JP6907030B2 - 衛生用紙収納箱 - Google Patents
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Description
通常、このような衛生用紙収納箱においては、衛生用紙の取り出しやすさから、上面部の中心に取出し口が設けられているため、衛生用紙収納箱を設置する場所や使い方によっては、取出し口を上面部の中心から外れた位置に取出し口を設けた方が便利な場合があり、そのようなものとして、例えば特許文献1に記載の衛生用紙収納箱が提案されている。
そして、取出し口に設けられた蓋部は、取出し口用折れ線をヒンジとして取出し口を開閉自在に閉塞するので、取出し口から箱体内部に塵や埃の異物が入り込むのを防止することができる。
また、取出し口形成部は、上面部の短側辺に沿って長い長方形状となっており、長方形状に形成された取出し口形成部の長辺部の長さは、上面の短側辺の長さに対し55〜80%であり、取出し口形成部の短辺部の長さは、上面の長側辺の長さに対し10〜20%となっているので、取出し口が取出し性に適したサイズとなり、取出し口にフィルムを設けないフィルムレス構造であっても、良好な取出し性を得ることができる。
また、取出し口形成部の長辺方向の中心線から取出し口形成部から離れた位置にある短側辺までの長さは、上面部の長側辺の長さに対して65〜85%となっているので、上記のようなサイズの取出し口を上面部の中心から外れた位置に設けた場合でも、良好な取出し性を得ることができる。また、取出し口を開口した後でも上面部に広範なスペースを確保することができるため、このスペースを商品、企業の広告宣伝等の情報要素表示用スペースとして利用することでき、使い勝手が良い。
また、蓋部に設けた保持部により、ポップアップした衛生用紙はすべて保持部内に集められるため、蓋部を閉じる際にポップアップした衛生用紙が蓋部と取出し口の縁部に挟まって蓋部が浮いてしまうようなことがなく、蓋部を上面部と面一の状態にしっかりと閉じることができる。また、保持部はポップアップした衛生用紙で塞がれているため、取出し口から箱体内部に塵や埃の異物が入り込むのを防止することができる。
図1乃至図6は本発明に係る衛生用紙収納箱の実施の形態の一例を示すもので、図1は本例の斜視図、図2は本例の展開図、図3は本例の平面図、図4は本例の取出し口から衛生用紙を取り出す状態を示す説明図、図5は本例の取出し口から衛生用紙を取り出す状態を示す説明図、図6は本例の使用状態を示す斜視図である。
取出し口19は、直線状の取出し口用折れ線20と取出し口用折れ線20の両端に繋がる取出し口用ミシン目21とで構成される取出し口形成部22によって囲まれた蓋部23を有しており、取出し口用ミシン目21を破断することにより、蓋部23が取出し口用折れ線20をヒンジとして取出し口19を開閉自在に閉塞するようになっている。
また、本例では、取出し口用ミシン目21が略コ字状となっており、取出し口形成部22は、上面部6の短側辺方向に沿って長い長方形状となっている。
取出し口形成部6の長辺部24の長さL1が上面部6の短側辺25の長さに対し55%未満であり、短辺部26の長さが上面部6の長側辺27の長さに対し10%未満であると、取出し口19が小さくなりすぎてしまい、衛生用紙Pを取り出す際に、取出し口19の縁部全体に大きな摩擦力が生じ、取出し口19から衛生用紙Pが取り出し難くなる。一方、取出し口形成部6の長辺部24の長さL1が上面部6の短側辺25の長さに対し80%を超え、短辺部26の長さL2が上面部6の長側辺27の長さに対し20%を超えると、取出し口19が大きくなりすぎてしまい、蓋部を開けたときに取出し口19から塵や埃の異物が箱体1内部に入り込みやすく、また、ポップアップした衛生用紙Pが箱体1内部に落ち込んでしまうおそれがある。
取出し口形成部22の長辺方向の中心線CLから取出し口形成部22から離れた位置にある短側辺25までの長さL3が、上面部6の長側辺27の長さに対して65%未満であると、衛生用紙Pを取り出す際に、中心Cに近い長辺部24に加えて、中心Cから遠い長辺部24にも摩擦力が生じてしまい、また、この中心Cから遠い長辺部24はミシン目の破断跡となっているため、取出し口19から衛生用紙Pが取り出し難く、摩擦により衛生用紙Pが削られ紙粉が発生するおそれがある。一方、取出し口形成部22の長辺方向の中心線CLから取出し口形成部22から離れた位置にある短側辺25までの長さL3が、上面部6の長側辺27の長さに対して85%を超えると、取出し口19が中心Cから離れすぎてしまい、中心Cに近い長辺部24に取出し口用折れ線20を設けても、良好な取出し性が得られなくなるおそれがある。
孔形成用ミシン目28の一端から他端までの直線の長さL4が3cm未満であり、孔形成用ミシン目28と繋がる取出し口形成部22の長辺部24から孔形成用ミシン目28の頂点までの長さL5が0.5cm未満であると、保持部29が小さくなりすぎてしまい、ポップアップした衛生用紙Pをすべて保持部29内に集めて蓋部23を閉じるのが難しくなり、また、蓋部23を閉じる際に衛生用紙Pが保持部29の縁部に引っかかり衛生用紙Pが破れてしまうおそれがある。一方、孔形成用ミシン目28の一端から他端までの直線の長さL4が8cmを超え、孔形成用ミシン目28と繋がる取出し口形成部22の長辺部24から孔形成用ミシン目28の頂点までの長さL5が2cmを超えると、保持部29が大きくなりすぎてしまい、保持部29から塵や埃の異物が箱体1内部に入り込み、また、ポップアップした衛生用紙Pが箱体1内部に落ち込んでしまうおそれがある。
変形例では、蓋部23には、取出し口用折れ線20と平行する直線状の保持部用折れ線33と、保持部折れ線33の両端から保持部用折れ線33と対向する取出し口用ミシン目21に向かって伸びる保持部用ミシン目34によって囲まれたフラップ部35が設けられており、保持部用ミシン目34を破断して、フラップ部35を保持部用折れ線33で折り曲げることにより、蓋部23に衛生用紙Pを保持する保持部36が形成されるようになっている。
本変形例では、保持部用ミシン目34は、保持部折れ線33の両端から保持部用折れ線33と対向する取出し口用ミシン目21に向かって広幅に伸びる略ハ字状となっている。
2,3,4 折れ線
5,7 長側面部
6 上面部
8 底面部
9,10 折れ線
11,12 短側面部
13,14 折れ線
15,16 折込み部
17 折れ線
18 糊代部
19 取出し口
20 取出し口用折れ線
21 取出し口用ミシン目
22 取出し口形成部
23 蓋部
24 長辺部
25 短側辺
26 短辺部
27 長側辺
28 孔形成用ミシン目
29 保持部
30 底上げ用ミシン目
31 底上げ用折れ線
32 底上げ部
33 保持部用折れ線
34 保持部用ミシン目
35 フラップ部
36 保持部
P 衛生用紙
C 中心
Claims (2)
- 上面部、底面部、一対の長側面部及び一対の短側面部を有する直方体状の紙製箱体内に、ポップアップ式に取り出せるように交互に折り畳まれて積層された衛生用紙が収納される衛生用紙収納箱であって、
前記上面部には、前記衛生用紙を取り出す取出し口が前記上面部の中心からいずれか一方の短側面部側に片寄った位置に設けられ、
前記取出し口は、直線状の取出し口用折れ線と、該取出し口用折れ線の両端に繋がる取出し口用ミシン目とで構成される取出し口形成部によって囲まれた蓋部を有し、
前記取出し口形成部は、前記取出し口用折れ線が前記上面部の中心に近い位置となるように配置されており、
前記取出し口用ミシン目を破断することにより、前記蓋部が前記取出し口用折れ線をヒンジとして前記取出し口を開閉自在に閉塞し、
前記取出し口形成部は、前記上面部の短側辺に沿って長い長方形状に形成されており、長方形状に形成された前記取出し口形成部の長辺部の長さは、前記上面部の短側辺の長さに対し55〜80%であり、前記取出し口形成部の短辺部の長さは、前記上面部の長側辺の長さに対し10〜20%となっており、また、前記取出し口形成部の長辺方向の中心線から前記取出し口形成部から離れた位置にある短側辺までの長さは、前記上面部の長側辺の長さに対して65〜85%となっていることを特徴とする衛生用紙収納箱。 - 前記蓋部には、両端が前記取出し口用折れ線と対向する位置の取出し口用ミシン目に繋がる孔形成用ミシン目が設けられており、前記孔形成用ミシン目を破断することにより、前記蓋部に前記衛生用紙を保持する保持部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の衛生用紙収納箱。
Priority Applications (1)
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JP2017108723A JP6907030B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 衛生用紙収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017108723A JP6907030B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 衛生用紙収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018203311A JP2018203311A (ja) | 2018-12-27 |
JP6907030B2 true JP6907030B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=64956232
Family Applications (1)
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JP2017108723A Active JP6907030B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 衛生用紙収納箱 |
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JP (1) | JP6907030B2 (ja) |
-
2017
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JP2018203311A (ja) | 2018-12-27 |
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