JP6912173B2 - 道路の塗装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、道路の塗装方法に関し、特には、主剤と硬化剤の混合性が良好になると共に被塗装面との密着性も向上できる道路の塗装方法に関するものである。
主剤と硬化剤から構成されるような2液型塗料組成物を用いて道路を塗装する方法としては、塗装ガンを用いるスプレー塗装が好適に利用される。そして、このような塗装手段は、主剤と硬化剤とを混合するタイミングによって分類できる。まず、「衝突混合方式」と呼ばれる手法が知られている。この手法は、主剤と硬化剤とを別々に塗装ガンへ送り込み、塗装ガン中において両液を衝突により混合させ、混合物を調製し、これを道路へ吹き付ける手法である。また、「スタティック混合方式」と呼ばれる手法も知られている。この手法は、塗装ガンへ送り込む前に、例えば塗装ガンの数メートル手前で、スタティックミキサーを用いて主剤と硬化剤とのプレミックスを行い、この予備混合物を塗装ガンへ送り込み、再混合を行い、混合物を調製し、これを道路へ吹き付ける手法である。
特開平8−281198号公報(特許文献1)は、道路等に水透過性、通気性の高い厚膜樹脂被覆を形成させる方法において、「衝突混合方式」の塗装手段を利用することを記載している。また、特開2009−155552号公報(特許文献2)は、道路等の塗装に適した無溶媒2液型塗料組成物を記載しているが、該塗料組成物による塗装には、「衝突混合方式」の塗装手段と「スタティック混合方式」の塗装手段のいずれも利用できることを記載している。
特開平8−281198号公報 特開2009−155552号公報
「衝突混合方式」や「スタティック混合方式」の塗装手段に言えることは、貯蔵タンクから塗装ガンに送り込み、塗料組成物を道路へ吹き付ける過程で、主剤と硬化剤とを良好に混合させることが重要となる。特に、主剤にアミンが含まれる場合、即ちウレタン結合に加えてウレア結合も生じる系においては、主剤と硬化剤は混ざり難いという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、主剤と硬化剤の混合性が良好になると共に被塗装面との密着性も向上できる道路の塗装方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、主剤中に含まれるポリオール樹脂のSP値と硬化剤中に含まれるイソシアネートのSP値を特定の範囲に限定することで、主剤と硬化剤の混合性が良好になると共に、驚くべきことには、このような主剤と硬化剤を用いて道路の塗装を行うと、塗膜の密着性をも向上できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の道路の塗装方法は、ポリオール樹脂及びアミノ基を複数有するアミンを含む主剤とイソシアネート基を複数有するイソシアネートを含む硬化剤とを含む塗料組成物で道路を塗装する方法であって、
前記ポリオール樹脂は、SP値が10〜13であり、
前記イソシアネートは、SP値が10〜13であり、
前記主剤と前記硬化剤は、主剤(A)と硬化剤(B)の体積比(A:B)が1.00:1.05〜1.00:0.95の範囲内で混合され、得られた混合物によって道路の塗装が行われることを特徴とする。
本発明の道路の塗装方法の好適例において、前記主剤及び前記硬化剤は、それぞれ60℃における粘度が100cP〜300cPの範囲内にある。
本発明の道路の塗装方法の他の好適例において、前記ポリオール樹脂は、分子量が350〜900の範囲内である。
本発明の道路の塗装方法の他の好適例において、前記ポリオール樹脂は、水酸基価が300以上で且つ400以下であるポリオール樹脂(a)と、水酸基価が200以上で且つ300未満であるポリオール樹脂(b)とを含み、該ポリオール樹脂(a)と該ポリオール樹脂(b)の質量比(a:b)が9:1〜5:5の範囲内である。
本発明の道路の塗装方法の他の好適例においては、前記主剤が、更に、シリコーン系表面調整剤を含む。
本発明の道路の塗装方法の他の好適例においては、前記主剤が、更に、水を0.5〜5質量%含む。
本発明によれば、主剤中に含まれるポリオール樹脂のSP値と硬化剤中に含まれるイソシアネートのSP値が10〜13であるため、主剤と硬化剤の混合性が良好になると共に被塗装面との密着性も向上できる道路の塗装方法を提供することができる。
本発明の道路の塗装方法に使用可能な2液衝突混合型スプレー塗装装置の一例を示す。
以下に、本発明の道路の塗装方法について詳細に説明する。本発明の道路の塗装方法は、ポリオール樹脂及びアミノ基を複数有するアミンを含む主剤とイソシアネート基を複数有するイソシアネートを含む硬化剤とを含む塗料組成物で道路を塗装する方法であって、前記ポリオール樹脂は、SP値が10〜13であり、前記イソシアネートは、SP値が10〜13であり、前記主剤と前記硬化剤は、主剤(A)と硬化剤(B)の体積比(A:B)が1.00:1.05〜1.00:0.95の範囲内で混合され、得られた混合物によって道路の塗装が行われることを特徴とする。
本発明の塗装方法において被塗装物である道路には、特に制限されず、一般道路、高速道路、歩道等が挙げられるが、塗膜の密着性の観点からアスファルト舗装道路が特に好ましい。アスファルト舗装は、通常、様々な粒度の骨材とアスファルトを混合させたアスファルト混合物を表層に用いており、使用する骨材の粒度や施工方法によって区分される。例えば、耐摩耗性等に優れる密粒度アスファルトや透水性に優れる開粒度アスファルト等がある。
本発明の塗装方法に用いる塗料組成物は、主剤と硬化剤とから構成されており、通常、塗装前には別々のタンクの中で加温されており、塗装時に主剤と硬化剤とを混合することで使用される。上記塗料組成物の塗装によって得られる塗膜は、イソシアネートとポリオール樹脂の反応やイソシアネートとアミンの反応によって合成されるウレタン結合やウレア結合を有する樹脂を含む。
上記塗料組成物において、主剤はポリオール樹脂及びアミンを含み、硬化剤はイソシアネートを含むが、ここで、ポリオール樹脂とイソシアネートのSP値はいずれも10〜13の範囲内にあり、好ましくは10.5〜12.5の範囲内にある。また、イソシアネートのSP値がポリオール樹脂のSP値よりも0.1〜1.4の範囲内で高いとより好ましい。ポリオール樹脂とイソシアネートのSP値が上記特定した範囲内にあれば、主剤と硬化剤の混合性が良好になると共に、道路との密着性を向上させることができる。舗装の目的から道路表面にはアスファルト等が存在しているが、上記特定した範囲のSP値を有するポリオール樹脂とイソシアネートであれば、アスファルトを溶かして溶け込み、道路との密着性が向上するものと考えられる。
なお、SP値(溶解パラメータ)とは、各単位官能基当たりの凝集エネルギーと分子体積をもとに決定される、溶解力を示す指標であり、本発明においては、Fedorsの式を用いて算出した。Fedorsの式の詳細については、R.F.Fedorsにより、Polymer Engineering and Science,14,(2),1974,p.147に記載されている。
本発明の塗装方法においては、塗装時に主剤(A)と硬化剤(B)の体積比(A:B)が1.00:1.05〜1.00:0.95の範囲内で混合されることが好ましい。主剤と硬化剤の体積比が上記特定した範囲内にあれば、塗装や保管時の管理が容易になる。例えば、体積比が上記特定した範囲内にある主剤と硬化剤を想定し、この主剤中に含まれるポリオール樹脂の水酸基とアミンのアミノ基の合計を1当量とした場合に、硬化剤中に含まれるイソシアネート基の量が0.5〜1.5当量となるように、ポリオール樹脂、アミン及びイソシアネートの配合量を調整することで、実際に使用可能な塗料組成物を調製することができる。
上記主剤に用いるポリオール樹脂は、水酸基を2個以上有する樹脂であり、イソシアネート基と反応することでウレタン結合を形成する。ここで、ポリオール樹脂は、分子量が350〜900の範囲内にあることが好まく、400〜600の範囲内にあることがより好ましい。なお、本発明において、ポリオール樹脂の分子量とは、ゲル浸透クロマトグラフィーによって測定されるポリスチレン換算した数平均分子量である。
上記ポリオール樹脂は、水酸基価が200〜400の範囲内にあることが好ましい。特に、上記ポリオール樹脂は、粘度や硬化時間のバランスを取る上で、水酸基価が300以上で且つ400以下であるポリオール樹脂(a)と、水酸基価が200以上で且つ300未満であるポリオール樹脂(b)という水酸基価の異なる2種類のポリオール樹脂を含むことが好ましく、該ポリオール樹脂(a)と該ポリオール樹脂(b)の質量比(a:b)が9:1〜5:5の範囲内であることが好ましい。本発明の塗装方法においては主剤(A)と硬化剤(B)の体積比(A:B)が1.00:1.05〜1.00:0.95の範囲内で混合されることから、水酸基価の高いポリオール樹脂(a)を用いなければイソシアネート基が過剰になってしまう。また、水酸基価の高いポリオール樹脂(a)を用いることで、硬化速度が上昇し、硬い塗膜が形成される傾向にある。一方、ポリオール樹脂の水酸基価が高くなるほど、粘度も高くなるため、粘度や硬化時間のバランスを取る上では、水酸基価の高いポリオール樹脂(a)と水酸基価の低いポリオール樹脂(b)の併用が好ましい。ポリオール樹脂(a)の水酸基価は300以上で且つ350以下であることが好ましく、ポリオール樹脂(b)の水酸基価は250以上で且つ300未満であることが好ましい。ここで、水酸基価とは、試料1g中の遊離水酸基を無水酢酸で完全にアセチル化した後、それを中和するのに要する水酸化カリウムのmg数である。
ポリオール樹脂としては、例えば、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリオール等が挙げられる。アクリルポリオールは、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルと重合性不飽和基を有する化合物を共重合して得られる。水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルを除く重合性不飽和基を有する化合物としては、スチレン、ビニルトルエン、(メタ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル等が挙げられる。これら重合性不飽和基を有する化合物は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。ポリエステルポリオールは、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールと、フタル酸、マレイン酸、トリメリット酸、アジピン酸、グルタル酸、コハク酸、セバシン酸、ピメリン酸、スベリン酸等の多塩基カルボン酸とを脱水縮合反応して得られる。また、この脱水縮合反応の際に、大豆油、亜麻仁油、米ぬか油、綿実油、桐油、ひまし油、やし油等の天然油を多価アルコールで分解して得られる水酸基含有脂肪酸エステルを多価アルコールの全部又は一部として使用することもできる。ポリウレタンポリオールは、上記多価アルコールと、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、リジンジイソシアネート等のポリイソシアネートとをアルコール過剰の条件で反応して得られる。また、上記水酸基含有脂肪酸エステルを多価アルコールの全部又は一部としてポリウレタンポリオールの合成にも使用できる。ポリエーテルポリオールは、例えば、上記多価アルコールや水酸基含有脂肪酸エステルに、エチレンオキシドやプロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを付加させて得られる。なお、これらポリオール樹脂は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記塗料組成物において、ポリオール樹脂の含有量は、後述するように、アミンやイソシアネートの官能基の量に応じて適宜調整されるが、例えば、主剤中におけるポリオール樹脂の含有量は、50〜80質量%であることが好ましい。
上記主剤に用いるアミンは、ポリオール樹脂より速くイソシアネートと反応するので、ポリオール樹脂を単独で使用する場合と比べて硬化完了までの時間を短くしたり、硬化中の塗料の粘性を調整したりすることができる。
上記アミンは、アミノ基を複数有する化合物であり、具体例としては、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のアルキレンジアミン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン等のアルキレンポリアミン;ノルボルナンジアミン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、1,4−ジアミノ3,6−ジエチルシクロヘキサン、イソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン;ジエチルジアミノトルエン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジクロロジフェニルメタン、2,4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、ジエチルメチルベンゼンジアミン(1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼン等)、1,3,5−トリエチル−2,6−ジアミノベンゼン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,5,3’,5’−テトラエチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,5−ジメチルチオ−2,4−トルエンジアミン、3,5−ジメチルチオ−2,6−トルエンジアミン等の芳香族ジアミンが挙げられる。なお、これらアミンは、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記塗料組成物において、アミンの含有量は、後述するように、ポリオール樹脂やイソシアネートの官能基の量に応じて適宜調整されるが、例えば、主剤中におけるアミンの含有量は、10〜30質量%であることが好ましい。
上記塗料組成物において、主剤は、更に、シリコーン系表面調整剤を含むことが好ましい。シリコーン系表面調整剤を配合することで、塗料組成物の分散安定性が向上し、塗装ムラにより生じる白いまだら模様の発生を防ぐことができ、美観性に優れる塗膜が得られる。シリコーン系表面調整剤としては、特に限定されず、市販品を好適に使用できるが、具体的には、例えば、ポリエーテル変性シリコーン、ポリエステル変性シリコーン、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルアルキルシロキサン等が挙げられる。主剤中におけるシリコーン系表面調整剤の含有量は、例えば、0.1〜0.5質量%であることが好ましい。
上記塗料組成物において、主剤は、更に、水を0.5〜5質量%含むことが好ましい。少量の水を添加することで、発泡性が良くなり、塗膜の断熱性を向上させることができる。主剤に含まれる水としては、イオン交換水や蒸留水等の純水、超純水等が挙げられる。また、塗料組成物を長期保存する場合には、カビやバクテリアの発生を防止するため、紫外線照射等により滅菌処理した水を用いてもよい。
上記塗料組成物は、各種顔料を含むことができるが、道路を塗装する観点から、遮熱性顔料を含むことが好ましい。遮熱性顔料とは、近赤外波長域(波長:780nm〜2500nm)の光を吸収しない又は近赤外波長域(波長:780nm〜2500nm)の光の吸収率が小さい顔料を指す。遮熱性顔料としては、例えば、黒色遮熱性顔料、白色遮熱性顔料、赤色遮熱性塗料、青色遮熱性顔料、黄色遮熱性顔料等が挙げられる。黒色遮熱性顔料としては、例えば、アゾメチアゾ系顔料、ペリレン系顔料、アニリン系顔料、複合酸化物焼成顔料等が挙げられ、白色遮熱性顔料としては、酸化チタン等が挙げられる。これら遮熱性顔料は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記塗料組成物において、顔料は、主剤と硬化剤のどちらに配合されていてもよいが、通常、主剤に配合される。例えば、主剤中における顔料の含有量は、15〜25質量%であることが好ましい。
上記硬化剤に用いるイソシアネートは、イソシアネート基(NCO基)を複数有する化合物であるが、例えば、脂肪族、芳香族又は芳香脂肪族のポリイソシアネートが含まれ、具体例としては、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、リジンジイソシアネート等の他、これらポリイソシアネートの変性体が挙げられる。変性体の具体例としては、ビウレット変性体、イソシアヌレート変性体、アダクト変性体(例えばトリメチロールプロパン付加物)、アロファネート変性体、ウレトジオン変性体等が挙げられる。これらの中でも、ヘキサメチレンジイソシアネートの各種変性体やイソホロンジイソシアネートの各種変性体が、硬化性や耐候性の観点から好ましい。これらポリイソシアネートは、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、硬化剤中におけるイソシアネートの含有量は、80〜100質量%であることが好ましい。
上記塗料組成物において、イソシアネートの含有量は、ポリオール樹脂の水酸基とアミンのアミノ基の合計を1当量とした場合にイソシアネート基が0.5〜1.5当量であることが好ましい。
上記塗料組成物には、有機溶剤、硬化触媒、分散剤、消泡剤、脱水剤、レベリング剤、沈降防止剤、ダレ止め剤、防藻剤、防カビ剤、防腐剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を必要に応じて適宜配合してもよい。
上記塗料組成物において、主剤及び硬化剤は、必要に応じて適宜選択される各種成分を混合することによって調製できる。
上記塗料組成物においては、主剤と硬化剤の混合から塗装までの時間やその際の塗装手段を考慮すると、主剤と硬化剤の良好な混合性が求められる。このため、上記塗料組成物において、主剤及び硬化剤は、それぞれ60℃における粘度が100cP〜300cPの範囲内にあることが好ましい。主剤と硬化剤の粘度が上記特定した範囲内にあれば、塗装作業性を悪化させることなく、混合性を更に向上させることができ、特に塗装手段が衝突混合方式のスプレー塗装の場合であっても良好な混合性が得られる。本発明において粘度はB型粘度計(塗料液温60℃、回転数60rpm)によって、測定される値である。
本発明の塗装方法において、塗装手段は特に限定されないが、塗装時に主剤と硬化剤を混合し、噴霧することが可能なスプレー塗装が好ましい。スプレー塗装としては、上述したような衝突混合方式やスタティック混合方式等が知られているが、以下に、図を参照しながら、衝突混合方式のスプレー塗装について説明する。図1は、2液衝突混合型スプレー塗装装置の一例を示す。図示例の塗装装置は、道路表面に塗料組成物を吹き付けるための衝突混合スプレーガンと、主剤と硬化剤とを別々に貯蔵するための2つのタンクと、スプレーガンとタンクを、送液ホースを介して連結し、加温した主剤と硬化剤とを別々にスプレーガンへ送り込むための加温装置とを備える。塗装を行う際には、図1に示されるように、主剤と硬化剤が別々のタンクに貯蔵されることになるが、塗装作業性や混合性の観点から、主剤と硬化剤はタンク中で加温されていることが好ましく、加温時の温度は50〜70℃であることが好ましい。図示例の塗装装置においては、タンク、加温装置から送液ホースを介して送り込まれた主剤と硬化剤がスプレーガン中において混合され、得られた混合物をスプレーガンの先から道路表面に向けて吹き付ける。なお、硬化後の膜厚は、例えば150〜300μmである。
本発明の塗装方法においては、塗装の完了後、塗膜の鉛筆硬度が2Bになるまでの硬化時間が、10分〜2時間の範囲内であることが好ましい。上述した塗料組成物を用いることによって、例えば塗装手段が衝突混合方式のスプレー塗装であっても、塗膜をムラなく硬化できると共に、例えば交通開放までの時間が制限されるような道路塗装の場合であっても、その際に求められる制限時間(具体的には2時間)以内での硬化を実現することができる。なお、鉛筆硬度とは、JIS K 5600−5−4:1999(ISO/DIS 15184:1996)に準拠して測定される鉛筆硬度である。ここに規定される鉛筆硬度は、硬度の低い等級から6B・5B・4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4H・5H・6Hの順に規定されている。つまり、等級が6Bである塗膜は、鉛筆硬度が最も低く、一方、等級が6Hである塗膜は、鉛筆硬度が最も高いことを示す。道路表面に形成される塗膜は、鉛筆硬度が2B〜6Hであることが好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜12)
表1に示す配合処方に従って、原料を混合し、実施例1〜12の主剤を調製した。
また、実施例1、3、5〜12においては、硬化剤としてポリイソシアネートA(脂肪族ポリイソシアネートビウレット変性体、商品名:デスモジュールN3200A、住化コベストロウレタン株式会社製、SP値:12.0、粘度:2500cP(25℃))を用い、実施例2、4においてはポリイソシアネートB(脂肪族ポリイソシアネートのイソシアヌレート変性体、商品名:デュラネートTSA100、旭化成ケミカルズ株式会社製、SP値:11.5、粘度:500cP(25℃))を用いた。なお、実施例1〜12において、主剤と硬化剤を1.00:1.00の体積比で混合する場合、主剤中のポリオール樹脂の水酸基と芳香族ジアミンのアミノ基の合計を1.0当量とした場合の硬化剤中のイソシアネート基は、1.1〜1.2当量である。
ここで、実施例の塗装に用いた塗装装置は、以下に示される加温装置と、該加温装置にホースを介して取り付けた衝突混合形エアレスガンとその先端に取り付けたスプレーチップとを備える塗装装置である。
加温装置(塗装機):ReactorE−XP2、グラコ製
衝突混合形エアレスガン:ProblerP−2、グラコ製
スプレーチップ型番:751、グラコ製
Figure 0006912173
表1中の主剤に用いた配合剤を以下に示す。
ポリオール樹脂A・・・ひまし油変性ポリオール(商品名:URIC−H420、伊藤製油株式会社製)SP値:11.4、分子量:550、水酸基価:325、粘度:900cP(25℃)
ポリオール樹脂B・・・ひまし油変性ポリオール(商品名:URIC−H62、伊藤製油株式会社製)SP値:10.6、分子量:450、水酸基価:260、粘度:275cP(25℃)
ポリオール樹脂C・・・ひまし油変性ポリオール(商品名:URIC−H102、伊藤製油株式会社製)SP値:11.8、分子量:900、水酸基価:325、粘度:1100cP(25℃)
芳香族ジアミン・・・ジエチルメチルベンゼンジアミン(商品名:ETHACURE100、ALBEMARLE社製)
遮熱性顔料A・・・酸化チタン系白色顔料(商品名:タイペークCR−97、石原産業株式会社製)
遮熱性顔料B・・・アゾメチアゾ系黒色顔料(商品名:クロモファインA−1103、大日精化株式会社製)
シリコーン系表面調整剤・・・アルキルシロキサン(商品名:BYK315、ビックケミー・ジャパン株式会社製)
硬化触媒・・・ビスマストリス(2−ヘキサノエート)と2−エチルヘキサン酸亜鉛の混合触媒(商品名:BorchiKAt0244、OMG Borchers GMB社製)
(比較例1〜3)
表2に示す配合処方に従って、原料を混合し、比較例1〜3の主剤を調製した。ここで、硬化剤としてポリイソシアネートA(脂肪族ポリイソシアネートビウレット変性体、商品名:デスモジュールN3200A、住化コベストロウレタン株式会社製、SP値:12.0、粘度:2500cP(25℃))を用いた。なお、比較例1〜3において、主剤と硬化剤を1.00:1.00の体積比で混合する場合、主剤中のポリオール樹脂の水酸基と芳香族ジアミンのアミノ基の合計を1.0当量とした場合の硬化剤中のイソシアネート基は、1.1〜1.2当量である。
また、比較例1及び2については実施例と同じ塗装装置を用いたが、比較例3で用いた塗装装置は以下のとおりである。比較例3の塗装試験に用いた塗装装置は、衝突混合ガンを備えていないスタティック混合方式の塗装装置である。具体的には、以下に示される加温装置と、該加温装置にホースを介して取り付けたスタティック混合機と、該スタティック混合機にホースを介して取り付けたエアレスガンと、該エアレスガンの先端に取り付けたスプレーチップとを備える塗装装置である。
加温装置(塗装機):ハイドラキャットHP、グラコ製
スタティック混合機:スタティックミキサー径6mm、エレメント数18
エアレスガン:SG3、グラコ製
Figure 0006912173
表2中の主剤及び硬化剤に用いた配合剤を以下に示す。
ポリオール樹脂D・・・ひまし油変性ポリオール(商品名:URIC−H1824、伊藤製油株式会社製)SP値:9.5、分子量:2000、水酸基価:61、粘度:1150cP(25℃))
溶剤・・・キシレン(住友化学工業株式会社製)
実施例1〜12及び比較例1〜3について、各種評価を行った。なお、いずれの評価においても、主剤と硬化剤を混合する際の体積比は、表1〜2に記載の通りである。
(外観の評価)
試験塗料をポーラスアスファルト試験体に塗装し、塗装2時間後の塗膜外観を目視によって評価した。主剤と硬化剤の混合性が悪い場合、塗膜の白濁、色別れが発生し外観不良となる。評価の基準は以下の通りである。評価結果を表3および4に示す。
○:塗膜外観に異常無し。
△:色別れなどの不具合が部分的に観察される。
×:色別れなどの不具合が塗膜全体に観察される。
(塗膜乾燥時間の評価)
試験塗料を混合した直後に5℃環境下にてブリキ板に20ミルアプリケーターで塗装し、5℃での塗膜の乾燥時間を評価した。ここで、乾燥までの時間は鉛筆硬度(JIS K 5600−5−4)が2Bに達するまでの時間とする。遮熱性舗装のための塗装は寒冷期に行われることが多く、低温環境下においても早急な交通開放が可能な速乾性が求められており、塗装終了から交通開放までの目安は2時間程度である。評価結果を表3および4に示す。
(塗膜強度の評価)
JIS K 5600−5−9塗膜の機械的性質−耐摩耗性(摩耗輪法)に規定される方法に従って、塗膜硬度を評価した。具体的には、直径6.35mm中心孔をもった直径100mmの円盤状試験板(JIS G 3141に規定するSPCC−SB鋼板)に試験塗料を塗装し、十分乾燥させた後、以下の条件によって試験を行い、試験前と試験後の塗膜の摩耗減量を測定した。主剤と硬化剤の混合性が良好であると塗膜強度が向上する。評価結果を表3および4に示す。
試験条件:
摩耗輪の種類:CS−17
荷重:1kg
回転数:5000回転
(塗膜の付着強度評価)
JIS A 6909建築用仕上塗材 7.10付着強さ試験に準拠して塗膜の付着強度を評価した。具体的には、試験塗料をポーラスアスファルト試験体に塗装し、十分乾燥させた後、塗面に上部引張り用鋼製ジグを接着剤で接着し、鋼製ジグを鉛直方向に引張力を加えて破断するまでの付着強さ(N/mm2)を求める。アスファルトと塗膜との付着性が良好な場合、アスファルト基材が破断されるが、付着性が低い場合、アスファルトおよび塗膜の界面での破断が生じる。また、塗料の混合状態などに問題があった場合、塗膜の破断が生じる。付着強度として1N/mm2以上が必要であり、好ましくは3N/mm2以上である。評価結果を表3および4に示す。
(断熱性の評価)
3.0t×150×150mmのフレキシブルボードに試験塗料を800μmの膜厚になるよう塗装し、十分乾燥させた後、赤外線ランプ光を2時間照射した時のフレキシブルボード裏面温度を測定し、断熱性の評価を行った。ここで、測定時の雰囲気温度は23℃、湿度は50%とする。
Figure 0006912173
Figure 0006912173

Claims (6)

  1. ポリオール樹脂及びアミノ基を複数有するアミンを含む主剤とイソシアネート基を複数有するイソシアネートを含む硬化剤(ただし、硬化剤がジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを含む場合を除く。)とを含む塗料組成物で道路を塗装する方法であって、
    前記ポリオール樹脂は、SP値が10〜13であり、
    前記イソシアネートは、SP値が10〜13であり、
    前記主剤中における前記ポリオール樹脂の含有量が、50〜80質量%であり、
    前記主剤と前記硬化剤は、主剤(A)と硬化剤(B)の体積比(A:B)が1.00:1.05〜1.00:0.95の範囲内で混合され、得られた混合物によって道路の塗装が行われ
    前記ポリオール樹脂は、分子量が400〜600の範囲内であるポリオール樹脂を少なくとも含むことを特徴とする方法。
  2. 前記主剤及び前記硬化剤は、それぞれ60℃における粘度が100cP〜300cPの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリオール樹脂は、分子量が350〜900の範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ポリオール樹脂は、水酸基価が300以上で且つ400以下であるポリオール樹脂(a)と、水酸基価が200以上で且つ300未満であるポリオール樹脂(b)とを含み、該ポリオール樹脂(a)と該ポリオール樹脂(b)の質量比(a:b)が9:1〜5:5の範囲内であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記主剤が、更に、シリコーン系表面調整剤を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記主剤が、更に、水を0.5〜5質量%含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
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