跡に対してフィルタリングを行う。これにより、移動手段に適したフィルタリングかどうかを加味しつつノイズ除去を行うことができる。以下、詳細を説明する。
i番目のラベルなし移動軌跡D ={(tij ,xij )|j=1,...,J }が与えられたとき、D のフィルタリングを行うことを考える。D が移動手段ラベルcであると仮定したとき、xij =(uij ,vij )に対する予測値(フィルタリング後の値)を
Figure 0006927161
とする。
Figure 0006927161
はガウス過程の予測分布の平均値を用いて、以下(15)式となる。
Figure 0006927161

・・・(15)
また、
Figure 0006927161
は以下(16)式となる。
Figure 0006927161

・・・(16)
i番目のラベルなし移動軌跡が移動手段ラベルcであると仮定したときのフィルタリング済み移動軌跡を
Figure 0006927161
とする。さらに、すべての移動軌跡に同様のフィルタリングを行った結果をまとめて
Figure 0006927161
と表す。
Figure 0006927161
をフィルタリング済みラベルなし移動軌跡格納部15に格納する。
フィルタリング済みラベルなし移動軌跡格納部15は、上記の情報が保存され、復元可能なものであればどのようなものであってもよい。例えば、データベースや、あらかじめ備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
重みパラメータ格納部22には、学習装置100で学習された重みパラメータWが格納されている。
予測部16は、移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、重みパラメータ格納部22に格納された移動手段ラベル毎に予め学習された、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて移動軌跡に対する予測ラベルを出力する。
予測部16では、フィルタリング済みラベルなし移動軌跡
Figure 0006927161
が与えられたとき、移動手段ラベル毎に、重みパラメータ格納部22に格納されている、当該移動手段ラベルについての学習済みの重みパラメータWを用いて識別器を構成し、識別器を用いて、各ラベルなし移動軌跡に対して当該移動手段ラベルが示す移動手段である確率を予測する。まず、
Figure 0006927161
を用いて、特徴抽出部9で行った処理と同様にして特徴量の抽出を行う。特徴抽出を行った結果得られる特徴ベクトルをφ *(c)とし、φ *(c)が与えられたとき、i番目の移動軌跡の移動手段ラベルがcである確率は、以下(17)式と計算できる。
Figure 0006927161

・・・(17)
各移動手段ラベルcに対して(17)式を適用し、最も確率が高いラベルを予測ラベルとして出力する。
出力部17は、予測部16に基づき、検索部4で指定されたラベルなし移動軌跡に対する移動手段ラベルを出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部装置への送信等を含む概念である。出力部17は、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。出力部17は、出力デバイスのドライバソフトまたは、出力デバイスのドライバソフトと出力デバイス等で実現され得る。
<本発明の実施の形態に係る学習装置の作用>
次に、本発明の実施の形態に係る学習装置100の作用について説明する。学習装置100は、図3に示す学習処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS100では、移動手段ラベル付き移動軌跡格納部1に格納された、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、移動手段ラベル毎に、上記(9)式及び(10)式を用いて、移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、上記(12)式を用いて、当該移動手段ラベルについて推定されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、当該移動手段ラベルが付与された移動軌跡に対してフィルタリングを行う。
次に、ステップS102では、移動軌跡の各々について、ラベル付き移動軌跡格納部8に格納された移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出する。
ステップS104では、移動手段ラベル毎に、各種特徴量格納部10に格納された当該移動手段ラベルが付与された移動軌跡について抽出された特徴ベクトルに基づいて、上記(14)式を用いて、移動軌跡が移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習し、識別器の重みパラメータを重みパラメータ格納部12に格納する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る学習装置によれば、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、移動手段ラベル毎に、ガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定されたパラメータを用いて移動手段ラベルが付与された移動軌跡に対してフィルタリングを行い、フィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、特徴ベクトルに基づいて、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習することにより、移動手段毎に適切なノイズ除去を行い、精度よく移動手段ラベルを移動軌跡に付与するための識別器を学習することができる。
<本発明の実施の形態に係る予測装置の作用>
次に、本発明の実施の形態に係る予測装置200の作用について説明する。予測装置200は、図4に示す予測処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS200では、移動手段ラベルなし移動軌跡格納部2に格納された、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に、ハイパーパラメータ格納部27に格納された、当該移動手段ラベルに対するガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、(15)式及び(16)式に従って、移動軌跡に対してフィルタリングを行う。
次に、ステップS202では、移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、重みパラメータ格納部22に格納された移動手段ラベル毎に予め学習された、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、(17)式に従って、移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて移動軌跡に対する予測ラベルを出力する。
図5に、検索部4への検索要求と出力部17からの出力の一例を示す。図5に示すように、図5の検索部において予測対象とする移動軌跡のIDを受け取り、それに応じて、図2の出力部において、フィルタリングされた移動軌跡と予測された移動手段ラベルを出力として得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る予測装置によれば、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、移動軌跡に対してフィルタリングを行い、移動手段ラベル毎に、移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、移動手段ラベル毎に予め学習された、移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて移動軌跡に対する予測ラベルを出力することにより、移動手段が未知の移動軌跡に対して、学習済みの識別器を用いて、精度よく移動手段ラベルを付与することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、学習装置と予測装置とを分ける場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、一体として構成するようにしてもよい。
1 移動手段ラベル付き移動軌跡格納部
2 移動手段ラベルなし移動軌跡格納部
3、23 操作部
4 検索部
6、26 フィルタリング部
7、27 ハイパーパラメータ格納部
8 フィルタリング済みラベル付き移動軌跡格納部
9 特徴抽出部
10 各種特徴量格納部
11 識別器学習部
12、22 重みパラメータ格納部
15 フィルタリング済みラベルなし移動軌跡格納部
16 予測部
17 出力部
20、220 演算部
100 学習装置
200 予測装置

Claims (7)

  1. 移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、前記移動手段ラベル毎に、前記移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定された前記ガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うフィルタリング部と、
    前記移動軌跡の各々について、前記移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、
    前記移動手段ラベル毎に、前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡について抽出された前記特徴ベクトルに基づいて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習する識別器学習部と、
    を含む学習装置。
  2. 前記ガウス過程に関するパラメータは、前記時刻の周りの点への相関の範囲を決めるスケールパラメータ、及び前記相関の大きさを決める分散パラメータを含み、
    前記ノイズに関するパラメータは、前記ノイズに対する分散パラメータを含む請求項1に記載の学習装置。
  3. 各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うフィルタリング部と、
    前記移動手段ラベル毎に移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、前記移動手段ラベル毎に予め学習された、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて前記移動軌跡に対する予測ラベルを出力する予測部と、
    を含む予測装置。
  4. フィルタリング部が、移動手段ラベルが付与された、各時刻の座標を含む移動軌跡の各々に基づいて、前記移動手段ラベル毎に、前記移動軌跡がガウス過程に従うと仮定した場合のガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを推定し、推定された前記ガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うステップと、
    特徴抽出部が、前記移動軌跡の各々について、前記移動軌跡のフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出するステップと、
    識別器学習部が、前記移動手段ラベル毎に、前記移動手段ラベルが付与された前記移動軌跡について抽出された前記特徴ベクトルに基づいて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を学習するステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させる学習方法。
  5. 前記ガウス過程に関するパラメータは、前記時刻の周りの点への相関の範囲を決めるスケールパラメータ、及び前記相関の大きさを決める分散パラメータを含み、
    前記ノイズに関するパラメータは、前記ノイズに対する分散パラメータを含む請求項4に記載の学習方法。
  6. フィルタリング部が、各時刻の座標を含む移動手段が未知の移動軌跡について、移動手段ラベル毎に予め学習されたガウス過程に関するパラメータ及びノイズに関するパラメータを用いて、前記移動軌跡に対してフィルタリングを行うステップと、
    予測部が、前記移動手段ラベル毎に移動軌跡に対するフィルタリング結果から特徴ベクトルを抽出し、前記移動手段ラベル毎に予め学習された、前記移動手段ラベルのいずれであるかを識別するための識別器を用いて、前記移動手段ラベルのいずれであるかを表す確率を計算し、計算結果に基づいて前記移動軌跡に対する予測ラベルを出力するステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させる予測方法。
  7. コンピュータを、請求項1若しくは請求項2に記載の学習装置、又は請求項3に記載の予測装置の各部として機能させるためのプログラム。
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