JP6925935B2 - 発電プラントの復水器冷却設備及び逆洗運転方法 - Google Patents
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Description
1−1.構成
図1は、第1実施形態に係る発電プラントの復水器冷却設備の構成を示す斜視図である。図2(A),(B)は、第1実施形態に係る復水器冷却設備の構成を示すX−Y側面図である。図2(C),(D)は、第1実施形態に係る復水器冷却設備の構成を示すY−Z側面図である。
図4(A),(B)は、復水器冷却設備11の動作を示す斜視図である。なお、図4(A),(B)において、上側管束2Aを構成する左右2個の管束と、下側管束2Bを構成する左右2個の管束と、上側管束2Cを構成する左右2個の管束と、下側管束2Dを構成する左右2個の管束とは、それぞれ1個であるものとして便宜的に表現される。
合流し、弁9C´を通り、排出母管8に排出される。
復水器冷却設備11によると、隣り合う復水器R1,R2の両端に冷却用の水の供給母管5を1本、排出母管8を1本のみを設置すれば冷却機能を満足することができる。また、復水器冷却設備11によると、母管の本数が少ないため、供給母管5、供給分岐管6、排出分岐管7、及び排出母管8等の冷却配管をタービン建屋の床上に敷設することが十分可能となる。その結果、タービン建屋の建屋レイアウト上、地下に埋設、引廻す冷却配管の物量低減、及び工事費の削減が図れる。例えば、3個の復水器を有するプラントの場合、母管を6本から2本に削減することができるが、冷却配管のタービン建屋地下の埋設作業が不要となることにより、冷却配管と復水器の据付を同時に行うことができ、工期の短縮が可能となる。
2−1.構成
第2実施形態に係る復水器冷却設備は、図11(B)に示す縦長管束配列を有する従来の復水器冷却設備112に対して適用されるものである。縦長管束配列においては、水室を上下に分割することが構造上困難であるため、従来の復水器冷却設備112と同様に、供給水管側の水室と排出水管側の水室とで構成される。第2実施形態に係る復水器冷却設備において特徴的なのは、水室側面に接続する冷却配管を直管(直線的な配管)で構成できるように、X軸方向における供給水管側の水室と排出水管側の水室とをY軸方向に互い違いとなるように配置することで、冷却配管の設置領域(スペース)を確保した点である。
図7(A),(B)は、復水器冷却設備12の動作を示す斜視図である。
復水器冷却設備12によると、隣り合う復水器R1,R2の両端に冷却用の水の供給母管5を1本、排出母管8を1本のみを設置すれば冷却機能を満足することができる。また、復水器冷却設備12によると、母管の本数が少ないため、供給母管5、供給分岐管61、排出分岐管71、及び排出母管8等の冷却配管をタービン建屋の床上に敷設することが十分可能となる。その結果、タービン建屋の建屋レイアウト上、地下に埋設、引廻す冷却配管の物量低減、及び工事費の削減が図れる。例えば、3個の復水器を有するプラントの場合、母管を6本から2本に削減することができるが、冷却配管のタービン建屋地下の埋設作業が不要となることにより、冷却配管と復水器の据付を同時に行うことができ、工期の短縮が可能となる。
3−1.構成
第3実施形態に係る復水器冷却設備は、第2実施形態に係る復水器冷却設備と同様に、図11(B)に示す縦長管束配列を有する従来の復水器冷却設備112に対して適用する。第3実施形態に係る復水器冷却設備は、第2実施形態に係る復水器冷却設備と同様に、X軸方向における同一側の水室側面同士を冷却配管で接続するものである。第3実施形態に係る復水器冷却設備において特徴的なのは、水室側面に接続する冷却配管を直管で構成できるように凹みのある形状の水室を設置することで、冷却配管の設置領域を確保した点である。
復水器冷却設備13の動作は、図7を用いて説明した復水器冷却設備12の動作と同様であるので説明を省略する。
復水器冷却設備13において、復水器冷却設備12と同様の効果を有する。なお、復水器冷却設備12においては、管束に対して各水室が上方又は下方に伸長する形状となる。一方で、復水器冷却設備13においては、従来の復水器冷却設備と比較して水室の高さが変わらないため、上下方向の復水器の設置領域に余裕が無い場合でも適用が可能である。
図10は、従来の復水器冷却設備における冷却水配管の構成を示す斜視図である。また、図11(A),(B)は、従来の復水器における管束配列の構成例を示すX−Y側面図である。図11(A)は、上下2分割管束の復水器冷却設備111を示し、図11(B)は、縦長管束配列の復水器冷却設備112を示す。
Claims (6)
- 復水器に配置された管束と、その管束の両端に接続される水室とを設ける発電プラントの復水器冷却設備であって、
複数の復水器の各復水器に配置された第1の側の管束及び第2の側の管束と、
前記第1の側の管束及び第2の側の管束のそれぞれに接続される第1の側の水室及び第2の側の水室と、
前記複数の復水器のうち、隣り合う復水器の第1の側の水室同士及び第2の側の水室同士を連結する連結管と、
冷却用の水を供給する供給母管と、
前記複数の復水器のうち、最も供給水管側の復水器に配置された第1の側の水室及び第2の側の水室の側面と前記供給母管とをそれぞれ接続する供給分岐管と、
前記水を排出する排出母管と、
前記複数の復水器のうち、最も排出水管側の復水器に配置された第1の側の水室及び第2の側の水室の側面と前記排出母管とをそれぞれ接続する排出分岐管と、
前記供給分岐管及び前記排出分岐管にそれぞれ設けられる弁と、
前記複数の復水器の全てにおいて同時期に前記第1の側の管束と前記第2の側の管束とで水が互いに逆向きに流れるような前記弁の開閉制御と、前記複数の復水器の全てにおいて同時期に前記第1の側の管束と前記第2の側の管束とで水が同じ向きに流れるような前記弁の開閉制御とを切り替える制御部と、
を備えたことを特徴とする発電プラントの復水器冷却設備。 - 前記第1の側の管束は、鉛直方向における上側の管束であり、
前記第2の側の管束は、鉛直方向における下側の管束であり、
前記第1の側の水室は、前記上側の管束の両端に接続される上側の水室であり、
前記第2の側の水室は、前記下側の管束の両端に接続される下側の水室である、
請求項1に記載の復水器冷却設備。 - 前記第1の側の管束は、供給水管側の管束であり、
前記第2の側の管束は、排出水管側の管束であり、
前記第1の側の水室は、前記供給水管側の管束の両端に接続される供給水管側の水室であり、
前記第2の側の水室は、前記排出水管側の管束の両端に接続される排出水管側の水室である、
請求項1に記載の復水器冷却設備。 - 前記連結管を直管で構成できるように、前記供給水管側の水室と前記排出水管側の水室とを鉛直方向に互い違いに配置した、
請求項3に記載の復水器冷却設備。 - 前記連結管を直管で構成できるように、前記供給水管側の水室と前記排出水管側の水室とが連結管の設置領域を確保するように凹みのある形状を有した、
請求項3に記載の復水器冷却設備。 - 複数の復水器の各復水器に配置された第1の側の管束及び第2の側の管束と、
前記複数の復水器のうち最も供給水管側の復水器に配置された第1の側の水室及び第2の側の水室の側面と冷却用の水を供給する供給母管とをそれぞれ接続する供給分岐管と、
前記複数の復水器のうち最も排出水管側の復水器に配置された第1の側の水室及び第2の側の水室の側面と前記水を排出する排出母管とをそれぞれ接続する排出分岐管と、
前記供給分岐管及び前記排出分岐管にそれぞれ設けられる弁と、
を備えた復水器冷却設備における逆洗運転方法であって、
前記複数の復水器の全てにおいて同時期に前記第1の側の管束と前記第2の側の管束とで水が互いに逆向きに流れるような制御と、前記複数の復水器の全てにおいて同時期に前記第1の側の管束と前記第2の側の管束とで水が同じ向きに流れるような制御とを前記弁により切り替える、
ことを特徴とする逆洗運転方法。
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JP2017208846A JP6925935B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | 発電プラントの復水器冷却設備及び逆洗運転方法 |
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JP2019082270A JP2019082270A (ja) | 2019-05-30 |
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