JP6901772B2 - プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属プレートに絞り加工を施すプレス装置に関する。
金属プレートに絞り加工を施すプレス装置として、金属プレートに前絞り加工を施して中間成形体を形成し、その後この中間成形体に圧縮絞り加工を施して成形体を形成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このプレス装置では、中間成形体を形成する前絞り加工域には、前絞り用パンチ及び前絞り用ダイが配設され、また圧縮絞り加工を施す圧縮絞り加工域には、圧縮絞り用パンチ及び圧縮絞り用ダイが配設され、更にこの圧縮絞り用パンチに関連して圧縮加圧手段が設けられ、この圧縮加圧手段が、例えば、圧縮加圧プレート及びこの圧縮加圧プレートに圧縮力を加えるための流体圧シリンダ機構から構成されている。
前絞り加工域においては、前絞り用ダイが前絞り用パンチに対して上下方向に往復移動され、この往復移動によって、前絞り用パンチ及び前絞り用ダイが金属プレートに作用して、頂壁及び周側壁を有する前成形体が形成される。また圧縮絞り加工域においては、圧縮絞り用ダイが圧縮絞り用パンチに対して上下方向に往復移動され、この往復移動によって、圧縮絞り用パンチ及び圧縮絞り用ダイが前成形体に作用して、例えば頂壁、周側壁及びフランジ部を有する成形体が形成される。このとき、圧縮加圧手段の流体圧シリンダ機構からの圧縮力が圧縮加圧プレートを介して中間成形体の周側壁に作用し、この圧縮力により中間成形体の周側壁が圧縮加圧され、これにより、圧縮絞り加工時にその周側壁の肉厚が薄くなるのを抑えることができる。
特許第5697787号公報
しかしながら、このプレス装置では、次の通りの問題が存在する。即ち、圧縮加圧手段の流体圧シリンダ機構が圧縮加圧プレートの下側に配置される構成であるために、圧縮絞り用パンチが取り付けられる下ダイセットの下側に流体圧シリンダ機構を配設し、この流体圧シリンダ機構の出力部を下ダイセットを貫通して上方に突出させ、この出力部に圧縮加圧プレートを取り付ける必要がある。そのために、下ダイセットの下側に流体圧シリンダ機構を配置するための配置空間を必要とし、また下ダイセットに流体圧シリンダ機構の出力部のための貫通孔を設ける必要があり、プレス装置自体が大型化するとともに、下ダイセットに関連する構成が複雑になる問題がある。
また、通常のプレス装置(又は既設のプレス装置)にこのような圧縮加圧手段を付加して圧縮絞り加工ができるように改良しようとすると、プレス装置本体の下ダイセットの下側に流体圧シリンダ機構のための配置空間が存在せず、従って、通常のプレス装置(又は既設のプレス装置)のプレス装置本体に圧縮加圧手段を組み込んで適用するのが非常に難しいという問題がある。
本発明の目的は、前絞り加工に続いて圧縮絞り加工を行うことができ、既設のプレス装置本体にも圧縮絞り加工を行うための圧縮加圧手段を容易に適用することができるプレス装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載のプレス装置は、プレス装置本体に取り付けられた下ダイセットと、前記下ダイセットに対して上下方向に往復動自在に前記プレス装置本体に支持された上ダイセットとを備え、前記下ダイセットと前記上ダイセットとの間に所定の移送方向に沿って前絞り加工域及び圧縮絞り加工域が設けられ、金属プレートが前記前絞り加工域及び前記圧縮絞り加工域を通して移送される間に、頂壁、前記頂壁の外周部から下方に延びる周側壁及び前記周側壁の下端部から径方向外方に延びるフランジ部を有する成形体を形成するプレス装置であって、
前記前絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには前絞り用パンチが取り付けられるとともに、前記上ダイセットには前絞り用ダイが取り付けられ、また前記圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには圧縮絞り用ダイが取り付けられ、また、前記圧縮絞り用パンチに関連して圧縮加圧手段が設けられ、前記圧縮加圧手段は、前記圧縮絞り用パンチが挿通し且つ前記成形体の前記フランジ部に作用する圧縮加圧プレートと、前記圧縮加圧プレートに連結された加圧用リンクと、前記加圧用リンクを介して前記圧縮加圧プレートに圧縮力を加えるための流体圧シリンダ機構とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のプレス装置では、前記圧縮加圧手段の前記加圧用リンクは、前記プレス装置本体又は前記下ダイセットに揺動自在に取り付けられ、前記流体圧シリンダ機構のシリンダ本体が前記プレス装置本体外に配設され、前記加圧用リンクの一端部は前記圧縮加圧プレートに回動自在に連結され、その他端部は前記流体圧シリンダ機構の出力部に回動自在に連結されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のプレス装置では、前記圧縮加圧手段の前記流体圧シリンダ機構に関連して、前記流体圧シリンダ機構に送給される流体圧を制御するための流体圧力制御手段が設けられ、前記流体圧力制御手段は、前記上ダイセットが下死点に向かって下方に移動する際には、前記流体圧シリンダ機構に送給される流体圧を段階的に上昇するように制御し、かくして、前記流体圧シリンダ機構により前記圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重は、前記下死点に向かって段階的に上昇されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のプレス装置では、前記圧縮絞り加工域は、前記所定の移送方向に沿って2つ以上設けられており、上流側の第1圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには第1圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには第1圧縮絞り用ダイが取り付けられ、また下流側の第2圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには第2圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには第2圧縮絞り用ダイが取り付けられ、更に、前記第1及び第2圧縮絞り用パンチに関連して第1及び第2圧縮加圧手段が設けられ、前記第2圧縮加圧手段の第2流体圧シリンダ機構により第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重は、前記第1圧縮加圧手段の第1シリンダ機構により第1圧縮プレートに付与される圧縮荷重よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のプレス装置では、前記第2圧縮加圧手段の前記第2流体圧シリンダ機構により前記第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングは、前記第1圧縮加圧手段の前記第1流体圧シリンダ機構により前記第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングよりも早く、また前記第2流体圧シリンダ機構により前記第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングは、前記第1流体圧シリンダ機構により前記第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングよりも遅いことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のプレス装置によれば、前絞り加工域に対応して、下ダイセットに前絞り用パンチが取り付けられるとともに、上ダイセットに前絞り用ダイが取り付けられ、また圧縮絞り加工域に対応して、下ダイセットに圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、上ダイセットに圧縮絞り用ダイが取り付けられているので、上ダイセットが下ダイセットに対して往復移動されると、前絞り加工域においては、前絞り用パンチ及び前絞り用ダイによって金属プレートに前絞り加工を施して中間成形体を形成することができるとともに、圧縮絞り加工域においては、圧縮絞り用パンチ及び圧縮絞り用ダイによって中間成形体に圧縮絞り加工を施して成形体を形成することができる。
また、圧縮絞り用パンチに関連して設けられた圧縮加圧手段は、成型体のフランジ部に作用する圧縮加圧プレートと、この圧縮加圧プレートに連結された加圧用リンクと、加圧用リンクを介して圧縮加圧プレートに圧縮力を加えるための流体圧シリンダ機構とを備えているので、圧縮加工時に流体圧シリンダ機構からの出力が加圧用リンクを介して圧縮加圧プレートに伝達され、この圧縮加圧プレートにより中間成形体の周側壁に圧縮力を付与してこの周側壁の肉厚が薄くなるのを抑えることができる。また、流体圧シリンダ機構と圧縮加圧プレートとが加圧用リンクを介して連結されているので、この流体シリンダ機構をプレス装置本体の外側に配置することができ、これにより、圧縮加圧手段の取付け構造が簡単となり、例えば既設のプレス装置本体にも適用することができる。
また、本発明の請求項2に記載のプレス装置によれば、圧縮加圧手段の加圧用リンクがプレス装置本体(又は下ダイセット)に揺動自在に取り付けられ、その流体圧シリンダ機構のシリンダ本体がプレス装置本体外に配置されるので、圧縮加圧手段を容易に取り付けることができ、また既設のプレス装置本体にも容易に適用することができる。
また、本発明の請求項3に記載のプレス装置によれば、圧縮加圧手段の流体圧シリンダ機構に関連して、流体圧を制御するための流体圧力制御手段が設けられ、流体圧力制御手段は、上ダイセットが下死点に向かって下方に移動する際に流体圧シリンダ機構に送給される流体圧を段階的に上昇するように制御するので、上ダイセットの下死点付近では中間成形体の周側壁に付与される圧縮力も大きくなり、かくして、この周側壁の肉厚が薄くなることを効果的に抑えることができる。
また、本発明の請求項4に記載のプレス装置によれば、上流側の第1圧縮絞り加工域に対応して、下ダイセットには第1圧縮絞り用パンチが、また上ダイセットには第1圧縮絞り用ダイが取り付けられ、更に下流側の第2圧縮絞り加工域に対応して、下ダイセットには第2圧縮絞り用パンチが、また上ダイセットに第2圧縮絞り用ダイが取り付けられ、更に、第1及び第2圧縮絞り用パンチに関連して第1及び第2圧縮加圧手段が設けられている。そして、第2圧縮加圧手段の第2流体圧シリンダ機構により第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重は、第1圧縮加圧手段の第1シリンダ機構により第1圧縮プレートに付与される圧縮荷重よりも大きくなるように構成されているので、中間成形体をより深く絞るように加工するほどその周側壁に付与される圧縮力も大きくなり、これにより、この圧縮絞り加工の際に中間成形体の周側壁の肉厚が薄くなるのをより効果的に抑えることができる。
また、本発明の請求項5に記載のプレス装置によれば、第2圧縮加圧手段の第2流体圧シリンダ機構により第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングは、第1圧縮加圧手段の第1流体圧シリンダ機構により第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングよりも早くなるように構成され、また第2流体圧シリンダ機構により第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングは、第1流体圧シリンダ機構により第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングよりも遅くなるように構成されているので、第1及び第2圧縮絞り加工域において中間成形体に所要の通りの圧縮絞り加工を施すことができる。
本発明に従うプレス装置の一実施形態の要部を簡略的に示す概略図。 図1のプレス装置の下ダイセット及びそれに関連する構成を示す平面図。 図1におけるIII−III線による断面図。 図1のプレス装置の前絞り加工域及び圧縮絞り加工域の加工を説明するための説明図。 図1のプレス装置の第1〜第3圧縮絞り加工域において圧縮加圧手段により付与される圧縮荷重(油圧荷重)の変化の一例とプレス装置の回転角度との関係を示す図。 第1〜第3圧縮絞り加工域において圧縮加圧手段により付与される圧縮荷重(油圧荷重)の変化の他の例とプレス装置の回転角度との関係を示す図。 圧縮加圧手段の他の形態を示す、図3に対応する断面図。 本発明に従うプレス装置の他の実施形態の要部を簡略的に示す概略図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うプレス装置の一実施形態について説明する。図1〜図3において、図示のプレス装置は、プレス装置本体2の下部に取り付けられる下ダイセット4と、この下ダイセット4の上方に配設される上ダイセット6とを備え、この上ダイセット6が上スライド8に取り付けられ、この上スライド8が上下方向に移動自在にプレス装置本体に支持され、例えばクランク機構(図示せず)の所定方向の回転によって、上スライド8及び上ダイセット6が上下方向に往復移動される。
この実施形態では、下ダイセット4と上ダイセット6との間に、前絞り加工域10及び3つの圧縮絞り加工域、即ち第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16が金属プレート18(及び中間成形体20)の移送方向に沿ってこの順に配設されている。前絞り加工域10においては、後述するように、金属プレート18に前絞り加工が施され、第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16においては、中間成形体20(20a,20b,20c)に圧縮絞り加工が施される。
更に具体的に説明すると、前絞り加工域10に対応して、前絞り用パンチ22及び前絞り用ダイ24が設けられ、前絞り用パンチ22が下ダイセット4に取り付けられ、前絞り用ダイ24が上ダイセット6に取り付けられている。前絞り用パンチ22は円筒状であり、前絞り用ダイ24は内部空間26を有する中空円筒状であり、この前絞り用ダイ24の内部空間26内に前絞り用パンチ22の先端部が挿入される。
第1〜第3圧縮絞り加工域12(14,16)に関連する構成は実質上同一であり、以下、第1圧縮絞り加工域12(第2圧縮絞り加工域14、第3圧縮絞り加工域16)に関連する構成について説明する。第1圧縮絞り加工域12(第2圧縮絞り加工域14、第3圧縮絞り加工域16)に対応して第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)及び第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)が配設され、第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)が下ダイセット4に取り付けられ、第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)が上ダイセット6に取り付けられている。
第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)は、前絞り用パンチ22と同様に円筒状であり、第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)は、前絞り用ダイ24と同様に、第1内部空間40(第2内部空間42,第2内部空間44)を有する中空円筒状であり、この第1内部空間40(第2内部空間42,第3内部空間44)内に第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30,第3圧縮絞り用パンチ32)の先端部が挿入される。
このプレス装置においては、第1〜第3圧縮絞り用パンチ30,32,34の各々に関連して、第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50が設けられている。第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50は実質上同一の構成であり、以下第1圧縮加圧手段46(第2圧縮加圧手段48、第3圧縮加圧手段50)について説明する。この第1圧縮加圧手段46(第2圧縮加圧手段48、第3圧縮加圧手段50)は、中間成形体20に作用する第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)と、第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)に圧縮力を伝達するための第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)と、圧縮力を付与するための第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)とを備えている。第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)の略中央部には円形状の開口が設けられ、第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)の先端側は、第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)のかかる開口を通して上方に突出している。尚、この第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)は、例えば油圧シリンダ機構、空圧シリンダ機構などから構成される。
この形態では、図2及び図3に示すように、第1圧縮絞り加工域12(第2圧縮絞り加工域12、第3圧縮絞り加工域14に対応して、下ダイット4の側部に一対の取付ブラケット70が設けられ、かかる一対の取付ブラケット70間に第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)が支持軸72(図3参照)を中心として揺動自在に装着されている。第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)の一端側は第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)に向けて延び、その二つに分かれた一端部58a(60a,62a)が連結軸74(図3参照)を介して第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)に回動自在に連結されている。また、この第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)の他端側は第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)に向けて延び、その他端部が連結軸76(図3参照)を介して第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)の出力部78に回動自在に連結されている。この第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)のシリンダ本体80は、プレス装置本体2の外側(例えば、プレス装置本体2の外側面)に固定するように取り付けられた取付部材82に取り付けられる。尚、プレス装置本体2に付設するようにシリンダ支持装置(図示せず)を設け、このシリンダ支持部材に第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)を取り付けるようにしてもよい。
このように構成されているので、第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)が伸張して第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)が支持軸72を中心として図3において時計方向に回動されると、これに連結された第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)は上方に持ち上げられるようになり、これにより、第1圧縮加圧用プレート52(第2圧縮加圧用プレート54、第3圧縮加圧用プレート56)に支持された中間成形体20(20a,20b,20c)に後述するように圧縮力が作用する。
第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50の第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68は、番号84で示す流体圧制御系により制御される。この流体圧制御系84は、油圧ポンプの如き流体圧源86を備え、この流体圧源86からの圧力流体が供給流路88を通して供給される。この供給流路88には、第1〜第3分岐送給流路90,92,94が接続され、第1〜第3分岐送給流路90,92,94が第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68のシリンダ本体80の伸張側に接続されている。また、第1〜第3分岐送給流路90,92,94には圧力流体の供給及び流体圧力を制御するための第1〜第3流体供給圧力制御手段96,98,100が配設されている。第1流体供給圧力制御手段96(第2及び第3流体供給圧力制御手段98,100)は、例えば、第1分岐送給流路90(第2及び第3分岐送給流路92,94)を通して送給される圧力流体の供給、供給停止を行うための開閉弁(図示せず)と、第1分岐送給流路90(第2及び第3分岐送給流路92,94を通して送給される圧力流体の圧力を制御するための流体圧力制御弁(図示せず)とを含んでいる。
第1〜第3流体供給圧力制御手段96,98,100は、プレス装置のプレス制御装置102からの加工制御信号を利用して作動制御され、このプレス制御装置102からの加工制御信号が流体供給圧力制御装置104に送給され、この流体供給圧力制御装置104は、この加工信号に基づいて第1〜第3流体供給信号及び第1〜第3流体圧力制御信号を生成する。
例えば、流体供給圧力制御装置104にて生成された第1流体供給信号(第2流体供給信号、第3流体供給信号)は、第1流体供給圧力制御手段96(第2流体供給圧力制御手段98、第3流体供給圧力制御手段100)の開閉弁(図示せず)に送給され、この第1流体供給信号(第2流体供給信号、第3流体供給信号)に基づいて開閉弁が開状態となり、供給流路88からの圧力流体が第1分岐送給流路92(第2分岐送給流路94、第3分岐送給流路96)を通して第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)のシリンダ本体80の伸張側に送給される。
また、流体供給圧力制御装置104にて生成された第1流体圧力制御信号(第2流体圧力制御信号、第3流体圧力制御信号)は、第1流体供給圧力制御手段96(第2流体供給圧力制御手段98、第3流体供給圧力制御手段100)の流体圧力制御弁(図示せず)に送給され、この第1流体圧力制御信号(第2流体圧力制御信号、第3流体圧力制御信号)に基づいて第1分岐送給流路92(第2分岐送給流路94、第3分岐送給流路96)を通して送給される圧力流体の圧力が制御される。
このプレス装置によるプレス加工(即ち、前絞り加工及び圧縮絞り加工)は、次のように行われる。図4をも参照して、このプレス装置によるプレス加工は、図4(a)に示す円形状の金属プレート18を材料として加工が施され、この金属プレート18としては、例えば冷延鋼板、ステンレス鋼板、めっき鋼板などを用いることができる。
そして、この金属プレート18が前絞り加工域10並びに第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,14を通して移送される間に前絞り加工並びに第1〜第3圧縮絞り加工が施され、最終的に図4(e)で示す成形体21が形成される。この最終的な成形体21は、円形状の頂壁112と、この頂壁112の外周部から下方に延びる円筒状の周側壁114と、この周側壁114の下端部から径方向外方に延びる環状のフランジ部116とを有する形態のものである。
図1及び図4を参照して更に説明すると、前絞り加工域10においては、下ダイセット4に対する上ダイセット6の往復動によって、下ダイセット4の前絞り用パンチ22が金属プレート18の下面(内側面)に作用し、上ダイセット6の前絞り用ダイ24が金属プレート18の上面(外面)作用し、前絞り用パンチ22と前絞り用ダイ24による前絞り加工により、図4(a)に示す中間成形体20aが形成される。この前絞り加工域10にて形成される中間成形体20aは、頂壁120a及びこの頂壁120aの外周部から下方に延びる周側壁122aを有する形態のものが形成される。尚、この前絞り加工域10で形成される中間成形体20aは、頂壁120a、周側壁122a及びこの周側壁の下端部から径方向外方に延びる環状のフランジ部を有する形態に形成するようにしてもよい。
第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16においては、中間成形体20a,20b,20cに圧縮絞り加工が同様に施される。即ち、第1圧縮絞り加工域12(第2圧縮加工域14、第3圧縮絞り加工域16)においては、下ダイセット4に対する上ダイセット6の往復動によって、下ダイセット4の第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)が中間成形体20a(20b,20c)の内側面側に作用し、上ダイセット6の第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)が中間成形体20a(20b,20c)の外面側に作用し、第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)と第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)による圧縮絞り加工により、図4(c)に示す中間成形体20b(図4(d)に示す中間成形体20c、図4(e)に示す成形体21)が形成される。この前絞り加工域10にて形成される中間成形体20b(中間成形体20c、成形体21)は、頂壁120b(120c、112)、この頂壁120b(120c、112)の外周部から下方に延びる周側壁122b(122c,114)及びこの周側壁122b(122c,114)の下端部から径方向外方に延びる環状のフランジ部124b(124c,116)を有する形態のものが形成される。
そして、第1圧縮絞り加工域12(第2圧縮絞り加工域14、第3圧縮絞り加工域16)における第1圧縮絞り加工(第2圧縮絞り加工、第3圧縮絞り加工)においては、第1圧縮加圧手段46(第2圧縮加圧手段48、第3圧縮加圧手段50)により中間成形体20a(20b,20c)の周側壁122a(122b,122c)に所要の圧縮力が付与される。
このプレス装置では、プレス装置のクランク軸(図示せず)の回転角度に同期してプレス制御装置102(図3)が加工制御信号を生成し、この加工制御信号に基づいて流体供給圧力制御装置104(図3)が第1流体供給信号(第2流体供給信号、第3流体供給信号)及び第1流体圧力制御信号(第2流体圧力制御信号、第3流体圧力制御信号)を生成する。そして、この第1流体供給信号(第2流体供給信号、第3流体供給信号)に基づいて、第1流体供給圧力制御手段96(第2流体供給圧力制御手段98、第3流体供給圧力制御手段100)の開閉弁(図示せず)が開閉制御されるとともに、第1流体圧力制御信号(第2流体圧力制御信号、第3流体圧力制御信号)に基づいて、第1流体供給圧力制御手段96(第2流体供給圧力制御手段98、第3流体供給圧力制御手段100)の流体圧力制御弁(図せず)(流体圧力制御手段を構成する)が制御されて第1分岐送給流路92(第2分岐送給流路94、第3分岐送給流路96)を通して第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)に送給される圧力流体の圧力が制御され、第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)のシリンダ本体80の伸張側に、図5に示す通りの流体圧力(例えば、油圧荷重)が付与される。
第1圧縮加圧手段46(第2圧縮加圧手段48、第3圧縮加圧手段50)の第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構66、第3流体圧シリンダ機構68)に図5に示す通りの流体圧荷重の圧力流体が送給されると、第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク60、第3加圧用リンク62)を介して第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)が上方に第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)に向けて持ち上げられ、これにより、第1圧縮絞り加工(第2圧縮絞り加工、第3圧縮絞り加工)の際に、第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート54、第3圧縮加圧プレート56)が中間成形体20aの周側壁122a(中間成形体20bのフランジ部124bを介してその周側壁122b、中間成形体20cのフランジ部124cを介してその周側壁122c)に作用し、このようにして中間成形体20a(20b,20c)の周側壁122a(122b,122c)に圧縮力が付与される。
第1圧縮絞り用パンチ28(第2圧縮絞り用パンチ30、第3圧縮絞り用パンチ32)及び第1圧縮絞り用ダイ34(第2圧縮絞り用ダイ36、第3圧縮絞り用ダイ38)による絞り加工では、中間成形体20a(20b,20c)の周側壁122a(122b,122c)の肉厚は薄くなるが、この加工の際に、その周側壁122a(122b,122c)に圧縮力を付与することによって、この圧縮力がこの周側壁122a(122b,122c)を増肉するように作用し、その結果、中間成形体20a(20b,20c)の周側壁122a(122b,122c)が薄くなるのを抑え、加工条件によってはその肉厚を厚くする(所謂、増肉)することができる。
このようなプレス加工においては、前絞り加工を施し、その後に第1〜第3圧縮絞り加工をこの順で施すが、このような場合、下流側の絞り加工ほど成形体20a(20b,20c,21)の頂壁120a(120b,120c,112)のサイズ(外径)が小さく、且つその周側壁122a(122b,122c,114)の長さが長くなるように成形される。
このような絞り加工における第1〜第3圧縮絞り加工においては、図5に示すように、第3圧縮加圧手段50の第3流体圧シリンダ機構68への圧力流体の供給が最も早く行われ、次いで第2圧縮加圧手段48の第2流体圧シリンダ機構66への圧力流体の供給が行われ、その後第1圧縮加圧手段46の第1流体圧シリンダ機構64への圧力流体の供給が行われ、このように圧力流体の供給を制御することにより、第1圧縮加圧手段46(即ち、第1圧縮加圧プレート52)による圧縮荷重の作用開始タイミングよりも第2圧縮加圧手段48(即ち、第2圧縮加圧プレート54)による圧縮荷重の作用開始タイミングが早くなり、この第2圧縮加圧手段48による圧縮荷重の作用開始タイミングよりも第3圧縮加圧手段50(即ち、第3圧縮加圧プレート56)による圧縮荷重の作用開始タイミングが早くなる。
また、この圧力流体の供給停止は、その供給開始とは逆に、第1圧縮加圧手段46の第1流体圧シリンダ機構64への圧力流体の供給停止が最も早く行われ、次いで第2圧縮加圧手段48の第2流体圧シリンダ機構66への圧力流体の供給停止が行われ、その後第3圧縮加圧手段50の第3流体圧シリンダ機構68への圧力流体の供給停止が行われ、このように圧力流体の供給停止を制御することにより、第1圧縮加圧手段46(即ち、第1圧縮加圧プレート52)による圧縮荷重の作用終了タイミングよりも第2圧縮加圧手段48(即ち、第2圧縮加圧プレート54)による圧縮荷重の作用終了タイミングが遅くなり、この第2圧縮加圧手段48による圧縮荷重の作用終了タイミングよりも第3圧縮加圧手段50(即ち、第3圧縮加圧プレート56)による圧縮荷重の作用終了タイミングが遅くなる。
このように第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50による圧縮荷重の作用開始タイミング及び作用終了タイミングを制御することにより、第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16において中間成形体20a,20b,20cに所要の通りに圧縮荷重を施して第1〜第3圧縮絞り加工を施すことができ、これにより、その周側壁122a,122b,122cの肉厚が薄くなるのを効果的に抑えることができる。
また、このような絞り加工における第1〜第3圧縮絞り加工においては、図5に示すように、第3圧縮加圧手段50の第3流体圧シリンダ機構68に送給される圧力流体の圧力が最も大きく、第2圧縮加圧手段48の第2流体圧シリンダ機構66に送給される圧力流体の圧力が次に大きく、第1圧縮加圧手段46の第1流体圧シリンダ機構64に送給される圧力流体の圧力が最も小さくなるように制御される。このように圧力流体の圧力を制御することにより、第3圧縮加圧手段50(即ち、第3圧縮加圧プレート56)により中間成形体20cに付与される圧縮荷重が最も大きく、第2圧縮加圧手段48(即ち、第2圧縮加圧プレート54)により中間成形体20bに付与される圧縮荷重が次に大きく、第1圧縮加圧手段46(即ち、第1圧縮加圧プレート52)により中間成形体20aに付与される圧縮荷重が最も小さくなる。
このように第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50により付与される圧縮荷重の大きさを制御することにより、中間成形体20a,20b,20cの周側壁122a,122b,122cの肉厚が薄くなり易い圧縮絞り加工域ほどより大きい圧縮荷重を付与して薄肉化するのを抑えることができる。
尚、この実施形態では、第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50の第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66.68に送給される圧力流体を図5に示すように制御しているが、このような制御に代えて、例えば、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68に送給される圧力流体の供給開始タイミング(換言すると、圧縮荷重の作用開始タイミング)及び供給終了タイミング(換言すると、圧縮荷重の作用終了タイミング)を上述したと同様にするが、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68に送給される圧力流体の 圧力(換言すると、中間成形体20a,20b,20cに付与される圧縮荷重)を一定にするようにしてもよい。
第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50の第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68に送給される圧力流体の圧力(換言すると、流体圧荷重)については、図6に示すように制御するようにしてもよい。図6において、この変形形態の圧力流体の圧力制御では、図5に示す制御に加えて、更に、上ダイセット6の下死点に向けて下方に移動する際に、圧力流体の圧力が段階的に上昇するように制御される。この変形形態では、第1及び第2圧縮加圧手段46,48の第1及び第2流体圧シリンダ機構46,48に送給される圧力流体の圧力が2段階に上昇され、下死点付近になるとその圧力が最大となるように制御される。また、第3圧縮加圧手段50の第3流体圧シリンダ機構50に送給される圧力流体の圧力が3段階に上昇され、この下死点付近になるとその圧力が最大となるように制御される。
このように制御することにより、第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16における第1〜第3圧縮絞り加工において、中間成形体20a,20b,20cの周側壁122a,122b、122cが薄肉化し易い上ダイセット6の下死点付近において最も大きい流体圧荷重(流体圧力)が作用し、これにより、中間成形体20a,20b,20cの周側壁122a,122b、122cに最も大きな圧縮力が付与され、その結果、この周側壁122a,122b,122cの肉厚が薄くなるのを効果的に抑えることができ、場合により増肉することができる。尚、圧力流体の圧力をこのように段階的に上昇する制御は、第1〜第3流体圧シリンダ機構46,48,50の全てに適用する必要はなく、それらの任意の一つ又は任意の二つに適用するようにしてもよい。
加えて、上ダイセット6が上死点に向けて戻るときに、圧力流体の圧力を付与する圧力付与期間の最終期間(T1,T2,T3)において、圧力流体の圧力が一時的に更に上昇するように制御される。この変形形態では、第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50の第1〜第3流体圧シリンダ機構46,48,50に送給される圧力流体の圧力が下死点付近の最大圧力よりも更に上昇されるように制御される。
このように制御することにより、第1〜第3圧縮絞り加工域12,14,16における第1〜第3圧縮絞り加工において、第1〜第3圧縮絞り用ダイ34,36,38が中間成形体20b,20c及び成形体21から離れる際に一時的に圧力流体の圧力が更に上昇される。かく圧力流体の圧力が上昇すると、第1〜第3圧縮加圧プレート52,54,56が幾分上方に持ち上げられて中間成形体20b,20c及び成形体21を第1圧縮絞り用パンチ28,30,32から外すように作用し、かくして、第1〜第3圧縮絞り加工後の中間成形体20,20c及び成形体21の取出しが容易となる。尚、圧力流体の圧力をこのように一時的に上昇する制御は、第1〜第3流体圧シリンダ機構46,48,50の全てに適用する必要はなく、それらの任意の一つ又は任意の二つに適用するようにしてもよい。
次に、図7を参照して、圧縮加圧手段の変形形態について説明する。尚、以下の形態において、上述した実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。図7において、この変形形態においては、第1圧縮加圧手段46A(第2圧縮加圧手段、第3圧縮加圧手段)の基本的構成は、上述した実施形態と同様であるが、第1加圧用リンク58A(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)の長さが異なり、この形態ではこの第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)の長さL(具体的には、一対の取付ブラケット70に支持軸73を介して支持された部位から第1流体圧シリンダ機構64の出力部78に連結軸76を介して連結された部位までの長さ)が長く、これにより、第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構、第3流体圧シリンダ機構)のシリンダ本体80の取付部材82への取付位置が、外側(図7において右側)に位置調整されている。
このように構成することにより、第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構、第3流体圧シリンダ機構)の出力部78から第1加圧用リンク58A(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)を介して第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート、第3圧縮加圧プレート)に伝達される圧縮力(流体圧荷重)が増幅され、これにより、第1圧縮絞り加工(第2圧縮絞り加工、第3圧縮絞り加工)の際に中間成形体20a(20b,20c)に付与する圧縮力を大きくすることができる。
尚、これとは反対に、第1加圧用リンク58(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)の長さL(具体的には、一対の取付ブラケット70に支持軸73を介して支持された部位から第1流体圧シリンダ機構64の出力部78に連結軸76を介して連結された部位までの長さ)を短くすることもでき、この場合、第1流体圧シリンダ機構64(第2流体圧シリンダ機構、第3流体圧シリンダ機構)の出力部78から第1加圧用リンク58A(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)を介して第1圧縮加圧プレート52(第2圧縮加圧プレート、第3圧縮加圧プレート)に伝達される圧縮力(流体圧荷重)が小さくなり、これにより、第1圧縮絞り加工(第2圧縮絞り加工、第3圧縮絞り加工)の際に中間成形体20a(20b,20c)に付与する圧縮力を小さくすることができ、このように第1加圧用リンク58A(第2加圧用リンク、第3加圧用リンク)の長さを調整する(例えば、長さの異なるものに取り替える)ことにより、第1圧縮絞り加工(第2圧縮絞り加工、第3圧縮絞り加工)の際に中間成形体20a(20b,20c)に付与する圧縮力を調整することができる。
上述した形態では、第1〜第3圧縮加圧手段46,48,50の第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68に送給される圧力流体の圧力を図5に示すように、又は図6に示すように制御するように構成しているが、このような圧力流体の制御は、図1〜図3に示す形態のプレス装置に限定されず、図8に示す形態のプレス装置にも同様に適用することができ、この他の実施形態のプレス装置においては、第1〜第3圧縮加圧手段及びそれに関連する構成に修正が施され、その他の構成については、上述したプレス装置と実質上同一である。
図8において、このプレス装置においては、第1〜第3圧縮加圧手段46B,48B,50Bは、第1〜第3圧縮加圧プレート52B,54B,56Bと、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68とを備え、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68が下ダイセット4の下側のプレス装置本体2内に取り付けられている。
この構成に関連して、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68の出力部78に圧縮伝達プレート132が取り付けられ、第1〜第3圧縮加圧プレート52B,54B,56Bと対応する圧縮伝達プレート132とが複数(例えば、4本)の圧縮伝達ロッド134(図8において、4本のうち2本のみ示す)を介して連結されている。そして、このような連結を可能にするために、下ダイセット4には、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68からの圧縮力を伝達するための複数の圧縮伝達ロッド134の各々に対応して貫通孔が設けられ、これら圧縮伝達ロッド134は、対応する貫通孔を通して上方に延び、第1〜第3流体圧シリンダ機構64,66,68からの圧縮伝達ロッド134は、第1〜第3圧縮加圧プレート52B,54B,56Bに連結されている。
このように構成されているので、第1〜第3圧縮加圧手段46B,48B,50Bの第1〜第3圧縮加圧プレート52B,54B,56Bに圧力流体が送給されてそれらの出力部78が伸張すると、圧縮伝達プレート132、複数の圧縮伝達ロッド134を介して第1〜第3圧縮加圧プレート52B,54B,56Bに伝達されて情報に持ち上げられるようになり、従って、このような構成であっても、上述したと略同様に、中間成形体20a,20b,20cの周側壁に圧縮力を付与してその周側壁の肉厚が薄くなるのを抑えることができる。
以上、本発明に従うプレス装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、圧縮絞り加工を施す圧縮絞り加工域として中間成形体の移送方向に三つ設けているが、このような構成に限定されず、この移送方向に一つ又は二つ、或いは4つ以上設けるようにすることもできる。
2 プレス装置本体
4 下ダイセット
6 上ダイセット
10 前絞り加工域
12,14,16 圧縮絞り加工域
20,20a,20b,20c 中間成形体
21 成形体
22 前絞り用パンチ
24 前絞り用ダイ
28,30,32 圧縮絞り用パンチ
34,36,38 圧縮絞り用ダイ
46,46A,46B,48,48B,50,50B 圧縮加圧手段
52,52B,54,54B,56,56B 圧縮加圧プレート
58,58A,60,62 加圧用リンク
64,66,68 流体圧シリンダ機構
96,98,100 流体供給圧力制御手段
102 プレス制御装置

Claims (5)

  1. プレス装置本体に取り付けられた下ダイセットと、前記下ダイセットに対して上下方向に往復動自在に前記プレス装置本体に支持された上ダイセットとを備え、前記下ダイセットと前記上ダイセットとの間に所定の移送方向に沿って前絞り加工域及び圧縮絞り加工域が設けられ、金属プレートが前記前絞り加工域及び前記圧縮絞り加工域を通して移送される間に、頂壁、前記頂壁の外周部から下方に延びる周側壁及び前記周側壁の下端部から径方向外方に延びるフランジ部を有する成形体を形成するプレス装置であって、
    前記前絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには前絞り用パンチが取り付けられるとともに、前記上ダイセットには前絞り用ダイが取り付けられ、また前記圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには圧縮絞り用ダイが取り付けられ、また、前記圧縮絞り用パンチに関連して圧縮加圧手段が設けられ、前記圧縮加圧手段は、前記圧縮絞り用パンチが挿通し且つ前記成形体の前記フランジ部に作用する圧縮加圧プレートと、前記圧縮加圧プレートに連結された加圧用リンクと、前記加圧用リンクを介して前記圧縮加圧プレートに圧縮力を加えるための流体圧シリンダ機構とを備えていることを特徴とするプレス装置。
  2. 前記圧縮加圧手段の前記加圧用リンクは、前記プレス装置本体又は前記下ダイセットに揺動自在に取り付けられ、前記流体圧シリンダ機構のシリンダ本体が前記プレス装置本体に取り付けられ、前記加圧用リンクの一端部は前記圧縮加圧プレートに回動自在に連結され、その他端部は前記流体圧シリンダ機構の出力部に回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記圧縮加圧手段の前記流体圧シリンダ機構に関連して、前記流体圧シリンダ機構に送給される流体圧を制御するための流体圧力制御手段が設けられ、前記流体圧力制御手段は、前記上ダイセットが下死点に向かって下方に移動する際には、前記流体圧シリンダ機構に送給される流体圧を段階的に上昇するように制御し、かくして、前記流体圧シリンダ機構により前記圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重は、前記下死点に向かって段階的に上昇されることを特徴とする請求項1又は2に記載のプレス装置。
  4. 前記圧縮絞り加工域は、前記所定の移送方向に沿って2つ以上設けられており、上流側の第1圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには第1圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには第1圧縮絞り用ダイが取り付けられ、また下流側の第2圧縮絞り加工域に対応して、前記下ダイセットには第2圧縮絞り用パンチが取り付けられているとともに、前記上ダイセットには第2圧縮絞り用ダイが取り付けられ、更に、前記第1及び第2圧縮絞り用パンチに関連して第1及び第2圧縮加圧手段が設けられ、前記第2圧縮加圧手段の第2流体圧シリンダ機構により第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重は、前記第1圧縮加圧手段の第1シリンダ機構により第1圧縮プレートに付与される圧縮荷重よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプレス装置。
  5. 前記第2圧縮加圧手段の前記第2流体圧シリンダ機構により前記第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングは、前記第1圧縮加圧手段の前記第1流体圧シリンダ機構により前記第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用開始タイミングよりも早く、また前記第2流体圧シリンダ機構により前記第2圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングは、前記第1流体圧シリンダ機構により前記第1圧縮加圧プレートに付与される圧縮荷重の作用終了タイミングよりも遅いことを特徴とする請求項4に記載のプレス装置。
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