JP5883760B2 - 商品推薦装置及び方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、商品推薦装置及び方法及びプログラムに係り、特に、E-Commerce(電子商取引)サービスで提供されるユーザの商品購買において商品を推薦するための、商品推薦装置及び方法及びプログラムに関する。
商品推薦の手法はいくつも提案されているが、いずれの手法もユーザ数分異なる推薦リストが作成される可能性がある。
例えば、購買履歴(どのユーザがどの商品を購買したかの情報)を用いて各ユーザの各アイテムの購買確率を算出し、その値が高い順に各ユーザにアイテムのリストを提示する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。この技術に基づく推薦システムでは、ユーザ一人一人で異なる推薦リストが記憶装置に保持されることになる。
また、利用者に興味を持つ部分のテキストを指定させ、そこに含まれる単語の出現頻度に基づいてユーザの興味を推定し、ユーザの興味を表す単語に基づいて商品を検索し、ユ−ザの興味のある商品を提示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、ユーザ一人一人の興味キーワードが異なると、作成される推薦リストは異なる。
特開平11−338869号公報
Resnick, P. et al., "GroupLens: An open architecture for collaborative filtering of netnews". CSCW '94: Proceedings of the 1994 ACM conference on Computer supported cooperative work, ACM Press New York, 1994.
従来技術に基づく推薦システムの応答速度を高めるために、結果の推薦リストを記憶装置に格納してしまい、推薦を行う際はその記憶装置から推薦リストを呼び出すことだけを行うようにすることを考える。その場合、記憶装置にはユーザ数分の推薦リストを格納できるだけの容量が必要になる。また、図1に示すように、結果の推薦リストにテキストだけでなく画像等が含まれる場合、1つの推薦リストを格納するための記憶装置の容量は大きくなってしまう。一般に、記憶装置は大規模であればあるほど低速になる。そのため、推薦システムを導入するE-Commerceサービスの利用者が莫大な数(例えば100万人規模)になり、1つの推薦リストを保存するための容量が増大すると、小規模で高速な記憶装置は使えないため、推薦のリクエストがあって(例えばユーザがログインして)から推薦リストの結果を返すまでの応答速度が非常に遅くなる。
具体的には、上記の特許文献1の手法を用いて商品を推薦する場合、一意に異なる興味キーワードの数分の推薦リストを記憶装置に格納することになる。興味キーワードはユーザ一人一人で異なる可能性があるため、記憶装置に格納する推薦リストの数は最悪の場合ユーザ数に比例する。非特許文献1に記載の手法で商品を推薦する場合、記憶装置に推薦リストをユーザ数分保持することになる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、全ユーザの推薦リストを作成するのではなく、予め選択しておいた代表ユーザの推薦リストを作成しておき、代表でないユーザには最も類似した代表ユーザの推薦リストを用いることで必要な記憶装置の容量を小規模化、高速で小規模な記憶装置を用いることによりユーザ数の多いE-Commerceサービスにおいて高速な推薦を実現することが可能な商品推薦装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)は、E-Commerceサービスにおいて、ユーザの購買情報を利用して商品を推薦する商品推薦装置であって、
前記E-Commerceサービスにおける各ユーザIDの購買情報を取得し、購買情報記憶手段に格納する購買情報取得手段と、
前記購買情報記憶手段に格納された前記購買情報を用いて、各ユーザの購買特徴量を算出し、購買特徴量記憶手段に格納する購買特徴量算出手段と、
前記購買特徴量記憶手段に格納された前記購買特徴量から各ユーザのハッシュ値を算出し算出した前記ハッシュ値の比較結果に基づいて各ユーザが代表ユーザであるかどうかを判定し、代表ユーザである場合、該ユーザのユーザIDと、算出した前記ハッシュ値とを代表ユーザ記憶手段に格納し、また代表ユーザでない場合、該ユーザと類似する代表ユーザを算出し、該ユーザのユーザIDと、算出した前記類似する代表ユーザのユーザIDとを類似代表ユーザ記憶手段に格納する代表ユーザ決定手段と、
前記購買情報記憶手段に格納されている前記購買情報と、前記代表ユーザ記憶手段に格納されている前記代表ユーザとを用いて、各代表ユーザへの各アイテムの推薦スコアを算出し、算出した前記推薦スコアに基づき各代表ユーザへの推薦リストを作成し、推薦リスト記憶手段に格納する推薦リスト作成手段と、
ユーザの識別子が与えられると、前記類似代表ユーザ記憶手段に格納されている前記類似する代表ユーザと、前記推薦リスト記憶手段に格納されている前記推薦リストを用いて、該ユーザ類似する代表ユーザの推薦リスト中のアイテムの識別子を推薦商品として選択する推薦処理手段と、を有する。
また、本発明(請求項2)は、前記購買特徴量算出手段において、
取得した購買情報を用いて、各ユーザの各購買をトピックに分類し、分類した前記トピックから各ユーザのトピック比率を算出し、算出した前記トピック比率を購買特徴量とする手段を含む。
本発明では、購買履歴あるいは推薦処理の中間結果を元に少数の代表ユーザを求めておいて、代表ユーザに向けた推薦リストだけ作成し、代表でないユーザには類似した代表ユーザの推薦リストを用いることにより、従来の技術では不可能であった、非常にユーザ数の多いインターネット上のサービス上でのアイテムの推薦が行えるようになる。これにより、インターネット上のサービスの多数のユーザの購買が促進されるため、大幅な収益増につながる。
推薦リストの例である。 本発明の一実施の形態における商品推薦装置の構成図である。 本発明の一実施の形態における購買情報テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるトピック比率テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるアイテム混合比テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるトピックハッシュテーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるハッシュ乱数テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるハッシュコードテーブルの例である。 本発明の一実施の形態における代表ユーザテーブルの例である。 本発明の一実施の形態における類似代表ユーザテーブルの例である。 本発明の一実施の形態における主記憶装置に保存される推薦リストの例である。 本発明の一実施の形態における購買情報時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるトピック推定時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図13のステップ330の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図14のステップ334の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるハッシュ値生成時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図16のステップ390の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における推薦リスト作成時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における推薦処理のフローチャートである。
本技術では、ユーザ数の多いE-Commerceサービスに対してリクエストに対して高速に結果を返すことが可能な推薦システムを実現することを目的とする。具体的には、購買履歴もしくは推薦処理の中間結果を元に数百から数千の代表ユーザを求めておいて、代表ユーザに向けた推薦リストだけ作成し、小規模で高速な記憶装置に格納しておく。
代表ユーザでないユーザに関する推薦のリクエストがあった場合には、購買履歴もしくは推薦処理の中間結果からLSH(Locality Sensitive Hashing)やKD(k-Dimensional)木等の高速な近似近傍検索法を用いて高速に類似した代表ユーザを発見し、その代表ユーザの推薦リストを用いる。
以下、図面と共に本発明の実施形態を説明する。
図2は、本発明の一実施の形態における商品推薦装置の構成を示す。
同図に示す商品推薦装置1は、購買情報処理部10、トピック推定部20、代表ユーザ決定部30、推薦リスト作成部40、推薦処理部50、記憶部60、主記憶装置70、通信部80、入出力部90を有し、通信部80はネットワーク3に接続されており、入出力部90は、入力装置や表示装置等の外部装置4に接続されている。
記憶部60は、購買情報テーブル61、トピック比率テーブル62、アイテム混合比テーブル63、トピックハッシュテーブル64、ハッシュコードテーブル65、代表ユーザテーブル66、類似代表ユーザテーブル67を有する。以下に各テーブルについて説明する。
<購買情報テーブル61>
購買情報テーブル61には、図3に示すように、ユーザIDフィールド、アイテムIDフィールドが含まれる。
ユーザIDフィールドは、購買情報処理部10により該購買に関するユーザを特定する識別子uが設定される。
アイテムIDフィールドは、購買情報処理部10により、該購買がいずれのアイテムに関するものかを特定する識別子iが設定される。
<トピック比率テーブル62>
トピック比率テーブル62には、図4に示すように、ユーザIDフィールドと、トピックIDフィールドと、トピック比率フィールドとが含まれる。
トピック比率フィールドは、トピック推定部20により、該ユーザuの購買で、該トピックzが選択される確率P(z|u)が設定される。
<アイテム混合比テーブル63>
アイテム混合比テーブル63には、図5に示すように、トピックIDフィールド(z)と、アイテムIDフィールド(i)と、アイテム混合比フィールドが含まれる。
アイテム混合比フィールドは、トピック推定部20により、該トピックzが選択された場合に該アイテムiが購買される確率P(i|z)が設定される。
<トピックハッシュテーブル64>
トピックハッシュテーブル64には、図6に示すように、バケットIDフィールドと、コードIDフィールドと、トピックIDフィールドと、トピックハッシュフィールドが含まれる。
バケットIDフィールドは、代表ユーザ決定部30により、代表ユーザ発見時に複数利用するハッシュテーブルのそれぞれを特定するID(t)が設定される。
コードIDフィールドは、代表ユーザ決定部30により、ハッシュ値計算に利用する複数のハッシュコードのそれぞれを特定するID(c)が設定される。
トピックIDフィールドは、代表ユーザ決定部30によりハッシュ値計算に利用するトピックを特定するID(z)が設定される。
トピックハッシュフィールドは、代表ユーザ決定部30により、ハッシュ値計算に利用する次元がトピック数で各要素が乱数で初期化されたベクトルの要素値(atcz)が設定される。
<ハッシュ乱数テーブル65>
ハッシュ乱数テーブル65には、図7に示すように、バケットIDフィールド(t)と、コードIDフィールド(c)と、ハッシュ乱数フィールドが含まれる。
ハッシュ乱数フィールドは、代表ユーザ決定部30により、該バケットの該コードに関するハッシュ乱数の値(btc)が設定される。
<ハッシュコードテーブル66>
ハッシュコードテーブル66には、図8に示すように、バケットIDフィールドと、コードIDフィールドと、ハッシュコードフィールドが含まれる。
ハッシュコードフィールドは、代表ユーザ決定部30により、該バケットの該コード(c)に関するハッシュコードの値rtcが設定される。
<代表ユーザテーブル67>
代表ユーザテーブル67には、図9に示すように、代表ユーザIDフィールドと、バケットIDフィールドと、ハッシュ値フィールドが含まれる。
ハッシュ値フィールドは、代表ユーザ決定部30により、代表ユーザ発見時に利用するハッシュテーブルの値(hut)が設定される。
<類似代表ユーザテーブル68>
類似代表ユーザテーブル68には、図10に示すように、ユーザIDフィールドと、代表ユーザIDフィールドが含まれる。
各行は、そのユーザIDフィールド(u)で指定されるユーザの類似代表ユーザが代表ユーザIDフィールド(v)で指定される代表ユーザであることを示し、これらの値は代表ユーザ決定部30により設定される。
主記憶装置70には、推薦リスト71が保持される。以下に保持される推薦リスト71の情報について説明する。
<推薦リスト71>
推薦リスト71には、図11に示すように、代表ユーザIDフィールドと、アイテムIDフィールドと、推薦スコアフィールドが含まれる。
推薦スコアフィールドは、推薦リスト作成部40により、該ユーザへの該アイテムの推薦スコア(P(i|v))が設定される。
上記の構成における動作を説明する。
<購買情報更新時の処理>
はじめに、本発明の一実施の形態における購買情報更新時の処理を詳細に説明する。
図12は、本発明の一実施の形態における購買情報更新時の処理のフローチャートである。購買情報更新のタイミングは、例えば、システム管理者が手動で管理できるようにしてもよいし、ユーザが何らかのアイテムを購買した場合に自動で発生するようにしてもよい。
ステップ110)購買情報処理部10が、記憶部60の購買情報テーブル61に、購買された商品、購買したユーザに応じて商品(アイテム)IDフィールド(i)、ユーザIDフィールド(u)の値を設定した行を挿入する。
<トピック推定時の処理>
図13は、本発明の一実施の形態におけるトピック推定時の処理のフローチャートである。トピック推定のタイミングは、例えばシステム管理者が手動で管理することができるようにしてもよいし、定期的に自動で行ってもよい。なお、トピック推定部20は、請求項の購買特徴量算出手段に対応する。
ステップ210)トピック推定部20が、推薦のためのパラメータであるトピック数Z、トピック比率P(z|u)算出のための事前パラメータα、アイテム混合比P(i|z)算出のための事前パラメータηを設定する。これらパラメータは、予め与えておいた定数により設定される。
ステップ220)トピック推定部20が、購買情報テーブル61を参照し、購買情報、すなわち、各購買のユーザu={um}mと、商品(アイテム)i={im}mを取得する。
ステップ230)トピック推定部20が、各購買のトピックz={zm}mを推定する。当該購買のトピックの推定方法については、図14で説明する。
ステップ240)トピック推定部20が、ステップ210にて設定したパラメータZ、αと、ステップ230にて推定した各購買のトピックzと 式(1)とを用いて、ユーザuの購買で、トピックzが選択される確率であるトピック比率P(z|u)を算出する。
Figure 0005883760
ここでmは購買を特定する変数である。トピック推定部20が、ユーザu、トピックz、トピック比率P(z|u)に応じて行を構成し、トピック比率テーブル62に挿入する。
ステップ250)トピック推定部20が、ステップ210にて設定したパラメータηと、ステップ230にて推定した各購買のトピックzと式(2)とを用いて、トピックzが選択された場合にアイテムiが購買される確率P(i|z)を算出する。
Figure 0005883760
ここでNはユニークアイテム数である。トピック推定部20が、トピックz、アイテムi、アイテム混合比P(i|z)に応じて行を構成し、アイテム混合比テーブル63に挿入する。
次に、上記の図13のステップ230の処理を詳細に説明する。
図14は、本発明の一実施の形態における図13のステップ230の詳細な処理のフローチャートである。
ステップ231)トピック推定部20が、各購買のトピックzm (m=1,…,M)を最小値1、最大値の整数Kで初期化する。
ステップ232を、十分な回数(例えば500回)繰り返す。繰り返しの回数については、予め設定した任意の数でも構わないし、各購買のトピックzが収束したらそこで打ち切るようにしてもよい。
ステップ232)トピック推定部20が、各購買のトピックzm (m=1,…,M)を更新する。
次に、上記の図14のステップ232の処理を詳細に説明する。
図15は、本発明の一実施の形態における図14のステップ232の詳細な処理のフローチャートである。当該処理は、非特許文献2(Blei, D.M et al., "Latent Dirichlet allocation)に記載の手法である。
全ての購買m=1,…,Mについて、ステップ2321とステップ2322を行う。
ステップ2321)トピック推定部20が、該購買のトピックz mの各トピック候補k=1,…,Zへアサインされるサンプリング確率を式(3)により算出する。
Figure 0005883760
ステップ2322)トピック推定部20が、ステップ2321にて算出した該購買のトピックz mの各トピック候補k=1,…,Zへアサインされるサンプリング確率に基づき、乱数を発生させて、z mを更新する。具体的には、k=2,…,Zについて、式(4)に従ってサンプリング確率を更新する。
Figure 0005883760
さらに、k=1,…,Zについて、サンプリングを式(5)のように更新する。
Figure 0005883760
その後、最小値0、最大値1の小数の乱数を発生させてその値をサンプリング確率が上回る最小のkにアサインする。例を挙げて説明すると、今K=3として、式(3)に基づき算出されたサンプリング確率がそれぞれ
P(z m=1)=1.6
P(z m=2)=0.4
P(z m=3)=2.0
であったとする。つまり、それぞれのトピックに4:1:5の割合でサンプリングされるようにしたい。このとき、式(4)と式(5)を用いて、
P(z m=1)=0.4
P(z m=2)=0.5
P(z m=3)=1.0
とサンプリング確率を更新し、最小値0、最大値1の小数の乱数を発生させてその値をサンプリング確率が上回る最小のkにアサインすればよい。
<代表ユーザ決定処理>
図16は、本発明の一実施の形態における代表ユーザ決定時の処理のフローチャートである。代表ユーザ決定のタイミングは、例えばシステム管理者が手動で管理することができるようにしてもよいし、定期的に自動で行ってもよい。
ステップ310)代表ユーザ決定部30が、トピックハッシュテーブル64の全レコードを削除する。
ステップ320)代表ユーザ決定部30が、ハッシュ乱数テーブル65の全レコードを削除する。
ステップ330)代表ユーザ決定部30が、ハッシュコードテーブル66の全レコードを削除する。
ステップ340)代表ユーザ決定部30が、代表ユーザテーブル67の全レコードを削除する。
ステップ350)代表ユーザ決定部30が、代表ユーザ決定に利用するハッシュテーブルの数であるバケット数Tと、ハッシュ値算出に利用するハッシュコードの数であるコード数C、ハッシュ乱数パラメータβ、コードパラメータρを設定する。これらパラメータは、予め与えておいた定数により設定される。
ステップ360)代表ユーザ決定部30が、バケット、コード、トピックの各組合せ(t,c,z)について、最小0、分散1の正規分布から生成される乱数でトピックハッシュatczを決定し、該バケット、該コード、該トピックのトピックハッシュ値に応じて行を構成し、トピックハッシュテーブル64に挿入する。
ステップ370)代表ユーザ決定部30が、バケット、コードの各組合せ(t,c)について、最小0、最大βの小数乱数でハッシュ乱数btcを決定し、該バケット、該コードのハッシュ乱数値に応じて行を構成しハッシュ乱数テーブル65に挿入する。
ステップ380)代表ユーザ決定部30が、バケット、コードの各組合せ(t,c)について、最小0、最大ρの乱数rtcでハッシュコードを決定し、該バケット、該コードのハッシュコード値に応じて行を構成し、ハッシュコードテーブル66に挿入する。
ステップ390)代表ユーザ決定部30が、生成したトピックハッシュ(atcz)と、ハッシュ乱数(btc)と、ハッシュコード(rtc)を用いて、購買情報テーブル61、トピック比率テーブル62を参照し、代表ユーザテーブル66と類似代表ユーザテーブル67を更新する。
次に、上記の図16のステップ390の処理を詳細に説明する。
図17は、本発明の一実施の形態における図16のステップ390の詳細な処理のフローチャートである。以下に示す手法は、非特許文献3(Gionis, A. et al., "Similarity Search High Dimensions via Hashing")に記載の手法である。
ステップ391)代表ユーザ決定部30が、購買情報テーブル61を参照し、そのユーザIDフィールドに出現する全ユーザ集合Uを取得する。
ステップ392)代表ユーザ決定部30が、代表ユーザ集合を格納する一時変数Vを設定し、その値を空集合に設定する。
Uに出現する各ユーザuについて、ステップ393〜399を行う。
ステップ393)代表ユーザ決定部30が、トピック比率テーブル62を参照しユーザuの各トピックzに対するトピック比率P(z|u)を取得する。
ステップ394)代表ユーザ決定部30が、ユーザuのバケットtに関するハッシュ値hutをユーザuのトピック比率P(z|u)、トピックハッシュatcz、ハッシュ乱数btc、ハッシュコードrtcを用いて式(6)のように算出する。
Figure 0005883760
ここでfloor()は引数を越えない最大の整数を返す関数とする。
ステップ395)代表ユーザ決定部30が、処理中の代表ユーザ集合V中の各代表ユーザvについて、ユーザuと各バケットtのハッシュ値、hvtとhutを比較し、一致するものがあればステップ396を行い、次のユーザの処理に移る。もしいずれの代表ユーザともすべてのバケットでハッシュ値が異なれば、ステップ397、ステップ398、ステップ399を行い、次のユーザの処理に移る。
ステップ396)代表ユーザ決定部30が、ユーザIDフィールドの値がu、代表ユーザIDフィールドの値がvの行を構成し、類似代表ユーザテーブル68に挿入する。
ステップ397)代表ユーザ決定部30が、代表ユーザ集合Vにユーザuを追加する。
Figure 0005883760
ステップ398)代表ユーザ決定部30が、ユーザuの各バケットtに対するハッシュ値hutに応じて、代表ユーザIDフィールドをu、バケットIDフィールドt、ハッシュ値フィールドhutの行を構成し、代表ユーザテーブル67に挿入する。
ステップ399)代表ユーザ決定部30が、ユーザIDフィールドの値がu、代表ユーザIDフィールドの値がuの行を構成し、類似代表ユーザテーブル68に挿入する。
<推薦リスト作成処理>
図18は、本発明の一実施の形態における推薦リスト作成時の処理のフローチャートである。推薦リスト作成のタイミングは、例えばシステム管理者が手動で管理することができるようにしてもよいし、定期的に自動で行ってもよい。
ステップ410)推薦リスト作成部40が、アイテム混合比テーブル63を参照し、各トピックzにおける各アイテムiのアイテム混合比P(i|z)を取得する。
ステップ420)推薦リスト作成部40が、代表ユーザテーブル67を参照し、代表ユーザIDフィールドに出現する全ての代表ユーザ集合Vを取得する。
取得した代表ユーザ集合Vに出現する各代表ユーザuについて、ステップ430〜450を行う。
ステップ430)推薦リスト作成部40が、トピック比率テーブル62を参照し、ユーザIDフィールドの値がvである行から代表ユーザvの各トピックzに対するトピック比率P(z|v)を取得する。
ステップ440)推薦リスト作成部40が、各アイテムiについて、取得したアイテム混合比とトピック比率からiのvに対する推薦スコアP(i|v)を式(8)のように算出する。
Figure 0005883760
ステップ450)推薦リスト作成部が、vに対する推薦スコアからいずれのアイテムを推薦するかを決定し、ユーザIDフィールドの値がv、アイテムIDフィールドの値がi、推薦スコアフィールドの値がP(i|v)の行を推薦するアイテムの個数分構成し、主記憶70中の推薦リスト71に格納・保持する。ここでアイテムを推薦するかしないかの基準としては、推薦スコアの値が大きいものから順に予め設定した任意の件数を推薦すべき商品としてもよいし、推薦スコアに対し、何らかの閾値を設けて、 推薦スコアがその値を超えるものを推薦すべき商品としてもよい。
<推薦処理時の処理>
図19は、本発明の一実施の形態における推薦処理時の処理のフローチャートである。推薦処理は、例えば通信部80、ネットワーク3を通じて外部端末2から商品推薦装置1に推薦実行のリクエストが入力された場合に実行するようにすればよい。このときのリクエストの引数は推薦対象のユーザIDである。今、ユーザuに関する推薦のリクエストがあったとする。
ステップ510)推薦処理部50が、類似代表ユーザテーブル68を参照し、ユーザIDフィールドの値がuの行の代表ユーザIDフィールドの値vを取得する。
ステップ520)推薦処理部50が、推薦リスト71を参照し、ユーザvに対する推薦リストを取得し、リクエストを要求しているユーザuにその内容を推薦する。
なお、上記の商品推薦装置の各構成要素の処理をプログラムとして構築し、商品推薦装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
1 商品推薦装置
2 外部端末
3 ネットワーク
4 外部装置
10 購買情報処理部
20 トピック推定部(購買特徴量算出手段)
30 代表ユーザ決定部
40 推薦リスト作成部
50 推薦処理部
60 記憶部
70 主記憶装置
71 推薦リスト
80 通信部
90 入出力部

Claims (5)

  1. E-Commerce(電子商取引)サービスにおいて、ユーザの購買情報を利用して商品を推薦する商品推薦装置であって、
    前記E-Commerceサービスにおける各ユーザIDの購買情報を取得し、購買情報記憶手段に格納する購買情報取得手段と、
    前記購買情報記憶手段に格納された前記購買情報を用いて、各ユーザの購買特徴量を算出し、購買特徴量記憶手段に格納する購買特徴量算出手段と、
    前記購買特徴量記憶手段に格納された前記購買特徴量から各ユーザのハッシュ値を算出し算出した前記ハッシュ値の比較結果に基づいて各ユーザが代表ユーザであるかどうかを判定し、代表ユーザである場合、該ユーザのユーザIDと、算出した前記ハッシュ値とを代表ユーザ記憶手段に格納し、また代表ユーザでない場合、該ユーザと類似する代表ユーザを算出し、該ユーザのユーザIDと、算出した前記類似する代表ユーザのユーザIDとを類似代表ユーザ記憶手段に格納する代表ユーザ決定手段と、
    前記購買情報記憶手段に格納されている前記購買情報と、前記代表ユーザ記憶手段に格納されている前記代表ユーザとを用いて、各代表ユーザへの各アイテムの推薦スコアを算出し、算出した前記推薦スコアに基づき各代表ユーザへの推薦リストを作成し、推薦リスト記憶手段に格納する推薦リスト作成手段と、
    ユーザの識別子が与えられると、前記類似代表ユーザ記憶手段に格納されている前記類似する代表ユーザと、前記推薦リスト記憶手段に格納されている前記推薦リストを用いて、該ユーザ類似する代表ユーザの推薦リスト中のアイテムの識別子を推薦商品として選択する推薦処理手段と、
    を有することを特徴とする商品推薦装置。
  2. 前記購買特徴量算出手段は、
    取得した購買情報を用いて、各ユーザの各購買をトピックに分類し、分類した前記トピックから各ユーザのトピック比率を算出し、算出した前記トピック比率を購買特徴量とする手段を含む
    請求項1記載の商品推薦装置。
  3. E-Commerce(電子商取引)サービスにおいて、ユーザの購買情報を利用して商品を推薦する商品推薦方法であって、
    購買情報取得手段、購買情報記憶手段、購買特徴量記憶手段、購買特徴量算出手段、類似代表ユーザ記憶手段、代表ユーザ記憶手段、代表ユーザ決定手段、推薦リスト記憶手段、推薦リスト作成手段、推薦処理手段と、を有する装置において、
    前記購買情報取得手段が、前記E-Commerceサービスにおける各ユーザIDの購買情報を取得し、前記購買情報記憶手段に格納する購買情報取得ステップと、
    前記購買特徴量算出手段が、前記購買情報記憶手段に格納された前記購買情報を用いて、各ユーザの購買特徴量を算出し、前記購買特徴量記憶手段に格納する購買特徴量算出ステップと、
    前記代表ユーザ決定手段が、前記購買特徴量記憶手段に格納された前記購買特徴量から各ユーザのハッシュ値を算出し算出した前記ハッシュ値の比較結果に基づいて各ユーザが代表ユーザであるかどうかを判定し、代表ユーザである場合、該ユーザのユーザIDと、算出した前記ハッシュ値とを前記代表ユーザ記憶手段に格納し、また代表ユーザでない場合、該ユーザと類似する代表ユーザを算出し、該ユーザのユーザIDと、算出した前記類似する代表ユーザのユーザIDとを前記類似代表ユーザ記憶手段に格納する代表ユーザ決定ステップと、
    前記推薦リスト作成手段が、前記購買情報記憶手段に格納されている前記購買情報と、前記代表ユーザ記憶手段に格納されている前記代表ユーザとを用いて、各代表ユーザへの各アイテムの推薦スコアを算出し、算出した前記推薦スコアに基づき各代表ユーザへの推薦リストを作成し、前記推薦リスト記憶手段に格納する推薦リスト作成ステップと、
    前記推薦処理手段が、ユーザの識別子が与えられると、前記類似代表ユーザ記憶手段に格納されている前記類似する代表ユーザと、前記推薦リスト記憶手段に格納されている前記推薦リストを用いて、該ユーザ類似する代表ユーザの推薦リスト中のアイテムの識別子を推薦商品として選択する推薦処理ステップと、
    を行うことを特徴とする商品推薦方法。
  4. 前記購買特徴量算出ステップにおいて、
    取得した購買情報を用いて、各ユーザの各購買をトピックに分類し、分類した前記トピックから各ユーザのトピック比率を算出し、算出した前記トピック比率を購買特徴量とする
    請求項記載の商品推薦方法。
  5. コンピュータを、
    請求項1又は2に記載の商品推薦装置を構成する各手段として機能させるための商品推薦プログラム。
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