JP6905917B2 - 空気入りタイヤ及びタイヤ加硫金型 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドウォール部のバットレス領域に複数の突起が設けられた空気入りタイヤと、その空気入りタイヤを加硫成形するためのタイヤ加硫金型に関する。
サイドウォール部のバットレス領域にタイヤ周方向に沿って複数の突起が設けられた空気入りタイヤが知られている。かかるタイヤは、例えば本出願人による特許文献1に開示されている。泥濘地や砂場などの悪路、または氷雪路を走行する場面では、この突起の剪断抵抗によりトラクションを発生して走行性能を向上できる。
また、バットレス領域に設けられた突起は、上記のようなタイヤの機能面だけでなく、タイヤの意匠面にも影響する。例えば、突起によってバットレス領域の立体感を増すことにより、タイヤ側面のデザイン性を高めることができる。但し、立体感が出るほどに突起を大きく突出させた場合には、ベアと呼ばれるゴム欠損に起因した成形不良を生じやすくなる。これは、突起の突出が大きくなるにつれて、その突起を成形するための金型の凹部にゴムが充填されにくくなるためである。
これに対し、突起成形用の凹部にベントホールを設定し、それによって突起の成形不良を抑制することが考えられる。かかる手法によれば、加硫成形時に凹部内の残留エアを減らしてゴムの流動性を高め、凹部へのゴムの充填を促進できる。しかし、その反面、ベントホールに侵入したゴムによってスピュー(ベントスピューとも呼ばれる)が成形されるため、加硫成形後には突起の表面から複数のスピューが乱雑に突出した状態となり、デザイン性が損なわれる恐れがあった。
特許文献2には、サイドウォール部にタイヤ周方向に沿って複数の突起が設けられた空気入りタイヤが記載されている。しかし、これは、悪路や氷雪路でトラクションを発生しうるバットレス領域の突起に関する技術ではなく、サイドウォール部の冷却効率を向上するためにタイヤ最大幅位置の周辺に設けられる突起に関する技術であり、タイヤ側面のデザイン性に関する上記の問題に対してその解決手段を示唆するものではない。
特開2013−82262号公報 特開2013−71669号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バットレス領域の突起の成形不良を抑制しつつ、スピューによるタイヤ側面のデザイン性の悪化を軽減できる空気入りタイヤと、その空気入りタイヤの加硫成形に用いられるタイヤ加硫金型を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明に係る空気入りタイヤは、一対のビード部と、前記ビード部からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール部と、一対の前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記サイドウォール部のバットレス領域にタイヤ周方向に沿って設けられた複数の突起と、前記突起の表面から突出している複数のスピューとを備え、前記突起の表面の周囲を形成する複数の辺の各々について、その辺からの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域を前記突起の表面に画定したときに、前記矩形区域の各々に少なくとも1つの前記スピューが設けられているものである。
この空気入りタイヤは、バットレス領域の突起の表面からスピューが突出したものであり、その加硫成形には、突起成形用の凹部の底面にベントホールが設けられた金型が用いられることから、バットレス領域の突起の成形不良を抑制できる。しかも、上記の如く矩形区域に設けられた複数のスピューによって突起の表面形状に沿ったスピュー群が形成され、そのスピュー群によって突起の表面の周囲が装飾されたような外観となるので、スピューによるタイヤ側面のデザイン性の悪化を軽減できる。
前記矩形区域に設けられた前記スピューの中心と、そのスピューに最も近い前記辺との間隔が1.3mm以上であることが好ましい。かかる構成によれば、突起の表面形状に沿ったスピュー群が突起の表面の周囲から適度に且つ略均等に離れるため、装飾効果が高められる。
前記突起の表面で最もタイヤ径方向外側に位置する前記スピューの突出量が最もタイヤ径方向内側に位置する前記スピューの突出量よりも大きいことが好ましい。このようにスピューの突出量を異ならせることにより、バットレス領域の突起の立体感を増してデザイン性を高めることができる。
前記突起の表面に線状の突条が設けられている構成であれば、突起成形用の凹部の底面に溝状のソーカットが設けられた金型が用いられるので、突起の成形不良を効果的に抑制できる。かかる場合には、前記辺に沿って延びた前記突条が前記スピュー同士を接続していることが好ましい。タイヤの加硫成形では、突起成形用の凹部の底面でベントホール同士がソーカットで接続された金型が用いられるので、突起の成形不良をより効果的に抑制できる。
本発明に係るタイヤ加硫金型は、キャビティにセットされたタイヤの外表面に接するタイヤ成形面と、前記タイヤ成形面のバットレス領域接触部にタイヤ周方向に沿って設けられた複数の凹部と、前記凹部の底面に設けられた複数のベントホールとを備え、前記凹部の底面の周囲を形成する複数の辺の各々について、その辺からの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域を前記凹部の底面に画定したときに、前記矩形区域の各々に少なくとも1つの前記ベントホールが設けられているものである。
このタイヤ加硫金型では、バットレス領域接触部の凹部の底面にベントホールが設けられていることにより、加硫成形時に凹部内の残留エアを減らして、凹部へのゴムの充填を促進し、バットレス領域の突起の成形不良を抑制できる。しかも、上記の如く矩形区域に設けられたベントホールで成形された複数のスピューによって突起の表面形状に沿ったスピュー群が形成され、加硫成形したタイヤでは、そのスピュー群によって突起の表面の周囲が装飾されたような外観となるので、スピューによるタイヤ側面のデザイン性の悪化を軽減できる。
前記矩形区域に設けられた前記ベントホールの中心と、そのベントホールに最も近い前記辺との間隔が1.3mm以上であることが好ましい。かかる構成によれば、加硫成形したタイヤにおいて、突起の表面形状に沿ったスピュー群が突起の表面の周囲から適度に且つ略均等に離れるため、装飾効果が高められる。
前記凹部の底面に溝状のソーカットが設けられている構成であれば、加硫成形時に凹部内の残留エアを効率よく減らして、突起の成形不良を効果的に抑制できる。かかる場合には、前記辺に沿って延びた前記ソーカットが前記ベントホール同士を接続していることが好ましい。かかる構成によれば、加硫成形時に凹部内の残留エアを更に効率よく減らして、突起の成形不良をより効果的に抑制できる。
本発明に係る空気入りタイヤの一例を概略的に示すタイヤ子午線半断面図 空気入りタイヤの外表面の展開図 バットレス領域の突起の一つを示す図 突起の表面の周囲を形成する辺の一つを示す拡大図 スピューの突出量を変化させた変形例を概略的に示す断面図 スピューの突出量を次第に変化させた変形例を概略的に示す断面図 スピューの直径を変化させた変形例を示す模式図 スピューの直径を次第に変化させた変形例を示す模式図 スピューの直径を変化させた変形例を示す模式図 突起の表面に突条が設けられた変形例を示す模式図 本発明に係るタイヤ加硫金型の一例を概略的に示す縦断面図 バットレス領域接触部の凹部の一つを示す図 凹部の底面にソーカットが設けられた変形例を概略的に示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る空気入りタイヤの一例を概略的に示すタイヤ子午線半断面図である。図2は、その空気入りタイヤの外表面を示す展開図である。図2では、タイヤ赤道TEからバットレス領域2Bまでを含んだ範囲Xを示している。
本実施形態では、空気入りタイヤTが、泥濘地や岩場を含む悪路での走行を目的としたオフロード用空気入りラジアルタイヤである例を示す。空気入りタイヤTは、一対のビード部1と、そのビード部1からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール部2と、一対のサイドウォール部2の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部3とを備える。ビード部1には、鋼線などの収束体をゴム被覆してなる環状のビードコア1aと、ビードコア1aのタイヤ径方向外側に配置されたビードフィラー1bとが埋設されている。
一対のビード部1の間には、カーカス4が設けられている。カーカス4は、全体としてトロイド状をなし、その端部がビードコア1aとビードフィラー1bを挟み込むようにして巻き上げられている。トレッド部3においてカーカス4のタイヤ径方向外側には、ベルト5が設けられている。ベルト5は、内外に積層された2枚のベルトプライで構成されている。ベルト5のタイヤ径方向外側には、ベルト補強材6が設けられている。タイヤTの内表面は、気密保持性に優れたインナーライナー7により形成されている。
カーカス4の巻き上げ部分のタイヤ幅方向外側には、サイドウォールゴム8が設けられている。サイドウォール部2の外表面は、主にサイドウォールゴム8により形成されている。ベルト補強材6のタイヤ径方向外側には、トレッドゴム9が設けられている。トレッド部3の外表面は、トレッドゴム9により形成されている。図1では図示を省略しているが、トレッドゴム9の表面には主溝91や横溝92を含む溝部が設けられ、それによってトレッドパターンが形成されている。タイヤTのトレッドパターンは、特に限定されるものではない。
この空気入りタイヤTは、サイドウォール部2のバットレス領域2Bにタイヤ周方向に沿って設けられた複数の突起10と、その突起10の表面10sから突出している複数のスピュー20とを備える。突起10は、タイヤTのプロファイルラインに沿ったサイドウォール部2の表面2sから隆起している。突起10は、タイヤ幅方向外側を向いた表面10sと、表面2sから立ち上がって表面10sに至る側面10t(図5参照)とを有する。突起10は、接地端CEとタイヤ最大幅位置13との間に配置されている。泥濘地や砂場などの悪路、または氷雪路を走行する場面では、この突起10の剪断抵抗によりトラクションを発生して走行性能を向上できる。
バットレス領域2Bは、サイドウォール部2のタイヤ径方向外側の領域、より詳しくはタイヤ最大幅位置13よりもタイヤ径方向外側の領域であって、平坦な舗装路での通常走行時には接地しない部分である。泥濘地や砂場、氷雪路のような軟弱路では、車両の重みによりタイヤが沈むため、バットレス領域2Bが擬似的に接地する。タイヤ最大幅位置13は、タイヤTのプロファイルラインがタイヤ幅方向においてタイヤ赤道TEから最も離れる位置である。プロファイルラインは、リムプロテクタなどの突起物を除いたサイドウォール部2の外表面となる輪郭線であり、通常、複数の円弧を滑らかに接続することで規定される子午線断面形状を持つ。
図2に示すトレッドパターンがタイヤ周方向に沿って繰り返されることにより、互いに間隔を設けて配置された多数の突起10によって環状の突起群が構成される。本実施形態では、バットレス領域2Bの突起10が2種の突起11,12を含むが、1種または3種以上の突起を含んでいてもよい。図2に示した展開図において、突起11,12は、いずれもタイヤ幅方向(図2の上下方向)長さがタイヤ周方向長さよりも大きい形状を有する。また、この展開図において、突起11,12は多角形状に形成されており、具体的には突起11が六角形状に形成され、突起12が十七角形状に形成されている。
スピュー20は、加硫成形時にベントホール60(図12参照)に侵入したゴムで成形された突起物である。スピュー20の突出量P20は、例えば1.0〜5.0mmである。突出量P20は、突起10の表面10sを基準として測定される。スピュー20の直径D20は、例えば1.3〜2.5mmである。直径D20は、突起10の表面10s上で測定される。スピュー20は、先端部を切除された切り株状の切除痕として存在しているが、これに限られず、先端部が切除されていない成形直後の形状でもよい。
図3は、図2の展開図から突起12を抽出して示しており、図4は、その突起12の辺12Aを拡大して示している。突起12の表面12aの周囲は、複数(本実施形態では十七本)の辺12A〜12Qで形成されている。複数の辺12A〜12Qのうち最も短い辺は、例えば4.0mm以上の長さを有する。矩形区域12aは、辺12Aからの距離Dが2.5mm以内の範囲となる区域であり、突起12の表面12sに向かって画定される。距離Dは、辺12Aに対して垂直方向の距離である。辺12Aについて矩形区域12aが画定されるのと同様に、辺12B〜12Qについて、それぞれ矩形区域12b〜12qが画定される。
図3に示すように、このタイヤTでは、突起12の表面12sの周囲を形成する複数の辺12A〜12Qの各々について、その辺12A〜12Qからの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域12a〜12qを突起12の表面12sに画定したときに、矩形区域12a〜12qの各々に少なくとも1つのスピュー20が設けられている。これにより、突起12の表面形状に沿ったスピュー群が形成され、そのスピュー群によって突起12の表面12sの周囲が装飾されたような外観となるので、スピュー20によるタイヤ側面のデザイン性の悪化を軽減できる。
複数の矩形区域が重複した箇所にスピュー20が設けられている場合は、その矩形区域の各々にそのスピュー20が設けられているものとする。例えば、図3では、矩形区域12fと矩形区域12gとが重複した箇所にスピュー20が設けられており、この場合は、矩形区域12fと矩形区域12gの各々にそのスピュー20が設けられているものとする。本実施形態では、表面12sの中央部などにもスピュー20が設けられている。このように矩形区域12a〜12qから外れた場所にスピューが成形されていても構わないが、それらは突起12の表面形状に沿ったスピュー群を構成するものではない。
上述のような装飾効果を奏するスピュー群は、突起11にも形成されている。即ち、突起11の表面の周囲を形成する複数の辺の各々について、その辺からの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域を突起11の表面に画定したときに、その矩形区域の各々に少なくとも1つのスピュー20が設けられている。本明細書において、突起12のスピュー20について説明した事項は、突起11に成形されたスピュー20にも適用することができる。
矩形区域に設けられたスピュー20は、そのスピュー20の少なくとも一部が矩形区域内にあればよいが、そのスピュー20の中心が矩形区域内にあることが好ましい。また、矩形区域に設けられたスピュー20の中心と、そのスピュー20に最も近い辺との間隔G1(図4参照)は、1.3mm以上であることが好ましい。これにより、突起12の表面形状に沿ったスピュー群が突起12の表面12sの周囲から適度に且つ略均等に離れるため、装飾効果が高められる。突起12の表面形状に沿ったスピュー群を構成するスピュー20の各々において、間隔G1が一律(例えば、1.5mmで一定)に設定されていると、装飾効果が更に高められる。
上記のような装飾効果を奏するスピュー群が形成される突起10では、その表面10sの周囲を形成する辺の数が6以上であることが好ましく、8以上であることがより好ましい。また、装飾効果を奏するスピュー群が形成される突起10の突出量P10(図5参照)は5mm以上が好ましく、8mm以上がより好ましい。突出量P10がタイヤ径方向に沿って変化する場合は、その最大値が上記範囲にあることが好ましい。スピュー群による装飾効果を高めるうえで、長さが4.0mmを超える辺について画定された矩形区域には、2つ以上のスピュー20が設けられていることが好ましい。
本実施形態では、突起12の表面形状に沿ったスピュー群において、スピュー20の突出量P20が一律に設定されている。但し、突出量P20を変化させてもよく、例えば、図5のように、突起12の表面12sで最もタイヤ径方向外側に位置するスピュー20の突出量P20を、最もタイヤ径方向内側に位置するスピュー20の突出量P20よりも大きくすることが考えられる。これにより、突起10の立体感を増してデザイン性を高めることができる。突起10の突出量P10がタイヤ径方向外側に向かって大きくなる場合は、より大きい改善効果が得られる。図6は、タイヤ径方向外側に向かって突出量P20が次第に大きくなる例であり、同じく突起10の立体感を増すことができる。突出量P20は、スピュー20の先端部を切除する工程で調整できる。
本実施形態では、突起12の表面形状に沿ったスピュー群において、スピュー20の直径D20が一律に設定されている。但し、直径D20を変化させてもよく、例えば、図7のように、突起12の表面12sで最もタイヤ径方向外側に位置するスピュー20の直径D20を、最もタイヤ径方向内側に位置するスピュー20の直径D20よりも大きくすることが考えられる。或いは、図8のように、タイヤ径方向外側に向かって直径D20を次第に大きくすることが考えられる。これにより、突起10の立体感を増してデザイン性を高めることができる。突起10の形状によっては、図9のように相対的に大径のスピュー20と相対的に小径のスピュー20とを交互に配置するなどしても構わない。これらの構成は、上述した突出量P20を変化させる構成と組み合わせて用いることもできる。
図10は、突起12の表面12sに線状の突条30が設けられている例を示す。突条30は、突起12の表面12sから隆起している。突条30は、後述する突起成形用の凹部50の底面に設けられた溝状のソーカット70(図13参照)によって成形される。ソーカット70を備えた金型が用いられることにより、突起の成形不良を効果的に抑制できる。突条30の断面形状としては、半円形状、三角形状、台形状などが例示される。突条30は、突起12の表面12sの周囲を形成する辺(辺12A〜12Q)から離れており、その間隔G2は1.3mm以上であることが好ましい。
図10の例では、突起12の表面12sの周囲を形成する複数の辺の各々に沿って延びた突条30がスピュー20同士を接続している。かかる構成によれば、突起12の表面形状に沿ったスピュー群と突条30とで突起12の表面12sの周囲が装飾されたような外観となり、装飾効果が高められる。また、ソーカット70によってベントホール60同士が接続されるため、加硫成形時に凹部50内の残留エアを効率よく減らして、突起10の成形不良をより効果的に抑制できる。
突条30は、スピュー20に接続されていなくてもよい。したがって、図10で示した突条30の両端がスピュー20から離れている構成でもよい。また、図10の例では、突条30がその近くの辺に沿って延びているが、これに限られない。例えば、矩形区域12eに設けられたスピュー20と矩形区域12hに設けられたスピュー20とを接続するように延びる突条30があっても構わない。本実施形態では、突条30が直線状またはV字状に延びているが、これに限られず、例えば曲線状やジグザグ線状に延びていてもよい。
本実施形態では、上記の如きスピュー20の配置、即ち突起10の表面形状に沿ったスピュー群の形成が、バットレス領域2Bに設けられた全ての突起10に対して採用されている。
上述のようなバットレス領域2Bの構成は、少なくとも片側のサイドウォール部2に適用されていればよいが、両側のサイドウォール部2に適用されていることが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、バットレス領域の突起の表面に上記の如くスピューを設けたこと以外は、通常の空気入りタイヤと同等に構成できる。したがって、空気入りタイヤに関する従来公知の材料、形状、構造、製法などは、いずれも本発明に採用できる。
次に、この空気入りタイヤTを加硫成形するためのタイヤ加硫金型について説明する。図11は、タイヤ子午線断面に沿ったタイヤ加硫金型40の断面を示しており、このタイヤ加硫金型40は型閉め状態にある。タイヤは、タイヤ幅方向を上下に向けてセットされる。図11において、左方向はタイヤ径方向外側、右方向はタイヤ径方向内側である。タイヤ加硫金型40は、キャビティ48にセットされたタイヤの外表面に接するタイヤ成形面41を備える。
本実施形態のタイヤ加硫金型40は、タイヤのトレッド部を成形するトレッド型部42と、タイヤのサイドウォール部を成形するサイド型部43,44と、タイヤのビード部が嵌合される一対のビードリング45とを備える。タイヤ成形面41は、主にトレッド型部42の内周面とサイド型部43,44の内周面とで形成される。タイヤ成形面41には、タイヤ径方向内側に向けて突出した骨部46が設けられており、これによって主溝91や横溝92などの溝部が成形される。バットレス領域接触部47は、タイヤのバットレス領域2Bに接する部分である。
タイヤ成形面41において、図1で示した範囲Xに接触する部分の形状は、図2の展開図を反転させたものに相当する。この金型40は、タイヤ成形面41のバットレス領域接触部47にタイヤ周方向に沿って設けられた複数の凹部と、その凹部の底面に設けられた複数のベントホールとを備える。図12は、突起12を成形するための凹部50を示す。凹部50は、タイヤ幅方向外側を向いた底面50sを有する。底面50sには、複数のベントホール60が設けられている。ベントホール60は、タイヤ成形面41に形成された穿孔であるが、これにベントピースと呼ばれる筒状体が装着されていても構わない。
この金型40では、凹部50の底面50sの周囲を形成する複数の辺50A〜50Qの各々について、その辺50A〜50Qからの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域50a〜50qを凹部50の底面50sに画定したときに、矩形区域50a〜50qの各々に少なくとも1つのベントホール60が設けられている。この凹部50に充填されたゴムによって突起12が成形され、ベントホール60に侵入したゴムによってスピュー20が成形される。したがって、この金型40を用いて加硫成形されたタイヤでは、バットレス領域の突起の表面形状に沿ったスピュー群が形成され、そのスピュー群によって突起の表面の周囲が装飾されたような外観となるため、スピューによるタイヤ側面のデザイン性の悪化を軽減できる。
矩形区域に設けられたベントホール60は、そのベントホール60の少なくとも一部が矩形区域内にあればよいが、そのベントホール60の中心が矩形区域内にあることが好ましい。また、矩形区域に設けられたベントホール60の中心と、そのベントホール60に最も近い辺との間隔が1.3mm以上であることが好ましい。矩形区域に設けられた複数のベントホール60の各々において、上記の間隔が一律(例えば、1.5mmで一定)に設定されていると、装飾効果が更に高められる。
図13は、凹部50の底面50sに溝状のソーカット70が設けられている例を示す。ソーカット70は、加硫成形時にエアの流路となって、ベントホール60とともに凹部50内の残留エアを低減するのに寄与する。ソーカット70は、凹部50の底面50sの周囲を形成する複数の辺(辺50A〜50Q)から離れており、その間隔G3は1.3mm以上であることが好ましい。ソーカット70は、凹部50の底面50sの周囲を形成する複数の辺の各々に沿って延び、ベントホール60同士を接続している。
金型40のバットレス領域接触部47に設けられる突起成形用の凹部の形状は、タイヤのバットレス領域に設けられる突起の形状に対応したものとなり、凹部に関する詳しい構成や好ましい構成、変形例などは、突起に関して既に説明した内容と同様であるため、その他の重複した説明を省略する。同様に、ベントホール及びソーカットについても、それぞれスピュー及び突条に関して説明した内容を参照できるため、重複した説明を省略する。
本発明のタイヤ加硫金型は、タイヤ成形面のバットレス領域接触部の凹部の底面に上記の如くベントホールを設けたこと以外は、通常のタイヤ加硫金型と同等に構成できる。したがって、タイヤ加硫金型に関する従来公知の材料、形状、構造、製法などは、いずれも本発明に採用できる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 ビード部
2 サイドウォール部
2B バットレス領域
3 トレッド部
10 突起
10s 表面
11 突起
12 突起
12A〜12Q 辺
12a〜12q 矩形区域
12s 表面
20 スピュー
30 突条
40 タイヤ加硫金型
41 タイヤ成形面
47 バットレス領域接触部
50 凹部
50A〜50Q 辺
50a〜50q 矩形区域
50s 底面
60 ベントホール
70 ソーカット

Claims (9)

  1. 一対のビード部と、前記ビード部からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール部と、一対の前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記サイドウォール部のバットレス領域にタイヤ周方向に沿って設けられた複数の突起と、前記突起の表面から突出している複数のスピューとを備え、
    前記突起の表面の周囲を形成する複数の辺の各々について、その辺からの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域を前記突起の表面に画定したときに、前記矩形区域の各々に少なくとも1つの前記スピューが設けられている空気入りタイヤ。
  2. 前記矩形区域に設けられた前記スピューの中心と、そのスピューに最も近い前記辺との間隔が1.3mm以上である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記突起の表面で最もタイヤ径方向外側に位置する前記スピューの突出量が最もタイヤ径方向内側に位置する前記スピューの突出量よりも大きい請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起の表面に線状の突条が設けられている請求項1〜3いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記辺に沿って延びた前記突条が前記スピュー同士を接続している請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. キャビティにセットされたタイヤの外表面に接するタイヤ成形面と、前記タイヤ成形面のバットレス領域接触部にタイヤ周方向に沿って設けられた複数の凹部と、前記凹部の底面に設けられた複数のベントホールとを備え、
    前記凹部の底面の周囲を形成する複数の辺の各々について、その辺からの距離が2.5mm以内の範囲となる矩形区域を前記凹部の底面に画定したときに、前記矩形区域の各々に少なくとも1つの前記ベントホールが設けられているタイヤ加硫金型。
  7. 前記矩形区域に設けられた前記ベントホールの中心と、そのベントホールに最も近い前記辺との間隔が1.3mm以上である請求項6に記載のタイヤ加硫金型。
  8. 前記凹部の底面に溝状のソーカットが設けられている請求項6または7に記載のタイヤ加硫金型。
  9. 前記辺に沿って延びた前記ソーカットが前記ベントホール同士を接続している請求項8に記載のタイヤ加硫金型。
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