JP6912276B2 - 工作機械 - Google Patents
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Description
加工情報46は、第1加工部1Lおよび第2加工部1Rの各々による被加工物Wの加工作業に先立って、記憶部42(工具設定パラメータ45)に予め設定される。加工情報46は、たとえば、図3に示す加工情報46の設定画面を表示部6に表示させ、入力部7を介してユーザが設定、変更することが可能である。図3は、左側の第1加工部1L(HEAD−L)における加工情報46の設定画面例を示している。入力部7の切替キー(図示せず)によって、右の第2加工部1R(HEAD−R、図示せず)の工具設定パラメータ45を表示させることが可能である。加工情報46は、工具設定パラメータ45の各工具番号の「振動監視」項目を選択し、入力操作によって設定することができる。
次に、図4を参照して、加工情報46に基づく動作制限について説明する。本実施形態では、加工情報46に基づいて制限する動作は、加工動作、非加工時の移動動作、工具Tの切替動作、の少なくともいずれかを含む。NC旋盤100の場合、加工動作が切削送りの動作である。切削送りとは、工具Tと被加工物Wとを接触させた状態(切削中)で工具Tを移動させるためのタレット装置20の移動動作(X軸またはZ軸移動)である。非加工時の移動動作が早送りの動作である。早送り動作とは、切削送り以外の高速移動動作を意味し、たとえば切削の開始位置へ移動する際などのタレット装置20の移動動作(X軸またはZ軸移動)である。工具Tの切替動作は、タレット動作であり、タレット装置20による工具Tの選択およびロックを含む一連の割り出し動作である。したがって、本実施形態では、旋盤制御部4は、加工情報46に基づいて動作制限を行う場合、切削送り、早送り、タレット動作のうちいずれか1つ、2つまたは全部を制限する。
図4の例では、面粗度優先加工の加工情報46に動作制限A〜Cが設けられている。加工情報46で面粗度優先加工を選択すると、自側で面粗度優先加工が設定された工具Tが割り出されている間、他側に動作制限A〜Cの項目が適用される。
図4の例では、振動発生加工の加工情報46について、動作制限Dが設けられている。加工情報46で振動発生加工を選択すると、自側で振動発生加工が設定された工具Tが割り出されている間、他側に動作制限Dの項目が適用される。
図4の例では、加工情報46で面粗度・振動加工を選択すると、自側で面粗度・振動加工が設定された工具Tが割り出されている間、他側に動作制限A〜Dの項目が適用される。したがって、特に面粗度・振動加工が設定された工具Tによる切削送り中には、他側の加工部において面粗度優先加工または振動発生加工が設定された工具Tによる切削送り(加工動作の開始)が禁止される。他側の面粗度優先加工または振動発生加工の禁止は、自側の面粗度・振動加工の切削送りが完了した時に解除され、他側の加工部では、自側の面粗度・振動加工の切削送りが完了した後に、切削送りが開始される。他側の加工部では、設定なしの切削送りは許容される。
本実施形態では、加工情報46に加えて、振動センサ13の検出信号に基づいて動作制限Eが行われる。
本実施形態のNC旋盤100は、加工情報46や振動検出信号に基づく第1加工部1Lおよび第2加工部1Rの動作制限以外に、ローダ3の動作制限をさらに行うように構成されている。すなわち、図6に示すように、ローダ制御部5は、選択された工具Tに設定された加工情報46に基づいて、ローダ3の動作を制限する制御を行うように構成されている。
図7は、加工情報46の設定例1を示す。設定例1では、第1加工部1Lの工具番号2(外径仕上)の工具Tでの切削送りを行った場合に、図9のように加工面に許容されないスジ(切削痕)LCが形成される場合を想定する。スジ形成の原因が第2加工部1Rのタレット動作の際の振動であった場合、第1加工部1Lの工具番号2(外径仕上)の工具Tに面粗度優先加工の加工情報46を設定する。この結果、動作制限B(図4参照)によって、第1加工部1Lの工具番号2の工具Tでの切削送り時に、第2加工部1Rでのタレット動作が禁止され、振動が発生しなくなる。これにより、加工情報46の設定によって加工面へのスジ形成が回避される。
図8は、加工情報46の設定例2を示す。設定例2では、第2加工部1Rの工具番号4(内径仕上)の工具Tでの切削送りを行った場合に、加工面に許容されないスジLCが形成される場合を想定する。スジ形成の原因が第1加工部1Lの工具番号1(外径荒)の工具Tの切削中の振動であった場合、第2加工部1Rの工具番号4(内径仕上)の工具Tに面粗度優先加工の加工情報46を設定し、第1加工部1Lの工具番号1(外径荒)の工具Tに振動発生加工の加工情報46を設定する。この結果、動作制限C(図4参照)によって、第2加工部1Rの工具番号4の工具Tでの切削送り中に、第1加工部1Lでの工具番号1の工具Tでの切削送りが禁止され、振動が発生しなくなる。これにより、加工情報46の設定によって加工面へのスジ形成が回避される。設定例2の場合、第2加工部1Rでの工具番号4の切削送りが完了した後に、第1加工部1Lでの工具番号1の切削送りが開始されることになる。
次に、図10および図11を参照して、第1加工部1Lおよび第2加工部1Rの動作制御例について説明する。第1加工部1Lおよび第2加工部1Rの以下の動作は、旋盤制御部4によって制御される。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
1R 第2加工部
2 基台
4 旋盤制御部(制御部)
10 主軸
13 振動センサ
20 タレット装置
46 加工情報
100 NC旋盤(工作機械)
T 工具
W 被加工物
Claims (7)
- 複数の工具を選択的に使用して被加工物の加工を行う第1加工部と、
前記第1加工部とは別個に設けられ、複数の工具を選択的に使用して被加工物の加工を行う第2加工部と、
工具毎に設定され、工具を用いた加工の内容を示す加工情報を記憶する記憶部と、
選択された工具に設定された前記加工情報に基づいて、前記第1加工部および前記第2加工部の少なくとも一方の動作を制限する制御を行う制御部と、を備え、
前記加工情報は、加工時に振動が発生する振動発生加工を示す情報を含み、
前記第1加工部および前記第2加工部の一方における前記振動発生加工が設定された工具による切削送り中、前記制御部は、前記第1加工部および前記第2加工部の他方において振動の影響を受ける動作を制限する制御を行う、工作機械。 - 前記加工情報は、加工時に振動の影響を回避すべき振動回避加工を示す情報をさらに含み、
前記第1加工部および前記第2加工部の一方における前記振動回避加工が設定された工具による切削送り中および割り出し中、前記制御部は、前記第1加工部および前記第2加工部の他方における振動を発生する動作を制限する制御を行う、請求項1に記載の工作機械。 - 前記制御部は、前記第1加工部および前記第2加工部において選択された工具の各々の前記加工情報の組み合わせに応じて、前記第1加工部および前記第2加工部の各々における許容する動作と制限する動作との組み合わせを選択する、請求項1または2に記載の工作機械。
- 前記加工情報に基づいて制限する動作は、加工動作、非加工時の移動動作、工具の切替動作、の少なくともいずれかを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械。
- 前記加工情報は、加工時に振動の影響を回避すべき振動回避加工を示す情報をさらに含み、
前記制御部は、前記振動発生加工と、前記振動回避加工とが、時間的に重複することがないように、前記第1加工部および前記第2加工部の少なくとも一方の加工動作の開始を一時的に禁止する制御を行う、請求項1〜4のいずれか1項に記載の工作機械。 - 前記第1加工部および前記第2加工部は、それぞれ振動センサを含み、
前記制御部は、前記加工情報に加えて、前記振動センサの検出信号に基づいて、前記第1加工部および前記第2加工部の少なくとも一方の動作を制限する制御を行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の工作機械。 - 前記第1加工部および前記第2加工部は、共に、被加工物を回転させる主軸と、前記工具を選択して前記主軸に対して相対移動するタレット装置とを含み、
前記第1加工部および前記第2加工部の各々の前記主軸は、基台上に並んで配置されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の工作機械。
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