JP6925356B2 - ミルク泡立システムおよび操作方法 - Google Patents

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Description

本発明は飲料調製用の器具の分野に関する。特に、本発明は、ミルク泡沫を生成するための、およびミルク飲料またはミルク飲料成分を調製するためのシステムに関する。
コーヒーマシンの統合モジュールとしての、またはコーヒーマシン上にドッキング可能な別個の器具としてのミルク泡立器具が公知である。欧州特許出願公開第2 047 779号は、ドッキング可能なミルクモジュールを有するコーヒーマシンを開示している。当該マシンでは、コーヒーマシンからの熱蒸気を用いてミルクを泡立たせ、ミルクはベンチュリ原理に従ってミルクモジュールの容器から吸い出される。たとえば、欧州特許出願公開第2 326 224号は、中央の泡沫生成要素としてギヤポンプを含むミルク泡立器を示している。これは、ギヤポンプの入口側で空気およびミルクを吸引する。ミルクはギヤホイールを通って送出される際に同時に泡立てられ、出口側で泡立てられたミルクとして分配される。任意に、分配される泡立てられたミルクが温かいように、さらに蒸気がギヤポンプに送り込まれることもできる。
飲料調製マシンのベースユニット上にドッキング可能であり、かつミルク容器からミルクを吸引し、入口側で空気も送られる限りはこのミルクをさらに泡立てるギヤポンプを有するミルク泡立器具も、たとえば国際特許出願第PCT/EP2015/071792号または国際特許出願第PCT/EP2015/071794号から公知である。
送出すべきミルクをギヤポンプが吸引することに関する上述のようなシステムについて、ギヤポンプは入口側で真空を生成しなければならない。当該真空は少なくとも、吸引すべきミルクの流体柱の最大高さに対応し、実際には、たとえば、この吸引が行なわれるミルク容器のベースの上方のギヤポンプの高さに対応する。しかし、そのような高さが20cmであっても、これによってたとえば、気圧と比較して20mbarの真空が生じる。さらに、出口側に狭窄(ノズル)が存在することが多いため、ポンプの出口側に付加的な抵抗が存在する。これによって、ポンプによって生じる圧力差がまたしてもわずかに増加し得る。全体として、これによってギヤポンプの封止性に厳しい要求が課される。ギヤポンプは食品のケースであるため、ギヤポンプを潤滑することはできない。たとえば、ギヤホイールの外周に沿って、またはそれらの表面に沿って(ポンプケーシングとギヤホイールとの間に)、またはギヤホイール同士の間に非常にわずかでも漏れがあると、空気が高圧側(出口側)から低圧側(入口側)上へと直ちに流れて圧力差を直ちに補償する。この問題は、互いに噛合うギヤホイールの起こり得る摩耗によって増幅される。そのような摩耗は長期使用にわたって生じる場合があり、使用中でもそのようなわずかな漏れを生じさせる場合がある。
さらに、適用分野によっては、ギヤポンプの洗浄に関してギヤポンプに要求が課される。このため、ギヤポンプはさらに毎日分解される。したがって、ギヤポンプの複雑な封止システム等は、コスト上の理由だけでなく、ユーザによる簡単な洗浄という要件のためにも不適格である。頻繁な解体および再組立は、個々の構成要素の精度の助けとならない。
したがって本発明の目的は、ギヤポンプを有するミルク泡立システムであって、最新技術の不利点を克服し、特にギヤポンプの公差に課される要求を低下させることができ、これによって製造コストを低下させることができ、および/またはそこからミルクを吸引するミルク容器がギヤポンプよりも低い位置にある場合でも、長期使用を仮定した損耗に関する感度を低下させることができるミルク泡立システムを作成することである。
この目的は、特許請求の範囲に規定されているような本発明によって達成される。
本発明に係るミルク泡立システムはギヤポンプを含み、ギヤポンプは入口側で少なくともミルク送り導管に接続され、ミルク送り導管は、ミルクを吸引するために、ミルクで充填可能なミルク容器に、たとえばこの導管がこの容器内に突出することによって操作状態において接続される。当該システムはさらに、たとえばギヤポンプを使用後にすすぐために、またはさらには(特に蒸気を送ることによって)送出されるミルクを加熱するために、水および/または蒸気をギヤポンプに送るための送り導管を含む。本発明によると、ミルク泡立システムは、予め規定された条件下で、ミルクの送出の前に、送り導管を介して送出される水または蒸気によってギヤポンプを湿潤させるように構成される。
このアプローチは、ギヤポンプ内の液体が、たとえばギヤホイールの表面に沿って、かつギヤホイールの外周に沿って一定の封止効果をもたらすという認識に基づいている。この封止効果は、ギヤポンプがミルクを送出するとすぐにミルクに起因して起こる。本発明に係るアプローチのために、これは、たとえば洗浄が行なわれた後の、または長期間使用されなかった後の初めての開始動作であると仮定して、ギヤポンプが乾燥していても水によって機能する。
本発明に係るアプローチのために、乾燥状態にあるギヤポンプはしたがって液柱を介して液体を吸引する必要がなく、ギヤポンプ自体の真空を蓄積する必要なしに、送り手段によって水および/または蒸気で湿潤される。つまり、湿潤のための水および/または蒸気のギヤポンプ内への送出はギヤポンプの動作によって行なわれるのではなく、それは、ギヤポンプが依然として停止している間に、システムの他の手段によって、たとえば水ポンプによっておよび/または蒸気圧によって、さらに場合によっては適切な下向きの傾斜によって、任意に行なわれてもよい。
本発明に係るアプローチによって、水の付着特性およびそれから生じる封止効果のために、先行技術と比較して大幅に高い真空を蓄積できることが分かっている。したがって、この理由のため、その後でミルク容器からミルクを吸い出すために構成要素の公差に課せられる要求が大幅に減少する。好ましい実施形態において想定されているように、空気も吸込むためにギヤポンプの入口側に空気送りも存在する場合は、たとえば空気弁が付加的に開かれる場合は、そのような効果はさらに重要である。
当該システムが規定された条件下でギヤポンプを湿潤させるように構成されているという事実は、それぞれのステップを実行する可能性/適合性が存在するであろうことを意味するだけでなく、指定された操作を仮定してこれらのステップを実行するために特定の測定がシステム内に適用されることも意味する。特に、当該システムの制御ユニットは、ユーザが直接的にまたは間接的に(たとえば対応するプログラムの選択によって)ミルクの送出を要求し、したがってミルクの送出を起動した場合、予め規定された条件下で、ミルクが送出される前にギヤポンプまたはギヤポンプのギヤホイールを湿潤させるようにプログラムされる。したがって、予め規定された条件下でユーザが起動すると、まずギヤポンプの湿潤が行なわれ、その後で初めてミルクの送出が(場合によっては泡立ておよび/または加熱と組合されて)行なわれる。
ミルク容器はたとえばミルク泡立システムの一部であり、ギヤポンプよりもさらに底部に配置され、たとえば垂直方向においてギヤポンプの下方に配置される。ある実施形態では、ミルク容器はビーカー状に設計され、ミルク送り導管は上方からミルク容器内に突出してから端部で開口している。この端部側開口部は本質的にミルク容器のベースに配置される。ミルク容器を有するシステムであって、ミルク容器は閉止可能な排出開口部を底部に含み、当該開口部の部分についてはミルク送り導管としての上昇導管を介してギヤポンプの入口側に接続されるシステムも除外されるものではない。
ミルクの送出の前にギヤポンプが湿潤される予め規定された条件は、以下のようなものであり得る。
A. 湿潤は、システムがギヤポンプの最後の操作の後にオンに切替えられた、スタンバイモードもしくはスリープモードから立上げられた場合、またはギヤポンプを有するミルク泡立器具が飲料調製マシンのベースユニットから取外された場合にのみ行なわれる。
B. 湿潤は、ギヤポンプの最後の操作から予め規定された時間(たとえば10分から120分の予め規定された時間)よりも長い時間が経過した場合にのみ行なわれる。
C. 湿潤は、ギヤポンプ内に十分な湿度が存在していないことが測定によって確認された場合にのみ行なわれる。このような測定はたとえば、ギヤポンプの直接上流または直接下流の液体経路内の吸湿測定であってもよいし、または、たとえば一時的にオンに切替えた際のギヤポンプの電気消費(機械抵抗の特性を示す)による間接的な測定、振動挙動(音響特性)等であってもよい。
D. 湿潤は、ユーザが指定可能な条件下でのみ、たとえばポンプが機能していないことをユーザが確認した時のユーザによる能動的な起動によってのみ行なわれる。
たとえば、条件Aが満たされたまたは条件Bが満たされた場合にのみCに従って測定を実行したり、条件AおよびBのand操作またはor操作等の組合せも可能である。さらに、制御部のメモリ手段に格納可能な以前の履歴を考慮するより複雑な経験的モデル等も可能である。これらすべての例において、湿潤は予め規定された条件に依存して行なわれたり行なわれなかったりする。さらに、以下の可能性もある。
E. 湿潤は、ギヤポンプの各操作の前に行なわれる(すなわち、予め規定された条件は常に満たされる)。
ギヤポンプのギヤホイールは、たとえば耐熱の低摩擦および低粘着材料、たとえばフッ素含有ポリマー、特にペルフルオロアルコキシポリマー(PFA)またはポリオキシメチレン(POM)でコーティングされる。ギヤホイールはそのような材料でまたは別のプラスチックで完全に構成されてもよく、射出成形法でまたは他の製造方法によって製造されてもよい。このようなコーティングまたは材料によって低ノイズ操作が保証されるため、これは本発明に係るアプローチによる特に有利なオプションである。基本的には、食品に適した材料はいずれも水をほとんど吸収せず、必要な耐熱性、低摩擦および低粘着を有することが考えられる。しかし、PFAまたは同様の材料の使用時にそれらの硬さが比較的低いため、予め規定された寸法からの特に顕著な収縮および逸脱が起こる。これは、本発明に係る手順によって補償することができる。
湿潤のために用いられる水量は比較的低くてもよく、少量でも十分な湿潤を保証することができる。実際には、送り導管のポンプ形状および配置に依存して、1mlから10ml、特に6ml以下の体積で十分であることが分かっている(これらの規定体積は液体体積であり、すなわち蒸気の場合は濃縮蒸気の体積である)。ミルク飲料またはミルク含有飲料に一般的な飲料量の場合、このような少量の水を加えても飲料の量には大きな影響を及ぼさない。
上述のように、空気送り手段、たとえば空気送り弁を有する空気送り導管が、ギヤポンプの入口側に存在してもよい。このようなギヤポンプの入口側の空気送りは、空気送りをオンおよびオフに切替えることができるように設計されてもよい。ギヤポンプは、この空気送りがオフに切替えられた状態では、またはそのようなものがまったく存在しない場合は、単にミルクを送出するように作用する。
ミルクを送出する/ポンプ注入する、およびミルクを泡立てること以外に、ギヤポンプは、シロップまたは同様の芳香が付けられた付加的な調味料を吸引するおよび/または混合するそれらのシステムにも使用可能である。この目的で、入口側でギヤポンプに接続されており、かつ上流に配置された計測装置を有する付加的な導管が任意に存在してもよい。このような導管は直接ギヤポンプ内に、またはギヤポンプの低圧側で別の場所上に通じていてもよい。
実施形態では、ミルク泡立システムは飲料調製マシンによって形成される。飲料調製マシンは、ミルク泡立器具以外に、コーヒーマシンとして設計されるベースユニットも含み、特に、コーヒー粉で充填されるポーションパッケージを受取るための淹出モジュールを有する(カプセルコーヒーマシン)。ミルク泡立器具はベースユニット上にドッキング可能であり、適切なインターフェイスを介してベースユニットから水および/または蒸気が供給され得る。ギヤポンプの電気供給および/または起動もベースユニットから行なわれ得る。
実施形態では、上述の種類の空気送りは、ベースユニットの空気送出場所を介してギヤポンプの入口側で行なわれ得る。その後、空気が、マシン内部、特に電気的に制御される弁ユニットから、ミルク泡立器具に、たとえば場合によってはそのギヤポンプに、調節された態様で送出され得る。そのような実施形態では、ミルク泡立器具は、ベースユニットから来てミルク泡立ユニットに送出される空気のための空気接続を付加的に含んでもよい。
ミルク泡立システム、特にミルク泡立器具は、ギヤポンプによって送出されるミルクの経路上に混合ノズルをさらに含んでもよい。この混合ノズルに、このミルク、蒸気および空気が送られ得る。特に、このような混合ノズルは、蒸気接続から混合ノズルに入る流入蒸気が、それ自体が公知の態様で吸引効果を達成するように設計され得る。さらなる空気の吸引、および混合ノズルに送られるミルクとの混合は、このような効果によって行なわれ得る。この手段によって、ギヤポンプによる泡立てに対する補足案としてまたは代替案として、泡立てられたミルクを生成することができ、この泡立てられたミルクは、蒸気が発する熱のために温かい。
混合ノズルを有するシステムを用いて、冷たい泡立てられたまたは泡立てられていないミルクを調製する場合は、混合ノズルに蒸気を入れないことも想定され得る。この場合、混合ノズルは単に泡立てられたミルクを通って導くように作用する。
上述の種類の混合ノズルに対する補足案としてまたは代替案として、蒸気の送りは直接ギヤポンプ内に、またはミルク経路の別の場所で、たとえば直接ギヤポンプの入口側でまたはギヤポンプの出口側で行なわれてもよい。
本発明に従って湿潤のために用いられる水および/または蒸気用の送り導管は、蒸気送りによって形成されてもよい。蒸気送りは、存在する場合、流れ出て混合ノズルに入り、またはミルク経路に沿った別の場所で、たとえばギヤポンプ自体に入り、および/または、蒸気送りは、ギヤポンプを洗浄するための洗浄水もしくは洗浄蒸気のためにも用いられる送り導管によって形成されてもよい。そのような送り導管は、ギヤポンプの入口側でミルク導管に流れ込み、送り導管および出力導管を含むギヤポンプを完全にすすぐように、かつ一定の状況下ではさらに殺菌するように作用する。たとえばダックビル弁などの弁がこの導管とギヤポンプの入口側との間に存在してもよい。当該弁は、洗浄水または洗浄蒸気の送りがないギヤポンプの操作時に通常起こるように、ギヤポンプの上流の領域内に導管内よりも低い圧力が存在する場合は、自動的に閉じる。
ベースユニット、たとえばコーヒーマシンは、たとえば水容器、水ポンプおよび給湯手段(連続ヒーター、ボイラー)を含む。さらに、抽出材料からの抽出によって湯から温かい飲料を調製するための淹出チャンバが存在している。ベースユニットは電子ユニット(制御ユニット)をさらに含んでもよい。当該ユニットは、上述の起動、および場合によっては弁ユニットのレギュレータを含み、またはこのユニットはミルク泡立器具の一部であり、ミルク泡立器具と通信している。ユーザの入力は好ましくはこの電子ユニットの入口場所で行なわれ、抽出材料を有するコーヒーカプセルの認識も同様にこれによって行なわれる場合がある。蒸気の流れの制御も同様にこの電子モジュールによって行なわれる。
本発明の主題は同様に、ギヤポンプを有するミルク泡立システムを操作するための方法である。これに関して、規定された条件下で、ギヤポンプはミルクの送出の前に湿潤される。
本発明の実施形態例を図面によって以下に説明する。図中、同一または類似の要素は同一の参照番号によって示されている。
泡立てられたミルクを調製するための器具(ミルク泡立器具)の図である。 ミルク泡立器具の分解図である。 ミルク泡立器具のミルク泡立ユニットの分解図である。 水平面に沿って切断されたミルク泡立ユニットの図である。 ギヤポンプの要素を有するミルク泡立ユニットの封止部の部分図である。 水平面に沿って切断されたミルク泡立ユニットの上側ベースハウジング部品の図である。 上側ベースハウジング部品の下からの図である。 垂直面に沿って切断された上側ベースハウジング部品の図である。 飲料調製マシンの図である。 本発明に係るミルク泡立システムの概略図である。
泡立てられたミルクを調製するための器具1(ミルク泡立器具)が、図1において全体的に示されている。図2はその部品の分解図を示す。器具1は、ミルク容器3と、ミルク泡立ユニット5と、カバー6とを含む。
ミルク泡立ユニット5の要素は図3において分解図で示されている。下側ベースハウジング部品11が、ギヤポンプに属する電気モータ13と、上側ベースハウジング部品14とを担持する。側方窓12がベースハウジングに形成されている。
上側ベースハウジング部品14はほぼ円筒形の窪みを形成しており、この中にギヤポンプのギヤ17が配置される。ギヤポンプのギヤホイール17は、電気モータ13に接続されているシャフト19を介して駆動される。封止部21が窪みを底部に封止する。
ギヤ、シャフトおよび電気モータに加えて、ギヤポンプは自身のハウジングも有してもよく、またはそのようなものがベースハウジングもしくは他の部品に、たとえばミルク泡立ユニットカバー16に統合されてもよい。示されている実施形態例では、ミルク泡立ユニットカバー16は、ギヤホイール17を包含するポンプチャンバがアーチ形状部15(図12にも明瞭に見える)のために封止部21とミルク泡立ユニットカバー16との間に形成されるように形作られる。ポンプチャンバの寸法決めはギヤホイールの外側寸法とぴったり一致するように適合し、次にギヤホイールはぴったり一致するように互いに嵌合する。
ミルク吸引管18(図3には図示せず)が、器具1が組立てられた状態において、ギヤポンプの面から下向きに延在し、ミルク容器3内に、かつほとんどこのベースまで突出する。
ギヤポンプの入口側に入ってミルク泡立器に入る空気用の起動可能な弁ユニット20がベースハウジング11、14に締結される。スペーサ23およびモータ封止要素24も同様に図3に見える。
さらに、接続形状部品22がギヤポンプの下方に存在している。この部品は窓12を封止し、同時に、ベースハウジングに締結されるミルク泡立器の導管とドッキング要素とを接続するためのフィードスルーを形成する。ドッキング要素は、ドッキング要素ハウジング26によって保護されるドッキング要素本体を含む。ドッキング要素本体は、ベース本体25および補足部品27によって形成される。とりわけ、補足部品27は下向きに突出するミルク泡沫出口28を含む。上述の混合ノズル79(図10参照)も本体25内に、または場合によっては補足部品内に配置される。
図4は、封止部21によって規定される封止面の上方にある面に沿って切断されたミルク泡立ユニット5の上からの図を示す。当該平面図における色の薄い線はさらに下を走る要素を示しており、それら自体は見えない。
ギヤポンプは封止面の上方に取付けられる。上側液体導管31がギヤポンプに通じている。これは、ダックビル弁42、42を介して、一方ではミルク吸引管18に接続され、他方では湯および/または蒸気送り導管32に接続される。ダックビル弁42、42は封止部21によって形成され、図5にも明瞭に見える。空気送り導管34が、同様に封止部によって形成されるダックビル弁43を介して、上側液体導管に、つまり入口側のギヤポンプに接続される。
ギヤポンプの後ろには、送出されるミルクのためのフィードスルー36が配置されている。このミルクは、選択された操作条件に依存してすでに泡立てられている。このフィードスルーを通って、このミルクは封止面を通って再び下降し、出力導管35を通ってドッキング要素に入り、そこで混合ノズルに入る。
図6から図8は上側ベースハウジング部品14のさらなる図を示す。上側ベースハウジング部品14は、図6では水平面に沿って切断されて示されており、図8では垂直面に沿って切断されて示されており、図7では下からの図で示されている。
下側導管は接続形状部品22の可撓性管によって形成される。可撓性管は上側ベースハウジング部品14の対応するチャネル内に敷設される。これら、すなわち、湯および/または蒸気送り導管32用のチャネル51、空気送り導管34用のチャネル52、ならびに出力導管35用のチャネル53は、図7に係る下からの図において特に明瞭に見える。
封止部21(図8)は、上側ベースハウジング部品14とミルク泡立ユニットカバー(図8には図示せず)との間にクランプ締めされる。ギヤホイール17を含むギヤポンプのポンプチャンバは、ミルク泡立ユニットカバー(図3)内のアーチ形状部15のために、ミルク泡立ユニットカバーと上側ベースハウジング部品との間に形成される。
図9は、ミルク泡立器具1とベースユニットとを有する完全な飲料調製マシン100の図を示す。ベースユニットはコーヒーマシン101として設計され、この上にミルク泡立器具1が結合される。
コーヒーマシンは、コーヒーマシンについてそれ自体が公知であるように、水容器と、水ポンプと、給湯器とを含む。さらに、コーヒー粉からの抽出によって湯からコーヒーを調製するための淹出チャンバが存在している。当該コーヒー粉は、たとえば、調製前にコーヒーマシンに予め挿入されたポーションカプセル内に提供される。ポーションカプセルシステムに対する代替案として、コーヒーマシンはいわゆるビーントゥカップ(bean-to-cup)のコーヒーマシンとして設計されてもよい。ビーントゥカップコーヒーマシンは、コーヒーミルも含み、コーヒー粉をポーション化された態様で挽いて淹出チャンバに送る。さらなる代替案として、特にコーヒーマシンがピストンマシンとして設計される場合は、すなわち淹出チャンバが固定部品と取外し可能なピストンとの間に形成される場合は、コーヒー粉が既に挽かれているがばらばらの(圧縮されていない)状態でユーザによって淹出チャンバに入れられることも想定され得る。
コーヒーマシンはさらに、(コーヒーマシンの設計に依存して、カプセル内の、またはばらばらの)使用済のコーヒー粉ポーションのための捕捉容器を含んでもよい。
飲料容器を配置するための配置プラットフォーム103がコーヒーマシン上に形成される。コーヒー出口105が配置プラットフォーム103の上方に位置している。淹出されたコーヒーはコーヒー出口105を通って流出し、その下にある容器に入る。この出口は出口フード108の下方に位置している。出口フード108はコーヒーマシンハウジングの一部を形成し、前部および側部への出口を少なくとも部分的に覆う。ドッキング要素をコーヒーマシン上に接続するための接続場所110が、コーヒー出口105の近くに、ここでは出口フードの下方に位置している。この接続場所は、ドッキング要素の蒸気接続上に結合するための蒸気送出場所と、湯および/または蒸気送り導管32上に(ドッキング要素内の導管を介して)結合するための湯および/または蒸気送出場所とを含む。蒸気送出場所ならびに湯および/または蒸気送出場所には、必要な場合、給湯器から蒸気および湯がそれぞれ供給される。コーヒーマシンの内側のマルチポート弁が、加熱された液体または蒸気を淹出モジュールに、蒸気送出場所に、または湯および/もしくは蒸気送出場所に選択的に送ることができる。
ミルク泡立器具1のドッキングは横方向から出口フード108上へと行なわれ、具体的には、ミルク泡立器具が全体的にコーヒーマシンの前に、かつ出口フード108の横に配置されるように行なわれる。
接続場所はさらに好ましくは電気接点を含む。これら電気接点はインターフェイスを形成し、ドッキング要素が結合されたと仮定すると、対応する電気接続要素接点への電気接続を形成する。電気接続要素接点は導線に接続され、導線はドッキング要素を通るかまたはこれらによって形成される。これら導線は、ミルク泡立器具の電気的に駆動される要素に、具体的にはギヤポンプに、電気信号および場合によっては制御信号を供給する。
それによって、ミルク泡立器具内のこれら電気的に駆動される要素の制御を提供することができ(次いでこの器具には必要な電子ユニットが設けられ、この器具はコーヒーマシンからまたはミルク泡立器具の入力ユニットから制御信号を受信する)、かつ、ベースユニット自体内のこれらの要素の制御に対応することができる。後者の場合、導線を通って導かれる制御の設定に従って電気的に駆動される要素を駆動するのは本質的に電流のみである。
特に、ギヤポンプの制御は、ギヤホイール17の速度が調整可能であるように、すなわち選択可能であるように構成される。これによって、ユーザは、送出速度を制御することができ、以下により詳細に説明する手順に従って、場合によっては冷たい泡立てられたミルクの調製を制御することができる。
図10は、ミルク泡立器具、およびベースユニット(コーヒーマシン101)上へのミルク泡立器具の結合の全体図を示す。空気送りが図中「L」で示されている。文字Dは蒸気用の導管、Kは温かい飲料用の導管、Rは湯および/または蒸気送り導管32によって部分的に形成される洗浄水または洗浄蒸気用の導管、Sは電気供給を示す。蒸気接続を介して蒸気送り導管Dに送り込まれる蒸気は、たとえば弁を介して混合ノズル79に入る。
起動部195はここではコーヒーマシン101の電子ユニット121(制御ユニット)の一部として示されている。電子ユニット121は、たとえば測定によってカプセルを認識するように、ならびに/またはたとえば対応するボタンを用いて、タッチスクリーンおよび/もしくはその他を用いて適切な操作要素を介してユーザ入力を受付けるように構成される。
ここで、起動部195は、起動部195がギヤポンプ7および弁ユニット20を起動できるように設計される。ギヤポンプおよび/または弁ユニットの操作パラメータは調節(閉ループ制御)可能である。弁ユニット20および/またはギヤポンプ7のための起動信号は、接続場所110を介して直接走る。
起動部をコーヒーマシンに完全にまたは部分的に統合することに対する代替案として、さらに起動部195´がミルク泡立器具の一部として完全にまたは部分的に存在してもよい。この代替案は図10に破線で示されている。次いで、電気エネルギ、および場合によってはデータ信号が、代替のインターフェイス110´を介して電子ユニットから起動部195´に送信され得る。
ミルク泡立器具は以下のように操作され得る。
泡立てられたミルクを調製するために、ギヤポンプが乾燥している限り、まずギヤホイール17を湿潤させる。この目的で、湿潤水量(液体および/または蒸気の形態であり、起動部195によって制御される)が、給湯手段の同時の操作の最中に、および/または給湯手段内で生成される蒸気の蒸気圧のために、特にコーヒーマシンの水ポンプによる送出によって、洗浄導管Rを介してギヤポンプに送られる。
洗浄導管Rを介した湿潤に対する代替案としてまたは補足案として、蒸気は蒸気送り導管90を介して混合ノズル79に送り込まれてもよく、そこからギヤポンプに入ってもよい。ギヤホイールも蒸気の濃縮によって同様に湿潤され、蒸気の送出も水ポンプおよび/または蒸気圧によって行なわれる。図10に示されるように、蒸気送り導管は本明細書において突き出てギヤホイール7の下流の混合ノズル79に入ってもよいし、または代替案として、突き出てギヤホイールの上流のミルク導管に入ってもよいし、ギヤホイールの上流にある混合ノズルを介して混合されてもよい。
湿潤に続いてギヤポンプが起動され、同時に、たとえば空気が弁ユニット20を介して(あるいはベースユニット101内の弁ユニットを介して、かつドッキング要素を交差する適切な導管を介して)吸引される。このポンプの効果によってギヤポンプの入口側に真空が生成される。この真空によって、ミルク吸引管18および各自のダックビル弁42を通ってミルクが、かつ空気が吸引される。空気弁はまず1〜3秒間閉じられたままであり得る。したがって、ミルクの吸引の信頼性を高めるために、まずミルクがポンプ内に吸引される。したがって、空気弁を開くとすぐにギヤポンプ内にミルク泡沫が生じる。この泡沫はフィードスルー36(この狭さによって細孔の泡沫の形成が促進される)、出力導管およびドッキング要素25を通ってミルク泡沫出口28に到達し、そこで分配される。一般的に、飲料容器200がプラットフォーム103上に配置される。
ミルクを送出するのみであり泡立てない限りは、ギヤポンプの操作は空気を吸引せずに(弁ユニットを閉じて)行なわれる。
ギヤポンプを介してミルク容器3から一般的に冷たいミルクを吸い出すことは、温かい泡立てられたミルクまたは泡立てられていないミルクの調製についても行なわれる。このギヤポンプはミルクを混合ノズル内に送出する。同時にコーヒーマシンからの蒸気が蒸気接続を介してこのノズルに送られる。任意に、ギヤポンプへの空気の送りに対する補足案としてまたは代替案として、空気もこの混合ノズルに送られてもよい。ミルクは混合ノズル79内で蒸気と混合され、蒸気がミルクを加熱する。温かい泡立てられたまたは泡立てられていないミルクもミルク泡沫出口を通って送出される。
ギヤポンプに既に湿り気がある場合は、湿潤させるステップを省略してもよい。ギヤポンプに既に湿り気がある場合とは、たとえば、最後の開始から、またはスリープモードからの最後の立上げから、ミルク泡立器具がその間に取外されていない状態で、湿潤および/または使用が既に行なわれた場合であろう。ギヤポンプが乾燥しているか否か、またはギヤホイールに既に湿り気があるか否かを判断するために、たとえば、ギヤポンプの最後の使用/湿潤からの時間など、他の判断基準を用いてもよい。当該時間は、タイマによって、湿度測定によって、短い試運転(たとえばセンサの振動によってパターンを求め、当該パターンはポンプが漏れている場合はポンプが正確に運転する場合とは異なる)を伴う測定等によって測定される。
提示した実施形態例では、ベースユニットおよびミルク泡立器具を有する飲料調製マシン100が本発明に係るミルク泡立システムを形成する。あるいは、ベースユニットへの接続がなく、それ自体が制御部、電気接続、および給湯器または蒸気生成器を含むミルク泡立器具を提供することもでき、本発明に従って、特にギヤポンプのギヤホイールが乾燥している場合に操作前にギヤホイールを湿潤させるように構成される。
1 ミルク泡立器具
3 ミルク容器
5 ミルク泡立ユニット
6 カバー
7 ギヤポンプ
11 下側ベースハウジング部品
12 窓
13 電気モータ
14 上側ベースハウジング部品
15 (ミルク泡立ユニットカバー内の)アーチ形状部
16 ミルク泡立ユニットカバー
17 ギヤホイール
18 ミルク吸引管
19 シャフト
20 弁ユニット
21 封止部
22 接続形状部品
23 スペーサ
24 モータ封止要素
25 (ドッキング要素の)本体
26 ドッキング要素ハウジング
27 補足部品
28 ミルク泡沫出口
31 液体導管
32 湯および/または蒸気送り導管
34 空気送り導管
35 出力導管
36 フィードスルー
41 ダックビル弁
42 ダックビル弁
43 ダックビル弁
51 湯および/または蒸気送り導管用のチャネル
52 空気送り導管用のチャネル
53 出力導管用のチャネル
79 混合ノズル
90 混合ノズル内への蒸気送り導管
100 飲料調製マシン
101 コーヒーマシン
103 配置プラットフォーム
105 コーヒー出口
106 前部
107 ミルク泡立プラットフォーム
108 出口フード
110 接続場所
110´ 代替のインターフェイス
121 電子ユニット
195 起動部
195´ 代替の起動部
200 飲料容器

Claims (8)

  1. ミルク泡立システムであって、前記ミルク泡立システムは、ミルク泡立器具(1)を備え、前記ミルク泡立器具は、ギヤポンプ(7)とミルク容器(3)とを備え、前記ミルク容器(3)は前記ギヤポンプ(7)よりもさらに底部に配置され、前記ギヤポンプは入口側で少なくともミルク送り導管(18)に接続され、前記ミルク送り導管はミルクで充填される前記ミルク容器(3)に接続可能であり、前記ギヤポンプは、前記ミルク容器からミルクを吸い出すように構成されており、前記ミルク泡立器具はさらに、水および/または蒸気を前記ギヤポンプに送るための送り導管(32;90)を備え、
    前記ミルク泡立システムはベースユニット(101)をさらに備え、前記ベースユニットはコーヒーマシンであり、水ポンプおよび給湯手段を有し、
    前記ミルク泡立システムは、ユーザによるミルクの送出の起動への応答として、予め規定された条件下でのみ、かつ前記ギヤポンプによるミルクの送出の前に、前記ギヤポンプ(7)を湿潤させるために水および/または蒸気を前記送り導管(32;90)を介してこのギヤポンプに送出するように構成され
    前記ミルク泡立システムは、前記ベースユニットによって、前記ギヤポンプの湿潤のための前記水および/または前記蒸気をインターフェイスを介して前記送り導管(32;90)内に送出し、前記予め規定された条件は、
    ・前記ミルク泡立システムが前記ギヤポンプの最後の操作の後にオンに切替えられた場合、
    ・前記ミルク泡立システムがスタンバイモードもしくはスリープモードから立上げられた場合、
    ・前記ギヤポンプを有するミルク泡立器具が前記ベースユニットから取外された場合、および
    ・ギヤポンプの最後の操作から予め規定された時間よりも長い時間が経過した場合、の少なくとも1つの条件を含むことを特徴とする、ミルク泡立システム。
  2. 制御ユニットを備え、前記制御ユニットは、前記システムが前記ギヤポンプの最後の操作の後にオンに切替えられた場合、スタンバイモードもしくはスリープモードから立上げられた場合、または前記ギヤポンプを備えるミルク泡立器具(1)がベースユニット(101)から取外された場合、前記ギヤポンプによるミルクの送出の前に水および/または蒸気を前記ギヤポンプに送出するようにプログラムされる、請求項1に記載のミルク泡立システム。
  3. 前記ギヤポンプ(7)のギヤホイール(17)は、フッ素含有ポリマーでコーティングされるか、またはフッ素含有ポリマーで構成される、請求項1または請求項2に記載のミルク泡立システム。
  4. 前記ギヤポンプの入口側に空気を送るための空気送り手段を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のミルク泡立システム。
  5. 前記ベースユニット(101)は、ポーションパッケージング内に存在するコーヒー粉から、かつ湯からコーヒーを調製するためのコーヒーマシンとして設計される、請求項に記載のミルク泡立システム。
  6. 混合ノズルを備え、前記混合ノズルは出口側で前記ギヤポンプ上に接続され、前記ギヤポンプによって送出されるミルク、蒸気、および空気が前記混合ノズルに送られることができる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のミルク泡立システム。
  7. ミルク泡立システムを操作するための方法であって、前記ミルク泡立システムはギヤポンプ(7)を有し、前記ギヤポンプは入口側で少なくともミルク送り導管(18)に接続され、前記ミルク送り導管の部分についてはミルクで充填されるミルク容器(3)に接続可能であり、前記ミルク容器(3)は前記ギヤポンプ(7)よりもさらに底部に配置され、前記ミルク泡立システムはさらに、水および/または蒸気を前記ギヤポンプに送るための送り導管(32;90)を備え、当該方法に従って、ユーザによる起動の後、前記ギヤポンプは前記ミルク容器からミルクを吸い出し、ミルクをそこからさらに送出し、
    予め規定された条件下のみで、前記起動の後および前記ミルクの送出の前に、かつユーザによるミルクの送出の起動への応答として、前記ギヤポンプ(7)を湿潤させるために水および/または蒸気がベースユニットからをインターフェイスを介して前記送り導管(32;90)内に送出され、前記送り導管(32;90)を介してこのギヤポンプに導かれ、前記ベースユニットはコーヒーマシンであり、水ポンプおよび給湯手段を有し、前記予め規定された条件は、
    ・前記ミルク泡立システムが前記ギヤポンプの最後の操作の後にオンに切替えられた場合、
    ・前記ミルク泡立システムがスタンバイモードもしくはスリープモードから立上げられた場合、
    ・前記ギヤポンプを有するミルク泡立器具が前記ベースユニットから取外された場合、および
    ・ギヤポンプの最後の操作から予め規定された時間よりも長い時間が経過した場合、の少なくとも1つの条件を含むことを特徴とする、方法。
  8. 前記予め規定された条件下で送出される前記水および/または蒸気の液体体積は1mlから10mlである、請求項に記載の方法。
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