JP6918730B2 - 通気孔を有する靴底を備えた靴 - Google Patents

通気孔を有する靴底を備えた靴 Download PDF

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Description

本発明は、広く通気孔を有する靴底及び該靴底を備えた靴に関し、より具体的には、通
気孔と通気溝とを有する靴底及び該靴底を備えた靴に関する。
従来、空気の流出入を活発にして通気性を高めた靴底や靴が数多く提案されてきた。
例えば、歩行の度に靴内部に充満してくる熱気、臭気を適切に外部に排出することがで
きる足むれの生じない靴が提案されている(特許文献1)。
すなわち、特許文献1には、靴底部の内部に空洞部を設け、この空洞部が該靴底部に設
けた第一連通孔を介して外部と連通していることを特徴とする足むれの生じない靴が開示
されている。
また、靴内部の通気性をよくした通気靴も提案されている(特許文献2)。
すなわち、特許文献2には、靴底の上面に、凹部が形成され、該凹部の底面に横溝が形
成され、該横溝は、前記靴底の側面に形成された通気孔と連通され、前記凹部に、弾力性
を有するブロック体が嵌め込まれ、該ブロック体の上部が、前記靴底の上面よりも上方に
突出し、前記ブロック体に縦孔が形成され、前記凹部の底面上に、荷重がかかったときに
前記ブロック体が前記横溝に入り込むことを防ぐための支持シートが配され、該支持シー
トは通気性を有し、前記縦孔および支持シートを通じて靴内部と前記横溝とが連通され、
前記ブロック体に荷重がかかったときに前記縦孔が変形して、前記通気孔と靴内部との間
で空気の流出入が生じることを特徴とする通気靴が開示されている。
さらに、一体形成の靴底によりクッション性能を損なうことなく、靴内部の空気を循環
し得る靴が提案されている(特許文献3)。
すなわち、特許文献3には、クッション性の材質よりなる靴底の外周面に少なくとも一
つの通気孔を開口し、この通気孔を靴底の靴内部に形成した条溝に接続すると共に、通気
孔の入り口に狭窄部を形成することを特徴とする靴が開示されている。
特開2000−189206号公報 特開2006−320657号公報 特開2009−195480号公報
しかしながら、従来の通気靴は、概して通気孔や通気口の径が小さく、長時間履き続け
た場合の通気性には改善の余地があった。この場合、単に通気孔や通気口の径を大きくす
るだけではなく、通気孔や通気口の径や通気路の形状に変化をもたせることにより、空気
の流出入をいっそう活発にさせることが望ましい。
さらに、上述の観点でデザインされた靴底やかかる靴底を備えた靴が、クッション性を
含む運動性に富み、加えてファッショナブルな印象を与えるものであれば、一層好ましい
といえる。
本発明は、少なくとも、通気孔を有し、一体成形された靴底であって、前記通気孔は、
前記靴底の内側及び外側の両側面をそれぞれ貫通するように前記靴底の踏付け部付近及び
踵部付近に複数の対となるように設けられ、前記対となる、前記内側の側面に設けられた
通気孔と前記外側の側面に設けられた通気孔とに連通され、かつ、上面開放となった通気
凹部がさらに設けられたことを特徴とする。
また、本発明は、上記靴底とアッパーとを備えた靴であることを特徴とする。
本発明により、空気の流出入をいっそう活発にさせることにより通気性を高め、運動性
及びファッション性にも富む靴底や該靴底を備えた靴を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)の上面図である。 図1AにおけるB点を折れ曲がり部としたA−B−C線組合せ断面図である。 図1AにおけるD−D線断面図である。 図1AにおけるE−E線断面図である。 図1AにおけるF−F線断面図である。 図1AにおけるG−G線断面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)に配された通気孔及び通気溝の様子を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)の底面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)の左側面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底の外観構成を説明する外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る靴底を備えた靴の外観構成を説明する外観斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る靴の分解構造を説明する説明図である。 図5に示した本発明の他の実施形態に係る靴の内側の様子を説明する説明図である。
本発明に係る靴底及び該靴底を備えた靴の構造ならびにその実施例について、図面を参
照しながら説明する。
なお、本発明に係る靴底及び該靴底を備えた靴については、便宜上、右足側について説
明をすることとし、左足側については右足側と同様であるため説明を省略する。
また、本明細書において、靴底をソール、靴をシューズということもある。
本発明の一実施形態に係る靴底の外観構成を示す外観斜視図は、図3に示すとおりであ
る。加えて、図1A〜図2Cに、本発明の一実施形態に係る靴底の上面図、断面図、側面
図、底面図等のそれぞれについて、詳細に示されている。以下では、まず、図1Aを参照
して本発明の一実施形態に係る靴底を説明する。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る靴底の上面図であり、同図Aにおいて、靴底10
0には、その上面の踏付け部側に通気凹部111〜114が図中左右方向に形成され、同
じく上面の踵部側にも通気凹部121〜123が図中左右方向に形成されている。
図1Aには表れていないが、通気凹部111〜114、121〜123のそれぞれ左右
両端部は、通気孔に連通されている(通気孔については、図1C、図1F等を参照して後
述する)。
つまり、通気凹部111〜114、121〜123のそれぞれ左右両端部に連通される
ように設けられた通気孔は対をなす。
また、図1Aにおいて、踏付け部側通気凹部111〜114には、図中上下方向に連通
する連通溝130が形成されている。しかも、この連通溝130は、つま先部で連結し、
全体としては、U字形(馬蹄形)をなすように形成されている。
換言すれば、連通溝130は、図1Aの靴底(右足側)の上面からみて、踏付け部に設
けられた複数の通気凹部のうち土踏まず部に最も近い通気凹部(114)の内側から始ま
り、踏付け部側の各通気凹部(113→111)とそれぞれの内側で交わるように形成さ
れつつ、つま先部に最も近い通気凹部(111)を通過するとなだらかに折り返し、再び
踏付け部側の各通気凹部(111→113)とそれぞれの外側で交わるように形成され、
土踏まず部に最も近い通気凹部(114)の外側と連結して終了する。
なお、本発明の一実施形態において、靴底の踵部側の通気凹部121〜123にはこれ
らを連通する連通溝は設けられていないが、本発明がこれに制限されることはなく、踵部
側の通気凹部121〜123にも連通溝130と同様の連通溝を設けても良い。
図1Bに、図1AにおけるB点を折れ曲がり部としたA−B−C線組合せ断面図を示す
。同図Bに示されるように、ソール上面には、連通溝130の溝部、踏付け部側通気凹部
111〜114の各溝部、ならびに、踵部側通気凹部121〜123の各溝部が形成され
ている。
ここで、踏付け部側通気凹部111〜114の各溝部の深さは、踵部側通気凹部121
〜123の各溝部の深さよりも浅く形成されていることに留意されたい。踵部側通気凹部
121〜123の各溝部の深さを浅めに形成しても、上述の連通溝130による空気の通
路を別途設けることで、空気の流出入は十分に活発化されるため、踏付け部に対して複数
の通気凹部を形成することによる強度や耐久性の低下を防ぐことができる。
図1Cに、図1AにおけるD−D線断面図を示す。同図Cにおいて、上面が解放された
通気凹部111が確認できる。さらに、通気凹部111の両端には、通気孔111c1及
び111c2が確認できる。これらの通気孔は対をなしている。
図1Dに、図1AにおけるE−E線断面図を示す。同図Dにおいて、靴底上面には連通
溝130の溝部が確認できる。
図1Eに、図1AにおけるF−F線断面図を示す。
図1Fに、図1AにおけるG−G線断面図を示す。同図Fにおいて、上面が解放された
通気凹部123が確認できる。さらに、通気凹部123の両端には、通気孔123c1及
び123c2が確認できる。これらの通気孔は対をなしている。
図1Gに、本発明の一実施形態に係る靴底(右足側)に配された通気凹部及び通気溝、
ならびに通気孔の様子を示す。同図G(A)には、靴底の踏付け部周辺に図中左右方向に
形成された通気凹部111〜114が確認でき、それぞれ上面開放されている(斜線部)
。さらに、同図G(B)には、通気凹部111〜114に対して図中上下方向に連通する
連通溝130が形成されている様子が示されている(斜線部)。
本発明の一実施形態に係る靴底は、少なくともその踏付け部周辺に靴底の内側と外側と
を結ぶ方向に通気凹部が複数設けられ、それぞれの通気凹部の両端には、外部との通気を
行う通気孔がそれぞれ連結形成されている。
少なくともかかる構成により、空気の流出入をいっそう活発にさせて高い通気性を実現
することができる。
さらに、踏付け部周辺に靴底の内側と外側とを結ぶ方向に形成された複数の通気凹部を
連通する連通溝130を設けたことにより、靴底の踏付け部の強度を保持するために通気
凹部の溝を比較的浅く形成したとしても空気の流出入の活性化は妨げられず、依然高い通
気性を実現することができる。
また、図1G(C)には、通気凹部や通気孔の幅(径)の関係が示されている。通気凹
部の一例として、同図G(C)に示されるように、通気凹部112の中央部の幅W1より
もその両端の幅W2の方が広くなるように形成されていることがわかるであろう。さらに
、同図G(C)には表れていないが靴底両端部に形成された通気孔112c1(や112
c2)の幅W3は、W2よりもさらに広くなるように形成されている。
その結果、通気凹部の中央部の溝断面の面積P1と、通気凹部の両端部の溝断面の面積
P2と、それら両端部に連通するように形成された通気孔の孔面積P3との関係も、P1
<P2<P3となる。
このように、各通気凹部の溝幅を中央部から両端部へ向かうにしたがって広くなるよう
に形成することにより、(1)中央部の靴底の踏付け部や踵部における実際に足の加重が
かかる面積を広くとって十分な強度を確保できるとともに、(2)歩行時の足の加重によ
る連続的な靴底(及び通気凹部や連通溝の断面)の変形に伴う空気の流動性を増大させる
という効果を奏する。
[本発明の一実施形態に係る靴底の材質及び製法等の例示]
本発明の一実施形態に係る靴底は、これらに限定されるものではないが、図示しない上
下の金型による一体成形によって製作することができる(ここまでの説明で本発明の一実
施形態に係る靴底を成形するための金型については、従来の金型技術を使って製作可能で
あることがわかるであろう)。形成材料としては、これに限定されるものではないが一例
としてウレタン樹脂を注入し、所定時間放置することにより、金型内部で発泡させて所定
の形状に形成させることができる。
また、金型への形成材料の注入方法は、形成物の変形防止の観点からなるべく圧力を加
えずに行われても良い。あるいは、材料によっては射出成形のように加圧注入する成形方
法によっても十分に製作可能である。
いずれにせよ、一体成形された靴底は、弾性力を備え、人間の歩行に応じた適度な変形
を許容するとともに、柔軟に復元する特性を備えたものとなる。
図2Aに、本発明の一実施形態に係る靴底の底面図を示す。同図Aにおいて、靴底10
0の底面部には、151及び152等の縦溝と、161及び162等の横溝とが形成され
、これらの縦溝と横溝とで囲まれた略矩形領域171等がグリップ力を発揮する凸部を形
成する。
もちろん、これら底面部の実施態様は本発明の趣旨に制限を加えるものではない。
図2Bに、本発明の一実施形態に係る靴底の右側面図を示す(靴底をつま先側から見た
ものを正面図とした場合の右側面である。以下、同様)。同図Bにおいて、靴底100の
右側面部には、通気孔111c1〜114c1、及び121c1〜123c1が確認でき
る。図に示されるとおり、通気孔111c1〜114c1の孔の広さは、通気孔121c
1〜123c1の孔の広さよりも狭くなっている。これは、図1Bにも示されているよう
に、通気孔111c1〜114c1に連結する通気凹部111〜114の溝部の深さが通
気凹部121〜123の溝部の深さよりも浅く形成されていることに影響を受けている。
しかしながら、こうした構造的な特徴は、図2Bにも表れているように見た目の美しさ
(機能美)にも寄与しており、本発明の一実施形態に係る靴底及び該靴底を備えた靴のフ
ァッション性をも高めている。
なお、矩形領域141c1は、図1Aや図3等にも示唆されているとおり、孔部ではな
く中実部分である。本発明の一実施形態に係る靴底においては、踵部分の強度及び耐久性
を確保するためにこのような設計としたが本発明の趣旨に影響を与えるものではない。
図2Cに、本発明の一実施形態に係る靴底の左側面図を示す。同図Cにおいて、靴底1
00の左側面部には、通気孔111c2〜114c2、及び121c2〜123c2が確
認できる。図に示されるとおり、通気孔111c2〜114c2の孔の広さは、通気孔1
21c2〜123c2の孔の広さよりも狭くなっている。これは、図1Bにも示されてい
るように、通気孔111c2〜114c2に連結する通気凹部111〜114の溝部の深
さが通気凹部121〜123の溝部の深さよりも浅く形成されていることに影響を受けて
いる。これらの構造的特徴は、図2Bを参照して際にも説明したように、本発明の一実施
形態に係る靴底及び該靴底を備えた靴のファッション性をも高めている。
なお、矩形領域141c2は、図2Bで参照した矩形領域141c1と同様に、孔部で
はなく中実部分である。
図3に、本発明の一実施形態に係る靴底の外観構成を示す。同図中に付された部材番号
は、これまでに説明した部材に対する部材番号にそれぞれ対応しており、同図中に番号が
付された全ての部材について、既に説明済みである。
同図を参照すれば、各部材の関係がより明確に理解できるであろう。
図4に、本発明の一実施形態に係る靴底を備えた靴の外観構成を示す。同図において、
靴400は、これまで説明した趣旨に沿って製作された本発明の一実施形態に係る靴底4
10にアッパー420が取り付けられている。この取り付け方については種々の製法を採
用することができ、一例として、靴底410と通気性ミドルソール(不図示)とアッパー
420とを糸で縫い付けないで接着剤で貼り合わせるいわゆるセメンテッド式製法を採用
することができる。
同図に示された靴400を見れば明らかなように、十分な通気性が確保された靴底41
0により、アッパー部には通気機構を不要とするか、あるいは最小限のメッシュ部を設け
るだけで済むので、アッパー部(特に甲部)の強度を十分に保ったまま十分な通気性を備
える靴を提供することが可能である。
なお、通気性ミドルソールの具体例については、図5〜6を参照して後述する。
図5に、本発明の他の実施形態に係る靴の分解構造を示す。同図に示されるように、靴
500は、本発明の一実施形態に係る靴510のうえにメッシュ状のミドルソール520
が取り付けられ、最上部にアッパー530が取り付けられている。
ミドルソール520には、これに限定されるものではないが、ミッドソールとしての強
度をある程度持たせたポリエチレンやEVA(Ethylene−Vinyl Acetate Copolymer)、
その他、天然又は人工の繊維素材のものを採用することができる。
同図のミッドソール520を見れば明らかなように、その構造には大き目のメッシュを
採用することもでき、大き目のメッシュ構造を採用した場合には、靴底510で実施され
る通気がダイレクトにミッドソール520を通過してアッパー部に及ぶため、靴全体とし
ても非常に高い通気性能が発揮される。
図6に、図5に示した本発明の他の実施形態に係る靴の内側の様子を示す。同図を見れ
ば明らかなように、大き目のメッシュ構造を備えたものとして実装されたミドルソール5
20を介して、靴底の通気凹部を確認することができる。
[本発明の一実施形態に係る靴底の利用可能性]
本発明の一実施形態に係る靴底は、これらに限定されるものではないが、ナースシュー
ズ、アウトドアサンダル、水陸両用シューズといった、病院等の過酷な環境での長時間の
連続使用や、常に水に濡れることが前提とされているような水辺環境等での使用に好適で
ある。
[組み合わせ]
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された構成要件については
、これらの特徴が相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることが
できる。
[特徴の一例]
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された特徴の各々(例えば
、通気溝が通気凹部に対して上下に貫通するように設けられるか、或いは斜めに貫通する
ように設けられるか等)は、明示的に否定されない限り、同一の目的、同等の目的、また
は類似する目的のために作用する代替の特徴に置換することができる。したがって、明示
的に否定されない限り、開示された特徴の各々は、包括的な一連の同一又は均等となる特
徴の一例にすぎない。
100、410、510 靴底(ソール)
111〜114 通気凹部(踏付け部側)
121〜123 通気凹部(踵部側)
111c1〜114c1、111c2〜114c2 通気孔(踏付け部側)
121c1〜123c1、121c2〜123c2 通気孔(踵部側)
130 連通溝
520 ミドルソール
420、530 アッパー

Claims (2)

  1. 通気孔を有し、一体成形された靴底を備えた靴であって、
    前記靴底における前記通気孔は、前記靴底の内側及び外側の両側面をそれぞれ貫通するように前記靴底の踏付け部付近及び踵部付近に複数の対となるように設けられ、
    前記対となる、前記内側の側面に設けられた通気孔と前記外側の側面に設けられた通気孔とに連通され、かつ、上面開放となった複数の通気凹部がさらに設けられ、
    前記複数の前記通気凹部の中央部から前記通気凹部の両端部に至る溝断面は、前記靴底を上面からみて漸次拡大するよう構成され
    前記通気凹部のうち、前記踏付け部付近に設けられた通気凹部は、前記踵部付近に設けられた通気凹部よりも浅く形成され、かつ、前記踏付け部付近に設けられた複数の通気凹部のうち土踏まず部に最も近い通気凹部端部として、前記踏付け部付近に設けられた複数の通気凹部を連通する連通溝がさらに設けられた
    ことを特徴とする靴底と、
    アッパーと
    を備え、
    メッシュ状のミドルソールが、前記アッパーに設けられた履き口より前記通気凹部が視認可能となるように前記靴底と前記アッパーとの間に装着された
    ことを特徴とする靴。
  2. 前記連通溝は、前記靴底を上面からみたときにU字形をなすことを特徴とする請求項1に記載の靴。
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