JP6914306B2 - 逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム - Google Patents
逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6914306B2 JP6914306B2 JP2019185555A JP2019185555A JP6914306B2 JP 6914306 B2 JP6914306 B2 JP 6914306B2 JP 2019185555 A JP2019185555 A JP 2019185555A JP 2019185555 A JP2019185555 A JP 2019185555A JP 6914306 B2 JP6914306 B2 JP 6914306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- external force
- frame
- magnetostrictive
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
その技術の1つに強磁性体の磁歪効果を利用するものがある。
磁歪効果とは強磁性体に磁場を付与した際(強磁性体が磁化した際)に変形する効果を指し、磁歪効果による変形量が大きい材料は磁歪材料と呼ばれる。
磁歪材料は、外力の付加によって、その内部に生じる圧縮/引張応力によって変形し、磁化(磁力線)を大きく変化させる逆磁歪効果を備えている。逆磁歪効果による磁束密度の時間的変化を利用する発電素子は、小さな外力に対して高効率で発電できるとされている。
発電部は、磁歪材料からなる磁歪板(棒状でも可)磁歪板に巻かれるコイル、磁歪板に振動と磁力を伝える磁性材料からなるフレームから概略構成される。
運動エネルギー発電では、実用になっているものは、まだ現れていない。
いずれも、片持ち梁を基本に、一方を固定端、他方を自由端とし、自由端側に磁歪板とコイルから構成される発電部を配置し、受容した外部振動を、できうる限り大きな振幅にして発電部内の磁歪材料へ伝えようとしている。
すなわち、いずれの方法も、振幅は大きくできるが、振幅の基本周波数は、外部振動に支配されて低い周波数(100〜500Hz程度)となる。磁歪材料から起電力を得るには、高い周波数(数kHz)の振動を加えることが効果的とされている。これらの方法では、振動の数次先の弱い高周波成分を与えることができるだけで、磁歪材料の能力を万全に引き出すことはできない。
すると、フレームの外力受容部は湾曲に大きく変形する。この時、ばねの弾性率を適切に設定すると、反対側の端部にある発電部は、ほとんど位置が変わらないことに発明者は着目した。
そして、外力受容部の戻り動作軌道の途中に、ストッパーを設けると、変形を開放して戻ってきた外力受容部の一部がストッパーにあたり、そのショックで、外力受容部に、高周波成分を多量に持つ複雑な振動が発生することを発明者は発見した。
図1は、本発明の一実施形態に係る逆磁歪式発電素子の概略的な構成を示す斜視図である。
図2は、一実施形態に係る逆磁歪式発電素子の構成を示す概略的な側面図である。
基本構成について説明する。
フレーム1は、支持部4を支点として支えられる、弾性を有する板状の磁性体である。支持部4から一方の端部までの間に、磁歪材料からなる磁歪板3がフレーム1上に固着され、ボビン2aに巻かれたコイル2が、フレーム1に挿通され、磁歪板3が配置された位置に磁歪板3を挿入した形で配置されている。
支持部4と固定部6はともに磁性材料からなり、固定部6に接着された磁石5によって、磁力線が、フレーム1、磁歪板3、支持部4、固定部6を通過して、ひとつの磁気回路を構成している。この支持部4から磁歪板3を経て発電部側端部10までの部分を、本説明では、発電部と呼ぶ。この発電部側端部10は、自由端となっている。
一方、発電部側とは反対の、支持部4からの外力受容部側端部9までのフレーム1の部分は、外力受容部8で、この側の端部である外力受容部側端部9は自由端となっている。
図示しないが、再生可能エネルギーや外部振動などからのエネルギーを外力として加えるための機構が、この外力受容部8の一部分の、接触可能な近傍に、配置される。
外力受容部8に外力を荷重として付加して弾性域内で湾曲させ、外力を外すと、外力受容部8は、除荷されて復元力によって勢いよく振幅する。そして、その一部が、外力受容部8の振幅の軌道に配置された振動ストッパー11に当たる。この時に発生するショックによって、外力受容部8に複雑な高周波成分を含んだ分割振動が発生する。分割振動は、支持部4を超えて、磁歪板3に到達し、その振動によって磁歪板3の内部に圧縮/引張応力が発生して、変形し、磁化(磁力線)を大きく変化させる逆磁歪効果が発生する。そして、電磁誘導の法則に基づいてコイル2に電圧(起電力)が発生、これをコイル出力端子2b、2cを通じて、図示しないが、整流回路等の電気回路に送り、電気エネルギーとして取り出す。このプロセスをひとつのサイクルとして、エネルギーの受容に応じて繰り返す。
フレーム1は、磁性を持つ材料であり、同時に、バネ性(弾性)を持つ材料であることが望ましい。
好適には、弾性域が大きく、なおかつ磁性を持つ、ばね鋼の中の炭素鋼や合金鋼が良い。しかし、磁性を持たないがバネ性を持つ材料を外力受容部8へ使用し、磁性を持つ材料を電源部に磁場ができるように、一部配置する複合材の採用も可能である。
また、わずかなバネ性しか持たない材料でも、利便的あるいは効果的に振動や発電に供する性能があるのであれば、これを排除するものではない。例えば、磁歪板3をそのままフレーム1として使うことも可能であるし、その他、公知の材料はすべて使いうる。
形状については、板状のほかに棒状のものも排除しない。また、バネ性を調整するために、部分的に幅や長さの違う形を形成することも排除するものではない。
なお、フレーム1は、構成上、フレームヨークとして考えることも可能である。
コイル用ボビンの材質では、公知の材料のほかに、ポリ乳酸樹脂など、樹脂材料の使用も可能である。
形状は、板状のほかに棒状も使いうる。
磁歪板3のフレーム1への固定は、公知の技術をすべて使いうる。接着剤やはんだ付けなどで固着するほかに、ソケットやねじなどで挟み込んで接触させるという方法も可能である。
図3では、磁石5のフレーム1への接触面積が抑え部7のそれより大きく、振動ストッパー11の役割を磁石5が果たしている。
軽量化のために、磁力線を通す部分だけを磁性材料とし、その他の素子全体の固定を、樹脂材などで構成することも可能である。
次に、本発明の発電素子の第2の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と
同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
図4は、一実施形態に係る逆磁歪式発電素子のフレームの端部に、重りや保護部を設けた構成を示す概略的な側面図である。
外力受容部8の外力の荷重が除荷されて生じる振幅やその加速度、振動周波数を調整するために、重りを外力受容部側端部(自由端)9に付加することも可能である。重りの振動周波数をフレーム1の振動周波数で必要のない周波数に合わせ込めば、消音や不要振動の除去などに利用できる。
次に、本発明の発電素子の第3の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と
同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
支持部4から、外力受容部側端部9までの距離と発電部側端部10までの距離の比を変えると、発電状況を変化させることができる。たとえば、外力受容部側端部9までの距離を短くすると、外力の荷重によって湾曲されたフレーム1の復元力はたかまり、発生振動が強くなって発電電圧は上昇する。(図5は、その事情を説明した簡略図である。)逆に、長くすると、発電電圧は下がるが、フレーム1の振幅数は増え、発電時間が長くなる。
このように、距離の比は、使用目的に応じて、選択が可能である。
次に、本発明の発電素子の第4の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と
同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
図示しないが、本発明による発電素子は、外力を加える動力源と組み合わせて、発電装置とすることができる。
以下、外力を加える動力源について述べる。
次に、本発明の発電装置の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と
同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
図6は、一実施形態に係る、逆磁歪式発電素子と、電気回路と出力端子を備える、発電装置の斜視図である。
図1の発電素子に、コイル22からの出力を電線51で整流器等電子回路が配置されている電気回路52に接続し、USB端子等の汎用的な端子53に接続している。全体を54のケース(カバーは図示しない)で覆い、発電スティック50として、汎用性の高い発電装置を構成する。
次に、本発明の発電装置の第2の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と
同一の構造になる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は、一実施形態に係る、複数の逆磁歪式発電素子と、シャフトおよび金属片からなる外力伝達装置を備えた、発電装置の斜視図である。
図6の発電スティック50を複数個並べ、動力源に連結するシャフト61にカラーに仕込まれた金属片62を複数配置し、シャフトが回転すると、順次金属片62が発電スティック50の外力受容部8に外力を与え、荷重を加えて、さらに回転して除荷すると、発電スティック50内の外力受容部8が、復元力によって振幅し、次々に発電するよう工夫されている。
本発明になる製品群は、世界のIoT(internet of things)の必須アイテムとなりうる可能性を秘めている。
2 コイル2
2a コイルボビン
2b 2c コイル出力端子
3 磁歪板
4 支持部
5 磁石
6 固定板
7 抑え部
8 外力受容部
9 外力受容部側端部(自由端)
10 発電部側端部(自由端)
11 振動ストッパー
12 外力受容部保護部
13 重り(外力受容部側)
14 重り(発電部側)
50 発電スティック
51 電線
52 電気回路
53 端子
54 ケース
61 シャフト
62 金属片
Claims (16)
- 弾性体であり磁性材料からなるフレームと、磁歪材料からなる磁歪板と、コイルと、磁石と、支持部と、磁性材料からなる固定部と、を少なくとも備える逆磁歪式の発電素子において、前記フレームの中央付近は前記支持部によって支持され、前記フレームの両端は自由端であり、一方の自由端側には、前記磁歪素子と前記コイルを配置し、もう一方の側の自由端は、外力を受ける外力受容部であり、前記外力受容部は、前記外力により荷重を受け変形し、除荷されて発生する復元力によって前記フレームと前記磁歪素子を振動させ、前記固定部は前記支持部に接続し、前記磁石が磁気回路を構成する位置に配置されている、ことを特徴とする発電素子。
- 前記支持部は、前記フレームの振動の節を支持することを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記支持部は、少なくとも一部に磁石を用いたことを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記磁歪板は、前記フレームの振動の腹に配置することを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記磁歪板は、積層されて成る積層部を備えることを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記外力による前記外力受容部の変形量は、前記外力受容部を構成する磁性材料の弾性域内であることを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記外力受容部が前記外力から除荷されて復元力による振幅を行うとき、前記外力受容部の振幅の軌道に配置される振動ストッパーを具備してなる請求項1に記載の発電素子。
- 前記支持部は、前記フレームを固定するための抑え板を具備し、前記支持部の前記フレームへの接触面積は、前記フレームの前記抑え板の前記フレームへの接触面積とは異なることを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記外力受容部側の端部から前記支持部までの距離は、前記磁歪素子側の端部から前記支持部までの距離とは異なることを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記外力受容部は、外力との接触によって起きる摩耗や撥音を防ぐ保護部を具備することを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記磁歪素子側と前記外力受容部との少なくとも一方の自由端に、任意の重りを配置することを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 前記磁歪素子側の自由端は、振動量を制限するリミット機構を具備してなる請求項1に記載の発電素子。
- 前記コイルは、金属線と、金属線が巻かれたボビンと、で構成され、前記固定部とは別のボビン専用の固定部に固定されて、前記フレームの振動に連動しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の発電素子。
- 請求項1に記載の発電素子と、さらに風力、水力などの再生可能エネルギーや機械が動作する際の振動や建築物が発生する振動の群から選択された一つ以上のエネルギー源とする振動装置を備え、前記発電素子のフレームのもう一方の側の自由端に、前記振動装置の発生する振動を加え、前記フレームの外力受容部側の自由端が荷重を受け変形し、除荷されて発生する復元力によって磁歪素子を振動させることを特徴とする発電装置。
- 前記外力は、回転運動により前記外力受容部に外力を加えることを特徴とする請求項14に記載の発電装置。
- センシング、通信、充電、の群のうち、少なくとも一つに使用することを特徴とする請求項14に記載の発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019185555A JP6914306B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019185555A JP6914306B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021061707A JP2021061707A (ja) | 2021-04-15 |
JP6914306B2 true JP6914306B2 (ja) | 2021-08-04 |
Family
ID=75380589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019185555A Active JP6914306B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6914306B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7303476B2 (ja) | 2021-03-31 | 2023-07-05 | 日本製鉄株式会社 | 無方向性電磁鋼板、モータコア、無方向性電磁鋼板の製造方法及びモータコアの製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068694A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Sharp Corp | 駆動装置、撮像装置、及び電子機器 |
BR112012032264B8 (pt) * | 2010-06-18 | 2022-04-12 | Univ Nat Corp Kanazawa | Elemento de conversão de energia e aparelho de geração de energia incluindo elemento de conversão de energia |
US9871472B2 (en) * | 2012-05-25 | 2018-01-16 | Cambridge Enterprise Limited | Energy-harvesting apparatus with plural mechanical amplifiers |
JP6005504B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2016-10-12 | 東洋ゴム工業株式会社 | 発電ユニット |
JP2016174487A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 住友理工株式会社 | 振動発電装置とそれを用いた床制振構造体および振動検出装置 |
-
2019
- 2019-10-08 JP JP2019185555A patent/JP6914306B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021061707A (ja) | 2021-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2573931B1 (en) | Power generation element and power generation apparatus provided with power generation element | |
Ueno et al. | Performance of energy harvester using iron–gallium alloy in free vibration | |
JP5660479B2 (ja) | 発電スイッチ | |
CN105680720B (zh) | 多自由度压电‑电磁复合式多方向宽频带动能采集器 | |
CN110445417B (zh) | 一种低频宽频带震动俘能装置 | |
WO2012127859A1 (ja) | 振動発電機 | |
CN107508496A (zh) | 带辅磁互双稳态多模振动发电装置 | |
JP2012165561A (ja) | 多次元振動発電機 | |
JP6914306B2 (ja) | 逆磁歪式発電素子、発電装置、発電システム | |
Yu et al. | Significant output power enhancement in symmetric dual‐mode magneto‐mechano‐electric coupled resonators | |
CN113746376A (zh) | 一种压电与电磁复合能量环形俘获装置 | |
CN105811805A (zh) | 一种基于列车转向架轨道振动能收集的微型发电机 | |
JP2015154681A (ja) | 発電装置及び方法並びに電子機器 | |
CN113258823A (zh) | 振动马达及电子设备 | |
CN106160575B (zh) | 一种采用压电复合音叉的低频磁场能量采集器 | |
WO2019130862A1 (ja) | 発電装置 | |
US11183626B1 (en) | Magnetostrictive alternator | |
CN205792302U (zh) | 一种基于列车转向架轨道振动能收集的微型发电机 | |
Cronin et al. | A Comparison of Two Planar Electromagnetic Vibrational Energy Harvesters Designs | |
JP2020088933A (ja) | 発電装置 | |
UENO | Proposal of mass-production structure of magnetostrictive vibrational power generator for battery-free IoT | |
WO2022097672A1 (ja) | 発電素子 | |
CN105811728A (zh) | 一种阵列结构的电磁振动发电机 | |
JP2023077353A (ja) | 発電機、発電素子、発電装置 | |
WO2019142612A1 (ja) | 発電装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210114 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20210127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6914306 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |