JP6917833B2 - 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 - Google Patents
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Description
<第1実施形態>
1.危険通知システム1の構成
危険通知システム1の構成を図1〜図4に基づき説明する。図1に示すように、危険通知システム1は、危険通知装置3と、複数の車載端末5と、複数の携帯端末7と、を備える。
遅延データベース13は、車載端末5又は携帯端末7(以下では単に端末と呼ぶこともある)の位置、及び時刻と、信号遅延時間とを対応付けて記憶している。信号遅延時間とは、端末が後述する端末情報を送信してから、通信部11で受信するまでの時間が、予め設定された基準時間に比べて遅延している時間である。端末の位置、及び時刻を指定すれば、その位置及び時刻における信号遅延時間を遅延データベース13から読み出すことができる。
2.端末が実行する処理
端末が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図5に基づき説明する。前記所定時間は、例えば、100msecである。ここでは車載端末5の処理を例に挙げて説明するが、携帯端末7も同様の処理を実行する。
ステップ2では、端末情報作成ユニット57が、時計47を用いて時刻を取得する。
ステップ4では、端末情報作成ユニット57が、車載端末5の位置、速度、移動方向、車載端末5のID情報、及び情報作成時刻を含む端末情報を作成する。情報作成時刻は前記ステップ2で取得した時刻である。
危険通知装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図6〜図9に基づき説明する。前記所定時間は例えば100msecである。図6のステップ11では、端末情報受信ユニット27が、通信部11を用いて端末情報を受信する。なお、端末情報は、複数の端末がそれぞれ送信したものである。
ステップ21では、マッピングされた端末の位置に対応する信号遅延時間が遅延データベース13に記憶されているか否かを信号遅延推測ユニット35が判断する。マッピングされた端末の位置に対応する信号遅延時間が遅延データベース13に記憶されている場合はステップ22に進み、記憶されていない場合はステップ26に進む。なお、マッピングされた端末の位置は、その端末が送信した端末情報に含まれる位置情報に対応する。
前記ステップ21で否定判断した場合はステップ26に進む。ステップ26では、要因推測ユニット39が、マッピングされた端末の位置及びマッピングの時刻と、人口分布データベース15とを照合して、マッピングされた端末の位置における人口密度X1を推測する。
図6に戻り、ステップ14では、マッピングユニット29が、マッピングされた端末の位置をメモリ25に記憶する。なお、記憶された端末の位置は、後に実行する前記ステップ24の処理で使用することができる。
(1A)危険通知装置3は、端末情報と、遅延データベース13とを照合して、端末情報を送信した端末の位置における信号遅延時間を推測する。危険通知装置3は、信号遅延時間が予め設定された閾値以上である場合、端末情報を送信した端末の位置を、信号遅延時間が閾値未満である過去の端末情報に基づき推測する。
(1B)遅延データベース13は、端末の位置及び時刻と、信号遅延時間とを対応付けている。危険通知装置3は、端末情報及びマッピングの時刻と、遅延データベース13とを照合して、信号遅延時間を推測する。そのため、信号遅延時間を一層正確に推測することができる。
(1D)危険通知装置3は、車載端末5について危険検知エリア65を設定する。そのため、車載端末5を搭載する車両の安全性を高めることができる。
(1F)端末は、端末情報を作成し、危険通知装置3に送信することができる。そのため、危険通知装置3は上記の効果を奏することができる。また、端末は、危険通知情報を受信し、報知を行うことができる。そのため、端末を搭載する車両や端末を携帯する歩行者の安全性を高めることができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2)前記ステップ21の判断を行わず、常に前記ステップ26に進むようにしてもよい。すなわち、前記ステップ22の処理は実行しなくてもよい。
(4)車載端末5は、危険通知情報を受信した場合、他の車両や歩行者との衝突を回避するために、自動ブレーキ、自動操舵等の処理を実行してもよい。
(6)危険通知装置3は、携帯端末7についても、危険検知エリアを設定してもよい。
Claims (9)
- 危険通知装置であって、
複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信する端末情報受信ユニットと、
前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングするマッピングユニットと、
複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定するエリア設定ユニットと、
前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信する危険通知情報送信ユニットと、
前記端末の位置と、信号遅延時間とを対応付けた遅延データベースと、
前記端末情報と、前記遅延データベースとを照合して、前記端末情報を送信した前記端末の位置における前記信号遅延時間を推測する信号遅延推測ユニットと、
前記信号遅延推測ユニットにより推測した前記信号遅延時間が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する遅延判断ユニットと、
を備え、
前記信号遅延時間が前記閾値以上であると前記遅延判断ユニットが判断した場合、前記マッピングユニットは、前記端末情報を送信した前記端末の位置を、前記信号遅延時間が前記閾値未満である過去の前記端末情報に基づき推測するように構成された危険通知装置。 - 請求項1に記載の危険通知装置であって、
前記遅延データベースは、前記端末の位置及び時刻と、前記信号遅延時間とを対応付けており、
前記信号遅延推測ユニットは、前記端末情報及び時刻と、前記遅延データベースとを照合して、前記信号遅延時間を推測するように構成された危険通知装置。 - 危険通知装置であって、
複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信する端末情報受信ユニットと、
前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングするマッピングユニットと、
複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定するエリア設定ユニットと、
前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信する危険通知情報送信ユニットと、
前記端末の位置及び時刻と、通信に影響を与える要因とを対応付けた要因データベースと、
信号遅延時間と前記要因とを対応付ける関数を記憶した記憶ユニットと、
前記端末情報と、前記要因データベースとを照合して、前記端末情報を送信した前記端末の位置における前記要因を推測する要因推測ユニットと、
前記要因推測ユニットにより推測した前記要因を前記関数に入力して、前記端末情報を送信した前記端末の位置における前記信号遅延時間を推測する信号遅延推測ユニットと、
前記信号遅延推測ユニットにより推測した前記信号遅延時間が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する遅延判断ユニットと、
を備え、
前記信号遅延時間が前記閾値以上であると前記遅延判断ユニットが判断した場合、前記マッピングユニットは、前記端末情報を送信した前記端末の位置を、前記信号遅延時間が前記閾値未満である過去の前記端末情報に基づき推測するように構成された危険通知装置。 - 請求項3に記載の危険通知装置であって、
前記要因は、人口密度、電車又は踏み切りと前記端末との距離、前記端末情報の送受信を阻害する遮蔽物の有無、電磁波を発生する施設と前記端末との距離、及び渋滞の有無から成る群から選択される1以上である危険通知装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の危険通知装置であって、
前記エリア設定ユニットは、少なくとも、車両に搭載されている前記端末について、前記危険検知エリアを設定するように構成された危険通知装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の危険通知装置であって、
複数の前記端末の少なくとも一部は歩行者により携帯されている危険通知装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の危険通知装置と組み合わせて使用される端末であって、
前記端末情報を作成する端末情報作成ユニットと、
前記危険通知装置に前記端末情報を送信する端末情報送信ユニットと、
前記危険通知装置から前記危険通知情報を受信する危険通知情報受信ユニットと、
を備える端末。 - 複数の端末から、それぞれ、前記端末の位置、速度、及び移動方向を含む端末情報を受信し、
前記端末情報に基づき、複数の前記端末の位置をマッピングし、
複数の前記端末の少なくとも一部の前記端末に対応付けて危険検知エリアを設定し、
前記危険検知エリアの内部に他の前記端末が位置する場合、前記危険検知エリアに対応付けられた前記端末に危険通知情報を送信し、
前記端末の位置と、信号遅延時間とを対応付けた遅延データベースを参照して、前記端末情報を送信した前記端末の位置における前記信号遅延時間を推測し、
推測した前記信号遅延時間が予め設定された閾値以上であるか否かを判断し、
前記信号遅延時間が前記閾値以上であると判断した場合、複数の前記端末の位置のマッピングにおいて、前記端末情報を送信した前記端末の位置を、前記信号遅延時間が前記閾値未満である過去の前記端末情報に基づき推測する危険通知情報送信方法。 - 請求項8に記載の危険通知情報送信方法によって送信された前記危険通知情報を前記端末で受信し、前記危険通知情報を前記端末に表示する危険通知情報提供方法。
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JP2017162332A JP6917833B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 |
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JP2017162332A JP6917833B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 |
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JP2019040428A JP2019040428A (ja) | 2019-03-14 |
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Family Applications (1)
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JP2017162332A Active JP6917833B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 危険通知装置、端末、危険通知情報送信方法、及び危険通知情報提供方法 |
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