JP6910153B2 - 調査システムおよび調査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、調査システムおよび調査方法に関する。
従来から、テレビ放送されるコンテンツの視聴状況についての調査がなされている。視聴状況調査は、例えば、テレビ番組の評価指標として重視されている視聴率の算出に利用可能であり、テレビCMの実施や番組制作の参考に用いられている。視聴率調査のために行う視聴状況調査においては、調査対象となる世帯のうち番組を視聴していた世帯の割合を算出する。調査を行う単位時間の区切り方は視聴率調査の目的に応じて異なり、一定時間、例えば1時間ごとや15分ごとなどで細かく区切った調査も行われる。
視聴状況調査には、一般的に、専用の測定器を用いる方法と、アンケートを実施する方法がある。前者は、調査対象となる世帯に測定器を設置してテレビに接続し、視聴情報(視聴されていた番組、チャンネル、時間帯など)を記録する。この視聴情報を収集し解析することにより、全調査対象世帯のうち当該番組を見ていた世帯の割合、すなわち視聴率が得られる。さらに、測定装置本体やリモコンに世帯構成員を識別するためのボタンを設けることにより、個人ごとの視聴率やCM視聴回数も取得できる。
一方、アンケート式の視聴状況調査は、視聴者が視聴状況に関するアンケートに回答する方式である。従来型のアンケートでは、紙の調査票にチャンネルと時間帯、あるいは番組を記入して回答していた。そして近年、ネットリサーチを活用したアンケート式視聴状況調査が普及してきている。ネットリサーチは、リサーチ会社などの調査者が多数の対象者をモニタとして登録しておき、各モニタの属性情報に応じて調査への参加を要請し、インターネットに接続可能な端末から回答してもらう調査手法である。ネットリサーチには、対象者側の回答負荷が低く、調査者側の集計が容易であり、短時間かつ低コストで多くのデータが得られるというメリットがある。
機械測定式およびアンケート式の視聴状況調査にはそれぞれメリットとデメリットがある。機械式の場合、測定器による実測値が得られるので、データの精度が高い。その反面、装置の製造コストや設置の手間の増大や、謝礼金額の高騰などの問題がある。したがって、費用に対して得られるサンプル数が少ない。
アンケート式の場合、装置を実際に設置する必要が無いため、コストは比較的低い。また、リサーチ会社が保有するモニタリストを活用してインターネット調査を行うことで、さらなるコスト低下を図れる。その結果、同じ費用でも多くのサンプルを得られる。その反面、視聴者が回答を怠ったり、視聴した番組を忘れたり間違えたりする場合があるため、誤った回答が行われる可能性があり、データ精度が比較的低い。
特許文献1(特開2012−253816号公報)には、番組表を利用してテレビ番組の視聴率情報を調査する技術が提案されている。特許文献1の視聴率調査システムにおいては、視聴者側の画面に表示された番組表の中から視聴する番組が指定されると、その番組の放送されるチャンネルの情報が調査者側に送信され、チャンネルごとの視聴者の数などが算出される。視聴者が番組表中で指定した番組に関する情報は、視聴または録画予約された番組情報として調査者側に送信され、視聴率または録画率として算出される。
特開2012−253816号公報
上述の特許文献1のように、表示装置上の電子番組表を用いて視聴者が番組視聴や番組予約を行い所望の番組を視聴または予約するシステムを利用して、視聴率や録画率を調査する方法は既知であった。しかし、この文献で用いられる調査装置には、番組表を表示する機能、視聴者に番組を選択させる機能、選択された番組をディスプレイに表示したり録画予約したりする機能、および、視聴情報や録画情報を調査者側に送信する機能が必要である。そのため、結局は機械測定式の視聴状況調査に用いる装置と同等の機能が必要であり、装置作成コストや設置コストが問題となる。
また特許文献1では、番組表表示手段としてパソコンのディスプレイ、携帯情報端末の表示画面、テレビ画面などが例示されてはいるものの、番組表としては通常の電子番組ガイドを利用し、視聴者の入力方法としてキーボードやマウスを用いた操作を想定している。このように番組視聴や予約に用いる電子番組表を視聴状況調査に流用した場合、必ずしも視聴状況の調査に適した入力方法を提供できるとは限らない。例えば、視聴者は番組単位での視聴履歴入力しか行えないため、時間帯を細かく区切った精度の高い調査には適していない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ネットリサーチによってアンケート式の視聴状況調査を行うときに、回答者の負荷を軽減しデータ精度を向上させることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は以下のような構成を採用する。すなわち、管理装置と調査装置を有し、番組の視聴状況を調査する調査システムであって、前記調査装置は、前記番組の番組名、および、前記番組が放送されるチャンネルならびに時間帯を示す電子番組表を表示装置に表示させるとともに、視聴者が入力装置を用いて前記電子番組表に関連付けて入力した前記番組の視聴状況を受け付け、前記管理装置は、前記視聴者が入力した前記視聴状況を取得し、前記電子番組表には、前記チャンネルごとかつ所定の時間幅ごとに、前記視聴者が視聴状況を入力可能な視聴状況入力単位が設けられており、前記管理装置は、前記視聴者の候補に関する情報と、前記番組が放送されるチャンネルおよび時間帯に関する情報に基づいて前記視聴者を選択し、選択された前記視聴者の前記調査装置に、前記電子番組表を生成するための情報を送信することを特徴とする調査システムである。

かかる構成によれば、視聴者が電子番組表で番組名とチャンネルを確認しながら視聴状況を入力できるため、視聴状況を正確に想起でき、正確な調査が可能になる。また所定の時間を1ブロックとして視聴状況が入力されるので、番組単位の場合よりも調査精度が向上する。
また、上記構成において、前記調査装置は、前記番組のリアルタイム視聴、前記番組の録画予約および、前記番組の録画視聴の少なくともいずれかに関する前記視聴者からの入力を受け付けることができるようにしても良い。かかる構成によれば、リアルタイム視聴状況だけでなく録画番組の予約状況を把握することが可能になる。
本発明はまた、以下のような構成を採用する。すなわち、番組の視聴状況を調査する調査方法であって、視聴者の候補に関する情報と、前記番組が放送されるチャンネルおよび時間帯に関する情報に基づいて視聴者を選択し、選択された前記視聴者の調査装置に、前記番組の番組名、および、前記番組が放送されるチャンネルならびに時間帯を示す電子番組表を生成するための情報を送信するステップと、前記電子番組表を表示するステップと、前記番組の視聴者が前記電子番組表に関連付けて入力した前記番組の視聴状況を受け付けるステップと、を有し、前記電子番組表には、前記チャンネルごとかつ所定の時間幅ごとに、前記視聴者が視聴状況を入力可能な視聴状況入力単位が設けられていることを特徴とする調査方法である。
かかる構成によっても、視聴者が電子番組表で番組名とチャンネルを確認しながら視聴状況を入力できるため、視聴状況を正確に想起でき、正確な調査が可能になる。また所定の時間を1ブロックとして視聴状況が入力されるので、番組単位の場合よりも調査精度が向上する。
本発明によれば、ネットリサーチによってアンケート式の視聴状況調査を行うときに、回答者の負荷を軽減しデータ精度を向上させることができる。
調査システムの全体的な構成を説明する図である。 管理装置が利用するデータベースを説明する図である。 実施形態1の電子番組表を用いた入力について説明する図である。 電子番組表を用いた入力のサポートについて説明する図である。 実施形態1の処理を説明するフローチャートである。 従来の入力について説明する図である。 実施形態2の処理を説明する図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、以下に記載されている構成ブロックやそれらの相対配置などは、発明が適用されるシステムの各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
本発明は、テレビ番組の視聴率のように、テレビ放送されるコンテンツの視聴状況を調査するときに好適である。本発明は、このような調査を行う調査システムまたは調査方法、調査システムを構成する調査装置、表示装置や管理装置としても捉えられる。本発明はまた、調査装置、表示装置や管理装置の演算資源を利用して動作し、調査方法の各工程を情報処理装置に実行させるプログラム、かかるプログラムが格納されたコンピュータにより読み取り可能な非一時的な記憶媒体、としても捉えられる。
本明細書において、視聴状況を調査する調査者は、典型的にはテレビ放送を行う放送事業者、CMの広告主または広告会社や、調査依頼を受けたリサーチ会社である。例えば機械測定を行う会社とアンケートを行う会社のように、複数の調査主体が協力して調査者となる場合もある。
<実施形態1>
本実施形態では、本発明の基本的な構成と処理の流れについて説明する。本実施形態では、視聴状況調査システムを構成する調査装置であって、視聴者に電子番組表を提示して視聴番組(または視聴チャンネルと視聴時間帯)に関する情報を入力してもらう、ネットリサーチを活用したアンケート形式の調査装置について説明する。
(システム構成)
図1を参照しながらシステム構成について説明する。調査システム1は、Webや専用回線等を介して相互に通信可能な、調査装置2と管理装置6を含む。調査装置2は視聴者5の側に設置され、管理装置6は調査者の側に設置される。本実施形態では、調査者はネットアンケートを行うリサーチ会社であり、予めアンケートへの回答者(モニタ)をリスト化して保持している。また本実施形態の視聴者5は、モニタの中から選択される。なお、図1の全体を調査システム1として考えることもできるが、調査装置2,表示装置3お
よび入力装置4という、視聴者5が回答に用いる構成要素のみを調査システム1と考えてもよい。その場合の調査システム1は、ディスプレイや入力手段などを備える単一の情報処理装置により構成できる。
視聴者5は、テレビ7の視聴状況を、調査装置2の入力装置4を操作して入力する。調査装置2は、電子番組表などを表示する表示装置3および視聴者の入力を受け付ける入力装置4に接続される。調査装置2としては、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、PCなどを利用できる。調査装置2がスマートフォン等の携帯電話またはタブレット端末の場合、表示装置3および入力装置4として、携帯電話と一体化したタッチパネルや物理キーを利用できる。またPCの場合、表示装置3としてはディスプレイなどを、入力装置4としてはキーボードやマウスなどを利用できる。その他、調査装置2として、CPU、メモリおよび通信装置などを備える情報処理装置であれば、何を用いてもよい。調査装置2は個々の視聴者5ごとに存在し、それぞれが管理装置6との間で情報を送受信する。
管理装置6は、個々の調査装置2に視聴状況調査に関するアンケート内容を送信し、視聴者5の回答を受信して集計・解析処理を行う情報処理装置である。管理装置6として、CPUやメモリや通信装置を備える情報処理装置(例えばPCやワークステーション)が好適である。また例えば、クラウドサーバや仮想サーバを利用してもよいし、複数の物理的に離れた装置を接続して利用してもよい。
管理装置6はDB管理機能を有し、それぞれの視聴者5に関する情報が保存された視聴者DB11、視聴状況調査の内容が保存された調査内容DB12、視聴者5の回答結果が保存された調査結果DB13を管理する。各データベースの形式は特に問わず、物理的な配置や構成も図に限定されない。本発明で利用されるデータベースは、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒体を備え、任意に読み書きが可能な記憶装置に格納される。データベースには関係型、階層型など任意の方式を利用できる。以下の説明で用いるデータ定義やデータベース構造は一例に過ぎず、データベースの分け方、項目、参照関係などは任意に定められる。また「データベース」という名称にとらわれることなく、本発明の実施に必要なデータを更新可能に保持していればよい。
テレビ7は、テレビ番組を入力端子から受信して表示する装置であり、液晶TV、プラズマTV、その他いかなる表示装置も利用できる。また表示されるコンテンツのソースは無線放送経由に限られない。有線放送やインターネット放送など、多数の視聴者に向けてコンテンツを提供可能なものであれば、いかなる放送経由でも構わない。有線放送の例として光ファイバなどの各種ケーブルを用いた放送がある。またインターネット放送の例として、AbemaTV(登録商標)などがある。また、テレビ7は固定式に限定されず、モバイル型でもよい。また、スマートフォン等の携帯電話にテレビ視聴機能が付いている場合、番組を視聴したものと同じ装置を、視聴状況入力用に用いてもよい。
図2は、各データベースの構成例である。図2(a)は、アンケート対象者の候補となるモニタ一覧を利用した視聴者DB11である。各モニタは、予めネットリサーチへの回答に同意しており、所定の個人情報(氏名、性別、年代、未既婚の別、居住地、BS機器の有無、メール等の連絡先など)を登録している。調査者は、調査の目的に応じてモニタ一覧から回答者(視聴者)を選択し、メールやSNSメッセージなど任意の連絡方法でアンケートへの参加を要請する。例えば地上波放送であれば、少なくとも居住地に基づく選択が行われる。
図2(b)は、調査内容DB12である。調査IDごとに、調査に関する各種情報が保存される。調査内容は任意であり、例えば対象期間、対象となる放送の種類、調査人数その他の条件が含まれ得る。
図2(c)は、調査結果DB13である。この例では調査DB12における調査IDごとおよび調査単位期間ごとに作成された、調査結果DBの1エントリーを示している。ただし調査結果DBへの情報格納方法はこれに限られず、レポート形式に合わせて加工された任意のデータ形式を利用できる。レポートにおける編集項目としては、集計期間としては日報、週報、月報などが、集計単位としては時間帯、瞬間ごと、番組名などがある。また、RAWデータを共に保存しても良い。
(アンケート実施方法)
以下、本実施形態におけるネットリサーチを活用したアンケート形式の視聴状況調査方法を述べる。
(従来の手法)
まず図6を参照しつつ、特許文献1のように番組の選択や予約に用いる電子番組表を流用した視聴状況調査について説明する。図6(a)は、視聴者がネットリサーチのシステムにログインするなどして回答を開始するときに、視聴者側の表示装置3に表示される画面である。ここでは、毎日1回地上波放送の視聴番組を調査する例を示す(調査ID=011)。画面上には、現在の表示期間を示す期間表示欄601、時間帯表示欄602、チャンネル表示欄603、番組表示欄604、時間帯移動UI605、チャンネル移動UI606、カーソル607が表示される。これらの表示オブジェクトはそれぞれ、図中の符号X01〜X07に相当する。
視聴者5は、毎日1回、前日に視聴したテレビ番組の視聴情報を回答する。この例では視聴者5は、入力手段を用いて視聴した番組上にカーソルを移動させ、クリック操作などにより選択する。選択済みの番組は背景色が変更される。視聴者5は必要に応じて、UIを操作してチャンネルや時間帯を移動させる。なお、調査対象外の時間帯には移動できないように制限をかけることが好ましい。
別の従来例として、図6(b)を参照しつつ、図6(a)と同内容の調査において、視聴者5が時間帯とチャンネルに基づいて回答するようなアンケート形式について説明する。画面中には、番組名の代わりにラジオボタン608が表示される。視聴者5は、時間帯およびチャンネル番号に基づいて、カーソル607を用いて自らが視聴した視聴情報を回答する。表示オブジェクト(ラジオボタン)608は、図中の符号X08に相当する。
しかし図6(a)に示す特許文献1の例では、番組単位での操作以外はできず、視聴者5のザッピングや番組中のコーナーごとの柔軟なチャンネル選択が不可能である。そのため、機械測定式の視聴状況調査と比べても調査精度が低い。また、図6(b)の例では、時間帯とチャンネルだけが表示されるため、視聴者5の記憶違いにより正確な情報が得られない可能性がある。また、時間帯表示欄602の1枠あたりの時間を短くする(例えば15分毎にする)ことで調査精度を向上させることができるが、その場合は視聴者5の記憶違いの可能性がさらに上がってしまう。
(本実施形態の手法)
図3(a)は、本実施形態で提供するネットリサーチのための電子番組表300の表示例である。ここでは調査単位は一日とする。調査単位の開始時間および終了時間としては、テレビ番組表で一般的な、5時台開始の28時台(午前4時台)終了が好適である。ただし、0時台開始の23時終了など、その他の区切りを用いても良い。調査対象は地上波で放送される番組(この例では、全部で5チャンネルであるが、チャンネル数は問わない)とする。視聴状況は15分刻みで選択される。便宜上、あるチャンネルのある15分間の視聴状況入力単位をブロックと呼ぶ。視聴者5は、表示装置3に横軸がチャンネル、縦軸が時間帯という形式で表示された電子番組表の中から、入力手段(例えばカーソルクリ
ック、タッチパネルのタップなど)により、自分が視聴していたブロックを選択する。なお、視聴者5が複数のブロックを連続的に選択可能とすることが好ましい。その方法として例えば、カーソルクリックとドラックによる範囲指定や、選択したブロックから上方向(過去側)または下方向(将来側)にドラッグ操作などが考えられる。また、選択済みブロックの解除時にも、選択時と同様の手法を利用できる。
なお、1つの時間帯内でチャンネルを変えた場合は、最も長い時間視聴していたチャンネルを選択する。なお、電子番組表中の縦軸と横軸は入れ替えても構わない。また、番組が放送されていないブロックについては選択を不可能とすることも好ましい。
図中、左上の画面範囲表示欄301には、画面範囲において表示されている日時が表示されている。図中、左側の時間表示欄302の中央の列および右側の列は、現在表示されている電子番組表の時間帯の、時間と分をそれぞれ示し、この例では14時台から16時台が15分刻みで示されている。別の時間帯を表示したい場合、視聴者5は入力手段(例えばマウスのホイール回転、カーソルによるクリックとドラッグ、タッチパネルのスワイプなど)で表示欄をスクロールさせる。
また、時間表示欄302の左側の列は希望する時間帯へジャンプするためのショートカットであり、例えば「6」をクリックすると6時台から8時台の番組が表示される。このショートカット機能により、例えば昼間は外出しているため朝と夜しかテレビを視聴しない人でも、容易に所望の時間にジャンプできる。さらに、1画面に表示される時間数を増加または減少させるためのズームイン/ズームアウトボタンを設けても良い。この左側の列のショートカットにおける時間帯ごとの背景色と、中央の列の時間帯ごとの背景色を揃えて視認性を高めることも好ましい。例えば、深夜から午前中にかけては青系統の色、昼間は黄色系統の色、夕方から夜にかけては赤系統の色をグラデーション化して割り当てておくことで、視聴者5がショートカットのジャンプ先となる時間帯を直感的に理解しやすくなる。また、ジャンプ用ショートカットの配置はこの図の例に限定されない。例えば、画面の下側に横に長く表示しても良いし、視聴者5が押下したときにショートカットが展開表示される「ジャンプボタン」を設けても良い。
調査対象のうち選択可能なチャンネルは、チャンネル表示欄303aによって表される。チャンネルについても時間帯と同様、1画面に表示し切れないチャンネルはスクロールにより表示できる。また、電子番組表の近くに選局ボタン303bを設けても良い。視聴者が選局ボタン303bをクリックすると、図3(b)に示すように選択可能な放送局が展開表示され、視聴者5により選択可能となる。さらに、1画面に表示されるチャンネル数を増加または減少させるためのズームイン/ズームアウトボタンを設けても良い。また、視聴者が回答を中断したいときに用いる保存ボタン312を設けることも好ましい。保存ボタン312が押下されると、いったん回答が中断され、視聴者が次回システムにログインしたときに中断時点から回答を再開できる。
番組表示欄303には、番組が開始される最初の時間帯に番組名が表示される。なお、開始時間が時間帯の区切りと異なる場合もあるため、番組名の前に開始する分を表示しても良い。例えば本図では、14:54に開始する番組が、14時45分台の欄に「(54)ローカルニュース」というように表示されている。また、視聴者が番組を認識しやすいように、番組ごとに背景色を替えたり枠線を設けたりしても良い。
また、視聴者5が調査への回答が完了したときに押下するための、完了ボタン309を設けることも好ましい。また、視聴者5が調査対象の期間(この例の場合は11/1)にテレビ放送を視聴していない場合に利用される非視聴欄310を設けても良い。視聴者5が非視聴欄310のチェックボックスをクリックしたのち完了ボタン309を押すことで
、当日はテレビを視聴していない旨が認識される。完了ボタン309を設けることにより、視聴者5がスムーズに回答を完了できる。また非視聴欄310を設けることにより、調査対象期間にテレビを見ていない非視聴者のみが経由する特殊な動線が形成されるため、ストレス無く素早い回答が可能になる。なお、いずれかのブロックが選択済みの場合、非視聴欄310をチェックできないようにしたり、選択された状態を解除するかどうかを問い合わせたりしても良い。逆に、非視聴欄310がチェックされている状態でいずれかのブロックを選択しようとした場合、チェックを外すかどうかを問い合わせても良い。
なお、ここでは視聴者5の記憶力や回答時の集中力を考えて、視聴状況入力単位を15分ごとに区切ったがこれに限定されず、10分ごとや20分ごとでも良い。視聴状況入力単位の時間幅の変更は、調査者の側で実行する。また、電子番組表作成の手間は増えるものの、1つの時間帯の中であっても番組が切り替わる場合は、その番組切り替え時刻を境に別々の選択可能なブロックを設けても良い。
図4は、視聴者5の入力をサポートする機能を説明するための図である。視聴者5が「Ch.2」の「16:00〜16:15」をカーソル307により選択したものとする。すると電子番組表には、選択済みブロックの上側に過去側矢印320aが、下側に将来側矢印320bが表示される。例えばカーソル307を将来側矢印320bに載せてクリックすることで、クリック回数や時間に応じて複数のブロックを選択できる。また、複数のブロックの選択をサポートする別の手法として、ある番組に属するブロックが選択されたときに、自動的に、同じ番組に属する他のブロックを選択済みにする方法もある。
(処理フロー)
本実施形態の処理フローを、図5を参照しつつ説明する。
処理が開始すると、まずステップS101で、調査者側の管理装置6が調査内容DBを参照して調査への回答を依頼する視聴者5の選定や、電子番組表の作成を行う。具体的には管理装置6は、視聴者DB11を参照して、調査における対象放送や視聴者条件や、各モニタの居住地等の個人情報を比較して適切なモニタを選定し、メール、SNSメッセージ、アプリのアラート機能等により、モニタに対して調査者のWebサイトへのログインを依頼する。例えば調査ID=011の場合、管理装置6は、毎日決まった時間に、同じモニタ群に調査依頼を行う。また、調査対象期間における電子番組表のコンテンツを作成する。図3のような形式の電子番組表であれば、チャンネル、番組名、時間帯に関する情報を調査装置2が解読可能な形式で送信すれば良い。
ステップS102で、視聴者5が調査者のWebサイトにログインする。ログインにおいては調査装置2のブラウザや専用アプリが利用できる。調査装置2は、管理装置6から受信した電子番組表のコンテンツに基づき、表示装置3に電子番組表を表示する。視聴者5は、入力装置4を用いて自らが視聴した時間帯とチャンネルに対応するブロックを選択することで回答を行う。調査期間が複数日にまたがっている場合は、まずカレンダー画面を表示して日付を選択させてもよい。この場合、電子番組表に一日ごとに「完了ボタン」を設けても良いし、日付をまたがって時間をスクロール可能としても良い。前者の場合、視聴者5が完了ボタンを押下してカレンダー画面に戻った後に、当該日付に「回答済み」表示を行ったり、「回答を修正する」ボタンを配置したりしても良い。視聴者5は、全ての日付について回答を終了したのち、調査者側に回答を送信する。
ステップS103で、調査者は視聴状況取得後の事後処理を行う。ここでは例えば、調査結果の記憶装置への保存が行われる。また、管理装置6を用いて調査結果を集計して解析し、視聴率など所望のデータを取得しても良い。回答結果はデータ定義により決められた形式で送信されて来るため、集計や解析は容易であり、自動化も可能である。また、解析処理において、視聴者5による異常な回答をチェックして補正する処理を行うことも好
ましい。異常回答として例えば、極端な短時間の回答などが挙げられる。
(効果)
上述したように、機械測定式の調査はデータの精度が高い反面、高コストでありサンプル数が少なくなりがちである。一方、アンケート形式の調査はコストが低く、多くのサンプル数を得られる反面、機械測定式と比べてデータ精度が低くなる。そこで本実施形態では、画面上に電子番組表を重畳表示しつつ、時間帯ごとに視聴状況を選択可能とすることで、視聴者が視聴時間帯や番組名を連鎖的に想起しやすいようにしている。また視聴時間帯の幅についても視聴者が回答をスムーズに行える単位(例えば15分ごと)に調整できる。その結果、ネットリサーチによってアンケート式の視聴状況調査を行うときに、回答者の負荷を軽減しデータ精度を向上させることができる。また、調査精度を可及的に維持しつつ、コストに対して得られるサンプル数を増大させることが可能になる。
(変形例)
本実施形態の入力方法や電子番組表の形式は、調査装置2がPC、タブレット端末、スマートフォン等の携帯電話などのいずれであっても利用できる。さらに、調査装置2の種類に応じた入力方法を採用しても良い。例えばタッチパネルを有するタブレット端末やスマートフォンの場合、接触(タップ)による選択、長押し操作(ロングタップ)によるコンテキストメニューの表示、長押し操作をした後で画面を弾く(フリック)ことによる複数のブロックの選択、ドラッグ操作によるスクロールなどが可能である。また、ドラッグ操作で時間帯をスクロールさせたときに、表示領域の先頭に切りの良い時間が表示されるようにしても良い。
<実施形態2>
上記実施形態1は、視聴者5はリアルタイム視聴した番組情報を登録するような形態であった。そのため、視聴者5が電子番組表上で同じ時間帯に複数のチャンネルを選択しようとした場合、重複選択ができない旨のメッセージが表示装置2に表示され、既に選択済みのブロックを解除した後にしか、同じ時間帯のブロックを選択できないようになっていた。しかし近年、複数のチューナを搭載した機器の普及に伴い、番組を録画してタイムシフト試聴を行うことが一般的になっており、リアルタイム視聴状況のみの調査では調査精度が十分と言えない場合も出てきている。
そこで本実施形態では、視聴者5が録画した番組に関する情報を登録するための入力方法を提供する。図7は、図3(a)の電子番組表で選択済みのブロックに加えて、Ch.3の16:00〜16:30のブロックを選択しようとしたときに表示される画面の例である。視聴者5がこれらのブロックを選択すると、録画情報の入力を行うかどうかを問い合わせるダイアログボックス311が表示される。録画情報の入力方法として例えば、同じ時間帯に選択された複数のブロックに関する情報が表示され、録画番組の側を選択させる方法がある。また、複数番組を録画可能なテレビ7を用いる場合は、複数の録画番組情報を登録可能としてもよい。管理装置6は、調査装置2から受信したリアルタイム視聴情報および録画番組情報を解析する。
本実施形態によれば、視聴者5は、録画番組の視聴状況を通常の調査手順と同じ方法で回答できる。なお、本実施形態のようにリアルタイム視聴した番組と録画した番組を区別して調査することに加えて、録画しただけでなく再生視聴した番組を区別して調査できるようにしても良い。
1:調査システム、6:機械測定制御装置、3:アンケート制御装置、2:処理装置

Claims (6)

  1. 管理装置と調査装置を有し、番組の視聴状況を調査する調査システムであって、
    前記調査装置は、前記番組の番組名、および、前記番組が放送されるチャンネルならびに時間帯を示す電子番組表を表示装置に表示させるとともに、視聴者が入力装置を用いて前記電子番組表に関連付けて入力した前記番組の視聴状況を受け付け、
    前記管理装置は、前記視聴者が入力した前記視聴状況を取得し、
    前記電子番組表には、前記チャンネルごとかつ所定の時間幅ごとに、前記視聴者が視聴状況を入力可能な視聴状況入力単位が設けられており、
    前記管理装置は、前記視聴者の候補に関する情報と、前記番組が放送されるチャンネルおよび時間帯に関する情報に基づいて前記視聴者を選択し、選択された前記視聴者の前記調査装置に、前記電子番組表を生成するための情報を送信する
    ことを特徴とする調査システム。
  2. 前記番組が複数の前記視聴状況入力単位に対応している場合、前記電子番組表において、前記番組名は、前記番組が放送される最初の時間帯に対応する前記視聴状況入力単位に表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の調査システム。
  3. 前記電子番組表には、複数の前記チャンネルまたは複数の前記時間帯を選択するためのボタンが設けられる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の調査システム。
  4. 前記電子番組表には、前記視聴状況の入力を完了するためのボタンが設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の調査システム。
  5. 前記調査装置は、前記番組のリアルタイム視聴、前記番組の録画予約および、前記番組の録画視聴の少なくともいずれかに関する前記視聴者からの入力を受け付けることができる
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の調査システム。
  6. 番組の視聴状況を調査する調査方法であって、
    視聴者の候補に関する情報と、前記番組が放送されるチャンネルおよび時間帯に関する情報に基づいて視聴者を選択し、選択された前記視聴者の調査装置に、前記番組の番組名、および、前記番組が放送されるチャンネルならびに時間帯を示す電子番組表を生成するための情報を送信するステップと、
    前記電子番組表を表示するステップと、
    前記番組の視聴者が前記電子番組表に関連付けて入力した前記番組の視聴状況を受け付けるステップと、
    前記視聴者が入力した前記視聴状況を取得するステップと、
    を有し、
    前記電子番組表には、前記チャンネルごとかつ所定の時間幅ごとに、前記視聴者が視聴状況を入力可能な視聴状況入力単位が設けられている
    ことを特徴とする調査方法。
JP2017014052A 2017-01-30 2017-01-30 調査システムおよび調査方法 Active JP6910153B2 (ja)

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