JP6908201B1 - データ処理装置、アセット管理装置、及び保守部品管理装置 - Google Patents

データ処理装置、アセット管理装置、及び保守部品管理装置 Download PDF

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Abstract

データ処理装置(300)は、機器であるアセット(210,220,230,240,250,260)を含む生産設備(200)の構成要素に関するデータを、構成要素の接続関係と関連付けて体系的に記述したデータ構造を有するモデルであるデータモデル(20)を介して生産設備(200)の情報管理を行うとともに、アセット(230,260)に搭載されている寿命交換部品を寿命診断して故障率を算出する。データ処理装置(300)は、寿命診断の対象として選定された寿命交換部品の稼働データを、データモデル(20)を介してアセット(230,260)から取得するデータモデル管理アプリケーション部(340)と、稼働データに基づいて寿命交換部品の故障率を算出し、故障率を寿命交換部品に紐づけて、寿命交換部品の故障率を管理するアセット管理リスト(40)を作成するアセット管理部(330)と、を備える。

Description

本開示は、データ処理装置、アセット管理装置、及び保守部品管理装置に関するものである。
製造工場(以下、工場と呼ぶ)では、生産設備の消耗部品を定期交換部品として定期的に交換することで、故障の発生を抑制し、正常に継続稼働させている。定期交換部品には、部品の平均予測寿命が部品の製造メーカによって設定されており、この平均予測寿命は定期交換部品を交換するタイミングを決定するのに利用されている。また工場では、生産設備が突発的に故障する場合に備えて、定期交換部品以外にも予備品を備えておく場合がある。この為、工場では将来消耗や故障等の寿命により交換が必要と予測される寿命交換部品の管理リストを作成し、作業者が管理リストを確認しながら、寿命交換部品の交換を行っている。
寿命交換部品を交換するタイミングは、具体的には、前回の交換時期から、平均予測寿命を参考に、次回の交換時期を算定し、この算定結果に基づいて定期的に部品交換を行っていた。しかし、機器であるアセットの使用環境や稼働状況によって寿命交換部品の実際の寿命は異なってくる為、中にはまだ使用可能な寿命交換部品まで一緒に交換してしまい、不要な部品交換が発生していた。
そこで、特許文献1では、複数の管理対象の機器とネットワークで接続し管理している管理装置が、ネットワークを介して収集した、使用環境や稼働状況の情報に基づいて管理対象装置内の寿命交換部品の故障率を算定し、その算定結果を寿命交換部品の管理リスト(以下、交換部品管理リストと呼ぶ)に反映する方法が提案されている。工場の作業者は、交換部品管理リストに記載の寿命交換部品の故障率を確認し、その故障率に基づいて寿命交換部品の交換要否を判断し、交換することで、寿命交換部品固有の寿命を有効に活用しえるようになり、不要な部品交換を低減することが可能となった。
特開2015−49606号公報
しかし、特許文献1では、寿命交換部品の故障率を算定する場合、管理装置が保持している複数の情報の中から算定対象の寿命交換部品に関係する情報を収集して算出する必要があるが、管理装置が取得して保持している複数の情報には算定対象の寿命交換部品とは関係のない情報も含まれている為、算定対象の寿命交換部品が指定されたとき、複数の情報の中からどの情報を用いて算定するか、予め紐づけておく必要があった。また生産設備内の複数の機器は、管理装置とネットワークで接続して管理されており、管理装置が算定対象の寿命交換部品に関する情報にアクセスするためには、一つ以上の機器を経由してアクセスする必要があり、算定対象の寿命交換部品が指定されたとき、どういう通信ルートで算定対象の寿命交換部品に関する情報にアクセスできるか通信ルートを調べる必要があった。
この為、交換部品管理リストが準備されているだけで、寿命交換部品と故障率を算定するために必要な情報との紐づけ、及び通信ルートの特定がなされていない場合、作業者が、寿命交換部品と故障率を算定するために必要な情報との対応関係、及び通信ルートをいちいち確認しながら、故障率を算定するために必要な情報を取得して故障率を算定し、算定した故障率と寿命交換部品を手作業で紐づけて交換部品管理リストに反映する必要があった。この為、交換部品管理リストの更新が手間であると共に、交換部品管理リストの紐づけ間違いによりデータの不整合を生じる恐れがあった。
また、寿命交換部品と故障率を算定するために必要な情報との対応関係を記載したテーブル等を予め用意しておき、そのテーブル等を参照して故障率を算定するために必要な情報を特定する方法もあるが、そのテーブルは人手で作成する必要があり、手間であると共に、紐づけ間違いによりデータの不整合を生じる恐れがあった。また、生産設備のシステム構成が変更になり、算定対象の寿命交換部品に関する情報までアクセスする為の通信ルートも変更になった場合、テーブル等による対応関係の情報だけでは必要な情報にアクセスすることができず、対応が困難であった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、寿命交換部品の故障率を管理する交換部品管理リスト、すなわちアセット管理リストを容易に作成することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるデータ処理装置は、機器であるアセットを含む生産設備の構成要素に関するデータを、構成要素の接続関係と関連付けて体系的に記述したデータ構造を有するモデルであるデータモデルを介して生産設備の情報管理を行うとともに、アセットに搭載されている、寿命により交換が必要と予測される寿命交換部品を寿命診断して故障率を算出するデータ処理装置であって、寿命診断の対象として選定された寿命交換部品の稼働データを、データモデルを介してアセットから取得するデータモデル管理アプリケーション部と、稼働データに基づいて寿命交換部品の故障率を算出し、故障率を寿命交換部品に紐づけて、寿命交換部品の故障率を管理するアセット管理リストを作成するアセット管理部と、
前記寿命診断の対象として選定された前記寿命交換部品に関する情報であって、前記寿命交換部品の寿命交換部品名、及び前記寿命交換部品が搭載された前記アセットへの通信ルートを示すアクセス情報を含む寿命診断対象部品情報を、前記データモデルを介して取得する入力処理部と、
を備え、
前記データモデル管理アプリケーション部は、
前記アクセス情報に基づいて特定した前記アセットから前記稼働データを取得するデバイスデータ取得部を備え、
前記アセット管理部は、
前記寿命診断対象部品情報に対応する寿命診断アルゴリズムに従って、前記稼働データから、前記寿命診断対象部品情報と関連付けて前記故障率を算出する予防保全処理部と、
前記予防保全処理部で算出した前記故障率を、前記寿命診断対象部品情報に基づいて前記寿命交換部品に紐づけて、前記アセット管理リストを作成するアセット管理リスト作成部と、を備えたことを特徴とする。
本開示にかかるデータ処理装置は、アセット管理リストを容易に作成することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるデータ処理装置を含むアセット管理システムの構成を示すブロック図 実施の形態1にかかるデータ処理装置の構成を示すブロック図 実施の形態1にかかるデータモデルの一例を示す図 図3のデータモデルに識別情報を付加した図 実施の形態1にかかるアセット管理リストの一例 実施の形態1にかかるアセット管理リストの一例 実施の形態1にかかるアセット管理装置のブロック図 実施の形態1にかかる資産管理リスト情報の説明に供する図 実施の形態1にかかるアセット管理システムの処理手順を説明するフローチャート 実施の形態1にかかるデータ処理装置のハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態2にかかるアセット管理システムを備えた工場と保守サービス会社が連携した保守サービスシステムの構成を示すブロック図 実施の形態2にかかるアセット管理装置のブロック図 実施の形態2にかかる保守部品管理リストの説明に供する図 実施の形態2にかかる保守部品管理装置の構成を示すブロック図
以下、実施の形態にかかるデータ処理装置を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により、本開示が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるデータ処理装置300を含むアセット管理システム1000の構成を示すブロック図である。本実施の形態1のアセット管理システム1000は、図1に示すように、生産設備200と、生産設備200の情報管理を行うとともに生産設備200内の寿命交換部品の寿命診断を行い、アセット管理リストを作成するデータ処理装置300と、データ処理装置300の寿命診断より高度な精度の寿命診断を行うクラウドサーバ400と、アセット管理リストとは別で管理され、寿命交換部品を含む資産情報が記載された資産管理リストを用いて資産情報を管理するアセット管理装置500とから構成されている。また生産設備200は、機器であるアセット210、220、230、240、250、260と、アセット230を構成している機器で寿命交換部品でもあるアセットデバイス231、232と、アセット260を構成している機器で寿命交換部品でもあるアセットデバイス261とから構成されている。
以下では、アセット210、220、230、240、250、260を総称してアセット部200Aと表記する場合がある。また、アセットデバイス231、232、261を総称してアセットデバイス200Bと表記する場合がある。アセット部200Aは、例えばPLC(Programmable Logic Controller)、NC(Numerical Control)加工機、放電加工機、サーボモータのようなFA(Factory Automation)機器である。アセットデバイス200Bは、例えば電源等の寿命交換部品である。アセット部200Aは、データ処理装置300とネットワークを介して接続されている。
具体的には、アセット210は、ネットワーク11を介してデータ処理装置300と接続されている。アセット220、及びアセット240は、ネットワーク12を介してアセット210と接続されている。アセット230は、ネットワーク13を介してアセット220と接続されている。アセット250、及びアセット260は、ネットワーク14を介してアセット240と接続されている。データ処理装置300は、生産設備200内の寿命交換部品の寿命を診断し予防保全管理することができる機能を備えたアセット管理部330と、後述するデータモデルを介して生産設備200の情報を管理することができる機能を備えたデータモデル管理アプリケーション部340とを備えている。また、データ処理装置300とアセット管理装置500は、ネットワーク15で接続されている。
図2は、実施形態1におけるデータ処理装置300の構成を示すブロック図である。データ処理装置300は、入力処理部310と、第1の通信部320と、アセット管理部330と、データモデル管理アプリケーション部340から構成される。アセット管理部330は、アルゴリズム選択部331と、アルゴリズム記憶部332と、予防保全処理部333と、識別情報作成部334と、アセット管理リスト作成部335と、アセット管理データベースとを備えている。データモデル管理アプリケーション部340は、データモデル管理部341と、デバイスデータ取得部343と、デバイスデータ記憶部344と、データモデルデータベース342とを備えている。データ処理装置300は、入力処理部310から生産設備200の寿命診断指示を受けると、アルゴリズム選択部331に寿命診断指示情報を送信する。
入力処理部310は、寿命診断指示を受け取るGUI(Graphical User Interface)表示部であり、生産設備200のシステム構成を後述するデータモデルとして表示し、表示された生産設備200内の複数の寿命交換部品のデータモデルコンポーネントのうち、何れかの寿命交換部品のデータモデルコンポーネントを選定すると、選定したデータモデルコンポーネントに対応する寿命交換部品の寿命診断を指示するようになされている。データモデルコンポーネントについては後述で説明する。
また入力処理部310は、GUIの操作指示により、寿命交換部品レベルで寿命診断する対象を選定するだけでなく、生産設備、又は生産ラインのレベルで寿命診断する対象を選定することが可能である。入力処理部310は、生産設備のレベルで寿命診断する対象を選定した場合、選定された生産設備内で使用されている全ての寿命交換部品について寿命診断を指示し、生産ラインのレベルで寿命診断する対象を選定した場合、選定された生産ライン内で使用されている全ての寿命交換部品について寿命診断を指示するようになされている。
この入力処理部310は、寿命診断指示情報をアルゴリズム選択部331に送信する際、選定した寿命交換部品に対応するデータモデルコンポーネントから、寿命交換部品名、寿命交換部品の型番、機器の設置場所、及び寿命交換部品を搭載しているアセットへの通信ルートを示すアクセス情報等の寿命交換部品の情報(以下、寿命診断対象部品情報と呼ぶ)を取得し、アルゴリズム選択部331に送信するようになされている。
ここで、データモデルとは、FA機器等を含む機器に設定されるデータ、機器が計測するデータ等の機器から取得することができるあらゆるデータを用いて、物理的な関係によらず、ユーザが任意に作成するモデルである。すなわち、管理対象の構成要素をデータとして抽象化し、その関係や構造を特定の表現形式で記述した概念モデルである。例えば、管理対象の生産設備が複数の生産ラインから構成されていて、その生産ラインは複数の機器から構成されていて、その機器は複数の寿命交換部品から構成されている場合、生産ライン、機器、及び寿命交換部品は管理対象の構成要素に該当する。したがって、ユーザは工場内の膨大なデータを階層構造で表すことができ、データを階層的に管理することができる。データ処理装置は、このようなデータモデルを管理する機能(以下、データモデル管理機能と呼ぶ)により、アセット部200Aに関するデータを容易に管理することができる。従来個別に管理されていた工場全体の生産設備に関するすべてのデータを、データモデルを介して管理することで、工場全体の管理・保守を統一的に行うことができる。
図3は、実施形態1におけるデータモデルの一例を示す。図3に示すデータモデル20の階層は、図1に示す生産設備200の構成と類似の構成を有しており、生産ラインを管理する制御機器(統括PLC)の階層20a、生産ライン(ラインA、ラインB)の階層20b、機器(PLC、NC加工機)の階層20c、寿命交換部品の階層20dに区別して階層的に情報管理している。更に階層レベルは管理対象の上下関係から細かく分類することができる。
データモデルの各階層の情報は、生産設備を構成する機器、及び寿命交換部品に関するデータの集合を抽象化したデータモデルコンポーネントと呼ぶデータ管理フォルダで管理されている。具体的には、データモデルコンポーネントには、機器名、寿命交換部品名、製造メーカ、型番等の諸元情報、機器の設置場所、寿命交換部品を搭載しているアセットへの通信ルートを示すアクセス情報、定期交換日、及び寿命診断結果等の情報が管理されている。従って、データモデルは、データモデルコンポーネントを階層的に配置したデータ構造を有する概念モデルということができる。すなわち、データモデルは、生産設備の構成要素に関するデータを、構成要素の接続関係と関連付けて体系的に記述したデータ構造を有するモデルである。
図1における生産設備200のアセット210、220、230、240、250、260に対応するデータモデルコンポーネントが、図3のPLC210’、PLC220’、NC加工機230’、PLC240’、PLC250’、サーボモータ260’であり、図1のアセットデバイス231、232、261に対応するデータモデルコンポーネントが、図3の寿命交換部品231’、寿命交換部品232’、寿命交換部品261’である。
図2に戻り、アルゴリズム選択部331は、受信した寿命診断対象部品情報に基づき、データモデル管理アプリケーション部340から寿命診断対象部品情報に対応する寿命診断対象部品の稼働データと共に、対応する部品の諸元情報を取得する。加えて、アルゴリズム選択部331は、受信した寿命診断対象部品情報に対応する寿命交換部品であり、取得した諸元情報に対応する寿命交換部品の寿命を診断する寿命診断アルゴリズムをアルゴリズム記憶部332から取得する。
ここで寿命診断アルゴリズムは、寿命診断アルゴリズムと寿命診断アルゴリズムに必要なパラメータをモジュール化した寿命診断モジュールという形態でアルゴリズム記憶部332に格納されている。また寿命診断モジュールは、寿命診断する寿命交換部品毎に準備されており、寿命交換部品の特性に合わせた寿命診断アルゴリズムが格納されている。寿命診断アルゴリズムは、寿命交換部品を実際に部品交換した日時に基づいて算出した実績寿命情報と寿命診断アルゴリズムによって診断された寿命情報の差分をデータ処理装置300で分析し、寿命診断アルゴリズムに反映されるようになっていてもよい。これにより、寿命診断の精度を向上することができる。
データモデル管理アプリケーション部340は、生産設備200のアセット部200A、アセットデバイス200Bの稼働データを、アセット部200A、アセットデバイス200Bに対応するデータモデルから取得するように構成されている。データモデルを活用することにより、アセット部200A間やアセットデバイス200B間の物理的な関係を意識することなく、所望する情報を容易に取得することができる。すなわち、データモデルを介して寿命交換部品が搭載された機器から寿命診断に必要なデータを取得することができる。
具体的には、以下のような処理が行われる。データモデル管理部341は、アルゴリズム選択部331から寿命診断対象部品情報に対応する寿命交換部品の稼働データの取得要求を受けると、デバイスデータ取得部343に対して稼働データ取得指示情報を送信し稼働データの取得を指示する。稼働データ取得指示情報には、寿命診断対象部品情報も含まれている。デバイスデータ取得部343は、受信した稼働データ取得指示情報を解析し、寿命診断対象部品情報に対応する寿命交換部品を搭載しているアセットへの通信ルートをアクセス情報として取得する。デバイスデータ取得部343は、取得したアクセス情報に基づいて特定したアセットから、寿命交換部品の稼働データを取得する。デバイスデータ取得部343は、取得した稼働データをデバイスデータ記憶部344に一次的に記憶する。
データモデル管理部341は、デバイスデータ記憶部344に記憶した稼働データを読み出し、取得した稼働データをデータモデル20に従って、データモデルデータベース342に保存するとともに、アルゴリズム選択部331へ出力する。取得した稼働データをデータモデル20に従って、データモデルデータベース342中の対応するデータモデルコンポーネントに保存すると、取得した稼働データが寿命交換部品と対応して管理されることになる。
なお、デバイスデータ取得部343は、アセットに対して稼働データを自発的に取得しに行くだけでなく、アセットから送信される稼働データを受動的に受信し、受信した稼働データをデバイスデータ記憶部344に一次的に記憶するようにしても良い。データモデル管理部341は、所定の間隔でデバイスデータ記憶部344にアクセスして稼働データを取得し、取得した稼働データをデータモデル20に従って、データモデルデータベース342に稼働データを保存するようにしても良い。
予防保全処理部333は、アルゴリズム選択部331が寿命診断アルゴリズム、稼働データ、及び寿命診断対象部品情報を取得すると、取得した寿命診断アルゴリズムに基づいて稼働データを処理し、部品寿命、すなわち故障率を算定する。なお、予防保全処理部333は、寿命診断アルゴリズムを取得した後、アルゴリズム選択部331から稼働データを取得しながら寿命診断アルゴリズムに基づいて部品寿命を予測するようにしても良い。
予防保全処理部333は、部品寿命を算定すると、算定した部品寿命を故障率情報として、識別情報作成部334とアセット管理リスト作成部335に送信する。また予防保全処理部333は、故障率情報に対応する寿命診断対象部品情報を、故障率情報に関連付けて識別情報作成部334とアセット管理リスト作成部335に送信する。
識別情報作成部334は、故障率情報と寿命診断対象部品情報を受信すると、寿命交換部品毎に付与されるユニークな情報である識別情報を作成する。例えば、第1の識別情報の作成方法として、データモデルが示すシステム構成の階層に基づいてユニークな識別情報を作成する。
図4は、図3のデータモデル20に識別情報を付加した図である。識別情報は、<n桁(nは自然数)の数字列>で表され、例えば1桁目は数字列の1の位に該当し、2桁目は数字列の10の位に該当し、3桁目は数字列の100の位に該当し、4桁目は数字列の1000の位に該当するものとする。数字列の桁数はデータモデルの階層レベルと対応しており、n桁の識別情報が付されたデータモデルコンポーネントの場合n段目の階層レベルであることを示す。また、データモデルコンポーネントに付されたn桁の数字列の識別情報のうち、1桁目からn−1桁目までの数字列は、当該データモデルコンポーネントが1桁目からn−1桁目までの数字列で表される識別情報を持つデータモデルコンポーネントの1段下の階層レベルに属するデータモデルコンポーネントであることを示している。また、1桁目からn−1桁目までの数字列で表される識別情報を持つデータモデルコンポーネントの1段下の階層レベルに複数のデータモデルコンポーネントが存在する場合、n桁目の数字で各データモデルコンポーネントを順位付けして識別している。
具体的には、識別番号の付け方を、例えば図3のデータモデルで、寿命交換部品261’が指定された場合で説明すると、まず1階層目にあるデータモデルコンポーネントはPLC210’しか存在しないので、PLC210’には1階層目に対応する1桁目の数字が1となり、識別情報としては<1>となる。次にPLC210’の1段下の階層レベルのデータモデルコンポーネントは、PLC220’とPLC240’の2つのデータモデルコンポーネントが存在するので、2階層目に対応する2桁目の数字は、PLC220’の方を1とし、PLC240’の方を2とする。また、PLC220’もPLC240’もPLC210’の1段下の階層レベルなので、PLC220’もPLC240’も識別情報の1桁目の数字はPLC210’の識別情報の数字列と同じ1となる。従って、PLC220’の識別情報は<11>となり、PLC240’の識別情報は<21>となる。
同様に、PLC240’の1段下の階層レベルのデータモデルコンポーネントは、PLC250’とサーボモータ260’の2つのデータモデルコンポーネントが存在するので、3階層目に対応する3桁目の数字は、PLC250’の方を1とし、サーボモータ260’の方を2とする。また、PLC250’もサーボモータ260’もPLC240’の1段下の階層レベルなので、PLC250’もサーボモータ260’も識別情報の2桁目と1桁目の数字はPLC240’の識別情報の数字列と同じ21となる。従って、PLC250’の識別情報は<121>となり、PLC260’の識別情報は<221>となる。
同様に、サーボモータ260’の1段下の階層レベルのデータモデルコンポーネントは、寿命交換部品261’しか存在しないので、4階層目に対応する4桁目の数字は1となる。また、寿命交換部品261’はサーボモータ260’の1段下の階層レベルなので、寿命交換部品261’の識別情報の3桁目から1桁目の数字はサーボモータ260’の識別情報の数字列と同じ221となる。従って、寿命交換部品261’の識別情報は<1221>となる。このようにして、識別情報作成部334は、寿命交換部品261’に対して<1221>という識別情報を作成することになる。
また第2の識別情報の作成方法として、受信した寿命診断対象部品情報と故障率情報とに基づいて、ハッシュ関数を用いてユニークな識別情報を算出して作成する。なお、寿命診断対象部品情報は部品の型番や機器の設置場所等の情報を有しており、故障率情報は各部品の稼働状況によって異なることから、識別情報作成部334は、寿命診断対象部品情報や故障率情報を用いることにより、容易にユニークな識別情報を作成することができる。また第3の識別情報の作成方法として、第1の方法で作成した識別情報と第2の方法で作成した識別情報とを組み合わせることで識別情報を作成するようにしても良い。
一方、アセット管理リスト作成部335は、受信した寿命診断対象部品情報と故障率情報とに基づいて、寿命交換部品に関係する情報を付記したアセット管理リストを作成し、アセット管理データベース336に登録することで生産設備200の故障率情報等を予防保全情報として管理する。具体的には、アセット管理リスト作成部335は、寿命診断対象部品情報の寿命診断対象部品毎に、寿命診断対象部品を管理用インデックスとして選定し、管理用インデックス毎に故障率情報を付記すると共に、識別情報を付記することで、アセット管理リストを作成する。すなわち、アセット管理リスト作成部335は、予防保全処理部333で算出した故障率を、寿命診断対象部品情報に基づいて寿命交換部品に紐づけて、アセット管理リストを作成する。更に、アセット管理リスト作成部335は、寿命診断対象部品情報に含まれるメーカ情報や場所情報を抽出することで、アセット管理リストにメーカ情報や場所情報を追加する。場所情報は、データモデルの情報に基づいて作成する。
図5は、アセット管理リスト40の一例であり、寿命診断を行った診断対象名と、その診断対象に含まれる寿命診断対象部品毎の寿命診断結果である故障率と、寿命診断を行った診断対象の情報に基づいて識別情報作成部334で作成した識別情報とが関連付けて管理される。図6も、アセット管理リスト40aの一例であり、図5のアセット管理リストの寿命診断対象部品毎に、寿命診断対象部品に対応するメーカ情報と寿命診断対象部品が設置されている場所の場所情報とが追加されている。
図2に戻り、アセット管理リスト作成部335は、作成したアセット管理リストの情報を第1の通信部320に送信し、第1の通信部320は受信した情報をアセット管理リスト情報としてアセット管理装置500に送信する。
アセット管理装置500は、図7に示すように構成されており、第2の通信部510はデータ処理装置300からネットワーク15を介してアセット管理リスト情報を受信し、デバイス情報取得部520に送信する。デバイス情報取得部520は、アセット管理リスト情報から、識別情報毎に、当該識別情報に対応する故障率や寿命交換部品名等の情報を抽出し、当該抽出した情報、及び対応する識別情報をアセット情報として取得し、デバイス情報割当部530に送信する。
デバイス情報割当部530は、資産管理リスト保管部540から資産管理リストの情報(以下、資産管理リスト情報と呼ぶ)を取得する。資産管理リストは、寿命交換部品を含む工場内の資産情報を管理するためのリストで、アセット管理リストとは別で管理されている。資産管理リスト情報50は、図8のように構成されており、工場の製造ライン名を示すライン情報51(例えば、ラインA)と、ラインを構成している機器の機器名を示す機器名情報52(例えば、PLC)と、工場内における機器の管理番号を示す機器管理番号情報53(例えば、ABCDEFG)と、当該機器の寿命交換部品の部品名を示す寿命交換部品名情報54(例えば、電源)と、当該寿命交換部品の工場内での管理番号を示す部品管理番号情報55(例えば、PPKJMNL)と、当該寿命交換部品の故障率を示す故障率情報56(例えば、98%)と、寿命交換部品が設置されている場所の場所情報57(例えば、A地点)と、寿命交換部品毎に作成されるユニークな情報である識別情報58(例えば、1111)とから構成されている。故障率情報は、所定期間中に故障に至る確率だけでなく、故障に至る時間であってもよい。
デバイス情報割当部530は、資産管理リスト保管部540から取得した資産管理リスト情報と、デバイス情報取得部520から取得したアセット情報とを比較し、アセット情報に該当する寿命交換部品と資産管理リスト情報に示された寿命交換部品が同じものと判断された場合、アセット情報に該当する寿命交換部品の故障率情報を、資産管理リスト情報に示された寿命交換部品に紐づける。そしてデバイス情報割当部530は、資産管理リスト情報の紐づけ結果に基づいて、資産管理リスト保管部540に記憶されている資産管理リスト情報に、該当する故障率情報と識別情報を記録する。これによりアセット管理装置500は、既存の資産管理リストに対して故障率情報を自動的に紐づけでき、資産管理リストの故障率情報を更新することができる。
寿命交換部品名が同一の寿命交換部品が複数あって、寿命交換部品名を比較しただけでは同一の寿命交換部品か判断できない場合がある。このような場合でも、デバイス情報割当部530は、アセット情報に含まれる識別情報を用いて、アセット情報に該当する寿命交換部品と資産管理リスト情報に示された寿命交換部品が同じものであるか判断することが可能である。具体的には、第1の識別情報の作成方法の場合、識別情報はデータモデル20が示すシステム構成の階層に基づいて作成されている為、識別情報が示すデータ構成を確認することで、生産ラインのどこの寿命交換部品かを判断することができ、資産管理リストの寿命交換部品の場所情報と比較することで対応付けが可能となる。
また、第2の識別情報の作成方法の場合、寿命診断対象部品情報と故障率情報とに基づいて、ハッシュ関数を用いて識別情報を算出している為、識別情報とハッシュ関数を用いて寿命診断対象部品情報を特定(すなわち、寿命交換部品を特定)することができ、資産管理リストの寿命交換部品との対応付けが可能となる。具体的には、アセット情報が示す寿命交換部品の故障率と、資産管理リストが示す寿命交換部品の場所情報のそれぞれを組み合わせてハッシュ関数を用いて識別情報を算出してみて、算出した識別情報がアセット情報に含まれる識別情報と一致するか判断する。一致した場合は、組み合わせた寿命交換部品をアセット情報が示す寿命交換部品に紐づける。
次に、図9のフローチャートを用いて、実施の形態1にかかるアセット管理システム1000の処理手順を説明する。入力処理部310は、GUIの操作指示によって寿命診断対象の選定を受け付ける(ステップS1)。具体的には、GUI表示部に表示された生産設備200のデータモデルから、寿命診断対象に対応するデータモデルコンポーネントを選定することにより、寿命診断対象を選定する。選定するデータモデルコンポーネントは、寿命診断対象範囲によって、複数のデータモデルコンポーネントをまとめて選定することができる。
入力処理部310は寿命診断対象の選定を受け付けると、寿命診断対象内にある寿命交換部品の中から一つ選択し、アセット管理部330に対して選択した寿命交換部品の寿命診断を指示する(ステップS2)。具体的には、入力処理部310は選定したデータモデルコンポーネントの中から、寿命交換部品を含んでいるデータモデルコンポーネントを一つ選択することにより、選択したデータモデルコンポーネントに対応する寿命交換部品の寿命診断を指示する。寿命交換部品の寿命診断を指示する際に、入力処理部310は、選択したデータモデルコンポーネントから寿命診断対象部品情報を取得し、アセット管理部330のアルゴリズム選択部331に送信する(ステップS3)。
アセット管理部330が寿命診断の指示を受けると、アルゴリズム選択部331は、入力処理部310からの寿命診断対象部品情報に基づき、データモデル管理アプリケーション部340のデータモデル管理部341に対して、稼働データ、及び諸元情報の取得要求を出力する。データモデル管理アプリケーション部340のデータモデル管理部341は、取得要求に含まれる寿命診断対象部品情報に基づいて稼働データ、及び諸元情報を、データモデルを介して取得し、アルゴリズム選択部331に出力するとともに、ステップS2で選択したデータモデルコンポーネントに保存する(ステップS4)。
アルゴリズム選択部331は、寿命診断対象部品情報に基づいて寿命診断アルゴリズムをアルゴリズム記憶部332から取得する(ステップS5)。予防保全処理部333は、アルゴリズム選択部331から寿命診断アルゴリズム、及び稼働データを取得し、寿命診断アルゴリズムに従って、稼働データから故障率を算出する(ステップS6)。識別情報作成部334は、故障率情報と寿命診断対象部品情報から、識別情報を算出する(ステップS7)。アセット管理リスト作成部335は、寿命診断対象部品情報、故障率情報、及び識別情報に基づいて、アセット管理リストを作成する(ステップS8)。ステップS1で受け付けた寿命診断対象内にある全ての寿命交換部品の寿命診断が完了していない場合(ステップS9:No)は、ステップS2に戻り、寿命診断対象内にある寿命交換部品のうち、寿命診断を実施していない寿命交換部品を一つ選択し、アセット管理部330に対して寿命診断を指示する(ステップS2)。
以下、ステップS1で選定した寿命診断対象内にある全ての寿命交換部品の寿命診断が完了するまでステップS9までの処理を繰り返す。ステップS9で、ステップS1で選定した寿命診断対象内にある全ての寿命交換部品の寿命診断が完了した場合(ステップS9:Yes)、処理を終了する。
次に、実施の形態1にかかるデータ処理装置300のハードウェア構成について説明する。データ処理装置300が有する各機能部は、パーソナルコンピュータまたは汎用コンピュータといったコンピュータシステムを用いることによって実現される。図10は、実施の形態1にかかるデータ処理装置300の機能がコンピュータシステムを用いて実現される場合におけるハードウェア構成の例を示す図である。
データ処理装置300は、各種処理を実行するプロセッサ901と、内蔵メモリであるメモリ902と、各種情報を記憶する外部記憶装置903と、外部のアセット管理装置500やアセット部200Aと通信するための通信部904と、作業者によって入力された情報を取得する入力部905と、種々の情報を作業者に提示する出力部906とを有する。
プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ901は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)であっても良い。入力処理部310、アルゴリズム選択部331、予防保全処理部333、識別情報作成部334、アセット管理リスト作成部335、データモデル管理部341、およびデバイスデータ取得部343の各機能は、プロセッサ901と、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、外部記憶装置903に格納される。プロセッサ901は、外部記憶装置903に記憶されているソフトウェアまたはファームウェアをメモリ902に読み出して実行する。
メモリ902は、不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)またはEEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。外部記憶装置903は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)である。アルゴリズム記憶部332、アセット管理データベース336、デバイスデータ記憶部344、およびデータモデルデータベース342の各機能は、外部記憶装置903を用いて実現される。
通信部904は、外部のアセット管理装置500やアセット部200Aと通信するためのネットワークインタフェース回路を含む。通信部904は、外部から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ901へ出力する。また、通信部904は、プロセッサ901から出力されたデータを示す信号を外部のアセット管理装置500やアセット部200Aへ送信する。
入力部905は、入力キー及びポインティングデバイスに代表される入力デバイスを含む。入力部905は、データ処理装置300の作業者によって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ901に通知する。
出力部906は、LCD(Liquid Crystal Display)及びスピーカに代表される出力デバイスを含む。出力部906は、入力部905を構成するポインティングデバイスと一体的に形成されたタッチスクリーンを構成する。出力部906は、プロセッサ901の指示に従って、種々の情報を作業者に提示する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、データ処理装置300は、データモデルを活用することで、寿命診断対象を選定すると、データモデルを介して、寿命診断の対象に含まれる寿命交換部品が搭載された機器から寿命診断に必要なデータを取得して寿命診断を行い、算出した故障率を寿命交換部品に紐づけるので、寿命交換部品の故障率を管理したアセット管理リストを容易に作成することができる。また、アセット管理装置500が、アセット管理リストと既存の資産管理リストを対応づけることにより、既存の資産管理リストに寿命交換部品の故障率を自動的に記録することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、寿命交換部品の管理に必要なアセット管理リストを容易に作成する構成を説明したが、寿命が来て部品交換が必要になった時に備えて、予備で保守用の部品(以下、保守部品と呼ぶ)を工場側で保管しておく必要があった。実施の形態2では、工場が、保守部品の管理と提供を行う保守サービス会社と保守サービス契約をして連携することにより、寿命交換部品だけでなく、保守部品の管理も無駄なく計画的に行う方法について説明する。実施の形態1と同じ部分については説明を省略し、実施の形態1と異なる部分について説明する。
図11は、実施の形態2にかかるアセット管理システム1001を備えた工場と保守サービス会社600が連携した保守サービスシステム2000の構成を示すブロック図である。アセット管理システム1001を備えた工場(A工場、B工場、C工場等)と保守サービス会社600は、ネットワーク16で接続され、保守サービスに必要な情報のやり取りを、ネットワーク16を介して行っている。
実施の形態2にかかるアセット管理システム1001は、実施の形態1のアセット管理装置500に代えてアセット管理装置501を備え、アセット管理装置501から寿命交換部品に関するアセット情報、及び発注情報を保守サービス会社600に送信する点が異なっている。この場合、アセット情報には少なくとも、寿命交換部品名、及び故障率が含まれていれば良い。保守サービス会社600は、工場が保有する生産設備200の保守部品を保管する会社であり、工場との契約によって契約先の工場に保守部品を提供する。保守サービス会社600は、契約先の各工場から寿命交換部品に関するアセット情報、及び発注情報を取得し、アセット情報、及び発注情報に基づいて計画的に過不足なく保守部品を準備しておき、契約工場に必要な時に、必要な個数の保守部品を提供するようになっている。すなわち、各工場は、保守部品を保管すること無く、必要な時に必要な部品を保守サービス会社から提供を受けることが出来る。
実施の形態2におけるアセット管理装置501の構成は、図12に示すように、実施の形態1のアセット管理装置500の構成に発注管理部550が追加され、資産管理リスト保管部540に接続されている点が異なっている。この発注管理部550は、資産管理リスト保管部540に記録されている資産管理リスト情報からアセット情報を抽出し保守サービス会社600に送信する。保守サービス会社600にアセット情報を送信するタイミングは、定期的に送信しても良いし、保守サービス会社600から要求されるタイミングで送信しても良い。また、発注管理部550は、資産管理リスト情報に基づき、発注対象の寿命交換部品を決定し、発注対象として決定した寿命交換部品に対応する寿命交換部品名と発注数量を有する発注情報を作成し、保守サービス会社600に送信する。この場合、発注管理部550は、予め基準の故障率を寿命交換部品毎に設定しておき、寿命交換部品の故障率が基準の故障率よりも高くなった場合、該当寿命交換部品を発注対象に決定しても良いし、独自の基準に従って発注対象を決定しても良い。なお、保守サービス会社600と契約している他の工場も、同様にアセット情報、及び発注情報を保守サービス会社に送信する。
保守サービス会社600は、取得したアセット情報、及び発注情報に基づいて、図13に示すような保守部品管理リスト60を作成し、各工場の保守に必要な保守部品を管理する。保守部品管理リスト60は、保守部品名61と、保守部品の必要数62と、保守部品の出荷時期63と、保守部品の出荷間隔64と、保守部品の補充間隔65と、保守部品の必要総数66とから構成されている。補充間隔は、保守サービス会社600が保守部品を契約工場に提供してから、保守サービス会社600が保守部品を補充するまでの時間である。保守部品管理リスト60において、必要数62、出荷時期63、出荷間隔64は、保守部品名毎に管理されると共に、工場毎に管理されている。この出荷時期63は、保守部品を保守サービス会社から契約する工場に出荷する時期を示し、予想される予想出荷時期63Aと、実際の出荷時期である実績出荷時期63Bとから成る。また出荷間隔64は、例えば、A工場の部品Aの保守部品が契約工場に出荷されてから次に出荷されるまでの期間を言う。
出荷間隔64は、工場の稼働状況や稼働環境によって寿命交換部品の寿命が異なることから、工場毎の出荷間隔を管理しており、保守サービス会社が契約する工場の為に何個の部品を保有すれば良いかを管理する指標となっている。
具体的には、保守サービス会社600は、保守部品管理装置600aによって、上述の保守部品管理リスト60の作成と、必要最低限に保有すべき保守部品の個数を算出している。図14は、実施の形態2における保守部品管理装置600aの構成を示すブロック図である。保守部品管理装置600aは、第3の通信部610と、客先情報分類部620と、客先情報管理部630と、客先アセット管理データベース631と、出荷時期管理部640と、出荷間隔管理部650と、適正保有部品算定部660と、保守部品管理リスト作成部670と、保守部品管理データベース671と、記憶部680と、情報入力部690とから構成されている。
第3の通信部610は、各契約工場からネットワーク16を介してアセット情報、及び発注情報を取得し、取得した情報を客先情報分類部620に送信する。客先情報分類部620は、取得した情報がどの工場から送信された情報かを判断し、取得した情報に工場を特定する情報(以下、工場特定情報と呼ぶ)を付記して客先情報管理部630に送信する。
客先情報管理部630は、寿命交換部品毎に工場特定情報を付記した、アセット情報(以下、工場別アセット情報と呼ぶ)、及び発注情報(以下、工場別発注情報と呼ぶ)を取得する。なお寿命交換部品毎に情報を取得するとは、同じ部品名の寿命交換部品が複数ある場合、一つ一つの寿命交換部品毎に情報を取得することを意味する。客先情報管理部630は、工場別アセット情報、及び工場別発注情報を取得すると、取得した情報に付記されている工場特定情報に基づいて、取得した情報を工場毎に客先アセット管理データベース631に記録する。客先アセット管理データベース631は、契約する工場毎に寿命交換部品の寿命状態と発注状況を管理するようになされている。また、客先情報管理部630は、工場別アセット情報を出荷時期管理部640、及び適正保有部品算定部660に出力し、工場別発注情報を出荷時期管理部640、及び出荷間隔管理部650に出力する。
出荷時期管理部640は、工場別アセット情報に含まれる故障率に基づいて予想出荷時期63Aを算定する。具体的には、例えば、受信した工場別アセット情報に記載の故障率に寿命時期として30日と記載されている場合は、工場別アセット情報を受信した日に寿命情報を付加した日を出荷時期として算出する。また出荷時期管理部640は、工場別発注情報を受信すると、受信した日時を実績出荷時期63Bとして出力する。また、出荷時期管理部640は、予想出荷時期63Aと、実績出荷時期63Bとを比較し、その差分の原因を分析し、予想出荷時期63Aの算定に反映することにより、保守管理計画の精度を向上することができる。出荷間隔管理部650は、新たに工場別発注情報を受信すると、客先アセット管理データベース631に記録されている過去からの発注情報と比較し、部品名と工場毎に出荷間隔を分析し算出する。
記憶部680には、保守部品毎の補充間隔が補充間隔情報681として記憶され、また、契約工場と契約している情報(以下、契約情報と呼ぶ)、例えば保守契約部品名、及び保守契約個数等が契約情報682として記憶されている。情報入力部690は、保守サービス会社の作業者から補充間隔、及び契約情報の入力を受け付け、記憶部680の補充間隔情報681、及び契約情報682へ記憶する。
客先情報管理部630は、工場別アセット情報を客先アセット管理データベース631に記録した後、適正保有部品算定部660に工場別アセット情報を送信する。適正保有部品算定部660は、工場別アセット情報を取得すると、工場別アセット情報に対応する補充間隔、保守契約個数、予想出荷時期、及び出荷間隔を、記憶部680、出荷時期管理部640、及び出荷間隔管理部650から取得し、補充間隔、保守契約個数、予想出荷時期、出荷間隔、及び工場別アセット情報から抽出した寿命情報に基づいて今保有すべき保守部品の必要数を保守部品毎、及び工場毎に算定する。例えば、予想出荷時期が20日後で、その時にA工場で部品Aが10個必要と予測でき、部品Aを10個だけ用意しておいても、出荷間隔が30日で、補充間隔が60日の場合には、部品Aを20日後に10個出荷できたとしても、次の出荷(今から50日後)までに部品が補充されないので、欠品となってしまう恐れがある。このような場合には、次回出荷分まで合わせて準備しておく必要があるので、必要数としては20個となる。
保守部品管理リスト作成部670は、適正保有部品算定部660、出荷時期管理部640、及び出荷間隔管理部650から、必要数、予想出荷時期、実績出荷時期、及び出荷間隔を、保守部品と工場毎に収集し、収集した情報に基づいて保守部品管理リスト60を作成する。保守部品管理リスト作成部670は、作成した保守部品管理リスト60を、保守部品管理データベース671に記録する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、保守部品管理装置600aは、保守部品管理リスト60を作成することにより、寿命交換部品の保守契約の順守に必要な保守部品数を管理することができる。すなわち、本実施の形態のアセット管理システムを用いることにより、契約工場は保守サービス会社との契約内容に応じて、必要なタイミングで必要な個数の保守部品を入手することができ、保守サービス会社は必要最低限の保守部品の保管で契約内容を順守することが可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、本開示の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組合せることも可能であるし、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
11,12,13,14,15,16 ネットワーク、20 データモデル、20a 生産ラインを管理する制御機器の階層、20b 生産ラインの階層、20c 機器の階層、20d 寿命交換部品の階層、40,40a アセット管理リスト、50 資産管理リスト情報、51 ライン情報、52 機器名情報、53 機器管理番号情報、54 寿命交換部品名情報、55 部品管理番号情報、56 故障率情報、57 場所情報、58 識別情報、60 保守部品管理リスト、61 保守部品名、62 必要数、63 出荷時期、63A 予想出荷時期、63B 実績出荷時期、64 出荷間隔、65 補充間隔、66 必要総数、200 生産設備、210,220,230,240,250,260 アセット、231,232,261 アセットデバイス、210’,220’,230’,240’,250’,260’,231’,232’,261’ データモデルコンポーネント、300 データ処理装置、310 入力処理部、320 第1の通信部、330 アセット管理部、331 アルゴリズム選択部、332 アルゴリズム記憶部、333 予防保全処理部、334 識別情報作成部、335 アセット管理リスト作成部、336 アセット管理データベース、340 データモデル管理アプリケーション部、341 データモデル管理部、342 データモデルデータベース、343 デバイスデータ取得部、344 デバイスデータ記憶部、400 クラウドサーバ、500,501 アセット管理装置、510 第2の通信部、520 デバイス情報取得部、530 デバイス情報割当部、540 資産管理リスト保管部、550 発注管理部、600 保守サービス会社、600a 保守部品管理装置、610 第3の通信部、620 客先情報分類部、630 客先情報管理部、631 客先アセット管理データベース、640 出荷時期管理部、650 出荷間隔管理部、660 適正保有部品算定部、670 保守部品管理リスト作成部、671 保守部品管理データベース、680 記憶部、681 補充間隔情報、682 契約情報、690 情報入力部、901 プロセッサ、902 メモリ、903 外部記憶装置、904 通信部、905 入力部、906 出力部、1000,1001 アセット管理システム、2000 保守サービスシステム

Claims (7)

  1. 機器であるアセットを含む生産設備の構成要素に関するデータを、前記構成要素の接続関係と関連付けて体系的に記述したデータ構造を有するモデルであるデータモデルを介して前記生産設備の情報管理を行うとともに、前記アセットに搭載されている、寿命により交換が必要と予測される寿命交換部品を寿命診断して故障率を算出するデータ処理装置であって、
    前記寿命診断の対象として選定された前記寿命交換部品の稼働データを、前記データモデルを介して前記アセットから取得するデータモデル管理アプリケーション部と、
    前記稼働データに基づいて前記寿命交換部品の故障率を算出し、前記故障率を前記寿命交換部品に紐づけて、前記寿命交換部品の前記故障率を管理するアセット管理リストを作成するアセット管理部と、
    前記寿命診断の対象として選定された前記寿命交換部品に関する情報であって、前記寿命交換部品の寿命交換部品名、及び前記寿命交換部品が搭載された前記アセットへの通信ルートを示すアクセス情報を含む寿命診断対象部品情報を、前記データモデルを介して取得する入力処理部と、
    を備え、
    前記データモデル管理アプリケーション部は、
    前記アクセス情報に基づいて特定した前記アセットから前記稼働データを取得するデバイスデータ取得部を備え、
    前記アセット管理部は、
    前記寿命診断対象部品情報に対応する寿命診断アルゴリズムに従って、前記稼働データから、前記寿命診断対象部品情報と関連付けて前記故障率を算出する予防保全処理部と、
    前記予防保全処理部で算出した前記故障率を、前記寿命診断対象部品情報に基づいて前記寿命交換部品に紐づけて、前記アセット管理リストを作成するアセット管理リスト作成部と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記アセット管理部は、
    前記寿命交換部品毎に付与される識別情報を作成する識別情報作成部と、
    を備え、
    前記アセット管理リスト作成部は、前記故障率、及び前記識別情報を、前記寿命診断対象部品情報に基づいて前記寿命交換部品に紐づけて、前記アセット管理リストを作成することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  3. 前記識別情報は、
    前記データモデルが示すシステム構成の階層に基づいて作成されることを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  4. 前記識別情報は、
    前記寿命診断対象部品情報と前記故障率とに基づいて、ハッシュ関数を用いて算出されることを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記生産設備を有する工場内の資産情報を管理する資産管理リストを用いて前記資産情報を管理するアセット管理装置であって、
    請求項のいずれか一項に記載のデータ処理装置から取得した前記アセット管理リストの情報から、前記識別情報毎に前記故障率、及び前記寿命交換部品名を抽出し、抽出した情報、及び前記識別情報をアセット情報として取得するデバイス情報取得部と、
    前記アセット情報と、前記資産管理リストの情報を比較して、前記アセット情報に該当する寿命交換部品と、前記資産管理リストに示された寿命交換部品とが、前記識別情報を用いて同じものであるか判断し、同じものと判断した場合、前記資産管理リストに示される寿命交換部品の故障率を、前記アセット情報の前記故障率で更新するデバイス情報割当部と、
    を備えたことを特徴とするアセット管理装置。
  6. 前記資産管理リストから、前記アセット情報を抽出するとともに、
    前記資産管理リストの情報に基づき、発注対象の寿命交換部品を決定し、前記発注対象として決定した寿命交換部品に対応する寿命交換部品名、及び発注数量を有する発注情報を作成し、
    前記アセット情報、及び前記発注情報を、前記寿命交換部品用の保守部品を管理する保守部品管理装置に送信する発注管理部と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載のアセット管理装置。
  7. 請求項に記載のアセット管理装置を備えた前記工場から取得した、前記アセット情報、及び前記発注情報に基づいて、前記工場の保守に必要な保守部品を管理する保守部品管理リストを作成する保守部品管理装置であって、
    前記アセット情報に含まれる故障率に基づいて前記保守部品の予想出荷時期を算定し、前記発注情報の受信日時に基づいて前記保守部品の実際の出荷時期である実績出荷時期を出力する出荷時期管理部と、
    前記故障率に基づいて、前記寿命交換部品を前記工場に出荷する間隔である出荷間隔を算出する出荷間隔管理部と、
    前記アセット情報、前記予想出荷時期、前記出荷間隔、及び前記寿命交換部品を前記工場に提供してから補充するまでの時間である補充間隔に基づいて、前記保守部品の必要数を算出する適正保有部品算定部と、
    前記保守部品と前記工場毎に収集した、前記予想出荷時期、前記実績出荷時期、前記出荷間隔、及び前記保守部品の必要数に基づいて前記保守部品管理リストを作成する保守部品管理リスト作成部と、
    を備えたことを特徴とする保守部品管理装置。
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