JP6907019B2 - 摩擦係数計測装置 - Google Patents
摩擦係数計測装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6907019B2 JP6907019B2 JP2017095722A JP2017095722A JP6907019B2 JP 6907019 B2 JP6907019 B2 JP 6907019B2 JP 2017095722 A JP2017095722 A JP 2017095722A JP 2017095722 A JP2017095722 A JP 2017095722A JP 6907019 B2 JP6907019 B2 JP 6907019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- road surface
- piece
- friction
- mounting bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 149
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 149
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 20
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 98
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 35
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 35
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N19/00—Investigating materials by mechanical methods
- G01N19/02—Measuring coefficient of friction between materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
この摩擦係数計測装置における路面摩擦測定用ゴム付き片は消耗品であり、路面との摩擦によりゴムが摩耗した場合には、その都度、交換する必要がある。
路面摩擦測定用ゴム付き片の交換に際しては、先ず、路面摩擦測定用ゴム付き片の一端に配置された取付用ボルトを摩擦係数計測装置本体から取り外す(螺合を解除する)。そして、ゴムの部分が摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片を新品(ゴムが摩耗していない路面摩擦測定用ゴム付き片)と交換し、取付用ボルトを摩擦係数計測装置本体に螺合して当該新品を摩擦係数計測装置本体に取り付ける。
さらに、路面摩擦測定用ゴム付き片を交換している際に、計測装置本体から取り外された取付用ボルトを落としてしまうことがある。上述した摩擦係数摩擦係数計測装置による摩擦係数の測定は夜間に行われる場合も多く、取付用ボルトを落としてしまうと発見することが困難である。
そのため、路面摩擦測定用ゴム付き片の交換作業の労力を軽減したいという要請が存在するが、その様な要請に応えることが出来る技術は未だに提案されていない。
路面摩擦測定用ゴム付き片(30)には取付用ボルト挿入用開口(30A)が形成されており、当該取付用ボルト挿入用開口(30A)は径寸法の異なる円を重ね合わせた形状であり、大径の円(30AA)の直径は取付用ボルト(31)のボルトヘッド直径よりも(僅かに)大きく、小径の円(30AB)の直径は取付用ボルト(31)のボルトヘッド直径よりも小さいがボルト軸部の直径よりは(僅かに)大きく設定されており、
取付用ボルト(31)の緩み止め用のスプリングワッシャ(32:既設のスプリングワッシャ)と取付用ボルト(31)のボルトヘッドとの間にゴム付き片落下防止用ワッシャ(33)が介装されており、ゴム付き片落下防止用ワッシャ(33)は円環状に形成されているが(円周方向について)切欠き(33A)が形成され且つ半径方向外方に突出した複数の突起(33B)が形成されており、前記切欠き(33A)の開口寸法(L1)は取付用ボルト(31)の軸部外径よりも(僅かに)小さく設定され、当該突起先端間の最大距離(L2)は路面摩擦測定用ゴム付き片(30)の取付用ボルト挿入用開口(30A)の大径よりも大きく設定されていることを特徴としている。
この場合は、(摩擦係数計測装置100、101を停止する機能を有する)電磁ブレーキ(42)を有することが好ましい。
一方、路面摩擦測定用ゴム付き片(30)の摩擦測定用ゴム(30B)が摩耗したならば、取付用ボルト(31)を摩擦係数計測装置本体から取り外さない範囲で緩め(螺合解除して)、摩擦測定用ゴム(30B)が摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片(30)を移動して、取付用ボルト(31)のボルトヘッドを取付用ボルト挿入用開口(30A)の大径の部分(30AA)に位置させる。その状態であれば、摩擦測定用ゴム(30B)が摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片(30)を摩擦係数計測装置本体から取り外すことが出来る。
一方、路面摩擦測定用ゴム付き片(50)の摩擦測定用ゴム(50B)が摩耗したならば、取付用ボルト(31)を摩擦係数計測装置本体から取り外さない範囲で緩め(螺合解除して)、摩擦測定用ゴム(50B)が摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片(50)を移動して、取付用ボルト(31)の軸部を路面摩擦測定用ゴム付き片(50)の取付用ボルト挿入用スリット(50A)から外す。こうして、摩擦測定用ゴム(50B)が摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片(50)を摩擦係数計測装置本体から取り外すことが出来る。
さらに、取付用ボルト(31)は摩擦係数計測装置本体に螺合した状態なので、摩擦係数計測装置本体から落下することは無く、夜間作業中であっても紛失する恐れは無い。
押し広げられた切欠き(33A)は弾性変形するので、取付用ボルト(31)の軸部(ボルト軸)を挿入した後、切欠き(33A)の開口は取付用ボルトの軸部(ボルト軸)の径寸法よりも僅かに小さい状態に復帰し、ゴム付き片落下防止用ワッシャ(33)の内周面は弾性反撥力により取付用ボルト(31)を締め付ける状態を保持する。そのため、ゴム付き片落下防止用ワッシャ(33)は取付用ボルト(31)から分離しない。
そして、ゴム付き片落下防止用ワッシャ(33)の突起(33B)における先端間の最大距離は路面摩擦測定用ゴム付き片(30)の取付用ボルト挿入用開口(30A)の大径よりも大きいので、路面摩擦測定用ゴム付き片(30)が落下しようとしても、当該突起(33B)が路面摩擦測定用ゴム付き片(30)の取付用ボルト挿入用開口(30A)に引っ掛かる。そのため、路面摩擦測定用ゴム付き片(30)が取付用ボルト(31)或いは摩擦係数計測装置本体から脱落或いは落下することは防止される。
或いは、作動中の摩擦係数計測装置(100、101)が人手により持ち上げられた場合も、傾斜計(41)により所定角度以上の傾斜が計測され、電磁ブレーキ(42)が作動して摩擦係数計測装置(100、101)は停止する。
これにより、摩擦係数計測装置(100、101)の安全性及び計測の正確性が担保される。
最初に図1、図2を参照して、本発明が適用される摩擦係数計測装置100、101について説明する。
図1において、全体を符号100、101で示す実施形態に係る摩擦係数計測装置は、摩擦測定部1と、回転駆動源である駆動部2を有している。摩擦測定部1は、モータ8により歯車6、7を介して、軸5、円盤状の本体15、回転体である円板17を回転する。図2で示す様に、本体15と円板17は、ばね16により本体15の接戦方向に連結されている。
図1で示す様に円板17には、案内板18と、半径方向にスライド可能なペンホルダー19が配置されており、図2で示す様に、ペンホルダー19はばね20により円板17に連結されている。ペンホルダー19の中心には、測定値を記録紙27に記録するペン21(図1)が設けられている。
本体15の下面には路面摩擦測定用ゴム付き片30、50(いわゆる「スライダー」)が同一円周上の例えば3箇所に取り付けられている。
これに伴い本体15とばね16を介して連係されて回転する円板17に対してもばね16を介して停止方向の加速度が作用するが、その際、本体15と円板17は、相互に、路面26と摩擦測定用ゴム30B、50B間の摩擦力の大きさに応じたねじれを生じる。そして、ばね16の弾性力と摩擦測定用ゴム30B、50Bに作用する摩擦力が均衡する相互位置で、本体15と円板17は同期して回転する。
摩擦係数計測装置100、101により、記録紙27上の筆跡により本体15と円板17との相対ねじれ角θ及びばね20の半径方向の変位量Sが記録すれば、記録されたねじれ角θと変位量Sから、摩擦係数μ及び測定速度Vを算出することが出来る。
図示の実施形態では、路面摩擦測定用ゴム付き片30、50の摩擦測定用ゴム30B、50Bの線速度Vとばね20の変位量Sの関係、摩擦係数μと相対ねじれ角θの関係を予め較正しておくことにより、路面26の摩擦係数μと相対速度Vを記録紙27上に自動的に記録することが出来て、一回の測定で高速度から低速度までの摩擦係数μの変化を求めることが出来る。
図2において符号Aで全体を示す部分は、路面摩擦測定用ゴム付き片30、50を摩擦係数計測装置100、101の円盤状の本体15に取り付ける箇所であり、取付箇所Aには取付用ボルト31が設けられている。
図3において、取付用ボルト31は、本体15(図1、図2参照:図3では図示せず)に固定されたホルダ35に螺合して、路面摩擦測定用ゴム付き片30、50(図3では図示せず)を(本体15に)取り付ける。図3において、符号36は、ホルダ35を本体15側に固定するビスを示す。
ホルダ35のゴム付き片取付部35Aの中心(図3(A)で左右方向の中心)にはネジ孔35C(図3(B))が形成され、ネジ孔35Cに取付用ボルト31を螺合するようになっている。ゴム付き片取付部35Aは、図3(B)に示す様に、ホルダ35の底面35D(本体15側への取付面:図3(B)では上下方向に延在)に対して傾斜している。
ゴム付き片保持用磁石34は、ホルダ35のゴム付き片取付部35Aに埋め込まれており、その形状は、図3(A)、(B)で示す様に円筒形状でも良いし、或いは、直方体形状(図示せず)であっても良い。
図4で示す様に、路面摩擦測定用ゴム付き片30の一端(図4(A)、(B)では下端)には摩擦測定用ゴム30Bが従来公知の態様(例えば接着、溶着等)により取り付けられており、路面摩擦測定用ゴム付き片30の他端(図4(A)、(B)では上端)近傍は本体15側への取付部となっている。
摩擦測定用ゴム30Bが摩耗すると、ゴム30Bが摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片30を新品(摩擦測定用ゴム30Bが摩耗していない路面摩擦測定用ゴム付き片30)と交換する。
図4(B)に示す様に、摩擦測定用ゴム30Bは、路面摩擦測定用ゴム付き片30の先端(ゴム30B側端部:図4(B)では下端)に向けて肉厚が漸増し、先端近傍は充分な肉厚を有している。
取付用ボルト挿入用開口30Aは径寸法の異なる円を重ね合わせた形状に構成されており、小径の円30ABが(図4(A)で)上方に配置され、大径の円30AAが(図4(A)で)下方に配置されている。
大径の円30AAの直径は取付用ボルト31のボルトヘッド直径よりも僅かに大きく設定されている。そして小径の円30ABの直径は、取付用ボルト31のボルトヘッド直径よりも小さいが、ボルト軸部の直径よりは僅かに大きく設定されている。
図5(A)で示す状態から、路面摩擦測定用ゴム付き片30を図5(A)の矢印B方向(図5(A)の下方)に移動し(引っ張り)、取付用ボルト31の軸部を、取付用ボルト挿入用開口30Aの小径の部分30AB(開口30Aの上方部分)に位置せしめる(図6の状態)。図6の状態で取付用ボルト31を締め付ければ、路面摩擦測定用ゴム付き片30はホルダ35を介して摩擦係数計測装置100の本体15に取り付けられる。
さらに、取付用ボルト31は本体15側に螺合した状態なので、取付用ボルト31を本体15側から落下することは無く、夜間作業中であっても取付用ボルト31を紛失する恐れは無い。
それに加えて、路面摩擦測定用ゴム付き片30はゴム付き片保持用磁石34により吸引されているので、本体15側から分離してしまうことが防止される。
また、路面摩擦測定用ゴム付き片30はホルダ35を介して摩擦係数計測装置100の本体15に取り付けられているので、ホルダ35のゴム付き片取付部35Aの底面35D(取付面)の傾斜を適宜設定することにより、摩擦測定用ゴム30Bと路面26との距離や、摩擦測定用ゴム30Bの路面26に対する接触角度を選択することが出来る。
図5、図6では明示されていないが、図示の第1実施形態では、取付用ボル31の緩み止め用のスプリングワッシャ32(既設スプリングワッシャ)が設けられている(図8参照)。
それに加えて図示の第1実施形態では、路面摩擦測定用ゴム付き片30が摩擦係数計測装置100の本体15側から脱落することを防止するため、図7、図8で示す様に、ゴム付き片落下防止用ワッシャ33が設けられている。
切欠き33Aの開口寸法L1は、取付用ボルト31の軸部外径よりも(僅かに)小さく設定され、対向する位置に設けられた2個の突起33Bの先端間の距離L2は、路面摩擦測定用ゴム付き片30の取付用ボルト挿入用開口30Aの大径部分30AA(図4(A)参照)の直径よりも大きく設定されている。
ゴム付き片落下防止用ワッシャ33の内周面の径は、既設スプリングワッシャ32の内周面の径と同一に設定されている。
図8において、取付用ボルト31のボルトヘッドと路面摩擦測定用ゴム付き片30との間に、ゴム付き片落下防止用ワッシャ33及び既設のスプリングワッシャ32が介装され、ゴム付き片落下防止用ワッシャ33は、既設のスプリングワッシャ32と取付用ボルト31のボルトヘッドの間に介装される。
取付用ボルト31の軸部(ボルト軸)を切欠き33Aから挿入した後、切欠き33A(図7)を拡径する方向に押圧することを止めれば、ゴム付き片落下防止用ワッシャ33の弾性反撥力により、切欠き33Aの開口は取付用ボルト31の軸部(ボルト軸)の径寸法よりも僅かに小さい状態に復帰する。その結果、ゴム付き片落下防止用ワッシャ33の内周面は弾性反撥力により取付用ボルト31を締め付ける状態を保持するので、取付用ボルト31から分離しない。
そのため、路面摩擦測定用ゴム付き片30は、取付用ボルト31から脱落或いは落下することは無い。
第2実施形態の摩擦係数計測装置101は、第1実施形態の摩擦係数計測装置100に対して路面摩擦測定用ゴム付き片50が異なっている。また第2実施形態の摩擦係数計測装置101は、第1実施形態におけるゴム付き片落下防止用ワッシャ33を有していない。
第1実施形態の場合と同様に、摩擦測定用ゴム50Bが摩耗すると、ゴム50Bが摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片50を新品(摩擦測定用ゴム50Bが摩耗していない路面摩擦測定用ゴム付き片50)と交換する。
取付用ボルト挿入用スリット50Aは、路面摩擦測定用ゴム付き片50の一側面(図9(A)では右側側面)から左方向の中心側には向かって形成されており、路面摩擦測定用ゴム付き片50の長手方向に対して垂直方向に形成されている。
ここで、取付用ボルト挿入用スリット50Aにおける挿入部50AAの幅寸法及び中央部50ABの径寸法は、共に取付用ボルト31のボルトヘッド直径よりも小さいがボルト軸部の直径よりは僅かに大きい寸法に設定されている。
路面摩擦測定用ゴム付き片50を取り付ける際には、図10で示す様に、路面摩擦測定用ゴム付き片50の取付用ボルト挿入用スリット50Aの挿入部50AA(の端部開口)から、取付用ボルト31の軸部を挿入する。この時、取付用ボルト31は、(本体15に固定された)ホルダ35から外れない程度に緩められた状態となっている。
図10の状態では、路面摩擦測定用ゴム付き片50の取付部側(ゴム50Bとは反対側)の端部近傍は、ホルダ35のゴム付き片取付部35Aに密着してはいない。
この状態で、取付用ボルト31(の軸部)は取付用ボルト挿入用スリット50Aにおける中央部50ABに位置決めされており、路面摩擦測定用ゴム付き片50の取付部側(ゴム50Bとは反対側)の端部近傍は、ホルダ35のゴム付き片取付部35Aに密着する(図11の状態)。
なお、図10、図11においても、第1実施形態と同様に、ゴム付き片保持用磁石34をホルダ35のゴム付き片取付部35Aに埋め込み、ゴム50B以外の部分が磁性体で構成された路面摩擦測定用ゴム付き片50がゴム付き片保持用磁石34により吸引されるので、路面摩擦測定用ゴム付き片50が本体15側から分離してしまうことが防止される。
こうして、摩擦測定用ゴム50Bが摩耗した路面摩擦測定用ゴム付き片50を摩擦係数計測装置本体101から取り外すことが出来る。
図9〜図11に示す第2実施形態のその他の構成、作用効果は、図1〜図8に示す第1実施形態と同様である。
図12において摩擦係数計測装置100、101には傾斜計41が設けられている。傾斜計41としては市販品(例えばNKKスイッチ株式会社製の商品名「DSシリーズ」)を使用することが出来る。
傾斜計41は摩擦係数計測装置100、101全体の傾斜を計測する機能を有している。傾斜計41の計測結果は、図示しない信号伝達ラインを介して電磁ブレーキ42に送出される。
図12において、符号8は摩擦測定部1を歯車6、7、軸5を介して回転させる駆動モータである。そして、摩擦測定部1の本体15の下面には、路面摩擦測定用ゴム付き片30、50が例えば3箇所に取り付けられている。
また電磁ブレーキ42は、作動中の摩擦係数計測装置100、101が人手により持ち上げられた場合も作動して、摩擦係数計測装置100、101を停止する機能を有している。
カウンター43に表示される回数は、摩擦係数計測装置100、101における路面摩擦測定用ゴム付き片30、50の摩擦測定用ゴム30B、50Bがどの程度摩耗しているかの指標となり、摩擦係数計測装置100、101の使用者が、路面摩擦測定用ゴム付き片30、50の交換のタイミングを把握することが出来る。
30A・・・取付用ボルト挿入用開口
30AA・・・(開口の)大径の円
30AB・・・(開口の)小径の円
31・・・取付用ボルト
32・・・緩み止め用のスプリングワッシャ(既設スプリングワッシャ)
33・・・ゴム付き片落下防止用ワッシャ
33A・・・切欠き
33B・・・突起
34・・・ゴム付き片保持用磁石
41・・・傾斜計
42・・・電磁ブレーキ
43・・・カウンター
44・・・衛星測位システム
45・・・路面温度計測装置
50A・・・取付用ボルト挿入用スリット
100、101・・・摩擦係数計測装置
Claims (6)
- 路面摩擦測定用ゴム付き片を有しており、当該路面摩擦測定用ゴム付き片を取り付ける取付用ボルトを備え、
路面摩擦測定用ゴム付き片には取付用ボルト挿入用開口が形成されており、取付用ボルト挿入用開口は径寸法の異なる円を重ね合わせた形状であり、大径の円の直径は取付用ボルトのボルトヘッド直径よりも大きく、小径の円の直径は取付用ボルトのボルトヘッド直径よりも小さいがボルト軸部の直径よりは大きく設定されており、
取付用ボルトの緩み止め用のスプリングワッシャと取付用ボルトのボルトヘッドとの間にゴム付き片落下防止用ワッシャが介装されており、ゴム付き片落下防止用ワッシャは円環状に形成されているが切欠きが形成され且つ半径方向外方に突出した複数の突起が形成されており、前記切欠きの開口寸法は取付用ボルトの軸部外径よりも小さく設定され、当該突起先端間の最大距離は路面摩擦測定用ゴム付き片の取付用ボルト挿入用開口の大径よりも大きく設定されていることを特徴とする摩擦係数計測装置。 - 路面摩擦測定用ゴム付き片が磁性体で構成されており、取付用ボルト近傍にゴム付き片保持用磁石を設けている請求項1の摩擦係数計測装置。
- 傾斜を計測する傾斜計を備える請求項1、2の何れかの摩擦係数計測装置。
- カウンターが設けられている請求項1〜3の何れか1項の摩擦係数計測装置。
- 衛星測位システムを有する請求項1〜4の何れか1項の摩擦係数計測装置。
- 路面温度を計測する路面温度計測装置を備える請求項1〜5の何れか1項の摩擦係数計測装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/801,758 US10545086B2 (en) | 2016-12-27 | 2017-11-02 | Friction coefficient measurement apparatus |
EP17203416.7A EP3346257B1 (en) | 2016-12-27 | 2017-11-23 | Friction coefficient measurement apparatuses |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016252341 | 2016-12-27 | ||
JP2016252341 | 2016-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018105842A JP2018105842A (ja) | 2018-07-05 |
JP6907019B2 true JP6907019B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=62787895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017095722A Active JP6907019B2 (ja) | 2016-12-27 | 2017-05-12 | 摩擦係数計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6907019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201800010292A1 (it) * | 2018-11-13 | 2020-05-13 | System Plast S R L | Sistema e procedimento di misurazione del coefficiente di attrito su un nastro scorrevole. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3488699B2 (ja) * | 2001-04-18 | 2004-01-19 | 社団法人北海道開発技術センター | 路面の滑り抵抗測定装置 |
JP3940613B2 (ja) * | 2002-02-12 | 2007-07-04 | ヒノデホールディングス株式会社 | 動摩擦係数測定装置 |
JP6153249B2 (ja) * | 2013-05-27 | 2017-06-28 | 株式会社アイホー | ミキサー装置 |
JP5932074B1 (ja) * | 2015-02-17 | 2016-06-08 | 東芝エレベータ株式会社 | フェッシャープレート |
-
2017
- 2017-05-12 JP JP2017095722A patent/JP6907019B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018105842A (ja) | 2018-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6907019B2 (ja) | 摩擦係数計測装置 | |
EP3346257B1 (en) | Friction coefficient measurement apparatuses | |
BR112019005469B1 (pt) | Dispositivo para fixar uma unidade eletrônica a um pneu, e, pneu | |
US8060968B2 (en) | Variable belt tensioner for drain cleaning devices | |
JP6950856B2 (ja) | 切削工具、切削システム、処理方法および処理プログラム | |
US5104056A (en) | Motor assembly | |
EP1691109A2 (en) | Integrated belt tensioning devices and associated methods | |
US9864328B2 (en) | Developer cartridge provided with gear including surface rotatable with gear | |
JP7142460B2 (ja) | すべり抵抗係数測定装置 | |
SE532128C2 (sv) | Mutterdragare med en kraftöverförande växel och rotationsavkännande organ, samt metod för fastställande växelns status | |
US6176636B1 (en) | Two-component bracket and drive washer combination for automatically setting an air gap | |
JP5862381B2 (ja) | 工作機械の機械剛性測定用起振ツール及び工作機械の機械剛性測定方法 | |
US20060242849A1 (en) | Tool for marking weight attachment location on wheel | |
JP2009143443A (ja) | ホイールの摩滅量測定方法及びホイールの摩滅量測定装置 | |
FI3786596T3 (fi) | Värähtelyntunnistusinstrumenttiasennelma ja menetelmä värähtelyntunnistusinstrumenttiasennelman asentamiseksi | |
KR200495206Y1 (ko) | 피싱 모터 라인 텐션기 | |
US20170276467A1 (en) | Clearance gage | |
US6561024B2 (en) | Method and apparatus for creating clearance between two points | |
JP2009006980A (ja) | タイヤ摩耗度確認構造 | |
CA2771511C (en) | Measurement apparatus and use thereof | |
KR20130025191A (ko) | 지중 매설물 표시장치 | |
US8555723B2 (en) | Defective wheel bearing detection device | |
JP5706985B1 (ja) | 車両用ホイールナットの緩み検出具 | |
JP6968038B2 (ja) | 回転検出装置 | |
JP2007198878A (ja) | 表示装置のケースへの装着方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20170616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170622 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210630 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6907019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |