JP6915286B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置に関する。
複数の電池モジュールを有する蓄電装置は、充電装置を用いて蓄電装置を充電する場合(充電時)、電池モジュールに設けられる電池が充電装置に対して直列接続され、蓄電装置に接続される負荷へ放電する場合(放電時)、電池モジュールに設けられる電池が負荷に対して並列接続される。また、充電時には負荷へ電流が流れない構成としている。
関連する技術として特許文献1や特許文献2などがある。
特開平02−055535号公報 特開2015−061453号公報
しかしながら、上記のように構成した蓄電装置の場合、モータなどの負荷からの回生電力を受電して電池モジュールに設けられる電池に充電できない。
本発明の一側面に係る目的は、回生電力を受電して電池に充電できる蓄電装置を提供することである。
本発明に係る一つの形態である蓄電装置は、第一の電池と第二の電池と第一のダイオードとを有する。
第一の電池の正極端子は第二のダイオードのカソード端子と第三のダイオードのアノード端子とに接続される。
第二の電池の正極端子は第四のダイオードのカソード端子と第五のダイオードのアノード端子とに接続される。
第一のダイオードのカソード端子は第一の電池の負極端子と第四のダイオードのアノード端子とに接続され、第一のダイオードのアノード端子は第二の電池の負極端子に接続され、第二のダイオードのアノード端子と第三のダイオードのカソード端子と第五のダイオードのカソード端子とが接続される。
本発明に係る他の一つの形態である蓄電装置は、第一の電池と第二の電池と第一のダイオードとを有する。
第一の電池の負極端子は第二のダイオードのアノード端子と第三のダイオードのカソード端子とに接続される。
第二の電池の負極端子は第四のダイオードのアノード端子と第五のダイオードのカソード端子とに接続される。
第一のダイオードのアノード端子は第一の電池の正極端子と第四のダイオードのカソード端子とに接続され、第一のダイオードのカソード端子は第二の電池の正極端子に接続され、第二のダイオードのカソード端子と第三のダイオードのアノード端子と第五のダイオードのアノード端子とが接続される。
回生電力を受電して電池に充電できる。
実施形態1の蓄電装置の一実施例を示す図である。 変形例1、変形例2の蓄電装置の一実施例を示す図である。 実施形態2の蓄電装置の一実施例を示す図である。 変形例3、変形例4の蓄電装置の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1の蓄電装置1の一実施例を示す図である。蓄電装置1は、電池モジュール2aと電池モジュール2bとコネクタ3とダイオードD1(第一のダイオード)とスイッチSW1とを有する。なお、実施形態1では、便宜上電池モジュール2aと電池モジュール2bとを用いて説明するが、蓄電装置1の回路を電池モジュール2aと電池モジュール2bとに分けなくてもよい。
電池モジュール2aは、電池B1(第一の電池)とダイオードD2(第二のダイオード)とダイオードD3(第三のダイオード)とを有する。電池モジュール2bは、電池B2(第二の電池)とダイオードD4(第四のダイオード)とダイオードD5(第五のダイオード)とを有する。電池B1、B2は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。
コネクタ3は、端子1p(第一の端子)と端子2p(第二の端子)と端子3p(第三の端子)とを有する。また、コネクタ3は、電池B1、B2からモータMGとインバータINVとを備えるモータインバータ部MGINV(負荷)へ電力供給をしてモータMGを駆動する場合(放電時)、ジャンパプラグ4と接続する。また、コネクタ3は、充電装置2から電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合(充電時)、充電コネクタ5と接続される。更に、コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続されている場合、モータインバータ部MGINVから回生電力を受電して電池B1、B2を充電する(回生充電時)。なお、モータインバータ部MGINVのインバータINVは、回生充電時、電力変換を行う。すなわち、回生電圧を昇圧する。
スイッチSW1は、充電時、導通状態になり、放電時及び回生充電時、遮断状態となる。スイッチSW1は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。なお、スイッチSW1は無くてもよい。
図1の蓄電装置1の回路について説明する。
電池モジュール2aにおいて、電池B1の正極端子(+)はダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とに接続される。電池モジュール2bにおいて、電池B2の正極端子(+)はダイオードD4のカソード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続される。
コネクタ3の端子1pは、モータインバータ部MGINV(負荷)の正極端子(+)に接続される。コネクタ3の端子2pは、ダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続される。コネクタ3の端子3pは、スイッチSW1を介し、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)と電池B2の負極端子(−)とダイオードD1のアノード端子とに接続される。
ダイオードD1のカソード端子は、電池B1の負極端子(−)とダイオードD4のアノード端子とに接続される。
コネクタ3とコネクタ3に接続されるジャンパプラグ4とが接続されると、コネクタ3の端子1pとコネクタ3の端子2pとはジャンパプラグ4のジャンパ線6により短絡される。
コネクタ3とコネクタ3に接続される充電コネクタ5とが接続されると、コネクタ3の端子2pが充電コネクタ5の正極端子(+)を介して充電装置CHGの正極端子(+)に接続され、コネクタ3の端子3pが充電コネクタ5の負極端子(−)を介して充電装置CHGの負極端子(−)に接続される。
図1の蓄電装置1の動作について説明する。
(1)コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続された場合(放電時)、スイッチSW1は遮断状態となり、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが並列接続される。電池モジュール2aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、コネクタ3の端子2p、ジャンパプラグ4の端子2p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子1p、コネクタ3の端子1p、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール2bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2bの電池B2の正極端子(+)、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、コネクタ3の端子2p、ジャンパプラグ4の端子2p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子1p、コネクタ3の端子1p、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(2)コネクタ3と充電コネクタ5とが接続された場合(充電時)、スイッチSW1は導通状態となり、充電装置CHGに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、充電コネクタ5の端子2p、コネクタ3の端子2p、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、スイッチSW1、コネクタ3の端子3p、充電コネクタ5の端子3p、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(3)回生充電をする場合(回生充電時)、スイッチSW1は遮断状態で、コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続されているとき、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、コネクタ3の端子1p、ジャンパプラグ4の端子1p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子2p、コネクタ3の端子2p、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図1に示す蓄電装置1によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール2aと電池モジュール2bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール2aの電池B1と電池モジュール2bの電池B2に回生充電ができる。
また、図1に示す蓄電装置1のように構成することで、回生充電時、電池モジュール2a、2bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図1に示す蓄電装置1では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
<変形例1>
図2は、変形例1、変形例2の蓄電装置21の一実施例を示す図である。変形例1の蓄電装置21は、電池モジュール2aと電池モジュール2bとスイッチSW2、スイッチSW3とを有する。なお、変形例1では、便宜上電池モジュール2aと電池モジュール2bとを用いて説明するが、蓄電装置21の回路を電池モジュール2aと電池モジュール2bとに分けなくてもよい。
実施形態1と変形例1との違いは、実施形態1ではコネクタ3(三極コネクタ)を用いたが、変形例1ではコネクタ3を用いず、スイッチSW2、SW3を用いる点である。なお、変形例1ではスイッチSW2′を設けず、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)とダイオードD1のアノード端子と電池B2の負極端子(−)とスイッチSW3の一方の端子とが接続されている。
スイッチSW2、SW3は、放電時、並列接続された電池B1、B2からモータインバータ部MGINVへ電力供給をしてモータMGを駆動する場合、スイッチSW2は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。また、スイッチSW2、SW3は、充電時、充電装置CHGから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合、スイッチSW2は遮断状態になり、スイッチSW3は導通状態になる。更に、回生充電時、モータインバータ部MGINVから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして回生充電をする場合、スイッチSW2は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。
なお、スイッチSW2、SW3は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。
図2の変形例1の蓄電装置21の回路について説明する。なお、図1と同じ構成の説明を省略する。
スイッチSW2の一方の端子は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)に接続され、スイッチSW2の他方の端子は、ダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続される。
ダイオードD1のカソード端子は、電池B1の負極端子(−)とダイオードD4のアノード端子とに接続される。
スイッチSW3の一方の端子は、電池B2の負極端子(−)とダイオードD1のアノード端子とモータインバータ部MGINVの負極端子(−)とに接続される。
なお、充電をする場合(充電装置CHGが蓄電装置21に接続された場合)、充電装置CHGの正極端子(+)はダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続され、スイッチSW3の他方の端子は、充電装置CHGの負極端子(−)に接続される。
図2の変形例1の蓄電装置21の動作について説明する。
(4)スイッチSW2が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態である場合(放電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが並列接続される。電池モジュール2aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、スイッチSW2、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール2bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2bの電池B2の正極端子(+)、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、スイッチSW2、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(5)スイッチSW2が遮断状態で、スイッチSW3が導通状態である場合(充電時)、充電装置CHGに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、スイッチSW3、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(6)スイッチSW2が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態で、回生充電をする場合(回生充電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、スイッチSW2、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図2に示す変形例1の蓄電装置21によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール2aと電池モジュール2bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール2aの電池B1と電池モジュール2bの電池B2に回生充電ができる。
また、図2に示す変形例1の蓄電装置21のように構成することで、回生充電時、電池モジュール2a、2bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図2に示す変形例1では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
<変形例2>
変形例2の蓄電装置21は、電池モジュール2aと電池モジュール2bとスイッチSW2′、スイッチSW3とを有する。なお、変形例2では、便宜上電池モジュール2aと電池モジュール2bとを用いて説明するが、蓄電装置21の回路は電池モジュール2aと電池モジュール2bとに分けなくてもよい。
実施形態1と変形例2との違いは、実施形態1ではコネクタ3(三極コネクタ)を用いたが、変形例2ではコネクタ3を用いず、スイッチSW2′、SW3を用いる点である。また、変形例1と変形例2との違いは、変形例1ではスイッチSW2をモータインバータ部MGINVの正極端子(+)側に設けたが、変形例2ではスイッチSW2′をモータインバータ部MGINVの負極端子(−)側に設けた点である。なお、変形例2ではスイッチSW2を設けず、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)とダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とが接続されている。
スイッチSW2′、SW3は、放電時、並列接続された電池B1、B2からモータインバータ部MGINVへ電力供給をしてモータMGを駆動する場合、スイッチSW2′は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。また、スイッチSW2′、SW3は、充電時、充電装置CHGから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合、スイッチSW2′は遮断状態になり、スイッチSW3は導通状態になる。更に、回生充電時、モータインバータ部MGINVから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして回生充電をする場合、スイッチSW2′は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。
なお、スイッチSW2′は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。
図2の変形例2の蓄電装置21の回路について説明する。なお、図1と同じ構成の説明を省略する。
モータインバータ部MGINVの正極端子(+)は、ダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続される。
ダイオードD1のカソード端子は、電池B1の負極端子(−)とダイオードD4のアノード端子とに接続される。
スイッチSW2′の一方の端子は、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)に接続され、スイッチSW2′の他方の端子は、ダイオードD1のアノード端子、電池B2の負極端子(−)、スイッチSW3の一方の端子と接続される。
なお、充電をする場合(充電装置CHGが蓄電装置21に接続された場合)、充電装置CHGの正極端子(+)はダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続され、充電装置CHGの負極端子(−)は、スイッチSW3の他方の端子に接続される。
図2の変形例2の蓄電装置21の動作について説明する。
(7)スイッチSW2′が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態である場合(放電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが並列接続される。電池モジュール2aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、スイッチSW2′、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール2bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール2bの電池B2の正極端子(+)、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、スイッチSW2′、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(8)スイッチSW2′が遮断状態で、スイッチSW3が導通状態である場合(充電時)、充電装置CHGに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、スイッチSW3、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(9)スイッチSW2′が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態で、回生充電をする場合(回生充電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール2aと電池モジュール2bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール2a、電池モジュール2bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、スイッチSW2′、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図2に示す変形例2の蓄電装置21によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール2aと電池モジュール2bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール2aの電池B1と電池モジュール2bの電池B2に回生充電ができる。
また、図2に示す変形例2の蓄電装置21のように構成することで、回生充電時、電池モジュール2a、2bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図2に示す変形例2では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
<実施形態2>
図3は、実施形態2の蓄電装置31の一実施例を示す図である。蓄電装置31は、電池モジュール22aと電池モジュール22bとコネクタ3とダイオードD1(第一のダイオード)とスイッチSW1とを有する。なお、実施形態2では、便宜上電池モジュール22aと電池モジュール22bとを用いて説明するが、蓄電装置31の回路は電池モジュール22aと電池モジュール22bとに分けなくてもよい。
電池モジュール22aは、電池B1(第一の電池)とダイオードD2(第二のダイオード)とダイオードD3(第三のダイオード)とを有する。電池モジュール22bは、電池B2(第二の電池)とダイオードD4(第四のダイオード)とダイオードD5(第五のダイオード)とを有する。電池B1、B2は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。
コネクタ3は、端子1p(第一の端子)と端子2p(第二の端子)と端子3p(第三の端子)とを有する。また、コネクタ3は、電池B1、B2からモータMGとインバータINVとを備えるモータインバータ部MGINV(負荷)へ電力供給をしてモータMGを駆動する場合(放電時)、ジャンパプラグ4と接続する。また、コネクタ3は、充電装置2から電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合(充電時)、充電コネクタ5と接続される。更に、コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続されている場合、モータインバータ部MGINVから回生電力を受電して電池B1、B2を充電する(回生充電時)。なお、モータインバータ部MGINVのインバータINVは、回生充電時、電力変換を行う。すなわち、回生電圧を昇圧する。
スイッチSW1は、充電時、導通状態になり、放電時及び回生充電時、遮断状態となる。スイッチSW1は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。なお、スイッチSW1は無くてもよい。
図3の蓄電装置31の回路について説明する。
電池モジュール22aにおいて、電池B1の負極端子(−)はダイオードD2のアノード端子とダイオードD3のカソード端子とに接続される。電池モジュール22bにおいて、電池B2の負極端子(−)はダイオードD4のアノード端子とダイオードD5のカソード端子とに接続される。
コネクタ3の端子1pは、モータインバータ部MGINV(負荷)の負極端子(−)に接続される。コネクタ3の端子2pは、ダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続される。コネクタ3の端子3pは、スイッチSW1を介し、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)と電池B2の正極端子(+)とダイオードD1のカソード端子とに接続される。
ダイオードD1のアノード端子は、電池B1の正極端子(+)とダイオードD4のカソード端子とに接続される。
コネクタ3とコネクタ3に接続されるジャンパプラグ4とが接続されると、コネクタ3の端子1pとコネクタ3の端子2pとはジャンパプラグ4のジャンパ線6により短絡される。
コネクタ3とコネクタ3に接続される充電コネクタ5とが接続されると、コネクタ3の端子2pが充電コネクタ5の負極端子(−)を介して充電装置CHGの負極端子(−)に接続され、コネクタ3の端子3pが充電コネクタ5の正極端子(+)を介して充電装置CHGの正極端子(+)に接続される。
図3の蓄電装置31の動作について説明する。
(10)コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続された場合(放電時)、スイッチSW1は遮断状態となり、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが並列接続される。電池モジュール22aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、コネクタ3の端子1p、ジャンパプラグ4の端子1p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子2p、コネクタ3の端子2p、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール22bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22bの電池B2の正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、コネクタ3の端子1p、ジャンパプラグ4の端子1p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子2p、コネクタ3の端子2p、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(11)コネクタ3と充電コネクタ5とが接続された場合(充電時)、スイッチSW1は導通状態となり、充電装置CHGに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、充電コネクタ5の端子3p、コネクタ3の端子3p、スイッチSW1、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、コネクタ3の端子2p、充電コネクタ5の端子2p、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(12)回生充電をする場合(回生充電時)、スイッチSW1は遮断状態で、コネクタ3とジャンパプラグ4とが接続されている場合、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、コネクタ3の端子2p、ジャンパプラグ4の端子2p、ジャンパ線6、ジャンパプラグ4の端子1p、コネクタ3の端子1p、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図3に示す蓄電装置31によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール22aと電池モジュール22bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール22aの電池B1と電池モジュール22bの電池B2に回生充電ができる。
また、図3に示す蓄電装置31のように構成することで、回生充電時、電池モジュール22a、22bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図3に示す蓄電装置31では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
<変形例3>
図4は、変形例3、変形例4の蓄電装置41の一実施例を示す図である。変形例3の蓄電装置41は、電池モジュール22aと電池モジュール22bとスイッチSW2、スイッチSW3とを有する。なお、変形例3では、便宜上電池モジュール22aと電池モジュール22bとを用いて説明するが、蓄電装置41の回路は電池モジュール22aと電池モジュール22bとに分けなくてもよい。
実施形態2と変形例3との違いは、実施形態2ではコネクタ3(三極コネクタ)を用いたが、変形例3ではコネクタ3を用いず、スイッチSW2、SW3を用いる点である。なお、変形例3ではスイッチSW2′を設けず、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)とダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とが接続されている。
スイッチSW2、SW3は、放電時、並列接続された電池B1、B2からモータインバータ部MGINVへ電力供給をしてモータMGを駆動する場合、スイッチSW2は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。また、スイッチSW2、SW3は、充電時、充電装置CHGから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合、スイッチSW2は遮断状態になり、スイッチSW3は導通状態になる。更に、回生充電時、モータインバータ部MGINVから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして回生充電をする場合、スイッチSW2は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。
なお、スイッチSW2、SW3は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。
図4の変形例3の蓄電装置41の回路について説明する。なお、図3と同じ構成の説明を省力する。
スイッチSW2の一方の端子は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)に接続され、スイッチSW2の他方の端子は、ダイオードD1のカソード端子とスイッチSW3の一方の端子と電池B2の正極端子(+)とに接続される。
モータインバータ部MGINVの負極端子(−)は、ダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続される。
ダイオードD1のアノード端子は、電池B1の正極端子(+)とダイオードD4のカソード端子とに接続される。
なお、充電をする場合(充電装置CHGが蓄電装置41に接続された場合)、充電装置CHGの負極端子(−)はダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続され、充電装置CHGの正極端子(+)は、スイッチSW3の他方の端子に接続される。
図4の変形例3の蓄電装置41の動作について説明する。
(13)スイッチSW2が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態である場合(放電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが並列接続される。電池モジュール22aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、スイッチSW2、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール22bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22bの電池B2の正極端子(+)、スイッチSW2、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(14)スイッチSW2が遮断状態で、スイッチSW3が導通状態である場合(充電時)、充電装置CHGに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、スイッチSW3、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(15)スイッチSW2が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態で、回生充電をする場合(回生充電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、スイッチSW2の一方の端子、スイッチSW2の他方の端子、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図4に示す変形例3の蓄電装置41によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール22aと電池モジュール22bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール22aの電池B1と電池モジュール22bの電池B2に回生充電ができる。
また、図4に示す変形例3の蓄電装置41のように構成することで、回生充電時、電池モジュール22a、22bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図4に示す変形例3では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
<変形例4>
変形例4の蓄電装置41は、電池モジュール22aと電池モジュール22bとスイッチSW2′、スイッチSW3とを有する。なお、変形例4では、便宜上電池モジュール22aと電池モジュール22bとを用いて説明するが、蓄電装置41の回路は電池モジュール22aと電池モジュール22bとに分けなくてもよい。
実施形態2と変形例4との違いは、実施形態2ではコネクタ3(三極コネクタ)を用いたが、変形例4ではコネクタ3を用いずスイッチSW2′、SW3を用いる点である。また、変形例3と変形例4との違いは、変形例3ではスイッチSW2をモータインバータ部MGINVの正極端子(+)側に設けたが、変形例4ではスイッチSW2′をモータインバータ部MGINVの負極端子(−)側に設けた点である。なお、変形例4ではスイッチSW2を設けず、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)とダイオードD1のカソード端子と電池B2の正極端子(+)とスイッチSW3の一方の端子とが接続されている。
スイッチSW2′、SW3は、放電時、並列接続された電池B1、B2からモータインバータ部MGINVへ電力供給をしてモータMGを駆動する場合、スイッチSW2′は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。また、スイッチSW2′、SW3は、充電時、充電装置CHGから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして充電をする場合、スイッチSW2′は遮断状態になり、スイッチSW3は導通状態になる。更に、回生充電時、モータインバータ部MGINVから直列接続された電池B1、B2へ電力供給をして回生充電をする場合、スイッチSW2′は導通状態になり、スイッチSW3は遮断状態になる。
なお、スイッチSW2′は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。
図4の変形例4の蓄電装置41の回路について説明する。なお、図3と同じ構成の説明を省略する。
スイッチSW2′の一方の端子は、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)に接続され、スイッチSW2′の他方の端子は、ダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続される。
ダイオードD1のアノード端子は、電池B1の正極端子(+)とダイオードD4のカソード端子とに接続される。
モータインバータ部MGINVの正極端子(+)は、ダイオードD1のカソード端子と電池B2の正極端子(+)とスイッチSW3の一方の端子とに接続される。
なお、充電をする場合(充電装置CHGが蓄電装置41に接続された場合)、充電装置CHGの負極端子(−)はダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のアノード端子とダイオードD5のアノード端子とに接続され、充電装置CHGの正極端子(+)は、スイッチSW3の他方の端子に接続される。
図4の変形例4の蓄電装置41の動作について説明する。
(16)スイッチSW2′が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態である場合(放電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが並列接続される。電池モジュール22aからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22aの電池B1の正極端子(+)、ダイオードD1のアノード端子、ダイオードD1のカソード端子、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、スイッチSW2′、ダイオードD3のアノード端子、ダイオードD3のカソード端子、電池B1の負極端子(−)のように形成される。また、電池モジュール22bからモータインバータ部MGINVへ電力供給する放電経路は、電池モジュール22bの電池B2の正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)、スイッチSW2′、ダイオードD5のアノード端子、ダイオードD5のカソード端子、電池B2の負極端子(−)のように形成される。
(17)スイッチSW2′が遮断状態で、スイッチSW3が導通状態である場合(充電時)、充電装置CHGに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。充電装置CHGから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する充電経路は、充電装置CHGの正極端子(+)、スイッチSW3、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、充電装置CHGの負極端子(−)のように形成される。
(18)スイッチSW2′が導通状態で、スイッチSW3が遮断状態で、回生充電をする場合(回生充電時)、モータインバータ部MGINVに対して電池モジュール22aと電池モジュール22bとが直列接続される。モータインバータ部MGINVから電池モジュール22a、電池モジュール22bへ電力供給する回生充電経路は、モータインバータ部MGINVの正極端子(+)、電池B2の正極端子(+)、電池B2の負極端子(−)、ダイオードD4のアノード端子、ダイオードD4のカソード端子、電池B1の正極端子(+)、電池B1の負極端子(−)、ダイオードD2のアノード端子、ダイオードD2のカソード端子、スイッチSW2′、モータインバータ部MGINVの負極端子(−)のように形成される。
図4に示す変形例4の蓄電装置41によれば、ダイオードD1を設けることで、直列接続された電池モジュール22aと電池モジュール22bがモータインバータ部MGINVから回生電力を受電し、電池モジュール22aの電池B1と電池モジュール22bの電池B2に回生充電ができる。
また、図4に示す変形例4の蓄電装置41のように構成することで、回生充電時、電池モジュール22a、22bに流す回生充電電流を抑えることができる。
なお、図4に示す変形例4では、回生充電をモータインバータ部MGINVを用いて行う場合について説明したが、例えば、モータインバータ部MGINVだけでなく太陽光発電を用いてよいし、エンジンとオルタネータを用いてもよい。
また、本発明は、実施形態1、変形例1、変形例2、実施形態2、変形例3、変形例4に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
なお、実施形態1、変形例1、変形例2、実施形態2、変形例3、変形例4では、電池モジュールが二つの場合について説明したが、電池モージュールが三つ以上の場合にも、本発明は適用できる。
また、実施形態1、変形例1、変形例2では、電池モジュール2a、2bを用いて説明をし、実施形態2、変形例3、変形例4では、電池モジュール22a、22bを用いて説明をしたが、電池モジュールに含まれている回路は必ずしも電池モジュールごとに分けなくてもよく、例えば、複数の電池モジュールに含まれている回路を一つの回路と考えてもよい。
1、21、31、41 蓄電装置
2a、2b、22a、22b 電池モジュール
3 コネクタ
4 ジャンパプラグ
5 充電コネクタ
6 ジャンパ線
B1、B2 電池
CHG 充電装置
D1、D2、D3、D4、D5 ダイオード
MGINV モータインバータ部
SW1、SW2、SW3 スイッチ
SW2′ スイッチ

Claims (6)

  1. 第一の電池と第二の電池と第一のダイオードとコネクタとを有し、
    前記第一の電池の正極端子は第二のダイオードのカソード端子と第三のダイオードのアノード端子とに接続され、前記第二の電池の正極端子は第四のダイオードのカソード端子と第五のダイオードのアノード端子とに接続され、
    前記第一のダイオードのカソード端子は前記第一の電池の負極端子と前記第四のダイオードのアノード端子とに接続され、前記第一のダイオードのアノード端子は前記第二の電池の負極端子に接続され、
    前記第二のダイオードのアノード端子と前記第三のダイオードのカソード端子と前記第五のダイオードのカソード端子とが接続され、
    前記コネクタは、第一の端子と第二の端子と第三の端子とを有し、
    前記第一の端子は、負荷の正極端子に接続され、
    前記第二の端子は、前記第二のダイオードのアノード端子と前記第三のダイオードのカソード端子と前記第五のダイオードのカソード端子とに接続され、
    前記第三の端子は、前記負荷の負極端子と前記第二の電池の負極端子とに接続され、
    前記コネクタと前記コネクタに接続されるジャンパプラグとが接続されると、前記第一の端子と前記第二の端子とは前記ジャンパプラグのジャンパ線により短絡され、
    前記コネクタと前記コネクタに接続される充電コネクタとが接続されると、前記第二の端子が前記充電コネクタの正極端子に接続され、前記第三の端子が前記充電コネクタの負極端子に接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    前記蓄電装置はスイッチを有し、
    前記スイッチは、
    一方の端子が、負荷の正極端子に接続され、
    他方の端子が、前記第二のダイオードのアノード端子と前記第三のダイオードのカソード端子と前記第五のダイオードのカソード端子とに接続され、
    放電をする場合、前記スイッチは導通状態になり、
    充電をする場合、前記スイッチは遮断状態になり、充電装置の正極端子が前記第二のダイオードのアノード端子と前記第三のダイオードのカソード端子と前記第五のダイオードのカソード端子とに接続され、前記充電装置の負極端子が前記第二の電池の負極端子と前記第一のダイオードのアノード端子とに接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  3. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    前記蓄電装置はスイッチを有し、
    前記スイッチは、
    一方の端子が、負荷の負極端子に接続され、
    他方の端子が、前記第一のダイオードのアノード端子と前記第二の電池の負極端子とに接続され、
    放電をする場合、前記スイッチは導通状態になり、
    充電をする場合、前記スイッチは遮断状態になり、充電装置の負極端子が前記第二の電池の負極端子と前記第一のダイオードのアノード端子とに接続され、前記充電装置の正極端子が前記第二のダイオードのアノード端子と前記第三のダイオードのカソード端子と前記第五のダイオードのカソード端子とに接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  4. 第一の電池と第二の電池と第一のダイオードとコネクタとを有し、
    前記第一の電池の負極端子は第二のダイオードのアノード端子と第三のダイオードのカソード端子とに接続され、
    前記第二の電池の負極端子は第四のダイオードのアノード端子と第五のダイオードのカソード端子とに接続され、
    前記第一のダイオードのアノード端子は前記第一の電池の正極端子と前記第四のダイオードのカソード端子とに接続され、前記第一のダイオードのカソード端子は前記第二の電池の正極端子に接続され、
    前記第二のダイオードのカソード端子と前記第三のダイオードのアノード端子と前記第五のダイオードのアノード端子とが接続され、
    前記コネクタは、第一の端子と第二の端子と第三の端子とを有し、
    前記第一の端子は、負荷の負極端子に接続され、
    前記第二の端子は、前記第二のダイオードのカソード端子と前記第三のダイオードのアノード端子と前記第五のダイオードのアノード端子とに接続され、
    前記第三の端子は、前記負荷の正極端子と前記第二の電池の正極端子とに接続され、
    前記コネクタと前記コネクタに接続されるジャンパプラグとが接続されると、前記第一の端子と前記第二の端子とは前記ジャンパプラグのジャンパ線により短絡され、
    前記コネクタと前記コネクタに接続される充電コネクタとが接続されると、前記第二の端子が前記充電コネクタの負極端子に接続され、前記第三の端子が前記充電コネクタの正極端子に接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  5. 請求項4に記載の蓄電装置であって、
    前記蓄電装置はスイッチを有し、
    前記スイッチは、
    一方の端子が、負荷の正極端子に接続され、
    他方の端子が、前記第一のダイオードのカソード端子と前記第二の電池の正極端子とに接続され、
    放電をする場合、前記スイッチは導通状態になり、
    充電をする場合、前記スイッチは遮断状態になり、充電装置の正極端子が前記第二の電池の正極端子と前記第一のダイオードのカソード端子とに接続され、前記充電装置の負極端子が前記第二のダイオードのカソード端子前記第三のダイオードのアノード端子前記第五のダイオードのアノード端子とに接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  6. 請求項4に記載の蓄電装置であって、
    前記蓄電装置が有するスイッチは、
    一方の端子が、負荷の負極端子に接続され、
    他方の端子が、前記第二のダイオードのカソード端子と前記第三のダイオードのアノード端子と前記第五のダイオードのアノード端子とに接続され、
    放電をする場合、前記スイッチは導通状態になり、
    充電をする場合、前記スイッチは遮断状態になり、充電装置の負極端子が前記第二のダイオードのカソード端子前記第三のダイオードのアノード端子前記第五のダイオードのアノード端子とに接続され、前記充電装置の正極端子が前記第二の電池の正極端子と前記第一のダイオードのカソード端子とに接続される、
    ことを特徴とする蓄電装置。
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