JP6921488B2 - 信号伝送装置、信号伝送システム及び機器 - Google Patents

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Description

本発明は、バス通信において信号を無線で伝送する信号伝送装置、信号伝送システム及び機器に関する。
自動車の高機能や高性能化を実現するために、ECU(Electronic control unit)と呼ばれる電子制御装置が多数配置されるようになっている。これらのECUを個別に接続して通信していたのでは、膨大な量の配線が必要となり、重量やコストが増大する。そこで、配線を削減し、大容量データを高速に通信する要求に応えるため、CAN(Control area network)が開発されている。
近年では、故障検出機能などCANの持つ高い信頼性が認められ、エレベータや鉄道、航空機、船舶、医療機器など、多岐に亘ってCANが適用されている。また、工場等に設置される製造装置や検査装置において、内部の分散制御を、CANを使用して実現している例もある。
一方、工場等の生産ラインにおいて産業ロボットで組み立て作業等を行っている。ロボットは、多関節のロボットアームとロボットアームの先端に設けられたエンドエフェクタとを有している。ロボットアームの関節を駆動する駆動装置を制御する駆動制御装置が各関節に設けられており、各駆動制御装置とロボット制御装置との通信に、CANを採用することが考えられている。
ロボットアームにバス配線を配線するに当たり、ロボットアームの関節、特に回転関節では、回転関節におけるバス配線の断線を防止するため、高価な専用配線を使用したり、特別な這い回しをしたりする必要があった。
また、バス配線を這わせた回転関節は、無制限に回転させることができず、ロボットアームの動作にバス配線を這わせたことによる制約が発生し、ロボットアームの動作の自由度が低下していた。
これに対し、スリップリングを使用して無限回転を実現することも可能ではあるが、メカ機構の接点を使用しているため、ロボットが重量化、大型化するという問題があった。また、ブラシ等の摩耗による接点不良を回避するため、頻繁にメンテナンスをする必要があった。
ところで、CANバスの非接触化を実現するため、信号伝送装置で信号を無線伝送する構成が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、信号伝送装置としてリモートカプラ装置を一対備え、一対のバス配線どうしを一対のリモートカプラ装置で無線接続するよう構成されている。リモートカプラ装置は、入出力信号制御装置、変調部、共振部及び復調部を有して構成されている。
特許第4589462号公報
特許文献1に記載のリモートカプラ装置では、自機の変調部に接続された共振部から送信された無線信号を、他機の復調部に接続された共振部にて受信されるように構成されている。ところが、配置の制約上、自機の変調部に接続された共振部と自機の復調部に接続された共振部とを隔離することができない状況もある。例えばロボットアームにおいては、関節の狭い空間に各リモートカプラ装置を配置しなければならないこととなり、自機の共振部同士を隔離することが困難な状況もある。このような状況下では、自機の変調部に接続された共振部から送信された無線信号は、自機の復調部に接続された共振部においても受信されるため、誤動作するおそれがあった。このような問題は、特許文献1に記載の電波による無線通信だけに発生するものではなく、光(例えば赤外線)による無線通信、電界や磁界による無線通信等、送信部と受信部とで行うあらゆる無線通信において発生し得る。
本発明は、バス通信において、自機の送信部から送信された無線信号が自機の受信部にて受信されても、誤動作するのを回避できる構成を実現することを目的とする。
本発明の信号伝送装置は、一対の信号線を含むバスワイヤに接続された処理部と、前記処理部に接続された制御部と、前記制御部に接続された送信部および受信部と、を備える信号伝送装置であって、前記処理部と前記制御部とは、信号が存在することを表す第1の論理信号または信号が存在しないことを表す第2の論理信号を互いに入出力し、前記受信部は、受信した無線信号に応じて、受信フラグまたは非受信フラグのいずれかをす信号を前記制御部に出力し、前記制御部は、前記受信部から前記非受信フラグを示す信号が入力されている状態で、前記処理部からの入力が前記第2の論理信号から前記第1の論理信号に遷移すると、前記処理部からの入力が前記第2の論理信号に遷移するまで前記送信部を送信状態に維持すると共に、前記処理部へ前記第2の論理信号を出力し、前記処理部から前記第2の論理信号が入力されている状態で、前記受信部からの入力が前記非受信フラグを示す信号から前記受信フラグを示す信号に遷移すると、前記受信部からの入力が前記非受信フラグを示す信号に遷移するまで、前記送信部を非送信状態に維持すると共に、前記処理部へ前記第1の論理信号を出力することを特徴とする。
本発明は、バス通信において、自機の送信部から送信された無線信号が自機の受信部にて受信されても、誤動作するのを回避することができる。
実施形態に係る機器の一例としてのロボット装置を示す斜視図である。 実施形態に係る電子制御装置の構成を示す説明図である。 実施形態に係るバス通信システムを示す説明図である。 実施形態に係る信号伝送システムを示す説明図である。 (a)は、ロボットアームの回転関節に配置された駆動装置を示す斜視図である。(b)は、発光素子及び受光素子の配置関係を示す説明図である。 (a)〜(d)は、一方のバス配線から他方のバス配線へ信号を伝送する際の各信号伝送装置の動作を示す説明図である。 (a)〜(d)は、一方のバス配線から他方のバス配線への信号の伝送を終える際の各信号伝送装置の動作を示す説明図である。 (a)は、論理回路の真理値表を示す図である。(b)は、論理回路の状態遷移を示す説明図である。 (a)は、一方の信号伝送装置の論理回路の動作を示すタイムチャートである。(b)は、他方の信号伝送装置の論理回路の動作を示すタイムチャートである。 (a)及び(b)は、論理回路の構成を示す回路図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、実施形態に係る機器の一例としてのロボット装置を示す斜視図である。
機器であるロボット装置100は、ロボット200と、ロボット200を制御するロボット制御装置である電子制御装置300と、を備えている。ロボット200は、架台150に固定されている。ロボット200は、垂直多関節のロボットアーム201と、ロボットアーム201の先端に取り付けられた、ロボット200の手先であるエンドエフェクタとしてのロボットハンド202と、を有している。
ロボットアーム201は、関節J1〜J6で揺動又は回転可能に連結された複数のリンク210〜216を有している。本実施形態では、ロボットアーム201は、揺動する4軸と回転する2軸の6軸の関節J1〜J6で構成されている。揺動する関節を揺動関節、回転する関節を回転関節という。ロボットアーム201では、関節J1,J6が回転関節、関節J2,J3,J4,J5が揺動関節である。関節J1では、リンク210に対してリンク211が相対的に正逆方向に360度以上の回転が可能であり、関節J6では、リンク215に対してリンク216が相対的に正逆方向に360度以上の回転が可能である。
ロボットアーム201の各関節J1〜J6には、関節を駆動する不図示の駆動装置と、駆動装置を制御する電子制御装置300〜300と、が設けられている。不図示の駆動装置は、モータや減速機を備えて構成される。これら電子制御装置300〜300がバス配線310で互いに通信可能に接続されて、バス通信システム320が構成されている。バス配線310は、ロボットアーム201の内部又は外部に這わせて設けられている。
電子制御装置300は、各電子制御装置300〜300に、バス配線310を介して、モータの目標回転位置を示す位置指令値のデータ信号(デジタル信号)を出力する。各電子制御装置300〜300は、モータに取り付けられたロータリーエンコーダの検出値を取得し、検出値が入力した位置指令値に近づくようにモータの回転を制御する。また、各電子制御装置300〜300は、バス配線310を介して検出値のデータ信号(デジタル信号)を電子制御装置300に出力する。
バス通信システム320では、大容量データを高速に通信するため、CAN(Control area network)が採用されている。本実施形態では、バス配線310に接続されるノードが電子制御装置300〜300である。以下、電子制御装置300〜300を電子制御装置300として説明する。
図2は、実施形態に係る電子制御装置の構成を示す説明図である。電子制御装置300は、中央演算装置(以下、CPU)301と、CANコントローラ302と、CANトランシーバ303と、を備えている。バス配線310は、一対の信号線311,312からなる。
CPU301は、ロボット200の制御に必要な各種演算等の処理を行い、他ノードとの通信が必要になった時に、CANコントローラ302へ通信指示を与え、送信データと受信データの処理を行う。データは、論理0又は論理1のビット列からなり、パラレル信号として、CPU301とCANコントローラ302との間で送受信される。
CANコントローラ302は、メッセージのフレーム化、通信調停、エラーハンドリング、ACKの送信、CRCチェックなどのCANプロトコルの機能を実現する。CANコントローラ302は、CPU301から取得したパラレル信号を、ハイレベル(論理0)又はローレベル(論理1)の電圧レベルで表されたシングルエンド信号であるシリアル信号に変換してCANトランシーバ303へ出力する。また、CANコントローラ302は、入力したシリアル信号をパラレル信号に変換してCPU301に出力する。
CANトランシーバ303は、CANコントローラ302とバス配線310との間に、差動物理インターフェースを提供する。即ち、CANトランシーバ303は、CANコントローラ302からのシングルエンド信号を差動信号へ変換、又は差動信号をシングルエンド信号へ変換する処理を行う。
具体的に説明すると、CANトランシーバ303は、CANコントローラ302からデータの論理0を示すハイレベルの信号の入力を受けたとき、相対的に低い電位差をバス配線310に印加する(リセッシブ)。また、CANトランシーバ303は、CANコントローラ302からデータの論理1を示すローレベルの信号の入力を受けたとき、相対的に高い電位差をバス配線310に印加する(ドミナント)。
また、CANトランシーバ303は、バス配線310の電位差が相対的に高いドミナントを表す場合には、ローレベルの電圧信号をCANコントローラ302に出力する。また、CANトランシーバ303は、バス配線310の電位差が相対的に低いリセッシブを表す場合には、ハイレベルの電圧信号をCANコントローラ302に出力する。
更に、CANトランシーバ303は、動作電流の調整及び確保、ESDなどの外来ノイズから配線を保護する役割も担っている。
バス配線310で接続された電子制御装置(ノード)300の間の通信が必要となる場合には、CPU301からCANコントローラ302へ送信データが渡される。CANコントローラ302は、CANのプロトコルに従いCANトランシーバ303を制御し、バス配線310に電圧差(差動信号)を発生される。このバス配線310の電位差を各ノードのCANトランシーバ303がシングルエンド信号に変換し、CANコントローラ302でプロトコル処理された後、CPU301に必要なデータのみが受け渡される。このようにして、バス配線310に接続された電子制御装置(ノード)300の間での通信を実現している。
図3は、実施形態に係るバス通信システム320を示す説明図である。関節J1,J6においてリンクが自在に回転するように、図3に示すように、バス配線310を複数のバス配線310,310,310に物理的に分離している。そして、バス配線310とバス配線310との間、及びバス配線310とバス配線310との間には、無線通信を行う信号伝送システム450がそれぞれ配置されている。各信号伝送システム450は、互いに無線通信(非接触通信)を行う一対の信号伝送装置400,400を備えて構成されている。各信号伝送システム450は、関節J1,J6に配置されている。
つまり、電子制御装置300と電子制御装置300,300,300,300,300,300とは、各関節J1,J6に配置された信号伝送システム450を介してデータ通信を行う。なお、各バス配線310〜310の両端には、終端抵抗315がそれぞれ設けられている。これにより、各バス配線310〜310の両端において信号の反射が防止され、バス配線の電圧の適正化が図られる。
以下、関節J1と関節J6に配置された各信号伝送システム450は、同一構成であるため、一方の関節J1に配置された信号伝送システム450について説明する。そして、説明の便宜上、電子制御装置300と電子制御装置300との間でデータ通信を行う場合について説明する。なお、ロボットアーム201の全ての回転関節に信号伝送システム450が配置されているが、少なくとも1つの回転関節に信号伝送システム450が配置されている場合であってもよい。例えば、関節J1と関節J6のどちらか一方に信号伝送システム450を配置し、他方はトグロ配線やスリップリングを用いた場合でもよい。
図4は、実施形態に係る信号伝送システムを示す説明図である。図4には、回転関節である関節J1に設けられた、信号伝送装置を一対備えた信号伝送システム450について図示されている。ここで、バス配線310は、一対の信号線311,312からなり、バス配線310は、一対の信号線311,312からなる。
信号伝送システム450は、バス配線310に接続された信号伝送装置400と、バス配線310に接続された信号伝送装置400とで構成される。信号伝送装置400の通信相手は信号伝送装置400であり、信号伝送装置400の通信相手は信号伝送装置400である。よって、一対の信号伝送装置400,400の間で近距離の双方向通信を行う。
信号伝送装置400は、バス配線310に接続された処理部401と、処理部401に接続された制御部である論理回路402と、論理回路402に接続された送信部403及び受信部404と、を備えている。
処理部401は、CANトランシーバ303と同様の構成であり、CANプロトコルに従って動作する。即ち、処理部401は、バス配線310の電位差に応じて、信号ありを示す第1のレベルであるローレベル又は信号なしを示す第2のレベルであるハイレベルの論理信号(シングルエンド信号)を論理回路402に出力する。また、処理部401は、論理回路402から入力を受けた論理信号(シングルエンド信号)に応じた電位差(差動信号)をバス配線310に付与する。
例えば、処理部401は、バス配線310の電位差が0.5[V]以下のリセッシブ状態の時、ハイレベルの論理信号を論理回路402に出力する。また、処理部401は、バス配線310の電位差が0.9[V]以上のドミナント状態の時、ローレベルの論理信号を論理回路402に出力する。処理部401は、論理回路402からハイレベルの論理信号の入力を受けると、バス配線310への出力インピーダンスがハイインピーダンスとなる。さらに処理部401は、論理回路402からローレベルの論理信号の入力を受けると、バス配線310に電流を流し、バス配線310をドミナント状態にする。
処理部401の構成について具体的に説明する。処理部401は、変換部410と、第1のスイッチング素子であるトランジスタ411と、第2のスイッチング素子であるトランジスタ412と、駆動部413と、を有している。
変換部410は、バス配線310の電位差が相対的に高いドミナントを表す場合には、ローレベル(第1のレベル)の論理信号を論理回路402に出力する。変換部410は、バス配線310の電位差が相対的に低いリセッシブを表す場合には、ハイレベル(第2のレベル)の論理信号を論理回路402に出力する。
トランジスタ411,412は、バイポーラトランジスタやFET(例えばMOSFET)、IGBT等である。トランジスタ411は、バス配線310を構成する一対の信号線のうちの一方の信号線311と直流電圧Vccが印加された電源線310Vとの間に接続されている。トランジスタ411は、オン状態で信号線311と電源線310Vとを電気的に導通させ、オフ状態で信号線311と電源線310Vとの電気的導通を遮断する。なお、トランジスタ411と直列に抵抗素子等の回路素子が接続されていてもよい。トランジスタ412は、バス配線310を構成する一対の信号線のうちの他方の信号線312とグラウンド線310Gとの間に接続されている。トランジスタ412は、オン状態で信号線312とグラウンド線310Gとを電気的に導通させ、オフ状態で信号線312とグラウンド線310Gとの電気的導通を遮断する。なお、トランジスタ411と直列に抵抗素子等の回路素子が接続されていてもよい。ここで、「遮断」とは、スイッチング素子を流れる電流の電流量がオン状態のときに比べて小さいことを意味する。例えば、スイッチング素子のゲート(ベース)を駆動していない状態であっても、ドレイン−ソース間(エミッタ−コレクタ間)にはリーク電流が存在するため、「遮断」にはリーク電流が流れている状態も含まれる。
駆動部413は、論理回路402からハイレベル(第2のレベル)の論理信号の入力を受けた場合には、トランジスタ411,412をオフに駆動する。トランジスタ411,412がオフ状態の場合、トランジスタ411,412を介したバス配線310への電流供給が遮断され、電子制御装置300から電位差が印加されていなければ、バス配線310はリセッシブ状態となる。
駆動部413は、論理回路402からローレベル(第1のレベル)の論理信号の入力を受けた場合には、トランジスタ411,412をオンに駆動する。トランジスタ411,412がオン状態の場合、電流が、電源線310V、トランジスタ411、バス配線310の信号線311、終端抵抗315、バス配線310の信号線312、トランジスタ412、グラウンド線310Gの順に流れる。これにより、一対の信号線311,312間に電位差が付与され、バス配線310がドミナント状態となる。
送信部403は、無線信号として光信号を発光(送信)する発光素子421と、発光素子421に接続された、発光素子421の発光強度を制御する発光回路422と、を有している。発光素子421は、LED、より具体的には赤外発光ダイオードである。発光回路422は、論理回路402から送信フラグ(論理1)又は非送信フラグ(論理0)を示す信号の入力を受ける。発光回路422は、論理回路402から送信フラグ(論理1)を示す信号の入力を受けた時には、発光素子421を所定強度以上の発光強度で発光させる。発光回路422は、論理回路402から非送信フラグ(論理0)を示す信号の入力を受けた時には、発光素子421を発光させない、又は発光素子421を所定強度よりも低い発光強度で発光させる。
よって、送信部403は、論理回路402から送信フラグ(論理1)を示す信号の入力を受けたとき、無線信号(光信号)を送信する。また、送信部403は、論理回路402から送信フラグ(論理1)を示す信号の入力を受けていない、即ち論理回路402から非送信フラグ(論理0)を示す信号の入力を受けたとき、無線信号を送信しないことになる。ここで、無線信号を送信するとは、所定強度以上の強度の信号を送信することであり、無線信号を送信しないとは、所定強度未満の強度の信号を送信する場合も含んでいる。
なお、論理0のフラグを示す信号は、例えばローレベルの電圧信号であり、論理1のフラグを示す信号は、例えばハイレベルの電圧信号である。
受信部404は、無線信号として光信号を受光(受信)する受光素子431と、受光素子431に接続された受光回路432と、を有している。受光素子431は、フォトダイオード又はフォトトランジスタである。受光回路432は、受光素子431にて受光した光の強度に応じた強度(電圧レベル)の電気信号を生成する。そして、受光回路432は、生成した電気信号に対して閾値判定を行って、無線信号を受信したことを示す受信フラグ(論理1)又は無線信号を受信していないことを示す非受信フラグ(論理0)を示す信号を論理回路402に出力する。
即ち、受光回路432は、受光素子431にて受光された光の強度に応じた電気信号の強度(電圧レベル)が閾値以上の場合には、無線信号を受信したものとして受信フラグ(論理1)を論理回路402に出力する。また、受光回路432は、受光素子431にて受光された光の強度に応じた電気信号の強度(電圧レベル)が閾値を下回る場合には、無線信号を受信していないものとして非受信フラグ(論理0)を論理回路402に出力する。以上、論理回路402と送信部403及び受信部404との間で通信されるフラグの論理0は、相対的に光が弱い状態、論理1は、相対的に光が強い状態を示している。
よって、受信部404は、無線信号を受信した(光が強い状態)ときに、受信したことを示す受信フラグ(論理1)を論理回路402に出力する。また、受信部404は、無線信号を受信していない(光が弱い状態)ときに、受信していないことを示す非受信フラグ(論理0)を論理回路402に出力する。
なお、論理0のフラグを示す信号は、例えばローレベルの電圧信号であり、論理1のフラグを示す信号は、例えばハイレベルの電圧信号である。
論理回路402は、2つの入力ポートIN1,IN2と、2つの出力ポートOUT1,OUT2と、を有する。第1の入力ポートIN1は、処理部401の変換部410に接続され、第2の入力ポートIN2は、受信部404の受光回路432に接続されている。第1の出力ポートOUT1は、処理部401の駆動部413に接続され、第2の出力ポートOUT2は、送信部403の発光回路422に接続されている。
論理回路402は、処理部401の変換部410からハイレベル又はローレベルの論理信号の入力を入力ポートIN1で受ける。また、論理回路402は、受信部404の受光回路432から論理0,1の論理フラグ(信号)の入力を入力ポートIN2で受ける。
また、論理回路402は、ハイレベル又はローレベルの論理信号を生成して、出力ポートOUT1から処理部401の駆動部413に論理信号を出力する。また、論理回路402は、非送信フラグを示す論理0又は送信フラグを示す論理1の論理フラグを生成して、出力ポートOUT2から送信部403の発光回路422に論理フラグを示す信号を出力する。
信号伝送装置400は、信号伝送装置400と同様の構成である。即ち、信号伝送装置400は、バス配線310に接続された処理部401と、処理部401に接続された制御部である論理回路402と、論理回路402に接続された送信部403及び受信部404と、を備えている。処理部401は、変換部410と、第1のスイッチング素子であるトランジスタ411と、第2のスイッチング素子であるトランジスタ412と、駆動部413と、を有している。送信部403は、発光素子421と、発光回路422とを有し、受信部404は、受光素子431と、受光回路432とを有している。
送信部403,403及び受信部404,404で無線通信部440が構成されている。
図5(a)は、ロボットアームの回転関節である関節J1に配置された駆動装置を示す斜視図である。なお、回転関節である関節J6についても同様の構成であるため、説明を省略する。
駆動装置250は、一対のリンク210,211のうち、一方のリンク210に対して他方のリンク211を回転駆動するものであり、モータ(及び減速機)を有して構成されている。駆動装置250の固定子には、第1の部材である円筒部材501が固定して取り付けられている。駆動装置250の回転子には、第2の部材である軸部材502が固定して取り付けられている。軸部材502は、円筒部材501と同軸に円筒部材501の内側に配置され、円筒部材501に対して円筒部材501の中心軸C1を中心に相対的に回転する。円筒部材501及び軸部材502の一方がリンク210に固定され、他方がリンク211に固定される。
図5(b)は、発光素子及び受光素子の配置関係を示す説明図である。信号伝送装置400の発光素子421及び受光素子431は、円筒部材501及び軸部材502のうち一方、本実施形態では円筒部材501に配置されている。より具体的には、発光素子421及び受光素子431は、円筒部材501の内周面に固定されている。なお、信号伝送装置400の発光素子421及び受光素子431は、円筒部材501及び軸部材502のうち他方、本実施形態では軸部材502に配置されている。より具体的には、発光素子421及び受光素子431は、軸部材502の外周面に配置されている。
円筒部材501に配置された発光素子421の送信相手は、軸部材502に配置された受光素子431である。また、軸部材502に配置された発光素子421の送信相手は、円筒部材501に配置された受光素子431である。これにより、非接触で通信が行われる。
本実施形態では、発光素子421、発光素子421、受光素子431及び受光素子431が無線伝送路となる同一の空間に配置されており、省スペース化が図られている。これにより、ロボットアーム201の小型化を実現することができ、また、軽量化を図ることができるので、ロボットアーム201の制御性が向上する。
また、発光素子421及び受光素子431のペアと、発光素子421及び受光素子431のペアとを配置する空間を分離しなくてもよい。また、発光素子421と受光素子431との通信に用いる光の波長と、発光素子421と受光素子431との通信に用いる光の波長とを異ならせなくてもよい。よって、発光素子421と発光素子421とを同一規格の素子(例えばLED)で構成することができ、受光素子431と受光素子431とを同一規格の素子(例えばPD)で構成することができる。
発光素子421、発光素子421、受光素子431及び受光素子431が同一空間に配置されているので、発光素子421が発した光が受光素子431においても受光される。同様に、発光素子421が発した光も受光素子431において受光される。そこで、本実施形態では、各信号伝送装置400,400の論理回路402,402は、無線伝送動作時に以下の条件に示すように動作する。
条件1.入力ポートIN1が論理ハイレベルの時、出力ポートOUT2を論理0とする。
条件2.入力ポートIN2が論理0の時、出力ポートOUT1を論理ハイレベルとする。
条件3.入力ポートIN2が論理0で、入力ポートIN1が論理ハイレベルから論理ローレベルに遷移した時は、出力ポートOUT1を論理ハイレベルに保持し、出力ポートOUT2を論理1に保持する。この保持動作は、入力ポートIN2の論理状態によらず、入力ポートIN1が論理ローレベルから論理ハイレベルに遷移するまで行われる。
条件4.入力ポートIN1が論理ハイレベルで、入力ポートIN2が論理0から論理1に遷移した時は、出力ポートOUT1を論理ローレベルに保持し、出力ポートOUT2は論理0に保持する。この保持動作は、入力ポートIN1の論理状態によらず、入力ポートIN2が論理1から論理0に遷移するまで行われる。
条件5.条件3〜条件4を満足した上で、入力ポートIN1が論理ローレベルの時は出力ポートOUT2を論理1とし、入力ポートIN2が論理1の時は出力ポートOUT1を論理ローレベルとする。
図4に示す送信部403,403及び受信部404,404からなる無線通信部440は、論理和の構成となる。少なくとも1つ以上の論理1が無線通信部440に入力された時、無線通信部440に接続されるすべての論理回路402,402の入力ポートIN2に論理1が出力される。つまり、無線通信部440に接続された全ての論理回路402,402からの入力が論理0の時のみ無線通信部440に接続される全ての論理回路402,402の入力ポートIN2が論理0となる。
以下、信号伝送システム450において通信を行う際の各信号伝送装置400,400の動作、より具体的には、電子制御装置300から電子制御装置300へデータを送信する場合について説明する。なお、電子制御装置300から電子制御装置300へデータを送信する場合は、各信号伝送装置400,400の動作が逆になるだけで、基本的には同じ動作を行うので、説明を省略する。
図6(a)〜図6(d)は、一方のバス配線310から他方のバス配線310へ信号を伝送する際の各信号伝送装置400,400の動作を示す説明図である。図7(a)〜図7(d)は、一方のバス配線310から他方のバス配線310への信号の伝送を終える際の各信号伝送装置400,400の動作を示す説明図である。図8(a)は、論理回路の真理値表を示す図である。図8(b)は、論理回路の状態遷移を示す説明図である。図9(a)は、一方の信号伝送装置の論理回路の動作を示すタイムチャートである。図9(b)は、他方の信号伝送装置の論理回路の動作を示すタイムチャートである。
図6(a)において、バス配線310,310は、いずれもリセッシブ状態である。つまり、電子制御装置300からは、差動信号(電位差)が出力されていないので、各変換部410,410からは、ハイレベルHの論理信号が各論理回路402,402に出力されている。したがって、論理回路402,402のいずれも入力ポートIN1にてハイレベルHの論理信号の入力を受け、入力ポートIN2にて論理0のフラグの入力を受けている。
論理回路402は、入力ポートIN1がハイレベルH、入力ポートIN2が論理0のとき、図8(a)に示すように、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理0とする(状態S0)。
つまり、論理回路402は、図6(a)に示す入力状態においては、図8(a)に示すように、出力ポートOUT1からハイレベルHの論理信号を駆動部413に出力し、出力ポートOUT2から論理0のフラグを送信部403に出力する。駆動部413は、ハイレベルHの論理信号の入力を受けてトランジスタ411,412をオフ状態にしている。また、送信部403は、論理0のフラグの入力を受けて、無線信号を送信していない状態となっている。論理回路402も同様である。このとき、論理回路402,402は、図8(b)、図9(a)及び図9(b)に示すように、S0の状態である。
ここで、データ信号を送信する側とデータ信号を受信する側とで、論理回路402,402の状態遷移が異なる。具体的には、図8(b)中、上のルートが論理回路402の状態遷移であり、図8(b)中、下のルートが論理回路402の状態遷移である。
電子制御装置300により差動信号がバス配線310に出力され、バス配線310がリセッシブ状態からドミナント状態に遷移した場合、図6(b)に示すように、変換部410はローレベルLの論理信号を論理回路402に出力する。図9(a)では、タイミングT1で入力ポートIN1における論理信号の入力が、ハイレベルHからローレベルLに遷移している。よって、論理回路402は、入力ポートIN2にて論理0のフラグの入力を受けている状態で、入力ポートIN1にて変換部410からのローレベルLの論理信号の入力を受けることになる。
論理回路402は、図8(a)に示すように、入力ポートIN1がローレベルL、入力ポートIN2が論理0のとき、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理1とする(状態S1)。即ち論理回路402は、受信部404から論理1のフラグの入力を受けていない(論理0のフラグの入力を受けている)ときに、変換部410からローレベルLの論理信号の入力を受けた場合には、送信部403に送信フラグである論理1を出力する。より具体的には、論理回路402は、図6(b)に示す入力状態においては、出力ポートOUT1からハイレベルHの論理信号を駆動部413に出力し、出力ポートOUT2から送信フラグを示す論理1のフラグを送信部403に出力する。このように、送信部403の発光素子421に光信号を送信させるが、トランジスタ411,412はオフ状態としておく。
送信部403の発光回路422が論理1のフラグの入力を受け、発光素子421が所定強度以上で発光したことで、図6(c)に示すように、各受信部404,404の受光素子431,431にて光信号が受光される。したがって、各受信部404,404の受光回路432,432は、各論理回路402,402に、受信フラグを示す論理1のフラグを出力する。
このとき、論理回路402,402は、図9(a)及び図9(b)に示すように、ローレベルLの論理信号の入力を受けたタイミングT1に対して遅延したタイミングT2で、受信フラグを示す論理1のフラグの入力を受ける。
論理回路402は、図8(a)に示す真理値表の通り、入力ポートIN1がローレベルL、入力ポートIN2が論理1のとき、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理1とする(状態S2)。つまり、論理回路402は、図6(c)に示す入力状態においては、出力ポートOUT1からハイレベルHの論理信号を駆動部413に出力し、出力ポートOUT2から送信フラグを示す論理1のフラグを送信部403に出力する。
このように、論理回路402において、受信部404から論理1の入力を受けた時に、変換部410から入力を受けた論理信号がローレベルLであった場合には、自機の送信部403からの無線信号を受信していることになる。したがって、論理回路402は、送信動作を維持しつつ、トランジスタ411,412をオフ状態に維持するよう制御する。よって、バス配線310が電子制御装置300と信号伝送装置400とで2重に電流駆動することがない。
トランジスタ411,412はオフ状態が維持されるが、電子制御装置300からの差動信号の供給があるので、バス配線310はドミナント状態である。電子制御装置300からの差動信号の供給がなくなった場合には、トランジスタ411,412はオフ状態に維持されているので、バス配線310はドミナント状態からリセッシブ状態に遷移することになる。このように、信号伝送装置400自身が誤ってバス配線310をドミナント状態にするのを回避することができる。
一方、論理回路402は、図8(a)に示す真理値表の通り、入力ポートIN1がハイレベルH、入力ポートIN2が論理1のとき、出力ポートOUT1をローレベルL、出力ポートOUT2を論理0とする(状態S4)。つまり、図9(b)に示すタイミングT2では、論理回路402は、変換部410から入力を受けた論理信号がハイレベルHの状態である。そして、論理回路402は、この入力状態で受信部404から入力を受けるフラグが論理0から論理1に遷移したときには、駆動部413に出力する論理信号をハイレベルHからローレベルLに切り替える(状態S4)。つまり、論理回路402は、図6(c)に示す入力状態においては、出力ポートOUT1からローレベルLの論理信号を駆動部413に出力し、出力ポートOUT2から非送信フラグを示す論理0のフラグを送信部403に出力する。
ローレベルLの論理信号の入力を受けた駆動部413は、図6(d)に示すように、トランジスタ411,412をオンさせる。これにより、バス配線310は、リセッシブ状態からドミナント状態に遷移する。そして、電子制御装置300には、電子制御装置300からの差動信号が入力される。変換部410は、バス配線310がリセッシブ状態からドミナント状態に遷移したので、論理回路402に出力する論理信号をローレベルLにする。
論理回路402は、図8(a)に示す真理値表の通り、入力ポートIN1がローレベルL、入力ポートIN2が論理1のとき、出力ポートOUT1をローレベルL、出力ポートOUT2を論理0とする(状態S5)。つまり、論理回路402は、図6(d)に示す入力状態においては、出力ポートOUT1からローレベルLの論理信号を駆動部413に出力し、出力ポートOUT2から非送信フラグを示す論理0のフラグを送信部403に出力する。よって、論理回路402は、受信部404から論理0のフラグの入力を受ける状態に遷移するまで、駆動部413に出力する論理信号をローレベルLに保持するとともに、送信部403に送信するフラグを論理0のフラグに保持する。
このように論理回路402は、変換部410からローレベルLの論理信号の入力を受けたとしても、電子制御装置300がバス配線310をドミナント状態にしたのではないため、送信部403から無線信号を送信させないようにしている。これにより、バス配線310がリセッシブ状態からドミナント状態に遷移しても、送信部403から無線信号を送信する誤動作を回避することができる。
以上、論理回路402は、受信部404から論理1のフラグの入力を受けたときに、受信部404で受信した無線信号が、通信相手から送信された無線信号であるか、送信部403から送信された無線信号であるかを判断する。論理回路402は、受信部404で受信した無線信号が通信相手から送信された無線信号の場合には、駆動部413にローレベルLの論理信号を出力するよう動作する。一方、論理回路402は、受信部404で受信した無線信号が送信部403から送信された無線信号の場合には、駆動部413にハイレベルHの論理信号を出力するよう動作する。論理回路402は、以上の判断を、受信部404から論理1の入力を受けた時に、変換部410から入力を受けた論理信号がハイレベルHであったかローレベルLであったかで行う。具体的には、ローレベルLであれば、自機の送信部403から送信された無線信号であり、ハイレベルHであれば、通信相手の送信部403から送信された無線信号である。よって、CANバス通信において、自機の送信部403から送信された無線信号が自機の受信部404にて受信されても、信号伝送装置400が誤動作するのを回避できる。論理回路402を備えた信号伝送装置400についても同様である。
次に、バス配線310がドミナント状態からリセッシブ状態に遷移した時の各信号伝送装置400,400の動作について説明する。
バス配線310が、図7(a)に示すドミナント状態から図7(b)に示すリセッシブ状態に遷移すると、変換部410は、論理回路402に出力する論理信号を、ローレベルLからハイレベルHにする。図9(a)では、タイミングT3で入力ポートIN1における論理信号の入力が、ローレベルLからハイレベルHに遷移している。したがって、論理回路402は、受信部404から論理1のフラグの入力を受けている状態で、変換部410からハイレベルHの論理信号の入力を受けることになる。
本実施形態では、論理回路402は、図8(a)に示すように、入力ポートIN1がハイレベルH、入力ポートIN2が論理1のとき、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理0とする(状態S3)。
ここで、送信部403は、論理回路402から論理0のフラグが出力されてから、発光の強度を弱める。そして、受信部404は、受信した発光強度が弱まってから、論理0のフラグを論理回路402に出力する。よって、論理回路402が変換部410からハイレベルHの論理信号の入力を受けた時点から、受信部404から論理0のフラグの入力を受ける時点までの間は、バス配線310がリセッシブ状態で無線信号を受けていると判断される。よって、受信した無線信号が通信相手からの信号があると誤認しないようにしなければならない。
論理回路402において、受信部404から論理1のフラグの入力を受けた状態で変換部410から入力を受けた論理信号がローレベルLからハイレベルHに遷移した時点が、図9(a)中、タイミングT3である。また、論理回路402において、受信部404から入力を受ける論理フラグが論理1から論理0に切り替わった時点が、タイミングT4である。
論理回路402は、タイミングT3からタイミングT4までの間、図7(c)に示すように、駆動部413に出力する論理信号をハイレベルHに保持する。駆動部413への論理信号がハイレベルHに保持されるので、トランジスタ411,412はオフ状態に保持され、バス配線310はリセッシブ状態に保持される。このように、タイミングT3からタイミングT4までの間、信号伝送装置400において、バス配線310を誤ってドミナント状態にしてしまうのを回避することができる。
一方、論理回路402は、図9(b)に示すタイミングT4において、入力ポートIN2にて受信部から入力を受けるフラグが、論理1から論理0に遷移したとき、図7(c)に示すように、出力ポートOUT1からハイレベルHの論理信号を出力する。通信相手からの無線信号がなくなったので、バス配線310をドミナント状態からリセッシブ状態に切り替えるためである。
具体的には、論理回路402は、図8(a)に示すように、入力ポートIN1がローレベルL、入力ポートIN2が論理0のとき、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理0とする(状態S6)。
駆動部413は、ハイレベルHの論理信号の入力を受けると、トランジスタ411,412をオフ状態に切り替える。これにより、バス配線310がリセッシブ状態となる。変換部410は、バス配線310がリセッシブ状態となったことを受け、論理回路402に出力する論理信号をローレベルLからハイレベルHに切り替える。
ここで、論理回路402において、変換部410から入力を受けた論理信号がローレベルLの状態で、受信部404から入力を受けたフラグが論理1から論理0に遷移した時点が、図9(b)中、タイミングT4である。また、論理回路402において、変換部410から入力を受けた論理信号がローレベルLからハイレベルHとなる時点が、図9(b)中、タイミングT5である。
タイミングT4からタイミングT5までの間は、通信相手からの無線信号がないが、バス配線310がドミナント状態である。したがって、論理回路402は、タイミングT4からタイミングT5まで、即ち図7(d)に示すようにハイレベルHの論理信号の入力を受けるまで、送信部403に送信フラグを出力しない、即ち論理0のフラグを出力する。これにより、タイミングT4からタイミングT5までの間、論理回路402において、電子制御装置300からデータ送信があったと誤認されるのを回避でき、信号伝送装置400における誤動作を回避することができる。
論理回路402は、ハイレベルHの論理信号の入力を受けて、出力ポートOUT1をハイレベルH、出力ポートOUT2を論理0とする(状態0)。
本実施形態では、論理回路402,402は、複数の論理素子を有して構成される。図10(a)及び図10(b)は、論理回路の構成を示す回路図である。
論理回路402,402は、図10(a)及び図10(b)に示すいずれか一方の回路構成である。なお、図10(a)及び図10(b)では、論理回路402,402を、論理回路402として図示している。
図10(a)において、論理回路402は、複数の論理素子461〜466と、遅延回路467で構成されている。論理素子461はNOT素子である。論理素子462はOR素子である。論理素子463はNOT素子である。論理素子464はOR素子である。論理素子465はNOT素子である。論理素子466はAND素子である。
また、図10(b)において、論理回路402は、複数の論理素子471〜475と、遅延回路476で構成されている。論理素子471,473〜475はAND素子である。論理素子472はNOT素子である。
各論理回路402,402が図10(a)又は図10(b)のいずれの回路構成であっても、各論理回路402,402を基本論理ゲートで実現できることができ、容易且つ低コストで各論理回路402,402を作ることができる。
また、上述したように、処理部401,401や無線通信部440の光伝送回路には、信号の伝搬時間が存在し、これらの遅延時間を考慮する必要がある。本実施形態では、図10(a)に示す遅延回路467又は遅延回路476が遅延に関する補正をする機能を有する。遅延回路467,476は、例えば抵抗とコンデンサのローパスフィルタによって簡単に実現できるが、上述の遅延とほぼ等しい遅延量が得られればよく、特に限定されない。各論理回路402,402は、図10(a)又は図10(b)の構成に限定するものではなく、上述の機能を有していれば良く、また、同一の構成でなくても良い。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載されたものに限定されない。
上述の実施形態では、送信部と受信部との間で光通信を行う場合について説明したが、これに限定するものではない。光通信を行うのが好適であるが、電波による通信や、電界又は磁界による通信を行う場合であってもよい。例えば、送信部を共振部と変調部とで構成し、受信部を共振部と復調部とで構成してもよい。
また、上述の実施形態では、I字のバス配線に信号伝送システムを適用した場合について説明したが、例えばT字やY字のように分岐したバス配線に信号伝送システムを適用することも可能である。
また、上述の実施形態では、信号伝送システムがロボットアームの回転関節に搭載されている場合について説明したが、これに限定するものではなく、ロボットハンド等のエンドエフェクタの回転部に信号伝送システムが搭載されていてもよい。また、回転関節に限らず、ロボットにおいて無線通信が必要となる部分に信号伝送システムを搭載してもよい。更に、信号伝送システムは、ロボット装置に限らず、バス通信において無線通信を行う必要がある機器全般に搭載することが可能である。
100…ロボット装置(機器)、201…ロボットアーム、310…バス配線、311,312…信号線、400…信号伝送装置、401…処理部、402…論理回路(制御部)、403…送信部、404…受信部、450…信号伝送システム

Claims (11)

  1. 一対の信号線を含むバスワイヤに接続された処理部と、
    前記処理部に接続された制御部と、
    前記制御部に接続された送信部および受信部と、を備える信号伝送装置であって、
    前記処理部と前記制御部とは、信号が存在することを表す第1の論理信号または信号が存在しないことを表す第2の論理信号を互いに入出力し、
    前記受信部は、受信した無線信号に応じて、受信フラグまたは非受信フラグのいずれかをす信号を前記制御部に出力し、
    前記制御部は、
    前記受信部から前記非受信フラグを示す信号が入力されている状態で、前記処理部からの入力が前記第2の論理信号から前記第1の論理信号に遷移すると、前記処理部からの入力が前記第2の論理信号に遷移するまで前記送信部を送信状態に維持すると共に、前記処理部へ前記第2の論理信号を出力し、
    前記処理部から前記第2の論理信号が入力されている状態で、前記受信部からの入力が前記非受信フラグを示す信号から前記受信フラグを示す信号に遷移すると、前記受信部からの入力が前記非受信フラグを示す信号に遷移するまで、前記送信部を非送信状態に維持すると共に、前記処理部へ前記第1の論理信号を出力することを特徴とする信号伝送装置。
  2. 前記制御部は、前記処理部からの入力が前記第2の論理信号から前記第1の論理信号に遷移したときに、前記受信部から前記受信フラグを示す信号が入力されていても、前記処理部に前記第2の論理信号を出力し続けることを特徴とする請求項に記載の信号伝送装置。
  3. 前記制御部は、前記受信部からの入力が前記非受信フラグを示す信号から前記受信フラグを示す信号に遷移したときに、前記処理部から前記第1の論理信号が入力されていても、前記送信部を前記非送信状態に維持し続けることを特徴とする請求項に記載の信号伝送装置。
  4. 前記送信部は、無線信号として光信号を発光する発光素子を有し、
    前記受信部は、無線信号として光信号を受光する受光素子を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の信号伝送装置。
  5. 前記制御部は、複数の論理素子を有する論理回路で構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の信号伝送装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の前記信号伝送装置を一対備えた信号伝送システム。
  7. 第1の部材と、第2の部材と、を備え、
    前記送信部および前記受信部が、前記第1の部材および前記第2の部材のそれぞれに配置されていることを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  8. 前記第1の部材に設けられた前記送信部および前記受信部と、前記第2の部材に設けられた前記送信部および前記受信部との相対位置が変化することを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  9. 前記第2の部材が、前記第1の部材に対して相対的に回転することを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  10. 前記第1の部材は、円筒部材であり、
    前記第2の部材は、前記円筒部材の内側に前記円筒部材と同軸に配置された軸部材であることを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  11. 回転関節を有するロボットアームを備え、
    記ロボットアームの回転関節に請求項6乃至10のいずれか1項に記載の信号伝送システムが搭載されていることを特徴とする機器。
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