JP6926491B2 - 検出システム、検出装置、および検出方法 - Google Patents

検出システム、検出装置、および検出方法 Download PDF

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Description

本技術は、検出対象物を検出する検出システム、検出装置、および検出方法に関する。
従来から、検出対象物を検出する検出装置が提案されている。たとえば、特許文献1記載の検出装置は、検出装置が投射した光の反射光の受光量と、検出装置と検出対象物との距離とを取得する。該検出装置は、該受光量を用いる一方該距離を用いずに検出対象物を検出する第1モードと、該距離を用いる一方該受光量を用いずに検出対象物を検出する第2モードとのうちいずれかを設定する検出装置が提案されている。
特開平8−14889号公報
このように、上述の特許文献1に記載の検出装置では、第1モードおよび第2モードのうちのいずれが選択された場合であっても、受光量および距離のうちいずれか一方を用いるが他方は用いずに検出対象物を検出していた。したがって、受光量のみでは検出対象物を検出できない状況、または、距離のみでは検出対象物を検出できない状況の場合には、適切に、検出対象物を検出できないという問題があった。
本技術は、このような問題に鑑み、受光量のみでは検出対象物を検出できない状況、または、距離のみでは検出対象物を検出できない状況であっても、適切に、検出対象物を検出できる検出システム、検出装置、および検出方法を提供する。
本発明のある局面に従う検出システムは、検出装置と、該検出装置を制御する制御装置とを備える検出システムであって、検出対象物に光を投射する投光部と、光の反射光を受光する受光部と、受光部が受光した受光量を取得する受光量取得部と、光が反射した箇所と、検出対象物との距離を取得する距離取得部と、受光量の閾値と、距離の閾値との組合せである閾値範囲を設定する設定部と、受光量および距離が閾値範囲に属するか否かに基づいて、検出対象物を検出する検出部と、受光量取得部が取得した受光量と、距離取得部が取得した距離とを対応付けた対応情報を表示する表示部とを有する。
好ましくは、対応情報は、受光量と距離とが二次元的に示された情報である。
好ましくは、検出システムは、表示部に対応情報を表示している場合、ユーザからの入力情報を受付けることが可能であり、設定部は、表示部に表示させた対応情報に対してユーザが入力した入力情報に基づいて、閾値範囲を設定する。
好ましくは、表示部は、表示面に入力手段が設けてあり、ユーザが表示面に接触することで接触した箇所の情報を入力情報として受付けることが可能であり、設定部は、対応情報を表示させた表示部の表示面にユーザが接触した箇所の情報に基づいて、閾値範囲を設定する。
好ましくは、設定部は、対応情報を表示させた表示面にユーザが接触した箇所とは異なる範囲に閾値範囲を設定する。
好ましくは、設定部は、対応情報を表示させた表示面にユーザが閉領域を形成するように接触した場合、該閉領域に基づいて閾値範囲を設定する。
好ましくは、設定部は、対応情報を表示させた表示面にユーザが二本の線状に接触した場合に、該二本の線で挟まれた範囲に基づいて閾値範囲を設定する。
好ましくは、二本の線のうち少なくとも1本の線は、直線である。
好ましくは、二本の線のうち少なくとも1本の線は、曲線である。
好ましくは、設定部は、対応情報を表示させた表示面にユーザが複数の領域を接触した場合、該複数の領域に基づいて該複数の閾値範囲を設定する。
本発明の別の局面に従う検出装置は、検出対象物に光を投射する投光部と、光の反射光を受光する受光部と、受光部が受光した受光量を取得する受光量取得部と、光が反射した箇所と、検出対象物との距離を取得する距離取得部と、受光量の閾値と、距離の閾値との組合せである閾値範囲を設定する設定部と、受光量および距離が閾値範囲に属するか否かに基づいて、検出対象物を検出する検出部とを備える。
本発明の別の局面に従う検出方法は、検出対象物に投射された光の反射光を受光する受光部の受光量を取得するステップと、光が反射した箇所と、検出対象物との距離を取得するステップと、受光量の閾値と距離の閾値との組合せである閾値範囲に受光量および距離が属するか否かに基づいて、検出対象物を検出する。
本技術に係る検出システム、検出装置、および検出方法によれば、受光量のみでは検出対象物を検出できない状況、または、距離のみでは検出対象物を検出できない状況であっても、適切に、検出対象物を検出できる。
本実施形態の検出システムが適用される状況の一例を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの構成例を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの機能構成例を説明するための図である。 本実施形態の二次元情報を説明するための図である。 本実施形態の二次元情報表示ステップのフローチャートの一例を説明するための図である。 本実施形態のプロットを説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲の一例を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲の一例を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲の一例を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲の一例を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲の一例を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲を二値化した場合を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲を二値化した場合を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲を二値化した場合を説明するための図である。 本実施形態の閾値範囲設定ステップのフローチャートの一例を説明するための図である。 本実施形態の検出ステップのフローチャートの一例を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの効果を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの効果を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの効果を説明するための図である。 本実施形態の検出システムの効果を説明するための図である。 変形例の検出システムの構成例を説明するための図である。 変形例の検出装置の機能構成例を説明するための図である。 変形例の表示装置の機能構成例を説明するための図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[検出装置200が使用される状況]
まず、検出装置200が使用される状況の一例を説明する。図1は、検出装置200が使用される状況の一例を説明するための図である。図1の例では、ベルトコンベア1004に複数のワーク1000が載置されている。ベルトコンベア1004は、Y軸方向に可動可能である。ワーク1000には、マーク1002が付されている。また、検出装置200は、ワーク1000と対向するように配置されている。また、検出装置200から見た後方の壁1006(背景)とマーク1002とは同じ色であるとする。本実施形態の検出システム1(図2参照)は、検出対象物として、マーク1002を検出する。検出システム1は、該検出されたマーク1002に基づいて所定制御を実行する。所定制御とは、たとえば、検出されたマーク1002に対してインクを噴出するなどの制御を含む。
[本実施形態の検出システムの一例]
図2は、本実施形態の検出システム1の一例を説明するための図である。本実施形態の検出システム1は、検出装置200と、表示装置150とを含む。検出装置200は、たとえば、光電センサである。また、表示装置150は、検出装置200を制御するために、制御装置ともいう。検出装置200は、ケーブル205により表示装置150に接続されている。また、表示装置150は、ケーブル160により電源接続されている。また、表示装置150は、ケーブル160を介して、後述するON信号およびOFF信号を出力する。
表示装置150は、表示部155を有する。また、表示部155は、タッチパネルで構成されている。タッチパネルの方式は、如何なる方式でもよい。タッチパネルの方式は、たとえば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、および電磁誘導方式のうちいずれかを採用すればよい。表示部155は、後述する二次元情報を表示している場合、ユーザからの入力情報を受付け可能である。また、表示部155は、ユーザにより接触される表示面156を有する。
本実施形態では、検出システム1が、検出対象物を検出する検出ステップの前に、本実施形態の表示装置150に対して、ユーザは、閾値範囲を設定することができる。検出ステップでは、設定された閾値範囲に基づいて、検出対象物を検出する。ユーザは、表示面156に対して接触することにより、閾値範囲を設定することができる。検出システム1は、受光量取得部204(図3参照)が受光量を取得すると同時に、距離取得部206(図3参照)が、検出装置200と、検出装置200が投射した光が反射する箇所との距離を取得する。
また、受光量取得部204が取得している受光量が該閾値範囲に属しており、かつ、距離取得部206が取得している距離が該閾値範囲に属している場合に、検出システム1は、マーク1002を検出していると判断する。一方、それ以外の場合には、検出システム1は、マーク1002を検出していないと判断する。それ以外の場合は、検出装置200の受光量取得部204が取得している受光量が該閾値範囲に属している一方、検出装置200の距離取得部206が取得している距離が該閾値範囲に属していない場合を含む。また、それ以外の場合は、検出装置200の受光量取得部204が取得している受光量が該閾値範囲に属していない一方、検出装置200の距離取得部206が取得している距離が該閾値範囲に属している場合を含む。また、それ以外の場合は、検出装置200の受光量取得部204が取得している受光量が該閾値範囲に属しておらず、かつ、検出装置200の距離取得部206が取得している距離が該閾値範囲に属していない場合を含む。このように、検出システム1は、ユーザにより設定された閾値範囲に基づいて、検出対象物であるマーク1002を検出する。
図3は、検出システム1の機能構成例を説明するための図である。図3を用いて、検出装置200の機能構成例と、表示装置150の機能構成例を説明する。図3に示すように、検出装置200は、投受光回路202と、受光量取得部204と、距離取得部206とを含む。また、投受光回路202は、投光素子2022と、受光素子2024とを含む。投光素子2022は、投光部ともいう。受光素子2024は、受光部ともいう。
また、表示装置150は、処理部152と、出力部154と、表示面156と、記憶部158とを含む。処理部152は、表示装置150のCPU(Central Processing Unit)として機能する。また、処理部152は、設定部1524の機能と、検出部1526の機能と、グラフ生成部1528の機能とを有する。記憶部158は、閾値範囲など様々な情報を記憶可能である。記憶部158は、ROM(Read only memory)とRAM(Random access memory)とを含む。
投光素子2022は、光を出力する。該光は、たとえば、可視光としてもよく、また、赤外光としてもよい。受光素子2024は、投光素子2022が出力した光の反射光を受光する。受光量取得部204は、受光素子2024が受光した光の量(以下、受光量)を取得する。また、距離取得部206は、検出装置200(受光素子2024)と、投光素子2022からの光が反射する箇所との距離Lを取得する。該距離Lの取得の手法は、如何なる手法であってもよく、三角測距の手法を用いるようにしてもよい。また、投光素子2022から投光された光が、ワーク1000で反射された場合には、距離取得部206は、検出装置200と、ワーク1000との距離を取得する。また、距離取得部206は、受光素子2024が受光した光の受光量に基づいて、距離を取得してもよく、該受光量に基づかないで距離を取得するようにしてもよい。
受光量取得部204が取得した受光量のデータ(以下、受光量データという。)と、距離取得部206が取得した距離Lのデータ(以下、距離データという。)と、処理部152に入力される。グラフ生成部1528は、該入力された受光量データと、距離データとに基づいて、受光量取得部204が取得した受光量と、距離取得部206が取得した距離Lとが二次元的に示された二次元情報を表示する。また、二次元情報については、グラフともいう。
本実施形態の受光量取得部204は,反射された箇所の色と、マーク1002の色との類似度合いが高くなるにつれて、受光量は多くなる。また、反射された箇所の色が、マーク1002の色と同一である場合には、受光量は最大値となるように設定されている。図1の例では、壁1006の色とマーク1002の色とは同一であることから、マーク1002で反射された場合、または、壁1006で反射された場合には、受光量は最大値となる。
また、出力部154は、マーク1002を検出している状態では、該マーク1002を検出している旨のON信号をケーブル160を介して外部出力する。また、検出装置200は、マーク1002を検出していない状態では、該マーク1002を検出していない旨のOFF信号をケーブル160を介して外部出力する。外部装置(特に図示せず)は、外部出力されたON信号またはOFF信号に基づいて、所定制御を実行する。
[二次元情報について]
図4は、表示面156で表示される二次元情報の一例を説明するための図である。図4を用いて、本実施形態の二次元情報を説明する。図4の例では、受光量取得部204が取得した受光量がX軸に示され、距離取得部206が取得した距離LがY軸に示されている。図4の例では、受光量と距離とに基づくグラフBが表示されている。なお、変形例として、距離LをX軸に示し、受光量をY軸に示すようにしてもよい。
ここで、図1のような状況の場合において、検出装置200は、マーク1002を検出している状態というのは、距離取得部206が取得している距離Lが比較的短く、かつ受光量取得部204が取得している受光量が比較的多いという状況である。そうすると、ユーザは、おおよそZ1の範囲で、マーク1002が検出されていると想定することができる。そこで、ユーザは、指またはスタイラスペンなどにより、範囲Z1を含む領域であるZを指定(接触)する。これにより、設定部1524は、範囲Z1を閾値範囲として設定する。また、設定部1524により設定された閾値範囲のデータは、記憶部158に記憶される。閾値範囲のデータは、たとえば、距離の最小値データと、距離の最大値データ、受光量の最小値データと、受光量の最大値データとにより構成される。
なお、図1において、図4の領域Xに属する距離および受光量が取得されている状態は、検出装置200は、壁1006を検出している(つまり、検出装置200から投射された光は、壁1006で反射している)状態であるといえる。何故なら、領域Xに属する受光量は、範囲Z1の受光量と略同一である一方、領域Xに属する距離は、範囲Z1の距離よりも長いからである。
また、図1において、図4の領域Yに属する距離および受光量が取得されている状態は、検出装置200は、ワーク1000のうちマーク1002以外の箇所を検出している(つまり、検出装置200から投射された光は、ワーク1000のうちマーク1002以外の箇所で反射している)状態であるといえる。何故なら、領域Yに属する距離は、範囲Z1に示す距離と略同一である一方、領域Yに属する受光量は、範囲Z1の受光量よりも少ないからである。
なお、グラフBは、ベルトコンベアで流れてくる1のワークを検出装置200で検出して得られる受光量および距離に基づいて生成・表示される。しかし、グラフBは、1回の検出で得られた受光量および距離に基づいて生成・表示されているのではなく、複数回検出して得られた受光量および距離に基づいて生成・表示されている。そのため、検出した値のバラツキが大きいとグラフBの線幅が太くなり、検出した値のバラツキが小さいとグラフBの線幅が細くなる。
本実施形態の検出システム1の処理ステップは、二次元情報表示ステップと、閾値範囲設定ステップと、検出ステップとを含む。二次元情報表示ステップとは、図1に示すように、複数のワークを移動させ、該複数のワークそれぞれについての二次元情報(グラフ)を蓄積(一括)して表示するステップである。閾値範囲設定ステップとは、表示された二次元情報に対して、ユーザにより閾値範囲が設定されるステップである。設定された閾値範囲は、記憶部158に記憶される。また、表示面156に入力手段が設けてあり、ユーザが表示面156に接触することで接触した箇所の情報を入力情報として受付けることが可能である。表示面156(表示部155)から受付けられた入力情報は、処理部152に送信される。閾値範囲設定ステップについては、二次元情報を表示させた表示面156にユーザが接触した箇所の情報(入力情報)に基づいて、閾値範囲を設定するステップである。検出ステップは、該設定された閾値範囲に基づいて、検出システム1が検出対象物(マーク1002)を検出するステップである。また、検出ステップでは、記憶部158に記憶されている閾値範囲が読み出され、該読み出された閾値範囲に基づいて、検出システム1が検出対象物(マーク1002)を検出する。また、検出ステップでは、検出対象物として、二次元情報表示ステップで検出された検出対象物と同一としてもよく、該検出対象物とは異なる検出対象物としてもよい。以下、これら3つのステップの詳細を説明する。
[二次元情報表示ステップについて]
まず、二次元情報表示ステップについて説明する。本実施形態の二次元情報表示ステップでは、複数のワーク1000をベルトコンベア1004に載置させ、かつY軸方向に移動させる。本実施形態では、該複数のワーク1000はそれぞれ同一であるとする。検出システム1は、該複数の同一のワーク1000それぞれの、距離データおよび受光量データを取得する。二次元情報表示ステップでは、該取得するとともに、二次元情報を表示する。
図5は、二次元情報表示ステップのフローチャートである。S2において、処理部152は初期設定を行う。初期設定とは、たとえば、検出装置200が検出対象物を検出するための準備処理などを含む。また、初期設定は、検出システム1の処理に限らず、外部の装置であるベルトコンベア1004を可動させる処理などを含む。
次に、S4において、グラフ生成部1528は、受光量取得部204が取得した受光量と、距離取得部206が取得した距離とを読み込む。
次に、S6において、グラフ生成部1528は、データプロット位置を算出する。本実施形態では、図4でも示したように、受光量は、X座標に設定され、距離は、Y座標に設定される。次に、S8において、グラフ生成部1528は、表示面156に、S6で設定したデータをプロットする。図6は、S8においてプロットされた点の一例を示した図である。図6では、受光量が170であり、距離が285に対応する点がプロットされた例が示されている。なお、距離の単位は、たとえば、「mm」であるとする。また、受光量については、受光素子2024が受光できる最大量を所定数(たとえば、1000)とした場合の値とする。
S10において、グラフ生成部1528は、プロット停止条件が成立したか否かを判断する。ここで、プロット停止条件は、ユーザ停止条件と、ワーク終了条件とを含む。ユーザ停止条件とは、二次元情報表示ステップを終了させる操作をユーザが実行することにより成立する条件である。また、ワーク終了条件は、複数のワーク全てについて、距離データおよび受光量データの読み込みが終了したことにより成立する条件である。S10において、プロット停止条件が成立したと判断されたときには(S10のYES)、二次元情報表示ステップを終了する。また、S10において、プロット停止条件が成立していないと判断されたときには(S10のNO)、S4に戻る。
また、S4〜S10から構成される1の処理は、サンプリング周期ごとに実行される。サンプリング周期とは、予め設定される周期であり、たとえば、0.1秒であるとする。また、サンプリング周期は、ユーザなどにより設定できるようにしてもよい。
また、S4〜S10から構成される1の処理が繰り返されることにより点の集合としての二次元情報(図4に示すグラフB)が生成される。
[閾値範囲設定ステップについて]
次に、閾値範囲設定ステップについて説明する。本実施形態の閾値範囲設定ステップでは、二次元情報が表示されている表示面156に対して、ユーザが接触することにより、閾値範囲が設定される。本実施形態の閾値範囲設定ステップでは、ユーザは様々な態様で表示面156を接触することができる。以下、図7〜図11を用いて、該様々な態様について示す。
図7は、ユーザが閉領域を形成するように(円または楕円を囲むように)、表示面156を接触した例を示すものである。図7の例では、閉領域を形成するように接触した場合というのは、たとえば、ユーザにより、輪郭A1が接触された場合である。この場合には、設定部1524は、該輪郭A1により形成される閉領域が閾値範囲Aとして設定される。閾値範囲Aは、たとえば、図7においてドットが付された範囲である。また、図7の閾値範囲Aは、受光量の範囲が200〜500であり、かつ、距離の範囲が150〜200となる矩形範囲に含まれる。また、後述する検出ステップにおいて、受光量取得部204により取得されている受光量が閾値範囲Aに属し、かつ該取得された受光量と同時に距離取得部206により取得されている距離も閾値範囲Aに属している状態であるときには、マーク1002を検出していることになる。また、この状態以外の状態であるときには、マーク1002を検出していないことになる。
このように、ユーザは、二次元情報が表示されている表示面156に対して、閉領域を形成するように接触することにより、閾値範囲Aを設定することができる。したがって、ユーザは手軽に、閾値範囲Aを設定することができる。
図8は、ユーザが、二本の線を描くように、表示面156を接触した例を示すものである。また、図8の例では、該二本の線が共に直線L1および直線L2である場合を示す。直線L1の端点は、L1aおよびL1bとする。また、直線L2の端点は、L2aおよびL2bとする。
この場合には、設定部1524は、L1aと、該L1aを含む直線L1とは異なる直線L2の端点のうち該L1aと近い方の端点(つまり、L2a)とを結ぶ直線が描かれたとみなす。また、設定部1524は、L2aと、該L2aを含む直線L1とは異なる直線L2の端点のうち該L2aと近い方の端点(つまり、L2b)とを結ぶ直線が描かれたとみなす。その後、設定部1524は、L1aとL2aとを結ぶ直線と、L1bとL2bとを結ぶ直線と、直線L1と、直線L2とにより囲まれた閉領域を閾値範囲Aとして設定する。
このように、ユーザは、二次元情報が表示されている表示面156に対して、二本の直線を描くように接触することにより、閾値範囲Aを設定することができる。したがって、ユーザは手軽に、閾値範囲Aを設定することができる。また、ユーザは、X軸方向に二本の直線を描くように表示面156を接触することにより、受光量の範囲が広い閾値範囲Aを設定することができる。また、ユーザは、Y軸方向に二本の直線を描くように表示面156を接触することにより、距離の範囲が広い閾値範囲Aを設定することができる。
図9は、ユーザが、二本の線を描くように、表示面156を接触した例を示すものである。また、図9の例では、該二本の線が共に曲線C1および曲線C2である場合を示す。曲線C1の端点は、C1aおよびC1bとする。また、曲線C2の端点は、C2aおよびC2bとする。
この場合には、C1aと、該C1aを含む曲線C1とは異なる曲線C2の端点のうち該C1aと近い方の端点(つまり、C2a)とを結ぶ直線が描かれたとみなす。また、設定部1524は、C2aと、該C2aを含む直線C1とは異なる直線C2の端点のうち該C2aと近い方の端点(つまり、C2b)とを結ぶ直線が描かれたとみなす。その後、設定部1524は、C1aとC2aとを結ぶ直線と、C1bとC2bとを結ぶ直線と、曲線C1と、曲線C2とにより囲まれた閉領域を閾値範囲Aとして設定する。
このように、ユーザは、二次元情報が表示されている表示面156に対して、二本の曲線を描くように接触することにより、閾値範囲Aを設定することができる。したがって、ユーザは手軽に、閾値範囲Aを設定することができる。
なお、図8では、ユーザにより描かれた二本の線が双方とも直線である例を示し、図9では、ユーザにより描かれた二本の線が双方とも曲線である例を示した。しかしながら、二本の線のうち、一方の線を直線とし、他方の線を曲線としてもよい。また、図9の曲線については、弧が1つである曲線である例を示したが、弧が複数である曲線(たとえば、波線)としてもよい。
このように、ユーザは、自ら閉領域を形成するように表示面156を接触せずとも、二本の線を描くように接触することにより、閉領域が形成されたようにみなされる。したがって、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、図7では、1の閾値範囲Aが設定された場合の例を示した。しかしながら、2以上の閾値範囲Aを設定可能としてもよい。図10は、2つの閾値範囲Aが設定された場合を示す図である。図10に示すように、ユーザが2以上の閉領域を形成するように、表示面156を接触した場合には、該2以上の閉領域が、該2以上の閾値範囲Aa、閾値範囲Abして設定される。このように、ユーザは、2以上の閾値範囲を設定することができる。
また、該2以上の閾値範囲を設定するためのユーザによる接触態様は、閉領域を形成する接触態様(図7参照)に限られず、図8および図9で説明した接触態様としてもよい。
図7および図10の例では、ユーザにより接触された閉領域を閾値範囲Aとして設定する例を説明した。しかしながら、設定部1524は、ユーザにより接触された閉領域以外の領域を閾値範囲Aとして設定するようにしてもよい。換言すれば、設定部1524は、ユーザにより接触された表示面156の箇所に基づいて、閾値範囲Aとは異なる範囲を設定する。
図11は、ユーザにより接触された閉領域以外の領域を閾値範囲Aとして設定する例を示した図である。また、図11は、ユーザにより2つの閉領域D1、D2が形成されるように、ユーザにより接触されたことを示す図である。
図11に示すように、設定部1524は、閉領域D1および閉領域D2以外の領域を閾値範囲Aとして設定する。図11で説明した構成によれば、たとえば、ユーザは広い閾値範囲を手軽に設定することができる。
また、ユーザにより形成された閉領域を閾値範囲とする第1モードと、ユーザにより形成された閉領域以外の領域を閾値範囲とする第2モードとを選択可能としてもよい。たとえば、表示装置150は、表示面156に、選択画面を表示するようにしてもよい。該選択画面は、選択肢として、第1モードと第2モードとが表示される画面である。表示装置150は、該選択画面が表示されているときにおいて、ユーザにより選択された(接触された)選択肢のモードを設定する。このような構成によれば、ユーザは、第1モードと第2モードとを選択可能とすることができる。したがって、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、図11では、2つの閉領域が形成された例を説明した。しかしながら、図7に示すように1の閉領域が形成された場合、2本の線が描かれた場合(図8および図9参照)にも、図11で説明した思想を適用するようにしてもよい。たとえば、図7で説明した思想に対して図11で説明した思想を適用した場合には、表示面156の全領域のうち、閾値範囲Aの領域以外の領域が、閾値範囲として設定される。また、図8で説明した思想に対して図11で説明した思想を適用した場合には、表示面156の全領域のうち、閾値範囲Aの領域以外の領域が、閾値範囲として設定される。また、図9で説明した思想に対して図11で説明した思想を適用した場合には、表示面156の全領域のうち、閾値範囲Aの領域以外の領域が、閾値範囲として設定される。
また、後述する検出ステップでは、設定された閾値範囲に基づく判定テーブルを用いて、検出対象物が検出される。判定テーブルは、表示面156の各要素(各座標)を2値化したものである。次に、該2値化について説明する。図12は、ユーザにより設定された閉領域を2値化した場合を模式的に示す図である。なお、図12および後述する図13および図14については、図面簡略化のために受光量(X軸)の範囲として、0〜19を示し、距離(Y軸)の範囲として、0〜17を示す。しかし、実際は、受光量および距離については、これらの範囲ではなく、他の範囲としてもよい。受光量の範囲はたとえば0〜1000とし、距離の範囲はたとえば、100〜300などとする。
また、図12において、「1」は、ユーザにより接触された箇所を示し、「0」は、ユーザにより接触されていない箇所を示す。また、図13は、ユーザが閉領域を形成するように、表示面156を接触した場合を模式的に示した図である。図14は、図13の閉領域が「1」に変換された場合を模式的に示した図である。閾値範囲は、図12および図14で示した態様で表現することができる。また、図14については、ユーザにより第1モード(ユーザにより形成された閉領域を閾値範囲とするモード)が選択されている場合を示したものである。たとえば、ユーザにより第2モード(ユーザにより形成された閉領域以外の領域を閾値範囲とするモード)が選択されている場合には、図14において、「0」の箇所が「1」となり、「1」の箇所が「0」となる。
図15は、閾値範囲設定ステップのフローチャートを示す図である。S60において、設定部1524は、表示面156のユーザによる接触点の座標列を取得する。該座標列とは、ユーザにより接触された箇所の座標の集合である。S62において、設定部1524は、S60で取得した座標列から閉領域を検出する。次に、S64において、設定部1524は、第1モードが選択されているか否かを判断する。S64において、第1モードが選択されていると判断された場合には(S64のYES)、S68に進む。また、S64において、第1モードが選択されていないと判断された場合、つまり、第2モードが選択されていると判断された場合には(S64のNO)、S66に進む。
S68においては、図14に示すように、閉領域内の要素を全て「1」にする。また、閉領域以外の領域の要素を全て「0」にする。一方、S66においては、閉領域内の要素を全て「0」にする。また、閉領域以外の領域の要素を全て「1」にする。
S66の終了後、およびS68の終了後は、S70に進む。S70においては、設定部1524は、閾値範囲が設定完了したか否かを判断する。S70において、設定部1524が、閾値範囲が設定完了したと判断した場合には(S70のYES)、図15の処理を終了する。また、S70において、設定部1524が、閾値範囲が設定完了していないと判断した場合には(S70のNO)、S60に戻る。また、表示面156に図7などのグラフが表示されている場合において、設定終了ボタン(図示せず)も表示される。S70の判断は、設定終了ボタンが接触されたか否かに基づいて実行される。S70の判断処理において、設定終了ボタンが接触されたと判断された場合には、該S70では、YESと判断される。また、S70の判断処理において、設定終了ボタンが接触されていないと判断された場合には、該S70では、NOと判断される。
このように、閾値範囲設定ステップでは、ユーザの表示面156への接触による手軽に閾値範囲を設定することができる。このように、図12および図14のような閾値範囲が「判定テーブル」である。また、判定テーブルで規定された「0」および「1」の値を「要素値」ともいう。
[検出ステップについて]
次に、検出ステップについて説明する。該設定された閾値範囲に基づいて、検出システム1が検出対象物(マーク1002)を検出するステップである。図16は、検出ステップのフローチャートの一例を示した図である。まず、S12において、検出部1526は、受光量取得部204からの受光量(データ)を取得し、距離取得部206からの距離(データ)を取得する。また、該受光量と、該距離とは、検出装置200により同時に取得されたものである。
次に、S14において、検出部1526は、判定テーブル(図12および図14など参照)を参照することにより、S12において取得した距離および受光量に対応する要素値を取得する。たとえば、判定テーブルが、図14に示すものである場合において、S12で取得された受光量が10であり、かつ距離が15である場合には、要素値として「1」を取得する。また、S12で取得された受光量が7であり、かつ距離が9である場合には、要素値として「0」を取得する。S14の処理が終了すると、S16に進む。
S16においては、検出部1526は、S14で取得した要素値が1であるか否かを判断する。S16で要素値が1であると判断されたときには、S20に進み、S16で要素値が0であると判断されたときには、S18に進む。
S20では、検出部1526の制御により、出力部154は、ON信号を出力する。ON信号は、検出対象物であるマーク1002を検出していることを示す信号である。また、S18では、検出部1526の制御により、出力部154は、OFF信号を出力する。ON信号は、検出対象物であるマーク1002を検出していないことを示す信号である。
S18の処理およびS20の処理が終了すると、S22に進む。S22では、検出部1526は、全てのワーク1000それぞれのマーク1002の検出が終了したか否かを判断する。たとえば、ユーザは、全てのワーク1000それぞれのマーク1002の検出が終了したか否かを判断する。該ユーザは、終了したと判断した場合は、検出終了操作を実行する。S22の判断は、ユーザにより、検出終了操作が実行されたか否かに基づいて実行される。検出終了操作とは、検出終了ボタン(図示せず)への操作をいう。S22の判断処理において、検出終了ボタンが操作されたと判断された場合には、該S22では、YESと判断される。また、S22の判断処理において、検出終了ボタンが操作されていないと判断された場合には、該S22では、NOと判断される。
S22でYESと判断されたときには、検出ステップは終了する。また、S22でNOと判断されたときには、S12に戻る。また、S12〜S22の一連の処理は、所定の検出周期ごとに実行される。該所定の検出周期とは、図5で説明したサンプリング周期と同一としてもよく、他の周期としてもよい。
また、図16のS14およびS16については、換言すると、検出部1526は、受光量取得部204が取得した受光量が閾値範囲Aに属するか否か、かつ距離取得部206が取得した距離が閾値範囲Aに属するか否かに基づいて、検出対象物を検出する。また、簡潔に表現すると、受光量取得部204が取得した受光量と、距離取得部206が取得した距離とが閾値範囲Aに属するか否かに基づいて、検出対象物を検出する。
より詳細には、受光量取得部204が取得した受光量が閾値範囲Aに属すると判断し、かつ距離取得部206が取得した距離が閾値範囲Aに属すると判断したときに、検出装置200が検出対象物を検出していると判断する。また、簡潔に表現すると、受光量取得部204が取得した受光量と、距離取得部206が取得した距離とが閾値範囲Aに属すると判断したときに、検出装置200が検出対象物を検出していると判断する。
[本実施形態の検出システム1が奏する効果]
(1) 次に、本実施形態の検出システム1が奏する効果を説明する。図1で説明した状況において、距離を用いずに受光量のみを用いて、検出対象物(マーク1002)を検出する検出装置(以下、第1の比較対象の検出装置という。)について説明する。また、第1の比較対象の検出装置は、たとえば、光を出力し、反射光を受光し、該受光量に基づいて、マーク1002を検出する。また、該受光量は、出力された光が反射した箇所の色に基づく。また、反射された箇所の色と、マーク1002の色との類似度合いが高くなるにつれて、受光量としての値は大きくなる。また、反射された箇所の色が、マーク1002の色と同一である場合には、受光量としての値は最大値となるように設定されている。
つまり、該第1の比較対象の検出装置は、ワーク1000のうちマーク1002の箇所からの反射光の受光量については大きい値として取得する。一方、該第1の比較対象の検出装置は、ワーク1000のうちマーク1002以外の箇所からの反射光の受光量については小さい値として取得する。
換言すれば、第1の比較対象の検出装置は、反射光の受光量として大きい値を取得している状態であれば、マーク1002を検出していることになる。また、第1の比較対象の検出装置は、反射光の受光量として小さい値を取得している状態であれば、ワーク1000のうちマーク1002以外の箇所を検出していることになる。また、第1の比較対象の検出装置は、マーク1002を検出している状態では、該マーク1002を検出している旨のON信号を外部出力する。また、第1の比較対象の検出装置は、マーク1002を検出していない状態では、該マーク1002を検出していない旨のOFF信号を外部出力する。
ここで、第1の比較対象の検出装置が検出対象物と対向していない場合について説明する。この場合には、第1の比較対象の検出装置から出力された光が、検出対象物で反射されるのではなく、壁1006で反射される。壁1006は、マーク1002と同じ色である。したがって、第1の比較対象の検出装置は、壁1006からの反射光として大きい値を取得していることになる。そうすると、マーク1002を検出していないにもかかわらず、第1の比較対象の検出装置は、ON信号を外部出力することになり、結果として、誤検出することになる。このように、第1の比較対象の検出装置は、図16に示す状況であれば、誤検出することになる。
これに対し、本実施形態のシステム1であれば、受光量のみならず距離も用いて検出対象物(マーク1002)を検出することから、適切に、検出対象物を検出することができる。
また、受光量を用いずに距離のみを用いて、検出対象物(マーク1002)を検出する検出装置(以下、第2の比較対象の検出装置という。)について説明する。たとえば、図1で説明した状況において、第2の比較対象の検出装置では、反射した箇所が、ワーク1000のマーク1002である場合であっても、ワーク1000のマーク1002以外の箇所であっても、同一の距離を取得する。したがって、第2の比較対象の検出装置では、適切に、検出対象物を検出することができない。
これに対し、本実施形態のシステム1であれば、距離のみならず受光量も用いて検出対象物(マーク1002)を検出することから、適切に、検出対象物を検出することができる。
(2) 次に、二次元情報(図4などに示すグラフB)を表示することにより奏する効果を説明する。該二次元情報を表示することにより、検出システム1の検出状態の安定性をユーザに認識させることができる。図17と図18は、検出状態の安定性を説明するための図である。また、ここでは、二次元情報表示ステップにおいて、全て同一である複数個のワークそれぞれの距離および受光量を取得した場合について説明する。
図17は、検出システム1の検出状態が安定しているときの二次元情報を示したものである。複数のワークは全て同一であることから、検出システム1の検出状態が安定している場合には、検出した値のバラツキが小さくなり、グラフBの線幅が細くなる表示される。換言すれば、該複数のワークそれぞれのグラフを重畳したグラフが図17に示すように表示された場合には、検出状態が安定していることをユーザに認識させることができる。
図18は、検出システム1の検出状態が不安定であるときの二次元情報を示したものである。複数のワークは全て同一であるにもかかわらず、検出システム1の検出状態が不安定である場合には、検出した値のバラツキが大きくなり、グラフBの線幅が太く表示される。換言すれば、該複数のワークそれぞれのグラフが図18のように表示された場合には、検出状態が不安定であることをユーザに認識させることができる。
(3) 次に、二次元情報(図4などに示すグラフB)を表示することにより奏する他の効果を説明する。該二次元情報を表示することにより、判定余裕度をユーザに認識させることができる。ここで、判定余裕度とは、距離および受光量を取得したワーク(以下、検出対象のワークという。)が、合格ワーク(基準を満たしているワーク)であるのか、不合格ワーク(基準を満たしていないワーク)であるのかを判定する余裕の度合いを示すものである。判定余裕度が高ければ、ユーザは、検出対象のワークが、合格ワーク、および不合格ワークのうちのいずれであるのかを容易に判断できる。図19および図20において、合格ワークのグラフを実線(グラフB1)で示し、不合格ワークのグラフを破線(グラフB2)で示す。合格ワークのグラフと、不合格ワークのグラフとが大きく異なっているほど、ユーザは、検出対象のワークが、合格ワークおよび不合格ワークのうちのいずれであるのかを認識しやすい。また、合格ワークのグラフと、不合格ワークのグラフとが大きく異なっているほど、判定余裕度は高い。
図20の方が図19よりも、合格ワークのグラフと不合格ワークのグラフとの開きが大きい(双方のグラフの異なる度合いが大きい)。したがって、図20の方が図19よりも、判定余裕度が大きい。このように、合格ワークおよび不合格ワークそれぞれについての二次元情報(グラフ)を表示することにより、判定余裕度をユーザに認識させることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な変形例などについて説明する。
(1) 図21は、変形例の検出システム10の機能構成例を説明するための図である。図21に示すように、検出システム10は、検出装置500と、表示装置600とを含む。また、検出装置500と、表示装置600とは、有線または無線で双方で通信可能とする。
また、表示装置600は、二次元情報を表示できるものであれば、如何なるものであってもよい。表示装置600は、携帯されないPC(Personal Computer)としてもよい。また、表示装置600は、ユーザなどにより携帯可能な携帯端末としてもよい。携帯端末は、たとえば、スマートフォンおよびタブレットのうちいずれか一方とすればよい。このように、また、表示装置600は、たとえば、二次元情報を表示することができるアプリケーションが格納されたものである。このように、変形例の検出システム10であれば、本実施形態のように、検出システム1専用の表示装置を用いずに、既存の表示装置を用いることができることから、検出システムを容易に構成することができる。
図22は、検出装置500の機能構成例を示したものであり、図23は、表示装置600の機能構成例を示したものである。また、閾値範囲設定ステップおよび検出ステップを、本実施形態の検出システム1では表示装置150が実行するのに対し、本変形例の検出システム10では検出装置500が実行する点で、本実施形態の検出システム1と、変形例の検出システム10とは異なる。なお、本変形例の検出システム10では、二次元情報表示ステップは、表示装置600が実行する。
また、検出装置500は、受光量取得部204で取得した受光量、および距離取得部206で取得した距離を、通信I/F1542を介して、通信信号として、表示装置600に対して送信する。表示装置600は、該送信された受光量および距離に基づいて、二次元情報表示ステップを実行する(二次元情報を表示する)。
また、表示装置600の表示部606に、二次元情報を表示し、ユーザにより該表示部606の表示面が接触されることにより、該接触された座標を、通信I/F602を介して、通信信号として、表示装置600に対して送信する。検出装置500の設定部1524は、該接触された座標に基づいて、閾値範囲Aを設定する。
このような変形例の検出システム10は、本実施形態と同様の効果を奏する。また、二次元情報表示ステップと、閾値範囲設定ステップと、検出ステップとのうち、少なくとも1つを検出装置が実行し、残りのステップを他の装置が実行するようにしてもよい。
(2) 本実施形態では、ユーザの入力として、該ユーザが表示面156に対する接触を例示した。しかしながら、ユーザの入力態様は、表示面156に対しての接触に限られず、他の態様としてもよい。他の態様は、たとえば、ユーザによる音声入力としてもよい。たとえば、ユーザが「距離120〜180、受光量300〜400」という音声を発することにより、検出システムは、該音声に基づいて、閾値範囲を設定する。この場合には、該音声でも示されている「距離120〜180、受光量300〜400」が、閾値範囲として設定される。
また、他の態様は、たとえば、ユーザによる数値入力としてもよい。たとえば、表示装置には、ハードキーを有するキーボードを接続するようにしてもよい。ユーザは、該キーボードへの入力により、数値入力を行うようにしてもよい。また、表示装置は、ソフトキーを表示面に表示するようにしてもよい。ユーザは、該ソフトキーへの入力により、数値入力を行うようにしてもよい。このように、数値入力により閾値設定を行うことにより、ユーザは、正確な数値を入力することができる。
(3) 本実施形態では、距離と受光量との二次元情報として、グラフB(図7など参照)を例示した。しかしながら、距離と受光量とが対応付けられている対応情報であれば、如何なる情報を表示するようにしてもよい。たとえば、左側に距離が示され、右側に該距離と同時に取得された受光量が示された表を二次元情報として表示するようにしてもよい。このような構成の検出システムであっても、本実施形態の効果と同お湯の効果を奏する。
(4) また、表示装置150は、グラフBと、該グラフBが生成された日時とを対応付けて記憶するようにしてもよい。換言すれば、表示装置150は、タイプスタンプが付与されたグラフBを記憶するようにしてもよい。このような構成によれば、検出装置200の長期的な検出状態を記憶可能とすることができる。したがって、検出装置200などに異常が発生したときの検出状態をユーザ等は確認することができる。また、ユーザが異常を発見したときにも、距離と受光量とを該ユーザは把握することができる。したがって、ユーザは、異常が発生しないように検出装置200の配置、およびワーク1000の配置を実現できる。また、該グラフBは、表示装置150で記憶するようにしてもよく、該表示装置150に外部接続された外部記憶装置で記憶するようにしてもよい。
(5) また、本実施形態では、1の表示装置150に対して、1の検出装置200を接続するとして説明した。しかしながら、1の表示装置150に対して、複数の検出装置200を接続するようにしてもよい。このような構成によれば、複数の検出対象物を検出する検出システムを安価で構築できる。
(6) また、図3に示される表示装置150における処理および図23に示される表示装置600における処理は、各ハードウェアおよびCPUにより実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリに予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカードその他の記録媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタその他の読取装置によりその記録媒体から読み取られて、あるいは、通信IFを介してダウンロードされた後、フラッシュメモリに一旦格納される。そのソフトウェアは、CPUによってフラッシュメモリから読み出され、さらにフラッシュメモリに実行可能なプログラムの形式で格納される。CPUは、そのプログラムを実行する。
図3に示される表示装置150および図23に示される表示装置600を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ、メモリカードその他の記録媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
(7) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 検出システム、204 受光量取得部、206 距離取得部、1524 設定部、1526 検出部、2022 投光素子、2024 受光素子。

Claims (10)

  1. 検出装置と、該検出装置を制御する制御装置とを備える検出システムであって、
    マークを含む対象物に光を投射する投光部と、
    前記光の反射光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した受光量を取得する受光量取得部と、
    前記光が反射した箇所と、前記対象物との距離を取得する距離取得部と、
    前記受光量の閾値範囲と、前記距離の閾値範囲との組合せである組合せ閾値範囲を設定する設定部と、を備え、
    前記マークに投射された光の反射光の受光量と、前記対象物のうち前記マークとは異なる領域に投射された光の反射光の受光量とは異なり、
    前記検出システムは、さらに、
    前記受光量および前記距離が前記組合せ閾値範囲に属するときに、前記マークを検出する検出部と、
    前記受光量取得部が取得した前記受光量と、前記距離取得部が取得した前記距離とを対応付けた対応情報を表示する表示部とを備え
    前記対応情報は、前記表示部の表示面のX軸に前記受光量と前記距離とのうちの一方が表示され、前記表示面のY軸に前記受光量と前記距離とのうちの他方が表示される情報であり、
    前記検出システムは、前記表示部に前記対応情報を表示している場合、ユーザの操作に基づく線画像を前記表示部に表示し、
    前記設定部は、前記線画像で囲まれた閉領域に基づいて、前記組合せ閾値範囲を設定する、検出システム。
  2. 前記表示部は、前記表示面に入力手段が設けてあり、ユーザが前記表示面に接触することで接触した箇所を前記線画像として前記表示部に表示する、請求項に記載の検出システム。
  3. 前記設定部は、前記線画像で囲まれた閉領域とは異なる領域を前記組合せ閾値範囲として設定する、請求項1または請求項2に記載の検出システム。
  4. 前記設定部は、前記線画像で囲まれた閉領域を前記組合せ閾値範囲として設定する、請求項1または請求項2に記載の検出システム。
  5. 前記設定部は、前記線画像は、二本の線画像を含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の検出システム。
  6. 前記二本の線画像のうち少なくとも1本の線画像は、直線画像である、請求項5に記載の検出システム。
  7. 前記二本の線画像のうち少なくとも1本の線画像は、曲線画像である、請求項5または請求項6に記載の検出システム。
  8. 前記設定部は、複数の前記閉領域に基づいて、該複数の組合せ閾値範囲を設定する、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の検出システム。
  9. 検出装置であって、
    マークを含む対象物に光を投射する投光部と、
    前記光の反射光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した受光量を取得する受光量取得部と、
    前記光が反射した箇所と、前記対象物との距離を取得する距離取得部と、
    前記受光量の閾値範囲と、前記距離の閾値範囲との組合せである組合せ閾値範囲を設定する設定部と、を備え、
    前記マークに投射された光の反射光の受光量と、前記対象物のうち前記マークとは異なる領域に投射された光の反射光の受光量とは異なり、
    前記検出装置は、さらに、
    前記受光量および前記距離が前記組合せ閾値範囲に属するときに、前記マークを検出する検出部を備え、
    前記検出装置は、前記受光量取得部が取得した前記受光量と、前記距離取得部が取得した前記距離とを対応付けた対応情報を表示部に表示し、
    前記対応情報は、前記表示部の表示面のX軸に前記受光量と前記距離とのうちの一方が表示され、前記表示面のY軸に前記受光量と前記距離とのうちの他方が表示される情報であり、
    前記検出装置は、前記表示部に前記対応情報を表示している場合、ユーザの操作に基づく線画像を前記表示部に表示し、
    前記設定部は、前記線画像で囲まれた閉領域に基づいて、前記組合せ閾値範囲を設定する、検出装置。
  10. 検出方法であって、
    マークを含む対象物に投射された光の反射光を受光する受光部の受光量を取得するステップと、
    前記光が反射した箇所と、前記対象物との距離を取得するステップと、
    前記受光量の閾値範囲と、前記距離の閾値範囲との組合せである組合せ閾値範囲を設定するステップと、を備え、
    前記マークに投射された光の反射光の受光量と、前記対象物のうち前記マークとは異なる領域に投射された光の反射光の受光量とは異なり、
    前記検出方法は、さらに、
    前記組合せ閾値範囲に前記受光量および前記距離が属するときに、前記マークを検出するステップと、
    前記受光量と、前記距離とを対応付けた対応情報を表示部に表示するステップとを備え
    前記対応情報は、前記表示部の表示面のX軸に前記受光量と前記距離とのうちの一方が表示され、前記表示面のY軸に前記受光量と前記距離とのうちの他方が表示される情報であり、
    前記検出方法は、さらに、
    前記表示部に前記対応情報を表示している場合、ユーザの操作に基づく線画像を前記表示部に表示するステップを備え、
    前記組合せ閾値範囲を設定するステップは、前記線画像で囲まれた閉領域に基づいて、前記組合せ閾値範囲を設定するステップを含む、検出方法。
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