JP6919312B2 - ネットワークシステム、通信装置、およびコンピュータープログラム - Google Patents

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Description

本開示は、ネットワークシステム、通信装置、およびコンピュータープログラムに関し、特に、所定のネットワーク内外の通信が中継されるネットワークシステム、当該ネットワークシステムにおいて所定のネットワーク内外の通信を中継する通信装置、および当該通信装置において実行されるコンピュータープログラムに関する。
従来、ネットワーク内のクライアント装置が中継装置を介して外部のサーバーと通信するための技術が種々提供されている。たとえば、特開2014−175747号公報(特許文献1)は、自律分散型ネットワークシステムを開示している。当該ネットワークシステムでは、図5等に記載されるように、通信不能となった第2中継装置5の第2中継装置ネットワーク12に所属するノードn6が、第1中継装置4の第1中継装置ネットワーク11に所属するノードn3から異常情報を含む中継装置情報を受け取る。そして、ノードn6は、第1中継装置ネットワーク11に所属するノードに対して、自立して第1中継装置ネットワーク11への参入を要求し、第2中継装置ネットワーク12から、第1中継装置ネットワーク11に参入する(「要約書」参照)。
特開2014−175747号公報
中継装置に求められるセキュリティレベルが上昇した場合、中継装置にインストールされたソフトウェアのアップデートが必要とされる。このような場合に特許文献1の技術を適用しようとすると、複数の装置が中継装置として稼働している必要がある。1台の装置しか中継装置として稼働していない状況では、当該1台の装置におけるソフトウェアのアップデートが完了するまで、ネットワークにおいて中継装置が不在となり、クライアントが一時的にサーバーと通信できなくなる期間(いわゆるダウンタイム)が発生することになる。このことから、ダウンタイムの発生を回避できるようなネットワークシステムが求められている。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、ネットワークシステムにおいてダウンタイムの発生を回避することである。
本開示のある局面に従うと、所定のネットワーク内の第1の通信装置および第2の通信装置と、所定のネットワーク外のサーバーと、を備えるネットワークシステムが提供される。第1の通信装置は、第2の通信装置と通信するように構成された第1の通信インターフェースと、第1の通信インターフェースを利用して、所定のネットワーク内の機器とサーバーとの通信の中継装置としての稼働を実現するように構成された第1のプロセッサーとを含み、第1のプロセッサーは、中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替指示を受信した場合に、中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って第2の通信装置を選択し、所定のネットワークにおいて条件を満足する2以上の装置を検出した場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を第2の通信装置として選択する。第2の通信装置は、画像処理装置によって構成され、使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度である。第2の通信装置に、中継装置としてサーバーと通信するための中継情報と、中継装置としてサーバーと通信する指示とを送信し、サーバーに向けられたデータを第2の通信装置に送信するように構成されており、第2の通信装置は、第1の通信装置と通信するように構成された第2の通信インターフェースと、第2の通信インターフェースを利用して通信するように構成された第2のプロセッサーとを含み、第2のプロセッサーは、指示に応じてサーバーと中継装置としての通信を開始するように構成されている。
第1のプロセッサーは、指示の送信前に、中継装置として第2の通信装置を特定する情報をサーバーに送信するように構成されていてもよい。
サーバーは、中継装置を特定する装置の情報として、第2の通信装置を特定する情報のみを格納するように構成されていてもよい。
サーバーは、中継装置を特定する装置の情報として、2以上の装置を特定する情報を格納するように構成されていてもよい。サーバーは、第2の通信装置を特定する情報を他の装置を特定する情報とは区別するように格納するように構成されていてもよい。
第1のプロセッサーは、所定のネットワークにおいて条件を満足する装置を検出できなかった場合には、所定のネットワークにおいて最も使用頻度が低い装置に対して条件において規定されるバージョン以上のバージョンへの中継装置用ソフトウェアのアップデートを指示するように構成されていてもよい。
第1のプロセッサーは、所定のネットワークにおいて第1の通信装置によってサーバーとの通信を中継される装置の中から、第2の通信装置を選択するように構成されていてもよい。
第1の通信装置は、記憶装置をさらに備えていてもよい。記憶装置には、第1の通信装置が中継装置として稼働しているときには、所定のネットワーク内の装置から受信したデータの送信先としてサーバーを特定する情報が登録されていてもよい。第1のプロセッサーは、切替指示を受信した場合に、送信先として第2の通信装置を特定する情報を記憶装置に登録するように構成されていてもよい。
第1のプロセッサーは、記憶装置において、送信先として第2の通信装置を特定する情報のみを登録するように構成されていてもよい。
第1のプロセッサーは、記憶装置において、送信先としてサーバーを特定する情報と第2の通信装置を特定する情報とを登録し、第2の通信装置を特定する情報をサーバーを特定する情報とは区別するように登録するように構成されていてもよい。
第1の通信装置および第2の通信装置の少なくとも一方は画像処理装置と一体的に構成されていてもよい。
本開示の他の局面に従うと、所定のネットワーク内に設けられた通信装置が提供される。通信装置は、所定のネットワーク内の他の通信装置および所定のネットワーク外のサーバーと通信するように構成された通信インターフェースと、通信インターフェースを利用して、所定のネットワーク内の機器とサーバーとの通信の中継装置としての稼働を実現するように構成されたプロセッサーとを含む。プロセッサーは、中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替情報を受信した場合に、中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って他の通信装置を選択し、所定のネットワークにおいて条件を満足する2以上の装置を検出した場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を他の通信装置として選択し、他の通信装置に、中継装置としてサーバーと通信するための中継情報と、中継装置としてサーバーと通信する指示とを送信し、サーバーに向けられたデータを前記他の通信装置に送信するように構成されている。他の通信装置は、画像処理装置によって構成される。使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度である。
本開示のさらに他の局面に従うと、所定のネットワーク内に設けられた通信装置のプロセッサーによって実行されるコンピュータープログラムが提供される。コンピュータープログラムは、プロセッサーが所定のネットワーク内の機器と所定のネットワーク外のサーバーとの通信の中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替指示を受信した場合に、プロセッサーに、中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って所定のネットワーク内の他の通信装置を選択するステップを実行させる。選択するステップは、所定のネットワークにおいて条件を満足する2以上の装置が検出された場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を他の通信装置として選択することを含む。他の通信装置は、画像処理装置によって構成される。使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度である。コンピュータープログラムは、プロセッサーに、所定のネットワーク内の他の通信装置に、中継装置としてサーバーと通信するための中継情報と、中継装置としてサーバーと通信する指示とを送信するステップと、サーバーに向けられたデータを他の通信装置に送信するステップとを実行させる。
本開示によれば、中継装置として稼働している通信装置は、中継装置の切替を指示する切替指示を受信すると、他の通信装置に中継装置としてサーバーと通信することを指示する。これにより、所定のネットワークにおいて1台の通信装置のみが中継装置として稼働している状況下においても、中継装置の不在によるダウンタイムの発生が回避され得る。
ネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。 LAN200とクラウドネットワーク300との間のジョブの送受信の態様の一例を模式的に示す図である。 GWがMFP100AからMFP100Bに切り替えられた後のネットワークシステムの構成を模式的に示す図である。 GWがMFP100AからMFP100Bに切り替えられた後の、LAN200とクラウドネットワーク300との間のジョブの送受信の態様の一例を模式的に示す図である。 MFP100のハードウェア構成を概略的に示す図である。 クラウドサーバー400のハードウェア構成の一例を示す図である。 SaaSGWとして機能するMFP100がLAN200内のMFP100を管理するために利用されるデータの構造の一例を模式的に示す図である。 GWとして動作するMFP100において実行される処理のフローチャートである。 図8のGW切替処理のサブルーチンのフローチャートである。 GW交代処理のサブルーチンのフローチャートである。 クラウドサーバー400においてGWの情報が上書きされるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。 クラウドサーバー400においてGWの情報が追加されるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。 MFP100において送信先の情報が上書きされるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。 MFP100において送信先の情報が追加されるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本開示に係るネットワークシステムの実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[1.ネットワークシステムの構成]
図1は、ネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。図1に示されるように、チャットシステムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)200と、クラウドネットワーク300と、リモートマネージメントシステム(RMS)600とを含む。
LAN200は、5台のMFP100A〜100Eを含む。クラウドネットワーク300は、クラウドサーバー400とクライアント500とを含む。クライアント500は、たとえばクラウドネットワーク300におけるユーザーによって操作されるパーソナルコンピューターである。本開示において、クラウドサーバー400は、SaaS(Software as a Service)プラットフォーム(以下、「SaaSPF」とも称する)として機能し、ユーザーに対して、LAN200内のMFP等を用いてサービスを提供し得る。
図1の例では、LAN200において、5台のMFP100A〜100EのうちMFP100Aが、SaaSゲートウェイ(SaaSGW)として機能している。GWは、クラウドサーバー400との間で、いわゆる「トンネル」(図1中のトンネルTN)と呼ばれる仮想的な通信パスを確立させる。クラウドサーバー400は、トンネルTNを介して、MFP100A〜100Eのそれぞれへジョブ送信の要求およびジョブデータを送信する。また、MFP100A〜100Eのそれぞれは、トンネルTNを介して、クラウドサーバー400へジョブ送信の要求およびジョブデータを送信する。これにより、MFP100A〜100Eを利用したクラウドサービスが提供される。MFP100A〜100Eのそれぞれの構成は等価であってもよい。以下の説明では、MFP100A〜100Eに共通する構成が「MFP100」として称される。
「ジョブ」とは、たとえばユーザーがコンピューターに依頼する仕事の単位である。ジョブの一例は、「印刷ジョブ」である。この場合、ユーザーが所定の文書を用紙上に印刷することを要求し、当該要求に応じて、MFP100は、当該文書を印刷された用紙を出力する。ジョブの他の例は、「スキャンジョブ」である。この場合、ユーザーは所定の原稿のスキャンを要求し、当該要求に応じて、MFP100は、当該原稿の画像データを生成する。
図2は、LAN200とクラウドネットワーク300との間のジョブの送受信の態様の一例を模式的に示す図である。図2の例は、LAN200内のMFP100からクラウドネットワーク300へのジョブの送信を表わすスキム900と、クラウドネットワーク300からMFP100へのジョブの送信を表わすスキム910とを含む。
スキム900では、ステップSA11として示されるように、クラウドサーバー400がMFP100に向けて送信したジョブの要求を、トンネルTN(図1)を介して、GWであるMFP100Aが受信する。そして、MFP100Aは、ステップSA12として示されるように、当該ジョブの要求をMFP100へ送信する。図2における「MFP100」は、ジョブを実行するMFPを表わし、ジョブにおいて指定されたMFP100A〜100Eのいずれかである。
スキム910では、ステップSB11として示されるように、MFP100がクラウドサーバー400に向けて送信したジョブの要求を、GWであるMFP100Aが受信する。そして、MFP100Aは、ステップSB12として示されるように、トンネルTN(図1)を介して、当該ジョブの要求をクラウドサーバー400へ送信する。
図1に戻って、RMS600は、LAN200をオンラインで管理するシステムである。RMS600は、たとえば、MFP100AにインストールされたGWソフトウェア(アプリケーションまたはファームウェア)にセキュリティ問題が発覚した場合、MFP100Aに対してGWの切替を指示し、当該GWソフトウェアをアップデートするための処理を実行する。
[2.GWの切替]
図3および図4を参照して、LAN200におけるGWの切替について説明する。図3は、GWがMFP100AからMFP100Bに切り替えられた後のネットワークシステムの構成を模式的に示す図である。図4は、GWがMFP100AからMFP100Bに切り替えられた後の、LAN200とクラウドネットワーク300との間のジョブの送受信の態様の一例を模式的に示す図である。
MFP100Aは、RMS600からGW切替の指示を受けると、たとえば後述する条件に従ってLAN200内の他のMFP100を代行GWとして選択する。図3の例では、MFP100Aは、MFP100Bを代行GWとして選択する。そして、MFP100Aは、MFP100Bに、GWとしてクラウドサーバー400と通信するために必要な情報を送信し、クラウドサーバー400とGWとして通信することを指示する。クラウドサーバー400とGWとして通信するために必要な情報(中継情報)は、たとえば、クラウドサーバー400のIP(インターネットプロトコル)アドレス等を含む。MFP100Aからの指示に応じて、MFP100Bは、クラウドサーバー400とトンネルTNを確立させる。
LAN200内においてGWが切り替えられても、LAN200内のMFP100におけるGWの設定は変更されない。すなわち、GW以外のMFP100では、GWとしてMFP100Aが維持される。これにより、図3に示されるように、LAN200内とLAN200外の通信は、切替前のGWであるMFP100Aと切替後のGWであるMFP100Bとを経由する。
より具体的には、クラウドサーバー400がMFP100に向けて送信したジョブの要求は、たとえば図4のスキム901に従ってMFP100へと送信される。すなわち、ステップSA21として示されるように、GWであるMFP100Bが、クラウドサーバー400からのジョブの要求をトンネルTN(図3)を介して受信する。ステップSA22として示されるように、MFP100Bは、当該要求をMFP100Aへ送信する。そして、ステップSA23として示されるように、MFP100Aは、当該ジョブの要求をMFP100へ送信する。
MFP100からクラウドサーバー400に向けて送信したジョブの要求は、たとえばスキム911に従ってクラウドサーバー400へと送信される。すなわち、ステップSB21として示されるように、MFP100Aが、MFP100からクラウドサーバー400に向けて送信されたジョブの要求を受信する。ステップSB22として示されるように、MFP100Aは、当該要求をGWであるMFP100Bへ送信する。ステップSB23として示されるように、MFP100Bが、トンネルTN(図3)を介して、当該要求をクラウドサーバー400へ送信する。
スキム901およびスキム911として示されるように、ネットワークシステムでは、LAN200外からLAN200内にデータが送信される際、MFP100Bがクラウドサーバー400と通信し、MFP100AがLAN200内のMFP100と通信する。すなわち、LAN200においてGWとして稼働していないMFP100は、GWを介してクラウドサーバー400にデータを送信する場合、LAN200内の宛先をMFP100Aから変更する必要がない。
[3.MFPの構成]
図5は、MFP100のハードウェア構成を概略的に示す図である。図5を参照して、MFP100は、全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)150と、プログラムおよびデータを格納するための記憶部160と、操作パネル170とを含む。
記憶部160は、CPU150により実行されるプログラムおよび各種データを記憶する。操作パネル170は、ディスプレイ171と、操作部172とを含む。ディスプレイ171の一例は、液晶表示装置である。ディスプレイ171の他の例は、プラズマディスプレイである。操作部172は、MFP100に対する操作の入力を受け付ける。
MFP100は、さらに、画像処理部151と、画像形成部152と、画像読取部153と、ファクシミリ通信部154と、ネットワーク通信部155とを含む。画像処理部151は、入力された画像に対して拡大・縮小を含む各種の処理を施す。画像形成部152は、感光体等の、記録用紙に画像を形成するための要素を含む。画像読取部153は、スキャナー等の原稿の画像データを生成するための要素を含み、原稿のスキャンによりスキャンデータを生成する。ファクシミリ通信部154は、モデム等のファクシミリ通信により画像データの送受信するための要素を含む。ネットワーク通信部155は、ネットワークカード等の、ネットワークを介してデータ通信をするための要素を含む。画像処理部151、画像形成部152、画像読取部153、ファクシミリ通信部154、および、ネットワーク通信部155のそれぞれの機能は、画像形成装置においてよく知られたものであるから、ここでは詳細な説明は繰返さない。
図5において「ゲートウェイ機能40」として示されるように、MFP100のCPU150は、たとえば所定のプログラム(たとえば、コニカミノルタ社製の「PageScope NDPS Gateway」等のゲートウェイソフトウェア)を実行することによって、GWとして機能する。ゲートウェイ機能40は、機能的な構成として、通信制御部41、速度測定部45、動作制御部47、および、プロトコル取得部49を含む。
通信制御部41は、ネットワーク通信部155および/またはファクシミリ通信部154を用いて、他の装置との通信を制御する処理部である。通信制御部41は、メッセージセッション通信制御部42とトンネル通信制御部43とを有する。
メッセージセッション通信制御部42は、クラウドネットワーク300内の管理サーバーとの通信をメッセージセッションを用いて実行する処理部である。メッセージセッション通信制御部42は、管理サーバーとの間にメッセージセッションを確立して、管理サーバーとの通信を実行する。
トンネル通信制御部43は、ネットワーク通信部155を用いて、GWとクラウドサーバー400との間にトンネル接続を確立して、クラウドサーバー400と特定のデバイス(たとえば、MFP100A〜100Eのいずれか)との通信を中継する。
速度測定部45は、ネットワーク通信部155および/またはファクシミリ通信部154を用いて、データの送信経路の通信速度を表わす値を測定する処理部である。動作制御部47は、GWおよびLAN200内の装置のそれぞれの動作モードを制御する処理部である。動作制御部47は、たとえばMFP100A〜100EにGWとして動作するMFP100を特定する情報を送信し、当該MFP100をGWとして登録することを指示する。プロトコル取得部49は、クライアント500および/またはクラウドサーバー400がデータ送信に利用するプロトコルを取得する。
[4.クラウドサーバーの構成]
図6は、クラウドサーバー400のハードウェア構成の一例を示す図である。図6に示されるように、クラウドサーバー400は、主な構成要素として、CPU(Central Processing Unit)401と、RAM(Random Access Memory)402と、記憶装置403と、通信インターフェース404とを含む。CPU401と、RAM402と、記憶装置403と、通信インターフェース404とは、互いに内部バスで接続されている。
CPU401は、たとえばプログラムを実行することによりクラウドサーバー400の全体的な動作を制御するための処理を実行する演算装置の一例である。RAM402は、CPU401における処理実行時のワークエリアとして機能する。記憶装置403は、たとえばハードウェアディスクによって実現され、CPU401が実行するプログラム(たとえば、SaaSPFとして機能するためのソフトウェア)を格納する。記憶装置403は、さらに、当該プログラムの実行に利用されるデータ(たとえば、GWのIPアドレス)を格納していてもよい。通信インターフェース404は、各種の装置(MFP100等)と通信するための機器であって、たとえば無線通信回路によって実現される。
[5.データ構成]
図7は、SaaSGWとして機能するMFP100がLAN200内のMFP100を管理するために利用されるデータの構造の一例を模式的に示す図である。図7に示されたデータは、デバイス名と、GWソフトウェアのバージョンと、各MFP100におけるジョブの実行頻度とを関連付ける。たとえば、図7の表は、「MFP100A」と「Ver.4」と「10ジョブ/1日」とを関連付ける。このことは、MFP100AにインストールされているGWソフトウェアのバージョンが「4」であり、かつ、MFP100Aのジョブの実行頻度が1日あたり10件であることを意味している。本実施の形態では、バージョンの数が大きいほど、新しくリリースされたGWソフトウェアであることを示す。
本実施の形態では、各MFP100は、たとえば当該MFP100におけるジョブの実行ログに従って、当該MFP100のジョブの実行頻度を算出する。GWは、当該GWを介してクラウドサーバー400と通信するMFP100のそれぞれから、各MFP100のジョブの実行頻度を取得してもよい。
[6.処理の流れ]
図8は、GWとして動作するMFP100において実行される処理のフローチャートである。図8を参照して、GWの動作を説明する。MFP100のCPU150は、たとえばGWソフトウェアを実行することにより図8の処理を実現する。図8の処理は、たとえば、GWソフトウェアの起動時に開始される。
ステップS10にて、MFP100のCPU150は、GWについて設定されている起動フラグの状態を確認する。起動フラグの状態は、「代行」「通常」「交代」が挙げられる。「通常」は、GWとして通常の動作をする状態に相当する。「代行」は、LAN200において「通常」として動作していたGWのアップデート中に代行でGWとして動作をする状態に相当する。「交代」は、他のGWを代行のGWとして動作させた後、GWとして復帰する状態を意味する。CPU150は、起動フラグの状態が「代行」であればステップS12へ、「通常」であればステップS24へ、「交代」であればステップS38へ、それぞれ制御を進める。
図8のステップS10以降の制御は、ステップS12〜ステップS22、ステップS24〜ステップS34、および、ステップS36〜ステップS40に分けられる。まず、ステップS24〜ステップS34について説明する。
(ステップS24〜ステップS34)
ステップS24にて、CPU150は、登録フラグの状態が「OFF」であるか否かを判断する。本実施の形態において、登録フラグは、GWとしての情報のクラウドサーバー400への登録が完了しているか否かを表わす。登録フラグの状態は「ON」または「OFF」である。「ON」はGWとしての情報の登録が完了していることを表わし、「OFF」は未だ当該情報の登録が完了していないことを表わす。CPU150は、登録フラグの状態が「OFF」であると判断すると(ステップS24にてYES)、ステップS26へ制御を進め、そうでなければ(ステップS24にてNO)、ステップS30へ制御を進める。
ステップS26にて、CPU150は、クラウドサーバー400に、当該CPU150を搭載しているMFP100をGWとして認識するために必要な情報を登録する。このような情報として、CPU150は、たとえばMFP100のIPアドレスを登録する。これにより、クラウドサーバー400は、当該IPアドレスを使用してデータを送信した装置がLAN200におけるGWであることを識別する。ステップS28にて、CPU150は、登録フラグの状態を「ON」にする。
ステップS30にて、CPU150は、GWとして稼働する。これにより、CPU150がMFP100Aに搭載されていれば、MFP100Aは図1のスキム900,910として示されたように、LAN200内のMFP100とクラウドサーバー400との間の通信を中継する。
ステップS32にて、CPU150は、切替指示を入力されたか否かを判断する。切替指示は、LAN200のGWを他の装置へと切り替える指示であり、たとえば、RMS600(図1)等からネットワークを介してMFP100に入力される。切替指示は、作業員がMFP100を直接操作することによって、MFP100に入力されてもよい。CPU150は、当該指示が入力されていないと判断する(ステップS32にてNO)、ステップS30にてGWとしての稼働を継続し、当該指示が入力されていると判断すると(ステップS32にてYES)、ステップS34へ制御を進める。
ステップS34にて、CPU150は、GW切替処理を実行する。図9は、図8のGW切替処理のサブルーチンのフローチャートである。図9を参照して、GW切替処理について説明する。
ステップS3400にて、CPU150は、切替指示(ステップS32)において指定されるGWソフトウェアのバージョンを読み出す。ステップS3402にて、CPU150は、当該CPU150によって実現されるGWの支配下にあるMFP100から、ステップS3400において読み出したバージョン以上のバージョンのGWソフトウェアをインストールされているMFP100を検索する。
本明細書において「GWの支配下にある」とは、「GWを利用してLAN200外の装置と通信する」ことを意味する。たとえば、LAN200においてMFP100AがGWとして稼働している場合、LAN200内のMFP100B,100C,100D,100EはMFP100Aを介してLAN200外の装置(クラウドサーバー400)と通信する。したがって、MFP100B,100C,100D,100EはMFP100Aの支配下にある、と言える。また、MFP100Aにおいて、GW以外の機能(画像処理装置としてジョブを実行する機能)は、GWを介してクラウドサーバー400と通信する。したがって、MFP100AのGW以外の機能はMFP100AのGWの支配下にある、と言える。ただし、ステップS3402では、CPU150は、MFP100AにインストールされたGWソフトウェア以外のGWソフトウェアのバージョンを検索する。したがって、MFP100B〜100EのそれぞれにインストールされたGWソフトウェアについて検索を実行する。
図7の例では、MFP100B,100C,100D,100EのそれぞれのGWのバージョンは、「5」,「6」,「2」,「2」である。たとえば、ステップS3400において読み出したバージョンが「5」である場合、ステップS3402の検索結果はMFP100B,100Cである。ステップS3400において読み出したバージョンが「6」である場合、ステップS3402の検索結果はMFP100Cである。
ステップS3404にて、CPU150は、ステップS3402の検索の結果として得られらたMFP100の数を確認する。CPU150は、当該数が「2台以上」であればステップS3406へ、当該数が「1台」であればステップS3416へ、当該数が「0台」であればステップS3410へ、それぞれ制御を進める。
ステップS3406にて、CPU150は、検索結果として得られたMFP100の全てから使用頻度を取得する。ステップS3408にて、CPU150は、ステップS3406にて取得した使用頻度のうち最も低いものに対応するGW(MFP100)を、代行GWとして指定する。「使用頻度」の一例は、MFP100における画像処理に関するジョブの実行の頻度(図7のジョブ実行頻度)である。
図7の例において、MFP100Bのジョブ実行頻度は、1日あたり6ジョブである。MFP100Cのジョブ実行頻度は、1日あたり120ジョブである。MFP100Cの方がMFP100Bより1日当たり実行されるジョブの数が少ない。したがって、ステップS3402の検索結果がMFP100BとMFP100Cであった場合、CPU150は、ステップS3406にてMFP100Bを代行GWとして指定する。
ステップS3410にて、CPU150は、当該CPU150が搭載されているMFP100の支配下にあるすべてのMFPから各MFP100の使用頻度を取得する。ステップS3412にて、CPU150は、ステップS3410において取得した使用頻度のうち最も使用頻度が低いMFPを代行GWとして指定する。ステップS3414にて、CPU150は、ステップS3412にて代行GWとして指定したMFPに対して、切替指示において指定されているバージョン以上のバージョンまでGWソフトウェアをアップデートすることを指示する。
たとえば、切替指示においてバージョン「7」が指定された場合、図7の例では、LAN200内に当該バージョンを満足するMFPが存在しない。この場合、MFP100AのCPU150は、MFP100B〜100Eのうち最も使用頻度が低いMFP100Bに、GWソフトウェアのバージョンを「7」以上にアップデートすることを指示する。
ステップS3416にて、CPU150は、クラウドサーバー400に代行GWの情報を登録する。登録される情報は、代行GWをLAN200のGWとして認識するために必要な情報であり、たとえば、代行GWとして指定されたMFPのIPアドレスである。ステップS3404にて検索結果として得られたMFPの数が「1台」であった場合には、当該MFPが代行GWとして指定される。なお、CPU150は、ステップS3414において指示したアップデートの完了を待って、ステップS3416の制御を実行してもよい。
ステップS3418にて、CPU150は、代行GWとして指定されたMFP100にGWソフトウェアの起動を指示する。このとき、CPU150は、代行GWに対して、GWとして稼働するのに必要な情報(中継情報)を送信してもよい。このような情報は、たとえば、クラウドサーバー400にGWとしてログインするための情報(IPアドレス、ID、パスワード等)、GWの支配下のMFP100を特定する情報、GW個体情報、および/または、顧客情報を含む。また、ステップS3418にて、CPU150は、代行GWにおいて、起動フラグの状態を「代行」とすることを指示する。これに応じて、当該指示を受信したMFP(代行GW)は、起動フラグの状態を「代行」に設定してもよい。
図1に示された例では、MFP100AがGWとして稼働している。代行GWとしてMFP100Bが指定された場合、MFP100AのCPU150は、MFP100BにGWソフトウェアの起動を指示する。これに応じて、MFP100BのCPU150は、GWソフトウェアを起動する。このGWソフトウェアの起動は、ステップS12〜ステップS22の制御として後述する。
ステップS3420にて、CPU150は、中継モードで稼働する。中継モードとは、LAN200内で、MFP100とGWとの通信を中継する動作モードである。なお、CPU150は、代行GWの稼働のための制御(後述するステップS12,S14)の完了を認識したことを条件として、中継モードでの稼働を開始してもよい。すなわち、たとえばMFP100AからMFP100BにGWが切り替えられる場合、MFP100BのCPU150は、ステップS12,S14の制御の完了をMFP100Aに通知する。MFP100AのCPU150は、当該通知を受けたことを条件として、MFP100Aの動作モードを、GWから中継モードへと切替える。
その後、CPU150は、代行GWから中継モードを終了する指示(ステップS2204)を受信するまで、中継モードで稼働する。
ある実施の形態では、GWとして稼働しているMFP100Aは、RMS600等から切替指示を受けると、MFP100Bに対して、当該MFP100BにインストールされているGWソフトウェアを起動して代行GWとして稼働することを指示する。MFP100Aは、その後、中継モードで動作することにより、代行GW(MFP100B)とLAN200内のMFP100との通信を中継する。
MFP100Aは、中継モードで稼働しながら、当該MFP100AにインストールされているGWソフトウェアをアップデート(バージョンアップ等)してもよい。これにより、MFP100Aが、当該MFP100AのGWソフトウェアのアップデート等によりGWとして稼働できない期間においても、LAN200においてGWが不在になる期間が生じることが回避される。
LAN200において、代行GWとして必要とされるバージョンのGWソフトウェアをインストールされているMFPが存在しない場合、MFP100Aは、LAN200内の1台のMFPを代行GWとして選択し、選択されたMFPに対して、GWソフトウェアのアップデートおよびGWソフトウェアの起動を指示してもよい(ステップS3410〜S3414,S3416,S3418)。GWソフトウェアの起動は、GWソフトウェアのアップデートの完了後に指示されてもよい。
なお、代行GWを特定する情報は切替指示に含まれていてもよい。このような場合、GWとして稼働しているMFPのCPU150は、代行GWを選択(ステップS3602〜S3614)に関する制御を実行する必要が無い。代わりに、CPU150は、ステップS3600において読み出したバージョンと切替指示によって特定されたMFPのGWのバージョンとを比較する。後者のバージョンが前者のバージョンより低い場合には、切替指示によって特定されたMFPに対してGWのアップデート(S3614)を指示する。
(ステップS12〜ステップS22)
図8に戻って、ステップS12〜ステップS22について説明する。ステップS12〜ステップS22は、代行GWとして選択されたMFPによって実行される。CPU150は、たとえばステップS3418(図9)の起動指示を受けたときに起動フラグの状態を「代行」に設定する。
ステップS12にて、CPU150は、設定情報を当該CPU150が搭載されているMFP100のデータベース(DB)に反映させる。設定情報は、GWとして稼働するのに必要な情報であり、たとえば、GWとして起動しているMFPから代行GWへステップS3418にて送信される。
ステップS14にて、CPU150は、LAN200内の通信の転送先として、旧GWを設定する。「旧GW」とは、現在GWとして稼働しており、これから中継モードに移行する、GWを意味する。たとえば、GWがMFP100AからMFP100Bに移行する場合、MFP100BのCPU150がステップS14を実行しているとき、MFP100A(のGW)が「旧GW」に相当する。
ステップS16にて、CPU150は、登録フラグの状態を「ON」に設定する。
ステップS18にて、CPU150は、LAN200内のGWとして稼働する。これにより、LAN200内のGWがステップS18を実行するCPU150を搭載されているMFPへと切り替わる。ステップS18の状態は、たとえば図4に示される。ステップS18を実行するCPU150を搭載されているMFPは、図4中の「MFP100B」である。
ステップS20にて、CPU150は、交代指示を受信したか否かを判断する。交代指示は、CPU150が搭載されているMFPから別の装置へ、GWの役割を切り替える指示である。交代指示は、RMS600等からネットワークを通じて、または、作業員がMFP100を直接操作することにより、MFP100に入力される。CPU150は、交代指示が入力されるまでステップS18にてGWとして稼働し(ステップS20にてNO)、交代指示が入力されるとステップS22へ制御を進める。
ステップS22にて、CPU150はGW交代処理を実行する。図10は、GW交代処理のサブルーチンのフローチャートである。
図10を参照して、ステップS2200にて、CPU150は、交代対象のGW(以下、「交代GW」とも称する)の情報を読み出す。交代GWの情報は、たとえば、交代GWをインストールされているMFPのIPアドレスを含む。交代GWの情報は、交代指示に含まれていてもよい。ある実施の形態では、作業員は、どのMFPにGWを交代するかを含む交代指示を、代行GWに入力する。なお、代行GWが、使用頻度等に従って代行GWの支配下にあるMFP100から交代GWを選択してもよい。
ステップS2202にて、CPU150は、クラウドサーバー400に、交代GWのMFPをGWとして認識するために必要な情報を登録する。当該情報の一例は、交代GWをインストールされているMFPのIPアドレスである。これにより、クラウドサーバー400は、当該IPアドレスを使用してデータをした装置がLAN200におけるGWであることを識別する。
ステップS2204にて、CPU150は、交代GWを搭載されたMFPに、GWソフトウェアの起動を指示する。CPU150は、当該指示とともに、GWとして稼働するために必要な情報を送信してもよい。当該情報は、クラウドサーバー400にGWとしてログインするための情報(IDおよびパスワード)、GWの支配下にあるMFP100の情報(IPアドレス等)、GW個体情報、および/または、顧客情報を含む。CPU150は、上記指示とともに、起動フラグの状態を「交代」に設定する指示を送信してもよい。
図3に示された例では、MFP100Bが代行GWとして稼働している。交代GWがMFP100Aであれば、MFP100BのCPU150は、ステップS2204にて、MFP100AにGWソフトウェアの起動を指示する。これに応じて、MFP100AのCPU150は、GWソフトウェアを起動する。このGWソフトウェアの起動は、ステップS36〜ステップS40の制御として後述する。
ステップS2204にて、CPU150は、さらに、中継モードで稼働しているGW(MFP)に対して、中継モードでの稼働を終了する指示を送信してもよい。これに応じて、中継モードで稼働しているGW(MFP)は、中継モードを終了する。中継モードで稼働しているGWと交代GWとは、同一のGWであってもよい。
ステップS2206にて、CPU150は、GWソフトウェアの実行を終了することにより、GWの機能をシャットダウンする。これにより、図10の処理は終了する。
以上、図10のGW交代処理として示されたように、代行GWは、交代指示を入力されると、交代GWの情報をクラウドサーバー400に登録し、交代GWにGWソフトウェアの起動を指示した後、当該代行GWにおけるGWとしての機能をシャットダウンする。代行GWは、交代GWにおけるGWソフトウェアの起動の完了を確認した後、当該代行GWにおけるGW機能をシャットダウンしてもよい。
(ステップS36〜ステップS40)
図8に戻って、ステップS36〜ステップS40について説明する。ステップS36〜ステップS40は、交代GWとして指定されたMFP100のCPU150によって実行される。交代GWは、代行GWを選択したGW(図1の例におけるMFP100A)であってもよい。
ステップS36にて、CPU150は、設定情報を当該CPU150を搭載されているMFP100において反映させる。設定情報は、たとえばステップS2204において送信される、GWとして稼働するために必要な情報である。
ステップS38にて、CPU150は、登録フラグの状態をONにする。ステップS38の制御は、当該CPU150が搭載されているMFP100の情報を、代行GWがステップS2202にて登録していることに基づく。
ステップS40にて、CPU150は、起動フラグの状態を「通常」に設定する。これにより、CPU150は、GWソフトウェアを再起動した場合、ステップS24〜ステップS40の制御を実行する。
ステップS40の制御の後、CPU150は、制御をステップS30へ移行させる。これにより、CPU150が搭載されたMFP100は、通常のGWとして稼働する。
[7.クラウドサーバーにおいてデータが登録される態様]
この実施の形態のS3416(図9)およびS2202(図10)では、クラウドサーバーにおいてGWを特定する情報が登録される。当該情報の登録は、上書きであってもよいし、追加であってもよい。
図11は、クラウドサーバー400においてGWの情報が上書きされるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。図11において、分図(A)は登録前の状態を表わし、分図(B)は登録後の状態を表わす。
分図(A)に示されるように、クラウドサーバー400の記憶装置403には、GWの情報の一例としてIPアドレス(XXX.XXX.XXX.XXX)が登録されている。分図(B)では、記憶装置403には、分図(A)のIPアドレスとは異なるIPアドレスが変更されている(XXX.XXX.XXX.YYY)が登録されている。「XXX.XXX.XXX.XXX」は、たとえば通常のGWとして稼働しているMFP100のIPアドレスである。「XXX.XXX.XXX.YYY」は、たとえば代行GWとして稼働しているMFP100のIPアドレスである。
図12は、クラウドサーバー400においてGWの情報が追加されるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。図12において、分図(A)は登録前の状態を表わし、分図(B)は登録後の状態を表わす。
分図(A)に示されるように、クラウドサーバー400の記憶装置403は、2以上のIPアドレスと、各IPアドレスに対応した有効フラグの状態とを格納するように構成されている。有効フラグの状態は、GWとして有効なIPアドレスか否かを表わす。状態「ON」は、IPアドレスが有効であることを示す。
分図(A)では、記憶装置403において、IPアドレスとして「XXX.XXX.XXX.XXX」のみが登録され、当該IPアドレスに対応する有効フラグの状態は「ON」である。
分図(B)では、記憶装置403において、IPアドレス「XXX.XXX.XXX.XXX」に加えて、IPアドレス「XXX.XXX.XXX.YYY」が登録されている。IPアドレス「XXX.XXX.XXX.XXX」の有効フラグの状態は、「OFF」であり、IPアドレス「XXX.XXX.XXX.YYY」の有効フラグの状態は、「ON」である。このことは、「XXX.XXX.XXX.XXX」がGWのIPアドレスとして無効であり、「XXX.XXX.XXX.YYY」がGWのIPアドレスとして有効であることを表わす。
図11を参照して説明された「上書き」によれば、クラウドサーバー400において必要とされる記憶容量が最小限に抑えられる。図12を参照して説明された「追加」によれば、一旦GWとしての機能をシャットダウンされたMFP100が再度GWとして復活する場合、再度当該MFP100のGWのIPアドレスをクラウドサーバー400へ送信する必要がなくなる。
[8.GW(MFP)においてデータが登録される態様]
この実施の形態において、MFP100は、GWとして稼働することもできるし、中継モードで稼働することもできる。MFP100は、クラウドサーバー400に向けられたデータを、GWとして稼働しているときにはクラウドサーバー400に送信し、中継モードで稼働しているときにはLAN200内のGWに送信する。すなわち、クラウドサーバー400に向けられたデータの送信先が、状態によって変化する。このような送信先を特定する情報は、MFP100において、上書きで登録されていもよいし、追加で登録されてもよい。
図13は、MFP100において送信先の情報が上書きされるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。図13において、分図(A)は登録前の状態を表わし、分図(B)は登録後の状態を表わす。
分図(A)に示されるように、MFP100の記憶部160には、送信先の情報の一例としてIPアドレス(AAA.AAA.AAA.AAA)が登録されている。分図(B)では、記憶部160には、分図(A)のIPアドレスとは異なるIPアドレスが変更されている(XXX.XXX.XXX.YYY)が登録されている。「AAA.AAA.AAA.AAA」は、たとえば、クラウドサーバー400のIPアドレスである。「XXX.XXX.XXX.YYY」は、たとえば、代行GWとして稼働しているMFP100のIPアドレスである。
図14は、MFP100において送信先の情報が追加されるときの、登録される情報の一例を模式的に示す図である。図14において、分図(A)は登録前の状態を表わし、分図(B)は登録後の状態を表わす。
分図(A)に示されるように、MFP100の記憶部160は、2以上のIPアドレスと、各IPアドレスに対応した有効フラグの状態とを格納するように構成されている。有効フラグの状態は、送信先として有効なIPアドレスか否かを表わす。状態「ON」は、IPアドレスが有効であることを示す。
分図(A)では、記憶部160において、IPアドレスとして「AAA.AAA.AAA.AAA」のみが登録され、当該IPアドレスに対応する有効フラグの状態は「ON」である。
分図(B)では、記憶部160において、IPアドレス「AAA.AAA.AAA.AAA」に加えて、IPアドレス「XXX.XXX.XXX.YYY」が登録されている。IPアドレス「AAA.AAA.AAA.AAA」の有効フラグの状態は、「OFF」であり、IPアドレス「XXX.XXX.XXX.YYY」の有効フラグの状態は、「ON」である。このことは、「AAA.AAA.AAA.AAA」が送信先のIPアドレスとして無効であり、「XXX.XXX.XXX.YYY」が送信先のIPアドレスとして有効であることを表わす。
図13を参照して説明された「上書き」によれば、記憶部160において必要とされる記憶容量が最小限に抑えられる。図14を参照して説明された「追加」によれば、GWとして稼働していたMFP100が中継モードで稼働した後、再度GWとして復活する場合でも、記憶部160における送信先の情報としてクラウドサーバー400のIPアドレスを登録し直す必要がなくなる。
[9.開示の要約]
本開示は、以下のように要約され得る。
<1>本開示のある局面に従うと、所定のネットワーク内の第1の通信装置(MFP100A)および第2の通信装置(MFP100B)と、所定のネットワーク外のサーバー(クラウドサーバー400)と、を備えるネットワークシステムが提供される。
第1の通信装置は、第2の通信装置と通信するように構成された第1の通信インターフェース(ネットワーク通信部155)と、第1の通信インターフェースを利用して、所定のネットワーク内の機器とサーバーとの通信の中継装置としての稼働を実現するように構成された第1のプロセッサー(CPU150)とを含む。
第1のプロセッサーは、中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替指示を受信した場合に、第2の通信装置に、中継装置としてサーバーと通信するための中継情報(ステップS3418にて送信される中継情報)と、中継装置としてサーバーと通信する指示(ステップS3418にて送信されるGWソフトウェアの起動指示)とを送信するように構成されている。また、第1のプロセッサーは、サーバーに向けられたデータを第2の通信装置に送信するように構成されている(図4のSB22)。
第2の通信装置は、第1の通信装置と通信するように構成された第2の通信インターフェースと、第2の通信インターフェースを利用して通信するように構成された第2のプロセッサーとを含む。第2のプロセッサーは、指示に応じてサーバーと中継装置としての通信を開始するように構成されている(図3等)。
<2>第1のプロセッサーは、指示の送信前に、中継装置として第2の通信装置を特定する情報をサーバーに送信するように構成されていていもよい(ステップS3418の前にステップS3416が実行されること)。
<3>サーバーは、中継装置を特定する装置の情報として、第2の通信装置を特定する情報のみを格納するように構成されていてもよい(図11の分図(B))。
<4>サーバーは、中継装置を特定する装置の情報として、2以上の装置を特定する情報を格納するように構成されていてもよい(図12)。サーバーは、第2の通信装置を特定する情報を他の装置を特定する情報とは区別するように格納するように構成されていてもよい(図12の分図(B))。
<5>第1のプロセッサーは、中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って第2の通信装置を選択するように構成されていてもよい(図9のステップS3402)。
<6>第1のプロセッサーは、所定のネットワークにおいて条件を満足する2以上の装置を検出した場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を第2の通信装置として選択するように構成されていてもよい(図9のステップS3404)。
<7>第1のプロセッサーは、所定のネットワークにおいて条件を満足する装置を検出できなかった場合には、所定のネットワークにおいて最も使用頻度が低い装置に対して条件において規定されるバージョン以上のバージョンへの中継装置用ソフトウェアのアップデートを指示するように構成されていてもよい(図9のS3414)。
<8>第1のプロセッサーは、所定のネットワークにおいて第1の通信装置によってサーバーとの通信を中継される装置の中から、第2の通信装置を選択するように構成されていてもよい(図9のS3402において、支配下にあるMFPから代行GWを選択)。
<9>第1の通信装置は、記憶装置をさらに備えていてもよい。記憶装置には、第1の通信装置が中継装置として稼働しているときには、所定のネットワーク内の装置から受信したデータの送信先としてサーバーを特定する情報が登録されていてもよい。第1のプロセッサーは、切替指示を受信した場合に、送信先として第2の通信装置を特定する情報を記憶装置に登録するように構成されていてもよい(図13,図14)。
<10>第1のプロセッサーは、記憶装置において、送信先として第2の通信装置を特定する情報のみを登録するように構成されていてもよい(図13の分図(B))。
<11>第1のプロセッサーは、記憶装置において、送信先としてサーバーを特定する情報と第2の通信装置を特定する情報とを登録し、第2の通信装置を特定する情報をサーバーを特定する情報とは区別するように登録するように構成されていてもよい(図14の分図(B))。
<12>第1の通信装置および第2の通信装置の少なくとも一方は画像処理装置と一体的に構成されていてもよい(図5においてMFP100がゲートウェイ機能40を有すること)。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100,100A〜100E MFP、150,401 CPU、200 LAN、300 クラウドネットワーク、400 クラウドサーバー、403 記憶装置、404 通信インターフェース、500 クライアント、900,901,910,911 スキム。

Claims (12)

  1. 所定のネットワーク内の第1の通信装置および第2の通信装置と、
    前記所定のネットワーク外のサーバーと、
    を備えるネットワークシステムであって、
    前記第1の通信装置は、
    前記第2の通信装置と通信するように構成された第1の通信インターフェースと、
    前記第1の通信インターフェースを利用して、前記所定のネットワーク内の機器と前記サーバーとの通信の中継装置としての稼働を実現するように構成された第1のプロセッサーとを含み、
    前記第1のプロセッサーは、中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替指示を受信した場合に、
    中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って前記第2の通信装置を選択し、前記所定のネットワークにおいて前記条件を満足する2以上の装置を検出した場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を前記第2の通信装置として選択し、
    前記第2の通信装置に、中継装置として前記サーバーと通信するための中継情報と、中継装置として前記サーバーと通信する指示とを送信し、
    前記サーバーに向けられたデータを前記第2の通信装置に送信するように構成されており、
    前記第2の通信装置は、画像処理装置によって構成され、
    前記使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度であり、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置と通信するように構成された第2の通信インターフェースと、
    前記第2の通信インターフェースを利用して通信するように構成された第2のプロセッサーとを含み、
    前記第2のプロセッサーは、前記指示に応じて前記サーバーと前記中継装置としての通信を開始するように構成されている、ネットワークシステム。
  2. 前記第1のプロセッサーは、前記指示の送信前に、前記中継装置として前記第2の通信装置を特定する情報を前記サーバーに送信するように構成されている、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバーは、前記中継装置を特定する装置の情報として、前記第2の通信装置を特定する情報のみを格納するように構成されている、請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバーは、前記中継装置を特定する装置の情報として、2以上の装置を特定する情報を格納し、前記第2の通信装置を特定する情報を他の装置を特定する情報とは区別するように格納するように構成されている、請求項2に記載のネットワークシステム。
  5. 前記第1のプロセッサーは、前記所定のネットワークにおいて前記条件を満足する装置を検出できなかった場合には、前記所定のネットワークにおいて最も使用頻度が低い装置に対して前記条件において規定されるバージョン以上のバージョンへの中継装置用ソフトウェアのアップデートを指示するように構成されている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 前記第1のプロセッサーは、前記所定のネットワークにおいて前記第1の通信装置によって前記サーバーとの通信を中継される装置の中から、前記第2の通信装置を選択するように構成されている、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  7. 前記第1の通信装置は、記憶装置をさらに備え、
    前記記憶装置には、前記第1の通信装置が中継装置として稼働しているときには、前記所定のネットワーク内の装置から受信したデータの送信先として前記サーバーを特定する情報が登録されており、
    前記第1のプロセッサーは、前記切替指示を受信した場合に、前記送信先として前記第2の通信装置を特定する情報を前記記憶装置に登録するように構成されている、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  8. 前記第1のプロセッサーは、前記記憶装置において、前記送信先として前記第2の通信装置を特定する情報のみを登録するように構成されている、請求項に記載のネットワークシステム。
  9. 前記第1のプロセッサーは、前記記憶装置において、前記送信先として前記サーバーを特定する情報と前記第2の通信装置を特定する情報とを登録し、前記第2の通信装置を特定する情報を前記サーバーを特定する情報とは区別するように登録するように構成されている、請求項に記載のネットワークシステム。
  10. 前記第1の通信装置および前記第2の通信装置の少なくとも一方は画像処理装置と一体的に構成されている、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  11. 所定のネットワーク内に設けられた通信装置であって、
    前記所定のネットワーク内の他の通信装置および前記所定のネットワーク外のサーバーと通信するように構成された通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースを利用して、前記所定のネットワーク内の機器と前記サーバーとの通信の中継装置としての稼働を実現するように構成されたプロセッサーとを含み、
    前記プロセッサーは、前記中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替情報を受信した場合に、
    中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って前記他の通信装置を選択し、前記所定のネットワークにおいて前記条件を満足する2以上の装置を検出した場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を前記他の通信装置として選択し、
    前記他の通信装置に、中継装置として前記サーバーと通信するための中継情報と、中継装置として前記サーバーと通信する指示とを送信し、
    前記サーバーに向けられたデータを前記他の通信装置に送信するように構成されており、
    前記他の通信装置は、画像処理装置によって構成され、
    前記使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度である、通信装置。
  12. 所定のネットワーク内に設けられた通信装置のプロセッサーによって実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記コンピュータープログラムは、前記プロセッサーが前記所定のネットワーク内の機器と前記所定のネットワーク外のサーバーとの通信の中継装置として稼働しているときに中継装置の切替を指示する切替指示を受信した場合に、前記プロセッサーに、
    中継装置用ソフトウェアのバージョンに関する条件に従って前記所定のネットワーク内の他の通信装置を選択するステップを実行させ、
    前記選択するステップは、前記所定のネットワークにおいて前記条件を満足する2以上の装置が検出された場合には、当該2以上の装置のうち使用頻度が最も低い装置を前記他の通信装置として選択することを含み、
    前記他の通信装置は、画像処理装置によって構成され、
    前記使用頻度は、画像処理に関するジョブの実行の頻度であり、
    前記コンピュータープログラムは、前記プロセッサーに、
    前記他の通信装置に、中継装置として前記サーバーと通信するための中継情報と、中継装置として前記サーバーと通信する指示とを送信するステップと、
    前記サーバーに向けられたデータを前記他の通信装置に送信するステップと、
    さらにを実行させる、コンピュータープログラム。
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