JP6922065B1 - Rotation speed detection system and rotation speed detection device for rotating equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に回転機器の実回転数を求めることができるようにする。【解決手段】回転機器の回転数検出システムは、設備に設置された回転機器において、回転機器が回転しているときの振動を検出する振動検出装置と、振動検出装置が検出した振動を解析したときの複数のピーク周波数を抽出するピーク抽出部と、ピーク抽出部が検出した複数のピーク周波数のそれぞれに対して、ピーク周波数を評価する評価指標を演算する評価演算部と、評価演算部で演算された複数の評価指標に基づいて、回転機器の実回転数を演算する回転演算部と、を備えている。【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To easily obtain an actual rotation speed of a rotating device. A rotation speed detection system for a rotating device analyzes a vibration detecting device that detects vibration when the rotating device is rotating and a vibration detected by the vibration detecting device in the rotating device installed in the facility. A peak extraction unit that extracts a plurality of peak frequencies at the time, an evaluation calculation unit that calculates an evaluation index for evaluating the peak frequency for each of the plurality of peak frequencies detected by the peak extraction unit, and an evaluation calculation unit that calculates the evaluation index. It is provided with a rotation calculation unit that calculates the actual rotation speed of the rotating device based on the plurality of evaluation indexes. [Selection diagram] Fig. 1
Description
本発明は、回転機器の回転数検出システム及び回転数検出装置に関する。 The present invention relates to a rotation speed detection system and a rotation speed detection device for rotating equipment.
水処理設備には攪拌機、ポンプおよび脱水機等の多くの回転機器が使用されている。上水設備、下水処理設備および工場等における排水処理設備において、回転機器の実回転数を正確に把握することは重要である。
特許文献1は、被試験装置に設置されたセンサで測定した物理量によって転がり軸受の状態監視を行なう状態監視方法であって、センサによって測定した測定波形のデータに対して高速フーリエ変換を少なくとも1回実行して、変換後波形を生成するステップと、 変換後波形の少なくとも3か所のピークを中心とした、少なくとも3つの特徴量算出範囲における変換後波形の部分波形から第1特徴量を算出するステップと、第1特徴量を用いて、転がり軸受の異常を検出するステップとを備えている。
Many rotating equipment such as stirrers, pumps and dehydrators are used in water treatment equipment. In water supply equipment, sewage treatment equipment, wastewater treatment equipment in factories, etc., it is important to accurately grasp the actual rotation speed of rotating equipment.
特許文献1では、測定波形のデータのピークのうち、3つの特徴量を見ることによって転がり軸受の異常を検出することができるものの、回転機器の実回転数を把握することができないのが実情である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、簡単に回転機器の実回転数を求めることができる回転機器の回転数検出システム及び回転数検出装置を提供することを目的とする。
In
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a rotation speed detection system and a rotation speed detection device for a rotating device, which can easily obtain the actual rotation speed of the rotating device.
回転機器の回転数検出システムは、設備に設置された回転機器において、前記回転機器が回転しているときの振動を検出する振動検出装置と、前記振動検出装置が検出した振動を解析したときの複数のピーク周波数を抽出するピーク抽出部と、前記ピーク抽出部が検出した前記複数のピーク周波数のそれぞれに対して、前記ピーク周波数を評価する評価指標を演算する評価演算部と、前記評価演算部で演算された複数の評価指標に基づいて、前記回転機器の実回転数を演算する回転演算部と、を備え、前記評価演算部は、前記複数のピーク周波数のそれぞれに対して、前記ピーク周波数よりも小さい複数の下側周波数と、前記ピーク周波数よりも大きい複数の上側周波数とを抽出し、前記複数の下側周波数及び前記複数の上側周波数に基づいて、前記ピーク周波数の急峻度及び前記ピーク周波数の対称度合を示す前記評価指標を演算する。 The rotation frequency detection system of the rotating device is a vibration detecting device that detects the vibration when the rotating device is rotating in the rotating device installed in the equipment, and analyzes the vibration detected by the vibration detecting device. A peak extraction unit that extracts a plurality of peak frequencies, an evaluation calculation unit that calculates an evaluation index for evaluating the peak frequency for each of the plurality of peak frequencies detected by the peak extraction unit, and the evaluation calculation unit. The evaluation calculation unit includes a rotation calculation unit that calculates the actual rotation speed of the rotation device based on the plurality of evaluation indexes calculated in the above, and the evaluation calculation unit has the peak frequency for each of the plurality of peak frequencies. A plurality of lower frequencies smaller than the peak frequency and a plurality of upper frequencies larger than the peak frequency are extracted, and the steepness of the peak frequency and the peak are based on the plurality of lower frequencies and the plurality of upper frequencies. It calculates the evaluation index indicating the symmetry degree of frequency.
前記回転演算部は、前記回転機器の設計回転数と、前記評価指標とに基づいて、前記回転機器の実回転数を演算する。
前記回転演算部は、前記複数の評価指標のうち、最も評価指標が大きい評価指標を抽出し、前記抽出した評価指標に対応する前記ピーク周波数と、前記設計回転数に対応する設計周波数とに基づいて前記回転機器の実回転数を演算する。
The rotation calculation unit calculates the actual rotation speed of the rotating device based on the design rotation speed of the rotating device and the evaluation index.
The rotation calculation unit extracts the evaluation index having the largest evaluation index from the plurality of evaluation indexes, and is based on the peak frequency corresponding to the extracted evaluation index and the design frequency corresponding to the design rotation speed. The actual rotation speed of the rotating device is calculated.
回転機器の回転数検出装置は、前記回転機器の回転数検出システムを備えている。 Speed detecting device of the rotating device is that have a speed detecting system of the rotating device.
本発明によれば、簡単に回転機器の実回転数を求めることができる。 According to the present invention, the actual rotation speed of the rotating device can be easily obtained.
図1は、回転機器の回転数検出システム1及び回転検出システムを備えた回転数検出装置を示す図である。
図1に示す回転機器の回転数検出システム1及び回転検出システムを備えた回転数検出装置は、モータ、モータに連結されたポンプ、減速機などの回転機器の回転数を検出する。回転機器の回転数検出システム1は、例えば、図2に示す水処理設備2等に設けられたシステムである。なお、回転機器の回転数検出システム1は、水処理設備以外に設けられてもよく限定はされない。
FIG. 1 is a diagram showing a rotation
The rotation
まず、説明の便宜上、水処理設備2について説明する。
図2に示すように、水処理設備2は、水に関する処理をする設備であって、上水処理設備、下水処理設備などである。例えば、水処理設備2が下水処理設備である場合、図2に示すように、水処理設備2は、取水処理場11、第1沈殿処理場12、反応処理場13、第2沈殿処理場14、放流処理場15を備えている。
First, for convenience of explanation, the
As shown in FIG. 2, the
取水処理場11、第1沈殿処理場12、反応処理場13、第2沈殿処理場14、放流処理場15のそれぞれは、回転機器21〜26が設けられている。回転機器21〜26のそれぞれは、通信装置27に接続されていて、回転機器21〜26の様々な情報が通信装置27で受信することができる。通信装置27で受信した様々な情報は、コンピュータ31に送信可能である。
図1に示すように、回転機器の回転数検出システム1は、振動検出装置30と、コンピュータ31とを備えている。振動検出装置30は、水処理設備2などに設置された回転機器21〜26において、回転機器21〜26が回転しているときの振動を検出する装置である。振動検出装置30は、例えば、測定部分の加速度を検出する加速度検出センサ、測定部分の速度を検出する速度検出センサ、測定部分の変位量を検出する変位検出センサなどである。即ち、振動検出装置30は、測定部分の加速度、測定部分の速度、測定部分の変位量等によって、測定部分の振動を検出する装置である。
As shown in FIG. 1, the rotation
例えば、振動検出装置30は、回転機器21〜26のそれぞれの筐体(測定部位)に固定された装置、又は、持ち運びが可能で回転機器21〜26のそれぞれの筐体(測定部位)にセンサ部を当てることが可能な装置であって、回転機器21〜26について、測定部分の回転数に応じて振動加速度、振動速度、振動変位のいずれかを測定する。
コンピュータ31は、固定型コンピュータ(クラウドサーバ、オンプレミスサーバ)、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等の携帯型コンピュータである。コンピュータ31は、振動検出装置30が測定した測定情報を有線又は無線によって取得し、取得した情報を不揮発性メモリ等から構成された記憶装置32に記憶する。
For example, the
The
コンピュータ31は、解析部31Aと、ピーク抽出部31Bと、評価演算部31Cと、回転演算部31Dとを有している。解析部31A、ピーク抽出部31B、評価演算部31C及び回転演算部31Dは、コンピュータ31に設けられた電気電子回路、当該コンピュータ31に格納されたプログラム等から構成されている。
解析部31Aは、振動検出装置30が測定した測定情報(振動加速度、振動速度、振動変位)に対して、高速フーリエ変換(FFT)等を行うことにより、周波数解析を行う。例えば、解析部31Aの解析によって、図3に示すような、振動の周波数と、振動のピーク周波数Pn(n=1、2、3、4、5、6)とを含む解析結果(解析波形)W1を得ることができる。
The
The
ピーク抽出部31Bは、解析部31Aが振動を解析したときの複数のピーク周波数Pnを抽出する。例えば、ピーク抽出部31Bは、解析した回転機器の設計回転数SMを設計周波数に置き換えたとして、図3に示すような解析波形W1から、設計周波数の整数倍の周波数付近におけるピーク周波数Pnを抽出する。例えば、定格の設計回転数SMが3000rpm、即ち、設計周波数が50Hzであったとする。ピーク抽出部31Bは、設計周波数の整数倍(50Hz、100Hz、150Hz、200Hz、240Hz、290Hz・・・)の周辺周波数(設計回転数SM×n倍±10%)において、振幅(スペクトル強度)の最大値であるピーク周波数Pn(n=6:P1、P2、P3、P4、P5、P6)を抽出する。また、周辺周波数の±10%は、任意に設定することが可能である。
The
なお、図3では、説明の便宜上、ピーク抽出部31Bは、50Hz、95Hz、145Hz、200Hz、240Hz、290Hzをピーク周波数P1〜P6として抽出したものとして説明を進める。
評価演算部31Cは、ピーク抽出部31Bが検出した複数のピーク周波数Pn(P1〜P6)のそれぞれに対して、ピーク周波数Pn(P1〜P6)を評価する評価指標HTn(HT1〜HT6)を演算する。
In FIG. 3, for convenience of explanation, the
The
図4に示すように、評価演算部31Cは、複数のピーク周波数Pnのうち、所定のピーク周波数(あるピーク周波数)Pnに着目して、当該所定のピーク周波数Pnよりも小さい複数の下側周波数Pndi(n=1〜6、i=1〜5)と、所定のピーク周波数Pnよりも上側周波数Pnuk(n=1〜6、k=1〜5)とを、測定情報(実測値)から抽出し、抽出した複数の下側周波数Pndi及び複数の上側周波数Pnukとに基づいて、評価指標HTnを演算する。
As shown in FIG. 4, the
例えば、図5に示すように、ピーク周波数P1〜P6が6個ある場合、評価演算部31Cは、ピーク周波数P1を中心とする下側周波数P1d1〜P1d5、上側周波数P1u1〜P1u5、ピーク周波数P2を中心とする下側周波数P2d1〜P2d5、上側周波数P2u1〜P2u5、ピーク周波数P3を中心とする下側周波数P3d1〜P3d5、上側周波数P3u1〜P3u5、ピーク周波数P4を中心とする下側周波数P4d1〜P4d5、上側周波数P4u1〜P4u5、ピーク周波数P5を中心とする下側周波数P5d1〜P5d5、上側周波数P5u1〜P5u5、ピーク周波数P6を中心とする下側周波数P6d1〜P6d5、上側周波数P6u1〜P6u5に基づいて、評価指標HT1〜HT6を演算する。
For example, as shown in FIG. 5, when there are six peak frequencies P1 to P6, the
つまり、まず、図5に示すように、評価演算部31Cは、ピーク周波数P1〜P6のそれぞれに対して、下側周波数Pnd1〜Pnd5、上側周波数Pnu1〜Pnu5と用いて評価指標HT1〜HT6を求める。
そして、評価演算部31Cは、下側周波数Pnd1〜Pnd5によって下側の傾き「A」を求め、上側周波数Pnu1〜Pnu5によって上側の傾き「B」を求め、傾きA、Bを式(1)に代入することにより、6個のピーク周波数P1〜P6のそれぞれの評価指標HTnを求める。なお、傾きA、Bは、絶対値であるとする。
That is, first, as shown in FIG. 5, the
Then, the
評価指標HTn=[(A+B)÷2]÷(│A−B+1│) ・・・(1)
式(1)の[(A+B)÷2]は、ピーク周波数Pnの急峻度を評価する指標であり、式(1)の(│A−B+1│)は、ピーク周波数Pnの下側及び上側の対称性(対称の度合い)を評価する指標である。つまり、評価演算部31Cは、少なくとも複数の下側周波数Pndi及び複数の上側周波数Pnukを用いて、ピーク周波数Pnの急峻度及びピーク周波数Pnの対称度合を評価指標HTnとして演算する。
Evaluation index HTn = [(A + B) ÷ 2] ÷ (│AB + 1│) ・ ・ ・ (1)
[(A + B) ÷ 2] in the formula (1) is an index for evaluating the steepness of the peak frequency Pn, and (│AB + 1│) in the formula (1) is the lower and upper sides of the peak frequency Pn. It is an index for evaluating symmetry (degree of symmetry). That is, the
なお、上述した実施形態では、評価演算部31Cは、式(1)を用いてピーク周波数Pnの急峻度及びピーク周波数Pnの対称度合を、評価指標HTnとして求めているが、ピーク周波数Pnの急峻度及びピーク周波数Pnの対称度合のいずれかを、評価指標HTnとして求めてもよい。
また、上述した実施形態では、ピーク周波数Pnを中心として、下側に5個、上側に5個の下側周波数Pndi、上側周波数Pnukを抽出して、評価指標HTnを求めていたが、下側周波数Pndi及び上側周波数Pnukの個数は限定されない。なお、下側周波
数Pndi及び上側周波数Pnukの個数は同じであることが好ましい。
In the above-described embodiment, the
Further, in the above-described embodiment, the evaluation index HTn is obtained by extracting 5 lower frequencies Pndi and 5 upper frequencies Pnuk on the lower side and 5 on the upper side with the peak frequency Pn as the center. The number of frequency Pndi and upper frequency Pnuk is not limited. It is preferable that the number of the lower frequency Pndi and the number of the upper frequency Pnuk are the same.
また、評価演算部31Cは、複数のピーク周波数Pnのそれぞれに対して、ピーク周波数Pnよりも小さい複数の下側周波数Pndi、又は、ピーク周波数Pnよりも大きい複数の上側周波数Pnukを抽出し、抽出した複数の下側周波数Pndi、又は、複数の上側周波数Pnukに基づいて、評価指標HTnを演算すればよく、下側周波数Pndi及び上側周波数Pnukの両方を用いなくてもよい。
Further, the
次に、回転演算部31Dは、評価演算部31Cで演算された複数の評価指標HTnに基づいて、回転機器21〜26のそれぞれの実回転数を演算する。例えば、回転演算部31Dは、回転機器21〜26のそれぞれの設計回転数SMと、評価指標HTnとに基づいて、回転機器21〜26の実回転数を演算する。
回転演算部31Dは、複数の評価指標HT1〜HT6のうち、最も評価指標HTnが大きい評価指標HTnを抽出し、抽出した評価指標HTnに対応するピーク周波数Pnと、設計回転数SMに対応する設計周波数とに基づいて回転機器21〜26の実回転数を演算する。例えば、ピーク周波数P1〜P6の評価指標HT1〜HT6のうち、評価指標HT4が最も大きい場合、回転演算部31Dは、評価指標HT4に対応するピーク周波数P4(200Hz)を抽出し、抽出したピーク周波数P4(200Hz)をn数(整数倍:n=4)で割る(除算する)ことで、実周波数(50Hz)を求め、実周波数(50Hz)を実回転数(3000rpm)に換算することによって、実回転数(3000rpm)を求める。
Next, the
The
以上のように、回転機器21〜26のそれぞれの振動に基づいて、当該回転機器21〜26のそれぞれの実回転数を求めることができる。
図6は、回転機器の回転数検出システム1の動作をまとめた図である。
図6に示すように、振動検出装置30を用いて、測定対象の回転機器の振動を測定する(S1)。振動検出装置30で測定した測定情報(測定結果)を記憶装置32に記憶する(S2)。解析部31Aは、記憶装置32から測定情報を抽出して、高速フーリエ変換(FFT)等を行うことにより周波数解析を行う(S3)。ピーク抽出部31Bは、解析波形W1を参照し、設計周波数の整数倍の周波数の付近、例えば、設計周波数の整数倍の±10%前後の周波数領域において、複数のピーク周波数Pnを抽出する(S4)。複数のピーク周波数Pn毎に評価指標HTnを演算する(S5)。複数のピーク周波数Pnの全ての評価指標HTnの演算が終了すると、最も大きい評価指標HTnを抽出する(S6)。最も大きい評価指標HTnに対応するピーク周波数Pnを整数倍nで除算して、除算した値(周波数)を実回転数に変換することにより、回転機器の実回転数を求める(S7)。なお、回転機器の実回転数は、コンピュータ31等に表示することで、監視者等が実回転数を把握することができる。
As described above, the actual rotation speed of each of the
FIG. 6 is a diagram summarizing the operation of the rotation
As shown in FIG. 6, the
回転機器の回転数検出システム1は、設備に設置された回転機器21〜26において、回転機器21〜26が回転しているときの振動を検出する振動検出装置30と、振動検出装置30が検出した振動を解析したときの複数のピーク周波数Pnを抽出するピーク抽出部31Bと、ピーク抽出部31Bが検出した複数のピーク周波数Pnのそれぞれに対して、ピーク周波数Pnを評価する評価指標HTnを演算する評価演算部31Cと、評価演算部31Cで演算された複数の評価指標HTnに基づいて、回転機器21〜26の実回転数を演算する回転演算部31Dと、を備えている。これによれば、回転機器21〜26が回転しているときの振動を解析したときのピーク周波数Pnに基づいて、簡単に回転機器21〜26の実回転数を求めることができる。
In the rotation
回転演算部31Dは、回転機器21〜26の設計回転数SMと、評価指標HTnとに基づいて、回転機器21〜26の実回転数を演算する。これによれば、回転機器21〜26の設計回転数SMと、評価指標HTnとによって回転機器21〜26の実回転数を求めることができる。
回転演算部31Dは、複数の評価指標HTnのうち、最も評価指標HTnが大きい評価指標HTnを抽出し、抽出した評価指標HTnに対応するピーク周波数Pnと、設計回転数SMに対応する設計周波数とに基づいて回転機器21〜26の実回転数を演算する。こ
れによれば、特に、回転機器21〜26が定格で回転しているときなど、安定して回転しているときの実回転数を簡単に求めることができる。
The
The
評価演算部31Cは、複数のピーク周波数Pnのそれぞれに対して、ピーク周波数Pnよりも小さい複数の下側周波数と、ピーク周波数Pnよりも大きい複数の上側周波数とを抽出し、抽出した複数の下側周波数及び複数の上側周波数とに基づいて、評価指標HTnを演算する。これによれば、回転機器21〜26が回転時における振動において、比較的実回転数を反映したピーク周波数Pnを導くことができ、導かれたピーク周波数Pnによって簡単に実回転数を把握することができる。
The
評価演算部31Cは、複数のピーク周波数Pnのそれぞれに対して、ピーク周波数Pnよりも小さい複数の下側周波数、又は、ピーク周波数Pnよりも大きい複数の上側周波数を抽出し、抽出した複数の下側周波数、又は、複数の上側周波数に基づいて、評価指標HTnを演算する。これによれば、回転機器21〜26が回転時における振動において、比較的実回転数を反映したピーク周波数Pnを導くことができ、導かれたピーク周波数Pnによって簡単に実回転数を把握することができる。
The
評価演算部31Cは、少なくとも複数の下側周波数及び複数の上側周波数のいずれかを用いて、ピーク周波数Pnの急峻度を評価指標HTn、又は、ピーク周波数Pnの対称度合を評価指標HTnとして演算する。これによれば、回転機器21〜26が回転時における振動において、比較的実回転数を反映したピーク周波数Pnを導くことができ、導かれたピーク周波数Pnによって簡単に実回転数を把握することができる。
The
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。 It should be considered that the embodiments disclosed this time are exemplary in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is shown not by the above description but by the scope of claims, and is intended to include all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of claims.
1 :回転数検出システム
2 :水処理設備
11 :取水処理場
12 :第1沈殿処理場
13 :反応処理場
14 :第2沈殿処理場
15 :放流処理場
21〜26:回転機器
27 :通信装置
30 :振動検出装置
31 :コンピュータ
31A :解析部
31B :ピーク抽出部
31C :評価演算部
31D :回転演算部
32 :記憶装置
A :傾き
B :傾き
HT1〜HT6:評価指標
HTn :評価指標
Pn :ピーク周波数
Pndi :下側周波数
Pnuk :上側周波数
SM :設計回転数
1: Rotation speed detection system 2: Water treatment facility 11: Intake treatment plant 12: First sedimentation treatment plant 13: Reaction treatment plant 14: Second sedimentation treatment plant 15: Discharge treatment plant 21-26: Rotating equipment 27: Communication device 30: Vibration detection device 31:
Claims (4)
前記振動検出装置が検出した振動を解析したときの複数のピーク周波数を抽出するピーク抽出部と、
前記ピーク抽出部が検出した前記複数のピーク周波数のそれぞれに対して、前記ピーク周波数を評価する評価指標を演算する評価演算部と、
前記評価演算部で演算された複数の評価指標に基づいて、前記回転機器の実回転数を演算する回転演算部と、を備え、
前記評価演算部は、前記複数のピーク周波数のそれぞれに対して、前記ピーク周波数よりも小さい複数の下側周波数と、前記ピーク周波数よりも大きい複数の上側周波数とを抽出し、前記複数の下側周波数及び前記複数の上側周波数に基づいて、前記ピーク周波数の急峻度及び前記ピーク周波数の対称度合を示す前記評価指標を演算する回転機器の回転数検出システム。 In the rotating equipment installed in the equipment, a vibration detection device that detects the vibration when the rotating equipment is rotating, and
A peak extraction unit that extracts a plurality of peak frequencies when the vibration detected by the vibration detection device is analyzed, and a peak extraction unit.
An evaluation calculation unit that calculates an evaluation index for evaluating the peak frequency for each of the plurality of peak frequencies detected by the peak extraction unit.
A rotation calculation unit that calculates the actual rotation speed of the rotating device based on a plurality of evaluation indexes calculated by the evaluation calculation unit is provided .
The evaluation calculation unit extracts a plurality of lower frequencies smaller than the peak frequency and a plurality of upper frequencies larger than the peak frequency for each of the plurality of peak frequencies, and extracts the plurality of lower frequencies. based on the frequency and the plurality of upper frequency, rotational speed detection system of the rotating device calculate the evaluation index indicating the steepness and symmetry degree of the peak frequency of the peak frequency.
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