JP6921539B2 - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年、コンビニエンスストア等では、プリントサービスを提供するためにMFP等の画像形成装置を設置することが一般的となっている。このような運用形態では、MFPにコインベンダーのような課金管理装置が接続され、MFPは顧客がコインベンダーに投入した料金に相当する印刷を行う。一方、プリントサービスを提供する点では同じであるが図書館等では、顧客が利用するMFPを職員も利用する場合がある。このような運用形態に対応して、MFPには、職員がコインベンダーに料金を投入することなく、MFPの操作部を操作して職員のユーザIDやパスワードを入力するだけで、印刷を実行可能とする機能も搭載されている。
ところで、MFPでは、用紙切れやトナー不足等のエラーが発生した場合、メンテナンス作業が必要となるが、この場合、MFPでは、メンテナンスに関する通知が行われ(例えば、特許文献1参照)、メンテナンス作業が完了するまで全ての利用が停止される。
特開2015−123587号公報
しかしながら、従来のMFPでは、メンテナンス作業が完了するまで全ての利用が停止されるので、ユーザの利便性が損なわれてしまう場合がある。例えば、MFPでは、コインベンダーの故障やコインベンダーとの接続不良等に起因するコインベンダーへアクセス不能状態に陥った場合にも、アクセス不能状態が解消されるまで全ての利用が停止されてしまう。この場合、コインベンダーを使用する顧客だけでなく、コインベンダーを使用しない職員までもがMFPを利用できなくなり、ユーザの利便性が損なわれてしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、課金装置へアクセスできない状態であることに起因してユーザの利便性が損なわれるのを防止することができる仕組みを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、ユーザ認証に用いられる認証情報を受け付ける受付手段と、接続された課金装置と通信を行う通信手段とを備える画像形成装置であって、前記課金装置に料金を投入する第1のユーザによる前記画像形成装置の利用、又は前記ユーザ認証成功した第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を許可する利用許可手段と、前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを判定する判定手段と、前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するか、前記認証情報によって前記画像形成装置を利用するかをユーザに選択させる選択手段とを備え、前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するよう前記選択手段によって選択されたことに従って前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを前記判定手段によって判定し、前記課金装置へアクセスできない状態であると前記判定手段によって判定された場合、前記第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を制限せずに前記第1のユーザによる前記画像形成装置の用を制限し、エラーを通知することを特徴とする。
本発明によれば、課金装置へアクセスできない状態であることに起因してユーザの利便性が損なわれるのを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFPの構成を概略的に示す構成図である。 図1の操作部及び表示部の一例を示す図である。 図1の表示部に表示される利用者選択画面の一例を示す図である。 図1のMFPのソフトウェアモジュールの構成を概略的に示すブロック図である。 従来MFPによって実行されるジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。 図5のステップS504の課金ジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。 図6のステップS611の処理において表示部に表示される残金不足画面の一例を示す図である。 図1のMFPによって実行されるジョブ実行制御処理の手順を示すフローチャートである。 図1の表示部に表示される利用者選択画面の一例を示す図である。 図8のジョブ実行制御処理の変形例の手順を示すフローチャートである。 図1の表示部に表示されるエラー画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP101の構成を概略的に示す構成図である。
図1において、MFP101は、コントローラユニット105、プリンタユニット115、スキャナユニット116、操作部117(受付手段)、及び表示部118を備える。コントローラユニット105はプリンタユニット115、スキャナユニット116、操作部117、及び表示部118のそれぞれと接続されている。コントローラユニット105は、CPU106、ROM107、RAM108、HDD109、EEPROM110、表示部I/F111、操作部I/F112、デバイスI/F113、及びネットワークI/F114を備える。CPU106は、ROM107、RAM108、HDD109、EEPROM110、表示部I/F111、操作部I/F112、デバイスI/F113、及びネットワークI/F114のそれぞれと接続されている。
MFP101はLAN/WAN102を介して接続されたPC103から受け付けた印刷ジョブ等の各ジョブを管理し、利用を許可されてMFP101にログインしたユーザの実行指示に従ってジョブを実行する。例えば、MFP101は、操作部117の操作によって入力されたユーザIDやパスワード等のユーザ情報(認証情報)に基づいてユーザ認証を行い、該ユーザ認証を成功したユーザの利用を許可し(利用許可手段)、該ユーザの実行指示に基づいて印刷を行う。また、MFP101は該MFP101に接続された課金管理装置であるコインベンダー104に投入された料金に相当する印刷を行う。コインベンダー104はユーザによって料金が投入されると、投入金額を示す投入金額通知をMFP101に送信する。
コントローラユニット105はMFP101全体を統括的に制御する。CPU106は
ROM107やHDD109に格納されたプログラムを実行して後述する図4のソフトウェアモジュール401の各処理を行う。ROM107は読み取り専用メモリであり、システム起動に必要なブートプログラム等を格納する。RAM108は揮発メモリであり、CPU106のワークメモリとして用いられる。HDD109は磁気ディスク等の記憶媒体であり、制御プログラムや画像データ等を格納する。EEPROM110は不揮発メモリであり、制御プログラムを実行する際に必要となる設定値や、ユーザ管理に必要なID/パスワード等を格納する。表示部I/F111は表示制御を行うためのデータを表示部118へ出力する。操作部I/F112は操作部117からユーザの操作によって入力された入力情報を受信する。デバイスI/F113はプリンタユニット115、スキャナユニット116、及びコインベンダー104との通信制御を行う。ネットワークI/F114はPC103等とのデータ通信を制御する。プリンタユニット115はコントローラユニット105から受信した印刷の実行データに基づいて用紙に印刷を行い、スキャナユニット116は図示しない原稿台に配置された原稿を読み取り、読み取った情報に基づいて画像データを生成する。
操作部117及び表示部118は、図2に示すように、一体化されている。操作部117は、図2のスタートキー201、ストップキー203、テンキー204、及びユーザモードキー205等の複数の操作キーを備え、ユーザの操作によって入力された入力情報を受け付ける。スタートキー201はジョブの実行の開始を指示する。スタートキー201の中央部にはLED202が設けられ、LED202の発光色によってスタートキー201が使用可能であるか否かがユーザに通知される。ストップキー203は実行中のジョブの中止を指示する。テンキー204は数字や文字を入力するための操作キーである。ユーザモードキー205はMFP101の機器設定を行うための設定画面の表示を指示する。
表示部118は液晶パネルで構成され、表示部118の表面はタッチパネルシートで覆われている。表示部118はMFP101の設定画面や操作ボタン等を表示し、表示された操作ボタンをユーザが押下したことを検知すると、ユーザが押下した位置情報をコントローラユニット105に出力する。表示部118は、例えば、ログイン方法をユーザに選択させる図3の利用者選択画面301を表示する。利用者選択画面301はMFP101の起動時等に表示され、「認証して利用」ボタン302及び「料金を払って利用」ボタン303を備える。「認証して利用」ボタン302はユーザ認証を成功することを条件にログイン処理を行う操作ボタンである。「認証して利用」ボタン302が選択されると、表示部118にはユーザ情報を入力するための図示しないログイン画面が表示される。MFP101は、ログイン画面に入力されたユーザ情報に基づいてユーザ認証を行い、ユーザ認証を成功したユーザのログイン処理を行う。すなわち、「認証して利用」ボタン302を選択したユーザはコインベンダー104を使用せず、MFP101にログイン可能である。「料金を払って利用」ボタン303はコインベンダー104に料金を投入することを条件にログイン処理を行う操作ボタンである。
図4は、図1のMFP101のソフトウェアモジュール401の構成を概略的に示すブロック図である。
図4において、ソフトウェアモジュール401はUI制御モジュール402、記憶装置制御モジュール403、及びユーザ管理制御モジュール404を備える。また、ソフトウェアモジュール401はネットワーク制御モジュール405、ジョブ制御モジュール406、課金装置制御モジュール407、及びデバイス制御モジュール408を備える。ソフトウェアモジュール401の各処理は、CPU106がROM107やHDD109に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
UI制御モジュール402は表示部I/F111を制御して表示部118の表示制御を行う。また、UI制御モジュール402は操作部I/F112を制御してユーザによって入力された入力情報を操作部117から取得し、取得した入力情報に対応する処理の実行要求を記憶装置制御モジュール403、ユーザ管理制御モジュール404、及びジョブ制御モジュール406に通知する。例えば、UI制御モジュール402は、操作部117からユーザ認証を行うためのユーザ情報を取得すると、ユーザ管理制御モジュール404にユーザ認証の実行要求を通知する。ユーザ認証の実行要求には取得したユーザ情報が含まれる。
記憶装置制御モジュール403はHDD109及びEEPROM110等からデータを読み取る制御や、HDD109及びEEPROM110等にデータを書き込む制御を行う。ユーザ管理制御モジュール404はMFP101のログイン処理の実行を制御する。ユーザ管理制御モジュール404は、例えば、UI制御モジュール402からユーザ認証の実行要求が通知されると、ユーザ認証の実行要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証を行い、ユーザ認証が成功したユーザのログイン処理を行う。また、ユーザ管理制御モジュール404は課金装置制御モジュール407からログイン要求が通知されると、コインベンダー104に料金を投入したユーザのログイン処理を行う。
ネットワーク制御モジュール405はネットワークI/F114を制御し、LAN/WAN102を介して接続されたPC103等との通信制御を行う。ネットワーク制御モジュール405は、例えば、MFP101がPC103からジョブを受け付けた際にジョブを受け付けた旨をジョブ制御モジュール406に通知する。ジョブ制御モジュール406はジョブの実行を制御する。ジョブ制御モジュール406はUI制御モジュール402やネットワーク制御モジュール405から取得した通知に対応する処理の実行要求を課金装置制御モジュール407及びデバイス制御モジュール408に通知する。ジョブ制御モジュール406は、例えば、ネットワーク制御モジュール405等からプリントジョブの実行に関する通知を取得した際にデバイス制御モジュール408に印刷の実行要求を通知する。また、ジョブ制御モジュール406は、図3の「料金を払って利用」ボタン303が選択された際に、課金に必要な情報を課金装置制御モジュール407に通知する。
課金装置制御モジュール407はコインベンダー104との通信制御を行う。MFP101がコインベンダー104から投入金額通知を受信すると、課金装置制御モジュール407はユーザ管理制御モジュール404にログイン要求を通知する。また、課金装置制御モジュール407はジョブ制御モジュール406から受信した課金に必要な情報に基づいてジョブの実行に必要な金額を計算し、コインベンダー104に対し、実行したジョブの料金分だけ投入金額から減額する減額指示を行う。デバイス制御モジュール408はデバイスI/F113を制御してプリンタユニット115やスキャナユニット116に印刷やスキャンの実行要求を通知する。
次に、従来のMFPによる印刷について説明する。なお、従来MFPは、図1及び図2に示すMFP101の構成と同様の構成であることを前提とし、以下では、従来MFPの各構成要素をMFP101の各構成要素と同じ名称及び符号で示す。
図5は、従来MFPによって実行されるジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。
図5の処理は、従来MFPのCPU106がROM107やHDD109に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図5において、まず、CPU106は表示部118に利用者選択画面301を表示し(ステップS501)、「認証して利用」ボタン302が選択されたか否かを判別する(ステップS502)。
ステップS502の判別の結果、「認証して利用」ボタン302が選択されないとき、CPU106は「料金を払って利用」ボタン303が選択されたか否かを判別する(ステップS503)。
ステップS503の判別の結果、「料金を払って利用」ボタン303が選択されないとき、CPU106はステップS501の処理に戻る。一方、ステップS503の判別の結果、「料金を払って利用」ボタン303が選択されたとき、CPU106は後述する図6の課金ジョブ実行処理を実行し(ステップS504)、コインベンダー104に投入された料金に相当する印刷を行う。
ステップS502の判別の結果、「認証して利用」ボタン302が選択されたとき、CPU106は図示しないログイン画面を表示部118に表示し(ステップS505)、該ログイン画面に入力されたユーザ情報に基づいてユーザ認証を行う。CPU106はユーザ認証を成功したか否かを判別する(ステップS506)。
ステップS506の判別の結果、ユーザ認証を失敗したとき、CPU106はステップS505の処理に戻る。一方、ステップS506の判別の結果、ユーザ認証を成功したとき、CPU106はMFP101に設けられる印刷やスキャン等の各機能をユーザに選択させる図示しないメインメニューを表示部118に表示する。CPU106はメインメニューにおいてユーザがいずれかの機能を選択するまで待機する。メインメニューにおいてユーザがいずれかの機能を選択すると、CPU106は選択された機能が印刷機能であるか否かを判別する(ステップS507)。
ステップS507の判別の結果、選択された機能が印刷機能でないとき、CPU106は選択された機能に対応する処理を実行し(ステップS508)、本処理を終了する。一方、ステップS507の判別の結果、選択された機能が印刷機能であるとき、CPU106は、白黒印刷及びカラー印刷のいずれかを示すカラーモードや、用紙サイズ等の印刷に関する設定を行う図示しない印刷設定画面を表示部118に表示する(ステップS509)。次いで、CPU106はスタートキー201が選択されると(ステップS510でYES)、印刷ジョブを実行し、スキャナユニット116を制御し、設定された全ての原稿をスキャンする。その後、CPU106はプリンタユニット115を制御して、各原稿の印刷を行う(ステップS511)。CPU106は、設定された全ての原稿の印刷の実行を完了したか否かを判別する(ステップS512)。
ステップS512の判別の結果、いずれかの原稿の印刷の実行を完了しないとき、CPU106はステップS511の処理に戻る。一方、ステップS512の判別の結果、全ての原稿の印刷の実行を完了したとき、CPU106は本処理を終了する。
図6は、図5のステップS504の課金ジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、まず、CPU106はコインベンダー104に料金が投入されるまで待機する。コインベンダー104に料金が投入され、コインベンダー104から投入金額通知を受信すると(ステップS601でYES)、CPU106は、上記メインメニューを表示部118に表示する。その後、CPU106は、メインメニューにおいてユーザがいずれかの機能を選択するまで待機し、ユーザがいずれかの機能を選択すると、選択された機能が印刷機能であるか否かを判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、選択された機能が印刷機能でないとき、CPU106は選択された機能に対応する処理を実行し(ステップS603)、本処理を終了する。一方、ステップS601の判別の結果、選択された機能が印刷機能であるとき、CPU106は上記印刷設定画面を表示部118に表示する(ステップS604)。次いで、CPU106はスタートキー201が選択されると(ステップS605でYES)、印刷ジョブを実行し、スキャナユニット116を制御し、設定された全ての原稿のスキャンを行う(ステップS606)。次いで、CPU106は受信した投入金額通知が示す投入金額で、設定された原稿の印刷を実行可能であるか否かを判別する(ステップS607)。具体的に、CPU106は印刷設定画面で設定された用紙サイズやカラーモードの設定情報、及びステップS606でスキャンした原稿の枚数等に基づいて印刷内容を把握し、該印刷内容の印刷に必要な料金を算出する。CPU106は、算出した料金及び投入金額を比較し、算出した料金が投入金額を超えているか否かを確認する。ステップS607では、算出した料金が投入金額を超えていないとき、CPU106は設定された原稿の印刷を実行可能であると判別する。一方、算出した料金が投入金額を超えているとき、CPU106は設定された原稿の印刷を実行不可能であると判別する。
ステップS607の判別の結果、設定された原稿の印刷を実行可能であるとき、CPU106はプリンタユニット115を制御して、スキャンした各原稿の印刷を行う(ステップS608)。次いで、CPU106はコインベンダー104に対し、実行した印刷の料金分だけ投入金額から減額する減額指示を行い(ステップS609)、設定された全ての原稿の印刷の実行を完了したか否かを判別する(ステップS610)。
ステップS610の判別の結果、いずれかの原稿の印刷の実行を完了しないとき、CPU106はステップS608の処理に戻る。一方、ステップS610の判別の結果、全ての原稿の印刷の実行を完了したとき、CPU106は本処理を終了する。
ステップS607の判別の結果、設定された原稿の印刷を実行不可能であるとき、CPU106は、追加料金の投入を促す図7の残金不足画面701を表示部118に表示する(ステップS611)。残金不足画面701は、メッセージ702、プリント開始ボタン703、及びキャンセルボタン704を備える。メッセージ702は追加料金の投入を促すメッセージや、不足金額を示すメッセージを含む。プリント開始ボタン703は印刷の開始を指示し、キャンセルボタン704は印刷の中止を指示する。次いで、CPU106は、コインベンダー104に追加料金が投入され、且つユーザによってプリント開始ボタン703が選択されたか否かを判別する(ステップS612)。
ステップS612の判別の結果、コインベンダー104に追加料金が投入され、且つユーザによってプリント開始ボタン703が選択されたとき、CPU106はステップS607の処理に戻る。一方、ステップS612の判別の結果、コインベンダー104に追加料金が投入されない、又はユーザによってプリント開始ボタン703が選択されないとき、CPU106はキャンセルボタン704が選択されたか否かを判別する(ステップS613)。
ステップS613の判別の結果、キャンセルボタン704が選択されないとき、CPU106はステップS612の処理に戻る。一方、ステップS613の判別の結果、キャンセルボタン704が選択されたとき、CPU106は印刷ジョブの実行を中止し(ステップS614)、本処理を終了する。
ここで、従来MFPでは、接続されたコインベンダー104の故障やコインベンダー104との接続不良等といったコインベンダー104へアクセス不能状態に陥った場合、該アクセス不能状態が解消されるまで従来MFPの全ての利用が停止される。この場合、コインベンダー104を使用するユーザだけでなく、コインベンダー104を使用しないユーザまでもがMFPを利用できなくなり、ユーザの利便性が損なわれてしまうという問題が生じる。
これに対応して、本実施の形態では、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、コインベンダー104を使用するユーザによる利用のみを制限する。
図8は、図1のMFP101によって実行されるジョブ実行制御処理の手順を示すフローチャートである。
図8の処理は、CPU106がROM107やHDD109に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図8において、まず、CPU106はMFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態であるか否かを判別する(ステップS801)。
ステップS801の判別の結果、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態でないとき、CPU106は、上述した図5のジョブ実行処理を行う(ステップS802)。一方、ステップS801の判別の結果、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態であるとき、CPU106は、図9の利用者選択画面901を表示部118に表示する(ステップS803)。利用者選択画面901では、「認証して利用」ボタン302が選択できる状態で表示され、「料金を払って利用」ボタン303が選択できない状態で表示される。また、「料金を払って利用」ボタン303に関する処理を受け付けできない旨のメッセージも通知される。すなわち、本実施の形態では、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、「料金を払って利用」ボタン303の選択が回避され、コインベンダー104を使用するユーザによる利用のみが制限される。次いで、CPU106は、「認証して利用」ボタン302が選択されると(ステップS804でYES)、上述した図5のステップS505以降の処理を行う。
上述した図8の処理によれば、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、コインベンダー104を使用するユーザによる利用のみが制限される。これにより、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合に、コインベンダー104を使用しないユーザが利用を制限されるといった事態を回避することができる。その結果、コインベンダー104へアクセス不能状態に陥ることに起因してユーザの利便性が損なわれるのを防止することができる。
また、上述した図8の処理では、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、利用者選択画面901において、ユーザによる「料金を払って利用」ボタン303の選択が回避される。また、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、利用者選択画面901において、「認証して利用」ボタン302が選択できる状態で表示され、「料金を払って利用」ボタン303が選択できない状態で表示される。これにより、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、コインベンダー104を使用するユーザによる「料金を払って利用」ボタン303の選択のみを回避することができ、もって、コインベンダー104を使用するユーザによる利用のみを確実に制限することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、「認証して利用」ボタン302及び「料金を払って利用」ボタン303のうち「認証して利用」ボタン302のみを表示しても良い。これにより、MFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態である場合、コインベンダー104を使用するユーザによる利用のみをより確実に制限することができる。
また、上述した本実施の形態では、「料金を払って利用」ボタン303が選択されたことに従ってMFP101がコインベンダー104へアクセス不能状態であるか否かを判別しても良い。
図10は、図8のジョブ実行制御処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図10の処理は、CPU106がROM107やHDD109に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図10において、まず、CPU106は利用者選択画面301を表示部に118に表示し(ステップS1001)、ユーザによって「認証して利用」ボタン302が選択されたか否かを判別する(ステップS1002)。
ステップS1002の判別の結果、「認証して利用」ボタン302が選択されたとき、CPU106は上述した図5のステップS505以降の処理を行う。一方、ステップS1002の判別の結果、「認証して利用」ボタン302が選択されないとき、CPU106はユーザによって「料金を払って利用」ボタン303が選択されたか否かを判別する(ステップS1003)。
ステップS1003の判別の結果、「料金を払って利用」ボタン303が選択されないとき、CPU106はステップS1001の処理に戻る。一方、ステップS1003の判別の結果、「料金を払って利用」ボタン303が選択されたとき、CPU106はコインベンダー104へアクセス不能状態であるか否かを判別する(ステップS1004)。
ステップS1004の判別の結果、コインベンダー104へアクセス不能状態でないとき、CPU106は上述した図6の課金ジョブ実行処理を行う(ステップS1005)。一方、ステップS1004の判別の結果、コインベンダー104へアクセス不能状態であるとき、CPU106はコインベンダー104が利用できない旨を通知する図11のエラー画面1100を表示部118に表示し(ステップS1006)、本処理を終了する。
上述した図10の処理では、「料金を払って利用」ボタン303が選択されたことに従ってコインベンダー104へアクセス不能状態であるか否かが判別され、コインベンダー104へアクセス不能状態であった場合、表示部118にエラーが通知される。すなわち、コインベンダー104へアクセス不能状態である場合であって且つ「料金を払って利用」ボタン303が選択された場合のみをMFP101の利用を制限することができ、もって、MFP101の利用が必要以上に制限されるのを防止することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
104 コインベンダー
105 コントローラユニット
106 CPU
113 デバイスI/F
901 利用者選択画面

Claims (7)

  1. ユーザ認証に用いられる認証情報を受け付ける受付手段と、
    接続された課金装置と通信を行う通信手段とを備える画像形成装置であって、
    前記課金装置に料金を投入する第1のユーザによる前記画像形成装置の利用、又は前記ユーザ認証成功した第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を許可する利用許可手段と、
    前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを判定する判定手段と
    前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するか、前記認証情報によって前記画像形成装置を利用するかをユーザに選択させる選択手段とを備え、
    前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するよう前記選択手段によって選択されたことに従って前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを前記判定手段によって判定し、
    前記課金装置へアクセスできない状態であると前記判定手段によって判定された場合、前記第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を制限せずに前記第1のユーザによる前記画像形成装置の用を制限し、エラーを通知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用することを選択するよう選択するための第1のオブジェクトと、前記認証情報によって前記画像形成装置を利用するよう選択するための第2のオブジェクトを表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 示手段を更に備え、
    前記表示手段に前記エラーを表示させることによって前記エラーを通知することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記表示手段に、前記課金装置が利用できない旨のエラーを表示させることによって前記エラーを通知することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のユーザのログイン処理を行う第1のログイン手段と、
    前記第2のユーザのログイン処理を行う第2のログイン手段とを更に備え、
    前記選択手段は、前記第1のログイン手段及び前記第2のログイン手段のいずれかをユーザに選択させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. ユーザ認証に用いられる認証情報を受け付ける受付ステップと、
    接続された課金装置と通信を行う通信手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記課金装置に料金を投入する第1のユーザによる前記画像形成装置の利用、又は前記ユーザ認証成功した第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を許可する利用許可ステップと、
    前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを判定する判定ステップと
    前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するか、前記認証情報によって前記画像形成装置を利用するかをユーザに選択させる選択ステップとを有し、
    前記課金装置に料金を投入して前記画像形成装置を利用するよう前記選択ステップにて選択されたことに従って前記課金装置へアクセスできない状態であるか否かを前記判定ステップにて判定し、
    前記課金装置へアクセスできない状態であると前記判定ステップにて判定された場合、前記第2のユーザによる前記画像形成装置の利用を制限せずに前記第1のユーザによる前記画像形成装置の用を制限し、エラーを通知することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載された画像形成装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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