JP6917592B2 - リターンブラケット - Google Patents

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Description

この発明は、ベルトコンベヤのリターン側ベルトを支承するリターンローラの支持ブラケットに関する。
ベルトコンベヤのリターン側ベルトは、前後に所定の間隔を存して並列するリターンローラにより支承されている。
このリターンローラの両端は、コンベヤフレームに上端を取り付けたリターンブラケットの下端で支持し、この支持方式は、周知のように、リターンローラの中心に貫通するフリー回転の支軸の両端外周対称位置の切欠溝をリターンブラケットのU字状の切欠きに落とし込み、この落とし込みにともない上記切欠溝と切欠きとの係合関係により上記支軸が不回転状態に支持される(例えば、特許文献1参照)。
特許第5221943公報
ところで、特許文献1のリターンブラケットは、1枚の鋼板を曲げ加工して、コンベヤフレームにボルトとナットとからなる締付具を介し取り付ける取付板から連なって下方に突出する上部垂直板、この上部垂直板から連なって下方斜めに突出する傾斜板、この傾斜板から連なって下方に突出する下部垂直板を順次連成する。
そして、上記傾斜板の下部から上記下部垂直板の上縁をへて下方にU字状の切欠きを設け、この切欠きにリターンローラのセンタ支軸の端部周面対称位置の切欠溝を落とし込んで、この落とし込みにともない切欠きの両側縁と切欠きの両端縁との係合関係により上記センタ支軸が不回転状態になって、ブラケットにセンタ支軸が支持されるようになっている。
このような構成のブラケットを使用した場合、バラ物搬送にともない、搬送物からの発塵や移載時の粉塵あるいは搬送中の荷こぼれなどによってリターンブラケットに粉塵が付着して堆積する。
この部分的に堆積するのは、上部垂直板、傾斜板及び下部垂直板が広面積の板材のため付着しやすいためである。
特に傾斜板は板面が上側で水平になるため堆積が顕著であり、かつ経時にともない多量に堆積する。
すると、落下する堆積量がより増加することで、大量の堆積物によってリターンローラの端面側に影響が及んで、リターンローラのスムーズな回転が阻害される。
この結果、リターンローラの両端に内蔵してあるベアリング部分に影響することになる。
このため、スムーズな回転を阻害する以外にベアリング部が発熱することがあって、火災事故の要因の一つにあげられることが多い。
また、堆積物がリターンローラのベアリングを保護しているローラ端面側のシールカバーに当たってシール部分が摩滅し、内部のベアリング部に堆積物が到達する。その結果、やがて回転不良となって発熱することになる。
そこで、この発明は、上述の問題を解決したリターンブラケットを提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、コンベヤフレームに取り付ける取付具の挿通孔を有する取付板と、この取付板の長手方向両端に高所端を固定して低所端がベルトの側縁方向に向くよう配置した二本のL形アーム軸材と、この両アーム軸材の低所端に両端を支持させた板面が垂直な支承板と、この支承板の両端間の上縁中央から下方に向け、かつ上記支承板の両板面が開放するように設けたU字状の切欠きとからなる構成を採用する。
また、コンベヤフレームに取り付ける取付具の挿通孔を有する取付板と、この取付板の両端から下方に突出する板面が垂直な並行板と、この両並行板から連なって突出端がベルトコンベヤの側縁方向に向く板面が垂直な突出板と、この両突出板の突出端に両端を支持させた板面が垂直な支承板と、この支承板の上縁中央から下方に向け、かつ上記支承板の両板面が開放するように設けたU字状の切欠きとからなる構成を採用する。
以上のように、この発明のリターンブラケットによれば、取付板に2本の並行するアーム軸材を介し板面が垂直な支承板の両端を支持したリターンブラケットを使用するので、アーム軸材や支承板に対する粉塵の付着を極力抑制し、また、支承板の両端にアーム軸材を接続(取り付ける)するため、支承板の切欠きからアーム軸材が離れた位置になる。
このため、落下堆積物による切欠き部分にあるシール部に影響を及ぼすことが極力解消される。
また、取付板の両側に板面が垂直な並行板、この並行板から連なって突出する板面が垂直な突出板を設けて、この両突出板の突出端に両端を支持した板面が垂直な支承板の両端を取り付けリターンブラケットを使用するので、並行板や突出板及び支承板に対する粉塵の付着を極力抑止し、また支承板の両端に突出板を取り付けるため、支承板の切欠きから並行板、突出板が離れた位置になる。
このため、落下堆積物による切欠き部分にあるシール部に影響を及ぼすことが極力解消される。
この発明の第1の実施形態を示す一部切欠正面図である。 同上の要部を示す一部切欠拡大平面図である。 同一部切欠正面図である。 同上に使用したリターンブラケットの斜視図である。 第2の実施形態に使用するリターンブラケットの斜視図である。 使用状態を示す一部切欠平面図である。 同上の一部切欠正面図である。 同一部切欠正面図である。
次に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の第1の実施形態の図1から図4に示すXは、リターンブラケットである。
上記のリターンブラケットXは、コンベヤフレーム1に取り付ける取付具2の挿通孔3を複数設けてある取付板4と、この取付板4の長手方向両端の下面に高所端をそれぞれ固定した低所端を同方に突出するように配置した二本のL形アーム軸材5、5と、この両アーム5、5の低所端に両端を支持させた板面が垂直な支承板6と、この支承板6の両端間の中央に上縁から下方に向く支承板6の両側板面が開放するU字状の切欠き7とで構成されている。
上記の挿通孔3は、図4に示すように図1に示すベルトコンベヤAのベルトaの走行方向に沿う長孔としてあるので、コンベヤフレーム1に対し取付板4を取り付けた際、上記長孔の長軸方向に取付板4をスライドさせて位置調整ができる。
上記のベルトコンベヤAは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリ(図示省略)との間に無端状のベルトaをかけ渡して構成され、図1に示すように、キャリヤ側ベルトaの下側には、前後に多数列配置したスタンド8でトラフ型に支持したセンタローラ9及び両サイドローラ10でベルトaの下面を支承し、リターン側ベルトaの下側には、前後に多数列配置したリターンブラケットXによる支持リターンローラ11でベルトaの下面を支承する。
上記リターンブラケットXによるリターンローラ11の支持は、周知のように(図2、3に示す)、リターンローラ11の中心に貫通するフリー回転の支軸12の両端部外周の対称位置に切欠溝13が設けてあり、この切欠溝13を支承板6の切欠き7に落とし込みにより嵌め込み、落とし込みにともない切欠き7の両側縁と切欠溝13との嵌まり込み係合関係によって支軸12を不回転状態に支持するようになっている。
また、上述の取付具2としては、挿通孔3(及びフレーム1の図示省略の透孔)に挿通するボルトと、このボルトにねじ込むナットとからなっているが、限定されず、例えば挿通孔3に挿入したネジ軸をフレーム1の孔にねじ込む方式を採用することもできる。
さらに、取付板4に対するアーム軸材5の固定手段としては、溶接や、ねじ込み方式などで取り付け、アーム軸材5に対する支承板6の取り付け手段としては、図2に示すアーム軸材5の低所端から突出する突軸14を支承板6の端部に設けてある透孔15に貫通させたのち、突軸14の突出端をかしめ処理により鋲頭16を設けて取り付けたが、限定されず、例えば溶接などで取り付けることもある。
上記のように構成したリターンブラケットXを使用することで、取付板4に対する支承板6の支持に丸棒などのアーム軸材5を使用しているので、搬送物からの発塵や移載時の粉塵あるいは荷こぼれなどによる粉塵がアーム軸材5に付着してもコンベヤAの稼働にともなう振動によって落下して堆積が極力抑止され、かつ付着も極力なくして堆積物による不都合をなくすることができる。
そして、リターンローラ11の支軸12を支持する支承板6も、板面が垂直のため、堆積物の付着堆積が極力抑止されると共に、並行アーム軸材5の取り付け低所端が支承板6の両端にあって、支軸12の支持点から遠く離れているので、アーム軸材5からの落下堆積物が支軸12のシール部分に影響を及ぼすことが極力回避される。
次に、第2の実施形態の図5から図8のリターンブラケットYを説明する。
リターンブラケットYは、第1の実施形態と同様のコンベヤフレーム1に取り付ける鋼板などの取付板4と、この取付板4の両端から下方に突出する板面が垂直な並行板21と、この並行板21のそれぞれの低所から連なってベルトaの側縁方向に突出する板面が垂直な突出板22と、この両突出板22の突出端に両端を支持させた板面が垂直な支承板6と、この支承板6の両端間の中央に上縁から下方に向く支承板6の両面が開放するU字状の切欠き7とで構成されている。
上記コンベヤフレーム1に取付板4を取り付ける取付具2及び挿通孔3、フレーム1に取り付ける取付方法は、第1の実施形態と同様につき説明を省略する。
また、突出板22に対する支承板6の取り付けも、図示の場合、支承板6の両端の長孔23に突出板22の尖端の突片24を貫通させて、突片24の貫通端面に衝撃を加えて、押し広げにともない抜けないように処理したが、限定されず、例えば溶接などで固定することもある。
そして、切欠き7によってリターンローラ11の支軸12を不回転状態に支持する落とし込み係合関係は、第1の実施形態と同様につき説明を省略する。
上記のように構成したリターンブラケットYを使用することで、取付板2に対する支承板6の支持に、板面が垂直な並行板21及び突出板22を用いているので、搬送物からの発塵や移載時の粉塵あるいは荷こぼれなどによる粉塵が並行板21や突出板22に付着しても、コンベヤAの稼働にともなう振動などにより落下して堆積が極力抑止され、かつ付着も極力なくして堆積物による不都合を無くすることができる。
そして、リターンローラ11の支軸12を支持する支承板6も、板面が垂直のため、堆積物の付着堆積が極力抑止されると共に、突出板22による支承板6の取り付けが、支承板6の両端にあって、支軸12の支持点から遠く離れた位置にあるので、並行板21や突出板22からの堆積落下物のシール部分に対する影響を受けにくい。すなわち、不都合を極力回避する。
X リターンブラケット
Y リターンブラケット
A ベルトコンベヤ
a ベルト
1 コンベヤフレーム
2 取付具
3 挿通孔
4 取付板
5 アーム軸材
6 支承板
7 切欠き
8 スタンド
9 センタローラ
10 サイドローラ
11 リターンローラ
12 支軸
13 切欠溝
14 突軸
15 鋲頭
21 並行板
22 突出板
23 長孔
24 突片

Claims (2)

  1. コンベヤフレームに取り付ける取付具の挿通孔を有する取付板と、この取付板の長手方向両端に高所端を固定して低所端がベルトの側縁方向に向くよう配置した二本のL形アーム軸材と、この両アーム軸材の低所端に両端を支持させた板面が垂直な支承板と、この支承板の両端間の上縁中央から下方に向け、かつ上記支承板の両板面が開放するように設けたU字状の切欠きとからなるリターンブラケット。
  2. コンベヤフレームに取り付ける取付具の挿通孔を有する取付板と、この取付板の両端から下方に突出する板面が垂直な並行板と、この両並行板から連なって突出端がベルトコンベヤの側縁方向に向く板面が垂直な突出板と、この両突出板の突出端に両端を支持させた板面が垂直な支承板と、この支承板の上縁中央から下方に向け、かつ上記支承板の両板面が開放するように設けたU字状の切欠きとからなるリターンブラケット。
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