JP6907702B2 - 情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法 - Google Patents

情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法に関する。
従来、所定のシステムに含まれる機能の中からユーザに合わせた機能を抽出し、抽出した機能の操作をユーザに対して推薦する情報抽出装置がある。ユーザに対する推薦方法として、例えば強調フィルタリングを用いた方法がある。
協調フィルタリングを用いた方法は、対象となるユーザが使用した機能を、他のユーザが過去に使用していた場合、かかる他のユーザを対象となるユーザへ推薦すべきユーザとして抽出する手法である。そして、抽出されたユーザが過去に使用したことがある他の機能を対象となるユーザへ推薦する。
特開2007−87374号公報
しかしながら、上述した従来技術では、対象となるユーザに合った最適な機能が推薦されない場合がある。例えば、システムの機能を熟知したユーザが使用している機能を初心者ユーザに対して推薦したとしても初心者ユーザはかかる機能を使いこなすことができない。
1つの側面では、対象となるユーザに合った最適な機能を推薦することができる情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法を提供することを目的とする。
第1の案では、情報抽出装置は、取得部と、抽出部と、算出部と、ユーザ選定部とを有する。前記取得部は、システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得する。前記抽出部は、前記ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が類似する前記ユーザである類似ユーザを抽出する。前記算出部は、取得した前記操作履歴に基づいて前記ユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出する。前記ユーザ選定部は、算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する。
本発明の1実施態様によれば、対象となるユーザに合った最適な機能を推薦することができる。
図1は、実施形態に係る情報抽出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、機能履歴テーブルの一例を示す図である。 図3は、シーケンス履歴テーブルの一例を示す図である。 図4は、使用機能数テーブルの一例を示す図である。 図5は、使用機能数テーブルを生成する処理を例示するフローチャートである。 図6は、機能使用回数テーブルの一例を示す図である。 図7は、機能使用回数テーブルを生成する処理を例示するフローチャートである。 図8は、機能シーケンス数テーブルの一例を示す図である。 図9は、機能シーケンス数テーブルを生成する処理を例示するフローチャートである。 図10は、類似ユーザの抽出処理を説明する説明図である。 図11は、類似ユーザの抽出処理を例示するフローチャートである。 図12は、習熟度テーブルの一例を示す図である。 図13は、習熟度テーブルを生成する処理を例示するフローチャートである。 図14は、推薦ユーザの選定処理を説明する説明図である。 図15は、ユーザ選定処理を例示するフローチャートである。 図16は、機能選定処理を説明する説明図である。 図17は、情報抽出プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、図面を参照して、実施形態にかかる情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する情報抽出装置、情報抽出プログラムおよび情報抽出方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態に係る情報抽出装置1の構成を示す機能ブロック図である。情報抽出装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等であり、キーボードやマウスなどの入力装置を介してシステムに対するユーザの操作を受け付ける。ここで、システムとは、例えば、商品やサービス等を提供するウェブサイトにおける検索システム等である。また、システムには、ユーザの操作によって実行される機能が含まれる。例えば、検索システムには、検索キーワードの入力や、検索結果における商品の詳細画面の閲覧等の機能が含まれる。
実施形態に係る情報抽出装置1は、かかるシステムに含まれる機能のユーザの操作履歴からシステムに対する習熟度を算出し、習熟度に基づいて対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを推薦する。これにより、例えば、習熟度が比較的近い推薦ユーザが過去に操作した機能を対象ユーザに推薦できる。すなわち、対象となるユーザに合った最適な機能を推薦することができる。
図1に示すように、情報抽出装置1は、入力部10、取得部20、ランキング生成部30、抽出部40、算出部50、ユーザ選定部60、機能選定部70および出力部80を有する。上述した各機能部は、情報抽出装置1のCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することで実現される。
入力部10は、予めデータを記憶する記憶装置や、キーボードやマウスなどの入力装置から対象ユーザ設定110、対象ユーザ使用機能111、ユーザ操作履歴112、機能抽出期間113に関する情報の入力を受け付ける。
対象ユーザ設定110は、システムにおける新たな機能を推薦する際の対象となる対象ユーザを設定する情報である。例えば、情報抽出装置1は、過去にシステムを利用したことがあり、かつ、システムを現在使用しているユーザを対象ユーザ設定110として取得することができる。また、対象ユーザ設定110は、例えば、システムを管理する管理者が対象ユーザを指定することで取得してもよい。
対象ユーザ使用機能111は、システムに含まれる機能のうち、対象ユーザが現在使用している機能である。例えば、検索システムにおいて、検索キーワードを入力して商品やサービスを検索する機能に対してユーザが入力操作が行った場合、かかる機能を対象ユーザ使用機能111として取得する。
ユーザ操作履歴112は、過去にシステムを使用したことがある全ユーザの機能に対する操作履歴を示す情報である。ユーザ操作履歴112は、例えば、外部の記憶装置等で管理され、情報抽出装置1からの取得指示があった場合に、情報抽出装置1に入力される。なお、ユーザ操作履歴112は、過去にシステムを使用したことがある全ユーザに限らず、例えば、システムの管理者等によって指定された一部のユーザの操作履歴であってもよい。
機能抽出期間113は、ユーザ操作履歴112に含まれる全期間の操作履歴のうち、情報抽出装置1が取得する期間を指定する情報である。例えば、機能抽出期間113は、システムの管理者によって設定されたり、対象ユーザによって設定されたりする。
取得部20は、システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得する。具体的には、図1に示すように、取得部20は、入力部10に入力されたユーザ操作履歴112および機能抽出期間113を取得し、機能履歴テーブル120およびシーケンス履歴テーブル121を生成する。ここで、図2および図3を用いて、機能履歴テーブル120およびシーケンス履歴テーブル121について説明する。
まず、図2を用いて、機能履歴テーブル120について説明する。図2は、機能履歴テーブル120の一例を示す図である。機能履歴テーブル120は、機能に対するユーザの操作履歴を時系列で並べた情報である。図2に示すように、機能履歴テーブル120は、「時刻」、「ユーザ」、「機能」といった項目を含む。「時刻」は、機能が操作された時刻を示す。「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「機能」は、ユーザに操作された機能を示す情報である。
図2に示すように、例えば、時刻「0:01」において、ユーザ「A」は、機能「F0」を使用したことを示す。また、時刻「0:02」において、ユーザ「A」は、機能「F1」を使用したことを示す。つまり、ユーザ「A」は、機能「F0」を使用した後、次に、機能「F1」を使用したことを示す。
次に、図3を用いて、シーケンス履歴テーブル121について説明する。図3は、シーケンス履歴テーブル121の一例を示す図である。シーケンス履歴テーブル121とは、過去にユーザが操作した機能の順序を示す情報であり、言い換えれば、ユーザが使用する機能の遷移を示す情報である。図3に示すように、シーケンス履歴テーブル121は、「時刻」、「ユーザ」、「機能シーケンス」といった項目を含む。「時刻」は、機能シーケンスが発生した時刻を示す。「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「機能シーケンス」は、ユーザが操作した機能の順序を示す。図3の例では、「機能シーケンス」は、遷移前および遷移後の機能を矢印で結ぶことで示す。
図3に示すように、例えば、時刻「0:02」において、ユーザ「A」が機能シーケンス「F0→F1」であることを示す。つまり、ユーザ「A」は、機能「F0」を使用した後、次に、機能「F1」を使用したことを示す。
図1に戻って、ランキング生成部30について説明する。ランキング生成部30は、機能履歴テーブル120およびシーケンス履歴テーブル121に基づいてランキングテーブル122を生成する。ランキングテーブル122には、使用機能数テーブル123、機能使用回数テーブル124および機能シーケンス数テーブル125が含まれる。ここで、図4〜図9を用いて、ランキングテーブル122について、詳細に説明する。
まず、図4および図5を用いて、使用機能数テーブル123について説明する。図4は、使用機能数テーブル123の一例を示す図である。使用機能数テーブル123は、ユーザが過去に使用したことがある機能の種類数である使用機能数でユーザを順位付けした情報である。
図4に示すように、使用機能数テーブル123は、「順番」、「ユーザ」、「使用機能数」といった項目を有する。「順番」は、「使用機能数」の多い順に並べた場合の順位である。「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「使用機能数」は、過去に使用したことがある機能の種類数である。つまり、ユーザ毎の機能の使用種類数である。例えば、あるユーザが1つの機能を複数回数使用した場合、「使用機能数」に「1」をカウントする。図4に示すように、例えば順位が「1位」は、ユーザ「C」であり、30種類の機能の使用経験があることを示す。
次に、図5を用いて、ランキング生成部30による使用機能数テーブル123の生成処理について説明する。図5は、使用機能数テーブル123を生成する処理を例示するフローチャートである。
図5に示すように、ランキング生成部30は、まず、機能履歴テーブル120を取得する(ステップS11)。つづいて、ランキング生成部30は、機能履歴テーブル120から任意にユーザを1名抽出する(ステップS12)。
つづいて、ランキング生成部30は、機能履歴テーブル120の中からユーザの使用した機能を抽出する(ステップS13)。つづいて、ランキング生成部30は、抽出したユーザの機能数を合算する(ステップS14)。
つづいて、ランキング生成部30は、合算した値とユーザとを対応付けて使用機能数テーブル123へ記録する(ステップS15)。つづいて、ランキング生成部16は、未抽出のユーザの有無を判定する(ステップS16)。
ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいない場合(ステップS16;Yes)、使用機能数テーブル123を機能数(図4に示す「使用機能数」)で降順ソートし(ステップS17)、処理を終了する。
一方、ステップS16において、ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいる場合(ステップS16;No)、処理をステップS12に移行する。
次に、図6および図7を用いて、機能使用回数テーブル124について説明する。図6は、機能使用回数テーブル124の一例を示す図である。機能使用回数テーブル124は、ユーザ毎に過去に使用したことがある機能を使用回数に従って並べた情報である。図6に示すように、機能使用回数テーブル124は、「ユーザ」、「機能」、「使用回数」といった項目を含む。
「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「機能」は、各機能を識別する識別情報である。「使用回数」は、機能を使用した回数を示す。図6に示すように、例えば、ユーザ「A」は、機能「F2」を「8回」で最も使用していることを示す。
次に、図7を用いて、ランキング生成部30による機能使用回数テーブル124の生成処理について説明する。図7は、機能使用回数テーブル124を生成する処理を例示するフローチャートである。
図7に示すように、ランキング生成部30は、まず、使用機能数テーブル123を取得する(ステップS21)。つづいて、ランキング生成部30は、使用機能数テーブル123の中から任意のユーザを1名抽出する(ステップS22)。
つづいて、ランキング生成部30は、使用機能数テーブル123の中からユーザの使用経験のある機能を抽出する(ステップS23)。つづいて、ランキング生成部30は、使用機能数テーブル123に基づいてユーザの各機能の使用回数を集計する(ステップS24)。
つづいて、ランキング生成部30は、集計結果である使用回数を機能使用回数テーブル124へ記録する(ステップS25)。つづいて、ランキング生成部30は、未抽出のユーザの有無を判定する(ステップS26)。
ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいなかった場合(ステップS26;Yes)、機能使用回数テーブル124をユーザ毎に使用回数で降順ソートし(ステップS27)、処理を終了する。
一方、ステップS26において、ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいる場合(ステップS26;No)、処理をステップS22に移行する。
次に、図8および図9を用いて、機能シーケンス数テーブル125について説明する。図8は、機能シーケンス数テーブル125の一例を示す図である。機能シーケンス数テーブル125は、使用機能数で順位付けされたユーザ毎に過去に使用したことがある機能シーケンスを使用回数に従って並べた情報である。図8に示すように、機能シーケンス数テーブル125は、「順番」、「ユーザ」、「使用機能数」、「最終利用時間」、「機能シーケンス」、「使用回数」といった項目を有する。
「順番」は、「使用機能数」が多い順に並べた場合の順位を示す。「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「使用機能数」は、使用経験のある機能の種類数を示す。「最終利用時間」は、機能シーケンスを最後に使用した時間を示す。「使用回数」は、機能シーケンスを使用した回数を示す。
図8に示すように、例えば、順番が「1位」であるユーザ「A」は、機能シーケンス「F0→F1」を「10回」使用したこと示す。また、ユーザ「A」は、機能シーケンス「F0→F1」を最後に使用した時間が「1:00」であることを示す。
次に、図9を用いて、ランキング生成部30による機能シーケンス数テーブル125の生成処理について説明する。図9は、機能シーケンス数テーブル125を生成する処理を例示するフローチャートである。
図9に示すように、ランキング生成部30は、まず、シーケンス履歴テーブル121を取得する(ステップS31)。つづいて、ランキング生成部30は、シーケンス履歴テーブル121の中から任意のユーザ1名を抽出する(ステップS32)。つづいて、ランキング生成部30は、ユーザの機能シーケンスを抽出する(ステップS33)。
つづいて、ランキング生成部30は、シーケンス履歴テーブル121からユーザの機能シーケンスの使用回数を集計する(ステップS34)。つづいて、ランキング生成部30は、集計結果を機能シーケンス数テーブル125へ記録する(ステップS35)。
つづいて、ランキング生成部30は、未抽出の機能シーケンスの有無を判定する(ステップS36)。ランキング生成部30は、未抽出の機能シーケンスが無い場合(ステップS36;Yes)、未抽出のユーザの有無を判定する(ステップS37)。
ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいない場合(ステップS37;Yes)、機能シーケンス数テーブル125を「使用機能数」でユーザを降順ソートする(ステップS38)。つづいて、ランキング生成部30は、機能シーケンス数テーブル125をユーザ毎に「使用回数」で降順ソートし(ステップS39)、処理を終了する。
一方、ステップS36において、ランキング生成部30は、未抽出の機能シーケンスがあった場合(ステップS36;No)、処理をステップS33に移行する。また、ステップS37において、ランキング生成部30は、未抽出のユーザがいた場合(ステップS37;No)、処理をステップS32に移行する。
図1に戻って、抽出部40について説明する。抽出部40は、ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している機能に基づき、取得した操作履歴が類似するユーザである類似ユーザを抽出する。具体的には、まず、抽出部40は、対象ユーザ使用機能111を現在使用している機能として取得する。
つづいて、抽出部40は、対象ユーザが現在使用している機能が操作履歴に含まれるユーザを類似ユーザとして抽出する。つまり、抽出部40は、対象ユーザが現在使用している機能を過去に使用したことがあるユーザを類似ユーザとして抽出する。かかる点について、図10を用いて、具体的に説明する。
図10は、類似ユーザの抽出処理を説明する説明図である。図10には、機能シーケンス数テーブル125を示している。また、図10では、ユーザ「A」を対象ユーザとした場合における類似ユーザの抽出方法を示す。また、ユーザ「A」は、現在使用している機能が「F0」であることとする。
抽出部40は、対象ユーザが現在使用している機能を起点とする「機能シーケンス」を有するユーザを類似ユーザとして抽出する。具体的には、図10に示すように、抽出部40は、ユーザ「A」が現在使用している機能「F0」を起点とする機能シーケンスを有するユーザ「C」、ユーザ「D」、ユーザ「E」を類似ユーザとして抽出する。つまり、抽出部40は、「機能シーケンス」における矢印の根の側に機能「F0」があるユーザを類似ユーザとして抽出する。これにより、対象ユーザの操作履歴と類似する類似ユーザを抽出することができる。
そして、抽出部40は、抽出した類似ユーザを類似ユーザテーブル126へ記録する。類似ユーザテーブル126は、図10に示すように、「対象ユーザ」と「類似ユーザ」とが対応付けられた情報である。なお、図10では、機能シーケンスの起点が「F0」、終点が「F1」となる機能シーケンスを有する類似ユーザを抽出したが、起点が「F0」であれば、終点は「F1」以外の機能であってもよい。
次に、図11を用いて、抽出部40による抽出処理についてさらに説明する。図11は、類似ユーザの抽出処理を例示するフローチャートである。図11に示すように、抽出部40は、まず、対象ユーザを選定する(ステップS41)。例えば、抽出部40は、対象ユーザ設定110に基づいて対象ユーザを選定する。
つづいて、抽出部40は、対象ユーザの現在使用している機能を検出する(ステップS42)。つづいて、抽出部40は、検出した機能を起点とする機能シーケンスを有するユーザを抽出する(ステップS43)。
つづいて、抽出部40は、抽出したユーザを類似ユーザとして類似ユーザテーブル126へ記録し(ステップS44)、処理を終了する。
図1に戻って、算出部50について説明する。算出部50は、取得した操作履歴に基づいてユーザ毎にシステムに対する習熟度を算出する。操作履歴には、ユーザ毎の機能の使用種類数(例えば、図4に示す「使用機能数」)、ユーザ毎の機能の使用回数(例えば、図6に示す「機能」の「使用回数」)、および所定の機能を起点とし以降に使用される機能の使用回数、つまり機能シーケンス(例えば、図8に示す「機能シーケンス」の「使用回数」)が含まれる。
例えば、算出部50は、操作履歴に対して所定の重み値を付与して習熟度を算出する。具体的には、算出部50は、「使用機能数」と、「機能」の「使用回数」と、「機能シーケンス」の「使用回数」とのそれぞれに対して所定の重み値を付与し、重み値が付与された各値を合計して習熟度を算出する。つまり、重み値をWとすると、習熟度は、習熟度=W1×「使用機能数」+W2×「機能」の「使用回数」+W3×「機能シーケンス」の「使用回数」で表される。なお、上記した式は、一例であり、重み値がすべて同じであってもよく、あるいは、重み値を付与せずに習熟度を算出してもよい。これにより、システムに対する習熟度を正確に算出することができる。
例えば、算出部50は、全期間のユーザ操作履歴112を用いて習熟度を算出してもよく、例えば、機能抽出期間113によって指定された期間に基づいて習熟度を算出してもよい。
次に、図12および図13を用いて、習熟度テーブル127について説明する。図12は、習熟度テーブル127の一例を示す図である。図12に示すように、習熟度テーブル127は、「ユーザ」、「習熟度」といった項目を有する。「ユーザ」は、ユーザを識別する識別情報である。「習熟度」は、算出部50によって算出された習熟度を示す。図12に示すように、算出部50は、ユーザ毎に習熟度を算出する。例えば、ユーザ「A」は、習熟度が「10」であることを示す。
次に、図13を用いて、算出部50による習熟度テーブル127の生成処理について説明する。図13は、習熟度テーブル127を生成する処理を例示するフローチャートである。図13に示すように、算出部50は、まず、ランキングテーブル122を取得する(ステップS51)。
つづいて、算出部50は、ランキングテーブル122の中から任意のユーザ1名を抽出する(ステップS52)。つづいて、算出部50は、抽出したユーザの習熟度を算出する(ステップS53)。
つづいて、算出部50は、算出した習熟度を習熟度テーブル127へ記録する(ステップS54)。つづいて、算出部50は、未抽出のユーザの有無を判定する(ステップS55)。算出部50は、未抽出のユーザがいない場合(ステップS55;Yes)、処理を終了する。
一方、ステップS55において、算出部50は、未抽出のユーザがいた場合(ステップS55;No)、処理をステップS52に移行する。
図1に戻ってユーザ選定部60について説明する。ユーザ選定部60は、算出した習熟度に基づいて類似ユーザの中から対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する。
例えば、ユーザ選定部60は、対象ユーザとの習熟度の差分が最小となる類似ユーザを推薦ユーザとして選定する。かかる点について、図14を用いて具体的に説明する。
図14は、推薦ユーザの選定処理を説明する説明図である。図14には、類似ユーザテーブル126と、習熟度テーブル127とを示している。ユーザ選定部60は、対象ユーザと類似ユーザとの習熟度の差分を算出する。具体的には、ユーザ選定部60は、ユーザ「C」の習熟度「3」からユーザ「A」の習熟度「10」を減算し、差分「−7」を算出する。また、ユーザ選定部60は、ユーザ「D」の習熟度「25」からユーザ「A」の習熟度「10」を減算し、差分「15」を算出する。また、ユーザ選定部60は、ユーザ「E」の習熟度「11」からユーザ「A」の習熟度「10」を減算し、差分「1」を算出する。
そして、ユーザ選定部60は、対象ユーザよりも習熟度が高く、かつ、習熟度の差分が最小となるユーザを推薦ユーザとして選定する。具体的には、ユーザ選定部60は、習熟度の差分が正の値、かつ、各差分のうち最小値となる類似ユーザを推薦ユーザとして選定する。つまり、図14に示す差分が「1」である、類似ユーザ「E」を推薦ユーザとして選定する。これにより、対象ユーザよりも習熟度が若干高い推薦ユーザを選定できるため、対象ユーザに合わせた機能を推薦することができる。
次に、図15を用いて、ユーザ選定部60によるユーザ選定処理についてさらに説明する。図15は、ユーザ選定処理を例示するフローチャートである。図15に示すように、ユーザ選定部60は、まず、対象ユーザを選定する(ステップS61)。
つづいて、ユーザ選定部60は、対象ユーザにおける類似ユーザを抽出する(ステップS62)。例えば、ユーザ選定部60は、抽出部40の抽出結果に基づいて類似ユーザを抽出する。
つづいて、ユーザ選定部60は、対象ユーザと類似ユーザとの習熟度の差分を算出する(ステップS63)。つづいて、ユーザ選定部60は、対象ユーザよりも習熟度が高く、差分が最小の類似ユーザを抽出する(ステップS64)。つづいて、ユーザ選定部60は、抽出した類似ユーザを推薦ユーザとして選定し(ステップS65)、処理を終了する。
図1に戻って、機能選定部70について説明する。機能選定部70は、ユーザ選定部60によって選定された推薦ユーザの操作履歴に基づいて対象ユーザに対して推薦すべき推薦機能を選定する。
機能選定部70は、推薦ユーザの操作履歴の中から対象ユーザが現在使用している機能までの一連の操作が類似する類似操作を抽出し、抽出した類似操作の後の機能を推薦機能として選定する。
図16は、機能選定処理を説明する説明図である。図16には、対象ユーザのユーザ操作履歴112aおよび推薦ユーザのユーザ操作履歴112bを示している。また、対象ユーザは、ユーザ操作履歴112aのうち、時刻「3」の機能「部品詳細閲覧」を現在使用していることとする。
まず、機能選定部70は、対象ユーザが現在使用している機能までの一連の操作、つまり「部品入力」から「部品詳細閲覧」までの操作と類似する類似操作が推薦ユーザのユーザ操作履歴112bに存在するか否かを判定する。図16において推薦ユーザのユーザ操作履歴112bの「部品入力」から「部品詳細閲覧」までの操作が一致するため、機能選定部70は、類似操作が存在すると判定する。これにより、対象ユーザが扱える可能性が高い機能を推薦することができる。推薦機能をなお、類似操作は、必ずしも全機能が一致する必要がなく、ある程度一致すれば類似操作として判定してもよい。
そして、機能選定部70は、類似操作の後の機能、つまり、ユーザ操作履歴112bの「特性項目選定」や「再検索」を推薦機能として選定する。機能選定部70は、選定した推薦機能を推薦機能テーブル130へ記録する。
図1に戻って、出力部80について説明する。出力部80は、推薦機能テーブル130に記録された推薦機能を表示する表示データを生成し、表示装置等に出力することで推薦機能を対象ユーザに対して提示する。
上述したように、実施形態に係る情報抽出装置1は、取得部20と、抽出部40と、算出部50と、ユーザ選定部60とを有する。取得部20は、システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得する。抽出部40は、ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している機能に基づき、取得した操作履歴が類似するユーザである類似ユーザを抽出する。算出部50は、取得した操作履歴に基づいてユーザ毎にシステムに対する習熟度を算出する。ユーザ選定部60は、算出した習熟度に基づいて類似ユーザの中から対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する。これにより、例えば、習熟度が比較的近い推薦ユーザが過去に操作した機能を対象ユーザに推薦できるため、対象ユーザに合った最適な機能を推薦することができる。
ところで、上記実施形態で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図17は、情報抽出プログラム351を実行するコンピュータ300を示す図である。図17に示すように、コンピュータ300は、ユーザからデータや各種設定などを受け付ける入力装置310と、各種情報を出力する出力装置320とを有する。また、コンピュータ300は、他の装置とデータを送受信するネットワークインターフェース330と、媒体読取装置340と、HDD350と、RAM360と、CPU370と、バス380とを有する。そして、各装置310〜370それぞれは、バス380に接続される。
ここで、図17に示すように、HDD350には、図1に例示した各部と同様の機能を発揮する情報抽出プログラム351が予め記憶されている。そして、CPU370は、情報抽出プログラム351をRAM360に展開して、情報抽出プロセス371として実行する。すなわち、情報抽出プロセス371は、入力部10、取得部20、ランキング生成部30、抽出部40、算出部50、ユーザ選定部60、機能選定部70および出力部80と同様の動作を実行する。
ところで、上述した情報抽出プログラム351は、必ずしもHDD350に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ300の媒体読取装置340に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させておくようにしてもよい。また、コンピュータ300の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」に記憶させておいてもよい。さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
すなわち、この情報抽出プログラム351は、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記憶されるものである。そして、コンピュータ300は、このような記録媒体から情報抽出プログラム351を読み出して実行することで上述した実施形態と同様の機能を実現する。なお、この他の実施形態でいうプログラムは、コンピュータ300によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータシステムまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、同様に機能を実現できる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得する取得部と、
前記ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が類似する前記ユーザである類似ユーザを抽出する抽出部と、
取得した前記操作履歴に基づいて前記ユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出する算出部と、
算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定するユーザ選定部と
を有することを特徴とする情報抽出装置。
(付記2)選定した前記推薦ユーザの前記操作履歴に基づいて前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦機能を選定する機能選定部をさらに有する
ことを特徴とする付記1に記載の情報抽出装置。
(付記3)前記機能選定部は、
前記推薦ユーザの前記操作履歴の中から前記対象ユーザが現在使用している前記機能までの一連の操作が類似する類似操作を抽出し、抽出した当該類似操作の後の前記機能を前記推薦機能として選定する
ことを特徴とする付記2に記載の情報抽出装置。
(付記4)前記抽出部は、
前記対象ユーザが現在使用している前記機能が前記操作履歴に含まれる前記ユーザを前記類似ユーザとして抽出する
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一に記載の情報抽出装置。
(付記5)前記操作履歴は、
前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
前記算出部は、
前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一に記載の情報抽出装置。
(付記6)前記ユーザ選定部は、
前記対象ユーザとの前記習熟度の差分が最小となる前記類似ユーザを前記推薦ユーザとして選定する
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか一に記載の情報抽出装置。
(付記7)コンピュータに、
システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得し、
前記ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が類似する前記ユーザである類似ユーザを抽出し、
取得した前記操作履歴に基づいて前記ユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出し、
算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する
処理を実行させることを特徴とする情報抽出プログラム。
(付記8)選定した前記推薦ユーザの前記操作履歴に基づいて前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦機能を選定する処理をさらにコンピュータに実行させる
ことを特徴とする付記7に記載の情報抽出プログラム。
(付記9)前記推薦機能を選定する処理は、
前記推薦ユーザの前記操作履歴の中から前記対象ユーザが現在使用している前記機能までの一連の操作が類似する類似操作を抽出し、抽出した当該類似操作の後の前記機能を前記推薦機能として選定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報抽出プログラム。
(付記10)前記抽出する処理は、
前記対象ユーザが現在使用している前記機能が前記操作履歴に含まれる前記ユーザを前記類似ユーザとして抽出する
ことを特徴とする付記7乃至9のいずれか一に記載の情報抽出プログラム。
(付記11)前記操作履歴は、
前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
前記算出する処理は、
前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
ことを特徴とする付記7乃至10のいずれか一に記載の情報抽出プログラム。
(付記12)前記ユーザを選定する処理は、
前記対象ユーザとの前記習熟度の差分が最小となる前記類似ユーザを前記推薦ユーザとして選定する
ことを特徴とする付記7乃至11のいずれか一に記載の情報抽出プログラム。
(付記13)コンピュータが、
システムに含まれる機能毎のユーザの操作履歴を取得し、
前記ユーザの中から抽出された対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が類似する前記ユーザである類似ユーザを抽出し、
取得した前記操作履歴に基づいて前記ユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出し、
算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する
処理を実行することを特徴とする情報抽出方法。
(付記14)選定した前記推薦ユーザの前記操作履歴に基づいて前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦機能を選定する処理をさらにコンピュータが実行する
ことを特徴とする付記13に記載の情報抽出方法。
(付記15)前記推薦機能を選定する処理は、
前記推薦ユーザの前記操作履歴の中から前記対象ユーザが現在使用している前記機能までの一連の操作が類似する類似操作を抽出し、抽出した当該類似操作の後の前記機能を前記推薦機能として選定する
ことを特徴とする付記14に記載の情報抽出方法。
(付記16)前記抽出する処理は、
前記対象ユーザが現在使用している前記機能が前記操作履歴に含まれる前記ユーザを前記類似ユーザとして抽出する
ことを特徴とする付記13乃至15のいずれか一に記載の情報抽出方法。
(付記17)前記操作履歴は、
前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
前記算出する処理は、
前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
ことを特徴とする付記13乃至16のいずれか一に記載の情報抽出方法。
(付記18)前記ユーザを選定する処理は、
前記対象ユーザとの前記習熟度の差分が最小となる前記類似ユーザを前記推薦ユーザとして選定する
ことを特徴とする付記13乃至17のいずれか一に記載の情報抽出方法。
1 情報抽出装置
10 入力部
20 取得部
30 ランキング生成部
40 抽出部
50 算出部
60 ユーザ選定部
70 機能選定部
80 出力部
120 機能履歴テーブル
121 シーケンス履歴テーブル
122 ランキングテーブル
123 使用機能数テーブル
124 機能使用回数テーブル
125 機能シーケンス数テーブル
126 類似ユーザテーブル
127 習熟度テーブル
130 推薦機能テーブル

Claims (7)

  1. システムに含まれる機能毎の複数のユーザの操作履歴を取得する取得部と、
    前記複数のユーザの中の対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が、前記対象ユーザの前記操作履歴に類似する類似ユーザを前記複数のユーザの中から特定する抽出部と、
    取得した前記操作履歴に基づいて前記複数のユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出する算出部と、
    算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定するユーザ選定部とを有し、
    前記操作履歴は、
    前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
    前記算出部は、
    前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
    ことを特徴とする情報抽出装置。
  2. 選定した前記推薦ユーザの前記操作履歴に基づいて前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦機能を選定する機能選定部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報抽出装置。
  3. 前記機能選定部は、
    前記推薦ユーザの前記操作履歴の中から前記対象ユーザが現在使用している前記機能までの一連の操作が類似する類似操作を抽出し、抽出した当該類似操作の後の前記機能を前記推薦機能として選定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報抽出装置。
  4. 前記抽出部は、
    前記対象ユーザが現在使用している前記機能が前記操作履歴に含まれる前記ユーザを前記類似ユーザとして特定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報抽出装置。
  5. 前記ユーザ選定部は、
    前記対象ユーザとの前記習熟度の差分が最小となる前記類似ユーザを前記推薦ユーザとして選定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報抽出装置。
  6. コンピュータに、
    システムに含まれる機能毎の複数のユーザの操作履歴を取得し、
    前記複数のユーザの中の対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が、前記対象ユーザの前記操作履歴に類似する類似ユーザを前記複数のユーザの中から特定し、
    取得した前記操作履歴に基づいて前記複数のユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出し、
    算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する処理を実行させ
    前記操作履歴は、
    前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
    前記算出する処理は、
    前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
    ことを特徴とする情報抽出プログラム。
  7. コンピュータが、
    システムに含まれる機能毎の複数のユーザの操作履歴を取得し、
    前記複数のユーザの中の対象ユーザが現在使用している前記機能に基づき、取得した前記操作履歴が、前記対象ユーザの前記操作履歴に類似する類似ユーザを前記複数のユーザの中から特定し、
    取得した前記操作履歴に基づいて前記複数のユーザ毎に前記システムに対する習熟度を算出し、
    算出した前記習熟度に基づいて前記類似ユーザの中から前記対象ユーザに対して推薦すべき推薦ユーザを選定する処理を実行し、
    前記操作履歴は、
    前記ユーザ毎の前記機能の使用種類数と、前記ユーザ毎の前記機能の使用回数と、前記機能を起点として以降に使用される前記機能の使用回数とを含み、
    前記算出する処理は、
    前記操作履歴に対して所定の重み値を付与して前記習熟度を算出する
    ことを特徴とする情報抽出方法。
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