JP6925652B2 - 移動販売車 - Google Patents

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Description

本発明は、移動販売車に関し、特に、移動販売車に設置した表示部を昇降可能に取り付けるための技術に関する。
従来より、小型トラックやマイクロバス等の荷台を改造して、食料品や雑貨等の商品を積載し、各地域に移動して商品を販売する店舗として、移動販売車が用いられている。
このような店舗は、通常の自動車としての機能と店舗としての機能を併せ持っており、様々な場所へ移動して商品を販売することができるため、商圏が限定されず、また、店舗を借りるための賃料が必要ないため、フレキシブルな営業活動が可能であり、都市部においても多数の移動販売車が見られる。また、同じ場所であっても曜日によって異なる事業者が回ってくるなど、需要者を飽きさせない営業手段が用いられ、新たな店舗の形態として人気を博している。
ところで、このような営業形式の移動販売車においては、固定した店舗のように営業が行われている場所と営業品目とが常に一致するものとは異なり、需要者にとっては、その場所でどのような商品が手に入るかが分からず、積極的に集客を行うツールが必要となる。そのため、近くにいる通行人に対して取扱商品やメニュー等を表示するための技術が求められる。
そこで、取扱商品やメニュー等を表示するための技術として、特許文献1に記載される技術が提案されている(特許文献1)。
特開2015―71381号
特許文献1においては、商品陳列が困難なショーケースの上方スペースに販売促進用の広告を設けており、所定距離離れた位置にいる人に対しても取扱商品等を周知することが可能な移動販売車を構築している。
ところで、看板や広告を荷台部やショーケースに設置するだけだと、たとえ上部に設置したとしても目立ちにくく、遠くから視認されにくい。また、荷台部やショーケースの一部スペースを看板や広告として使用する場合、看板や広告自体の大きさは小さくならざるを得ず、どのようなメニューがあるのか、近づかないと分かりにくいため、集客力が弱いという問題が生じる。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、所定の大きさを確保した表示部を有しつつ、走行中などは表示部を下降状態とすることで、トンネルや立体駐車場の高さ制限を考慮した構成としながらも、車両を店舗として使用する際には、表示部を上昇状態とすることで、遠くからも視認できる、使い勝手の良い昇降機構を備えた移動販売車を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、販売する物品を搭載可能な荷台部と、販売内容及び/又は店舗を宣伝する画面を表示する表示部とを備えた移動販売車であって、表示部を昇降可能に支持する昇降機構を備え、昇降機構は、表示部を保持する保持枠と、保持枠を上下方向にスライド可能に支持する可動域支柱と、保持枠をフックで係止して昇降させるウインチと、を有する移動販売車を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、所定の大きさを確保した表示部を有しつつ、走行中などは表示部を下降状態とすることで、トンネルや立体駐車場の高さ制限を考慮した構成としながらも、車両を店舗として使用する際には、表示部を上昇状態とすることで、遠くからも視認できるよう構成することができる。また、荷台部の一部スペースを占めるものではないため、表示部の大きさを確保することができ、さらに遠くからも表示内容を視認しやすい移動販売車を実現できる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、可動域支柱は荷台部に略上下方向に複数本配設されており、それぞれの可動域支柱にはガイド溝が略上下方向に形成されており、保持枠には、ガイド溝に挿入されるスライド凸部、及び、ウインチのフックを係止する係止部が形成されており、ウインチを駆動することで、保持枠に形成されたスライド凸部をガイド溝に沿って移動させ、表示部を上下方向に移動させる。
第2の特徴に係る発明によれば、可動域支柱に形成されたガイド溝、及び、保持枠に形成されたスライド凸部を用いて昇降機構を構成するため、簡単で安価な構造でありながらも、使い勝手の良い昇降機構を提供することができる
第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る発明であって、保持枠の上端部に回動可能に設置された庇部、及び、庇部の先端に一端が固定され、他端が可動域支柱に固定されたワイヤーを有し、保持枠の上昇に伴って前記ワイヤーが伸張することで庇部が表示部の上方を覆うよう構成された庇機構、を備える。
第3の特徴に係る発明によれば、昇降機構の昇降機能を使用して庇部が展開するよう構成することにより、簡単な構成で表示部を保護することが可能な移動販売車を構成することができる。
第4の特徴に係る発明は、第1ないし第3の特徴に係る発明であって、表示部を斜め下方に傾斜させて設置する。
第4の特徴に係る発明によれば、表示部が斜め下方に傾斜して支持されるよう、角度をつけて設置することによって、直上からの雨をしのぐことが可能な移動販売車を構築することができる。
本発明によれば、所定の大きさを確保した表示部を有しつつ、走行中などは表示部を下降状態とすることで、トンネルや立体駐車場の高さ制限を考慮した構成としながらも、車両を店舗として使用する際には、表示部を上昇状態とすることで、遠くからも視認できる、使い勝手の良い昇降機構を備えた移動販売車を提供できる。
本実施形態における移動販売車の全体構成を示す模式図である。 本実施形態における移動販売車の表示部が上昇した状態を示す模式図である。 本実施形態における昇降機構の詳細を示す模式図である。 本実施形態における昇降機構40が上昇した状態を示す模式図である 昇降機構40を構成する保持枠41の斜視図である。 昇降機構40を構成する可動域支柱42の斜視図である。 昇降機構40を構成するウインチ43の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[移動販売車1の全体構成]
図1A及び図1Bは、第一実施形態に係る移動販売車1の全体構成を示す模式図である。図1Aにおいては、後述する昇降機構は下降状態となっており、図1Bにおいては、昇降機構は上昇状態となっている。
移動販売車1は、移動販売車1を駆動するための車両部10と、内部に販売する物品を搭載可能な荷台部20と、販売内容及び/又は店舗を宣伝する画面を表示する昇降可能な表示部30と、表示部30を昇降可能に支持する昇降機構40とを備える。
車両部10は、図示しないエンジンないしはモータを備え、荷台部20に搭載された物品や人を目的地まで運搬することができる。車両部10と荷台部20は図示しない接続部によって接続されている。
車両部10の構成は、周知の小型トラック等のものと同様であり、運転席に着座した運転手のアクセル・ブレーキ操作及びハンドル操作によって駆動せしめる。
荷台部20は、販売する物品を内部に搭載するものである。また、物品を搭載するだけでなく、ガスコンロ等の加熱調理器具を備える調理場が設置され、荷台部20内において、調理者が食材を焼く・揚げる等の調理を実施することができるよう構成されているものが望ましい。
表示部30の種類は、特に限定されない。表示部30として、例えば、周知の形式の液晶モニタが挙げられる。ただ、表示部30が車両の外部に設置されることを考慮すると、表示部30は薄型のパネル状のものが使用されることが好ましい。
このように、荷台部20に調理場が設置された移動販売車はキッチンカーと呼ばれ、各種イベントへの出店や、オフィス街での路上販売等、幅広く活用されている。
キッチンカーを始めとする移動販売車は、小回りが利き、荷台に積載した物品を様々な場所に移動せしめて販売することができるため、活用範囲が広い一方で、小型トラック程度の大きさであるため、高さが低く、遠くからは視認しづらく、遠くにいるお客さんへのアピールが不足するという問題がある。特に、トンネルを通過する際や立体駐車場に駐車する際の高さ制限のため、天井よりも高い位置に看板等を立てにくいという課題があった。
また、荷台部の一部を広告のスペースとして確保すると、表示自体が小さくならざるを得ず、遠くからでは表示内容を把握することができないため、集客力が弱いという問題があった。
そこで本実施形態に係る移動販売車1では、昇降可能な表示部30を備え、停車して物品を販売する際には表示部30を上昇させて、遠くからでも視認可能にせしめるとともに、走行中には表示部30を下降させて、トンネルや立体駐車場の高さ制限にかからないよう、表示部30の設置高さを調整可能に構成している。
[昇降機構40の具体的な構成]
次に、図2〜図5を用いて、表示部30を昇降可能に支持する昇降機構40の具体的な構成について説明する。図2Aにおいて、昇降機構40は下降状態となっており、図2Bにおいて、昇降機構40は上昇状態となっている。
昇降機構40は、表示部30を保持する保持枠41と、保持枠41を上下方向にスライド可能に支持する可動域支柱42と、保持枠41を昇降させるウインチ43とによって構成される。なお、図2A及び図2Bにおいて、ウインチ43は図示を省略している。
図3に斜視図を示すように、保持枠41は、表示部30を設置するための複数の横枠部材41aと縦枠部材41bとの組み合わせによって略矩形状の枠を呈するよう構成され、縦枠部材41bには、後述するガイド溝42aに沿ってスライド移動可能に挿入されるスライド凸部41cが略上下方向に形成される。
また、保持枠41には、保持枠41を上下方向に駆動するためのウインチ43のフック43aを係止する係止部41dが形成される。なお、図3においては、係止部41dは保持枠41の最下部に配設されているが、これに限ったものではなく、保持枠41に配設されていれば、いずれの箇所であっても構わない。また、係止部41dは一カ所に限らず、複数箇所に配設されていても構わない。
図2A及び図2Bに示すように、可動域支柱42は、保持枠41を側方から挟み込んで支持することができるよう、荷台部20に略上下方向に二本配設されている。それぞれの可動域支柱42にはガイド溝42aが略上下方向に形成されており、ガイド溝42aには保持枠41に形成されたスライド凸部41cが挿入される。
可動域支柱42の上端は、荷台部20の上面から突出しないよう配設することが望ましい。可動域支柱42の上端が荷台部20の上面から突出すると、トンネル等の高さ制限にかかる可能性があり、移動販売車の運用や許認可の取得が困難となる。
図5に示すように、ウインチ43は、図示しないモータ等の駆動手段と、保持枠41に形成された係止部41dに係止されるフック43aと、駆動手段によって巻き取り又は繰り出されるワイヤー43bとによって構成される。ワイヤー43bはリールに巻かれており、駆動手段の動きに応じて、巻き取り動作又は繰り出し動作が行われる。
本実施形態においては、ウインチ43を荷台部20の上面に設置している。ウインチ43を荷台部20の上面に設置することで、荷台部20側面のスペースを表示部30のために確保することができるため、横方向に大きな表示部30を設置することができる。
また、本実施形態に係る表示部30及び昇降機構40は、荷台部20の外部に配設している。表示部30及び昇降機構40を荷台部20の外部に配設することで、既存の移動販売車に後付けして組み付けることができるため、汎用性の高い装置構成とすることができる。
以上のように構成された昇降機構40によると、保持枠41に取り付けられた表示部30は、ウインチ43の動きに応じて上下方向に移動する。
つまり、車両を停止させ営業を開始する際においては、ワイヤー43bを巻き取る方向にウインチ43を駆動することで、保持枠41に形成されたスライド凸部41cをガイド溝42aに沿って移動させ、表示部30を上昇することができる。そして、スライド凸部41cの上端がガイド溝42aの上端に当接する位置で上昇が止まる。
また、車両を移動する際には、ワイヤー43bを繰り出す方向にウインチ43を駆動することで、スライド凸部41cをガイド溝42aに沿って移動させ、表示部30を下降することができる。そして、スライド凸部41cの下端がガイド溝42aの下端に当接する位置で下降が止まる。
このような構成であるため、表示部30の移動距離は、ガイド溝42aの高さ方向の長さと、スライド凸部41cの高さによって決定される。
本発明によると、走行中などは表示部30を下降状態とすることで、トンネルや立体駐車場の高さ制限を考慮した構成としながらも、車両を店舗として使用する際には、表示部30を上昇状態とすることで、遠くからも視認できるよう構成することができ、簡単で安価な構造でありながらも、使い勝手の良い移動販売車の表示構造を提供することができる。
また、上記移動販売車1の変形例として、以下のような構成を導入することができる。
[変形例1]
表示部30は液晶ディスプレイ等によって構成されるため、風雨にさらされることは避けることが望ましい。そのため、保持枠41の上昇時にのみ、表示部30に庇がかかるような庇機構を構成することができる。
すなわち、保持枠41の上端部に庇部が回動可能に設置されており、庇部の先端には、他端が可動域支柱42に固定されたワイヤーの一端が固定されている。
そして、保持枠41が下降状態にあるときにはワイヤーは緩んだ状態となっており、庇部は格納されている。そして、保持枠41の上昇に伴ってワイヤーが伸長されると、ワイヤーが伸びることによって庇部が展開されて表示部30の上方を覆うことができるようになる。
このようにすることで、昇降機構の昇降機能を使用して庇部が展開するよう構成することにより、簡単な構成で表示部30を保護することが可能な移動販売車を構成することができる。
[変形例2]
また、表示部30が風雨にさらされることを防止するため、表示部30を前方(車両の進行方向からすると側方)に傾斜させて支持することができる。
すなわち、図4においては、可動域支柱42のガイド溝42aは、略鉛直方向に形成されているが、表示部30が斜め下方に傾斜して支持されるよう、角度をつけて形成することによって、直上からの雨をしのぐことができる。
[変形例3]
表示部30及び昇降機構40を荷台部20の内部に配設して、表示部30の上昇時のみ、荷台部20の上面から突出するよう構成することができる。
すなわち、荷台部20の上面に、表示部30と保持枠41がちょうど通過できる程度の大きさの開口部を穿設しておき、開口部の下方で荷台部20の内部に表示部30及び保持枠41が配設されるよう、昇降機構40全体を配置する。また、表示部30及び保持枠41の上端を開口部と略同一の高さに形成することで、開口部をほぼ塞ぐことができ、荷台部20内に雨水が浸入することを防止しつつ、表示部30及び保持枠41が突出可能な構造を提供できる。
このように、表示部30及び昇降機構40を荷台部20の内部に配設することで、風雨だけでなく走行時に飛来する小石などから表示部30を保護することができる。
[変形例4]
表示部30を窓の替わりとして使用することができる。つまり、一般に、移動販売車の荷台部20には、店舗として使用する際に利用される窓が形成されている。このような窓は、荷台部20に形成された窓枠に開閉可能な窓部材が嵌め込まれることで形成されており、走行中は窓部材は閉じた状態であり、停止時に店舗として使用する際には、窓部材は開放され、店員と客が物品や金銭のやり取りをする際に使用される。
本発明に係る表示部30を窓部材として使用することで、昇降機構40の昇降機能を窓部材の開閉に利用することができる。すなわち、表示部30及び保持枠41を荷台部20に設けられた窓枠を覆うに必要な大きさに形成し、表示部30の下降状態において窓枠を覆うように位置を決定する。また、表示部30の上昇状態において窓枠を開放するように位置を決定する。
このようにすることで、走行中は表示部30を下降状態として、窓が閉じられた状態とする。車両を停止して店舗として使用する際には、表示部30を上昇状態とし、遠方から表示部30が視認できるようにするとともに、窓が開放され、客と荷台部20の中にいる店員とのやり取りができるようにする。
[変形例5]
ウインチ43を荷台部20の側面に設置することができる。ウインチ43を荷台部20の側面に設置することで、ウインチ43がトンネル等の高さ制限にかかることがなく、移動販売車を運用することができる。
[変形例6]
さらに、ウインチ43を、表示部30が設置されている側面とは逆の荷台部20の側面に設置することができる。表示部30が設置されている側面とは逆の荷台部20の側面にウインチ43を設置して、ワイヤー43bを複数の滑車を介して荷台部20の上面を通して保持枠41に係止するよう構成する。
このようにすることで、荷台部20の側面を覆う程度の横方向に大きな表示部30を設置することができるとともに、荷台部20の上面にウインチ43を設置することなく、高さ制限にも配慮した使い勝手の良い移動販売車の表示構造を提供することができる。
[変形例7]
保持枠41、可動域支柱42及びウインチ43によって昇降機構40を形成するのではなく、ラックアンドピニオンによって昇降機構40を形成することができる。
すなわち、モータの回転運動をピニオンギヤに伝達し、ピニオンギヤに形成される歯に噛み合うよう歯が形成され、上下方向に延出された柱状のラックを昇降させるよう構成し、ラックに直接的又は間接的に表示部30を設置するよう構成することで、ラックアンドピニオン機構を通じて表示部30を昇降可能に支持することができる。
[変形例8]
可動域支柱42を保持枠41を側方から挟み込むように形成したが、これに限ったものではなく、ガイド溝42aにスライド凸部41cを略上下方向にスライド可能に支持できるものであればよい。
例えば、二本(あるいはそれ以上)の可動域支柱42を荷台部20に略上下方向に配設し、その背面(車両の進行方向から見て側面)にガイド溝42aを略上下方向に形成する。そして、スライド凸部41cを保持枠41の裏面に形成して、ガイド溝42aから抜けない形状とすることで、保持枠41を昇降可能に構成することができる。
このような構成は、可動域支柱42を荷台部20に設置するためのネジ穴等を、ガイド溝42aが形成される面に相対する面、及び、ガイド溝42aが形成される面に隣接する面の両方に形成することによって得られる。求められる態様に応じて、使用するネジ穴を変更することで、ガイド溝42aが面する向きを変更することができる。
このように、ガイド溝42aとスライド凸部41cが形成される場所にバリエーションを持たせることで、様々な形状や多様な制約条件にも対応可能な昇降機構を実現することができる。
[変形例9]
表示部30の表面に、表示部30を保護する保護層を形成することができる。保護層は、透明なフィルム状のものを表示部30の表面に貼付することによって形成してもよいし、透明で硬質な板状の部材で覆うことによって形成してもよい。
このように、表示部30の表面に保護層を形成することによって、表示部30が風雨にさらされること、あるいは、走行中に飛来する小石等によって傷つけられることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
1 移動販売車
10 車両部
20 荷台部
30 表示部
40 昇降機構
41 保持枠
41a 横枠部材
41b 縦枠部材
41c スライド凸部
41d 係止部
42 可動域支柱
42a ガイド溝
43 ウインチ
43a フック
43b ワイヤー

Claims (3)

  1. 販売する物品を搭載可能な荷台部と、
    販売内容及び/又は店舗を宣伝する画面を表示する表示部とを備えた移動販売車であって、
    前記表示部を昇降可能に支持する昇降機構を備え、
    前記昇降機構は、前記表示部を保持する保持枠と、前記保持枠を上下方向にスライド可能に支持する可動域支柱と、前記保持枠をフックで係止して昇降させるウインチと、
    前記保持枠の上端部に回動可能に設置された庇部、及び、前記庇部の先端に一端が固定され、他端が前記可動域支柱に固定されたワイヤーと、
    を有し、
    前記保持枠の上昇に伴って前記ワイヤーが伸張することで前記庇部が前記表示部の上方を覆うよう構成されている、移動販売車。
  2. 前記可動域支柱は前記荷台部に略上下方向に複数本配設されており、それぞれの前記可動域支柱にはガイド溝が略上下方向に形成されており、
    前記保持枠には、前記ガイド溝に挿入されるスライド凸部、及び、前記ウインチのフックを係止する係止部が形成されており、
    前記ウインチを駆動することで、前記保持枠に形成された前記スライド凸部を前記ガイド溝に沿って移動させ、前記表示部を上下方向に移動させる、
    請求項1に記載の移動販売車。
  3. 前記表示部を斜め下方に傾斜させて設置する、
    請求項1又は2に記載の移動販売車。
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