JP6926996B2 - 渦電流式ダンパ - Google Patents
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Description
図1は、渦電流式ダンパの軸方向の断面図である。図1を参照して、渦電流式ダンパ1は、導電部材8と、磁石保持部材4と、第1永久磁石6と、第2永久磁石7と、ねじ軸2と、ボールナット3と、を含む。
導電部材8は、ねじ軸2を中心軸とする円筒形状である。導電部材8は、磁石保持部材4、第1永久磁石6、第2永久磁石7、ボールナット3及びねじ軸2を収容可能である。つまり、磁石保持部材4が導電部材8の内側に同心状に配置される。
磁石保持部材4は、ねじ軸2を中心軸とする円筒形状である。磁石保持部材4は、ボールナット3及びねじ軸2を収容可能である。磁石保持部材4は、表面(外周面)5及び表面5に設けられた凹部9を含む。表面(外周面)5は、干渉を回避するため導電部材8と隙間を空けて対向する。
第1永久磁石6は、凹部9に固定される。第2永久磁石7も、第1永久磁石6と同様である。第2永久磁石7は、磁石保持部材4の円周方向において第1永久磁石6に隣接する。より具体的には、第1永久磁石6は、磁石保持部材4の円周方向において隙間を空けて第2永久磁石7と隣接する。第2永久磁石7のサイズ及び特質は第1永久磁石6のサイズ及び特質と同じである。
図1を参照して、ねじ軸2の外周面には、ねじ部が形成されている。ねじ軸2は、中心軸を含む。ねじ軸2は、中心軸方向に延びる。ねじ軸2は、ボールナット3を貫通し、ボールを介してボールナット3とかみ合う。
ボールナット3は、ねじ軸2とかみ合う。ボールナット3の内周面には、ねじ軸2とかみ合うねじ部が形成されている。ボールナット3は、磁石保持部材4及び導電部材8の内部に配置される。ボールナット3の種類は、特に限定されない。ボールナット3は、周知のボールナットを用いてよい。
図6は、渦電流式ダンパの磁気回路を示す模式図である。図6を参照して、第1永久磁石6の磁極の配置は、隣接する第2永久磁石7の磁極の配置と反転している。したがって、第1永久磁石6のN極から出た磁束は、隣接する第2永久磁石7のS極に到達する。第2永久磁石7のN極から出た磁束は、隣接する第1永久磁石6のS極に到達する。これにより、第1永久磁石6、第2永久磁石7、導電部材8及び磁石保持部材4の中で、磁気回路が形成される。第1永久磁石6及び第2永久磁石7と、導電部材8との間の隙間は十分に小さいため、導電部材8は磁界の中にある。
上述の説明では、第1永久磁石及び第2永久磁石の磁極の配置は、磁石保持部材の径方向である場合について説明した。しかしながら、第1永久磁石及び第2永久磁石の磁極の配置は、これに限定されない。
渦電流式ダンパの減衰力をより大きくするには、導電部材に発生する渦電流を強くすればよい。強い渦電流を発生させる1つの方法として、第1永久磁石及び第2永久磁石から出る磁束の量を増やすことが考えられる。すなわち、第1永久磁石及び第2永久磁石のサイズを大きくする。しかしながら、サイズの大きい第1永久磁石及び第2永久磁石はコストが高く、磁石保持部材への取り付けも容易ではない。
第2実施形態の渦電流式ダンパは、磁石保持部材が導電部材の外側に配置され、回転しない。渦電流は、内側の導電部材が回転することで発生する。
第3実施形態の渦電流式ダンパは、磁石保持部材が導電部材の内側に配置され、回転しない。渦電流は、外側の導電部材が回転することで発生する。
第4実施形態の渦電流式ダンパは、導電部材が磁石保持部材の内側に配置され、回転しない。渦電流は、外側の磁石保持部材が回転することで発生する。
導電部材及び各永久磁石の冷却効果をさらに高めるため、渦電流式ダンパはフィンを含んでもよい。以下では、例として、第1実施形態の渦電流式ダンパにフィンが設けられる場合について説明する。しかしながら、第2〜第4実施形態の渦電流式ダンパも、以下の説明と同様のフィンを含むことができる。
2:ねじ軸
3:ボールナット
4:磁石保持部材
5:表面
6:第1永久磁石
7:第2永久磁石
8:導電部材
9:凹部
10:底面
11:ポールピース
13:フィン
14:取付具(導電部材と一体)
15:取付具(ねじ軸と一体)
16:ラジアル軸受
17:スラスト軸受
Claims (3)
- 導電性を有する円筒形状の導電部材と、
前記導電部材と隙間を空けて対向する表面及び前記表面に設けられた凹部を含む円筒形状の磁石保持部材と、
前記凹部に固定され、前記導電部材と隙間を空けて対向する第1永久磁石と、
前記凹部に固定され、前記導電部材と隙間を空けて対向し、前記磁石保持部材の円周方向において前記第1永久磁石に隣接し、前記第1永久磁石と磁極の配置が反転した第2永久磁石と、
ねじ軸と、
前記磁石保持部材又は前記導電部材に固定され、前記ねじ軸とかみ合うボールナットと、を備え、
前記磁石保持部材の熱伝導率は、前記第1永久磁石の熱伝導率及び前記第2永久磁石の熱伝導率よりも高く、
前記磁石保持部材の表面と前記導電部材との距離は、前記第1永久磁石の前記導電部材に対向する表面と前記導電部材との距離と同じである、渦電流式ダンパ。 - 請求項1に記載の渦電流式ダンパであってさらに、
前記磁石保持部材に固定されたフィンを備える、渦電流式ダンパ。 - 請求項1又は請求項2に記載の渦電流式ダンパであってさらに、
前記導電部材に固定されたフィンを備える、渦電流式ダンパ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017231038A JP6926996B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | 渦電流式ダンパ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6926996B2 true JP6926996B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017231038A Active JP6926996B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | 渦電流式ダンパ |
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