JP6905341B2 - 操作システム、ゲームシステムおよびゲームコントローラ - Google Patents

操作システム、ゲームシステムおよびゲームコントローラ Download PDF

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Description

本開示は、操作システム、ゲームシステムおよびゲームコントローラの処理に関する。
従来より、装置が、当該装置に接続された接続機器を識別する方式の1つとして当該接続機器の識別情報を利用する方式が提案されている。
特許文献1には、アダプタが、UART通信を利用して家電機器との間で通信して、当該家電機器の識別コードを取得することが示されている。
しかしながら、装置が通信等を用いて接続機器を識別する場合には処理が複雑となり、時間もかかるという課題がある。
特開2005−275971号公報
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、簡易な方式で接続機器を識別することが可能な操作システム、ゲームシステムおよびゲームコントローラを提供することを目的とする。
ある局面に従う操作システムは、ゲームコントローラと当該ゲームコントローラと接続する接続機器とを含む操作システムであって、接続機器は、ゲームコントローラに電力を供給するための第1バッテリと、ゲームコントローラと電気的に接続する第1端子と、第1端子と接続される抵抗とを有する。ゲームコントローラは、制御回路と、制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、接続機器と電気的に接続する第2端子と、第1端子と第2端子とが接続された場合に、抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、制御回路に第2バッテリから電力が供給されている場合に、判別部により判別された機器が接続機器であるときには、制御回路に電力を供給するために第2バッテリから第1バッテリに切り替える切替部とを有する。
電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別することが可能であるため簡易な方式で接続機器を識別することが可能である。
好ましくは、接続機器は、判別部の判別結果に従って発光する発光部を有してもよい。
発光部を設けることにより接続機器の接続を簡易に確認することが可能である。
好ましくは、ゲームコントローラは、判別部により判別された機器が接続機器である場合に、発光部を発光させる制御を行なう発光制御部を有してもよい。
発光制御部により発光部の発光を制御できるため接続機器の接続を簡易に通知することが可能である。
好ましくは、第2バッテリは、切替部による第2バッテリから第1バッテリへの切り替えに従って、第1バッテリからの電力の供給により充電可能に設けられてもよい。発光制御部は、第2バッテリの充電状態が所定レベル以上であるか否かを判断し、第2バッテリの充電状態が所定レベル以上ではないと判断した場合に、発光部を発光させてもよい。
充電状態に従って発光部を制御するため接続機器の接続による充電状態を簡易に確認することが可能である。
好ましくは、操作システムは、接続機器とは異なる他の接続機器を含む。他の接続機器は、マイコンと、ゲームコントローラと電気的に接続する第3端子と、第3端子を介してマイコンからゲームコントローラに対して自身の識別情報を送信する機器通信部とをさらに有してもよい。ゲームコントローラの判別部は、送信された識別情報および電圧検出部で検出された電圧値のいずれかに基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別してもよい。
ゲームコントローラは、マイコンからの識別情報を取得することが可能であるため、マイコンが内蔵された接続機器であることを容易に判別することが可能である。
ある局面に従うゲームコントローラと、当該ゲームコントローラと接続する接続機器と、本体装置とを含むゲームシステムであって、接続機器は、ゲームコントローラに電力を供給するための第1バッテリと、ゲームコントローラと電気的に接続する第1端子と、第1端子と接続される抵抗とを有する。ゲームコントローラは、制御回路と、制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、接続機器と電気的に接続する第2端子と、第1端子と第2端子とが接続された場合に、抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、制御回路に第2バッテリから電力が供給されている場合に、判別部により判別された機器が接続機器であるときには、制御回路に電力を供給するために第2バッテリから第1バッテリに切り替える切替部と、判別部の判別結果を本体装置に送信する通信部とを有する。
ゲームコントローラの電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を簡易な方式で接続機器を判別することが可能である。また、当該判別結果を本体装置に送信するため、本体装置は、簡易な方式で接続機器を認識することが可能である。
好ましくは、本体装置は、判別部の判別結果に基づいて情報処理を実行する情報処理部を有してもよい。
本体装置において、判別結果に基づく情報処理を実行することにより接続機器に応じた適切な情報処理を実行することが可能である。
好ましくは、情報処理部は、判別部の判別結果に基づいて判別されたゲームコントローラに接続された機器に関連する情報を表示装置に表示させてもよい。
ゲームコントローラに接続された機器に関連する情報を表示することによりユーザビリティを向上させることが可能である。
好ましくは、通信部は、判別部の判別結果を無線通信により本体装置に送信してもよい。
無線通信により本体装置に判別結果を送信することにより情報の授受を簡易な方式で実行することが可能である。
別の局面に従う電力を供給可能な第1バッテリと、第1バッテリから電力を供給するための第1端子とを有する接続機器と接続可能なゲームコントローラであって、制御回路と、制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、接続機器と電気的に接続するための第2端子と、第1端子と第2端子とが接続された場合に、接続機器に設けられた抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、制御回路に第2バッテリから電力が供給されている場合に、判別部により判別された機器が接続機器であるときには、制御回路に電力を供給するために第2バッテリから第1バッテリに切り替える切替部とを備える。
電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、ゲームコントローラに接続された機器を判別することが可能であるため簡易な方式で接続機器を識別することが可能である。
好ましくは、ゲームコントローラは、判別部により判別された機器が接続機器である場合に、接続機器に設けられた発光部を発光させる制御を行なう発光制御部をさらに備えてもよい。
発光部を設けることにより接続機器の接続を簡易に確認することが可能である。
好ましくは、第2バッテリは、切替部による第2バッテリから第1バッテリへの切り替えに従って、第1バッテリからの電力の供給により充電可能に設けられてもよい。発光制御部は、第2バッテリの充電状態が所定レベル以上であるか否かを判断し、判別部により判別された機器が接続機器であり、第2バッテリの充電状態が所定レベル以上で無いと判断した場合に、発光部を発光させる制御を行なってもよい。
発光制御部は、充電状態に基づいて発光部を制御するため充電状態の有無を容易に判断することが可能である。
好ましくは、ゲームコントローラは、判別部の判別結果を本体装置に送信する通信部をさらに備えてもよい。
判別部の判別結果を本体装置に送信するため、本体装置は、簡易な方式で接続機器を認識することが可能である。
好ましくは、通信部は、判別部の判別結果に基づく本体装置からの指示を受信してもよい。ゲームコントローラは、受信した本体装置からの指示に従って所定処理を実行する処理実行部をさらに備えてもよい。
判別部の判別結果に従って本体装置からの指示により所定処理を実行することが可能であるためユーザビリティを向上させることが可能である。
好ましくは、ゲームコントローラは、接続機器を識別するための識別情報と電圧値とを対応させたテーブルを記憶する記憶部をさらに備えてもよい。判別部は、電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、記憶部に記憶されたテーブルを参照して、ゲームコントローラに接続された機器を判別してもよい。
テーブルを用いることにより複数種類の接続機器を簡易な方式で識別することが可能である。
本開示の操作システムおよびゲームコントローラは、簡易な方式で接続機器を識別することが可能である。
本実施形態に基づくゲーム装置1の外観を示す模式図である。 本実施形態に基づくゲーム装置1の別態様の外観を示す模式図である。 本実施形態に基づく本体装置2を示す六面図である。 本実施形態に基づく左コントローラ3を示す六面図である。 本実施形態に基づく右コントローラ4を示す六面図である。 本実施形態に基づくゲーム装置1をクレードルとともに使用する場合の外観を示す模式図である。 本実施形態に基づく本体装置2の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に基づく左コントローラ3および右コントローラ4の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に基づくコントローラと接続可能な拡張バッテリ200を説明する図である。 実施形態に基づく左コントローラ3および拡張バッテリ200の回路構成を説明する図である。 実施形態に基づく拡張グリップ300の外観構成図である。 実施形態に基づくコントローラと接続可能な試遊台拡張バッテリ400を説明する図である。 実施形態に基づく複数のコントローラと接続可能な固定拡張バッテリ500を説明する図である。 実施形態に基づく判別部120が利用する判別テーブルを説明する図である。
この実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[A.情報処理システム]
本実施形態に基づく情報処理システムに係る装置構成について説明する。本実施形態に基づく情報処理システムは、少なくとも以下に説明する情報処理装置によって構成される。
例えば、情報処理装置は、携帯型ゲーム装置、携帯電話、あるいはスマートフォン等といった、携帯型(可搬型とも言う)の装置であってもよいし、パーソナルコンピュータや家庭用ゲーム機等といった据置型の装置であってもよいし、業務用のアーケードゲーム装置のような大型の装置であってもよい。本例においては、一例として情報処理装置の一例としてゲーム装置について説明する。また、本例においては、操作装置の一例としてゲーム装置に対して設けられたゲームコントローラについて説明するが、特にゲームコントローラに限られず、情報処理装置に対して操作データを送信することが可能な入力デバイスであればどのような操作装置であっても良い。
(a1:ゲーム装置の全体構成)
図1は、本実施形態に基づくゲーム装置1の外観を示す模式図である。
図1に示すように、ゲーム装置1は、本体装置2と、左コントローラ3と、右コントローラ4とを含む。本体装置2は、表示部の一例としてのディスプレイ12を有しており、ゲーム装置1でのゲーム処理を含む各種処理を実行する。
図2は、本実施形態に基づくゲーム装置1の別態様の外観を示す模式図である。
図2に示すように、左コントローラ3および右コントローラ4は、本体装置2から分離可能に構成されてもよい。このとき、左コントローラ3および右コントローラ4を一体的に構成してもよいし、左コントローラ3および右コントローラ4をそれぞれ分離した装置として構成してもよい。このように、操作部に相当する左コントローラ3および右コントローラ4は、本体装置2とは分離して構成されてもよい。
左コントローラ3は、本体装置2の左側(図1に示すx軸正方向側)に装着することができる。右コントローラ4は、本体装置2の右側(図1に示すx軸負方向側)に装着することができる。なお、以下の説明において、左コントローラ3および右コントローラ4を「コントローラ」と総称することがある。以下、本体装置2、左コントローラ3および右コントローラ4のより具体的な構成例について説明する。
(a2:本体装置の構造)
図3は、本実施形態に基づく本体装置2を示す六面図である。
図3を参照して、本体装置2は、略板状のハウジング11を有している。
ハウジング11の主面(すなわち、おもて側の面、あるいは、ディスプレイ12が設けられる面)は、大略的には矩形形状になっている。ハウジング11は、横長の形状を有しており、以下の説明においては、その主面の長手方向(すなわち、図1に示すx軸方向)を横方向(あるいは、左右方向)と称し、その主面の短手方向(すなわち、図1に示すy軸方向)を縦方向(あるいは、上下方向)と称する。ハウジング11の主面に垂直な方向(すなわち、図1に示すz軸方向)を奥行き方向(あるいは、前後方向)と称する。
但し、本体装置2は、ユーザが把持したときにその主面が横長になる向きで使用することも可能であるし、その主面が縦長になる向きで使用することも可能である。したがって、横方向および縦方向といった名称付けは、説明の便宜上のものである。
ハウジング11の形状および大きさは任意に設計できる。例えば、別の実施形態として、ハウジング11に対して、ユーザが把持しやすくするための突起部やグリップ部を付加するようにしてもよい。
(1)ハウジング11の主面上に設けられる部材
図1〜3に示すように、本体装置2のハウジング11の主面には、ディスプレイ12が設けられる。ディスプレイ12は、本体装置2が取得または生成した画像(静止画であってもよいし、動画像であってもよい)を表示する。ゲーム処理が実行される場合、ディスプレイ12は、仮想空間および仮想空間内のオブジェクトを表示する。典型的には、ディスプレイ12は、液晶表示装置(LCD)で構成されるが、任意の種類の表示装置を採用できる。
ディスプレイ12の画面上にはタッチパネル13が設けられる。典型的には、タッチパネル13は、マルチタッチ入力が可能な方式(例えば、静電容量方式)のデバイスが採用される。但し、タッチパネル13としては、例えば、シングルタッチ入力が可能な方式(例えば、抵抗膜方式)のデバイスといった、任意の種類のデバイスを採用できる。
本体装置2のハウジング11の主面には、スピーカ孔11aおよび11bが形成されており、ハウジング11の内部に配置されるスピーカ(図7に示すスピーカ88)から発生された音がスピーカ孔11aおよび11bから出力される。
本体装置2には2つのスピーカが設けられており、左スピーカおよび右スピーカのそれぞれの位置に対応付けてスピーカ孔11aおよび11bが形成されている。すなわち、スピーカ孔11aは、左スピーカに対応付けてディスプレイ12の左側に形成され、スピーカ孔11bは、右スピーカに対応付けてディスプレイ12の右側に形成される。
なお、スピーカ孔11aおよび11bの位置、形状、および数は任意に設計できる。例えば、別の実施形態として、スピーカ孔11aおよび11bをハウジング11の側面または背面に形成してもよい。
(2)ハウジング11の左側面に設けられる部材
ハウジング11の左側面には、左コントローラ3を本体装置2に着脱可能に装着するための部材である左レール部材15が設けられる。左レール部材15は、ハウジング11の左側面において、上下方向に沿って延びる。左レール部材15は、左コントローラ3のスライダ(図4に示すスライダ40)と係合可能な形状を有している。左レール部材15とスライダ40とによってスライド機構が形成される。このようなスライド機構によって、左コントローラ3を本体装置2に対してスライド可能かつ着脱可能に装着することができる。
ハウジング11の左側面には、左側端子17が設けられる。左側端子17は、本体装置2と左コントローラ3との間で有線通信を行なうための端子である。左側端子17は、左コントローラ3が本体装置2に装着された場合に、左コントローラ3の端子(図4に示す端子42)と接触する位置に設けられる。左側端子17は、左コントローラ3が本体装置2に装着された状態で、本体装置2の左側端子と左コントローラ3の端子とが接する任意の位置に配置すればよい。一例として、図3に示すように、左側端子17は左レール部材15の下側端部付近に設けられる。
(3)ハウジング11の右側面に設けられる部材
図3に示すように、ハウジング11の右側面には、左側面に設けられる構成と同様の構成が設けられる。すなわち、ハウジング11の右側面には、右コントローラ4を本体装置2に着脱可能に装着するための部材である右レール部材19が設けられる。右レール部材19は、ハウジング11の右側面において、上下方向に沿って延びる。右レール部材19は、右コントローラ4のスライダ(図5に示すスライダ62)と係合可能な形状を有している。右レール部材19とスライダ62とによってスライド機構が形成される。このようなスライド機構によって、右コントローラ4を本体装置2に対してスライド可能かつ着脱可能に装着することができる。
右レール部材19は、左レール部材15と同様の形状を有している。すなわち、右レール部材19は、左レール部材15と同様の断面形状となる溝を有する形状である。但し、右レール部材19は、左レール部材15と全く同じ形状である必要はない。例えば、別の実施形態として、左レール部材15の溝と右レール部材19の溝との間で大きさおよび/または形状を異ならせることで、右コントローラ4のスライダ62が左レール部材15に係合できないように、および/または、左コントローラ3のスライダ40が右レール部材19に係合できないように構成してもよい。
ハウジング11の右側面には、右側端子21が設けられる。右側端子21は、本体装置2が右コントローラ4との間で有線通信を行なうための端子である。右側端子21は、右コントローラ4が本体装置2に装着された場合に、右コントローラ4の端子(図5に示す端子64)と接触する位置に設けられる。右側端子21は、右コントローラ4が本体装置2に装着された状態で、本体装置2の右側端子と右コントローラ4の端子とが接する任意の位置に配置すればよい。一例として、図3に示すように、右側端子21は右レール部材19の下側端部付近に設けられる。
(4)ハウジング11の上側面に設けられる部材
図3に示すように、ハウジング11の上側面には、第1の種類の記憶媒体を装着するための第1スロット23が設けられる。典型的な構成として、第1スロット23の開口部には開閉可能な蓋部が設けられており、蓋部を開けた状態において、第1スロット23に第1の種類の記憶媒体を挿入することができる。第1の種類の記憶媒体は、例えば、ゲーム装置1およびそれと同種のゲーム装置に専用設計された記憶媒体(例えば、専用メモリカード)である。第1の種類の記憶媒体は、例えば、本体装置2で利用されるデータ(例えば、アプリケーションのセーブデータ等)、および/または、本体装置2で実行されるプログラム(例えば、アプリケーションのプログラム等)を格納するために用いられる。
ハウジング11の上側面には、本体装置2の電源のオン/オフを切り替えるための電源ボタン28が設けられる。
電源ボタン28に対して長押し操作が行なわれた場合(例えば、電源ボタン28が所定時間以上押下し続けられた場合)、本体装置2の電源のオン/オフを切り替える処理が実行される。
ハウジング11の上側面には、音声入出力端子25(具体的には、イヤホンジャック)が設けられる。音声入出力端子25には、マイクやイヤホンを装着することができる。
(5)ハウジング11の下側面に設けられる部材
図3に示すように、ハウジング11の下側面には、本体装置2が後述するクレードル5との間で有線通信を行なうための下側端子27が設けられる。下側端子27は、本体装置2がクレードル5に装着された場合に、クレードル5の端子と接触する位置に設けられる。典型的には、下側端子27として、USB(Universal Serial Bus)コネクタ(より具体的には、メス側コネクタ)を採用できる。
ハウジング11の下側面には、第1の種類とは異なる第2の種類の記憶媒体を装着するための第2スロット24が設けられる。なお、第2スロット24は、第1スロット23と同じ面に設けられてもよい。典型的な構成として、第2スロット24の開口部には開閉可能な蓋部が設けられており、蓋部を開けた状態において、第2スロット24に第2の種類の記憶媒体を挿入することができる。第2の種類の記憶媒体は、例えば、汎用の記憶媒体(例えば、SDカード)であってもよい。第2の種類の記憶媒体は、例えば、第1の種類の記憶媒体と同様、本体装置2で利用されるデータ(例えば、アプリケーションのセーブデータ等)、および/または、本体装置2で実行されるプログラム(例えば、アプリケーションのプログラム等)を格納するために用いられる。
上述したハウジング11に設けられる各構成要素(具体的には、ボタン、スロット、端子等)の位置、形状、および数は任意に設計できる。例えば、別の実施形態として、電源ボタン28、第1スロット23、第2スロット24のうちのいくつかについては、ハウジング11の他の側面または背面に設けてもよい。また、上記構成要素のうちいくつかを省略した構成を採用してもよい。
(a3:左コントローラの構造)
図4は、本実施形態に基づく左コントローラ3を示す六面図である。
図4を参照して、左コントローラ3は、略板状のハウジング31を有している。ハウジング31の主面(すなわち、おもて側の面、あるいは、図1に示すz軸負方向側の面)は、大略的には矩形形状になっている。ハウジング31は、縦長の形状、すなわち上下方向(すなわち、図1に示すy軸方向)に長い形状を有している。
左コントローラ3は、本体装置2から外された状態において、ユーザが把持したときにその主面が縦長となる向きで使用することも可能であるし、その主面が横長となる向きで使用することも可能である。
左コントローラ3には、アナログスティック32が設けられる。図4に示すように、アナログスティック32は、ハウジング31の主面に設けられる。アナログスティック32は、方向を入力することが可能な方向指示部の一例である。アナログスティック32は、ハウジング31の主面に平行な全方向(すなわち、上下左右および斜め方向を含む、360°の方向)に傾倒可能なスティック部材を有する。ユーザは、スティック部材を傾倒することによって傾倒方向に応じた方向の入力が可能なアナログ入力デバイスである。アナログスティック32はさらに、スティック部材を傾倒するときに、傾倒方向に応じた方向の入力に加えて、傾倒した角度に応じた大きさの入力が可能なように構成してもよい。また、方向指示部は、スライドスティック等であってもよい。スライドスティックは、ハウジング31の主面に平行な全方向にスライド可能なスティック部材を有する入力部であり、ユーザは、スティック部材をスライドすることによってスライド方向に応じた入力が可能である。スライドスティックはさらに、スライド量に応じた大きさの入力が可能なようにも構成できる。また、方向指示部は、ボタンの押下操作によって方向を指示する入力部として構成してもよい。例えば、方向指示部は、十字キーまたは上下左右に対応した4つのボタンによって方向を指示する入力部として構成してもよい。また、本実施形態においては、スティック部材を(ハウジング31に垂直な方向に)押下する入力が可能である。すなわち、本実施形態におけるアナログスティック32は、スティック部材の傾倒方向および傾倒量に応じた方向および大きさの入力と、スティック部材に対する押下入力とを行なうことが可能な入力部である。
左コントローラ3には、4つの操作ボタン33〜36(具体的には、右方向ボタン33、下方向ボタン34、上方向ボタン35、および、左方向ボタン36)が設けられる。図4に示すように、これら4つの操作ボタン33〜36は、ハウジング31の主面においてアナログスティック32の下側に設けられる。本実施形態においては、左コントローラ3の主面に設けられる操作ボタンを4つとするが、操作ボタンの数は任意である。これらの操作ボタン33〜36は、本体装置2で実行される各種プログラム(例えば、OSプログラムやアプリケーションプログラム)に応じた指示を行なうために用いられる。なお、本実施形態においては、操作ボタン33〜36は方向入力を行なうために用いられてもよいことから、説明の便宜上、操作ボタン33〜36を、右方向ボタン33、下方向ボタン34、上方向ボタン35、および、左方向ボタン36とも称する。但し、操作ボタン33〜36は、方向入力以外の指示を行なうために用いられてもよい。
左コントローラ3の主面に設けられる操作部(具体的には、アナログスティック32および操作ボタン33〜36)は、左コントローラ3が本体装置2に装着される場合、ゲーム装置1を把持するユーザの例えば左手の親指によって操作される。また、左コントローラ3が本体装置2から外された状態で使用される場合、操作部は、左コントローラ3を把持するユーザの例えば左の手の親指で操作される。
左コントローラ3には、第1Lボタン38およびZLボタン39が設けられる。これらの操作ボタン38および39は、上述の操作ボタン33〜36と同様、本体装置2で実行される各種プログラムに応じた指示を行なうために用いられる。図4に示すように、第1Lボタン38は、ハウジング31の側面のうち左上部分に設けられる。ZLボタン39は、ハウジング31の側面から裏面にかけての左上部分(厳密には、ハウジング31を表側から見たときの左上部分)に設けられる。つまり、ZLボタン39は、第1Lボタン38の後側(図1に示すz軸正方向側)に設けられる。本実施形態においては、ハウジング31の左上部分が丸みを帯びた形状であるので、第1Lボタン38およびZLボタン39は、ハウジング31の当該左上部分の丸みに応じた丸みを帯びた形状を有する。
左コントローラ3が本体装置2に装着される場合、第1Lボタン38およびZLボタン39は、ゲーム装置1における左上部分に配置されることになる(図1参照)。したがって、ゲーム装置1を把持するユーザは、左手の人差し指や中指で第1Lボタン38およびZLボタン39を操作することができる。
左コントローラ3は、左コントローラ3が本体装置2と有線通信を行なうための端子42を有している。端子42は、左コントローラ3が本体装置2に装着された場合に、本体装置2の左側端子17(図3)と接触する位置に設けられる。左コントローラ3が本体装置2に装着された状態で、本体装置2と左コントローラ3とが接触する任意の位置に端子42を配置すればよい。一例として、図4に示すように、端子42はスライダ40の装着面における下側の端部付近に設けられる。
また、左コントローラ3は、第2Lボタン43および第2Rボタン44を備える。これらのボタン43および44は、他の操作ボタン33〜36と同様、本体装置2で実行される各種プログラムに応じた指示を行うために用いられる。図4に示すように、第2Lボタン43および第2Rボタン44は、スライダ40の装着面に設けられる。第2Lボタン43は、スライダ40の装着面において、上下方向(図1に示すy軸方向)に関する中央よりも上側に設けられる。第2Rボタン44は、スライダ40の装着面において、上下方向に関する中央よりも下側に設けられる。第2Lボタン43および第2Rボタン44は、左コントローラ3が本体装置2に装着されている状態では押下することができない位置に配置されている。つまり、第2Lボタン43および第2Rボタン44は、左コントローラ3を本体装置2から外した場合において用いられるボタンである。第2Lボタン43および第2Rボタン44は、例えば、本体装置2から外された左コントローラ3を把持するユーザの左右の手の人差し指または中指で操作される。
(a4:右コントローラの構造)
図5は、本実施形態に基づく右コントローラ4を示す六面図である。
図5を参照して、右コントローラ4は、略板状のハウジング51を有している。ハウジング51の主面(すなわち、おもて側の面、あるいは、図1に示すz軸負方向側の面)は、大略的には矩形形状になっている。ハウジング51は、縦長の形状、すなわち、上下方向に長い形状を有している。
右コントローラ4は、本体装置2から外された状態において、ユーザが把持したときにその主面が縦長となる向きで使用されることも可能であるし、その主面が横長となる向きで使用することも可能である。
右コントローラ4には、左コントローラ3と同様、方向指示部としてアナログスティック52が設けられる。アナログスティック52は、左コントローラ3のアナログスティック32と実質的に同じ構成である。また、右コントローラ4には、左コントローラ3と同様、4つの操作ボタン53〜56(具体的には、Aボタン53、Bボタン54、Xボタン55、および、Yボタン56)が設けられる。これら4つの操作ボタン53〜56は、左コントローラ3の4つの操作ボタン33〜36と実質的に同じ機構である。図5に示すように、これらアナログスティック52および操作ボタン53〜56は、ハウジング51の主面に設けられる。本実施形態においては、右コントローラ4の主面に設けられる操作ボタンを4つとするが、操作ボタンの数は任意である。
右コントローラ4における2種類の操作部(アナログスティック52および操作ボタン)の位置関係は、左コントローラ3におけるこれら2種類の操作部の位置関係とは反対になっている。すなわち、右コントローラ4においては、アナログスティック52は操作ボタン53〜56の上方に配置されるのに対して、左コントローラ3においては、アナログスティック32は操作ボタン33〜36の下方に配置される。このような配置によって、2つのコントローラを本体装置2から外して使用する場合に、両コントローラを互いに似たような操作感覚で使用することができる。
右コントローラ4の主面に設けられる操作部(具体的には、アナログスティック52および操作ボタン53〜56)は、右コントローラ4が本体装置2に装着される場合、ゲーム装置1を把持するユーザの例えば右手の親指によって操作される。また、右コントローラ4が本体装置2から外された状態で使用される場合、操作部は、右コントローラ4を把持するユーザの例えば右の手の親指で操作される。
右コントローラ4には、第1Rボタン60およびZRボタン61が設けられる。図5に示すように、第1Rボタン60は、ハウジング51の側面のうちの右上部分に設けられる。ZRボタン61は、ハウジング51の側面から裏面にかけての右上部分(厳密には、ハウジング51を表側から見たときの右上部分)に設けられる。つまり、ZRボタン61は、第1Rボタン60の後側(図1に示すz軸正方向側)に設けられる。本実施形態においては、ハウジング51の右上部分が丸みを帯びた形状であるので、第1Rボタン60およびZRボタン61は、ハウジング51の当該右上部分の丸みに応じた丸みを帯びた形状を有する。
右コントローラ4が本体装置2に装着される場合、第1Rボタン60およびZRボタン61は、ゲーム装置1における右上部分に配置されることになる(図1参照)。したがって、ゲーム装置1を把持するユーザは、右手の人差し指や中指で第1Rボタン60およびZRボタン61を操作することができる。
右コントローラ4は、右コントローラ4が本体装置2と有線通信を行なうための端子64を有している。端子64は、右コントローラ4が本体装置2に装着された場合に、本体装置2の右側端子21(図3)と接触する位置に設けられる。右コントローラ4が本体装置2に装着された状態で、本体装置2と右コントローラ4とが接触する任意の位置に端子64を配置すればよい。一例として、図5に示すように、端子64はスライダ62の装着面における下側の端部付近に設けられる。
左コントローラ3のハウジング31および/または右コントローラ4のハウジング51に設けられる各構成要素(具体的には、スライダ、スティック、ボタン、およびLED等)の位置、形状、および数は任意に設計できる。例えば、別の実施形態として、コントローラは、アナログスティックとは別の種類の方向指示部が設けられていてもよい。また、スライダ40または62は、本体装置2に設けられる左レール部材15および右レール部材19の位置に応じた位置に配置されてよく、例えば、ハウジング31または51の主面または裏面に配置されてもよい。また、上記構成要素のうちいくつかを省略した構成を採用してもよい。
また、右コントローラ4は、左コントローラ3と同様、第2Lボタン65および第2Rボタン66を備える。これらのボタン65および66は、他の操作ボタン53〜56と同様、本体装置2で実行される各種プログラムに応じた指示を行うために用いられる。図5に示すように、第2Lボタン65および第2Rボタン66は、スライダ62の装着面に設けられる。第2Lボタン65は、スライダ62の装着面において、上下方向(図1に示すy軸方向)に関する中央よりも上側に設けられる。第2Rボタン66は、スライダ62の装着面において、上下方向に関する中央よりも下側に設けられる。第2Lボタン65および第2Rボタン66は、右コントローラ4が本体装置2に装着されている状態では押下することができない位置に配置されている。つまり、第2Lボタン65および第2Rボタン66は、右コントローラ4を本体装置2から外した場合において用いられるボタンである。第2Lボタン65および第2Rボタン66は、例えば、本体装置2から外された右コントローラ4を把持するユーザの左右の手の人差し指または中指で操作される。
(a5:クレードルの利用)
図6は、本実施形態に基づくゲーム装置1をクレードルとともに使用する場合の外観を示す模式図である。図6に示すゲームシステムは、ゲーム装置1およびクレードル5を含む。
クレードル5は、ゲーム装置1を載置可能に構成されるとともに、ゲーム装置1のディスプレイ12とは別体の外部表示装置の一例であるテレビ6と通信可能に構成される。ゲーム装置1をクレードル5に載置した場合、ゲーム装置1が取得または生成した画像をテレビ6に表示することができる。クレードル5とテレビ6との間の通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
クレードル5は、載置されたゲーム装置1を充電する機能と、通信ハブ装置(例えば、USBハブ)の機能を有するようにしてもよい。
[B.各装置の内部構成]
次に、まず、本実施形態に基づく情報処理システムに係る各装置の内部構成について説明する。
(b1:本体装置の内部構成)
図7は、本実施形態に基づく本体装置2の内部構成を示すブロック図である。
本体装置2は、図7に示す構成要素を有している。図7に示す構成要素は、例えば、電子部品として電子回路基板上に実装されてハウジング11内に収納される。
本体装置2は、ゲーム処理を含めて各種処理を実行する情報処理部(あるいは、プロセッサ)に相当するCPU(Central Processing Unit)81を有している。CPU81は、アクセス可能な記憶部(具体的には、フラッシュメモリ84等の内部記憶媒体、または、第1スロット23もしくは第2スロット24に装着される外部記憶媒体等)に格納されるプログラムを読み出して実行する。
本体装置2は、内蔵される内部記憶媒体の一例として、フラッシュメモリ84およびDRAM(Dynamic Random Access Memory)85を有している。フラッシュメモリ84は、主に、本体装置2に保存される各種のデータ(プログラムであってもよい)を格納する不揮発性記メモリである。DRAM85は、情報処理において用いられる各種のデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。
本体装置2は、第1スロットインターフェイス(I/F)91および第2スロットインターフェイス92を有している。第1スロットインターフェイスは、第1スロット23に接続され、CPU81の指示に応じて、第1スロット23に装着された第1の種類の記憶媒体(例えば、SDカード)に対するデータの読み出しおよび書込みを行なう。第2スロットインターフェイス92は、第2スロット24に接続され、CPU81の指示に応じて、第2スロット24に装着された第2の種類の記憶媒体(例えば、専用メモリカード)に対するデータの読み出しおよび書込みを行なう。
本体装置2は、ネットワークを介して外部の装置と通信(具体的には、無線通信)を行なうためのネットワーク通信部82を有している。例えば、ネットワーク通信部82は、Wi−Fiの認証を受けた通信モジュールが用いられ、無線LANを介して外部装置と通信を行なう。別の実施形態として、本体装置2は、無線LANに接続して通信を行なう機能に加えて(または、それに代えて)、モバイル通信網(すなわち、携帯電話通信網)に接続して通信を行なう機能を有していてもよい。
本体装置2は、左コントローラ3および/または右コントローラ4と無線通信を行なうためのコントローラ通信部83を有している。本体装置2と各コントローラとの通信方式は任意であるが、例えば、Bluetooth(登録商標)の規格に従った通信方式を採用できる。
CPU81は、左側端子17、右側端子21、および下側端子27に接続される。CPU81は、左コントローラ3と有線通信を行なう場合、左側端子17を介して左コントローラ3と間でデータを送受信する。また、CPU81は、右コントローラ4と有線通信を行なう場合、右側端子21を介して右コントローラ4と間でデータを送受信する。CPU81が左コントローラ3や右コントローラ4に送信するデータは、例えば、左コントローラ3や右コントローラ4の振動発生部を制御するためのデータである。CPU81が左コントローラ3や右コントローラ4から受信するデータは、例えば、ユーザが左コントローラ3や右コントローラ4の操作部を操作することに応じて出力される操作データである。CPU81は、クレードル5と通信を行なう場合、下側端子27を介してクレードル5へデータを送信する。
本実施形態においては、本体装置2は、左コントローラ3および右コントローラ4との間で、有線通信および無線通信の両方を行なうことができる。
本体装置2は、タッチパネル13の制御を行なうためのタッチパネルコントローラ86を有している。タッチパネルコントローラ86は、タッチパネル13からの信号に応じて、タッチ入力が行なわれた位置を示すデータを生成してCPU81へ出力する。
ディスプレイ12は、CPU81が各種処理の実行することで生成された画像、および/または、外部から取得した画像を表示する。
本体装置2は、コーデック回路87およびスピーカ88(具体的には、左スピーカおよび右スピーカ)を有している。コーデック回路87は、スピーカ88および音声入出力端子25に対する音声データの入出力を制御する。より具体的には、コーデック回路87は、CPU81から音声データを受け取った場合、その音声データをD/A変換して得られる音声信号をスピーカ88または音声入出力端子25へ出力する。これによって、スピーカ88、あるいは、音声入出力端子25に接続された音声出力部(例えばイヤホン)から音が出力される。コーデック回路87は、音声入出力端子25から音声信号を受け取った場合、音声信号をA/D変換して、所定の形式の音声データをCPU81へ出力する。
本体装置2は、電力制御部97およびバッテリ98を有している。電力制御部97は、CPU81からの指令に基づいて、バッテリ98から各構成要素への電力供給を制御する。電力制御部97は、電源ボタン28に対する入力に応じて電力供給を制御する。すなわち、電力制御部97は、電源ボタン28に対して電源をオフする操作が行なわれた場合、電力供給の全部または一部を停止し、電源ボタン28に対して電源をオンする操作が行なわれた場合、電力供給の全部を開始する。電力制御部97は、電源ボタン28に対してスリープモードに切り替える指示が行なわれた場合、ディスプレイ12を含む一部の構成要素に対する電力供給を停止し、電源ボタン28に対してオンモードに切り替える指示が行なわれた場合、電力供給を開始する。
外部の充電装置(例えば、クレードル5)が下側端子27に接続され、下側端子27を介して本体装置2に電力が供給される場合、バッテリ98はその供給される電力により充電される。なお、本体装置2のバッテリ98の充電容量は、左コントローラ3および右コントローラ4が有しているバッテリよりも充電容量が大きいことが好ましい。
また、バッテリ98は、左側端子17および右側端子21に接続される。左コントローラ3が本体装置2に装着されている場合、本体装置2のバッテリ98から左側端子17を介して左コントローラ3に給電される。また、右コントローラ4が本体装置2に装着されている場合、本体装置2のバッテリ98から右側端子21を介して右コントローラ4に給電される。
(b2:コントローラの内部構成)
図8は、本実施形態に基づく左コントローラ3および右コントローラ4の内部構成を示すブロック図である。
図8には、左コントローラ3および右コントローラ4に関連する本体装置2の構成要素についても描いている。
左コントローラ3は、本体装置2との間で通信を行なうための通信制御部101を有している。通信制御部101は、端子42を介した有線通信と、端子42を介さない無線通信との両方で本体装置2と通信を行なうことが可能である。
端子42は、通信に用いられる通信端子42Aと、給電に用いられる電源端子42Bと、接続機器の検出に用いられる識別端子42Cとを含む。
端子42は、本体装置2の左側端子17と接続可能に設けられている。
左側端子17は、通信に用いられる通信端子17Aと、給電に用いられる電源端子17Bと、接続機器の検出に用いられる識別端子17Cとを含む。端子42と左側端子17とが接続された場合、通信端子42Aと通信端子17Aとが電気的に接続される。また、電源端子42Bと電源端子17Bとが電気的に接続される。識別端子42Cと識別端子17Cとが電気的に接続される。
通信制御部101は、左コントローラ3が本体装置2に装着されているか否かに応じて有線通信を行うか、無線通信を行うかを選択して、選択した通信方法によって通信を行う。すなわち、左コントローラ3が本体装置2に装着されている場合、通信制御部101は、通信端子42Aを介して本体装置2と通信を行なう。また、左コントローラ3が本体装置2から外されている場合、通信制御部101は、本体装置2(具体的には、コントローラ通信部83)との間で無線通信を行なう。通信制御部101は、本体装置2との間で通信を行なうことができればよく、例えば、有線通信もしくは無線通信のどちらかのみを行なうように構成されてもよい。なお、左コントローラ3が本体装置2から外されている場合、一例として無線通信を行う場合について説明するが例えばケーブルを介して有線通信を行うようにしても良い。
左コントローラ3は、例えば、フラッシュメモリ等のメモリ102を有している。上記通信制御部101は、例えば、マイクロプロセッサで構成され、メモリ102に記憶されるファームウェアを実行することによって各種の処理を実行する。
左コントローラ3は、操作ボタン群103(具体的には、操作ボタン33〜36,38,39)およびアナログスティック32を有している。操作ボタン群103およびアナログスティック32に対して行なわれた操作に関する情報は、所定周期で通信制御部101へ繰り返し出力される。
通信制御部101は、操作ボタン群103、アナログスティック32の各々から入力に関する情報(例えば、ユーザ操作に関する情報)を取得する。通信制御部101は、取得した情報(または、取得した情報に所定の加工を行った情報)を含むデータを本体装置2へ送信する。本体装置2へのデータ送信は、所定周期で繰り返し行なわれる。入力に関する情報が本体装置2へ送信される周期は、入力デバイス間で同じであってもよいし、そうでなくてもよい。
本体装置2は、送信されるデータに基づいて、左コントローラ3に対して行なわれた入力を知ることができる。より具体的には、本体装置2は、操作ボタン群103およびアナログスティック32に対する操作を判別することができる。
左コントローラ3は、バッテリを含む電力供給部109を有している。電力供給部109は、左コントローラ3に各構成要素への電力供給を制御する。バッテリは、左コントローラ3が本体装置2に装着されている場合において、電源端子42Bを介して本体装置2からの給電によって充電される。
右コントローラ4は、基本的には、上述した左コントローラ3と同様の構成を有している。すなわち、右コントローラ4は、端子64と、通信制御部111と、メモリ112と、操作ボタン群113(具体的には、操作ボタン53〜56,60,61)と、アナログスティック52と、電力供給部119とを有している。
右コントローラ4のその他の構成要素については、左コントローラ3に関して説明した対応する構成要素と同様の構成および機能を有しているので、詳細な説明は繰り返さない。
端子64は、通信に用いられる通信端子64Aと、給電に用いられる電源端子64Bと、接続機器の検出に用いられる識別端子64Cとを含む。
端子64は、本体装置2の右側端子21と接続可能に設けられている。
右側端子21は、通信に用いられる通信端子21Aと、給電に用いられる電源端子21Bと、接続機器の検出に用いられる識別端子21Cとを含む。端子64と右側端子21とが接続された場合、通信端子21Aと通信端子64Aとが電気的に接続される。また、電源端子21Bと電源端子64Bとが電気的に接続される。また、識別端子21Cと、識別端子64Cとが電気的に接続される。
通信制御部111は、右コントローラ4が本体装置2に装着されているか否かに応じて有線通信を行うか、無線通信を行うかを選択して、選択した通信方法によって通信を行う。すなわち、右コントローラ4が本体装置2に装着されている場合、通信制御部111は、通信端子64Aを介して本体装置2と通信を行なう。
右コントローラ4は、バッテリを含む電力供給部119を有している。電力供給部119は、右コントローラ4に各構成要素への電力供給を制御する。バッテリは、右コントローラ4が本体装置2に装着されている場合において、電源端子64Bを介して本体装置2からの給電によって充電される。
コントローラが本体装置2に装着されている場合、本体装置2の第1端子(すなわち、左側端子17または右側端子21)とコントローラの第2端子(すなわち、端子42または64)とが、互いに当接することによって電気的に接続される。
コントローラが本体装置2に装着されている場合には、接続された識別端子に基づいて接続の有無が判断される。また、接続された通信端子を介して有線通信を行なうことが可能である。また、接続された電源端子を介して給電を行うことができる。
なお、コントローラに振動機構、加速度センサおよびジャイロセンサ等が設けられている構成とすることも可能である。
[C.接続機器]
(c1:拡張バッテリ)
図9は、実施形態に基づくコントローラと接続可能な拡張バッテリ200を説明する図である。
図9に示されるように、拡張バッテリ200が左コントローラ3と接続されている場合が示されている。拡張バッテリ200は、左コントローラ3に対して電力を供給可能に設けられている。具体的には、拡張バッテリ200には、左コントローラ3と電気的に接続可能な端子201が設けられている。
端子201は、通信に用いられる通信端子201Aと、給電に用いられる電源端子201B、接続機器の検出に用いられる識別端子201Cとを含む。端子42と端子201とが接続されることにより通信端子42Aと通信端子201Aとが電気的に接続される。また、電源端子42Bと電源端子201Bとが電気的に接続される。識別端子42Cと識別端子201Cとが電気的に接続される。
また、拡張バッテリ200は、左コントローラ3への充電状態を示すLED202が設けられている。
また、拡張バッテリ200には、左コントローラ3と同様に右コントローラ4と電気的に接続可能な端子203が設けられている。端子203は、給電に用いられる通信端子203Aと、電源端子203Bと、接続機器の検出に用いられる識別端子203Bとを含む。端子64と端子203とが接続されることにより通信端子64Aと、通信端子203Aとが電気的に接続される。また、電源端子64Bと電源端子203Bとが電気的に接続される。また、識別端子64Cと識別端子203Cとが電気的に接続される。
LED202は、左コントローラ3と同様に右コントローラ4への充電状態の際には発光する。
図10は、実施形態に基づく左コントローラ3および拡張バッテリ200の回路構成を説明する図である。
図10に示されるように、左コントローラ3には電力供給部109が設けられる。
電力供給部109は、電圧検出部105と、充電状態検知部106と、電流調整部107と、抵抗R1と、バッテリV1と、ダイオードD1と、スイッチSW1,SW2とを含む。
ノードN1は、抵抗R1を介して識別端子42Cと接続される。
ノードN0は、電源端子42Bと接続される。
ダイオードD1は、アノード側がノードN0と接続され、カソード側が電流調整部107を介してノードN1と接続される。電流調整部107は、ダイオードD1とノードN1との間に設けられる。
バッテリV1は、ノードN1と接地電圧GNDとの間に接続される。スイッチSW1は、ノードN2とノードN0との間に接続される。スイッチSW2は、ノードN2とノードN1との間に接続される。電圧検出部105は、ノードN0と接続される。スイッチSW1,SW2は、通信制御部101からの指示に従って制御される。
ノードN2は、電源供給線と接続され、各部に対して必要な電力が供給される。
充電状態検知部106は、バッテリV1に対応して設けられ、バッテリV1の充電状態を検知して通信制御部101に出力する。
拡張バッテリ200は、バッテリV2と、ダイオードD2と、抵抗R2と、LED202と、スイッチSW3とを含む。
抵抗R2は、識別端子201Cと接地電圧GNDとの間に接続される。
ダイオードD2は、電源端子201BとノードN3との間に直列に接続される。ダイオードD2のアノード側はノードN3と接続され、カソード側は電源端子201Bと接続される。バッテリV2は、ノードN3と接地電圧GNDとの間に接続される。スイッチSW3とLED202とは、ノードN3と接地電圧GNDとの間に直列に接続される。スイッチSW3は、通信制御部101からの指示に従って制御される。
通信制御部101は、判別部120、切替制御部122と、処理実行部124と、通信部126と、発光制御部128とを含む。
判別部120は、電圧検出部105で検出された電圧値に基づいて端子42に接続された機器を判別する。判別部120は、電流調整部107に対して電流を調整するための制御信号CTを出力する。
切替制御部122は、判別部120の判別結果に従ってスイッチSW1,SW2の切り替え制御を実行する。たとえば、切替制御部122は、端子42に機器が接続されていない場合には、スイッチSW2をオンする。これにより、バッテリV1が電源供給線と接続され、各部に対して必要な電力が供給される。また、切替制御部122は、バッテリV1から各部に対して必要な電力が供給されている場合に、判別部120の判別結果に従って接続機器が接続されたと判別した場合には、スイッチSW2をオフしてスイッチSW1をオンする。これにより、バッテリV1と電源供給線との間の電気的な接続が接離される。一方、スイッチSW1がオンすることにより端子42と電源供給線とが電気的に接続され、端子42からの給電が可能となる。
通信部126は、外部の機器との間で無線通信処理および有線通信処理を実行する。
具体的には、本実施形態においては、通信部126は、装着された他の装置に関する装着情報を本体装置2へ送信する。本例においては、通信部126は、判別部120の判別結果に基づく装着情報(識別コード)を本体装置2に送信する。なお、通信部126は、他の装置が装着されていない場合には、装着されていないことを示す装着情報(識別コード)を送信することも可能である。
処理実行部124は、通信部126で受信した外部の機器からの指示に従って所定処理を実行する。
発光制御部128は、判別部120の判別結果および充電状態検知部106の検知結果に基づいて機器に設けられたLEDを制御する。本例においては、スイッチSW3をオンする指令を出力する。
端子42と端子201とが接続されることにより左コントローラ3の識別端子42Cと拡張バッテリ200の識別端子201Cとが電気的に接続される。また、左コントローラ3の電源端子42Bと拡張バッテリ200の電源端子201Bとが電気的に接続される。また、左コントローラ3の通信端子42Aと拡張バッテリ200の通信端子201Aとが電気的に接続される。
本例においては、識別端子42Cと識別端子201Cとが電気的に接続されることによりバッテリV1から抵抗R1およびR2を介して接地電圧GND側に対して電流が流れる。すなわち、電流経路が形成されるため接続機器と接続されたことが検出される。
電圧検出部105は、当該電流経路の形成により抵抗R1および抵抗R2の抵抗分割に基づく電圧を検出する。
判別部120は、検出された電圧値に基づいて接続機器を検出するとともに、接続された機器を判別する。本例においては、コントローラと接続される接続機器の種別によって、抵抗R2の抵抗値がそれぞれ異なるように設けられている。したがって、電圧検出部105で検出される電圧値は機器の種別によって異なる。
判別部120は、判別結果に基づいて切替制御部122に切替を指示する。
切替制御部122は、スイッチSW2をオフし、スイッチSW1をオンするように指示する。これに伴いバッテリV1の代わりにバッテリV2から左コントローラ3の各部に電力が供給される。
また、バッテリV1は、充放電可能に設けられている。切替制御部122によるスイッチSWの切り替えに従ってバッテリV2から左コントローラ3の各部に電力が供給される際に、バッテリV2からの電力の供給によりバッテリV1に対して充電される。
電流調整部107は、バッテリV1に対してバッテリV2から充電する際の充電電流を調整する。具体的には、判別部120からの制御信号CTに従ってバッテリV1に対する充電電流を調整する。
発光制御部128は、判別部120の判別結果および充電状態検知部106の検知結果に基づいてLEDを発光させる指令信号を出力する。指令信号は、通信制御部101から通信端子42Aおよび通信端子201Aを介してスイッチSW3に入力される。
具体的には、発光制御部128は、判別部120の判別結果として接続された機器がLEDを有する機器であり、バッテリV1の充電状態が所定の充電状態である場合にスイッチSW3をオンする指令信号を出力する。所定の充電状態とは、一例としてバッテリV1が満充電状態で無い場合である。バッテリV1が満充電状態である場合には、バッテリV2からバッテリV1への充電は行なわれない。当該場合には、発光制御部128は、スイッチSW3をオンする指令信号は出力しないことによりLED202は発光しない。したがって、バッテリV1は満充電状態であることを容易に認識することが可能である。一方、発光制御部128がスイッチSW3をオンする指令信号を出力し、LED202が発光する場合には、バッテリV1を充電状態であることを容易に認識することが可能である。たとえば、LED202の発光状態に基づいて拡張バッテリ200を左コントローラ3から脱着するようにしてもよい。なお、本例においては、発光制御部128は、判別部120の判別結果および充電状態検知部106の検知結果に基づいてLEDを発光させる指令信号を出力する場合について説明するが、判別部120の判別結果のみに従ってLEDを発光させる指令信号を出力するようにしてもよい。これにより接続状態を容易に確認することが可能である。
なお、以下で説明する接続機器の回路構成についてもバッテリおよびLED等の構成については拡張バッテリ200と同様の回路構成を有している。なお、接続機器の種別に従って抵抗R2の抵抗値がそれぞれ異なる値として設定されている。
(c2:拡張グリップ300)
図11は、実施形態に基づく拡張グリップ300の外観構成図である。
図11に示されるように、本体装置2から外された左コントローラ3および右コントローラ4を装着するための拡張グリップ300が示されている。拡張グリップ300は、コントローラを装着可能な接続機器の一例である。拡張グリップ300は、ユーザがそれを用いて操作を行うための接続機器である。
拡張グリップ300は、ハウジング310を備える。ハウジング310は、左コントローラ3を装着可能であり、また、右コントローラ4を装着可能である。したがって、拡張グリップ300によって、ユーザは、本体装置2から外した2つの左コントローラ3および右コントローラ4を一体として把持して操作を行うことができる。なお、拡張グリップ300は、コントローラを装着するための機構として、本体装置2が有する機構と同様の機構を有している。したがって、本体装置2に装着する場合と同様にして、左コントローラ3および右コントローラ4を拡張グリップ300に装着することができる。
拡張グリップ300は、ユーザが把持するためのグリップ部を有する。具体的には、拡張グリップ300は、左右方向に関する中央よりも左側において左コントローラ3を装着する。また、拡張グリップ300は、左コントローラ3が装着される部分よりも左側 に、左グリップ部301を備える。また、拡張グリップ300は、左右方向に関する中央よりも右側において右コントローラ4を装着する。また、拡張グリップ300は、右コントローラ4が装着される部分よりも右側に、右グリップ部302を備える。したがって、ユーザは、各グリップ部301および302を把持することによって、拡張グリップ300に装着された各左コントローラ3および右コントローラ4を容易に操作することができる。
また、拡張グリップ300は、自身に装着された左コントローラ3の端子42と接続可能な位置に、本体装置2の左側端子17と同様の左側端子303を有する。また、拡張グリップ300は、自身に装着された右コントローラ4の端子64と接続可能な位置に、本体装置2の右側端子21と同様の右側端子304を有する。したがって、拡張グリップ300に各左コントローラ3および右コントローラ4が装着された場合、拡張グリップ300と各左コントローラ3および右コントローラ4とは電気的に接続される。
左側端子303および右側端子304は、拡張バッテリ200の端子201,203と同様に、端子42,64の通信端子、電源端子、識別端子と接続可能な通信端子、電源端子、識別端子をそれぞれ含む。
したがって、コントローラと拡張グリップ300とが接続された場合、両者の間での通信および電力供給が可能となる。さらに、図示しないが、拡張グリップ300は、クレードル5の電源端子134と同様の電源端子を備える。したがって、拡張グリップ300は、図示しない充電装置(例えば、ACアダプタ等)を電源端子に接続することによって充電装置から電源端子を介して給電を受けることができる。このとき、拡張グリップ300は、電源端子から供給される電力を、左側端子および右側端子を介して左コントローラ3および右コントローラ4へ供給する。
したがって、拡張グリップ300を充電装置に接続することによって、拡張グリップ300に装着された左コントローラ3および右コントローラ4を充電することができる。上記のように、拡張グリップ300は、自身に装着されたコントローラを充電する機能を有する。すなわち、拡張グリップ300は、当該拡張グリップ300に給電された電力を用いて、当該拡張グリップ300に装着されたコントローラに対する充電を行う充電手段(すなわち、電源端子、および左側端子または右側端子)を備える。これによれば、拡張グリップに装着された状態で、コントローラに対する充電を行うことができる。これによって、コントローラの利便性を向上することができる。また、各左コントローラ3および右コントローラ4が拡張グリップ300に装着された場合、各左コントローラ3および右コントローラ4と本体装置2との間では、(各左コントローラ3および右コントローラ4が本体装置2から外された場合と同様の)無線通信が行われる。つまり、拡張グリップ300に装着された状態においても、各左コントローラ3および右コントローラ4は本体装置2との通信を行うことが可能である。
また、拡張グリップ300は、マイコン(CPU)320および通信部330を内蔵している。各左コントローラ3および右コントローラ4は、拡張グリップ300に装着された場合には、通信部330を介してマイコン320から送信された拡張グリップ300に装着されたことを示す装置識別情報を取得する。装置識別情報は、例えば、装置毎に付される識別情報(より具体的には、装置に固有の識別情報)である。なお、本実施形態においては、装置識別情報には装置の種類を示す情報が含まれており、装置識別情報から装置の種類を特定することが可能であるものとする。
コントローラは、上記識別情報に基づいて、装着先の装置が拡張グリップ300であること、すなわち、自身が拡張グリップ300に装着されたことを判断(検知とも言える)することが可能である。なお、コントローラが拡張グリップ300から外された場合には、コントローラは、拡張グリップ300から外されたことの通知を無線通信によって本体装置2に送信する。
(c3:試遊台拡張バッテリ)
図12は、実施形態に基づくコントローラと接続可能な試遊台拡張バッテリ400を説明する図である。
図12に示されるように、試遊台拡張バッテリ400が左コントローラ3と接続されている場合が示されている。試遊台拡張バッテリ400は、左コントローラ3に対して電力を供給可能に設けられている。
具体的には、試遊台拡張バッテリ400には、左コントローラ3と電気的に接続可能な端子401が設けられている。
端子401は、給電に用いられる電源端子401Bと接続機器の検出に用いられる識別端子401Cとを含む。端子42と端子401とが接続されることにより電源端子42Bと電源端子401Bとが電気的に接続される。また、識別端子42Cと識別端子401Cとが電気的に接続される。
また、試遊台拡張バッテリ400には、右コントローラ4と電気的に接続可能な端子403が設けられている。端子403は、給電に用いられる電源端子403Bと接続機器の検出に用いられる識別端子403Cとを含む。端子64と端子403とが接続されることにより電源端子64Bと電源端子403Bとが電気的に接続される。また、識別端子64Cと識別端子403Cとが電気的に接続される。
また、試遊台拡張バッテリ400は、ACプラグ端子402およびACアダプタ404と接続されている。ACプラグ端子402をAC電源のコネクタと接続することが可能である。ACアダプタ404は、AC電源を直流電源に変換して試遊台拡張バッテリ400に電力を供給する。当該構成により、試遊台拡張バッテリ400は、常時AC電源からの給電を受けることができる。このとき、試遊台拡張バッテリ400は、端子401および/または端子403を介して左コントローラ3および右コントローラ4に対して電力を供給する。
(c4:固定拡張バッテリ)
図13は、実施形態に基づく複数のコントローラと接続可能な固定拡張バッテリ500を説明する図である。
図13に示されるように、固定拡張バッテリ500は、複数のコントローラに対して電力を供給可能に設けられている。本例においては、2本の左コントローラ3と、2本の右コントローラ4と接続可能な場合が示されている。固定拡張バッテリ500は、複数の左コントローラ3および右コントローラ4に対して電力を供給可能に設けられている。
左コントローラ3と接続可能な端子501,511と、右コントローラ4と接続可能な端子503,513とが設けられている。端子501,503,503,513は、バッテリが設けられた電力供給部510と接続されている。
各端子は、拡張バッテリ200の端子201,203と同様に、端子42,64の通信端子、電源端子、識別端子と接続可能な通信端子、電源端子、識別端子をそれぞれ含む。
したがって、コントローラと固定拡張バッテリ500とが接続された場合、両者の間での通信および電力供給が可能となる。さらに、図示しないが、固定拡張バッテリ500は、クレードル5の電源端子134と同様の電源端子を備える。したがって、固定拡張バッテリ500は、図示しない充電装置(例えば、ACアダプタ等)を電源端子に接続することによって充電装置から電源端子を介して給電を受けることができる。このとき、固定拡張バッテリ500は、電源端子から供給される電力を、端子を介して左コントローラ3および右コントローラ4へ供給する。
また、固定拡張バッテリ500は、充電状態を示す複数のLEDが設けられている。具体的には、端子501と接続されているコントローラの充電状態を示すLED502と、端子503と接続されているコントローラの充電状態を示すLED504と、端子511と接続されているコントローラの充電状態を示すLED506と、端子513と接続されているコントローラの充電状態を示すLED508とを含む。
また、通信に用いられる通信端子を介して、上記と同様の方式によりLEDが発光制御される。
[D.処理]
図14は、実施形態に基づく判別部120が利用する判別テーブルを説明する図である。
図14に示されるように、当該判別テーブルは、メモリ102,112に予め格納されるようにしてもよい。判別テーブルは、複数の識別情報ID0〜ID4(識別コード)が設けられている。識別情報に関連付けられて電圧値、充電電流量、充電通知、機器例が設定されている。なお、機器例は説明のための項目であり、当該情報が格納されている必要はない。
一例として、識別情報ID0に関連付けられて、電圧値(P0〜P1)、充電電流量Q1、充電通知(なし)、機器例(本体、拡張グリップ)が設定されている。
また、識別情報ID1に関連付けられて、電圧値(P1〜P2)、充電電流量Q1、充電通知(なし)、機器例(試遊台拡張バッテリ)が設定されている。
識別情報ID2に関連付けられて、電圧値(P2〜P3)、充電電流量Q2(<Q1)、充電通知(あり)、機器例(固定拡張バッテリ)が設定されている。
識別情報ID3に関連付けられて、電圧値(P3〜P4)、充電電流量Q1、充電通知(あり)、機器例(本体、拡張バッテリ)が設定されている。
識別情報ID4は、機器が接続されていない状態を示す項目であり、電圧値、充電電流量、充電通知、機器例には何も設定されていない。
本実施形態においては、上記で説明した電圧検出部105の検出結果に基づいてコントローラに接続された接続機器を識別する。また、各機器毎に、図10で説明した抵抗R2の抵抗値がそれぞれ異なるように設けられている。具体的には、本体装置2、拡張グリップ30の抵抗R2は、コントローラに装着した場合に電圧値がP0〜P1の値の範囲内が電圧値として検出される抵抗値に設定される。
また、試遊台拡張バッテリ400の抵抗R2は、コントローラに装着した場合に電圧値がP1〜P2の値の範囲内の電圧値として検出される抵抗値に設定される。
また、固定拡張バッテリ500の抵抗R2は、コントローラに装着した場合に電圧値がP2〜P3の値の範囲内の電圧値として検出される抵抗値に設定される。
また、拡張バッテリ200の抵抗R2は、コントローラに装着した場合に電圧値がP3〜P4の値の範囲内の電圧値として検出される抵抗値に設定される。
(d1:拡張バッテリ200が装着された場合のコントローラの処理)
電圧検出部105は、拡張バッテリ200がコントローラに接続された場合、P3〜P4の値の範囲内の電圧値を検出する。
判別部120は、当該電圧値に基づいて判別テーブルを用いて識別情報ID3に対応する拡張バッテリとして識別する。
判別部120は、判別結果に基づいて切替制御部122に指示し、切替制御部122は、導通するスイッチSW2をスイッチSW1に切り替える。これに伴い、拡張バッテリ200からの給電を受けてコントローラは動作する。
判別部120は、判別結果に基づいて充電電流量Q1となるように制御信号CTを電流調整部107に出力する。これにより電流調整部107は、拡張バッテリ200からコントローラのバッテリに充電する際の充電電流量を調整する。
発光制御部128は、判別部120の判別結果および充電状態検知部106の検知結果に基づいて拡張バッテリ200に設けられたLED202を制御する。具体的には、発光制御部128は、識別情報ID3に対応する充電通知の項目が「あり」であるため充電通知のLEDが設けられていると認識する。そして、発光制御部128は、充電状態検知部106の検知結果に基づいてバッテリV1の充電状態が満充電状態であると判断した場合には、スイッチSW3をオンする指令信号は出力しない。一方、発光制御部128は、充電状態検知部106の検知結果に基づいてバッテリV1の充電状態が満充電状態でないと判断した場合には、スイッチSW3をオンする指令信号を出力する。これに伴いLED202が発光する。
通信部126は、判別部120の判別結果として識別情報ID3を本体装置2に送信する。本体装置2のコントローラ通信部83は、通信部126から送信された識別情報ID3を取得する。そして、本体装置2のコントローラ通信部83からCPU81に当該情報が通知される。CPU81は、取得した識別情報ID3に従ってコントローラに拡張バッテリ200が接続されたことを認識することが可能である。本体装置2側において、CPU81は、当該情報を受けて情報処理を実行する。
CPU81は、情報処理の一例として所定の表示処理を実行することが可能である。具体的には、識別情報ID3に従って拡張バッテリ200に関連する情報をディスプレイ12に表示するようにしてもよい。また、CPU81は、情報処理の別の例としてコントローラから送信される操作データのパラメータを調整するようにしてもよい。拡張バッテリ200を接続する前と、接続した後でコントローラの操作感が異なる可能性があるからである。
また、本体装置2は、認識した接続された機器に応じて所定の処理を実行するようにコントローラに対して指示するようにしてもよい。たとえば、一例として、CPU81は、取得した識別情報ID3に従ってコントローラの機能の一部を変更するように指示するようにしてもよい。たとえば、CPU81は、コントローラに振動機構が設けられている場合に、当該振動機構を停止させる命令を出力するようにしてもよい。
コントローラの通信部126は、当該命令を受信して、処理実行部124に出力する。処理実行部124は、本体装置2から送信された命令に基づいて振動機構を用いない設定に変更してもよい。
接続機器の種別に従って本体装置2からの制御によりコントローラの機能を変更することが可能であるためユーザビリティを向上させることが可能である。
(d2:拡張グリップ300が装着された場合のコントローラの処理)
電圧検出部105は、拡張グリップ300がコントローラに接続された場合、P0〜P1の値の範囲内の電圧値を検出する。
また、コントローラと拡張グリップ300とが接続された場合、コントローラは、通信部330を介して拡張グリップ300のマイコン320から装置識別情報を取得する。
判別部120は、判別テーブルを用いて、検出した電圧値と装置識別情報(拡張グリップの固有の識別情報)に基づいて識別情報ID0に対応する拡張グリップとして識別する。
本例においては、判別部120は、検出した電圧値と装置識別情報に基づいて識別情報ID0に対応する拡張グリップとして識別する場合について説明するが、いずれか一方の情報に基づいて判断するようにしてもよい。
判別部120は、判別結果に基づいて切替制御部122に指示し、切替制御部122は、導通するスイッチSW2をスイッチSW1に切り替える。これに伴い、拡張グリップ3000からの給電を受けてコントローラは動作する。
判別部120は、判別結果に基づいて充電電流量Q1となるように制御信号CTを電流調整部107に出力する。これにより電流調整部107は、拡張グリップ300からコントローラのバッテリに充電する際の充電電流量を調整する。
拡張グリップ300には、LEDは設けられていないため発光制御部128は、指令信号を出力しない。
通信部126は、判別部120の判別結果として識別情報ID0および装置識別情報を本体装置2に送信する。本体装置2のコントローラ通信部83は、通信部126から送信された識別情報ID0および装置識別情報を取得する。そして、本体装置2のコントローラ通信部83からCPU81に当該情報が通知される。CPU81は、取得した識別情報ID0および装置識別情報に従ってコントローラに拡張グリップ300が接続されたことを認識することが可能である。本体装置2側において、CPU81は、当該情報を受けて上記で説明したのと同様の情報処理を実行することが可能である。
本体装置2は、拡張グリップ300がコントローラに接続された場合には、マイコン320からの装置識別情報を取得するためマイコンが内蔵された機器であることを容易に判別することが可能である。
(d3:試遊台拡張バッテリ400が装着された場合のコントローラの処理)
電圧検出部105は、試遊台拡張バッテリ400がコントローラに接続された場合、P1〜P2の値の範囲内の電圧値を検出する。
判別部120は、当該電圧値に基づいて判別テーブルを用いて識別情報ID1に対応する拡張バッテリとして識別する。
判別部120は、判別結果に基づいて切替制御部122に指示し、切替制御部122は、導通するスイッチSW2をスイッチSW1に切り替える。これに伴い、拡張バッテリ200からの給電を受けてコントローラは動作する。
判別部120は、判別結果に基づいて充電電流量Q1となるように制御信号CTを電流調整部107に出力する。これにより電流調整部107は、試遊台拡張バッテリ400からコントローラのバッテリに充電する際の充電電流量を調整する。
試遊台拡張バッテリ400には、LEDは設けられていないため発光制御部128は、指令信号を出力しない。
通信部126は、判別部120の判別結果として識別情報ID1を本体装置2に送信する。本体装置2のコントローラ通信部83は、通信部126から送信された識別情報ID1を取得する。そして、本体装置2のコントローラ通信部83からCPU81に当該情報が通知される。CPU81は、取得した識別情報ID1に従ってコントローラに試遊台拡張バッテリ400が接続されたことを認識することが可能である。本体装置2側において、CPU81は、当該情報を受けて上記で説明したのと同様の情報処理を実行することが可能である。
(d4:固定拡張バッテリ500が装着された場合のコントローラの処理)
電圧検出部105は、固定拡張バッテリ500がコントローラに接続された場合、P2〜P3の値の範囲内の電圧値を検出する。
判別部120は、当該電圧値に基づいて判別テーブルを用いて識別情報ID2に対応する固定拡張バッテリとして識別する。
判別部120は、判別結果に基づいて切替制御部122に指示し、切替制御部122は、導通するスイッチSW2をスイッチSW1に切り替える。これに伴い、拡張バッテリ200からの給電を受けてコントローラは動作する。
判別部120は、判別結果に基づいて充電電流量Q2となるように制御信号CTを電流調整部107に出力する。これにより電流調整部107は、固定拡張バッテリ500からコントローラのバッテリに充電する際の充電電流量を調整する。
本例においては、充電電流量Q2は、充電電流量Q1よりも低い値に設定される。固定拡張バッテリ500は、複数のコントローラを充電可能な構成として設けられているため、電流量を適正に配分するべく充電電流量Q1よりも低い値に設定している。
発光制御部128は、判別部120の判別結果および充電状態検知部106の検知結果に基づいて固定拡張バッテリ500に設けられた対応するLEDを制御する。具体的には、発光制御部128は、識別情報ID2に対応する充電通知の項目が「あり」であるため充電通知のLEDが設けられていると認識する。そして、発光制御部128は、充電状態検知部106の検知結果に基づいてバッテリV1の充電状態が満充電状態であると判断した場合には、スイッチSW3をオンする指令信号は出力しない。一方、発光制御部128は、充電状態検知部106の検知結果に基づいてバッテリV1の充電状態が満充電状態でないと判断した場合には、スイッチSW3をオンする指令信号を出力する。これに伴い対応するLEDが発光する。
通信部126は、判別部120の判別結果として識別情報ID2を本体装置2に送信する。本体装置2のコントローラ通信部83は、通信部126から送信された識別情報ID2を取得する。そして、本体装置2のコントローラ通信部83からCPU81に当該情報が通知される。CPU81は、取得した識別情報ID2に従ってコントローラに固定拡張バッテリ500が接続されたことを認識することが可能である。本体装置2側において、CPU81は、当該情報を受けて上記で説明したのと同様の情報処理を実行することが可能である。
当該処理により、判別部120は、電圧検出部105の検出結果に基づいてコントローラに接続された接続機器を簡易な方式で識別することが可能である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ゲーム装置、2 本体装置、3 左コントローラ、4 右コントローラ、5 クレードル、6 テレビ、11,31,51,310 ハウジング、11a,11b スピーカ孔、12 ディスプレイ、13 タッチパネル、15 左レール部材、17 左側端子、19 右レール部材、21 右側端子、23 第1スロット、24 第2スロット、25 音声入出力端子、27 下側端子、28 電源ボタン、33〜38 操作ボタン、40,62 スライダ、42,64 端子、81 CPU、82 ネットワーク通信部、83 コントローラ通信部、84 フラッシュメモリ、85 RAM、86 タッチパネルコントローラ、87 コーデック回路、88 スピーカ、92 第2スロットインターフェイス、97 電力制御部、98 バッテリ、101,111 通信制御部、102,112 メモリ、103,113 操作ボタン群、105 電圧検出部、106 充電状態検知部、107 電流調整部、109,119,510 電力供給部、120 判別部、122 切替制御部、124 処理実行部、126,330 通信部、128 発光制御部、200 拡張バッテリ、301 左グリップ部、302 右グリップ部、320 マイコン、400 試遊台拡張バッテリ、402 ACプラグ端子、404 ACアダプタ、500 固定拡張バッテリ。

Claims (13)

  1. ゲームコントローラと当該ゲームコントローラと接続する接続機器とを含む操作システムであって、
    前記接続機器は、
    前記ゲームコントローラに電力を供給するための第1バッテリと、
    前記ゲームコントローラと電気的に接続する第1端子と、
    前記第1端子と接続される抵抗とを有し、
    前記ゲームコントローラは、
    制御回路と、
    前記制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、
    前記接続機器と電気的に接続する第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子とが接続された場合に、前記抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、前記ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、
    前記制御回路に前記第2バッテリから電力が供給されている場合に、前記判別部により判別された機器が前記接続機器であるときには、前記制御回路に電力を供給するために前記第2バッテリから前記第1バッテリに切り替える切替部とを有し、
    前記接続機器は、前記判別部の判別結果に従って発光する発光部を有する、操作システム。
  2. 前記ゲームコントローラは、前記判別部により判別された機器が前記接続機器である場合に、前記発光部を発光させる制御を行なう発光制御部を有する、請求項1記載の操作システム。
  3. 前記第2バッテリは、前記切替部による前記第2バッテリから前記第1バッテリへの切り替えに従って、前記第1バッテリからの電力の供給により充電可能に設けられ、
    前記発光制御部は、
    前記第2バッテリの充電状態が所定レベル以上であるか否かを判断し、
    前記第2バッテリの充電状態が所定レベル以上ではないと判断した場合に、前記発光部を発光させる、請求項2記載の操作システム。
  4. 前記操作システムは、前記接続機器とは異なる他の接続機器を含み、
    前記他の接続機器は、
    マイコンと、
    前記ゲームコントローラと電気的に接続する第3端子と、
    前記第3端子を介して前記マイコンから前記ゲームコントローラに対して自身の識別情報を送信する機器通信部とをさらに有し、
    前記ゲームコントローラの前記判別部は、
    前記送信された識別情報および前記電圧検出部で検出された電圧値のいずれかに基づいて、前記ゲームコントローラに接続された機器を判別する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の操作システム。
  5. ゲームコントローラと、当該ゲームコントローラと接続する接続機器と、本体装置とを含むゲームシステムであって、
    前記接続機器は、
    前記ゲームコントローラに電力を供給するための第1バッテリと、
    前記ゲームコントローラと電気的に接続する第1端子と、
    前記第1端子と接続される抵抗とを有し、
    前記ゲームコントローラは、
    制御回路と、
    前記制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、
    前記接続機器と電気的に接続する第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子とが接続された場合に、前記抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、前記ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、
    前記制御回路に前記第2バッテリから電力が供給されている場合に、前記判別部により判別された機器が前記接続機器であるときには、前記制御回路に電力を供給するために前記第2バッテリから前記第1バッテリに切り替える切替部と、
    前記判別部の判別結果を前記本体装置に送信する通信部とを有し、
    前記接続機器は、前記判別部の判別結果に従って発光する発光部を有する、ゲームシステム。
  6. 前記本体装置は、前記判別部の判別結果に基づいて情報処理を実行する情報処理部を有する、請求項5記載のゲームシステム。
  7. 前記情報処理部は、前記判別部の判別結果に基づいて判別された前記ゲームコントローラに接続された機器に関連する情報を表示装置に表示させる、請求項6記載のゲームシステム。
  8. 前記通信部は、前記判別部の判別結果を無線通信により前記本体装置に送信する、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載のゲームシステム。
  9. 電力を供給可能な第1バッテリと、当該第1バッテリから電力を供給するための第1端子とを有する接続機器と接続可能なゲームコントローラであって、
    制御回路と、
    前記制御回路に電力を供給するための第2バッテリと、
    前記接続機器と電気的に接続するための第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子とが接続された場合に、前記接続機器に設けられた抵抗を介して流れる電流に応じた電圧値を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、前記ゲームコントローラに接続された機器を判別する判別部と、
    前記制御回路に前記第2バッテリから電力が供給されている場合に、前記判別部により判別された機器が前記接続機器であるときには、前記制御回路に電力を供給するために前記第2バッテリから前記第1バッテリに切り替える切替部と、
    前記判別部により判別された機器が前記接続機器である場合に、前記接続機器に設けられた発光部を発光させる制御を行なう発光制御部とを備える、ゲームコントローラ
  10. 前記第2バッテリは、前記切替部による前記第2バッテリから前記第1バッテリへの切り替えに従って、前記第1バッテリからの電力の供給により充電可能に設けられ、
    前記発光制御部は、
    前記第2バッテリの充電状態が所定レベル以上であるか否かを判断し、
    前記判別部により判別された機器が前記接続機器であり、前記第2バッテリの充電状態が所定レベル以上でないと判断した場合に、前記発光部を発光させる制御を行なう、請求項9記載のゲームコントローラ。
  11. 前記判別部の判別結果を本体装置に送信する通信部をさらに備える、請求項9または10に記載のゲームコントローラ。
  12. 前記通信部は、前記判別部の判別結果に基づく前記本体装置からの指示を受信し、
    前記受信した前記本体装置からの指示に従って所定処理を実行する処理実行部をさらに備える、請求項11記載のゲームコントローラ。
  13. 接続機器を識別するための識別情報と電圧値とを対応させたテーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記判別部は、前記電圧検出部で検出された電圧値に基づいて、前記記憶部に記憶されたテーブルを参照して、前記ゲームコントローラに接続された機器を判別する、請求項9〜12のいずれか1項に記載のゲームコントローラ。
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