JP6914909B2 - 直流遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、直流遮断器の技術分野に関し、具体的には、直流遮断器に関する。
低圧遮断器は、重要な送配電用電気素子であり、回路内で電力保護機器を配置し人間の安全を確保するのに重要な役割を果たす。低圧遮断器は、その使用系に応じて交流遮断器と直流遮断器に分けられている。正常に動作する場合、低圧遮断器は、接触子をオフにしたり切断したりすることにより、電力負荷の配分及び制御を実現する。回線に故障が発生すると、遮断器が故障信号を検出し、トリップ装置が動作して接触子を開離させ、故障回線を切断する。回線において短絡故障が発生すると、短絡電流を遮断する時に、アークを迅速に消滅させることは、遮断器の信頼できる遮断を保証するための重要な条件となる。交流系において、交流電流はゼロクロス点を有するためアークを容易に消滅できるが、直流電流はゼロクロス点を有さずアークを消滅させにくい。現在、通常の方法は、永久磁石を増設して消弧効果を向上させることである。このような方法は、消弧に役立つが、遮断器の正負極配線形式を制限する。
中国実用新案登録第204067289号明細書(以下、特許文献1と称す)には、取り外し可能に接続された第1のケースおよび第2のケースと、第2のケース内に設けられた消弧室と、消弧室内に配置された複数の均一なアークシュートと、を備える直流配線用遮断器が開示されている。消弧室は、第1のケースに対応する上端開口を備える。消弧室内にアークシュートに対応して避雷器が設けられ、ガス発生ラックの一端が第1のケースと上端開口の間に設けられかつ上端開口を覆う。ガス発生ラックは、対向して設置された2つのガス発生アームを備える。2つのガス発生アームの一端にバッフルプレートが設けられ、バッフルプレートが第1のケースと上端開口の間に設けられかつ上端開口を覆う。
特許文献1における直流配線用遮断器は、永久磁石を増設して消弧効果を向上させることがなく、遮断器の正負極配線形式を制限しない。しかし、消弧室の上端開口と第1のケースの間に永久磁石を必要としない。バッフルプレートが増設され、このような設計案は、アーク燃焼時に生じた気圧がここから漏れることを回避し、かつ第1のケースを裂開させることを回避することができるが、以下の問題がある。当該明細書の図6から分かるように、可動・固定接触子の開離点が第2のケースに接近しかつバッフルプレートから離れ、可動・固定接触子が開離してアークが発生すると、アークに最も近いガス発生アームが熱せられてガスを発生させて、アークをバッフルプレートに接近する位置に移動させるように推進する。アークがバッフルプレートに次第に接近する移動過程において、バッフルプレートの遮蔽作用下で、気圧が迅速に上昇して、アークの移動を阻止し、移動距離が短くなり、大きなガス圧力で、アークが上向きにアークシュートに移動しかできなくなる。アークの移動距離が短いため、上向きに移動するアークが可動・固定接触子の開離点に接近する部分のアークシュートのみに接触し、大部分のアークシュートを十分に利用できないため、該部分のアークシュートが迅速に昇温し、アークの迅速な温度低下に不利となり、さらにアークの迅速消滅に不利となり、アークシュートを通過した後にアークが依然として消滅しないと、危険をもたらす。従来の技術における可動、固定接触子が単に従来のポイントツーポイントの方式で接触し、電流が大きい場合、可動・固定接触子で発生した磁場の方向が同じであり、相互に吸引する作用を有するため、開離しにくいという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする技術課題は、従来の技術における直流遮断器が第1のケースと消弧室の上端開口の間にバッフルプレートを増設するため、アークの消弧室での移動距離が短くなり、大部分のアークシュートを十分に利用できないので、アークが消滅しにくくかつ可動・固定接触子が開離しにくくなるという技術的欠陥を克服するために、ケースを保護できるだけでなく、大部分のアークシュートを十分に利用して消弧効果を向上させることができ、かつ可動・固定接触子が開離しやすい直流遮断器を提供することである。
そのために、本発明は、
第1のケースと、
前記第1のケースに対向しかつそれに固定接続されて、内部に取付空間を形成する第2のケースと、
前記第2のケースに取り付けられかつ前記取付空間の内部に位置し、前記第1のケースに対向する側開口を有する消弧室と、
前記消弧室の内部の下方に取り付けられ、対向して設置された第1のガス発生板と第2のガス発生板、及び前記第1のガス発生板と前記第2のガス発生板を接続して収容空間を形成するバッフルプレートを含み、前記バッフルプレートが前記側開口に対向しかつ前記第2のケースに近接して設置され、前記第1のガス発生板、第2のガス発生板及び前記バッフルプレートがいずれもガス発生材料であるガス発生カバーと、
前記取付空間の内部に取り付けられる可動・固定接触子であって、前記可動・固定接触子の開離部が前記収容空間の内部に位置してかつ前記バッフルプレートに近接し、前記固定接触子は第1の延伸部を有し前記可動接触子は第2の延伸部を有して、前記可動・固定接触子が接触すると、前記第1の延伸部が前記第2の延伸部に略平行となり、かつ通電すると電流方向が互いに逆になる可動・固定接触子と、
前記消弧室の内部の上方に取り付けられ、前記収容空間に対向する下部開口を有し、前記下部開口の大きさが前記第2のケースから第1のケースへの方向に沿って次第に小さくなる複数のアークシュートと、を備えることを特徴とする直流遮断器を提供する。
好ましい形態として、前記第1のケースには、前記第1のガス発生板に対向する第1の延長板と前記第2のガス発生板に対向する第2の延長板が設けられ、前記第1の延長板と第2の延長板が前記消弧室の内部に伸びて、前記収容空間と連通すると共に前記アークシュートに上下に対向する間隔空間を形成する。
好ましい形態として、前記第1のガス発生板と前記第2のガス発生板は平行に設置され、かつ前記第1のガス発生板と前記第2のガス発生板の内側面に相互に向かって延伸する複数の突出板が成形され、隣接したいずれか2つの突出板の間に溝が形成され、前記突出板の延伸長さは、前記アークシュートから離れる方向に沿って次第に増加する。
好ましい形態として、前記第1の延長板と前記第2の延長板は傾斜して設置されて、上部開口が大きく下部開口が小さい前記間隔空間を形成する。
好ましい形態として、前記第1の延伸部は、前記収容空間の外部に位置すると共に、前記バッフルプレートに略平行であり、前記第1の延伸部に固定接触子を有し、前記固定接触子に対向して前記バッフルプレートに固定接触子貫通孔が開設され、前記収容空間の内部に位置する前記可動接触子の可動接触子は、前記固定接触子貫通孔を通過して前記固定接触子に接触接続する。
好ましい形態として、前記固定接触子は、第1の延伸部と、前記第1の延伸部に対向して設置された第3の延伸部と、前記第1の延伸部の下端と前記第3の延伸部の下端を接続する第1の接続部と、前記第3の延伸部の上端に接続されると共に、前記第1の延伸部の方向に向かって水平に延伸する第2の接続部と、前記第2の接続部に接続された配線部とを備える。
好ましい形態として、さらに保護板を含み、前記保護板は、前記第1の延伸部と前記第3の延伸部の間に位置する第1の保護板と、前記第1の保護板に接続されると共に、前記第2の接続部と前記アークシュートの間に位置する第2の保護板とを有する。
好ましい形態として、前記保護板は、接続構造により前記ガス発生カバーに固定される。
好ましい形態として、前記第1のガス発生板は、前記バッフルプレートから外向きに延伸する第1の延長部を有し、前記第2のガス発生板は、前記バッフルプレートから外向きに延伸する第2の延長部を有し、前記ガス発生カバーの前記バッフルプレート側の部分は下端が閉鎖され、かつ前記バッフルプレートから外向きに第3の延長部が延伸される。前記第1の延長部に第1の係止フックが設けられ、前記第2の延長部に第2の係止フックが設けられ、前記第1の保護板には、前記第1の係止フックと係止される第1の係止口と、前記第2の係止フックと係止される第2の係止口が設けられる。前記第1の保護板と前記第3の延長部の間に前記第1の接続部を収容するための空間が形成される。
好ましい形態として、前記第2の保護板に対向する複数の前記アークシュートにおいて、その上に設置された下部開口は、前記固定接触子に接近する方向に沿って開口が次第に小さくなり、かつ最後の前記アークシュートに前記下部開口が設置されていない。
本発明に係る直流遮断器は、以下の利点を有する。
1.本発明の直流遮断器では、消弧室は、第2のケースに取り付けられ、かつ第1のケースに対向する側開口を有し、ガス発生カバーは、消弧室の内部の下方に取り付けられ、対向して設置された第1のガス発生板、第2のガス発生板及びこの両者を接続するバッフルプレートを含み、バッフルプレートは、側開口に対向すると共に第2のケースに近接して設置され、可動・固定接触子は、取付空間の内部に取り付けられ、かつ開離部が収容空間の内部に位置すると共にバッフルプレートに近接する。可動・固定接触子が開離してアークが発生すると、第1のガス発生板、第2のガス発生板及びバッフルプレートは、高温アークによって触発されて、多くのガスが発生し、ガスがアークをバッフルプレートから離れる方向に移動させるように推進し、アークの移動過程において、両側のガス発生板は絶えずに熱せられてガスが発生し、アークを斜め上方に加速移動させるように吹き付ける。消弧室の内部の上方に取り付けられた複数のアークシュートの収容空間に向く側に下部開口が設けられて、アークがアークシュートの間のギャップに入るように案内し、アークの温度を下げてそれを消滅させる。下部開口の大きさが第2のケースから第1のケースへの方向に沿って次第に小さくなるため、アークは、移動過程において、下部開口が次第に小さくなるアークシュートによって絶えずに阻止されるため、消弧室の側開口から飛び出すことができず、アークシュートの間の空間にしか入らず、大部分のアークシュートを利用してアークの温度を下げてそれをできるだけ早く消滅させるように促進する。バッフルプレートは、アークが消弧室から飛び出すことを回避するだけでなく、第1のガス発生板及び第2のガス発生板と囲み合って比較的閉鎖的な収容空間を形成し、アークの高温によって触発されてガスが発生した後、ガス圧力を増加させ、アークを加速移動させるように吹き付けることができる。従来の技術に比べて、本発明の直流遮断器は、第1のケースが裂開しないように保護するだけでなく、大部分のアークシュートを十分に利用して消弧効果を向上させることができる。可動・固定接触子の第1の延伸部と第2の延伸部は略平行であり、かつ通電すると電流方向が互いに逆であり、即ち、通電すると、第1の延伸部と第2の延伸部は、第1の延伸部と第2の延伸部の間の位置に発生した磁場方向が同じであり、可動・固定接触子が開離すると、該磁場は、可動接触子が固定接触子からより迅速に離れるように駆動することができるため、可動・固定接触子を開離させやすい。
2.本発明の直流遮断器では、第1のケースには、第1のガス発生板に対向する第1の延長板と第2のガス発生板に対向する第2の延長板が設けられ、第1の延長板と第2の延長板が消弧室の内部に伸びて、収容空間と連通すると共にアークシュートに上下に対向する間隔空間を形成する。第1の延長板と第2の延長板で形成された間隔空間は収容空間と連通して、アークの水平移動範囲を拡大し、アークエネルギーをさらに削減するために空間を提供する。
3.本発明の直流遮断器では、第1のガス発生板と第2のガス発生板の内側面に相互に向かって延伸する複数の突出板が成形され、隣接したいずれか2つの突出板の間に溝が形成される。アークが発生してガスによって吹き付けられた後、ガス発生板に設置された突出板及び溝は、アークとガス発生板との接触面積を増加させ、アークの温度を下げると共に、より多くのガスが発生してアークを上向きに移動させるように吹き付けることに役立つ。突出板の延伸長さは、アークシュートから離れる方向に沿って次第に増加するため、アークが下向きに移動することを阻止し、アークが下向きに消弧室から飛び出すことを防止することができる。
4.本発明の直流遮断器では、第1の延長板と第2の延長板が傾斜して設置され、形成された間隔空間は、上部開口が大きく下部開口が小さく、ガス発生カバーと組み合せて、アークが上向きにアークシュートに入るように案内し、かつアークが下向きに消弧室から飛び出すことを防止するという役割を果たすことができる。
5.本発明の直流遮断器では、第1の延伸部は、収容空間の外部に位置すると共に、バッフルプレートに略平行である。第1の延伸部に固定接触子を有し、固定接触子に対向してバッフルプレートに固定接触子貫通孔が開設され、収容空間の内部に位置する可動接触子の可動接触子は、固定接触子貫通孔を通過して固定接触子に接触接続する。このような設置方式によれば、可動・固定接触子の開離点をバッフルプレートにできるだけ接近させ、可動・固定接触子が開離した後に発生するアークは、2つのガス発生板及びバッフルプレートに同時に影響できるため、多くのガスが迅速に発生し、アークを迅速に移動させるように推進する。
6.本発明の直流遮断器では、固定接触子は、第1の延伸部と、第1の延伸部に対向して設置された第3の延伸部と、第1の延伸部の下端と第3の延伸部の下端を接続する第1の接続部と、第3の延伸部の上端に接続されると共に、第1の延伸部の方向に向かって水平に延伸する第2の接続部と、第2の接続部に接続された配線部とを備える。このような設置方式によれば、第1の延伸部とバッフルプレートを略平行にすることにより、可動接触子の第2の延伸部に平行になることを容易に実現し、さらに可動・固定接触子のより容易な開離を実現することができる。第1の接続部、第3の延伸部、第2の接続部及び配線部の設置方式によれば、空間を節約し、機器全体をよりコンパクトにし、かつ配線位置を合理的に配置することができる。
7.本発明の直流遮断器では、保護板は、第1の延伸部と第3の延伸部の間に位置する第1の保護板と、第1の保護板に接続されると共に、第2の接続部と前記アークシュートの間に位置する第2の保護板とを有する。第1の保護板は、第1の延伸部が第1の接続部のみにより第3の延伸部に接続されるように保護し、第1の延伸部における電流方向と第2の延伸部における電流方向が互いに逆であるように保証し、第2の保護板は、アークがアークシュートのギャップ位置から飛び出して固定接触子と接触することを防止することができる。
従来の技術又は本発明の具体的な実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、従来の技術又は具体的な実施形態の説明に使用された図面を簡単に説明し、明らかなように、当業者であれば、創造的な労働をしないという前提の下で、さらにこれらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本発明の実施例における直流遮断器の消弧装置の全体構成概略図である。 図1における第1のケースと遮断器の相対位置図である。 図2におけるA部分の構造拡大概略図である。 図1における第2のケースと遮断器の相対位置図である。 図4におけるB部分の構造拡大概略図である。 消弧室、アークシュート、ガス発生カバー及び固定接触子の組立図である。 図6の別の図である。 図6の爆発構造の概略図である。 ガス発生カバーの斜視図である。 アークシュートの斜視図である。 消弧ラビリンス構造の爆発構造図である。 図11におけるC部分の構造拡大図である。 可動・固定接触子の接触接続時の構造図である。
以下、図面を合わせて本発明の技術的解決手段を説明し、明らかなように、以下の実施例は、本発明の全ての実施例ではない。本発明に記載の実施例によれば、当業者が他の創造的な労働をしないという前提の下で得た全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
説明すべきことは、本発明の記載において、用語の「第1」、「第2」は説明の目的に用いられるが、相対的重要度を示すか又は暗示すると理解するはずではない。また、以下に説明される本発明の異なる実施形態に係る技術的特徴は、相互に衝突しない限り、相互に結合することができる。
[実施例]
本発明は、図1〜9に示すように、第1のケース1と、前記第1のケース1に対向しかつそれに固定接続されて、内部取付空間10を形成する第2のケース2と、前記第2のケース2に取り付けられかつ前記取付空間10の内部に位置し、前記第1のケース1に対向する側開口30を有する消弧室3と、前記消弧室3の内部の下方に取り付けられ、対向して設置された第1のガス発生板41と第2のガス発生板42、及び前記第1のガス発生板41と前記第2のガス発生板42を接続して収容空間40を形成するバッフルプレート43を含み、前記バッフルプレート43が前記側開口30に対向しかつ前記第2のケース2に近接して設置され、前記第1のガス発生板41、第2のガス発生板42及び前記バッフルプレート43がいずれもガス発生材料であるガス発生カバー4と、前記取付空間10の内部に取り付けられ、開離部が前記収容空間40の内部に位置してかつ前記バッフルプレート43に近接する可動・固定接触子5、6であって、前記固定接触子6が第1の延伸部61を有し、前記可動接触子5が第2の延伸部51を有し、前記可動・固定接触子5、6が接触すると、前記第1の延伸部61が前記第2の延伸部51に略平行となるが通電すると電流方向が互いに逆であるものと、前記消弧室3の内部の上方に取り付けられ、前記収容空間40に対向する下部開口71を有し、前記下部開口71の大きさが前記第2のケース2から第1のケース1への方向に沿って次第に小さくなる(図10参照)複数のアークシュート7とを備える直流遮断器を提供する。
可動・固定接触子5、6が開離してアークが発生すると、第1のガス発生板41、第2のガス発生板42及びバッフルプレート43は、高温アークによって触発されて、多くのガスが発生し、ガスがアークをバッフルプレート43から離れる方向に移動させるように推進し、アークの移動過程において、両側のガス発生板41、42は絶えずに熱せられてガスが発生し、アークを斜め上方に加速移動させるように吹き付ける。消弧室3の内部上方に取り付けられた複数のアークシュート7の収容空間40に向く側に下部開口71が設けられ、アークがアークシュート7の間のギャップに入るように案内し、アークの温度を下げてそれを消滅させる。下部開口71の大きさが第2のケース2から第1のケース1への方向に沿って次第に小さくなるため、アークは、移動過程において、下部開口71が次第に小さくなるアークシュート7によって絶えずに阻止されるため、消弧室3の側開口30から飛び出すことができず、アークシュート7の間の空間にしか入らず、大部分のアークシュート7を利用して温度を下げてそれをできるだけ早く消滅させるように促進する。バッフルプレート43は、アークが消弧室3から飛び出すことを回避するだけでなく、第1のガス発生板41及び第2のガス発生板42と囲み合って比較的閉鎖的な収容空間40を形成し、アークの高温によって触発されてガスが発生した後、ガス圧力を増加させ、アークを加速移動させるように吹き付けることができる。従来の技術に比べて、本実施例の直流遮断器は、第1のケース1が裂開しないように保護するだけでなく、大部分のアークシュート7を十分に利用して消弧効果を向上させることができる。
図2〜3に示すように、前記第1のケース1には、第1のガス発生板41に対向する第1の延長板11と前記第2のガス発生板42に対向する第2の延長板12が設けられ、前記第1の延長板11と第2の延長板12が前記消弧室3の内部に伸びて、前記収容空間40と連通すると共に前記アークシュート7に上下に対向する間隔空間13を形成する。第1の延長板11と第2の延長板12で形成された間隔空間13は収容空間40と連通して、アークの水平移動範囲を拡大し、アークエネルギーをさらに削減するために空間を提供する。
図6に示すように、前記第1のガス発生板41と前記第2のガス発生板42は平行に設置され、かつ前記第1のガス発生板41と前記第2のガス発生板42の内側面に相互に向かって延伸する複数の突出板44が成形され、隣接したいずれか2つの突出板44の間に溝45が形成され、前記突出板44の延伸長さは、前記アークシュート7から離れる方向に沿って次第に増加する。アークが発生してガスによって吹き付けられた後、ガス発生板41、42に設置された突出板44及び溝45は、アークとガス発生板41、42との接触面積を増加させ、アークの温度を下げると共に、より多くのガスが発生してアークを上向きに移動させるように吹き付けることに役立つ。突出板44の延伸長さは、アークシュート7から離れる方向に沿って次第に増加するため、アークが下向きに移動することを阻止し、アークが下向きに消弧室3から飛び出すことを防止することができる。
前記第1の延長板11と第2の延長板12は傾斜して設置されて、上部開口が大きく下部開口が小さい前記間隔空間13を形成する。このような設置により、間隔空間13がガス発生カバー4と組み合せて、アークが上向きにアークシュート7に入るように案内し、かつアークが下向きに消弧室3から飛び出すことを防止するという役割を果たすという利点がある。
前記下部開口71は円弧状開口である。円弧状開口により、アークがアークシュート7の間のギャップに入るようによりよく案内することができる。
図6〜7に示すように、前記消弧室3は、前記取付空間10内に取り付けられた第1の仕切板31と第2の仕切板32を含み、前記第1の仕切板31と第2の仕切板32は対向して設置されて、前記ガス発生カバー4と前記アークシュート7を取り付けるための空間を形成する。
前記第1のガス発生板41は前記第1の仕切板31に平行に対向し、前記第2のガス発生板42は前記第2の仕切板32に平行に対向する。前記アークシュート7の2つの対向側壁は、それぞれ前記第1の仕切板31と前記第2の仕切板32に固定され、かつそれぞれ前記第1のガス発生板41と前記第1の仕切板31の間、前記第2のガス発生板42と前記第2のガス発生板42の間に位置する。
図6、7、11及び12に示すように、さらにラビリンス消弧構造8(本実施例において、ラビリンス消弧構造は二つの部分を突合わせ接合して形成されても、一つの部分として設置されてもよい)を含み、前記ラビリンス消弧構造8は、前記取付空間10の内部に取り付けられ、かつラビリンス通路85を有し、前記ラビリンス通路85の一端の開口は前記アークシュート7に対向して消滅しないアークを受け、他端の開口は大気と連通する。ラビリンス通路85は、アークシュート7を通過した後に依然として消滅しないアークを受け、かつその温度をさらに下げてそれを消滅させる役割を果たし、ラビリンス通路85は、アークの移動距離を増加させるだけでなく、アークの移動に抵抗力を与えるため、アークのラビリンス通路85に滞在する時間をより長くし、より十分に温度を下げ、アークの消滅に役立つ。
図4に示すように、前記ラビリンス消弧構造8は、前記第1のケース1、第2のケース2と共に閉鎖空間80を形成し、前記ラビリンス通路85の他端の開口は前記閉鎖空間80と連通し、前記第1ケース1及び/又は前記第2のケース2には、前記閉鎖空間80と連通する排気口14が設けられる。
具体的には、前記ラビリンス消弧構造8は、対向して設置された2つの側取付板84と、少なくとも2層あり、各層に複数あり、それぞれの両端がいずれも2つの前記側取付板84の内壁に固定された第1の平板81であって、同一層のいずれか2つの前記第1の平板81の間に第1のギャップ811が形成され、異なる層に位置する前記第一平板81が上下に対向するものと、少なくとも1層あり、各層に複数あり、それぞれの上下両端が上下に対向する2つの前記第1の平板81にそれぞれ接続された第1の垂直板83と、一端が前記第1の垂直板83に固定され、他端が前記第1の垂直板83に近接する他の第2の垂直板83に向かって延伸し、かつ他の前記第2の垂直板83と共に第2のギャップ821を形成し、上下に対向する2つの前記第1のギャップ811を遮蔽し、複数の前記第1のギャップ811と複数の前記第2のギャップ821が前記ラビリンス通路85を形成する第2の平板82とを備える。
図13に示すように、前記固定接触子6は第1の延伸部61を有し、前記可動接触子5は第2の延伸部51を有し、前記可動・固定接触子5、6が接触接続すると、前記第1の延伸部51と前記第2の延伸部61は略平行であり、かつ通電すると電流方向が互いに逆である。通電すると、第1の延伸部61と第2の延伸部51は第1の延伸部61と第2の延伸部51の間の位置に発生した磁場方向が同じであり、可動・固定接触子5、6が開離すると、該磁場は、可動接触子5が固定接触子6からより迅速に離れるように駆動することができるため、可動・固定接触子を開離しやすい。
図6〜8に示すように、前記第1の延伸部61は、前記収容空間40の外部に位置すると共に、前記バッフルプレート43に略平行であり、前記第1の延伸部61に固定接触子60を有し、前記固定接触子60に対向して前記バッフルプレート43に固定接触子貫通孔46が開設され、前記収容空間の内部に位置する前記可動接触子5の可動接触子は、前記固定接触子貫通孔46を通過して前記固定接触子60に接触接続する。このような設置方式によれば、可動・固定接触子5、6の開離点がバッフルプレート43にできるだけ接近し、可動・固定接触子5、6が開離した後に発生するアークは、2つのガス発生板41、42及びバッフルプレート43に同時に影響できるため、多くのガスが迅速に発生し、アークを迅速に移動させるように推進する。
前記固定接触子6は、第1の延伸部61と、前記第1の延伸部61に対向して設置された第3の延伸部63と、前記第1の延伸部61の下端と前記第3の延伸部63の下端を接続する第1の接続部62と、前記第3の延伸部63の上端に接続されると共に、前記第1の延伸部61の方向に向かって水平に延伸する第2の接続部64と、前記第2の接続部64に接続された配線部65とを備える。このような設置方式によれば、第1の延伸部61とバッフルプレート43を略平行にすることにより、可動接触子5の第2の延伸部51に平行になることを容易に実現し、可動・固定接触子5、6のより容易な開離を実現することができ、第1の接続部62、第3の延伸部63、第2の接続部64及び配線部65の設置方式によれば、空間を節約でき、機器全体をよりコンパクトにし、かつ配線位置を合理的に配置することができる。
さらに保護板9を含み、前記保護板9は、前記第1の延伸部61と前記第3の延伸部63の間に位置する第1の保護板91と、前記第1の保護板91に接続されると共に、前記第2の接続部64と前記アークシュート7の間に位置する第2の保護板92とを有する。第1の保護板91は、第1の延伸部61が第1の接続部62のみにより第3の延伸部63に接続されるように保護し、第1の延伸部61における電流方向と第2の延伸部51における電流方向が互いに逆であるように保証し、第2の保護板92は、アークがアークシュート7のギャップ位置から飛び出して固定接触子6と接触することを防止し、安全を保証することができる。
前記保護板9は接続構造により前記ガス発生カバー4に固定される。前記第1のガス発生板41は、前記バッフルプレート43から外向きに延伸する第1の延長部411を有し、前記第2のガス発生板42は、前記バッフルプレート43から外向きに延伸する第2の延長部421を有し、前記ガス発生カバー4の前記バッフルプレート43側の部分は下端が閉鎖され、かつ前記バッフルプレート43から外向きに第3の延長部431が延伸され、前記第1の延長部411に第1の係止フック412が設けられ、前記第2の延長部421に第2の係止フック422が設けられ、前記第1の保護板91には、前記第1の係止フック412と係止される第1の係止口911と、前記第2の係止フック422と係止される第2の係止口912が設けられ、前記第1の保護板91と前記第3の延長部431の間に前記第1の接続部62を収容するための空間432が形成される。
前記第2の保護板92に対向する複数の前記アークシュート7では、その上に設置された下部開口71は、前記固定接触子6に接近する方向に沿って開口が次第に小さくなり、かつ最後の前記アークシュート7に前記下部開口71が設置されていない。このような構造設計によれば、アークが第2の保護板92の下方に位置するアークシュート7に入ることをできるだけ阻止することにより、アークが該位置から飛び出して固定接触子6と接触することを回避し、安全を保証することができる。
明らかなように、上記実施例は、明確に説明するために挙げられた例に過ぎず、実施形態を限定するものではない。当業者であれば、上記説明を基にさらに他の異なる形式の変化又は変更を行うことができる。ここで全ての実施形態を挙げる必要も可能性もない。それから導き出された明らかな変化又は変更は、依然として本発明の保護範囲内にある。
1 第1のケース
2 第2のケース
3 消弧室
4 ガス発生カバー
5 可動接触子
6 固定接触子
7 アークシュート
8 ラビリンス消弧構造
9 保護板
10 取付空間
11 第1の延長板
12 第2の延長板
13 間隔空間
14 排気口
30 側開口
31 第1の仕切板
32 第2の仕切板
40 収容空間
41 第1のガス発生板
411 第1の延長部
412 第1の係止フック
42 第2のガス発生板
421 第2の延長部
422 第2の係止フック
43 バッフルプレート
431 第3の延長部
432 空間
44 突出板
45 溝
46 固定接触子貫通孔
51 第2の延伸部
60 固定接触子
61 第1の延伸部
62 第1の接続部
63 第3の延伸部
64 第2の接続部
65 配線部
71 下部開口
80 閉鎖空間
81 第1の平板
811 第1のギャップ
82 第2の平板
821 第2のギャップ
83 第1の垂直板
84 側取付板
85 ラビリンス通路
91 第1の保護板
911 第1の係止口
912 第2の係止口
92 第2の保護板

Claims (9)

  1. 第1のケース(1)と、
    前記第1のケース(1)に対向しかつそれに固定接続されて、内部に取付空間(10)を形成する第2のケース(2)と、
    前記第2のケース(2)に取り付けられかつ前記取付空間(10)の内部に位置し、前記第1のケース(1)に対向する側開口(30)を有する消弧室(3)と、
    前記消弧室(3)の内部下方に取り付けられ、対向して設置された第1のガス発生板(41)と第2のガス発生板(42)、及び前記第1のガス発生板(41)と第2のガス発生板(42)を接続して収容空間(40)を形成するバッフルプレート(43)を含み、前記バッフルプレート(43)が前記側開口(30)に対向しかつ前記第2のケース(2)に近接して設置され、前記第1のガス発生板(41)、第2のガス発生板(42)及び前記バッフルプレート(43)がいずれもガス発生材料であるガス発生カバー(4)と、
    前記取付空間(10)の内部に取り付けられる可動・固定接触子(5、6)であって、前記可動・固定接触子(5、6)の開離部が前記収容空間(40)の内部に位置してかつ前記バッフルプレート(43)に近接し、前記固定接触子(6)は第1の延伸部(61)を有し前記可動接触子(5)は第2の延伸部(51)を有して、前記可動・固定接触子(5、6)が接触すると、前記第1の延伸部(61)が前記第2の延伸部(51)に略平行となり、かつ通電すると電流方向が互いに逆になる可動・固定接触子(5、6)と、
    前記消弧室(3)の内部の上方に取り付けられ、前記収容空間(40)に対向する下部開口(71)を有し、前記下部開口(71)の大きさが前記第2のケース(2)から第1のケース(1)への方向に沿って次第に小さくなる複数のアークシュート(7)と、を備え
    前記第1のケース(1)には、前記第1のガス発生板(41)に対向する第1の延長板(11)と前記第2のガス発生板(42)に対向する第2の延長板(12)が設けられ、前記第1の延長板(11)と第2の延長板(12)が前記消弧室(3)の内部に伸びて、前記収容空間(40)と連通すると共に前記アークシュート(7)に上下に対向する間隔空間(13)を形成す
    ことを特徴とする直流遮断器。
  2. 前記第1のガス発生板(41)と前記第2のガス発生板(42)は平行に設置され、かつ前記第1のガス発生板(41)と前記第2のガス発生板(42)の内側面に相互に向かって延伸する複数の突出板(44)が成形され、隣接したいずれか2つの突出板(44)の間に溝(45)が形成され、前記突出板(44)の延伸長さは、前記アークシュート(7)から離れる方向に沿って次第に増加する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の直流遮断器。
  3. 前記第1の延長板(11)と前記第2の延長板(12)は傾斜して設置されて、上部開口が大きく下部開口が小さい前記間隔空間(13)を形成する
    ことを特徴とする、請求項1まは2に記載の直流遮断器。
  4. 前記第1の延伸部(61)は、前記収容空間(40)の外部に位置すると共に、前記バッフルプレート(43)に略平行であり、前記第1の延伸部(61)に固定接触子(60)を有し、前記固定接触子(60)に対向して前記バッフルプレート(43)に固定接触子貫通孔(46)が開設され、前記収容空間(40)の内部に位置する前記可動接触子(5)の可動接触子は、前記固定接触子貫通孔(46)を通過して前記固定接触子(60)に接触接続する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の直流遮断器。
  5. 前記固定接触子(6)は、第1の延伸部(61)と、前記第1の延伸部(61)に対向して設置された第3の延伸部(63)と、前記第1の延伸部(61)の下端と前記第3の延伸部(63)の下端を接続する第1の接続部(62)と、前記第3の延伸部(63)の上端に接続されると共に、前記第1の延伸部(61)の方向に向かって水平に延伸する第2の接続部(64)と、前記第2の接続部(64)に接続された配線部(65)とを備える
    ことを特徴とする、請求項4に記載の直流遮断器。
  6. さらに保護板(9)を含み、前記保護板(9)は、前記第1の延伸部(61)と前記第3の延伸部(63)の間に位置する第1の保護板(91)と、前記第1の保護板(91)に接続されると共に、前記第2の接続部(64)と前記アークシュート(7)の間に位置する第2の保護板(92)とを有する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の直流遮断器。
  7. 前記保護板(9)は、接続構造により前記ガス発生カバー(4)に固定される
    ことを特徴とする、請求項6に記載の直流遮断器。
  8. 前記第1のガス発生板(41)は、前記バッフルプレート(43)から外向きに延伸する第1の延長部(411)を有し、前記第2のガス発生板(42)は、前記バッフルプレート(43)から外向きに延伸する第2の延長部(421)を有し、前記ガス発生カバー(4)の前記バッフルプレート(43)側の部分は下端が閉鎖され、かつ前記バッフルプレート(43)から外向きに第3の延長部(431)が延伸され、前記第1の延長部(411)に第1の係止フック(412)が設けられ、前記第2の延長部(421)に第2の係止フック(422)が設けられ、前記第1の保護板(91)には、前記第1の係止フック(412)と係止される第1の係止口(911)と、前記第2の係止フック(422)と係止される第2の係止口(912)が設けられ、前記第1の保護板(91)と前記第3の延長部(431)の間に前記第1の接続部(62)を収容するための空間(432)が形成される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の直流遮断器。
  9. 前記第2の保護板(92)に対向する複数の前記アークシュート(7)において、その上に設置された下部開口(71)は前記固定接触子(6)に接近する方向に沿って開口が次第に小さくなり、かつ最後の前記アークシュート(7)に前記下部開口(71)が設置されていない
    ことを特徴とする、請求項6に記載の直流遮断器。
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