JP6906389B2 - 延焼防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、延焼防止装置に関し、より詳細には、植物性屋根向けの延焼防止装置に関する。
茅葺屋根等の植物性屋根は、その材料の特性上、非常に燃焼し易いことが知られている。周囲で火災が発生した場合、その火災の飛び火が植物性屋根にかかると容易に延焼してしまう。この延焼を防止するために延焼防止装置が用いられている。
例えば、特許文献1には、延焼防止剤として水を使用し、植物性屋根を備える建物の外部に設置され、該建物の上部より上方に向けて放水すると共に搖動する放水装置を用いて水を散布することによって、該建物を覆うように山なりの放水幕を形成し、該建物の延焼を防止する延焼防止装置が記載されている。
特開平6−277309号公報
水は、比較的粘性が低いため植物性屋根に沿って流れ落ちたり、植物性屋根を構成する茅等の植物性屋根材の隙間から下方に流れ落ちたりしてしまうため、植物性屋根の表面に留め置くことが困難である。そのため、従来の延焼防止装置においては、延焼を防止している間、常に延焼防止剤である水を植物性屋根に向けて散布し、放水幕を形成し続ける必要があり、そのための大量の水を貯留することのできる貯水槽が必要であるという問題があった。建物のある場所によっては、この様な貯水槽を設けることが困難な場合すらある。
そこで、本発明は、従来よりも少量の延焼防止剤で延焼を防止することが可能な植物性屋根用の延焼防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、植物性屋根向け延焼防止装置であって、添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を略棒状に放出すると共に、左右方向に走査する放射ノズルと、を備え、該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に上方に走査することを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置である。
又、本発明は、植物性屋根向け延焼防止装置であって、添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を側面視略扇状に放出すると共に、左右方向に走査する放射ノズルと、を備え、該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に勢いが強くなる様に該延焼防止剤を放出することを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置である。
又、本発明は、植物性屋根向け延焼防止装置であって、添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を略棒状に放出すると共に、左右方向に走査する複数の放射部を有する放射ノズルと、を備え、該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に勢いが強くなる様に該延焼防止剤を放出すると共に、各該放射部の放射角度を調整可能な可動手段を設けたことを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置である。
尚、本発明は、前記放射ノズルを、前記軒先から前記棟へ向けて段階的に放出流量、放出圧力及び放出速度の少なくとも1つが大きくなる様に該延焼防止剤を放出することができるものとすることができる。又、本発明は、前記延焼防止剤を、チキソトロピー性を有しているものとすることが可能である。
本発明は、添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を、植物性屋根の内部まで浸透させることが可能であると共に該延焼防止剤は、自身の粘性によって、植物性屋根に留まることが可能であるため従来よりも少量の延焼防止剤で延焼防止が可能である。
本発明の第1乃至第3実施形態を示す略図であり、(a)側が常時の状態を、(b)側が作動時の状態を示す。 本発明の第1乃至第3実施形態を示す図であり、延焼防止装置の配置を示す俯瞰図である。 本発明の第1乃至第3実施形態を示す図であり、延焼防止剤の放出の様子を示す略図である。 本発明の第1乃至第3実施形態を示す図であり、(A)が第1実施形態における放射ノズルを示す図であり、(B)が第2実施形態における放射ノズルを示す図であり、(C)第3実施形態における放射ノズルを示す図である。
本発明の第1実施形態を図1乃至図3及び図4(A)に基づき説明する。先ず、延焼防止装置1の構成について説明する。延焼防止装置1は、薬剤容器2と、加圧装置3と、放射ノズル4とを備えており、延焼を防止する対象である植物性屋根Tを備えた建物Bの周囲に設置されている。本実施形態においては、延焼防止装置1は、植物性屋根Tの各面T,T,T,Tの各々に対向する位置に複数設けられていると共に各延焼防止装置1,1,1,1が連動して動作する様になっている。
薬剤容器2は、延焼防止剤Aを貯蔵するために設けられており、加圧装置3と接続されている。加圧装置3は、薬剤容器2内の延焼防止剤Aを加圧して押し出し、放射ノズル4より放出するために設けられている。本実施形態において、薬剤容器2及び加圧装置3は、地面Gに埋められている。
延焼防止剤Aは、添加剤によって粘度が高められており、少なくとも植物性屋根Tに散布された際に、植物性屋根Tに留まることができる程度の高い粘性を有している。延焼防止剤Aとしては、例えば、吸水性ポリマーを含有する公知のゲル消火剤等を適宜選択可能であるが、本実施形態の様にコロイド性含水ケイ酸塩(スメクタイト、ベントナイトやモンモリロナイト等の鉱物又はそれに類する無機高分子化合物)を含有するものが好適である。
本実施形態においては、延焼防止剤Aは、前記添加剤であるコロイド性含水ケイ酸塩を、水に分散させたものとなっており、コロイド性含水ケイ酸塩の性質によって、チキソトロピー性が付与されており、加圧装置3によって加圧され、放射ノズル4から放射される際にはゾル状の粘性の低い状態であり、植物性屋根Tに散布され静止した際にゲル化をすることで植物性屋根Tに留まることができる程度の高い粘性となるようになっている。
放射ノズル4は、延焼防止剤Aを植物性屋根Tに向けて放射するために設けられている。放射ノズル4は、延焼防止剤Aが加圧装置3によって加圧された際に、延焼防止剤Aを略棒状に放出可能となっており、平面視略扇状の放出範囲Sに対して延焼防止剤Aを放出できる様に、鉛直方向へと上下動可能且つ左右方向に走査可能に設けられていると共に加圧装置3が起動した際に、延焼防止剤Aの放射角度を調整するための可動手段(図示せず)を有している。本実施形態において、放射ノズル4は、起動ボタン5が設けられた収容箱6内に収納されている。
起動ボタン5は、加圧装置3を起動する起動手段として設けられている。本実施形態においては、何れかの起動ボタン5が押されることで、全ての加圧装置3が起動する様になっており、各延焼防止装置1,1,1,1の起動ボタン5は、有線によって接続されている。加圧装置3の起動手段は、任意のものを適宜選択することができ、無線によって各起動手段が連動する様にしてもよい。尚、起動ボタン5が押された際に、全ての加圧装置3を連動して起動させるか、任意の加圧装置3のみを起動させる様にするかは、必要に応じて、適宜選択可能である。又、収容箱6は、地面Gに半分埋められた状態で設けられている。
次に、延焼防止装置1を用いた延焼防止の手順について説明する。
(1)起動ボタン5を押し、加圧装置3を起動させる。加圧装置3の起動と並行して、放射ノズル4は、前記可動手段によって植物性屋根Tの方向へと向けられると共に所定の初期位置まで鉛直方向に移動する。この際、各延焼防止装置1,1,1,1が連動して動作をする。
(2)放射ノズル4は、左右を走査しながら、植物性屋根Tの軒先T1及びその近傍に延焼防止剤Aを棒状に放出し散布する。
(3)更に、放射ノズル4は、左右を走査しながら、前記可動手段によって、延焼防止剤Aの放射角度を変えることで、延焼防止剤A、延焼防止剤Aの順に放出を行い、軒先T1から棟T2に向けて段階的に上方に向けて走査をしていき、植物性屋根Tの略全体に亘って延焼防止剤Aを散布する。
(4)散布された延焼防止剤Aは、植物性屋根Tを構成する植物性屋根材間の隙間に浸透し、その場で静止する。静止した延焼防止剤Aは、自身のチキソトロピー性によって、ゲル化してその場に留まり、延焼防止装置1は、植物性屋根Tの略全面に亘って、延焼防止剤Aからなる防火層Pが段階的に形成される。
そのため、周囲の火災の飛び火が植物性屋根Tにかかったとしても防火層Pによって阻まれ、植物性屋根Tにまでは届かず、延焼を防止することが可能となる。ここで、延焼防止剤Aは、棒状に放出されることが重要となる。棒状に放出された延焼防止剤Aには勢いがあるため、風に煽られても霧散せずに目標へと届かせることが可能となると共に植物性屋根材間の隙間により確実に延焼防止剤Aを入り込ませることが可能となる。
又、延焼防止剤Aは、軒先T1から棟T2に向けて段階的に上方に放出されることも重要となる。仮に、延焼防止剤Aを、棟T2から軒先T1に向けて段階的に下方に放出した場合、植物性屋根材間の隙間が満杯になり溢れだした延焼防止剤Aは、植物性屋根Tに沿って流れ落ちることとなるが、流れ落ちた延焼防止剤Aが植物性屋根材間の隙間の蓋の様な役割をしてしまい後から放出された延焼防止剤Aが該間隙内に浸透するのを阻害してしまうため、延焼防止効果が損なわれるためである。
この際、延焼防止剤Aが、コロイド性含水ケイ酸塩を含有することが好適である。先ず、放射時には、ゾル化しており、低粘性の状態にあるため、高出力の加圧装置3を用いずとも延焼防止剤Aを放射することができる。
又、吸水性高分子を含有する延焼防止剤においては、該高分子が保持する水分が蒸発してしまうと、延焼防止効果が極端に低下するが、コロイド性含水ケイ酸塩そのものが不燃性であるため、周囲の熱で延焼防止剤Aの水分が蒸発してしまってもある程度の延焼防止効果が期待できる。
更に、植物性屋根Tを有する建物Bは、文化財であることが多いが、周囲の火災が鎮火された後に、コロイド性含水ケイ酸塩は、容易に水等によって洗い流すことができ、必要以上に文化財を傷めることを防止することが可能である。
従って、本実施形態においては、高い粘性を有している延焼防止剤Aを、植物性屋根Tを構成する植物性屋根材の間に、留めることができるので、従来よりも少量の延焼防止剤Aで植物性屋根Tの延焼を防止することが可能となっている。
本発明の第2実施形態について図1乃至3及び図4(B)に基づき説明する。第1実施形態との相違は、放射ノズル4の代わりに、側面視扇状に放出する放射ノズル7を採用した点である。他の構成については、同実施形態と同様であるので説明は省略する。
放射ノズル7は、延焼防止剤Aを側面視略扇状であって、平面視略棒状に放射可能になっており、放射ノズル7を、左右に走査することで、延焼防止装置1は、植物性屋根Tの面の略全面に亘って延焼防止剤Aを散布することが可能となっている。又、放射ノズル7は、延焼防止剤Aの放出流量の異なる複数の放出孔、例えば、近距離用放出孔7a、中距離用放出孔7b、遠距離用放出孔7cを備えている。延焼防止剤Aの放出流量は、近距離用放出孔7a、中距離用放出孔7b、遠距離用放出孔7cの順に多くなる様になっている。
側面視扇状に放射された延焼防止剤Aは、風によって煽られ易いため、ある程度勢いよく放出する必要があるが、植物性屋根Tは、通常、放射ノズル7から軒先T1までの距離と放射ノズル7から棟T2までの距離との間の差が大きいため、棟T2に届く様に延焼防止剤Aの勢いを調整すると、軒先T1に対しては勢いが強すぎることになり、軒先T1が破損する可能性がある。逆に、軒先T1が破損する可能性のない勢いに調整すると、延焼防止剤Aが棟T2に届かない可能性がある。
そのため、放射ノズル7は、延焼防止剤Aを、植物性屋根Tの軒先T1から棟T2へ向けて段階的に勢いが強くなる様に延焼防止剤Aを放出できる様になっている。本実施形態においては、近距離用放出孔7aより、植物性屋根Tの軒先T1及びその近傍に向かって放出された延焼防止剤A、中距離用放出孔7bより放出され、延焼防止剤Aと延焼防止剤Aの間に位置する延焼防止剤A、遠距離用放出孔7cより、植物性屋根Tの棟T2及びその近傍に向かって放出された延焼防止剤A、の順に放出流量を多くすることによって、植物性屋根Tの軒先T1から棟T2へ向けて段階的に延焼防止剤Aの勢いが強くなる様になっている。
尚、本実施形態の様に、植物性屋根Tの略全体に亘って一遍に延焼防止剤Aを放射することで、前述の延焼防止剤A自身が、延焼防止剤Aが植物性屋根Tに浸透することを阻害することを防止できると共に速やかに植物性屋根Tの略全体に亘って防火層Pを形成することができる様になっている。
本発明を、上記実施形態により説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(i)上記第2実施形態において、放射ノズル7に複数の放出孔7a,7b,7cを設けることで延焼防止剤Aの勢い(放出流量)を調整したが、本発明の第3実施形態(図1乃至3及び図4(C)を参照、他の構成については、第1及び第2実施形態と同様である)の様に放出流量の異なる複数の放射部、例えば、近距離放射部8a、中距離放射部8b及び遠距離放射部8cを有する放射ノズル8を設け、植物性屋根Tの軒先T1から棟T2に向けて段階的に延焼防止剤Aの勢い(放出流量)が強くなる様に調整してもよい。この際、放出ノズル8に放射部8a,8b,8cの放射角度を調整可能な可動手段(図示せず)を設けてもよい。可動手段を設けることにより、各放射部8a,8b,8cの放射角度を独立して調整できるので、植物性屋根Tの大きさや傾斜角に応じて、放射ノズル7を複数作成する必要がなく、様々な屋根に対応することが可能となる。
(ii)上記第2及び第3実施形態において、延焼防止剤Aの放出流量を調整することで、延焼防止剤Aの勢いを調整したが、複数の加圧装置(図示せず)を設ける等をし、延焼防止剤Aの放出圧力や放出速度を調整することで延焼防止剤Aの勢いを調整してもよい。
(iii)上記第1実施形態において、延焼防止剤Aの放射角度を変えることで、延焼防止剤A、延焼防止剤A、延焼防止剤Aと放出していったが、放射ノズル4の高さを変えて、延焼防止剤A、延焼防止剤A、延焼防止剤Aと放出する様にしてもよい。
1 延焼防止装置、2 薬剤容器、3 加圧装置、4 放射ノズル、5 起動ボタン、6 収容箱、7 放射ノズル、7a 近距離用放出孔、7b 中距離用放出孔、7c 遠距離用放出孔、8 放射ノズル、8a 近距離放射部、8b 中距離放射部、8c 遠距離放射部、A 延焼防止剤、B 建物、G 地面、P 防火層、S 放出範囲、T 植物性屋根、T1 軒先、T2 棟

Claims (5)

  1. 植物性屋根向け延焼防止装置であって、
    添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、
    該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、
    該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を略棒状に放出すると共に、左右方向に走査する放射ノズルと、を備え、
    該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に上方に走査することを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置。
  2. 植物性屋根向け延焼防止装置であって、
    添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、
    該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、
    該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を側面視略扇状に放出すると共に、左右方向に走査する放射ノズルと、を備え、
    該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に勢いが強くなる様に該延焼防止剤を放出することを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置。
  3. 植物性屋根向け延焼防止装置であって、
    添加剤によって粘度が高められた延焼防止剤を貯蔵する薬剤容器と、
    該薬剤容器内の該延焼防止剤を加圧して押し出す加圧装置と、
    該加圧装置によって該延焼防止剤が加圧された際に、該延焼防止剤を略棒状に放出すると共に、左右方向に走査する複数の放射部を有する放射ノズルと、を備え、
    該放射ノズルは、該植物性屋根の軒先から棟へ向けて段階的に勢いが強くなる様に該延焼防止剤を放出すると共に、各該放射部の放射角度を調整可能な可動手段を設けたことを特徴とする植物性屋根向け延焼防止装置。
  4. 前記放射ノズルは、前記軒先から前記棟へ向けて段階的に放出流量、放出圧力及び放出速度の少なくとも1つが大きくなる様に該延焼防止剤を放出することを特徴とする請求項2又は3に記載の植物性屋根向け延焼防止装置。
  5. 前記延焼防止剤は、チキソトロピー性を有していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の植物性屋根向け延焼防止装置。
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